ユナイテッド

tabinoteメールマガジン 2013/12/03号 Vol.012 無料版

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Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」 下川裕治
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 ジェットスターで沖縄危機一髪編 その1
3b. 世界一周ノート 青木大地
4. 世界あの街この街:第12回 ニューデリー
5. 旅の本屋 のまど イベント情報:12/6(金)建築家小泉隆さん スライド&トークイベント | 12月19日(木)片岡恭子さん スライド&トークイベント
6. 読者からのお便り
7. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

塗装済みのバニラエア初号機公開

11月14日に納品されたバニラエアの初号機となるエアバスA320型機が伊丹空港に隣接する格納庫での塗装作業を終え成田空港に帰還、その姿がお披露目された。この機体はバニラエアが営業開始する12月20日から那覇と台北(桃園)の2都市に就航する予定。なお、2号機は12月中に到着予定、以後順次導入を進め15年9月末には10機体制を目指す。

ソウル・金浦国際空港にLCCターミナル建設か?

KOREA TIMESの報道によると、来日した仁川国際空港に次ぐソウル市内の第二空港である金浦国際空港の運営会社CEOが「LCCターミナルを建設することで需要が喚起されるだろう」とコメントしたという。同空港は仁川と比べ市内へのアクセスもよいため、実現すれば乗客の利便性が高まるだろう。

タイ航空、大阪―バンコク線にA320導入

タイ国際航空は12月1日より、大阪・関空-バンコク・スワンナプーム線にB747-400に代わってエアバスの大型旅客機A320を導入した。B747と比較して座席数が123席増えたことにより需要増に対応できるとしている。
TG623 大阪・関西(11:00)~バンコク(15:45)
TG622 バンコク(23:15)~大阪・関西(06:25+1)

エア・ドゥがFacebookページを開設

airdo
エア・ドゥは、2013年12月2日、公式Facebookページをオープンした。エア・ドゥの活動や取り組みの紹介、社員おすすめの観光スポット、特産品等の紹介など“北海道の翼”エア・ドゥならではの「北海道」の魅力や情報、季節の風景などをタイムリーに発信するとしている。現在のフォロー人数は716人。
エア・ドゥFacebookページ

チャイナエアラインとタイガーエアが共同でLCC設立へ

台湾のナショナルフラッグキャリア、チャイナエアラインはシンガポール航空が出資するLCC、タイガーエアと共同でLCCを設立する見込みであることがわかった。報道によると台北・桃園空港を拠点にアジア各都市に就航するが、東京やバンコクなどチャイナエアラインの搭乗率が高い路線には進出しないとのこと。

USエアウェイズがスターアライアンス脱退へ

250px-US_Airways_Logo.svg
12月9日にアメリカン航空との合併が決まっている米USエアウェイズは2014年3月1日にスターアライアンスを脱退、4月にはアメリカン航空も所属するワンワールドに加盟する方向で調整が進んでいることが発表された。ユナイテッド航空とのコードシェア便も2月末を目処に終了の予定。
関連記事(英語)

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

ユナイテッド航空のバンコク線が運休する

 最近、ユナイテッド航空にしばしば乗っている。11月には3回も乗ってしまった。
 僕は成田とバンコクの間を往復することが多い。航空券は原則、バンコクで買っている。LCCを乗り継ぐ方法が最も安い。いまのところ、クアラルンプール乗り換えのエアアジアかシンガポール乗り換えのスクート、フィリピンと関空経由などがある。どれも時間はかかる。


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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第12回 吉田友和

む ムンバイ

 インドの話はいざという時に取っておこうと思っていたが、前号の流れを汲むなら今回が適切な気がした。ムンバイへ行ってきたと書いた。通算四度目の渡印だ。
 ムンバイ、言わずと知れたインドを代表する都市のひとつである。旅行者にとっては、デリーと並びこの国の玄関口となる街だ。飛行機が発着するチャトラパティ・シバージー国際空港の3桁の空港コードは「BOM」。かつてこの地はボンベイと呼ばれていた。


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3a. tabinote旅行記 ジェットスターで沖縄危機一髪編 その1

はじめに

tabinoteスタッフのワタベです。
このコーナーでは毎号スタッフの旅行記を掲載していきますが、今後は読者の方の旅行記も掲載していくつもりです。われこそはという方がいらしたら、ぜひこちらまでお寄せください。採用の方には薄謝を差し上げます。
また、tabinoteは自分だけのユニークな旅行プラン作成のお手伝いをするサービスです。このメルマガを読んでどこかへ行きたくなったら、ぜひtabinoteまでご相談ください。

