カテゴリー別アーカイブ: 1.旅行業界最新ニュース

1. 旅行業界最新ニュース  2016/7/12号 Vol.075


1. 旅行業界最新ニュース

スクート、成田~バンコク~シンガポール線就航

シンガポール航空傘下のLCCスクートは7月21日、成田~バンコク(ドンムアン)~シンガポール便の運航を1日1往復で開始した。機材はボーイング787-8、スケジュールは曜日によって異なる。スクートはすでに成田~台北(桃園)~シンガポール便も運行しているため、成田発着便は毎日2便となる。なお、成田~バンコク(ドンムアン)便はすでにタイ・エアアジアXが週11便就航しており、両LCCによる価格競争を期待したいところだ。

バイオ燃料を使用した旅客便がアフリカで初飛行

ボーイングと南アフリカ航空は7月15日、ヨハネスブルグ~ケープタウン間で、アフリカ初のバイオ燃料を利用した旅客機の運航を実施した。燃料はニコチンを含まないタバコ植物「ソラリス」の種子から精製したもの。なおアメリカでは、ユナイテッド航空が今年3月に天然オイルと農業廃棄物を使用したバイオ燃料で商業飛行を実施している。

春秋航空日本、8月に札幌就航へ

春秋航空日本は7月26日、8月20日より東京(成田)~札幌(千歳)線にデイリーで就航すると発表した。機材はボーイングB737-800。成田空港の出発時間が7:15とかなり早く少々使いづらいが、そのぶん戦略的な価格が期待できる。春秋航空日本の就航により、成田~札幌線はJAL、ANA、ジェットスター、バニラ、ピーチ、春秋航空日本の6社が1日19往復を運行することになる。

ANA、「スカイメイト」サービスを終了、「スマートU25」に

ANAは12月1日より若年層向け割引運賃「スカイメイト」を終了、新たに「スマートU25」としてリニューアルすると発表した。「スカイメイト」は22歳未満という年齢制限があったが「スマートU25」では25歳までと制限が緩和され、以前はできなかった予約も当日のみだが可能になった。

アシアナ航空で個人情報流出

複数の韓国メディアの報道によると、アシアナ航空のウェブサイトから個人情報が流出したことがわかった。流出したのは2015年5月から2016年7月18日午前までの間にウェブサイトの「お客様の声」を利用し、個人情報を添付ファイルとして送信した最大47000人と見られている。

山口宇部空港に初の国際線

アシアナ航空の子会社エアソウルは、11月28日より山口宇部空港~ソウル(仁川)線を週3便(月、水、土)運行すると発表した。山口宇部空港に国際線が就航するのはこれがはじめてとなる。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/7/12号 Vol.075


1. 旅行業界最新ニュース

ティーウェイ航空、成田から初の大邸定期便に就航。福岡も

韓国のLCC、ティーウェイ航空は、9月1日より東京/成田(週7便)・福岡(週11便)~大邸線に就航する。いずれも機材はボーイング737-800。成田空港から大邸への定期便はこれが初めて。また就航を記念し、成田・福岡~大邸往復3000円(諸経費別)からのセールが行われている。

香港エクスプレス、鹿児島線に就航

香港のLCC、香港エクスプレスは7月11日、鹿児島~香港線(週4便)の運航を開始した。同路線はすでに香港航空が週5便で運行しており、香港エクスプレスの就航で週9往復となる。積極的に日本の地方空港への直行便を就航している香港エクスプレス、今回の鹿児島に加え、関西、羽田、成田、福岡、中部、広島、石垣、高松と合計9路線を運行する。

デルタ航空機、まちがえて近くの空軍基地にランディング

米デルタ航空は7月7日、ミネアポリス発ラピッドシティ行きDL2845便がサウスダコタ州のエルスワース空軍基地に着陸したと発表した。エルスワース空軍基地はラピッドシティから20km離れた地点にあり、同機は着陸後調整を行った上改めてラピッドシティに着陸、大幅に遅延した。

