3a. チェンマイ非グルメ記録
今年から本格的にチェンマイに拠点を移すことになったのだが、いろいろ所用がありつい3日前に日本に戻って、あまりの寒さに慄いているtabinote田口です。
さて、今回はチェンマイの食事情について。
観光ではなく長期滞在なので毎日ごちそうを食べているわけではないのだが、タイは外食が極端に安く、むしろ自炊のほうが高くつくため、ほぼ9割は外に食べに行っている。
オレは辛いものやスパイス類があまり得意ではなく、そもそも日本食以外はラーメンくらいしか好きなものがないフード保守なのだが、それでも毎日タイ料理を食べているとだんだんお気に入りのメニューもできてきたので、いくつか写真入りで紹介してみる。暗い場所で撮影しているものが多いので写りがいまいちなものも多くて申し訳ない。
・まず紹介するのはレストラン「Rod Sabiang」。
庶民的レストランよりは少しだけ価格設定が高いが、料理のクオリティは高いし、なにより家から徒歩1分ということもあり週のうち3回くらいは利用している。
お気に入りメニューは「パイナップルチャーハン」
パイナップルとカシューナッツをカレー粉で炒めた、まさにオレのような子供舌向け料理。
上にかかってるフワフワした牛肉フレークみたいなものもおいしい。
空芯菜かと思ったらCHAYOTE(ハヤトウリ)の芽だそうで。まあなんにせよオイスターソースとニンニクで炒めたらなんでもうまいに決まっている。
レストランの主。
・ナイトバザーの近くにある、どちらかというと地元民向けの野外フードマーケット。
屋台で買ったものを適当に椅子に座って食べるスタイル。完全セルフサービス。持ち帰りにする人も多い。
海鮮と野菜の鍋的なものを注文したが、いまいちおいしくなかった。いや、まずかった。
ソムタム(パパイヤサラダ)。辛くて酸っぱくてうまい。塩玉子もたまらない。
・タイ料理に飽きると「Lapin」というイタリアンレストランに行く。
唐辛子が存在感を主張するペペロンチーノ。
チキンのソテー。バジル風味でうまいそうだ(オレは食べていない)。
・毎週やっているオーガニック野菜などを扱うマーケット。チェンマイにはこういう意識の高いものが多い。
オーガニックな食材が並ぶ。客層はタイ人外国人が半々くらいかな。
英語は通じるし、看板もタイ語と英語が併記されている。
その場で挽いてドリップしてくれるコーヒーめっちゃおいしい。
・道路脇のカオマンガイ屋台
上が普通のカオマンガイ、下はクイティアオガイ。カオマンガイには血を固めたものが付け合せとして乗っている。
どちらも40バーツ(現在1バーツ約3.2円)。
カオマンガイ・トートという、鶏肉を揚げたものもある。
・店名忘れたけど近くの食堂
スッキー(スキー)という料理。すき焼き由来らしいけどタイスキとは違う料理。鶏、豚などの肉を白菜と春雨なんかでいためたもの。汁ありと汁なしがある。どちらもうまい。本当はかなり辛いらしいけど「マイ・ペッ(辛くしないで)」と言えばだいじょうぶ。
・Ploen Ruedee Night Market
ナイトバザーの近くに最近できた野外フードコート。とにかく外装に凝ったシャレた店が多い。タイ料理はもちろん世界中の料理の屋台がたくさんあり賑わっている。値段はかなり高め。
センターにはライブステージも。
肉プレートをいただく。もちろんうまい。が、サラダにかかったマヨネーズはちょっといただけない。アメリカなんかでもでてくる例のあまったるいやつだ。マヨネーズは日本製に限る。
・「三姉妹の店」と勝手に呼んでる近所のレストラン
ここに関しては全メニュー制覇したことを個人ブログに書いたのでよかったら見てほしい。
この三姉妹が切り盛りする居心地のよい食堂。ランチはほぼ毎日ここで食べる。ほとんどの料理は一律40バーツ。
タイ北部の郷土料理「ラープ」。ひき肉を香草といためたもの。オレは苦手。
ゲーンチュウというあっさり野菜スープがうまい。
・お寺の境内みたいなところでやってるオーガニックマーケットにも行ってみた。
なにやら五平餅のようなものが売ってたので食べてみると。
なんと味噌の代わりに卵黄を塗っていたのだった。あまりうまくなかった。
・Street Pizza & The Wine House
チェンマイでいちばんうまいと評判のピザ屋
確かにうまかった。厨房のぞいたら石窯じゃなかったけど関係ないね。
アペタイザーのズッキーニフライもうまかった。
・うまくて号泣ラーメン
長くいるとやはり日本食が恋しくなってくる。号泣させてもらおうじゃないの。
だが店内にはひとっこひとりおらず、、猛烈に嫌な予感が。
うーん……。
味玉とチャーシューはまあまあうまかったけど後は、、
・口直しに大型郊外モール、セントラルフェスティバルの中にある「大戸屋」へ
ちなみにここには「吉野家」、「やよい軒」、「8番らーめん」なんかも出店している。
「母さん煮」うまうま。
・マコーミック病院隣りの「ราดหน้าข้างแมคคอร์มิค(読み方わからず)」は、最近見つけたお気に入り食堂。
遅くまで混んでいるのはおいしい証拠。
厨房も忙しそうだ。タイの食堂は厨房丸見えのところが多くて楽しい。
見た目はひどいが癖になる味の「イェンタフォー」。この料理に関してはもうすこし深掘りして改めてここに書くつもりだ。
ニガウリにひき肉詰めたものがゴロっと入ったスープもうまかった。
ということでまた溜まったら書きます。