カテゴリー別アーカイブ: 1.旅行業界最新ニュース

1. 旅行業界最新ニュース  2017/3/21号 Vol.085


1. 旅行業界最新ニュース

バルセロナ拠点の長距離LCC「LEVEL」に注目

エア・リンガス、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、ブエリング航空の4社を傘下に収めるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は、6月にバルセロナを拠点とする長距離LCCの新ブランド「LEVEL」の運行を開始すると発表した。当初はバルセロナとロサンゼルス、オークランド(いずれもアメリカ西海岸)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、プンタカナ(ドミニカ)を結ぶ4路線を運行。アメリカ便は99ユーロから、中南米便は149ユーロからと格安で大西洋路線を利用できることになる。

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画像:LEVEL

インドネシア・エアアジアXが5月に日本就航

インドネシア・エアアジアXは、5月24日より成田~デンパサール線を週3便就航させると発表した。機材はエアバスA330-300、同社の日本就航、そしてインドネシアへのLCC便の就航も初となる。なお、現在就航記念セール開催中なので予約はお早めに。

中国のLCC西部航空が日本初就航

中国中央部の重慶・鄭州を拠点とする、海南航空系のLCC西武航空は、6月より大阪/関西~合肥~重慶線および札幌/千歳~鄭州~重慶線の開設を中国民用航空局(CAAC)に申請した。いずれの路線も1日1便、エアバスA320またはA321で運行される。

成田空港第3ターミナルが2年連続最優秀LCCターミナルに

イギリスの航空格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)が「World Airport Awards 2017」を発表。「World’s Best Low-Cost Terminal」では成田国際空港第3ターミナルが2年連続でトップに輝いた。また、「The world’s Top 10 Airports of 2017」では、東京国際空港(羽田)が前年の4位から2位にランクアップした。なおトップは5年連続でシンガポール・チャンギ国際航空が受賞している。

http://www.worldairportawards.com/Awards/best_lowcost_airports.html

キャセイパシフィック航空、8年ぶりの赤字

香港のキャセイパシフィック航空は2016年12月期通期決算を発表、純損益が5億7500万香港ドル(前年はは60億香港ドルの黒字)と8年ぶりの赤字決算となった。売上高も前年比9.4%減となっており、中国の航空会社やLCCとの競争激化が原因とされている。なお、株式を持ち合う中国国際航空(エアチャイナ)への身売りも噂されているが、それに関しては否定した。

ベトナム航空、3月26日より羽田線にA350を投入

ベトナム航空は3月26日より、東京/羽田~ハノイ線にエアバスの最新鋭機A350-900型機を投入する。同社がA350-900を投入するのは大阪/関西~ホーチミン線に続いて2路線目。なお、ベトナム航空の大阪/関西~ハノイ線はボーイングB787-9で運行しており、同社が日本に運行するワイドボディー機はすべてA350かB787となる。

https://www.vietnamairlines.com/vn/ja/about-us/press-room/news/2017/0117-JP-A350-operation-HND-HAN

A350-900
画像:ベトナム航空

1. 旅行業界最新ニュース  2017/2/21号 Vol.084


1. 旅行業界最新ニュース

あまった外貨コインを電子マネーに!!羽田空港に両替機設置

ポケットチェンジは、外貨コインや紙幣を楽天Edyなどの電子マネーに両替できる端末を羽田空港国際線ターミナルに設置、サービスを開始した。今後も国内の主要空港や空港駅などに設置を予定している。

対応通貨:日本円、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン(設置場所によって異なる)
対応電子マネー:楽天Edy、amazonギフト券、LINEギフトコード、WeChat(微信)など15種以上

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羽田空港設置場所
ポケットチェンジ

JALとチャイナエアラインがコードシェア拡大

JALと台湾のチャイナエアラインは、現在コードシェアを実施している東京(羽田)~台北(松山)線に加え、2月21日より両社が運行する日台間全路線の全便でコードシェアを開始する。JALはワンワールド、チャイナエアラインはスカイチームとアライアンスは違うが両社の関係は良好だという。
JALプレスリリース