8月11日 18時15分 那覇
走り回った那覇空港構内

走り回った那覇空港構内

午後6時をまわった那覇空港。
もうフライトも残り少なく、構内は一日が終わっていく雰囲気。
そんなまったりした沖縄の空港で、私はでかいスーツケースを引き倒すように、全力で走っていた。
エスカレーターを駆け降り、宅配便の配送カウンターへ行って都内の自宅宛に発送。たしか寸法も大きいので4,000円近くした。

伝票とおつりをひったくり、その足で国内線搭乗口へ再度全力で走る。心臓はバクバクとフル回転。
検査口で係員に伝える。
「すいません。10分後のフライトに乗らないといけないんです!」

長い列をかき分け、検査を終え搭乗口に走ると、ジェットスター成田行きのカウンターは撤収準備状態だった。
家族は…居ない!良かった、乗れたらしい。
ホッとしつつも、係員に告げる。
「すいません(ぜえぜえ)、GK188便(ぜえぜえ)、乗れますか…」
「GK188便ですか。いえ、残念ですがもう締め切っております」
「そうですか…」
LCCはタラップの代わりにバスで搭乗機に向かう。まさに、そのGK188と書いてあるオレンジの搭乗バスがゆっくりと遠ざかるのが見えた。もう少しだった…。

こうして私は、沖縄から東京に帰る飛行機を逃した。

仕方ない。LCCとはこういうものだ。
安い運賃を享受している分、自分も到着時間の遅れを甘受しなければ…。
諦めと疲労でどっと力が抜けるが、しかし不幸中の幸いというか、家族だけでも一足先に帰れて良かったと思い直す。

明朝の便を探す方向に気持を切り替え初めた頃、
「ワタベ様」
さっきの係員に呼ばれる。
「ご家族がチェックインカウンターでお待ちのようです」

え?
意味をすぐに理解できなかった。
慶良間・渡嘉敷行きのフェリー乗り場「とまりん」でタクシーを捕まえたのはもう搭乗時間も間際。タクシー運転手に事情を伝え、車内で善後策を話し合った。
搭乗券はWEBチェックインして手元に印刷したものがあるので、まっすぐ搭乗ゲートに向かえば間に合う可能性がある。問題は機内に持ち込めない大きなスーツケース1つ。もう手荷物の〆切は閉じているので、私が別行動して宅配便カウンターを見つけスーツケースを送るしかない。それから搭乗口に向かって間に合えばOK、間に合わなくてもまっすぐ搭乗口に向かった他の家族は間に合うだろう、という算段だった。
タクシーは素晴らしいスピードで走ってくれたが、宅配便のカウンターを探して手続きするまで結構かかった。

家族はまっすぐ搭乗口に向かったはずだし、何よりバスはさっき出たばかり。まだ遠くに見えるあのバスに間に合ったのでは?
「いや、家族は間に合った筈ですけど。あのバスに乗ってます(ぜえぜえ)」

係員がトランシーバーのようなものでやりとりしている。
「いえ、ワタベ様。やはりご家族が3Fのジェットスターカウンターでお待ちのようです」

「…マジすか」
何が起こったかわからないが、どうやら6名全員、フライトを逃したらしい。
1名分でもキツい航空券チケットの当日手配を6名分…。
1人5万として30万くらいか…。こりゃ来年分の旅費までふっとぶかも…。
事態を飲み込んだ瞬間、冷や汗が背中を1筋流れた。

携帯を見ると、着信が数件入っている。とりあえずカウンターに行かなければ。

ひきずるような身体で、検査口を逆に通る。
係員に「さっきはすいません、間に合いませんでした」と伝える。
無言で通してくれた。

宅急便のカウンターを再訪し、同じ事を告げてスーツケースを引き取る。
「きっと戻ってくると思ってたよ」と顔に書いてあるような表情で、無言で渡してくれた。
きっと、こういう人多いんだろうな…。

閉店間際の構内

閉店間際の構内


(続く)

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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。

Profile
aoki_s

青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社。
念願のフリーライターとしてとりあえず1年は過ごせそうです。
同名義のFacebookもよければ見てください。

Facebook

第4回:カンボジア

カンボジア。生まれて初めての入国ビザを深夜バスの代理店に頼んで無事にとることができた。プノンペン観光も早々に、誕生日の日の出をアンコールワットで見るために僕はシェムリアップへと向かった。
アンコールワット

シェムリアップでは「TAKEO」「YAMATO」「IKIIKI」と3つの日本人宿が林立し、多くの日本人パッカーが滞在している。「TAKEO」の評判は悪く、安さの「YAMATO」、清潔さの「IKIKI」の2択で、僕は迷わず「YAMATO」の2$のドミトリーを選択した。

