カテゴリー別アーカイブ: 読者からのお便り

読者からのお便り  2013/12/17号 Vol.013


6. 読者からのお便り

質問

来年アメリカでレンタカーを借りようと思っています。日本ではそこそこ運転経験はありますが、海外で運転したことはないのでかなり不安です。注意点などありましたら教えて下さい。


お答え

●準備
飛び込みでも借りることは可能ですが、できれば日本から予約を行っておいたほうがいいでしょう。
アメリカの大手レンタカー会社には「Hertz」、「Alamo」、「AVIS」、「Dollar」、「Thrifty」、「Budget」、「Enterprise」などがあります。多くは日本語のサイトが用意されています。
また、「Expedia」や「H.I.S.」などの旅行代理店経由でも申し込めます。
ここでは詳細は省きますがレンタカーには様々な料金プランがあります。保険のシステムが複雑ですが、とりあえず現地でも入れますのでいちばんシンプルなプランで予約を入れておけばよいでしょう。
予約が完了するとメールで送られてくる確認書(バウチャー)をプリントアウトしておきましょう。
なお、ハワイ州やカリフォルニア州での運転は厳密には日本の運転免許証だけがあればいいのですが、レンタカー会社によってはカウンターで提示を求められることもあるので必ず国際免許証は持っていきましょう。

●チェックアウト
レンタカー会社のカウンターで手続きを行い車を借りることをチェックアウト、返すことをチェックインと呼びます。ホテルなどと逆ですね。
空港で借りることが多いと思うのですが、空港によってレンタカー会社のカウンターの場所は異なります。空港ビル内にある場合もありますが、大規模な空港の場合、ほとんどがバスに乗って向かうことになります。自分が予約しているレンタカー会社のロゴが入ったバスを探しましょう。

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ロサンゼルス国際空港のレンタカーカウンターは離れたところにあるため、自分が借りたレンタカー会社のバスに乗る必要がある。

カウンターに並び自分の番になったらいよいよ契約です。英語に自信がなくともバウチャーを見せればなんとかなりますが、任意保険に入るかどうかは必ず聞かれるので確認しましょう。
諸説ありますが、万一人身事故にあった場合は旅行保険でもカバーできないことがあるので、高いですがフルカバーの保険に入っておくことをオススメします。
なお、フルカバー保険に入るとレンタカーの料金はサイトで検索した値段の1.5倍ほどになります。

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ラスベガス国際空港のレンタカーカウンター。ほとんどの会社のカウンターが1つのビルにまとまっていて使いやすい。

保険の選択が終わると、様々な契約書類にサインをすることになります。最近は紙ではなくタッチパネルモニターでサインをするところが多いです。
全て終わると車のキーを渡してもらえます。(空港によっては駐車場で好きな車を選べる場合もあります)
受付時間はだいたい15分といったところでしょうか。

●カーナビ
よっぽど慣れていない限りアメリカでの運転にカーナビ(アメリカではGPSと呼ばないと通じません)は必須です。レンタル料金は1日$10~程度です。
1週間以上の滞在や、何度も行く予定がある場合は量販店で買ってしまったほうが安く付きます。安いものだと$80程度で購入できます。

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tabinote田口が購入したGarminのGPS。確か$150くらいだったはず。日本のカーナビと較べるとかなり貧弱に見えるが、機能的にはこれでなんの問題もない。

●運転の際の注意
日本で問題なく運転できていれば、アメリカでもそれほど問題はありません。
いくつか注意点をあげると。

・アメリカは右車線走行です。日本と逆なので特に左折時に左車線に入ってしまわないよう注意しましょう。
・基本的に右折は赤信号でも行けます。行けない場合は標識に「NO TURN ON RED」と書いてあります。
・これも日本とは逆で左がウィンカー、右がワイパーです。必ず一度は間違えてワイパーを動かしてしまうでしょう。

アメリカの交通ルール
JTBがまとめたアメリカ運転ガイドです。プリントアウトしていくといいでしょう。

●給油
ガソリンスタンドはほぼセルフ式となります。支払いは現金かカードですが、カードの場合郵便番号を入力しなければならないことが多く、日本の番号を入れるとエラーになるのでできれば現金で行ったほうがいいでしょう。
ここでは現金払いの手順を紹介します。