アジア17カ国で使えるレンタルWiFiルーター登場

テレコムスクエアは7月7日、アジア17カ国で利用できるレンタルWiFiルーターサービス「アジア周遊Wi-Ho!」の提供を開始した。利用可能な地域はインド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、タジキスタン、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、モルディブ、ラオス。価格は1日980円と従来より大幅に抑えられている。ただし24時間以内でデータ量が350MBを超えると通信速度が256kbps以下に制限されるのに注意。
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アジア周遊Wi-Ho!(テレコムスクエア)

ピーチとジェットスター、中国本土に進出か?

中国民用航空局(CAAC)は、ピーチの東京・大阪~上海線、ジェットスタージャパンの東京・大阪~上海・広州線の経営許可申請を許可したと発表した。現在ピーチは東京/羽田~台北・ソウル線と、大阪/関西~台北・香港・ソウル・釜山・高雄の国際線7路線を、ジェットスタージャパンは東京/成田・大阪/羽田~台北、香港、マニラの国際線6路線を運行している。

Vエア、広島、鹿児島に就航

台湾トランスアジア航空傘下のLCC、Vエアは近く広島と鹿児島に就航する意向であることがわかった。現在Vエアは、茨城、東京/羽田、名古屋/中部、大阪/関西、福岡、沖縄/那覇と台北/桃園を結ぶ6路線を運行している。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/6/28号 Vol.074


1. 旅行業界最新ニュース

JAL、副操縦士逮捕で小松便が欠航

6月28日、JALの副操縦士が公務執行妨害の疑いで逮捕。乗務予定だった小松空港発、羽田行きJL182便が欠航になった。副操縦士は前日の27日、宿泊先の金沢市内で飲酒、ホテルの前で同便に乗務予定だった機長に暴行を加えたうえ、通報を受け駆けつけた警察官を平手で殴り、公務執行妨害で現行犯逮捕された。

ライアンエア、イギリスから離れる人用エアチケットを発売

アイルランドのLCCライアンエアは、国民投票によるイギリスのEU離脱を受け、6月24日の24時間、100万席限定で、イギリスから逃げ出す人向けのチケットを発売した。同社をはじめ英航空業界はEU残留支持を表明していた。
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成田空港と都心を格安で結ぶ「東京シャトル」がダイヤ改正

京成バス、成田空港交通、京成バスシステム、リムジン・パッセンジャーサービスが運行する空港バス「東京シャトル」は7月1日にダイヤ改正を行う。大江戸温泉物語発着便が5便から10便に倍増するほか、成田空港発の往復運賃(1,900円)の設定、IC割キャンペーンの延長などが発表された。
プレスリリース

成田空港に24時間営業の吉野家登場!!!

成田国際空港は、7月6日より第2ターミナル本館2階に24時間営業の吉野家が出店すると発表した。同空港初の24時間営業飲食店とあって喜ぶ人は多いだろう。また、7月20日より第2ターミナル、出国後エリアにも吉野家がオープン、こちらは24時間営業ではないが牛骨出汁ラーメン、ビーフ&テリヤキチキンコンボなどのオリジナルメニューが提供される。

ウィン・リゾーツ、マカオに新しいリゾートホテルをオープン

ベガスのカジノ王、スティーヴ・ウィン率いるウィン・リゾーツが、マカオ・コタイ地区に大型リゾートホテル「ウィン・パレス」を8月23日オープン、すでに公式サイトでは予約を開始している。同社はすでにマカオに「ウィン」、「アンコール」と2件のカジノホテルをオープンしており、同社にとってマカオで3つ目、ラスベガスを含めると5つ目の施設となる。
公式ページ
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1. 旅行業界最新ニュース  2016/6/14号 Vol.073