「YAMATO」ではハングリーなパッカーたちに出会えた反面、もの凄い臭い枕と謎の虫刺されにも出会うことができた。虫刺されは恐らくダニか何かで、最初に気付いた時から五角形の痕が日に日に増えていき、かなり神経を削られた。宿のスタッフに見せると塗り薬を紹介され、痒みはすぐに引いて、痕はずっと残っているという不気味な経過を辿っている。
11月9日、朝4時に1$のレンタル自転車を借りて僕はアンコールワットへと向かった。見上げた空には星。これ以上ない最高のロケーションの中で僕は完全に道を間違えてアンコールワットへと進んでいた。本来あるべきチケットオフィスを通り過ぎて着いた検問所では「3$でチケットオフィスのある10キロ先の地点まで連れていく」と嘘をつかれ、それを無視して無銭侵入しようと試みて真っ暗闇の中、番犬に追われたりと散々な目に遭った。結局、自力でチケットオフィスを探し当てギリギリで朝日を拝むことができた。
少し道を間違えただけの観光客=ビジネスチャンス という図式には勉強させられた。とはいえ、アンコールワットにはチケットオフィスは1つしかなく、検問所は幾つもあるという情報がどこにもなかったことが不思議に思えた。

シェムリアップでの遺跡観光で人気なのが「ベンメリア」と「プレアヴィヒア」だ。僕がシェムリアップを後にした日、プレアヴィヒアが国際裁判で正式にカンボジア領土になるという記念すべき日を迎えた。カンボジア・ラオス・タイが見渡せるこの世界遺産の景勝地へは乗り合いバスをシェアし、人を集めた方が安くなるという形式の上で、多くのパッカーが街に繰り出して新しい仲間を探すためにナンパまがいのことを繰り返す日々が続いている。

日程的にどちらかを選ぶ必要があった僕はベンメリアを選んだ。決め手は「観光客が少なくて、アスレチックみたいな遺跡だよ」というドミトリーで出会ったパッカーの言葉だった。5人でトゥクトゥクをシェアして1人5$、入場料も併せて10$という安さも魅力的だった。
悪路の中を片道2時間、ベンメリアはまさにアスレチック遺跡だった。チケットを見せればあとは無法地帯で、3分もすれば童心に帰って遺跡の中を縦横無尽に飛び回れる。「遺跡なのにこんなことしていいのかな?」という疑問は、地元の子どもたちが遊んでいるのを見てすぐに振り払われる。ただ、子どもたちが曲者だった。
アンコールワット

仲間のうちの1人がこの子どもに接触し、遺跡の中を簡単にガイドしてもらうという展開に発展した。気軽に遺跡の中をジャンプし、後をついて回ると、それは楽しい時間が流れた。途中、何度か「お金は払わないよ」と確認していたのにも関わらず、案の定遺跡を1周すると「マネー、チップ」コールが始まった。子どもたちは最初に接触した日本人に狙いを定め、執拗につきまとった。終いには持っていたパチンコで木の実を使って威嚇射撃をするまでになった。ここで問題なのは払うべきかどうかということだった。「払わない」という問いに「イエス」と答えた子どもたち、ついて回ってしまった僕たち。どちらにも責任がある。少し考えただけで根の深い、先進国と途上国の現状が横たわっている気がした。困っていると、見兼ねたお土産売りのおばさんが子どもたちを叱りつけ、子どもたちはどこかへと逃げていってしまった。木の実が遺跡にぶつかって割れる音が少し哀しく、いつまでも響いている気がした。
アンコールワット

プレアヴィヒアを諦めてまで僕が見たかったのは、タイのチェンマイで行われるロイクラトーンというお祭りだった。長居したかったカンボジアを後にして、僕は日本人宿の皆で値切った8.5$のバスチケットを片手にバンコクへと進んだ。

次回はタイ・チェンマイ、ラオスへの移動を記します。


12月2日現在、僕はデモの続くバンコクに居ます。カオサンから程近い場所では集会が行われ、未だ多くの人が声を上げ、拍手をしたりしていますが、暴動や事件に発展する様子はありません。集会所には観光客は皆無で、近寄らなければ安全という情報がゲストハウスや駅のインフォメーションで流れています。
デモの様子


今回のルート
とりあえずの予定コース:上海→杭州→南寧→ベトナム→ハノイ→ホーチミン→カンボジア、チェンマイ…、以降東南アジアからインド、トルコ、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、南米と巡る予定

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第12回 ニューデリー

Gateway of Indiaの写真
Gateway of India (トリップアドバイザー提供)

インド共和国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

史跡や歴史を感じる重厚な建物、近代的なビル、迷路のようなバザール。
デリーは人々のエネルギーがうずまく魅力的な街で、多くの旅行者を惹きつける。高級ホテルは意外に高く、マハラジャ気分の豪華な旅からバックパッカー的貧乏旅行まで楽しみ方は幅広い。