・給油機の前で車を止め、給油機の番号をチェックします
・支払いレジ(ほとんどがコンビニになっています)に行き、給油機の番号を申告(5番ならナンバーファイブ)し、前払いで任意の料金を払います。後で精算されるので20ドル札を渡しておけばよいでしょう。
・給油機に戻り、ノズルを車の給油口に差し込み、ガソリンの種類を選んでボタンを押します。特に指定されない場合はレギュラーでいいでしょう。
・給油が終わったらノズルを戻しレジに行きます。もう一度給油機の番号を言えばお釣りをくれます。足りない場合は追加で請求されます。

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支払い以外はほとんど日本と変わりません。

●チェックイン
チェックアウトしたレンタカーの事務所に車を持っていき返却です。
借りた時にもらった書類を渡せばチェックしてもらえます。通常はこれで終了、バスに乗って空港まで送ってもらいます。
もし追加請求がある場合はクレジットカードにチャージされます。

以上簡単ですがアメリカでのレンタカー利用についてお答えしました。
追加でご質問がある場合はご遠慮なくこちらまでご相談ください。答えられる範囲でお答えいたします。

読者からのお便り  2013/12/03号 Vol.012


6. 読者からのお便り

質問

エアアジアを利用してインドに行くのですがクアラルンプールで乗り継ぎがあります。乗り継ぎ手続きについて詳しく教えて下さい


お答え

日本からエアアジアの国際線を利用する場合、クアラルンプール行き以外は必ずクアラルンプール空港(LCCT)での乗り継ぎが発生します。
乗り継ぎ時間が6時間以内であればマレーシアの入国手続をせずに直接乗り継げるFly-Thruというサービスが利用できますが、6時間以上の場合は一度マレーシアの入国手続きをする必要があります。
東京・大阪発のクアラルンプール便は早朝5時台着となりますので、乗り継ぎ便が午後の場合は入国手続きが発生することになります。

それぞれの乗り継ぎ方法について手順をご説明します。

Fly-Thruを利用する場合

Fly-Thruを利用する場合は以下の手順になります。

・飛行機から降ります(搭乗橋ではなくタラップで地面に降ります)
・徒歩で建物に入ります。一般の乗降客は右側のエスカレーターで2階に登って入国審査を受けますが、Fly-Thruの場合は左側にある専用のチェックインカウンターに入ります。
・カウンターで日本からの搭乗券を提示すると確認のあと2枚目の搭乗券が渡されます。
・そのまま搭乗ゲートに進み、乗り継ぎ便を待ちます。
・時間がきたら徒歩にて搭乗します。

混雑状況にもよりますが、30~60分程度で乗り継ぎは完了します。
また、受託手荷物は目的地まで運ばれますので、クアラルンプール空港で受け取る必要はありません。
フライトがFly-Thruになっているかどうかは、為のため出国時にカウンターで確認しておいたほうがいいでしょう。

Fly-Thruを利用する場合

Fly-Thruを利用しない場合は以下の手順になります。

・飛行機から降ります(搭乗橋ではなくタラップで地面に降ります)
・徒歩で建物に入ります。入ったら右側のエスカレーターで2階に登ります。
・入国審査を受けます。パスポートのみで書類は必要ありません。
・受託手荷物がある場合はバゲッジクレームで受け取ります。
・税関を通って出口に出ます。
・乗り継ぎ便出発時刻の2時間前になったらチェックインカウンターに並びチケットのチェックを受けます。オンラインチェックインをしている場合も書類チェックが必要です。必要な場合は荷物を預けます。
・搭乗ゲートに向かいます。国際便の場合は出国審査を受けます。
・搭乗ゲートで乗継便を待ちます。
・時間がきたら徒歩にて搭乗します。

このように乗り継ぎはFly-Thruを利用したほうが圧倒的に便利ですが、日本発のクアラルンプール便は到着が早朝ですので、Fly-Thruが利用できる便は限られています。
また、目的地までのチケットは必ず一度に予約する必要があります。
例えば東京からクアラルンプール経由バンコク行きでFly-Thruを利用したい場合は、エアアジアのサイトで「羽田」-「バンコク」で検索し、購入する必要があります。
「羽田」-「クアラルンプール」、「クアラルンプール」-「バンコク」のチケットを別々に予約した場合はFly-Thruが適用されません。

flythro
左がFly-Thru利用者、右が一般利用者。建物への入り口はここしかありません。

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チェックインカウンターは便によって異なります。電光掲示板でカウンターのナンバーを探しましょう。

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カウンターに並ぶ人たち。便によってはかなり待たされます。余裕を持って並びましょう。

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カウンターではチケットを確認し、搭乗ゲートを教えてくれます。