1. 旅行業界最新ニュース

羽田空港国際線ターミナルにドンキが開店

ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」は6月24日、羽田空港国際線ターミナル内に新店舗「ソラドンキ 羽田空港店」を開店すると発表した。売り場面積は約32坪と広くはないが、菓子、医薬品などインバウンド(訪日)旅客に人気のある商品や、トラベルグッズを販売するという。

ジェットブルー、キューバ3都市への直行便就航を発表

昨年7月の米キューバ国交回復を受け、両国間の民間航空会社定期便が次々に発表されているが、米LCCジェットブルーは、首都ハバナに続き、フロリダのフォートローダーデールからキューバの3都市(サンタクララ、カマグエイ、オルギン)への路線を今秋就航させる計画を発表した。米運輸省の正式な認可を待って正式発表されると見られる。
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タイガーエアー台湾、岡山・函館に就航

台湾のLCC、タイガーエアー台湾は7月14日岡山、8月12日に函館へ、それぞれ台北(桃園)行きの定期便を就航させる。岡山便は週3往復(月、木、日)、函館便は週5往復(月、火、水、金、日)を運航。これでタイガーエアー台湾の日本就航便は9都市に計11路線となる。

ダブリン空港、ストリートビューで滑走路を公開

アイルランドのダブリン国際空港は、同空港の滑走路、駐機場などの制限エリアを世界で初めてGoogleが提供するストリートビューに公開した。空港内に全方位カメラを搭載した「ストリートビューカー」を走行させて滑走路を含む広大な施設を撮影、ユーザーは安全上の理由から空港関係者しか入れない場所を含め自由に空港内を走り回ることができる。
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Googleストリートビュー

FDA11号機の色は?あれ?

所持機材全てに異なる塗色を施していることで知られるFDA(フジドリームエアラインズ)が、同社11機目となるエンブラエル175型機を受領したと発表。気になる色は4号機と同じグリーン。これは、4号機の運用を定期便から外し、チャーター便や予備機に使用するためという。
fda

「JTB 小さな時刻表」の表紙に私立恵比寿中学の廣田あいかさん登場

JTBパブリッシングは6月20日、タモリ倶楽部の電車特集でもおなじみ、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の廣田あいかさんを表紙にしたる「JTB 小さな時刻表」夏号を発売する。誌面では「大好きなばあばの家がある」というローカル線、飯田線の完乗に挑戦している。また、東京神保町の書泉グランデで同誌を購入すると、6月22日に同所で行われる記念トークショー「“ぁぃぁぃ”が語る鉄道“あい”」に参加できる抽選券を入手できる。
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1. 旅行業界最新ニュース  2016/5/31号 Vol.072


1. 旅行業界最新ニュース

ANA、ベトナム航空に出資

ANAを傘下に持つ持株会社ANAホールディングスは5月28日、今年1月の合意に基づきベトナム航空と資本・業務提携を結ぶことを発表。7月を目処にベトナム航空株の約8.8%を2兆4310億ドン(約117億円)で取得する。これにあわせベトナム航空はJALとのコードシェアを解消、2016年冬ダイヤより日本・ベトナム双方の国内線30路線、日本~ベトナム間の国際線10路線でコードシェアを実施、顧客の利便性向上を図り、マイルも提携する。

エアアジアX、アフリカ大陸へ就航

エアアジアXは、10月4日よりクアラルンプール~モーリシャス線に週3便を運行すると発表した。機材はエアバスA330。モーリシャスはアフリカ大陸の西側に位置する島国でリゾート地として有名。5月26日より就航記念運賃として片道299マレーシア・リンギット(約8,010円)で販売を行っている。

タイガーエア台湾が函館~台北線に就航

台湾のLCC、タイガーエア台湾は8月12日より函館~台北(桃園)線に週5便就航することを発表した。機材はエアバスA320、函館航空へのLCCの乗り入れははじめてとなる。タイガーエア台湾はすでに東京(成田・羽田)、名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡、那覇の5都市6空港に就航しており、6月29日より仙台への就航も発表している。函館は8空港目となる。