ニューデリーの中心はコンノート・プレイス(Connaught Place)。
ニューデリー駅の南に続くサークル状の路面沿いに高級ショップや外資系ファーストフード、老舗のレストランなどが立ち並ぶデリー最大の商業集積地で、ここに来ればとりあえずお土産から生活物資まで何でもそろう。
ジーンズを履いてマクドナルドをほおばる女子学生からサリーを着た物乞いまで、猥雑なエネルギーがうずまく。
安宿街として有名なパハール・ガンジ(Paharganj)が近い(コンノート・プレイスのやや北側、ニューデリー駅の前)ため客引きも多く、常に話しかけられてしまう場所。
Connaught Placeの写真
Connaught Place (トリップアドバイザー提供)

北に向かうとオールドデリー地区に出る。世界遺産の赤いデリー城(レッド・フォート; Red Fort)からモスク(ファテープリー・マスジッド)をつなぐ通りはチャンドニー・チョーク(Chandni Chowk)。スパイスや宝石の店が立ち並ぶデリーのアメ横。壮麗なジャマー・マスジッドもこの通り沿いで、カリム(Karim’s)という有名なムガル料理レストランがある。
金曜モスク (ジャーマー マスジッド)の写真
金曜モスク (ジャーマー マスジッド) (トリップアドバイザー提供)

一方、駅を背に南に大通りを歩くと巨大なインド門がある。周囲は公園となっており、市民が集う憩いの場。
インド門を超えて南西に向かうとインドの代官山ことカーン・マーケット(Khan Market)がある。高級店やレストランが軒を連ね、カフェやバーの多いナイトスポットでもある。日曜日は営業していないので注意が必要。

さらに南に向かうと世界遺産のフマユン廟(Humayun’s Tomb)があり、その門前町がニザムディン・ウエスト(Nizamuddin West)として栄えている。イーストは高級住宅地で、特急や急行の始発にもなっている巨大なハジラット・ニザムディン駅(Hazrat Nizamuddin)に隣接。
ウエストはムスリム街となっており、朝はコーランの詠唱が響きわたる。
Nizamuddin West
ニザムディン・ウエスト(tabinote提供)

新市街は南側で発展が続いている。
ハウズ・カース(Hauz Khas)は貯水湖ハウズ・カースの周囲にマーケットが発達しており、おしゃれなレストランやショップが集まる。インド料理に飽きたらここに各国の食が集まっているのでチェックすべき。
サケット(Saket)地区には巨大なショッピングセンター、CITY MALLがある。
CITY Mall
CITY MALL(tabinote提供)

レッド・フォートと並ぶデリー観光のハイライトはクトゥブ・ミナール(Qutub Minar)。
世界で最も高い72.5mのミナレットは圧巻で、1500年も錆びずに建っているという鉄柱もこのあたり。
Qutub Minar
クトゥブ・ミナール(tabinote提供)

デリーは北インド観光の起点でもある。タージマハルやアグラ城で有名なアグラ、風の宮殿でおなじみジャイプールには日帰り観光も可能。
インド観光の目玉、ワーラーナシーも飛行機なら1時間程度で到着する。
Taj Mahal
タージマハル(tabinote提供)


日本からの行き方

(空路)
日本からインドへの空路は、主に直行便とアジア各都市を乗り継いでいくルートがある。

乗り継ぎの場合は中国東方航空が安い。3ヶ月FIX OPENチケットが旅行代理店で4万円を切ることもあるが、3ヶ月くらい前に売り切れてしまう場合が多く、希望の日程に合わせるには早めの予約が不可欠。また、経由地での乗り換えに際し宿泊が発生することもあるので要注意。

航空会社のサイトで直接チケットを買う場合もやはり中国東方航空が安く、日程を選べば成田発5万円台から。関空なら4万円台のことも。
直行便の場合は日系のANA、JALで10万円程度。

コルカタに滞在し、それから向かうという手もある。
3ヶ月FIX OPENチケットがオープンジョーの場合はコルカタIN(もしくは他のアジア都市IN)、デリーまで飛行機で移動しデリーOUTという方法も使える。

LCCを使う場合はあまり、エアアジアでクアラルンプールを経由となる。東京からクアラルンプール往復4.5万、クアラルンプールからコルカタ往復4.5万、デリーとコルカタの国内線が2万円程度で合わせて11万と、キャンペーンが絡まない限りあまり安くはならない。

(陸路)
コルカタからの場合、特急電車で17~25時間程度。1等エアコン車で片道5,000円程度。

(パッケージツアー)
シーズンにもよるが、4泊5日なら往復直行便サーチャージ込みで6万円台から。

(空港)
デリーの顔はインディラ・ガンディー国際空港。
2006年に改装し、免税店、エアポートホテルなど有する近代的な空港に生まれ変わった。
市街からの距離は20kmほど。

