カテゴリー別アーカイブ: 1.旅行業界最新ニュース

1. 旅行業界最新ニュース  2017/12/26号 Vol.94


1. 旅行業界最新ニュース

スクート、シンガポール~関西~ホノルル線に就航開始

スクートは12月19日、シンガポール~関西~ホノルル線に就航した。シンガポール~関西、関西~ホノルルのいずれの区間のみでも利用できる。機材はボーイング787-8で、座席数は329席(ビジネス18席、エコノミー311席)。当面は週4便だがデイリー運航も視野に入っているという。スクートのアメリカ就航ははじめて。関西~ホノルル間のLCCは、6月に就航したエアアジアXに続き2社目となる。

ボーイング、エンブラエルと提携交渉進める

米ボーイングはリージョナルジェットERJシリーズ、小型ジェット旅客機E-Jetシリーズなどで知られる世界第三位の航空機メーカーであるブラジルのエンブラエルと提携交渉を行っていることを明らかにした。これはライバルのエアバスがカナダ航空機ボンバルディアと提携したことに対抗する狙いがあるとみられている。また、ボーイングはエンブラエルの買収も検討しているという。実現すれば1997年の米マクドネル・ダグラス買収に次ぐ大型企業買収となるがブラジル政府は難色を示しているという。

香港航空、香港~ロサンゼルス線を開設

海南航空グループの香港航空は12月18日、香港~ロサンゼルス線を開設した。機材はエアバスの最新鋭機A350-900。同社のアメリカ路線展開ははじめて。また、2018年1月より那覇~香港線を現在の週14便から週18便へと増便することも発表しており、香港をハブに順調にネットワークを広げている。

ジェットスター、成田~宮崎線に就航

ジェットスター・ジャパンは12月21日より東京(成田)~宮崎線に就航した。機材はエアバスA320、宮崎空港へのLCCの発着は2015年8月に就航したピーチの関西~宮崎便に続き2路線目となる。また、ジェットスターは福岡、鹿児島、大分、熊本、に続き5路線目となり、長崎線も就航が予定されている。

ダイヤ
11:30 成田 → 13:40 宮崎(GK633)
14:20 宮崎 → 16:00 成田(GK634)

ANA、来年4月から国内線Wi-Fi無料化

ANAは2018年4月1日より、国内線で導入している機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を無料提供すると発表した。接続時間は無制限でサービス期間も限定しない。対象機材は国内線を運行するボーイング777、787、767、737-800、エアバスA321となり737-500、737-700、ボンバルディアDHC-8-Q400など一部機材では利用できない。一方で同日よりレミアムクラスへのアップグレード料金が値上げされることも発表されている。なおJALは2017年2月より無料化されている。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/11/28号 Vol.93


1. 旅行業界最新ニュース

バリ島で火山が噴火し空港が一時閉鎖

インドネシア、バリ島東部アグン山が11月25日から連続的に噴火し、その影響でデンパサールのングラライ国際空港が現地時間11月27日午前7時から閉鎖された。その影響でガルーダ・インドネシア航空、エアアジアなどが運行する日本便も欠航となっている。また、バリ島だけではなく噴煙が流れているロンボク島発着のフライトにも影響が出ている。

タイ・エアアジアX、バンコク~函館線を来年にも就航か

エアアジアグループのタイ・エアアジアXが、バンコク(ドンムアン)~函館線の就航を2018年夏を目処に計画していることがバンコクを訪れた函館市の観光客誘致訪問団によって明らかになった。また、現在運休中のバンコク~札幌(新千歳)線も2018年春にも運行再開される方向で調整中とのことだ。

タイガーエア・台湾、小松~台北(桃園)線に就航

タイガーエア・台湾は、小松~台北(桃園)線に2018年1月18日より就航することを発表した。当面は木・日曜の週2便、これでタイガーエア・台湾は日本国内10都市に14路線を就航することになる。

BAの搭乗順序変更が「階級社会」とプチ炎上

ブリティッシュ・エアウェイズが11月に発表した機内搭乗順序の変更案内が炎上している。これは従来の「ファースト>ビジネス>マイル上級会員>乳幼児連れ>エコノミー」という搭乗順序をさらに細分化し「機内持込手荷物のみの旅客」を最後に搭乗させるというもの。「最低運賃の客は搭乗も最後」という厳しいルールに批判が噴出しているが、限られた荷物スペースの確保という意味で致し方ない部分もあるとの意見も。

ANA、国内線の半数で機内Wi-Fi接続サービス

ANAは2016年1月から開始している国内線のWi-Fi機器を使った機内インターネット接続サービスについて、現時点で運航機材の約半数に装着されていることを発表した。現在JALでは期間限定で無料化されているが、ANAでは「通信容量に限界があるためハード面で耐えられるか」を検証中とのこと。

ジェットスター・アジア、那覇~シンガポール線就航開始

ジェットスター・アジア航空は11月17日、シンガポール~那覇線の運行を開始した。月金日の週3往復で運行される。那覇発着の東南アジア路線はピーチのバンコク線に続き2路線目となる。

