カテゴリー別アーカイブ: 2017/10/24号 Vol.092

念願のクラフトビール

tabinoteメールマガジン 2017/10/24号 Vol.092

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2. タビノート/下川裕治
3a. 節約ハワイ旅~2017 夏~ その2
3b. チェンマイ動物園に行ってきました
4. 旅の本屋 のまど イベント情報
5. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

エアアジア・ジャパンがようやく再出発

中部国際空港をハブとするエアアジア・ジャパンは、10月29日より同社の日本再参入第一弾となる中部−札幌(新千歳)線を開設すると正式発表した。今後は中部−台北線の就航を検討しているが、開設時期はいまのところ未定となっている。
また、就航記念セールで同路線を片道5円で販売すると、直後にジェットスター・ジャパンが名古屋/中部発着全路線で6円セールを行うという強烈なライバル意識を見せつけ話題になった。

アリタリア航空のマイレージが無効に

アリタリア-イタリア航空は、同社のマイレージプログラム「MILLEMIGLIA(ミッレミリア)」を2018年3月31日をもって終了すると発表、新しいプログラムを2018年1月1日より開始する計画で、2013年から2017年までに取得したマイルは2018年3月31日までに特典航空券への交換などのサービスで使い切る必要があるという。

ニキ航空とLGWがユーロウィングスに吸収

ルフトハンザグループは、オーストリアのLCC、ニキ航空とドイツのリージョンエアライン、Luftfahrtgesellschaft Walter mbH(LGW)を買収することで、エア・ベルリン・グループと合意したと発表。両社の路線はルフトハンザ傘下のLCC、ユーロウイングスが引き継ぐ。

JTA、新ジンベイジェットが那覇から初就航

JAL傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA)の特別塗装機「ジンベエジェット」、2012年12月就航の初号機(737-400)、2014年1月就航の2号機「さくらジンベエ」(737-400)に続く3号機(737-800)が、10月22日に那覇空港で初フライトを行った。

エアバス新型機A330neo、初飛行に成功

エアバスは10月19日、仏トゥールズのブラニャック空港にてA330の改良型A330neoのうちA330-900neoの試験機が初飛行に成功したと発表した。同機は同社の最新鋭機A350 XWBの技術を取り入れシャークレットを導入した主翼が特徴。エンジンはロールスロイス社のトレント7000を採用している。順調に試験が進めば2018年には商業運行が開始できるという。ローンチカスタマーはTAPポルトガル航空になる予定。
プレスリリース

エミレーツ航空、100機目のエアバスA380を受領

エミレーツ航空は、11月3日に同社にとって100機目となるエアバスの超大型機A380を受領する。同社は9月末時点でA380を142機発注しており、2008年7月28日の初号機から数え現在98機を受領済み。A380の総受注317機のうち半数近くをエミレーツ1社で占めていることになる。

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2. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

機内持ち込み荷物の不公平

 エアアジアの羽田―クアラルンプール線にはじめて乗った。インドネシアのメダンに用事があり、乗り継ぎや運賃を考えると、エアアジアが最適だった。
 日本に絡んだLCCの世界では知られた路線である。日本のLCCは、この路線にエアアジアが就航してから本格化していった。バックパッカーたちの間では、この便が到着したLCCTというLCC専用ターミナルは母港とまで呼ばれた。ここからアジアのさまざまな都市に乗り継いでいった。LCCTは閉鎖されてしまったが。
 なぜかこの路線に乗る機会がなかった。そうこうしているうちに、レガシーキャリアが運賃をさげはじめた。となると、レガシーキャリアを選んでしまう。ますます乗る機会を逸してしまった
 LCCにはグレーゾーンがある。機内もち込み荷物の重さと数である。預ける荷物が有料だから、どうしても機内もち込みが増える。これに対してどのくらい厳しくチェックするかという面では、LCCによって温度差がある。
 羽田空港のチェックインの列に並んだ。掲示板に、もち込み荷物のルールが変わったと表示されていた。これまでの経験から、「まあ、なんとかなるだろう」とカウンターの前へ。すると、もち込み荷物の重さを測るという。重量計に乗せると、10.3キロ……。
「免税品は一切買わないでください」
 そういわれてチェックインは終わった。
 調べてみると、ルールは変わっていた。もち込み荷物の個数は大小2個まで。これは変わらない。以前は大きい荷物の重さが7キロまでとなっていたが、新ルールでは、大小合わせて7キロに変わっていたのだ。
 僕は3キロ以上オーバーしていたが、見逃してくれたらしい。一応、免税品は買うな……と釘は刺されたが。
 このときは同行者がいた。ところが彼は、なんのチェックもされなかった。チェックインカウンターによって違うのだ。
 搭乗口では免税品の袋を注意されている人もいた。免税品の袋を2個、3個ともっていた女性たちは、ひとつにまとめるようにいわれていた。
 その後、エアアジアに乗ったが、これほど注意されたことはなかった。どうも厳しくチェックするのは、長距離を飛ぶエアアジアXという気もするが。
 チェックを受けてもなんの文句もいえないが、もう少し明瞭にしてほしいとは思う。抜き打ちチェックでルールの浸透を狙っているのだろうか。


チェックインカウンターのチェックに引っかからないことを願う?