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国際線搭乗口。チェックインカウンターでの確認が終わったらここから搭乗ゲートに向かいます。

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飛行機へは徒歩で向かいます。雨の日は傘を貸してくれますよ。

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クアラルンプール空港から市街へはバスで1時間以上かかります。乗り継ぎ時間が6時間以上ないと市内観光は無理だと思ったほうがいいでしょう。
スケジュールが許せばクアラルンプールで1泊するのもおすすめです。屋台で食べるサテーと福建麺はビールにあいますよ。

なお、クアラルンプール空港LCCターミナルは現在新ターミナルを工事中。2014年前半には切り替わる予定になっています。
その際には、乗り継ぎ手順も変わる可能性があるということをご承知ください。

読者からのお便り  2013/11/19号 Vol.011


6. 読者からのお便り

質問

…ところで、イスタンブールでのSIMの購入と設定について教えて下さい。SIMロック解除したAndroid端末(マイクロSIM)です。


お答え

トルコでは、外国人でも簡単にSIMを購入できます。購入時にはパスポートが必要です。
大手通信会社はTurkcell、Avea、Vodafoneで、すべてアタテュルク国際空港にカウンターを出しています(到着階)。トルコ国内の加入者数では、Turkcellが最大手、続いてAvea、Vodafoneが3位となっているようです。

⇒アタテュルク国際空港館内施設:「Telecommunication」ご参照
 http://www.ataturkairport.com/en-EN/airportguide/Pages/OtherCommercialLocations.aspx

各社プリペイド(faturasız)SIMの価格は30~40トルコリラ、5リラほどチャージされている場合もあります。プラスしてデータ定額費用が必要です。価格は以下の通りです。
使い切りのトライアルパックで十分と思いますが、空港では品切れでマンスリー・パッケージしか残っていないことも多いようです。お急ぎで無ければ市内のショップが良いかもしれません。

Turkcellの場合:毎月500メガパック(Aylık 500 MB
Aşımsız Paket)で19トルコリラ、1ギガで25リラとなっています。通話無しのデータのみの場合、トライアルパッケージ(Deneme Paketi)1ギガが3リラとなっています。
 http://www.turkcell.com.tr/bireysel/Sayfalar/internet/cepteninternet/genel.aspx

Voderfoneの場合:毎月500メガパック(Yeni Cepten İnternet Paketleri 500 MB)で15トルコリラ、1ギガで21リラとなっています。トライアルパック(500 MB Deneme Paketi)で5リラとなっています。
 http://www.vodafone.com.tr/Internet/faturasiz-mobil-internet-paketleri.php

Aveaの場合:通話込みの様々なプランがあります。データ通信中心のパッケージ(ikili paketler)では、SMS500通+500メガのプラン(S.E.Ç. 500-500 Paketi)で10トルコリラとなっています。
 http://www.avea.com.tr/web/KonusMesajlas/Paketler/Faturasiz

設定は空港内のショップで依頼するのが無難です。
購入後SMSで設定しますがすぐに使うことはできず、アクティベーションまでに1~3時間程度かかることが多いようです。空港で購入しても不明点があれば市内のショップで行うことになります。
最新の情報とは限りませんが、設定情報は以下をご参考下さい。
http://wiki.apnchanger.org/Turkey

また、トルコの場合1ヶ月以上継続して海外から持ち込んだモバイル端末を利用する場合には政府への登録(IMEI:International Mobile Equipment Identity が必要です。上記APN changerによると実際には18日程度、さらに口コミ情報では一週間程度で端末がロックされることもあるようです。
今回の日程ではご不要かと思いますが、市内の通信会社直営以外の店舗はこの手続きがわからないことも多いようですので、滞在が伸びる可能性があれば購入時にあわせて手続きをした方が良いようです。

読者からのお便り  2013/11/05号 Vol.010


6. 読者からのお便り

質問

…昔の旅行記や旅行作家の本を読んでいると、まずバンコクまで行ってそこでヨーロッパ行きのチケットを買うのが一番安いというような情報が出てきますが、実際どうなのでしょうか?時間はたくさんあるので、もしその方が安いのであればバンコクでチケットを探すのもいいかなぁと思っています。


お答え

確かに、以前はバンコク・カオサンなどの旅行代理店街に格安チケットがあふれており、日本で直接ヨーロッパ便を買うよりもいったんバンコクに行ってチケットを探した方が安いということがあったようです。