日本からの国際線はターミナル3。世界8位の規模を持つ巨大ターミナル。
ターミナル1は国内線専用となっている。
ターミナル2は閉鎖している。また、ターミナル4、5を建設中。
デリー空港
デリー空港出国ロビー(tabinote提供)

市内へは早くて正確な地下鉄、バス、タクシーなどの手段がある。
地下鉄(Metro)はニューデリー駅まで20分。料金は150ルピー。
エアコン付きのエアポートエクスプレスバスが市内中心部まで50分程度、75ルピー(空港から30km超で100ルピー)。
一昔前は、ニューデリーの空港は旅行者にとってもっとも危険な場所と言われ、ゲートを出た旅行者によってたかってタクシー運転手がむらがるという光景が見られた。現在ではMegaCab、MeruCabという2つの公認タクシー会社が完全にメーター制で走ってくれるため、そういったリスクはたいぶ低くなっている。入国ゲートを出てこの2社の看板を目指し、受付に目的地を言う。市内中心部までは40分、400ルピー程度。


地理と気候

日本との時差はマイナス3.5時間。
北インドの気候は4~5月が暑季、6~10月が雨季にあたり、いずれも暑い。5月~6月にかけて40度近くになることも。
快適なのは11月~3月の乾季、冬は冷え込むこともあり、夜には5~6度を下回ることも。


(画像:Google提供)


言語と通貨

インドの公用語はヒンディー語、および各地方の21にもおよぶ言語。
英語は準公用語となっており、旅行者が訪れるようなところでは概ね通じる。
ただし、インド英語は発音や単語に特徴があり、早口な人が多いこともあって通じにくいとされている。

通貨はインディア・ルピー(INR)。1ルピー=1.6円(13年11月時点)。
物価は、現地の人が利用するような交通機関、食は安い。
外国人向けのレストランやホテルは高め。特にホテルは4つ星クラスで100ドル程度と安くは無い。
タクシーは初乗り69ルピー(メーター制;MeruCabの場合)で、深夜は25%追加。メーターの場合チップは不要。リキシャーは基本交渉制なので、相場を把握しておくこと。

両替はATMによる国際キャッシングが有利。
インドルピーは日本で両替できない。現金の場合は日本円もしくはドルを現地で両替することになるが、空港のレートは悪い。空港で少額を両替し、レートの良い市内の銀行で必要な分を都度両替するのがお勧め。両替時のレシートは出国時再両替に必要なので取っておくこと。
また、アジア共通であるがインドは他の国にも増して汚れた札・汚損した紙幣が多く、受け取ってもらえないこともある。きれいな札かどうか、両替や支払い、おつりをもらう際に金額と共に常にチェックすること。
外国人が行くようなカフェやホテルならクレジットカードも通じる。こちらも伝票を良く確認する。
チップの慣習は根強い。ホテルのポーターに50ルピー程度、英語のガイドで300ルピー程度。


(Wikipedia提供)


ビザと治安

インドの他の都市と比べても、デリーは比較的犯罪が多い。

特にガイドブックなどで必ず触れられているのは、いわゆるぼったくりタクシーとツアー。空港や駅などでタクシーやオートリキシャを利用した場合、到着時に多額の料金をふっかけられたり、出発時に合意した金額と違ったり、ガソリン代や遠回り代・チップと称して高い金額を上乗せされるなどのトラブルは日常茶飯事…とされている。

タクシーとホテルが結託して、いわゆるぼったくりホテルに連れ込まれたり、ツアー会社に無理矢理連れて行かれたり、高額なツアーを組まされるという事例も多い模様。
特に安宿街で有名なデリー駅前のパハールガンジやコンノート・プレイスの旅行会社は注意が必要で、政府公認のまぎらわしい証書を掲げるなどいかにも正規の業者をよそおっていることも(実際悪徳であってもちゃんとした正規の業者なのが困りもの…)。

・移動はMeruCab、MegaCabの2大メータータクシー
・ホテルやツアーは相場を確認
という2点を守るだけでかなり被害は防げる。

そのために最も必要なのは、英語のマシンガントークやプレッシャーに屈しない冷静さ。ガイドブックをよく見て、詐欺の手口を学習しておくことも重要。
できればスマートフォンがあると便利(後述)。プリペイドタクシーもその場で予約できるし、金額相場もその場で確認できる。車内で地図をじっと見ていれば、見当違いの方向に連れて行きにくいと思うもの。
こうした詐欺以外にも、特に殺人や強盗、レイプなどの凶悪犯罪も他都市よりは多く、夜間の一人歩きには注意が必要。