ピーチ、那覇~バンコク線就航

ピーチ・アビエーションは2月19日、那覇~バンコク(スワンナプーム)線の運行を開始した。機材はエアバスA320(180席)を使用しており飛行時間は約5時間と同社最長となる。那覇空港は関西国際空港に次ぐピーチ第二の拠点空港と位置づけられており、国内線3路線(関西、成田、福岡)、国際線4路線(台北、香港、ソウル、バンコク)の7都市に就航している。
一方、3月26日から東京(成田)~札幌(新千歳)線、東京(成田)~沖縄(那覇)線から撤退することも発表された。

バニラ、成田~関西、成田~函館線に就航

バニラエアは2月18日より、成田~関西線(1日2便)、19日より成田~函館線(1日1便)に就航した。函館への国内線LCCの就航ははじめて。また、これによりジェットスター、バニラ、ピーチ、春秋航空日本と国内LCC全4社すべてが成田~関西線を運行し、より一層激しい競争が見込まれる。

JFKの歴史的ターミナルが空港ホテルに改装中

ニューヨークのジョン・F・ケネディー国際空港(JFK)の第5ターミナル(TWAターミナル)は、建築家エーロ・サーリネンによる斬新なデザインが特徴的な60年台を代表する歴史的建造物だが、現在その建物が空港ホテルに改装されているようだ。ホテル名は「TWA Flight Center Hotel」となり、2018年には505の客室で営業開始予定。

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画像:”Dmitry Avdeev”

JAL、ANA、4月より燃油サーチャージ値上げ。欧米線は往復14000円に

ANA、JALは国際線燃油サーチャージを4月発券分から値上げするとそれぞれ発表した。価格はほぼ横並び。ハワイ路線は片道2000円から4000円、欧米オセアニア路線は片道3500円から7000円となる。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/1/24号 Vol.083


1. 旅行業界最新ニュース

JAL、38年ぶりに羽田~ニューヨーク便復活

JALは4月1日より、1978年の成田空港開港から約38年ぶりに羽田~ニューヨーク(JFK)便を復活させると発表した。JALは現在成田から午前便、午後便の2本をニューヨークに就航させているが、そのうちの午前便が羽田発着となり、午後便はそのまま成田に残る。
機材は両便ともファーストクラスが設定された777-300ER「スカイスイート777」となる。

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10:40 羽田 → 10:35 ニューヨーク(JL006)
13:10 ニューヨーク → 16:25(+1D) 羽田(JL005)

18:25 成田 → 18:20 ニューヨーク(JL004)
11:30 ニューヨーク → 14:40(+1D) 成田(JL003)

アメリカン航空、エコノミーの下位クラス導入

アメリカン航空は新クラス「ベーシックエコノミー」航空券を2月より世界10都市で販売開始する。同クラスは従来の「エコノミー」クラスと比べ座席指定ができない、小型のバックパック1個以外の機内持ち込みはできないなどの制限はあるが、料金はより安価になる。全便で提供するものではなく設定席数はフライトにより変動するという。

MRJ、初号機納入が5度目の延期。2020年半ばに

三菱重工業は、同社が開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の初号機納入時期を、2年延期となる2020年半ばとなると正式に発表した。当初2013年だった納期はこれで5度目の延期となる。理由については、電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計に変更するため一部装備品の配置などを変更するためと説明されている。

ANAのA320neoが国際線に初就航

ANAは1月23日、エアバスA320neoの初号機を国際線(成田~上海)に初就航させた。A320neo(ニューエンジンオプション)はエアバスのベストセラー小型機A320の発展型。ANAを傘下に持つ持ち株会社ANAホールディングスは、A320neoの国際線仕様を7機発注しており2018年度には全機を受領する予定。

ANA、C3POジェットを就航

ANAは、同社が展開する「STAR WARS」プロジェクトの一環として、B777-200をベースにした「C-3PO ANA JET」を3月21日より就航する。初便は羽田発鹿児島行きのANA621便、以後は日本国内の様々な路線に投入されるという。

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写真:ANA

https://www.ana.co.jp/domestic/promotions/starwars_c3po/

関空第2ターミナルビル(国際線) が1月28日に開業

関西エアポート株式会社は、建設中だった関空第2ターミナルビル(国際線)の開業日を、1月28日(土)と発表。物販店、飲食店に加え、観光案内所、ATM、外貨自動両替機、海外旅行保険自動引受機などが設置されるほか、日本初のウォークスルー型免税店の導入も注目されている。また、これにあわせ関西国際空港発着のリムジンバス、全路線が第2ターミナルに乗り入れすることも発表されている。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/12/20号 Vol.082