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3a. 節約ハワイ旅~2017 夏~ その2

tabinoteハマです。
小市民野郎がうっかりハワイに行き、節約旅行をした話の2回目です。
1回目はこちら

MORNING GLASSのBIG BURGER

4.食べ物

■ハンバーガー
滞在中もっとも感動したのが、MORNING GLASSのGOOD BURGERであった。
ここは、アラモアナの5番バス乗り場から、マノアの滝へ向かうバスを途中下車し、歩いて15分強くらいある為、正直レンタカーをおすすめしたい。
お店の女の子が激マブだったのでおすすめを聞いたら、冒頭写真のGOOD BURGERを勧められた。(わかりやすすぎる名前)
表現が難しいのだが、素朴で力強くしっかりと「パン」「肉」を表現した味で、今まで食べた凡百のハンバーガーの味を超えた。
なんだろう..余計な手を掛け過ぎないってなんであんなに美味いのか。
$13〜15くらいはした記憶だけど、これが普段から食べられるなら全然通うだろうなと思った。

今ふと「MORNING GLASS」で検索したら、大阪に去年第一号店が出来たとの記事を発見した。これはヲタ活動がてらの大阪遠征の際にでも行くしか..。

MORNING GLASS

■パンケーキ
以前、オアフに一軒しかない頃行った事があったのだが、今回は街中の至るところでEggs’n Thingsを見た。
エッグベネディクトを頼むと、付け合わせにパンケーキかライスを選べと言われたので、パンケーキを頼んだら、素朴で力強くしっかりとした「小麦」と「バター」にがつんとやられ、今まで食べた凡百のホットケーキの味を超えた(表現のテンプレ化)。
ちなみにエッグベネディクトは日本で食べたものと遜色なし。
連れの頼んだライスは、本当に米で、扱いに困った。お代わり自由の飲み物付きプレートで$27〜くらいだったような。

Eggs'n Singsのパンケーキ

■軽食
一度だけレストランでディナーを取ったが、節約旅の基本としてフードコートやファーストフード利用などで他は過ごした。

マカイフードコート
アラモアナ1Fのマカイフードコートでステーキプレート

サブウェイはこと細かにオーダー内容を聞かれるも、日本の要領でどうにかなる。ちなみに量も味も金額もほぼ変わらず。

サブウェイ

ポキ丼はちょっと味が濃かった。$12くらい。

ポキ丼

■スイーツ
有名な高橋果実店のソルベは量が膨大すぎるので、1人で1個がきつく(想像より砂糖がきつい)、途中で半分ずつでよかったなと思った(遅い)。$5〜。

高橋果実店のソルベ

シェーブアイスは、マノア滝入口にあるログハウスで売っていたレインボーシェイブアイスが、かの有名なマツモトシェイブアイスとひけを取らないレベルで見た目が虹色だったので、インスタ活用が可能。$4くらいだったかな・・。

レインボーシェーブアイス

■ビール
ハワイでは今、クラフトビールブームが来ているらしく、無類のビール好きの我々としては是非行くつもりで5軒ほど調べていた。
が、連日自力で歩き回っていたので、体力の限界が早々に来てしまい、情けない事に一軒しかかなわず非常に無念であった。

マウイブルワリー
ホノルル市内で行きやすく雰囲気も良かったマウイブルワリー

念願のクラフトビール

あとはホテルでBIG WAVEやLONG BOARDなどの缶ビールや、アメリカ気分のハイネケン(コンビニで12缶くらいのまとめ買い用パッケージが$20ちょっとくらいの感覚)をしこたま飲んで終わった。

5.買い物

Ross Dress for Less
ハワイ好きの友達に買い物のお勧めを聞いたところ「ロス巡り」と即答された。
ハワイでロスとはこれいかに・・・調べたところ、ハワイのみならずグアムや本土にもあるアウトレットとの事。

ロス・ドレス・フォー・レス 外観

アラモアナの裏側にこの大型店、あとはワイキキ中心部に1軒あったので巡ってみた。

ロス・ドレス・フォー・レス 靴売り場

売る気あるのかと思うような展示の方法とごった売りに言葉を失う(超楽しい)。

ロス・ドレス・フォー・レス ごった売り

衣料品だけではなく、家具類や雑貨類も売っているので、だいぶ見回るのに時間がかかった(超楽しい)。

Sugarfina
日本未上陸のキャンディー&グミ専門店。
ふとしたきっかけで知ったこのお店だったが、女子ウケがとにかくいいので、お土産はここのキャンディーとホノルルクッキーをベタにお勧めしたい。

シュガーフィナ 店内

■スーパー
5分もあるけば何件も出現するABC-MARTを筆頭に、スーパーでは、Walgreens(きれいなドラッグストア系)や、Longs Drugs(わりと庶民的)、COCO COVE(デリまで売ってるオールマイティ系)など多彩であった。セブンのデリや飲料系がかなり豊富だったのも追記しておきたい。

6.治安

最後に治安である。写真はない。
近年、ワイキキ市内でホームレスが激増、というネットニュースが噂になっていたので、渡米直前に見ていた。

着いて早々、ABCマートの袋を10袋くらい下げているおっちゃんに、後ろで唐突にがなられたりして驚いたり、挙動がおかしい人々を何人も目撃した。

そこまでの風体ではなくとも、前述した個人タクシー(あきらかに一般市民)が小銭を稼いでいたりと、実際の生活事情はなかなかに複雑なのだなーと思った。
まあ、凍死だけはしないからな・・

とはいえ、やっぱハワイっていいよな~・・(次は資金に余裕持って行きたい)

