2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2014/8/12号 Vol.029 無料版


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

日本の空を支配する日本航空と全日空

 スカイマークが揺れている。10月から成田空港から撤退することが発表された。国際線への参入を計画し、エアバス380という大型機を6機購入する計画があったが、この契約もうまくいかず、700億円の違約金を支払わなくてはいけない可能性もあるという。
 スカイマークはLCCか……。これは以前から意見が分かれた。LCCの定義が曖昧という問題もあるのだが、僕のなかでは、LCCの範疇に入っている。それは、沖縄の那覇―宮古島線に乗り入れ、一気にこの路線の運賃を安くなっていった時期を体験しているからだ。


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