成田空港第1ターミナル南ウィングの出発カウンターが配置変更

ANA、ユナイテッド航空、シンガポール航空、ルフトハンザ航空などが加盟するスターアライアンスのチェックインを行う成田空港第1ターミナル南ウィングの出発カウンターが6月2日より配置変更を行う。従来は搭乗クラスごとにエリアを分けて搭乗手続きを行っていたが、変更後は航空会社ごとに搭乗手続きを行う形になる。
http://www.naa.jp/jp/press/pdf/20160526-swrenewal.pdf

羽田空港で大韓航空機が出火

5月27日午後0時半ごろ、羽田空港のC滑走路上で大韓航空のソウル(金浦)行きB777-300型機の左エンジンから出火し煙が出た。乗客302人と乗員17人の319人全員は無事脱出、けが人はいなった。この影響でANAでは、国内線131便が欠航し約2万8800人に影響。1JALでは、国内線95便が欠航し約1万7115人に影響が及んだ。成田や伊丹などに着陸空港を変更(ダイバード)した便も出た。

エア・ドゥ、特別塗装機「ベア・ドゥ北海道 JET」就航

AIRDO(エア・ドゥ)は、機体に北海道の四季を、尾翼に熊が描かれた特別塗装機「ベア・ドゥ北海道 JET(機材はB767−300)」を7月29日から就航。東京/羽田~札幌/千歳・旭川・函館・女満別・帯広線で運航を行う予定。また、就航開始日には記念イベントを実施するほか、機内においても様々なサービスを計画中とのこと。
http://www.airdo.jp/company/press/pdf/2016/1209_160530.pdf

日本人海外旅行者、平均17,000円の外貨を余らす

大和ネクスト銀行は、海外渡航経験のある全国の20歳から79歳までの男女1,000名を対象に「海外渡航に関する調査」を実施した。サイトで公表された結果によると、「外貨は金銭感覚がわからずお金を使い過ぎる」に過半数が同意、「外貨両替は面倒」が6割半、「外貨両替の手数料がもったいない」が9割など、使い慣れない外貨の扱いに戸惑う旅行者の姿が見られた。また、4人に3人が「帰国時に外貨が余った」とし、余った外貨の平均額は17,000円と結構な高額。米ドルやユーロなど世界中で使える通貨ならまだいいが、マイナーな通貨の場合は処理に困りそうだ。
大和ネクスト銀行

1. 旅行業界最新ニュース  2016/5/17号 Vol.071


1. 旅行業界最新ニュース

アジアのLCC8社がアライアンスを設立

バニラ・エアらアジア太平洋地域のLCC8社は5月16日、航空連合「バリューアライアンス(VALUE ALLIANCE)」を設立したと発表した。参加するのはバニラ・エア(日本)、セブパシフィック航空(フィリピン)、チェジュ航空(韓国)、ノックエア(タイ)、ノックスクート(タイ)、スクート(シンガポール)、タイガーエア(シンガポール)、タイガーエア・オーストラリア(豪)。加盟各社経由でバリューアライアンスのサイトに接続することで、乗り継ぎルートや運賃などが表示、ワンストップで予約できるようになるという。王者エアアジアグループや、香港エクスプレス航空らが立ち上げたアライアンス「U-FLY」にに対抗する狙いが見えてくる。

ANA、成田~メキシコシティ線に来年2月就航

ANAは5月12日、来年2月より成田~メキシコシティ線にデイリーで就航することを発表した。機材はB787-8を予定、開設日や運行スケジュールは後日発表となっている。なお、現在同路線はアエロメヒコが週4便(6月より週5便に増便)運行している。

スクート、成田~バンコク(ドンムアン)線に就航

シンガポール航空傘下のLCCスクートは、7月21日より成田~バンコク(ドンムアン)~シンガポール線にデイリーで就航することを発表した。すでに成田~台北(桃園)~バンコク(ドンムアン)線には就航開始しているため、1日2便ということになる。機材はボーイングの最新型B787-8。エアアジア・タイと共にタイ貧乏旅行の強力なツールとなる。