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3b. チェンマイ動物園に行ってきました

はじめて訪れた街ではまず動物園の場所をチェックする(行くとは限らない)動物大好きおじさんtabinote田口です。
今住んでいるチェンマイには普通の動物園「チェンマイ動物園」と、夜行性動物を集めた「ナイトZOO」という2つの動物園がありますが、今回は「チェンマイ動物園」の方のレポートをお送りしてみたいと思います。

チェンマイ動物園は、チェンマイ旧市街から見て北西、チェンマイ大学キャンパスの奥に位置します。
旧市街からは路線バス、トゥクトゥク、ソンテウ(乗り合いトラック)などで向かうことができます。
料金は路線バスなら15バーツ(1バーツ約3.4円)ですが、本数が少ないのでよっぽど節約したい場合以外は他の手段を使ったほうがよいでしょう。人数や時間にもよりますがトゥクトゥクやソンテウでも200バーツを超えることはないでしょう。

まるでテーマパークのような入り口のオブジェ。右側にいるのは王様です。

入場料は動物園だけなら150バーツ、水族館をプラスすると520バーツとチェンマイの物価からするとかなりパンチの効いた値段です。


場内はかなり広く徒歩で回るのは結構厳しいです。場内に乗合バスがあるので利用するとよいでしょう。私は取材のため徒歩にしましたが、比較的涼しい日だったにもかかわらずばっちり日焼けしました。


ゲートをくぐった先にある象のオブジェ。やっぱりタイと言えば象ですよね!


樹木に彫刻が施されています。


装飾物がいちいちかっこいいです。


まずはフラミンゴから。


モソモソ餌を食べるポニーちゃん。


キリンや馬などは5バーツ払うと直接餌をあげることができます。


モノレールの線路が走っていますが現在は運行されていないようです。


いい感じの乗り物が集まっています。


立派な牙をもった象さん。


餌を与えるのに長蛇の列です。小象が出てくることも。


最近の動物園に多い、客と動物の間に深い堀をもうけることで柵をなくすという手法が用いられています
柵なしに直接見える代わりに少し距離が遠くなってしまうので痛し痒しですね。


さて、一番人気のパンダ館です。と言っても上野動物園のように並ぶ必要はありません。よっぽど混んでいる時をのぞけばすぐに入ることができます。ただし別途100バーツが必要。


さっそくご対面です。


こちらはオスのチュアンチュアン。


残念ながらメスのリンフイは姿を見せませんでした。


しかし動きません。微動だにしません。


5分後くらいに動きました!!!
数年前には2匹の子供もいてとてもよく動いてたのですが、残念ながら中国に引き取られていったようです。


さて今度は水族館です。大きな人工池の奥にあります。


さすがに別料金をとるだけあって立派です。


優雅に泳ぐウミガメがとてもよかった。


ここでも給餌シーンは大人気です。


巨大なジンベイザメ。かっこいい!


2008年にできた大阪海遊館のようなトンネル型の水槽は幻想的。水族館だけで1時間は楽しめます。


よく見たら建物にサメが刺さってますね


木にぶら下がっているのは……。


こちらも当園の目玉のひとつ、コアラ館です。


なぜかコアラのマーチとコラボしています。


こちらもほぼ微動だにしません……。


園内は自然の中にあり高低差も結構激しくちょっとしたトレッキング気分が味わえます。


奥地にはこんな滝も。これは歩いて回らないと見つけることができない穴場です。


動物の救急車のようです。


猿も種類が豊富ですね。


小猿はよく動くので見ていて飽きません。


貫禄のある鳥さんも。


1日数回、動物ショーもあるようです(見てません)。


最後はチェンマイ市街を一望のもとに見渡せる展望ゾーンで達成感を味わいましょう。
お疲れ様でした。

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4. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 11/10(金) 室橋裕和さん×矢羽野晶子さん、『海外暮らし最強ナビ アジア編』発売記念対談イベント
 11/16(木) 久保田由希さん、「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊『海外暮らし最強ナビ アジア編』発売記念
◆室橋裕和さん×矢羽野晶子さん 対談トークイベント◆
「知っておくべきアジア暮らしのルール」

新刊『海外暮らし最強ナビ アジア編』(辰巳出版)の発売を記念して、著者でライターの室橋裕和さんとライターの矢羽野晶子さんのお二人をお招きして、 アジア暮らしに必要な様々なノウハウについてスライドを眺めながら対談トークをしていただきます。2004年にタイのバンコクに移住し、現地発日本語情報誌『Gダイアリー』『アジアの雑誌』デスクを担当し、10年間アジア諸国を取材する日々を送った室橋さんと、カンボジアのシェムリアップに10年住み、日本人向けフリーペーパー「クローマーマガジン」の編集長も務めた矢羽野さん。本書では、そんなお二人をはじめ、実際にアジアに暮らしている人たちの実体験をもとに、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、台湾といったアジア諸国で暮らすための事前準備、ビザや労働許可証の取得、住居の確保や、ネット事情、現地日本人社会の実態などが分かりやすく丁寧に紹介されています。タイとカンボジアにともに10年間暮らした室橋さんと矢羽野さんの実体験を通して感じたアジア暮らしの裏話やエピソードを交えつつ、アジアに移住して暮らしていく上での貴重な話が聞けること間違いなしです。室橋さんや矢羽野さんのファンの方はもちろん、アジアへの移住に興味のある方、海外暮らしを計画してる方はぜひ参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

室橋裕和(むろはしひろかず)