1. 旅行業界最新ニュース

ピーチ、那覇~バンコク線に就航

ピーチ・アビエーションは、2017年2月19日よりピーチ第二の拠点空港である那覇空港からバンコク(スワンナプーム)線を開設すると発表した。国内LCC4社でバンコク乗り入れは初となる。機材はエアバスA320で上級クラスの設定はない。バンコクでの利用空港がLCCがよく利用するドンムアン空港ではなくスワンナプーム空港なのに注目したい。

JAL、ANA、2017年2月より燃油サーチャージ復活

JALとANAは、燃油価格の上昇と円安を理由に、今年3月よりなくなっていた燃油サーチャージを2017年2月から復活させると発表した。金額は最高で北米・欧州・中東・オセアニアの往復7000円。

JAL「どこかにマイル」が話題に

JALは、通常よりも大幅に少ない往復6000マイルでJALが自動的に行き先を決定する「どこかにマイル」の申込みを開始した。利用は搭乗日の1ヶ月前から7日前までで、時間帯と人数を選択できる。東京/羽田発着便に限られ、申込時に4つの行き先候補が表示される。再度検索すると行き先候補も変更される。

ANA、日本初のA320neoを受領

ANAは12月17日、エアバスの小型機A320シリーズ最新型となるA320neoを羽田空港で受領した。しばらく国内で慣熟飛行を行った後、2017年1月より中国など近距離国際線に投入する。ANAは現在A320neoを7機、長胴型のA321neoを26機発注しており、B737などと置き換えを予定している。また、ピーチ・アビエーションもA320neoを10機発注している。

東京シャトル、東京駅早朝発の成田空港行きバスを第3ターミナル直行に

京成バス、千葉交通、成田空港交通、リムジン・パッセンジャー・サービスが運行している、東京~成田空港間の格安バス「東京シャトル」は、12月16日より東京駅を早朝(4:15、4:30、5:00)に発車する3便に限り、最初の停車場所を第3ターミナルに変更した。それ以外の便は第2ターミナル北>第2ターミナル南>第1ターミナル>第3ターミナルとなっており、早朝便のほとんどが利用する第3ターミナル利用者のストレスがたまっていた。

JTBとアゴダが業務提携

大手旅行代理店JTBとシンガポールを拠点とする航空券・ホテル総合予約サイトアゴダ(agoda)が業務提携に合意。JTBはアゴダ上で地方創生の推進を目的とし、日本の旅館・ホテルを販売する。4500施設からスタートし、将来的には10000施設まで拡大するという。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/11/15号 Vol.081


1. 旅行業界最新ニュース

シンガポール航空のA350が羽田に!!!

シンガポール航空はエアバスの最新鋭機A350-900型機を羽田~シンガポール線に12月13日から投入することを発表した。同機で運行されるのはシンガポール8:05分発の羽田行きSQ632便、羽田16:40分発のシンガポール行きSQ633便。当初は火、水、金、土、日の週5往復だが、2017年1月2日から毎日A350による運航を予定している。
羽田空港にA350が定期就航するのはこの便がはじめて。

ANA、メキシコシティ就航へ

ANAは2017年2月より、成田~メキシコシティ線にボーイングB787-8で就航することを発表した。ANAの国際線就航都市はこれで42都市となり、同路線は最長路線となる。現在メキシコへはアエロメヒコ航空が週5便(2017年3月より週7便)運行しているが、日系航空会社での就航は2010年以来なかった。ANAは今後もメキシコシティ以外の中南米への乗り入れ計画を発表している。

JAL、テロの影響で成田~パリ便を一時運休

JALは、7月に南仏ニースで起きたテロの影響などで需要が大幅に低迷した成田~パリ便を2017年1月から2月まで一時運休することを発表した。羽田便は通常通り運行する。JALは今年1月~2月も同便を運休している。

エールフランスKLMが設立するLCCがアジア就航か

11月3日、エールフランスKLMはパリを拠点とする新LCC「Boost(仮称)」を設立することを発表した。詳細は未定だが安価な中東系航空会社の攻勢に対抗し、ヨーロッパ~アジア路線にも就航する見込み。実現すればノルウェー・エアシャトル、ユーロウィングスに続きアジア線に就航するヨーロッパ3社目のLCCとなりそうだ。