ANA、羽田~ニューヨーク・シカゴ線に就航

ANAは羽田空港の昼間発着枠獲得により、10月30日より羽田~ニューヨーク・シカゴ線に就航すると発表した。また、現在深夜発着に割り振られているホノルル線も昼間枠に移動することになる。ただしロサンゼルス線は従来通り深夜発着。運行スケジュールは後日発表。
また、デルタ航空も羽田~ロサンゼルスの昼間路線の発売を開始した。

東大女子が隣りに座って楽しくフライト>速攻で中止

旅行会社大手H.I.S.は5月11日、「「東大美女図鑑」の学生たちが 『あなたの隣に座って現地まで楽しくフライトしてくれる企画』」を発表、ウェブサイトで大々的に発表したが、セクハラではないかとの批判を受け即日中止した。完全に想定される批判であり、中止するくらいなら最初から企画を通すなと言いたい。

フィンエアー、福岡~ヘルシンキ線に就航

フィンランド航空(フィンエアー)は、5月7日より福岡~ヘルシンキ線の就航を開始した。福岡発は水・金・日曜、ヘルシンキ発は火・木・土曜の週3便を運行、機材はエアバスA330-300で日本航空とのコードシェア便となる。フィンエアは成田、大阪(関西)、名古屋(中部)に続き日本では4都市目の就航。KLMの福岡~アムステルダム線が1月に運休となったため、福岡を発着する唯一のヨーロッパ路線となる。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/4/19号 Vol.070


1. 旅行業界最新ニュース

熊本空港、運用を再開

4月14日より断続的に発生した熊本地方を中心にした地震の影響で16日より運用を停止していた熊本空港だが、4月19日より一部の運航(熊本着19便、熊本発6便)が運航を再開した。

スクート、札幌就航を発表

シンガポール航空傘下のLCCスクートは、10月より札幌/千歳~台北/桃園~シンガポール線に週3便就航することを発表した。スクートの日本就航便は東京/成田~台北/桃園~シンガポール線、大阪/関西~高雄~シンガポール線、大阪/関西~バンコク/ドンムアン~シンガポール線に続き4路線目、また、記者会見では今後東京/成田~バンコク/ドンムアン~シンガポール線の就航を予定していると明かした。

スクート:札幌

イースター航空、福岡~ソウル/仁川線に就航

韓国のLCC、イースター航空は5月27日より福岡~ソウル/仁川線に就航することを発表した。同社の日本路線は東京/成田~ソウル/仁川線、大阪/関西~ソウル/仁川線、沖縄/那覇~ソウル/仁川線、大阪/関西~釜山線に続いて5路線目となる。機材はB737-700。

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16:55 福岡 > 19:05 ソウル/仁川(ZE642)
14:40 ソウル/仁川 > 16:00 福岡(ZE641)

キャセイドラゴン航空、新塗装機が初飛行

キャセイパシフィック航空傘下となり2016年下期にキャセイドラゴン航空へと社名変更予定の香港ドラゴン航空は4月5日、キャセイドラゴン航空カラーの新塗装機の初飛行を行った。尾翼には従来使用していたドラゴンの代わりにキャセイパシフィック航空のシンボル「ブラッシュウイング」が描かれている。

札幌丘珠空港に初のジェット定期便が就航

FDA(フジドリームエアラインズ)は、6月4日より静岡~札幌(丘珠)線に週2便就航することを発表した。札幌市に丘珠空港は札幌市中心部から6㎞と千歳空港より至近だが、滑走路が短いためジェット機の運用はこれまで行われていなかったが、FDAが使用するエンブラエルの小型ジェット機が騒音基準をクリアしたため就航可能になった。ただし当初は週2便、積雪期は運航を見合わせる。