週刊誌記者を経てタイ・バンコクに移住。現地発日本語情報誌『Gダイアリー』『アジアの雑誌』デスクを担当。10年間アジア諸国を取材する日々を送った後、日本に帰国。現在はアジア専門のライター・編集者として活動している。東京スポーツ新聞に毎週「亜細亜スポーツ」を連載中。双葉社の旅のウェブマガジン『タビリスタ』では『越えて国境、迷ってアジア』を第2・第4水曜連載中。

◆室橋裕和さん連載『越えて国境、迷ってアジア』
http://tabilista.com

矢羽野晶子(やはのあきこ)

1976年東京生まれ。DTP制作を経て2006年シェムリアップに移り住む。現地発行の日本語情報誌「クロマーマガジン」の創刊より携わり、2013年から休刊する2016年まで編集長を務める。2017年3月に帰国し、現在はフリーランスの編集&ライターとして活動中。近著に『アンコールワットと癒しの旅 カンボジアへ』(イカロス出版)。東南アジアの旅情報サイト『TRIPPING!』でシェムリアップの街情報を毎月配信中。日経リサーチ「世界の街角ライブラリ」でコラムを執筆中。

◆TRIPPING! 「シェムリアップてくてく散歩~楽しくてちょっとディープな街歩き~」
https://tripping.jp/author/96

◆日経リサーチ「世界の街角ライブラリー」
http://gmc.nikkei-r.co.jp/features/overseas/

【開催日時】  11月10日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:辰巳出版


新刊「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念
◆ライター 久保田由希さん  スライド&トークイベント◆
「ドイツの素敵でシンプルな暮らし方」

新刊『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)の発売を記念して、著者でライターの久保田由希さんをゲストにお迎えして、ドイツの素敵でシンプルな暮らし方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『きらめくドイツクリスマスマーケットの旅』では、クリスマスの4週間前頃からキラキラ輝くイルミネーションに飾られた屋台に、クリスマスのオーナメントや雑貨、ホットワイン、焼き菓子にソーセージなど、美しいもの、おいしいものが一堂に集まる本場ドイツのクリスマスマーケットをを紹介していた久保田さん。本作では、ドイツの家事の考え方・やり方を「私がドイツで学んだ家事」「家事をシンプルにして暮らす」 「家事のストレスを減らすヒント」の3部構成にまとめて紹介していて、家事や暮らしをシンプルにして、毎日をもっと心地よく暮らすためのヒントが満載の1冊になっています。2002年以降、10年以上ドイツに在住している久保田さんが、14のドイツ人家庭から取材して感じたドイツ人のシンプルライフに関しての貴重なお話が聞けるはずです。久保田さんのファンの方はもちろん、ドイツの文化や食生活、ライフスタイルに興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

久保田由希(くぼたゆき)

東京都出身。日本女子大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとなる。ただ単に、住んでみたいという気持ちから、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。著作やブログを通して、一人でも多くの人にベルリン・ドイツの魅力を伝えるべく情報を発信している。散歩をしながらスナップ写真を撮ることと、ビールが大好き。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『ベルリンのカフェスタイル』(河出書房新社)、『ドイツのキッチン・ルール』(誠文堂新光社)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)など。

◆久保田由希HP「クボタマガジン」
http://www.kubomaga.com/

【開催日時】  11月16日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:大和書房

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5. 編集後記

tabinoteワタベです。メルマガ第92号をお届けします。
長雨の夏が終わって旅行シーズンかと思いきや台風と、今年はつくづく天候に恵まれませんね。
今号ですが、発行人が今アメリカにいることもあってメルマガの刊行が一日遅れ水曜となりました。申し訳ございません。

さて、今号のニュースはなんと言ってもエアアジア・ジャパンの復活でしょう。名古屋セントレアが拠点となるようですが、国際線の開設にも期待です。
下川さんのエッセイ、意外なことにエアアジアの羽田―クアラルンプール線に最近初めて乗られたとのこと。荷物の問題はなやましいですね。装備品をウルトラライトにするしかない!
旅行記は、前号に引き続き底辺ハワイ旅の続き。節約旅行とは言えさすがにフォトジェニックです。ホールフーズみたいな詰め放題のデリ、日本のスーパーももっと増やしてほしいですね…。
旅行記その2は最近固め撃ちにしてた動物シリーズの最終回、チェンマイの動物園&水族館レポです。ホント海外の動物園って楽しいですよね…。ラインナップも超豪華で、ゾウにパンダにコアラ、ジンベイザメ!日本にもなかなかない、すばらしい施設ではないでしょうか。さすが1800円近く取るだけありますね。
西荻のまどさんのイベント情報は11/10の室橋裕和さん×矢羽野晶子さん「海外暮らし最強ナビ アジア編」発売記念対談、11/16の久保田由希さん「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念トークイベントです。
また、下川さんの連載については近々ニュースがあるようですよ。


tabinote執筆・エクスナレッジ刊の「世界の美しい市場」、好評発売中です。
欧米のスタイリッシュな市場、匂い立ちそうなアジアの熱気あふれる市場、南米の色彩豊かな市場などなど、一度は訪れてみたい世界の市場を美麗な写真と共にご紹介しています。もちろんtabinoteだけにガイド情報もバッチリ。妄想旅行に、旅先選びの参考に、ぜひご活用下さい。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載をアップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第93号は2017年11月28日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
https://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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1. 旅行業界最新ニュース  2017/10/24号 Vol.92