【注意】インドが500ルピーと1,000ルピー紙幣を無効化

在インド日本国大使館は、新紙幣導入により現行の500および1,000ルピー紙幣を11月9日より無効化することを受け、旅行者に注意喚起の発表を行った。旧紙幣は12月30日までの間、銀行支店等にて銀行に預金するか新紙幣を含む使用可能な紙幣と交換することができる。

香港ドラゴン航空、キャセイドラゴン航空にブランド名変更

キャセイパシフィック航空傘下の香港ドラゴン航空は、11月21日(現地時間)より社名及びブランド名をキャセイドラゴン航空に変更する。これにあわせ機体のカラーリングも変更、尾翼のドラゴンマークもキャセイパシフィックとあわせた「ブラッシュウイング」となる
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1. 旅行業界最新ニュース  2016/10/18号 Vol.080


1. 旅行業界最新ニュース

MRJがアメリカで初の試験飛行に成功

10月17日午後(現地時間)、開発中の国産ジェット旅客機「MRJ」が米国ワシントン州のグラントカウンティ国際空港で米国内初の飛行試験を開始した。三菱航空機は5機ある試験飛行機のうち4機を年内に持ち込み、2018年ごろまで飛行試験を繰り返す予定。

エアバス、10000機目の航空機引き渡しを達成

エアバスは10月14日、同社の総引き渡し機体が10,000機に達したと発表した。記念すべき機体となったのはシンガポール航空向けのA350-900型機。同機には「10,000th Airbus」の記念ロゴが入れられ、今月後半にシンガポールとサンフランシスコを結ぶ新規の直行便に投入される見通しだ。
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http://www.airbusjapan.com/single-jp/detail/10000/

ライアンエアの乗客が駐機場で脱糞。約34万円の罰金

9月30日、ライアンエアのマンチェスター>ブリンディジ(イタリア)便に搭乗していた68歳の男性が、到着後機体からターミナルビルに移動する間の駐機場で脱糞し、罰金3000ユーロ(約34万円)が課されていたことがわかった。機内にはトイレが設置されていたにもかかわらずなぜこのような行為に及んだかは不明。

Galaxy Note7、機内全面持ち込み禁止へ

国土交通省航空局(JCAB)の指示により、JALやANAなど航空各社は、爆発や発火事故が多数報告されているサムソンのスマホGalaxy Note7の機内持ち込みを全面的に禁止した。バッテリーを抜いた状態でも、手荷物、預け荷物どちらも持ち込み禁止と厳しい処置になっている。なお、同機種はすでに製造・販売打ち切りが発表されている。

中部国際航空にカプセルホテルが来春オープン

Tubeは、来年春に中部国際航空のターミナルビル1階にカプセルホテル「TUBE Sq(チュウブ・スクウェア)」をオープンすると発表した。客室数は男性84室、女性54室の計138室。宿泊だけではなく時間単位で利用するデイユースも用意する。
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http://tubesq.jp/

利用するだけでマイルがたまる「ANA Phone」登場

ANAとソフトバンクグループのSBパートナーズは、利用するだけでANAマイルが貯まる携帯電話「ANA Phone」の提供を12月より開始すると発表した。マイルは月々の利用金額に応じて積算されるほか、ANA便に搭乗するだけで1搭乗4,000マイル(プランに応じ最大5回までの制限あり)のボーナスマイルが加算される。機種はソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ」。ソフトバンク回線をMVNOとして利用する。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/9/20号 Vol.079


1. 旅行業界最新ニュース

バニラエア、ホーチミンへ就航

バニラエアは9月14日、国内LCCとしては初となる成田~台北(桃園)~ホーチミン線の就航を開始した。台北からの以遠権を活用したもので、同社の成田空港に次ぐ桃園国際空港の拠点化を推進するものとなる。
成田からホーチミンまでの航空券がある乗客は台北(桃園)で一旦手荷物を持ったうえで降機し、保安検査を通過後に再搭乗となる。