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香港航空、成田線に就航

香港を拠点とする海南航空傘下の香港航空は、7月1日より東京(成田)~香港線を1日2往復で運航することを発表した。機材はエアバスA330-300。

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09:30 東京/成田 > 13:30 香港(HX611)
15:55 東京/成田 > 20:05 香港(HX609)
09:15 香港 > 14:55 東京/成田(HX608)
15:30 香港 > 20:05 東京/成田(HX610)

1. 旅行業界最新ニュース  2016/4/5号 Vol.069


1. 旅行業界最新ニュース

アラスカ航空、ヴァージン・アメリカ買収を発表

4月4日、米アラスカ航空はヴァージン・アメリカ航空を26億ドル(約2900億円)で買収することで合意したと発表した。買収手続きは当局の承認を得た後、遅くとも2017年1月までには追える見込み。報道によるとヴァージン・アメリカはアラスカ航空の他にジェットブルーからも買収を打診されていたという。

デルタ航空、「ニッポン500マイルキャンペーン」を延長

デルタ航空は、日本の航空会社の搭乗券控えをFAXで送ると1フライトあたり500マイルを付与する「ニッポン500マイルキャンペーン」の実施期間を2017年3月31日まで延長すると発表した。対象となるのは本年度4月から翌年3月までの搭乗分。ただし上限が決められており、一般会員は10フライト分(5,000マイル)、メダリオン会員は40フライト分(20,000マイル)までとなっている。
キャンペーンサイト(デルタ航空)

国交省、LCCの情報サイト立ち上げへ

国土交通省は2016年の早い時期をメドに、格安航空会社(LCC)の情報サイトを立ち上げることを明らかにした。サイトには国内LCC拠点空港へのアクセス情報や、各社の定時運航率や欠航率などの情報を集め、LCCの認知度やイメージ向上を図ることが目的だという。

JAL、スマホサイトを3年ぶりにリニューアル。キャンペーンも

日本航空は4月1日、スマートフォン用サイトを3年ぶりにリニューアルした。発着空港や日付、人数などをタップ操作で入力できるようになり、予約・空席照会がしやすくなったほか、検索機能も向上しているという。また、リニューアルを記念し、クイズに答えて応募するとJAL国内線往復航空券などが抽選で当たるキャンペーンも実施している。
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キャンペーンサイト(JAL)

セントレア、LCCターミナルを19年度開業へ

 中部国際空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は、2019年度上期までにLCCターミナルの供用を開始する意向を表明した。現時点では着工時期・費用などは決まっていないが、今夏より新エアアジア・ジャパンの拠点となることも予定されており、早期供用が期待される。

香港エクスプレスが高松、鹿児島、石垣に就航

香港のLCC、香港エクスプレス航空は新たに高松(7/6より週3便)、鹿児島(7/11より週4便)、石垣(6/16より週2便)の3空港に新規就航することを発表した。すでに就航済みの成田、羽田、関西、中部、広島、福岡を加えると9路線となる。また、成田線を現在の1日1~2便から3便に増便することも明らかになった。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/3/22号 Vol.068


1. 旅行業界最新ニュース

ブリュッセル空港で2回の爆発、同時多発テロか

3月22日午前8時前(現地時間)、ベルギーのブリュッセル空港建物内で2回の爆発があり、少なくとも13人が死亡し35人が負傷した。さらに1時間後市内の地下鉄駅でも爆発があり、地下鉄は全面的に運航停止、駅も封鎖された。ブリュッセルでは4日前の18日、パリ連続襲撃事件の容疑者が逮捕されたばかり、ベルギー政府は最高レベルの厳戒態勢を敷いている。

フライドバイのB737がロシアで墜落

3月19日、UAEのドバイに本拠地を置くLCC、フライドバイのドバイ発ロストフナドヌー(ロシア)行きB737がロシア南部で着陸に失敗して墜落、乗客55人、乗員7人、あわせて62人全員が死亡した。