1. 旅行業界最新ニュース

エアアジア・ジャパンがようやく再出発

中部国際空港をハブとするエアアジア・ジャパンは、10月29日より同社の日本再参入第一弾となる中部−札幌(新千歳)線を開設すると正式発表した。今後は中部−台北線の就航を検討しているが、開設時期はいまのところ未定となっている。
また、就航記念セールで同路線を片道5円で販売すると、直後にジェットスター・ジャパンが名古屋/中部発着全路線で6円セールを行うという強烈なライバル意識を見せつけ話題になった。

アリタリア航空のマイレージが無効に

アリタリア-イタリア航空は、同社のマイレージプログラム「MILLEMIGLIA(ミッレミリア)」を2018年3月31日をもって終了すると発表、新しいプログラムを2018年1月1日より開始する計画で、2013年から2017年までに取得したマイルは2018年3月31日までに特典航空券への交換などのサービスで使い切る必要があるという。

ニキ航空とLGWがユーロウィングスに吸収

ルフトハンザグループは、オーストリアのLCC、ニキ航空とドイツのリージョンエアライン、Luftfahrtgesellschaft Walter mbH(LGW)を買収することで、エア・ベルリン・グループと合意したと発表。両社の路線はルフトハンザ傘下のLCC、ユーロウイングスが引き継ぐ。

JTA、新ジンベイジェットが那覇から初就航

JAL傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA)の特別塗装機「ジンベエジェット」、2012年12月就航の初号機(737-400)、2014年1月就航の2号機「さくらジンベエ」(737-400)に続く3号機(737-800)が、10月22日に那覇空港で初フライトを行った。

エアバス新型機A330neo、初飛行に成功

エアバスは10月19日、仏トゥールズのブラニャック空港にてA330の改良型A330neoのうちA330-900neoの試験機が初飛行に成功したと発表した。同機は同社の最新鋭機A350 XWBの技術を取り入れシャークレットを導入した主翼が特徴。エンジンはロールスロイス社のトレント7000を採用している。順調に試験が進めば2018年には商業運行が開始できるという。ローンチカスタマーはTAPポルトガル航空になる予定。
プレスリリース

エミレーツ航空、100機目のエアバスA380を受領

エミレーツ航空は、11月3日に同社にとって100機目となるエアバスの超大型機A380を受領する。同社は9月末時点でA380を142機発注しており、2008年7月28日の初号機から数え現在98機を受領済み。A380の総受注317機のうち半数近くをエミレーツ1社で占めていることになる。

2. 連載:「タビノート」 下川裕治  2017/10/24号 Vol.092


2. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

エアアジアXのグレーゾーン

 エアアジアの羽田―クアラルンプール線にはじめて乗った。インドネシアのメダンに用事があり、乗り継ぎや運賃を考えると、エアアジアが最適だった。
 日本に絡んだLCCの世界では知られた路線である。日本のLCCは、この路線にエアアジアが就航してから本格化していった。バックパッカーたちの間では、この便が到着したLCCTというLCC専用ターミナルは母港とまで呼ばれた。ここからアジアのさまざまな都市に乗り継いでいった。LCCTは閉鎖されてしまったが。
 なぜかこの路線に乗る機会がなかった。そうこうしているうちに、レガシーキャリアが運賃をさげはじめた。となると、レガシーキャリアを選んでしまう。ますます乗る機会を逸してしまった
 LCCにはグレーゾーンがある。機内もち込み荷物の重さと数である。預ける荷物が有料だから、どうしても機内もち込みが増える。これに対してどのくらい厳しくチェックするかという面では、LCCによって温度差がある。
 羽田空港のチェックインの列に並んだ。掲示板に、もち込み荷物のルールが変わったと表示されていた。これまでの経験から、「まあ、なんとかなるだろう」とカウンターの前へ。すると、もち込み荷物の重さを測るという。重量計に乗せると、10.3キロ……。
「免税品は一切買わないでください」
 そういわれてチェックインは終わった。
 調べてみると、ルールは変わっていた。もち込み荷物の個数は大小2個まで。これは変わらない。以前は大きい荷物の重さが7キロまでとなっていたが、新ルールでは、大小合わせて7キロに変わっていたのだ。
 僕は3キロ以上オーバーしていたが、見逃してくれたらしい。一応、免税品は買うな……と釘は刺されたが。
 このときは同行者がいた。ところが彼は、なんのチェックもされなかった。チェックインカウンターによって違うのだ。
 搭乗口では免税品の袋を注意されている人もいた。免税品の袋を2個、3個ともっていた女性たちは、ひとつにまとめるようにいわれていた。
 その後、エアアジアに乗ったが、これほど注意されたことはなかった。どうも厳しくチェックするのは、長距離を飛ぶエアアジアXという気もするが。
 チェックを受けてもなんの文句もいえないが、もう少し明瞭にしてほしいとは思う。抜き打ちチェックでルールの浸透を狙っているのだろうか。


チェックインカウンターのチェックに引っかからないことを願う?