危険なイメージがついたかもしれないが、これらは外国で一般に注意すべき点となんら変わり無い。
むしろ必要以上に怖がっていると相手からはカモに見えてしまうということもあるため、冷静さを保ち時間に余裕をもつ、時間に追われて無理な移動や選択をしないようにすることがトラブル防止につながる。

全てのインド入国者はビザが必要。事前にオンライン申請が必要となった。
観光の場合は6ヶ月間有効・複数入国可能なマルチビザとなる。
センターに申請・受取に行くとかなり時間をロスするので郵送サービスの利用が便利。
ビザが降りるまでは意外に時間がかかる(15営業日;ビザは入国時ではなく申請時より有効)。特に西日本在住の場合は大阪のビザ処理がことのほか遅いという噂もあり、日程が決まったら迅速に申請するようにしたい。
また、アライバルビザの申請も可能だが、料金が高く(60USD)、所要時間や発給条件など不明確な点も多いため、なるべく事前取得がおすすめ。


市内交通

(タクシー)
上掲の通り、MeruCab、MegaCabの2大メータータクシーが安心。車種はSUZUKIやTATA。
配車予約も可能だが、現地の携帯番号が必要。

一般的なタクシーは黄一色または黄と黒のツートンに塗られたインド車・アンバサダー。
また、街中にはプリペイドタクシーのブースがある。
メーターがあっても使わない、またはメーター通りではない場合が多い(インフレでメーターの料金に実際の料金が追いつかないという事情もある)。その場合でもFare Chartという料金表を持っている筈なので、必ずその表と対照して料金を確認する。
リキシャーも同様で、Fare Chartを見ながら確認する。

結果として高い料金を払ってしまったとしても引きずらず、平常心でいることも重要。なにせインド人でもだまされるらしいので…。

(画像:Delhi Traffic Police)

(地下鉄/鉄道)
ニューデリー駅
ニューデリー駅(tabinote提供)

デリーはメトロが市内を縦横に網羅しており。空港線を含め6路線ある。
チケットはトークン式で、窓口で対面購入する。駅の発音が難しい場合もあるので地図を見せて買うと間違いが無い。
チャージ式のカードもあり、駅で購入する。
清潔で正確なメトロだが、ラッシュや切符購入時の行列はすさまじい。

インドの鉄道網は世界屈指の規模をほこり、郊外への移動には欠かせない。チケットの購入は窓口(ニューデリー駅では外国人専用口もありドルで購入可能)もしくはネットで行う。
無事予約が入手できた場合、当日駅に行くと座席チャートが壁に張り出されているので、それを見ながら自分の号車・席を確認する。わからなければ係員に聞く。

(バス)
旅行者にとってはややハードルが高い。
バスに乗ると車掌(らしき人、制服などは着ていない)が料金を集めに来る。行き先を告げて料金を支払う。


ホテルとシーズン

いわゆる外国人向けの高級ホテル代は東京と同レベルかそれ以上と考えて良い。
外資系の4つ星・5つ星ホテルなら200ドルが最低ライン。
ただしルームチャージ換算なので、1人旅でもツインの料金が必要だったりするが、2名3名の場合は割安。
以前はインドの高級ホテルと言えば、大理石をふんだんに使った重厚・豪華な建物がすばらしい一方で、設備や清掃、従業員のサービスなどはまだまだという例が多かった模様だが、最近はだいぶ改善されているとのこと。ヒルトンをはじめとした新しい外資系ホテルも増えている。

シングル中心のデザインホテルも増えており、7~8千円程度から利用できる。

メインバザール地区は安宿街として有名。清潔なエアコン・Wifi付のシングル個室が3~4千円程度。ドミトリーならさらに安い。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
Airtel、Vodafone、Reliance、TATA DoCoMoなどの業者がある。
SIMの入手は困難。申し込み後郵送で書類入手の必要があり、すぐにアクティベートすることは出来ない(アクティベート方法は指定の番号に電話して申し込み時の内容を言うというもの)。

現地に数日滞在し、しかも確実に自分宛の郵便物が届く環境であれば、空港のカウンター(Airtelがある)で申し込みを試みる価値がある。

すぐに入手したい場合には、現地の人間や露店から開通済みのSIMを購入する(または借りる)という方法がある。

(Wifi)
ホテル、カフェ、レストランなどでWifiを提供していることが多い。高級ホテルでは有料の場合がある。
空港はターミナル3でWifiに接続できる、ということになっているが、インドの携帯電話番号を求められる。素直に有料ラウンジなどを利用した方が無難。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:12/6(金)建築家小泉隆さん スライド&トークイベント | 12月19日(木)片岡恭子さん スライド&トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/