結論から言いますと、この方法は現在あまり有利とは言えません。タイ人が海外渡航をするようになり航空券の相場が上がったという面もありますし、インターネットで日本からも海外発券のチケットが買えるようになったことで掘り出し物が出てくる余地が少なくなりました。試してみる価値がゼロとはいいませんが、不確実性の高い方法になってしまったというところです。

ゴールデンウィーク、お盆などの日本に特有な繁忙期であれば日本発が高いため相対的に有利となる可能性もありますが、そもそもそういった時期はバンコクまでの移動が高めとなります。シーズンが関係無いマイレージを活用して現地に行き、安めのチケットを探すという手もありますが、繁忙期のマイル予約や現地滞在の手間・費用を考えると必ずしもお得とは限りません。

以下は2014年1月で比較した主な海外(日本から行きやすい都市)発・ヨーロッパ行きの価格です(インターネット予約が可能なもの)。便の多いロンドン行きで比較しました。
東京-ロンドン:9.3万円
・上海-ロンドン:8.0万円
・北京-ロンドン:8.5万円
・広州-ロンドン:9.0万円
・香港-ロンドン:8.5万円
・バンコク-ロンドン:8.5万円
シンガポール-ロンドン:6.7万円

この比較では、明らかに安いのはシンガポール発くらいで、その他は東京発とあまり変わらないことがわかります。
マイレージや、LCCのキャンペーン(シンガポール路線のあるエアアジア、スクートなど)でシンガポールに安く行くことができれば、多少なりとも有利となるかもしれません。

読者からのお便り  2013/10/22号 Vol.009


6. 読者からのお便り

質問

…実は北京には滞在せず、鉄道でハルビンに移動したいと思っています。日本で代理店経由で買うと高いようですので、できれば現地で買いたいのですが可能でしょうか。


お答え

既にお調べかもしれませんが、中国で外国人が鉄道の切符を手に入れるハードルは低くありません。
北京-ハルビンは特急で往復8時間程度です。時刻表によると、深夜0:05に北京駅を出る夜行特急(D601)があり、うまくすれば北京空港から駅まで直行して切符を買い、翌朝ハルビン着というプランも可能です。夜の移動を避けて一泊するとすれば、北京駅近くに滞在して7時発のD29、10時発のD25などが利用できます。
火車網:時刻表
中国バックパッカー観光旅行記:切符の買い方

ただし、もし切符が売り切れであればキャンセル待ちもしくは数日後の手配になります。いずれにせよ**様の場合滞在期間が6日間ですので、リスクが大きいと思います。
ネット予約も可能なようですが、現地の電話番号、銀行口座が必要となります。
こまぎれ世界一周:【メモ】中国の鉄道ネット予約

代理店経由での購入は確かに手数料が加算されますが、以下のようなサイトで現地駅窓口受取(確認書受取)とすれば、往復軟座実費840元の切符の手数料は80元で、手数料率は1割程度です。他のサイトでも概ね100元程度におさまると思います。一般に、販売手数料として2割未満であれば妥当な範囲かと思います。
旅悟空
ふれあい中国

近距離の移動や日程に余裕がある場合は別ですが、今回は当日不安なまま窓口に向かわれるよりは、やはり代理店を通して事前にご予約されることをおすすめいたします。

読者からのお便り  2013/10/08号 Vol.008


6. 読者からのお便り

質問

・・・旅程とは関係ないのですが、一点教えてください。
実は、先日の上海ですが、現地でATMからのキャッシングができませんでした。VISAカード(裏にはPlusマーク)とMASTERカード(裏にはCirrusのマーク)をそれぞれ持って行きましたが、エラーが出たり使えないというような意味のメッセージが出てしまいました。空港でもホテルでも軒並みダメです。結局現金とクレカ払いでなんとかなりましたが、なぜ引き落とせなかったのでしょうか?カード会社にも聞いたのですができるはず、と言われて結局わかりませんでした。


お答え

カード会社に確認されたということは、確実に海外キャッシング枠があり、かつ枠も残っていたということだと思います。
ATM自体にPlusかCirrusのロゴがなければ機械の方が対応していないということになりますし、ATMの現金不足や通信回線の不備で機械が使えないということもあります。空港などでは、誰か旅行者が使っているATMの後ろに並び、確実に作動している機械を選んだ方が良いかもしれません。

ただし、複数箇所で試されたとしたらその可能性も低そうです。

推測ですが、急な海外でのキャッシングや暗証番号違いが繰り返された場合、不正利用とみなされてブロックされる場合がありますが、心当たりはありますでしょうか。事前に渡航先の国と期間、現地でお持ちのカードが使えるかなどはカード会社に確認を取っておくことをおすすめします。