3a. 節約ハワイ旅~2017 夏~ その2


3a. 節約ハワイ旅~2017 夏~ その2

tabinoteハマです。
小市民野郎がうっかりハワイに行き、節約旅行をした話の2回目です。
1回目はこちら

MORNING GLASSのBIG BURGER

4.食べ物

■ハンバーガー
滞在中もっとも感動したのが、MORNING GLASSのGOOD BURGERであった。
ここは、アラモアナの5番バス乗り場から、マノアの滝へ向かうバスを途中下車し、歩いて15分強くらいある為、正直レンタカーをおすすめしたい。
お店の女の子が激マブだったのでおすすめを聞いたら、冒頭写真のGOOD BURGERを勧められた。(わかりやすすぎる名前)
表現が難しいのだが、素朴で力強くしっかりと「パン」「肉」を表現した味で、今まで食べた凡百のハンバーガーの味を超えた。
なんだろう..余計な手を掛け過ぎないってなんであんなに美味いのか。
$13〜15くらいはした記憶だけど、これが普段から食べられるなら全然通うだろうなと思った。

今ふと「MORNING GLASS」で検索したら、大阪に去年第一号店が出来たとの記事を発見した。これはヲタ活動がてらの大阪遠征の際にでも行くしか..。

MORNING GLASS

■パンケーキ
以前、オアフに一軒しかない頃行った事があったのだが、今回は街中の至るところでEggs’n Thingsを見た。
エッグベネディクトを頼むと、付け合わせにパンケーキかライスを選べと言われたので、パンケーキを頼んだら、素朴で力強くしっかりとした「小麦」と「バター」にがつんとやられ、今まで食べた凡百のホットケーキの味を超えた(表現のテンプレ化)。
ちなみにエッグベネディクトは日本で食べたものと遜色なし。
連れの頼んだライスは、本当に米で、扱いに困った。お代わり自由の飲み物付きプレートで$27〜くらいだったような。

Eggs'n Singsのパンケーキ

■軽食
一度だけレストランでディナーを取ったが、節約旅の基本としてフードコートやファーストフード利用などで他は過ごした。

マカイフードコート
アラモアナ1Fのマカイフードコートでステーキプレート

サブウェイはこと細かにオーダー内容を聞かれるも、日本の要領でどうにかなる。ちなみに量も味も金額もほぼ変わらず。

サブウェイ

ポキ丼はちょっと味が濃かった。$12くらい。

ポキ丼

■スイーツ
有名な高橋果実店のソルベは量が膨大すぎるので、1人で1個がきつく(想像より砂糖がきつい)、途中で半分ずつでよかったなと思った(遅い)。$5〜。

高橋果実店のソルベ

シェーブアイスは、マノア滝入口にあるログハウスで売っていたレインボーシェイブアイスが、かの有名なマツモトシェイブアイスとひけを取らないレベルで見た目が虹色だったので、インスタ活用が可能。$4くらいだったかな・・。

レインボーシェーブアイス

■ビール
ハワイでは今、クラフトビールブームが来ているらしく、無類のビール好きの我々としては是非行くつもりで5軒ほど調べていた。
が、連日自力で歩き回っていたので、体力の限界が早々に来てしまい、情けない事に一軒しかかなわず非常に無念であった。

マウイブルワリー
ホノルル市内で行きやすく雰囲気も良かったマウイブルワリー

念願のクラフトビール

あとはホテルでBIG WAVEやLONG BOARDなどの缶ビールや、アメリカ気分のハイネケン(コンビニで12缶くらいのまとめ買い用パッケージが$20ちょっとくらいの感覚)をしこたま飲んで終わった。

5.買い物

Ross Dress for Less
ハワイ好きの友達に買い物のお勧めを聞いたところ「ロス巡り」と即答された。
ハワイでロスとはこれいかに・・・調べたところ、ハワイのみならずグアムや本土にもあるアウトレットとの事。

ロス・ドレス・フォー・レス 外観

アラモアナの裏側にこの大型店、あとはワイキキ中心部に1軒あったので巡ってみた。

ロス・ドレス・フォー・レス 靴売り場

売る気あるのかと思うような展示の方法とごった売りに言葉を失う(超楽しい)。

ロス・ドレス・フォー・レス ごった売り

衣料品だけではなく、家具類や雑貨類も売っているので、だいぶ見回るのに時間がかかった(超楽しい)。

Sugarfina
日本未上陸のキャンディー&グミ専門店。
ふとしたきっかけで知ったこのお店だったが、女子ウケがとにかくいいので、お土産はここのキャンディーとホノルルクッキーをベタにお勧めしたい。

シュガーフィナ 店内

■スーパー
5分もあるけば何件も出現するABC-MARTを筆頭に、スーパーでは、Walgreens(きれいなドラッグストア系)や、Longs Drugs(わりと庶民的)、COCO COVE(デリまで売ってるオールマイティ系)など多彩であった。セブンのデリや飲料系がかなり豊富だったのも追記しておきたい。

6.治安

最後に治安である。写真はない。
近年、ワイキキ市内でホームレスが激増、というネットニュースが噂になっていたので、渡米直前に見ていた。

着いて早々、ABCマートの袋を10袋くらい下げているおっちゃんに、後ろで唐突にがなられたりして驚いたり、挙動がおかしい人々を何人も目撃した。

そこまでの風体ではなくとも、前述した個人タクシー(あきらかに一般市民)が小銭を稼いでいたりと、実際の生活事情はなかなかに複雑なのだなーと思った。
まあ、凍死だけはしないからな・・

とはいえ、やっぱハワイっていいよな~・・(次は資金に余裕持って行きたい)