ジェットスターの成田~メルボルン便が休止、カンタス航空へ

カンタス航空は成田~メルボルン線を12月16日に開設し、系列のLCCが運行する同路線は2017年2月25日に運休すると発表した。カンタス空港は現在、羽田~シドニー線、成田~ブリスベン線を運行しており、同社の日本路線は3路線となる。ジェットスターが運行する成田発着のゴールドコースト、ケアンズ線は引き続き運行する。

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 09:15 メルボルン > 17:30 成田(QF79)
 19:00 成田 > 7:30(+1) メルボルン(QF80)

デルタ航空、エコノミークラスでスリッパの提供を開始

デルタ航空は9月15日、日本発着の米国本土路線およびホノルル路線のエコノミークラス「メインキャビン」と「デルタ・コンフォートプラス」の乗客に機内用スリッパを提供することを発表した。日米間の長距離国際線で、全ての乗客に機内用スリッパを提供するのはデルタ航空が初めてとなる。
また、7月からは日本初の米国本土路線で「ハーゲンダッツ」の提供を開始しており、今後も日本路線のサービスを向上していくという。
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羽田空港、世界の空港ランキングで5つ星

東京国際空港(羽田空港)は、英国の格付け会社SKYTRAX社が実施する「GLOBAL AIRPORT RANKING」において3年連続の5つ星を獲得した。国内線空港総合ランキング、最も清潔な空港ランキングで1位を獲得したほか、交通アクセス、セキュリティー、ターミナルの快適さなどでも高得点をあげた。
また、総合ランキングでもシンガポール(チャンギ)、ソウル(仁川)、ミュンヘンに続く4位となった。なお、6位には中部国際空港、9位には関西国際空港がランクインしている。
http://www.worldairportawards.com/

成田空港と台北(桃園)空港が姉妹に

成田国際空港は、台湾・台北の桃園国際空港と姉妹空港となる覚書を締結したと発表した。東アジアの航空輸送のハブとなる両空港の協力関係を強化し、ネットワークの拡大、高品質なサービスを提供するのが目的。
一方、両空港の所在地である千葉県成田市と台湾・桃園市の友好都市も締結され、空港と行政が一体となり両都市の交流、日台間の航空需要の拡大に向け取り組んでいくという。

エアアジア、初のA320neoを特別塗装で就航

マレーシアのLCCエアアジアは、先日受領した同社にとって初となるエアバスの新鋭機A320neoの初号機をマスコミに披露した。同機はエアアジアの主力となっているA320に最新鋭のCFMインターナショナル製LEAP-1Aエンジンを搭載し、座席数も従来の180席から6席増えた186席となっている。特別塗装が施されたこの機体はクアラルンプール~コタキナバル線に投入される。
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1. 旅行業界最新ニュース  2016/9/6号 Vol.078


1. 旅行業界最新ニュース

ピーチ、11月より上海に就航

9月1日、ピーチ・アビエーションは関西~上海(浦東)線、羽田~上海(浦東)線を11月より開設すると発表した。上海への国内LCCの就航ははじめて。運行はいずれも週5往復だが来年にもデイリーを目指す。機材はエアバスA320。

ダイヤ
関西-上海(浦東)線
22:25 関西 > 0:20(+1)上海(MM079) 運航日:火木金土日
6:05 上海 > 9:15 関西(MM080) 運航日:月水金土日

羽田-上海(浦東)線
2:10 羽田 > 5:00 上海(MM1079) 運航日:月水金土日
1:25 上海 > 4:55 羽田(MM1078) 運航日:月水金土日

米運輸省、羽田昼間便5路線正式決定

9月1日、米運輸省は協議中だった羽田空港の昼間時間帯発着枠の配分について、航空会社と就航地を正式に決定、10月30日から運行を開始する。決定したのはアメリカン航空のロサンゼルス便、デルタ航空のミネアポリス便、ロサンゼルス便、ハワイアン航空のホノルル便、ユナイテッド航空のサンフランシスコ便の計5路線。新設のミネアポリス線以外の4路線は現在の深夜早朝帯からの以降となる。なお既に決定している日系航空会社はANAのニューヨーク便、シカゴ便、ホノルル便、JALのサンフランシスコ便、ホノルル便の5路線となる。

