カテゴリー別アーカイブ: 2a.連載:下川裕治

2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/6/2号 Vol.048 無料版


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

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shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

タイ・ライオンエアの存在感

バンコクのドーンムアン空港からチェンマイまで、タイ・ライオンエアに乗った。
気になる航空会社だった。インドネシアのライオンエアとの合弁会社としてタイ・ライオンエアが就航したのは2013年の12月。バンコクとチェンマイを結ぶ路線だった。
その広告をバンコクで頻繁に見るようになった。ドーンムアン空港からLCCに乗ると、空港には何機ものライオンエアが駐機していた。急速にタイのLCC世界で存在感を強めていたのだ。それが昨年のことである。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/5/19号 Vol.047 無料版


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1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

これもLCC効果?

1冊の本が今週、発売になる。『僕はこんな旅しかできない』(キョーハンブックス)である。僕のプライベートな話を中心にまとめているのだが、そのなかに、「食い詰めた日本人も帰国できるLCC効果」という項がある。
フィリピンで聞いた話だ。
フィリピンは優しい社会だから、金がなくなってしまった日本人を、なんとなく支えてくれるようなところがある。その男もそうだった。町の人が、わずかな金を渡して生き延びていたのだが、フィリピン人にしても、いつまでも……というのは荷が重かった。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/4/21号 Vol.046 無料版


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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

滞在型トランジットという航空券

既存の航空会社にできてLCCにはできないこと──。そのひとつにトランジットがある。トランジットというのは、途中降機と訳される。
たとえば、成田空港からバンコクまで行くとする。運賃やスケジュールの関係から台湾のチャイナエアーを選んだとしよう。チャイナエアーは台湾の航空会社だから、台北で必ず乗り換えになる。そして飛行機の便名も変わる。台北の空港に降りるわけで、これをトランジットという。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/4/7号 Vol.045 無料版


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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

4時発のバスはLCC対応

 結局は激しい競争原理ということになるのだが、台湾路線のLCCが充実してきた。成田空港と台湾桃園空港の間では、バニエラエア、ジェットスター、スクート、トランスアジアという4社が就航している。
 旅行業界には韓国バブルという言葉があった。韓国への日本人渡航者が急増した時期である。その波が政治的な日韓関係の冷え込みと同時に弱まり、バブルは台湾に移った。LCCという航空会社群は、集客力を敏感に嗅ぎとっていくから、韓国路線から台湾路線にシフトしていく。そしてまた、台湾への渡航者が増えるという構図である。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/3/24号 Vol.044 無料版


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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

陸路とLCCの境界は10時間?

 シェムリアップのホテルですごく悩んだ。どうやってバンコクに戻ろうか……と。
 バンコクからバスと相乗りタクシーを乗り継いでシェムリアップまで来た。バンコクから、アランヤプラテートの国境まで240バーツ、ドル換算して約8ドル。カンボジアに入国し、相乗りタクシーと交渉した。少し急いでいたので10ドルで手を打った。
 バンコクからシェムリアップまで約8時間かかった。
 さて戻りである。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/3/10号 Vol.043 無料版


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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

LCCと中堅航空会社

 このところ、何回かソウルを往復している。もちろん、安い航空券を探すのだが、そこにLCCが引っかかってこない。先月往復したときは大韓航空だった。そしてその次はアシアナ航空。安い航空券を探していくと、そうなってしまうのだ。
 一時期、東京とソウルを結ぶ便は、LCCが席巻していた。韓国系のイースター航空やチェジュ航空。とくにチェジュ航空にはずいぶんお世話になった。片道7000円ほどのときもあった。
 日系ではエアアジアを引き継いだバニラエア。これにも何回か乗った。
 しかし最近のLCCの日韓路線には、どうも高い。とくに成田―ソウル線はその傾向が強い。往復で4万円台の金額が平気で並ぶのだ。それに比べると、大韓航空とアシアナ航空がかなり安い運賃を打ち出している。往復で2万円台というのは、それほど珍しくない。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/2/24号 Vol.042


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

そろそろマイレージと決別?

