3a. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!台北26時間超弾丸ツアー(その2)

 

「家族旅行の下見だからさ」

ジェットスターの台湾就航記念セール、片道990円で台北への弾丸ツアーをキメてきた。(前編からの続き)

8:30

さすがに平日の朝である。いよいよ交通量が増え、歩道を歩く人も多くなってきた。

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出勤途中の道すがらサンドイッチ屋に立ち寄る姿も(美味しそう)。

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台北駅近くのステーションに自転車を返す。クレジットカードで借りた場合はスタンドに戻すだけだ(悠遊カードならそのあとにタッチして精算)。休憩含めた2時間で走った距離は4km弱。

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地下のMRT駅に向かう。

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そして悠遊カードを購入。

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券売機でも買えるのだが、インフォメーションで購入と同時にNT$200チャージしてもらった。日本国内でもお馴染みのこの手のカードは非常に便利なので、滞在期間の長短にかかわらず必ず入手したい。

MRTの駅は非常に綺麗である。トイレも清潔だ。混み合っていても空いていても、きちんとホームドア横の線に従って並んでいる。混雑した車内でも博愛座と書かれた日本で言うところの優先席は大抵空けてあるし、席の譲り合いは都内よりも多く見かけたように思う。MRT車内は飲食禁止だけれども、マナーの良さはそういうルールだけから来ているものでは無いのだろうなと、「博愛」と「優先」の言葉の違いから受ける印象についてぼんやり考えているうちに淡水である。

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9:30

台北駅から北に約40分、多くの人がこの淡水信義線(赤いので心の中では丸ノ内線と呼んでいた)の終点まで乗っていた。大学があるからだろうか、学生っぽい人が多く見られた。

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ひとまずコンビニでビールを買い、水辺を散歩する。釣りをする人がちらほら。のどかだ。実はこのあたり夕暮れ時が素晴らしいらしい。

商店街ぶらり。しかしお土産屋さんなどはまだ準備中、気になる捜奇博物館は開館前…。

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買い物袋もったおばさんの後をつけて路地に入っていったら、市場のような商店街に出た。

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カバン、靴、金物屋、魚屋、八百屋に総菜、狭い通路の両脇にたくさんの店が立ち並ぶ。これは楽しい!

10:00

ひとしきり歩き回ったところで魯肉飯の文字に惹かれた。

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数少ない知っている単語の一つだ。店に入り「るーろーはん」と口にしてみる。なにやらスープも勧められたので頷く。合わせてNT$80。安いなぁ。

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そしてうまい!

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見てると持ち帰りを買いに来るお客さんも多い。

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駅の方へ戻りつつ、淡水名物と聞いていた超ロングなソフトクリームに挑戦してみた。

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もちろんサイズは大で。

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外見はソフトクリームっぽいが実際はある程度固さのあるシャーベット状のアイスなので折れにくく、食べているうちにどんどん溶けていくのでコーンにビニール袋を被せて渡される。完食したものの、正直一人で大は厳しかった…。

11:00

電車で移動中は路線図のピン音表記を見ながらアナウンスを聞いて読み方を確認していた。北投=beitou=べいとう、といった具合に。淡水から台北市内に戻る途中、温泉で有名なその北投に寄り道した。温泉街は北投駅で乗り換えて一駅隣の新北投駅が最寄りである。

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北投駅のホームで電車を待っていると老夫婦に中国語でなにやら話しかけられた。「しんべいとう」だけ聞き取れたのできっと新北投に行くのはこっからでいいのか?という感じだったのだろう。とりあえず頷いておいた。

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電車に乗って5分もしないうちに新北投に到着。

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北投公園沿いに少し歩くと、旅館・ホテルが立ち並ぶ。少し贅沢してこのあたりに宿泊するのもありじゃないだろうか。北投公園内の温泉博物館は、残念ながら月曜休館日だった。

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その隣の台北市立図書館北投分館は2012年「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」にも選ばれている木造建造物である、が、こちらも休館日…。

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12:00

気を取り直して折角なので温泉に入ろう。「瀧乃湯」は明治の終わり頃からあるといわれる古い公衆浴場で、昭和天皇も皇太子時代に入浴したという。この向かいの河原は北投石が発見された場所でもある。

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入浴料はNT$100。脱衣所は無く、浴場の脇で足下に気をつけて服を濡らさぬよううまいこと脱がねばならない。脱いだ服や荷物は棚に押し込み、まずは浴槽のお湯を一浴びする。これがまた熱いって!おっちゃんたちよく入ってられるわな。湯船に出たり入ったり、汗ダラダラである。洗い場には水の出るホースしか無く、桶で汲んだ湯船のお湯をそれで調整して頭からかぶる。汗がやたら酸っぱいと思ったらそれは汗じゃ無くて風呂のお湯だった。かなり酸性度が強い。常連とおぼしきおじさんたちが、持参した水筒のお茶で水分補給していたのが台湾っぽい。

さっぱりしたところで駅に戻る途中のスーパーWelcomeでビールを買って一休み。最高だ…。

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3b. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!台北26時間超弾丸ツアー(その2)


3a. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!台北26時間超弾丸ツアー(その2)

 