オーストリア航空が日本撤退

オーストリアのフラッグキャリア、オーストリア航空は9月4日、1989年以来27年間運行を続けていた成田~ウィーン線から撤退した。同社は4月より上海~ウィーン線、9月5日より香港~ウィーン線の運行を開始しており、今後は需要拡大が見込める中国市場へシフトしていく模様。

KLIA2にエアアジアのラウンジが開設

エアアジアはクアラルンプール国際空港「KLIA2」に同社初となるラウンジ施設「Premium Red Lounge」を開設した。24時間営業で食事やシャワー、インターネットなどを利用できる。利用料金は1人あたり79マレーシアリンギット(約2,000円)、プレミアムフラットベッド、プレミアムフレックス利用者は無料となる。長時間のトランジットが楽になりそう。

ANA、成田~プノンペン線に就航

ANAは9月1日、成田~プノンペン線を開設した。カンボジアの首都であるプノンペンに日本からの直行便が就航するのははじめて。ビジネスはもちろんアンコールワットのあるシェムリアップへの乗り継ぎ需要も期待できる。使用機材はボーイングB787。

ダイヤ
10:50 成田 > 15:10 プノンペン (NH817)
22:50 プノンペン > 6:45(+1)成田 (NH818)

韓国LCCのエアソウル、10月日本初就航へ

2015年4月に設立されたアシアナ航空傘下のLCCエアソウルが、10月7日より高松~ソウル(仁川)線、10月8日より静岡~ソウル(仁川)線に就航することがわかった。当初は週3便だがすぐに週5便に増便予定。今後も広島、米子、富山(以上3路線はアシアナ航空から移管して運行)、長崎(新規就航)と日本国内6都市に就航予定だ。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/7/26号 Vol.076


1. 旅行業界最新ニュース

台湾Vエア、全面運休か

複数の台湾メディアが報じたところによると、トランスアジア航空(復興航空)傘下のLCC、台湾Vエアが全面運休、トランスアジア航空に吸収合併される見通しだ。これにともない羽田/茨木~台北便の9月17日運休が正式発表され、このまま撤退するものと見られる。ピーチ、タイガーエア台湾など教合格者による日台間の航空運賃価格競争が激化しており、単価下落による採算悪化が理由と思われる。

デルタ航空のシステムがダウン、大混乱に

8月8日(現地時間)、米デルタ航空の搭乗手続きなどに利用する複数のコンピューターシステムが、本社のあるジョージア州アトランタの停電により不具合が生じ、日本を含む世界各地の発着便で欠航や遅延が発生し混乱が生じた。

タイ・エアアジアX、成田~バンコク便を増便

エアアジア傘下のタイ・エアアジアXは、10月2日より2017年3月25日まで東京/成田~タイ/ドンムアン便を1日2便、週14便のダブルデイリーに増便する。機材はいずれもエアバスA330-300。

ダイヤ
9:15 東京/成田 ~ 13:45 バンコク/ドンムアン(XJ601)
20:15 東京/成田 ~ 00:55(+1) バンコク/ドンムアン(XJ607)
23:45 バンコク/ドンムアン ~ 08:00(+1) 東京/成田(XJ600)
10:45 バンコク/ドンムアン ~ 19:00 東京/成田(XJ606)

米アマゾン、専用貨物機を発表

オンラインショップ大手の米アマゾンは8月5日、自社の物流に使用する専用貨物機「Amazon One(アマゾンワン)」をシアトルでお披露目した。同機はボーイングB767-300型を貨物用に改修したもので今後数年で40機を運用していくと発表しており、中には747-400LCF(ドリームリフター)も含まれる。
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台北桃園国際空港、第三ターミナル工事による渋滞に注意

台湾の台湾桃園国際空港は8月8日から第三ターミナルビルの建設を開始、2017年5月まで高速道路から空港につながる道路を封鎖し、その影響で渋滞が予想されるため、これまでより15分から20分程度時間に余裕を見てアクセスするよう呼びかけている。同ターミナルは2020年に竣工予定、これまでの年間3,200万人から7,700万人に旅客処理能力が増強するという。

http://www.taoyuan-airport.com/chinese/NewsInfo/62945d86-c733-438b-bff4-c3a4d436ab23