ATMが使えない場合ですが、現地の銀行の窓口にクレジットカードを持って行くと、キャッシングが可能な場合があります。パスポートとカードを窓口に提出し、書類に記入します。手数料は高めですが、現金がつきていればやむを得ないでしょう。

また裏技ですが、4つ星以上のホテルであれば、宿泊者に対しクレジットカードの買い物枠で現地通貨を融通してくれる場合があります(こちらは断られる場合もありえます)。上海でしたら日系のホテルに相談すればなんとかなったかもしれません。

以上です。次回は渡航前にカード会社にご確認をとることをおすすめします。また、できれば日本円で結構ですので予備の現金をお持ちになった方が安心かもしれません。

ご参照:ATMでのキャッシング

読者からのお便り  2013/09/24号 Vol.007


6. 読者からのお便り

質問

・・・ヘルシンキ・ベルゲン・ストックホルムの周遊についてです。
ヘルシンキから成田に戻るチケットは既に抑えていますので、ベルゲンもしくはストックホルムをどのような手段でまわれば良いか調べたいと思います。おすすめのルートを教えて下さい。


お答え

ヘルシンキ・ベルゲン・ストックホルム3都市間の移動について、以下に交通手段と費用を記します(13年9月現在)。
●ヘルシンキ-ベルゲン:
 空路:4時間、11,000円程度
●ヘルシンキ-ストックホルム
 空路:1時間、6,000円程度
 船舶:16時間(夜行)、個室10,000円程度
●ベルゲン-ストックホルム
 空路:1時間半、7,000円程度

北欧はLCCやスカンジナビア航空などがかなり安い料金を実現しており、空路移動でもそれほど費用は嵩みません。
日程に余裕があるようでしたら、ヘルシンキからストックホルムに船で渡り、ベルゲンまで空路という手段が良いと思います。夜行でホテル代が一日分浮きますし、夜にバルト海を渡る船旅は良い経験になると思います。
旅程が固まりましたらあらためてお問い合わせ下さい。

読者からのお便り  2013/09/10号 Vol.006


6. 読者からのお便り

質問

・・・初めてのインドです。
ニューデリー、アグラ、ジャイプール、バラナシを廻ってカルカッタから帰国、というプランを考えているのですが、どのようなチケットにすればよいかわかりません。できればニューデリーから入国しカルカッタから出国としたいと思いますが(またはその逆)、カルカッタに着いた後ニューデリーに戻った方がよければそうします。
現地での移動は鉄道がよいのか車がいいかについても知りたいです。
(***さん)


お答え

tabinote渡部です。
ご希望の日程ですと8泊9日、コルカタが入るとややタイトです。

日本からの航空券はオープンジョーというデリーIN、コルカタOUTが可能なものがあります。格安チケットと呼ばれるもので、安い時期なら5万円程度と思います。ただしアジアの乗り継ぎ都市で1STOP・2STOPするなど、所要時間はややかかります。
こちらで乗り換え地滞在含め1泊程度ロスを見ておく必要があります。

デリーは旅行会社も多く、デリーを起点にアグラ、ジャイプールを周遊するツアーがありますので、そちらを利用すると良いでしょう。専用車で効率良く廻ってくれます。鉄道もありますが速度の速い特急は一日の本数も限られており、アグラ、ジャイプールを周遊するなら車が良いと思います。ツアーが2泊3日程度です。

デリーに戻り、ヴァラナシまで飛行機国内線で1時間強です。現地で2泊程度滞在可能です。
ヴァラナシからコルカタは鉄道でも飛行機でもかまいませんが、飛行機なら2時間程度です。コルカタでも2泊程度ほしいところです。

以上で7泊、デリーでの一泊をプラスしてなんとか8泊でいけるかというところです。

問題はデリーIN、コルカタOUTのチケットです。この手格安チケットは比較的すぐに売り切れてしまいますため、日程によってはデリーに戻る必要が出てきます。

金額的にはやや高めですが、デリーへの直行便(日系:JALでも全日空でも10万程度)を利用してコルカタからデリーに戻った方が結果的に現地での滞在・観光時間は長く持てるかもしれません。

日程が固まりましたらあらためてご連絡下さい。

読者からのお便り  2013/08/27号 Vol.005


6. 読者からのお便り

質問

先日ご依頼した***です。
・・・
教えていただいた旅程ですが、復路の北京で乗り換えが4時間くらいあります。
空港内で過ごせますでしょうか、それとも市街地に出れますか。
北京は初めてです(中国自体初めて)。
(***さん)