「家族旅行の下見だからさ」

ジェットスターの台湾就航記念セール、片道990円で台北への弾丸ツアーをキメてきた。(前編からの続き)

8:30

さすがに平日の朝である。いよいよ交通量が増え、歩道を歩く人も多くなってきた。

taiwan02_00001

出勤途中の道すがらサンドイッチ屋に立ち寄る姿も(美味しそう)。

taiwan02_00002

台北駅近くのステーションに自転車を返す。クレジットカードで借りた場合はスタンドに戻すだけだ(悠遊カードならそのあとにタッチして精算)。休憩含めた2時間で走った距離は4km弱。

taiwan02_00003

地下のMRT駅に向かう。

taiwan02_00004

そして悠遊カードを購入。

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券売機でも買えるのだが、インフォメーションで購入と同時にNT$200チャージしてもらった。日本国内でもお馴染みのこの手のカードは非常に便利なので、滞在期間の長短にかかわらず必ず入手したい。

MRTの駅は非常に綺麗である。トイレも清潔だ。混み合っていても空いていても、きちんとホームドア横の線に従って並んでいる。混雑した車内でも博愛座と書かれた日本で言うところの優先席は大抵空けてあるし、席の譲り合いは都内よりも多く見かけたように思う。MRT車内は飲食禁止だけれども、マナーの良さはそういうルールだけから来ているものでは無いのだろうなと、「博愛」と「優先」の言葉の違いから受ける印象についてぼんやり考えているうちに淡水である。

taiwan02_00006

9:30

台北駅から北に約40分、多くの人がこの淡水信義線(赤いので心の中では丸ノ内線と呼んでいた)の終点まで乗っていた。大学があるからだろうか、学生っぽい人が多く見られた。

taiwan02_00007

ひとまずコンビニでビールを買い、水辺を散歩する。釣りをする人がちらほら。のどかだ。実はこのあたり夕暮れ時が素晴らしいらしい。

商店街ぶらり。しかしお土産屋さんなどはまだ準備中、気になる捜奇博物館は開館前…。

taiwan02_00008

買い物袋もったおばさんの後をつけて路地に入っていったら、市場のような商店街に出た。

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カバン、靴、金物屋、魚屋、八百屋に総菜、狭い通路の両脇にたくさんの店が立ち並ぶ。これは楽しい!

10:00

ひとしきり歩き回ったところで魯肉飯の文字に惹かれた。

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数少ない知っている単語の一つだ。店に入り「るーろーはん」と口にしてみる。なにやらスープも勧められたので頷く。合わせてNT$80。安いなぁ。

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そしてうまい!

taiwan02_00012

見てると持ち帰りを買いに来るお客さんも多い。

taiwan02_00013

駅の方へ戻りつつ、淡水名物と聞いていた超ロングなソフトクリームに挑戦してみた。

taiwan02_00014

もちろんサイズは大で。

taiwan02_00015

外見はソフトクリームっぽいが実際はある程度固さのあるシャーベット状のアイスなので折れにくく、食べているうちにどんどん溶けていくのでコーンにビニール袋を被せて渡される。完食したものの、正直一人で大は厳しかった…。

11:00

電車で移動中は路線図のピン音表記を見ながらアナウンスを聞いて読み方を確認していた。北投=beitou=べいとう、といった具合に。淡水から台北市内に戻る途中、温泉で有名なその北投に寄り道した。温泉街は北投駅で乗り換えて一駅隣の新北投駅が最寄りである。

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北投駅のホームで電車を待っていると老夫婦に中国語でなにやら話しかけられた。「しんべいとう」だけ聞き取れたのできっと新北投に行くのはこっからでいいのか?という感じだったのだろう。とりあえず頷いておいた。

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電車に乗って5分もしないうちに新北投に到着。

taiwan02_00018

北投公園沿いに少し歩くと、旅館・ホテルが立ち並ぶ。少し贅沢してこのあたりに宿泊するのもありじゃないだろうか。北投公園内の温泉博物館は、残念ながら月曜休館日だった。

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その隣の台北市立図書館北投分館は2012年「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」にも選ばれている木造建造物である、が、こちらも休館日…。

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12:00

気を取り直して折角なので温泉に入ろう。「瀧乃湯」は明治の終わり頃からあるといわれる古い公衆浴場で、昭和天皇も皇太子時代に入浴したという。この向かいの河原は北投石が発見された場所でもある。

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入浴料はNT$100。脱衣所は無く、浴場の脇で足下に気をつけて服を濡らさぬよううまいこと脱がねばならない。脱いだ服や荷物は棚に押し込み、まずは浴槽のお湯を一浴びする。これがまた熱いって!おっちゃんたちよく入ってられるわな。湯船に出たり入ったり、汗ダラダラである。洗い場には水の出るホースしか無く、桶で汲んだ湯船のお湯をそれで調整して頭からかぶる。汗がやたら酸っぱいと思ったらそれは汗じゃ無くて風呂のお湯だった。かなり酸性度が強い。常連とおぼしきおじさんたちが、持参した水筒のお茶で水分補給していたのが台湾っぽい。

さっぱりしたところで駅に戻る途中のスーパーWelcomeでビールを買って一休み。最高だ…。

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