ANA、システム障害で国内線90便以上が欠航

3月22日午前8時20分頃、ANAの国内線予約システム「エイブル」に障害が発生。11時半ごろに空港の搭乗手続きなどは順次復旧するも、共同運航便のADO、SFJ、SNA、IBX便を含め120便以上の欠航が決定しているほか、出発遅れなども多数発生、乗客16000人以上が影響を受けている。

キャセイパシフィック、年内に全てB747が退役へ

キャセイパシフィック航空は、現在3機保有しているボーイングB747-400を当初の計画から1年早め年内に退役させると発表した。後継として計46機を発注しているエアバスのA350 XWBは同社向け初号機を5月に受領する予定。ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイングB747シリーズは世界中で退役が進んでいる。すでに日本ではJAL、ANAとも全機退役しており、目にする機会もどんどん少なくなってきている。

スターフライヤー、就航10周年

スターフライヤーが3月16日に就航10周年を迎え、北九州空港などで記念品が乗客に配られた。また、同社にとって初となる制服のリニューアルも発表された。現在スターフライヤーはエアバスA320型機を9機保有、羽田~北九州線、関西線、福岡線、山口宇部線、中部~福岡線の5路線を運航している。
http://www.starflyer.jp/starflyer/news/2015/news_20160316.pdf

ジェットスター・ジャパン、成田~マニラ線運行開始

3月15日、ジェットスター・ジャパンが成田~マニラ線の運航を開始した。同路線の日本のLCCによる就航ははじめて、当初は週3便で運航、4月下旬よりデイリー運航の予定。

1. 旅行業界最新ニュース  2016/3/8号 Vol.067


1. 旅行業界最新ニュース

米航空会社のキューバ定期便、就航申請続々

アメリカとキューバーの国交回復を受け、両国間の定期便が開設される予定だが、米国の航空会社6社(アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、アラスカ航空、サウスウェスト航空、ジェットブルー)は米国運輸省(DOT)に希望する航路の申請を行っている。認可を受けた航空会社は米国とハバナ間で1日合計20往復、幅な以外の9都市に合計10往復運行できる。DOTは夏をめどに路線を決定し、年内の運行開始を目指す。

東京湾沿岸で濃霧、74便以上が欠航

3月8日、東京湾沿岸や関東の太平洋側で濃霧が発生。羽田発着便を中心に74便以上の欠航と遅延が発生。1万人以上に影響が出た。9日には濃霧は晴れ通常通り運航。

ANA、3機目のスターウォーズジェットの運航を28日より開始

ANAは映画『スターウォーズ』に登場するキャラクター「BB-8」をイメージした特別塗装機「BB-8 ANA JET(機材はB777-300ER)」の運航を3月28日より開始すると発表した。就航する航路は、初日の3月28日が大阪(伊丹)~羽田便(NH22)を皮切りに、羽田と成田を出発する米国便路線がメイン。
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エアバス、シンガポール航空にA350初号機を引き渡し

エアバスは3月2日、同社の最新鋭機A350XWBをシンガポール航空に引き渡したと発表。A350の引き渡しは世界で5社目、アジアではベトナム航空に続き2社目となる。当初はクアラルンプール、ジャカルタなど近距離路線に投入、5月からアムステルダム、デュッセルドルフなど長距離路線にも使用するという。
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LAX国際線ターミナルのカウンターをひとつに集約

航空会社連合スターアライアンスは、ロサンゼルス国際航空のトムブラッドリー国際ターミナル(TBIT)で、科名航空会社10社のチェックインカウンターをターミナル北側の「C」に統一した。ただし加盟航空会社のうちユナイテッド航空(T7、8)、エアカナダ、アビアンカ航空(T2)、コパ航空(T6)は別のターミナルからの発着となる。

KLM、関空にB787-9を投入

KLMオランダ航空は3月3日、同社の最新機体B787-900を関西国際空港便に投入、週7往復のうち3往復が同機による運行となる。同社のB787の日本便への投入ははじめて。成田便は従来通りB777での運行となる。
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