「そういうことを書くと、また読者から非難されるんじゃない。貧乏旅行の達人のような顔をして、ラウンジ使っているなんて」
 事務所のスタッフにそういわれた。手にしているマイレージカードである。僕がいま、もっているのは、ユナイテッド航空のゴールドである。
 話は3年前に遡る。僕は月に1回のペースでバンコクを往復している。途中の都市での用事もあり、さまざまな航空会社を使っていた。しかしいちばん多く乗ったのがユナイテッド航空だった。知人からアドバイスを受けた。
「下川さん、それだけ利用してるんなら、スターアライアンスのゴールドをめざしたらどうです? チェックインも早いし、荷物もいちばん先に出てくる。予約も入りやすいでしょ。それに空港のラウンジも使えます」
 1年間、頑張ってみた。そして5万マイルを達成した。ユナイテッドのゴールドカードはたしかにいくつかの優遇を受けることができた。チェックインが早いのは助かった。予約もとりやすい気がする。いくつかの空港のラウンジンも使わせてもらった。
 ところがその翌年、ユナイテッド航空の東京―バンコク線が廃止になってしまった。なんとかスターアライアンス系の航空会社に乗ってゴールドを維持したが、そこでつらいのは、ユナイテッド航空そのものに4区間乗らなくてはいけないというルールだった。
 そして昨年の終わり、さらに情報が入ってきた。今年の3月から、獲得するマイル数が、金額ベースになるという話だった。それまでは、どんなに安い航空券を買っても、ゴールドカードなら飛行マイルの150%貯まったのだが。
 もうやめようか、と思った。しかしまだ踏ん切りがついていない。
 今週、ユナイテッド航空の東京―シンガポール線に乗った。バンコク線は廃止になったが、シンガポール線は残っているからだ。しかし目的地はバンコクである。
 東京を発ったユナイテッド航空がシンガポールに着いたのは、午前1時頃だった。シンガポールからバンコクまでは、午前7時発のタイガーエアウエイズを予約していた。この便がいちばん安かったのだ。
 午前3時頃までは、空港内のカフェで仕事をしていた。しかしさすがに眠くなってくる。空港内で眠ることができそうなスペースを探したが、どこも先客がいた。空港内を意味もなく歩いて時間をつぶし、午前5時にチェックイン。そこから搭乗までの2時間がきつかった。搭乗ラウンジが開くのは午前6時。またしても眠ることができる場所を探したが、やはり先客がいる。
 ようやくタイガーエアウエイズに乗り込んだが、機内でのことはほとんど覚えていない。こんこんと眠り続けていた。
 来週、日本に帰らなくてはならない。逆のルートになる。また空港で夜を明かすことになる。いまから気が重い。
 なにをやっているんだろう、と思う。マイレージから決別する潮どきだろうか。

DSCN1440
タイガーエアウエイズも中国路線が増えてきた

2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/2/24号 Vol.042 無料版


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そろそろマイレージと決別?

「そういうことを書くと、また読者から非難されるんじゃない。貧乏旅行の達人のような顔をして、ラウンジ使っているなんて」
 事務所のスタッフにそういわれた。手にしているマイレージカードである。僕がいま、もっているのは、ユナイテッド航空のゴールドである。
 話は3年前に遡る。僕は月に1回のペースでバンコクを往復している。途中の都市での用事もあり、さまざまな航空会社を使っていた。しかしいちばん多く乗ったのがユナイテッド航空だった。知人からアドバイスを受けた。
「下川さん、それだけ利用してるんなら、スターアライアンスのゴールドをめざしたらどうです? チェックインも早いし、荷物もいちばん先に出てくる。予約も入りやすいでしょ。それに空港のラウンジも使えます」


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/2/10号 Vol.041 無料版


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たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

便利な空港のしわ寄せはLCC?

ソウルの仁川国際空港の評価が高い。空港ランキングで、毎年、1位を獲得しているそうだ。
 僕も頻繁にこの空港を使う。アジアとの行き来の航空券を探していくと、ソウルの仁川国際空港乗り継ぎになることが多いのだ。
 空港の評価にはさまざまな視点があるのだろうが、この空港をハブにしている大韓航空とアシアナ航空の路線づくりのうまさも一因のような気がする。乗り継ぎを前提にした空港ということになるからだ。


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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/1/27号 Vol.040 無料版


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飛行機には投石は届かない

 いま、バングラデシュのコックスバザールという街にいる。この国の南端に近い街だ。朝10時にダッカを出発した、US-BANGLAという航空会社のプロペラ機に乗ってやってきた。1時間もかからずに着いてしまった。機内では簡単な機内食も出た。
 いつもはダッカからバスを使う。10時間以上かかる夜行バスである。料金が安いということもあるのだが、飛行機の運航が安定していないということがいちばんの理由だった。かつてはビーマン・バングラデシュ航空の国内線が就航していたが、突然の運休がしばしばあった。それが前日までわからないことも多かった。バスのほうが確実だったのだ。


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