3b. チェンマイ動物園に行ってきました


3b. チェンマイ動物園に行ってきました

はじめて訪れた街ではまず動物園の場所をチェックする(行くとは限らない)動物大好きおじさんtabinote田口です。
今住んでいるチェンマイには普通の動物園「チェンマイ動物園」と、夜行性動物を集めた「ナイトZOO」という2つの動物園がありますが、今回は「チェンマイ動物園」の方のレポートをお送りしてみたいと思います。

チェンマイ動物園は、チェンマイ旧市街から見て北西、チェンマイ大学キャンパスの奥に位置します。
旧市街からは路線バス、トゥクトゥク、ソンテウ(乗り合いトラック)などで向かうことができます。
料金は路線バスなら15バーツ(1バーツ約3.4円)ですが、本数が少ないのでよっぽど節約したい場合以外は他の手段を使ったほうがよいでしょう。人数や時間にもよりますがトゥクトゥクやソンテウでも200バーツを超えることはないでしょう。

まるでテーマパークのような入り口のオブジェ。右側にいるのは王様です。

入場料は動物園だけなら150バーツ、水族館をプラスすると520バーツとチェンマイの物価からするとかなりパンチの効いた値段です。


場内はかなり広く徒歩で回るのは結構厳しいです。場内に乗合バスがあるので利用するとよいでしょう。私は取材のため徒歩にしましたが、比較的涼しい日だったにもかかわらずばっちり日焼けしました。


ゲートをくぐった先にある象のオブジェ。やっぱりタイと言えば象ですよね!


樹木に彫刻が施されています。


装飾物がいちいちかっこいいです。


まずはフラミンゴから。


モソモソ餌を食べるポニーちゃん。


キリンや馬などは5バーツ払うと直接餌をあげることができます。


モノレールの線路が走っていますが現在は運行されていないようです。


いい感じの乗り物が集まっています。


立派な牙をもった象さん。


餌を与えるのに長蛇の列です。小象が出てくることも。


最近の動物園に多い、客と動物の間に深い堀をもうけることで柵をなくすという手法が用いられています
柵なしに直接見える代わりに少し距離が遠くなってしまうので痛し痒しですね。


さて、一番人気のパンダ館です。と言っても上野動物園のように並ぶ必要はありません。よっぽど混んでいる時をのぞけばすぐに入ることができます。ただし別途100バーツが必要。


さっそくご対面です。


こちらはオスのチュアンチュアン。


残念ながらメスのリンフイは姿を見せませんでした。


しかし動きません。微動だにしません。


5分後くらいに動きました!!!
数年前には2匹の子供もいてとてもよく動いてたのですが、残念ながら中国に引き取られていったようです。


さて今度は水族館です。大きな人工池の奥にあります。


さすがに別料金をとるだけあって立派です。


優雅に泳ぐウミガメがとてもよかった。


ここでも給餌シーンは大人気です。


巨大なジンベイザメ。かっこいい!


2008年にできた大阪海遊館のようなトンネル型の水槽は幻想的。水族館だけで1時間は楽しめます。


よく見たら建物にサメが刺さってますね


木にぶら下がっているのは……。


こちらも当園の目玉のひとつ、コアラ館です。


なぜかコアラのマーチとコラボしています。


こちらもほぼ微動だにしません……。


園内は自然の中にあり高低差も結構激しくちょっとしたトレッキング気分が味わえます。


奥地にはこんな滝も。これは歩いて回らないと見つけることができない穴場です。


動物の救急車のようです。


猿も種類が豊富ですね。


小猿はよく動くので見ていて飽きません。


貫禄のある鳥さんも。


1日数回、動物ショーもあるようです(見てません)。


最後はチェンマイ市街を一望のもとに見渡せる展望ゾーンで達成感を味わいましょう。
お疲れ様でした。

4. 旅の本屋 のまど:イベント情報


4. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 11/10(金) 室橋裕和さん×矢羽野晶子さん、『海外暮らし最強ナビ アジア編』発売記念対談イベント
 11/16(木) 久保田由希さん、「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊『海外暮らし最強ナビ アジア編』発売記念
◆室橋裕和さん×矢羽野晶子さん 対談トークイベント◆
「知っておくべきアジア暮らしのルール」

新刊『海外暮らし最強ナビ アジア編』(辰巳出版)の発売を記念して、著者でライターの室橋裕和さんとライターの矢羽野晶子さんのお二人をお招きして、 アジア暮らしに必要な様々なノウハウについてスライドを眺めながら対談トークをしていただきます。2004年にタイのバンコクに移住し、現地発日本語情報誌『Gダイアリー』『アジアの雑誌』デスクを担当し、10年間アジア諸国を取材する日々を送った室橋さんと、カンボジアのシェムリアップに10年住み、日本人向けフリーペーパー「クローマーマガジン」の編集長も務めた矢羽野さん。本書では、そんなお二人をはじめ、実際にアジアに暮らしている人たちの実体験をもとに、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、台湾といったアジア諸国で暮らすための事前準備、ビザや労働許可証の取得、住居の確保や、ネット事情、現地日本人社会の実態などが分かりやすく丁寧に紹介されています。タイとカンボジアにともに10年間暮らした室橋さんと矢羽野さんの実体験を通して感じたアジア暮らしの裏話やエピソードを交えつつ、アジアに移住して暮らしていく上での貴重な話が聞けること間違いなしです。室橋さんや矢羽野さんのファンの方はもちろん、アジアへの移住に興味のある方、海外暮らしを計画してる方はぜひ参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

室橋裕和(むろはしひろかず)