新刊「アルヴァル・アールト 光と建築」発売記念
◆建築家 小泉隆さん  スライド&トークショー◆
「北欧とアールト建築」

1206koizumi
新刊『アルヴァル・アールト 光と建築』(プチグラパブリッシング)の発売を記念して、建築家の小泉隆さんをお招きして、フィンランドが誇る世界的建築家アルヴァル・アールトの建築についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。
前作『フィンランド光の旅 北欧建築探訪』では、デザイン大国であり、白夜の国フィンランドならではの光を希求する人々の生活の在り方、環境を様々な建築を巡って考察した小泉隆さん。本作では、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエらと並び、フィンランドが誇る 世界的建築家アルヴァル・アールトに焦点を当て、小泉さんの最大のテーマであるアールト建築における光の問題を考察しています。
フィンランドを中心に、ヨーロッパやアメリカに点在するアールトの建築作品を訪ねて現地取材を行い、膨大な資料を検証した小泉さんならではの、まったく新しいアールト建築の解釈や北欧の貴重なお話が聞けるはずです。小泉隆ファンの方はもちろん、フィンランドや北欧の建築に興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


●小泉隆(こいずみたかし)

神奈川県横須賀市生まれ。九州産業大学工学部住居・インテリア設計学科教授、T DESIGN STUDIO、博士(工学)。1987年東京理科大学工学部建築学科卒業、1989年同大学院修了、1989 年~同助手、1998年建築設計T DESIGN STUDIO 共同設立(東京、福岡)、1999年より九州産業大学工学部建築学科、2010年4月より現職。2006年度ヘルシンキ工科大学建築学科訪問研究員。著書に『フィンランド光の旅 北欧建築探訪』(プチグラパブリッシング刊)、『大谷採石場 不思議な地下空間』(随想舎)がある。

◆九州産業大学「小泉研究室」
http://www.kyusan-u.ac.jp/J/kougaku/ta/koizumi/


【開催日時】  12月6日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。

【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:プチグラパブリッシング

新刊「棄国子女 ~ 転がる石という生き方」発売記念
◆片岡恭子さん  スライド&トークイベント◆
「カリスマバックパッカー、女ひとり南米旅 ~ 過酷な旅で感じた人生の喜び」

棄国子女
新刊『棄国子女~転がる石という生き方』(春秋社)の発売を記念して、カリスマバックパッカーでライターの片岡恭子さんをゲストにお迎えして、数年に渡る過酷な南米旅を通して感じ取った生きる喜びについてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。旅イベント「旅人の夜」主催者で、数多くの『地球の歩き方』に記事を執筆していて、今や「旅の達人」として多方面で活躍している片岡さんですが、旅をするようになったのは、日本でひきこもり生活の末、精神の限界に達し、死ぬつもりで単身、南米へ行ったのがきっかけだったとか。そこで片岡さんを待っていたのは、雪山遭難、壮絶な食中毒、暴徒の襲撃、軍隊に拘束など、日本では想像もつかない出来事のオンパレード。
本書では、そんな常識の通じない南米の旅で、幾度も死に損なった体験を通して悟った生への喜びが綴られています。旅とは何なのか、なぜ日本は生きづらさを感じるのか、など旅を通じて感じる人生への様々な疑問に対する答えのヒントが片岡さんのお話から聞けるはずです。片岡さんのファンの方はもちろん、「旅人の夜」の常連の方や旅に興味のあるすべての方にぜひご参加いただければと思います!
棄国子女

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


●片岡恭子(かたおかきょうこ)

1968年京都府生まれ。同志社大学文学研究科修士課程修了。
同大学学術情報センターに勤めた後、マドリッド自治州立コンプルテンセ大学留学。ひきこもりを経て、9・11をきっかけに32歳で南米へ旅立つ。
生死を分ける事件に遭遇する中で人生の活路を見いだす。帰国後、NHKラジオ番組にカリスマバックパッカーとして出演。『地球の歩き方』執筆者。旅イベント「旅人の夜」主催。

◆片岡恭子さんブログ「秘境散歩」
http://ameblo.jp/kiokitok/


【開催日時】  12月19日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。

【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:春秋社

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6. 読者からのお便り

質問

エアアジアを利用してインドに行くのですがクアラルンプールで乗り継ぎがあります。乗り継ぎ手続きについて詳しく教えて下さい


お答え

日本からエアアジアの国際線を利用する場合、クアラルンプール行き以外は必ずクアラルンプール空港(LCCT)での乗り継ぎが発生します。
乗り継ぎ時間が6時間以内であればマレーシアの入国手続をせずに直接乗り継げるFly-Thruというサービスが利用できますが、6時間以上の場合は一度マレーシアの入国手続きをする必要があります。
東京・大阪発のクアラルンプール便は早朝5時台着となりますので、乗り継ぎ便が午後の場合は入国手続きが発生することになります。