ピーチ、隣の空席を独占できるオプションを発表

ピーチは予約の際空席のある時に限り、隣の席を自分用に確保できる「スペースシートオプション」サービスの提供を開始した。1席あたりの料金は国内線が2,000円、国際線が3,000円。さらに座席に応じた座席指定料金が別途必要。予約は電話のみとなる。同様のサービスをエアアジアXが「ESO」というサービス名で提供しておりtabinoteスタッフも何度も利用しているが予想以上に快適でお薦めである。他社も追随してほしいサービスだ。

http://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/inflights/space_seat_option

1. 旅行業界最新ニュース  2016/8/23号 Vol.077


1. 旅行業界最新ニュース

タイ・エアアジアX、成田~バンコク便を増便

エアアジア傘下のタイ・エアアジアXは、10月2日より2017年3月25日まで東京(成田)~バンコク(ドンムアン)便を1日2便、週14便のダブルデイリーに増便する。機材はいずれもエアバスA330-300。

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9:15 東京/成田 → 13:45 バンコク/ドンムアン(XJ601)
20:15 東京/成田 → 00:55(+1) バンコク/ドンムアン(XJ607)
23:45 バンコク/ドンムアン → 08:00(+1) 東京/成田(XJ600)
10:45 バンコク/ドンムアン → 19:00 東京/成田(XJ606)

ANA、ホノルル線ビジネスクラスにフルフラットベッド導入

ANAは10月30日の羽田~ホノルル線にB787-9型機を導入、プレミアムエコノミー席のサービスを開始するとともにビジネスクラスにフルフラットベッドシートを導入する。ANAの東京~ホノルル線はドル箱路線にも関わらず、いままでフルフラットベッドは導入されておらず、ライバルのJALやハワイアン航空などにサービス面で遅れをとっていた。
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スカイマーク、モバイルバッテリ発火でCA2名がやけど

8月22日、スカイマークの札幌~羽田便(BC732)で、離陸後乗客の手荷物内にあったモバイルバッテリーから煙が発生、客室乗務員が消火したあと、新千歳空港に戻り緊急着陸した。この事故で客室乗務員2名が軽いやけどを負った。5月にはVエアで同様の事故がおこっているが、現在のところ手荷物でのモバイルバッテリー持ち込みを禁止している航空会社はない。

キャセイパシフィック航空、受託手荷物の重量上限を拡大

キャセイパシフィック航空と傘下の香港ドラゴン航空は、9月15日発券の航空券より、無料受託手荷物の上限を引き上げるとともに、超過手荷物料金を値下げする。これにより、エコノミークラスの無料受託手荷物の上限重量は20kgから30kgに、また、機内持ち込みも5kgから7kgに増加した。
これにより荷物が多い場合はLCCとの価格差はかなり微妙になる。

春秋航空日本、成田~札幌便に就航

春秋航空日本は8月20日、東京(成田)~札幌(新千歳)線に就航した。これにより成田~千歳間にはジェットスター・ジャパン、バニラエア、ピーチ、春秋航空日本と日本のLCC4社が勢揃いとなった。

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7:15 成田 → 8:55 千歳(IJ661)
9:40 千歳 → 11:15 成田(IJ662)

デルタ、個室タイプのビジネスクラスシートを発表

米デルタ航空は、世界で初めて各座席に専用のスライド式ドアを設けた個室型ビジネスクラスシート「Delta One suite」を発表した。同シートにはフルフラットベッド、18インチモニター、形状記憶素材を使ったクッション、高出力USBポートなどが用意されており、2017年秋の導入が予定されているエアバスの新型機A350に、その後B777にも設置予定だ。
個室タイプのシートはシンガポール航空やエミレーツ航空などでも用意されているが、いずれもファーストクラス。
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ピーチ、隣の空席を独占できるオプションを発表

ピーチは予約の際空席のある時に限り、隣の席を自分用に確保できる「スペースシートオプション」サービスの提供を開始した。1席あたりの料金は国内線が2,000円、国際線が3,000円。さらに座席に応じた座席指定料金が別途必要。予約は電話のみとなる。同様のサービスをエアアジアXが「ESO」というサービス名で提供しておりtabinoteスタッフも何度も利用しているが予想以上に快適でお薦めである。他社も追随してほしいサービスだ。

http://www.flypeach.com/pc/jp/lm/ai/inflights/space_seat_option