週刊誌記者を経てタイ・バンコクに移住。現地発日本語情報誌『Gダイアリー』『アジアの雑誌』デスクを担当。10年間アジア諸国を取材する日々を送った後、日本に帰国。現在はアジア専門のライター・編集者として活動している。東京スポーツ新聞に毎週「亜細亜スポーツ」を連載中。双葉社の旅のウェブマガジン『タビリスタ』では『越えて国境、迷ってアジア』を第2・第4水曜連載中。

◆室橋裕和さん連載『越えて国境、迷ってアジア』
http://tabilista.com

矢羽野晶子(やはのあきこ)

1976年東京生まれ。DTP制作を経て2006年シェムリアップに移り住む。現地発行の日本語情報誌「クロマーマガジン」の創刊より携わり、2013年から休刊する2016年まで編集長を務める。2017年3月に帰国し、現在はフリーランスの編集&ライターとして活動中。近著に『アンコールワットと癒しの旅 カンボジアへ』(イカロス出版)。東南アジアの旅情報サイト『TRIPPING!』でシェムリアップの街情報を毎月配信中。日経リサーチ「世界の街角ライブラリ」でコラムを執筆中。

◆TRIPPING! 「シェムリアップてくてく散歩~楽しくてちょっとディープな街歩き~」
https://tripping.jp/author/96

◆日経リサーチ「世界の街角ライブラリー」
http://gmc.nikkei-r.co.jp/features/overseas/

【開催日時】  11月10日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:辰巳出版


新刊「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念
◆ライター 久保田由希さん  スライド&トークイベント◆
「ドイツの素敵でシンプルな暮らし方」

新刊『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)の発売を記念して、著者でライターの久保田由希さんをゲストにお迎えして、ドイツの素敵でシンプルな暮らし方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『きらめくドイツクリスマスマーケットの旅』では、クリスマスの4週間前頃からキラキラ輝くイルミネーションに飾られた屋台に、クリスマスのオーナメントや雑貨、ホットワイン、焼き菓子にソーセージなど、美しいもの、おいしいものが一堂に集まる本場ドイツのクリスマスマーケットをを紹介していた久保田さん。本作では、ドイツの家事の考え方・やり方を「私がドイツで学んだ家事」「家事をシンプルにして暮らす」 「家事のストレスを減らすヒント」の3部構成にまとめて紹介していて、家事や暮らしをシンプルにして、毎日をもっと心地よく暮らすためのヒントが満載の1冊になっています。2002年以降、10年以上ドイツに在住している久保田さんが、14のドイツ人家庭から取材して感じたドイツ人のシンプルライフに関しての貴重なお話が聞けるはずです。久保田さんのファンの方はもちろん、ドイツの文化や食生活、ライフスタイルに興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

久保田由希(くぼたゆき)

東京都出身。日本女子大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとなる。ただ単に、住んでみたいという気持ちから、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。著作やブログを通して、一人でも多くの人にベルリン・ドイツの魅力を伝えるべく情報を発信している。散歩をしながらスナップ写真を撮ることと、ビールが大好き。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『ベルリンのカフェスタイル』(河出書房新社)、『ドイツのキッチン・ルール』(誠文堂新光社)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)など。

◆久保田由希HP「クボタマガジン」
http://www.kubomaga.com/

【開催日時】  11月16日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:大和書房

編集後記 2017/10/24号 Vol.092


5. 編集後記

tabinoteワタベです。メルマガ第92号をお届けします。
長雨の夏が終わって旅行シーズンかと思いきや台風と、今年はつくづく天候に恵まれませんね。
今号ですが、発行人が今アメリカにいることもあってメルマガの刊行が一日遅れ水曜となりました。申し訳ございません。

さて、今号のニュースはなんと言ってもエアアジア・ジャパンの復活でしょう。名古屋セントレアが拠点となるようですが、国際線の開設にも期待です。
下川さんのエッセイ、意外なことにエアアジアの羽田―クアラルンプール線に最近初めて乗られたとのこと。荷物の問題はなやましいですね。装備品をウルトラライトにするしかない!
旅行記は、前号に引き続き底辺ハワイ旅の続き。節約旅行とは言えさすがにフォトジェニックです。ホールフーズみたいな詰め放題のデリ、日本のスーパーももっと増やしてほしいですね…。
旅行記その2は最近固め撃ちにしてた動物シリーズの最終回、チェンマイの動物園&水族館レポです。ホント海外の動物園って楽しいですよね…。ラインナップも超豪華で、ゾウにパンダにコアラ、ジンベイザメ!日本にもなかなかない、すばらしい施設ではないでしょうか。さすが1800円近く取るだけありますね。
西荻のまどさんのイベント情報は11/10の室橋裕和さん×矢羽野晶子さん「海外暮らし最強ナビ アジア編」発売記念対談、11/16の久保田由希さん「心がラクになる ドイツのシンプル家事」発売記念トークイベントです。
また、下川さんの連載については近々ニュースがあるようですよ。


tabinote執筆・エクスナレッジ刊の「世界の美しい市場」、好評発売中です。
欧米のスタイリッシュな市場、匂い立ちそうなアジアの熱気あふれる市場、南米の色彩豊かな市場などなど、一度は訪れてみたい世界の市場を美麗な写真と共にご紹介しています。もちろんtabinoteだけにガイド情報もバッチリ。妄想旅行に、旅先選びの参考に、ぜひご活用下さい。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載をアップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第93号は2017年11月28日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
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