お答え

tabinote渡部です。

先日はご依頼いただきありがとうございました。
まず、復路はだいぶ疲れが溜まっている可能性もありますので、ラウンジもしくは休憩室などで休んでいるうちに4時間くらい過ごせてしまっている可能性もあります。また、レストランやショッピングなど、巨大空港ですのでそれなりの設備はあります。

ですが、もしも体力が充実してらっしゃるようでしたら、市内観光も可能です。
到着便は第3ターミナルとなりますので、入国審査を抜けた後、地下鉄の機場線(机場線)で市街地に向かうのが一番早いです。市街地・東直門駅まで片道25元(30分以内)、タクシーなら100元程度です(タクシーの場合は中国語のみですので、現地語の地図と筆談メモ必須です;また白タクは避けましょう)。人民元をお持ちで無ければ4階の中国銀行で両替しておくと良いでしょう。
東直門駅周辺は鬼街という四川料理が有名なグルメストリートとなっており、そこから南鑼鼓巷(なんらここう)という北京でも人気の個性的なショッピング街までつながっています。
銀座のような王府井、世界遺産の故宮(紫禁城・天安門広場)も近場ですが、徒歩では少しきびしいと思います。ちゅうちょせずタクシーを使い、街歩き2~3時間くらいで戻るのが安全では無いでしょうか。
故宮・天安門広場周辺は非常に広く、あまりゆっくりは見学できないと思います。

もし市街地に出られる場合には、必ずみたい場所を一箇所決めておき、そこを中心に動くことをお勧めします。

読者からのお便り  2013/08/13号 Vol.004


6. 読者からのお便り

質問

LCCのキャンペーンですが、どうやったらチケットが取れるでしょうか。
いつもサイトにつながっても全然動かず、やっとつながる頃は普通の料金のやつしか残っていません。
(Pさん)


お答え

tabinote渡部です。
これはtabinoteスタッフも全員知りたいと思っていますね…。
はっきり言って必勝法はありませんが、以下のようなかたちで少しでも確率を上げることは出来るかと思います。

1. メルマガ登録
これが無いと話になりません。
キャンペーン情報はメルマガで予告されることが多くなっています。
サイトで一般告知される前にいち早くメルマガで情報収集しておきましょう。

2. 会員登録
意外に見落とされがちなのが、会員登録です。
予約は、通常以下のプロセスで行われます。
 (1)日程&目的地検索
 (2)便・座席・オプション選択
 (3)搭乗者情報入力
 (4)決済

ここで、チケット予約は(4)まで先に終わった人からの先着順ということを認識しておく必要があります。
(1)で席に空きがあっても、(2)でオプションを選べても、まだあなたの予約は完了していません。
各航空会社のサイトで会員登録しておけば、(3)(4)を既登録情報から選択するだけですので、格段にスピードが上がります。
(3)で一から入力していては他の方に追い越される可能性大です。
一緒に旅に行くことの多い同伴者・同乗者も忘れずに登録しておきましょう。

もちろん日程・目的地は速攻で選べるように準備しておかないとダメです。
料金一覧を見てあわててカレンダーを探すようでは闘いに勝てません。日程が不定でも、「○日以降」「週末挟んだ金~月」など、あらかじめ条件反射的に動けるよう都度都度ルールを決めておきましょう。
(2)のオプション選択はとりあえず無視して(3)に進むと確率が上がるでしょう。

予約した日程で旅行に行けるかどうか判らない場合には、とりあえずチケットを押さえておいて、決済手段にコンビニ払いを選んでおくという手があります。もし休みが取れなかった場合でも、コンビニ支払期限を過ぎればキャンセルとなります。あまり多用は禁物ですが…。
(コンビニ決済のキャンセル率が高いとなると、LCCもコンビニ払いなんて止めてしまおうという話にもなりかねず、結局旅行者自身に不利益がはねかえってきます)

3. スマホ・英語サイトへのアクセス
「そもそも予約ページが重すぎてつながらない!」という場合も多いです。
これはなかなか対策が無いのですが、スマホのサイトでは比較的つながりやすいということがあるようです。
ただしメルマガからのキャンペーン予約ページへのリンクはPCサイトになっていることも多かったりしてなかなかうまくはいかないようですが…。

また、国際線のキャンペーンでは英語サイトの方がつながりやすいということもあります。

以上、もう対策済みでしたら、特に打ち手はありません。
お互い頑張りましょう…。