それぞれの乗り継ぎ方法について手順をご説明します。

Fly-Thruを利用する場合

Fly-Thruを利用する場合は以下の手順になります。

・飛行機から降ります(搭乗橋ではなくタラップで地面に降ります)
・徒歩で建物に入ります。一般の乗降客は右側のエスカレーターで2階に登って入国審査を受けますが、Fly-Thruの場合は左側にある専用のチェックインカウンターに入ります。
・カウンターで日本からの搭乗券を提示すると確認のあと2枚目の搭乗券が渡されます。
・そのまま搭乗ゲートに進み、乗り継ぎ便を待ちます。
・時間がきたら徒歩にて搭乗します。

混雑状況にもよりますが、30~60分程度で乗り継ぎは完了します。
また、受託手荷物は目的地まで運ばれますので、クアラルンプール空港で受け取る必要はありません。
フライトがFly-Thruになっているかどうかは、為のため出国時にカウンターで確認しておいたほうがいいでしょう。

Fly-Thruを利用する場合

Fly-Thruを利用しない場合は以下の手順になります。

・飛行機から降ります(搭乗橋ではなくタラップで地面に降ります)
・徒歩で建物に入ります。入ったら右側のエスカレーターで2階に登ります。
・入国審査を受けます。パスポートのみで書類は必要ありません。
・受託手荷物がある場合はバゲッジクレームで受け取ります。
・税関を通って出口に出ます。
・乗り継ぎ便出発時刻の2時間前になったらチェックインカウンターに並びチケットのチェックを受けます。オンラインチェックインをしている場合も書類チェックが必要です。必要な場合は荷物を預けます。
・搭乗ゲートに向かいます。国際便の場合は出国審査を受けます。
・搭乗ゲートで乗継便を待ちます。
・時間がきたら徒歩にて搭乗します。

このように乗り継ぎはFly-Thruを利用したほうが圧倒的に便利ですが、日本発のクアラルンプール便は到着が早朝ですので、Fly-Thruが利用できる便は限られています。
また、目的地までのチケットは必ず一度に予約する必要があります。
例えば東京からクアラルンプール経由バンコク行きでFly-Thruを利用したい場合は、エアアジアのサイトで「羽田」-「バンコク」で検索し、購入する必要があります。
「羽田」-「クアラルンプール」、「クアラルンプール」-「バンコク」のチケットを別々に予約した場合はFly-Thruが適用されません。

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左がFly-Thru利用者、右が一般利用者。建物への入り口はここしかありません。

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チェックインカウンターは便によって異なります。電光掲示板でカウンターのナンバーを探しましょう。

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カウンターに並ぶ人たち。便によってはかなり待たされます。余裕を持って並びましょう。

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カウンターではチケットを確認し、搭乗ゲートを教えてくれます。

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国際線搭乗口。チェックインカウンターでの確認が終わったらここから搭乗ゲートに向かいます。

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飛行機へは徒歩で向かいます。雨の日は傘を貸してくれますよ。

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クアラルンプール空港から市街へはバスで1時間以上かかります。乗り継ぎ時間が6時間以上ないと市内観光は無理だと思ったほうがいいでしょう。
スケジュールが許せばクアラルンプールで1泊するのもおすすめです。屋台で食べるサテーと福建麺はビールにあいますよ。

なお、クアラルンプール空港LCCターミナルは現在新ターミナルを工事中。2014年前半には切り替わる予定になっています。
その際には、乗り継ぎ手順も変わる可能性があるということをご承知ください。

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7. 編集後記

tabinote田口です。
おかげさまで正式にサービスを開始したtabinote。先週はプレス向けにリリースを行い、多くのメディアに取り上げていただきました。
また、TravelDailyNews様など海外のメディアにも取り上げていただいております。
今後共tabinoteをよろしくお願い申し上げます。

さて、4週に渡って掲載されたtabinote田口の「Burning Man旅行記」も終了。今週からはtabinote渡部による「ジェットスターで沖縄危機一髪編」が始まります。
タイトル通り旅でのトラブルをテーマにした波瀾万丈の出来事が繰り広げられるようで続きが気になります。
青木大地さんによる「世界一周ノート」も早4回目。今回はカンボジア、アンコールワット編。気になるバンコクの最新情勢もレポートされています。
もちろん下川さん吉田さんによる連載も絶好調。損はさせませんので、ぜひ有料購読(月額300円)のご検討もよろしくお願いします。

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tabinoteメールマガジン 2013/12/03号 Vol.012

発行:有限責任事業組合tabinote
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次号は12/17(火)発行の予定です。