ダイヤ

01:50 SIN > 08:00 OKA 3K791 (運航日:月金日)
08:55 OKA > 13:15 SIN 3K792(運航日:月金日)

1. 旅行業界最新ニュース  2017/10/24号 Vol.92


1. 旅行業界最新ニュース

エアアジア・ジャパンがようやく再出発

中部国際空港をハブとするエアアジア・ジャパンは、10月29日より同社の日本再参入第一弾となる中部−札幌(新千歳)線を開設すると正式発表した。今後は中部−台北線の就航を検討しているが、開設時期はいまのところ未定となっている。
また、就航記念セールで同路線を片道5円で販売すると、直後にジェットスター・ジャパンが名古屋/中部発着全路線で6円セールを行うという強烈なライバル意識を見せつけ話題になった。

アリタリア航空のマイレージが無効に

アリタリア-イタリア航空は、同社のマイレージプログラム「MILLEMIGLIA(ミッレミリア)」を2018年3月31日をもって終了すると発表、新しいプログラムを2018年1月1日より開始する計画で、2013年から2017年までに取得したマイルは2018年3月31日までに特典航空券への交換などのサービスで使い切る必要があるという。

ニキ航空とLGWがユーロウィングスに吸収

ルフトハンザグループは、オーストリアのLCC、ニキ航空とドイツのリージョンエアライン、Luftfahrtgesellschaft Walter mbH(LGW)を買収することで、エア・ベルリン・グループと合意したと発表。両社の路線はルフトハンザ傘下のLCC、ユーロウイングスが引き継ぐ。

JTA、新ジンベイジェットが那覇から初就航

JAL傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA)の特別塗装機「ジンベエジェット」、2012年12月就航の初号機(737-400)、2014年1月就航の2号機「さくらジンベエ」(737-400)に続く3号機(737-800)が、10月22日に那覇空港で初フライトを行った。

エアバス新型機A330neo、初飛行に成功

エアバスは10月19日、仏トゥールズのブラニャック空港にてA330の改良型A330neoのうちA330-900neoの試験機が初飛行に成功したと発表した。同機は同社の最新鋭機A350 XWBの技術を取り入れシャークレットを導入した主翼が特徴。エンジンはロールスロイス社のトレント7000を採用している。順調に試験が進めば2018年には商業運行が開始できるという。ローンチカスタマーはTAPポルトガル航空になる予定。
プレスリリース

エミレーツ航空、100機目のエアバスA380を受領

エミレーツ航空は、11月3日に同社にとって100機目となるエアバスの超大型機A380を受領する。同社は9月末時点でA380を142機発注しており、2008年7月28日の初号機から数え現在98機を受領済み。A380の総受注317機のうち半数近くをエミレーツ1社で占めていることになる。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/9/26号 Vol.91


1. 旅行業界最新ニュース

エジプト航空による成田~カイロ線が復活

2013年に起きたクーデターの影響から運休になっていたエジプト航空の成田~カイロ線が10月28日より再開することになった。当面は成田発日曜、カイロ発土曜の週1便で需要動向を見た上で増便も検討するという。機材はボーイングB777-300。

ピーチ、仙台~札幌、仙台~台北線就航

ピーチ・アヴィエーションは9月24日に仙台~札幌線を、翌9月25日に仙台~台北線を開設した。すでに2013年より仙台~福岡線も運行しており同社の仙台空港就航路線はこれで3路線目。仙台空港を第3拠点化した。また、札幌(千歳空港)は仙台線と同時に、福岡線と台北線も開設しており、ピーチはこちらも第4の拠点とする計画を発表している。

JAL、ANAからハワイアン航空を奪う

JALは9月26日、ハワイアン航空と包括的業務提携契約を結ぶことに合意、2018年3月より順次コードシェアを始める。3大アライアンスに加入していないハワイアン航空はこれまでANAと提携していたが、JALがこれを奪い2019年ホノルル線に超大型機A380を導入する予定のANAに大きな打撃を与えることになる。JALは2016年に長年の提携相手だったベトナム航空を奪われるという経緯があり、両者のバチバチしたライバル関係はこれからも続くようだ。

JAL、国内線にB787を初導入

JALは9月21日、2019年下期をめどに羽田~伊丹線など伊丹発着路線を中心にボーイングB787-8機を投入することを発表した。これまでJALはB787を国際線にしか使用しておらず、今回新たに国内線仕様の機材を4機発注した。経年機となったB767-300ERやB777-200と置き換えていく模様。

デルタ航空、成田~グアム線を運休

デルタ航空は2018年1月8日より、成田~グアム線を運休することを決定した。同路線はノースウェスト航空時代の1981年から運行を続けているが、需要の低迷により路線維持が難しくなったという。なお同社の成田~サイパン線、成田~パラオ線は引き続き運行を続ける。

ジェットスタージャパン、宮崎に就航

ジェットスター・ジャパンは2017年度代2四半期の決算を発表、前期比較で純利益が7.9倍増の4億9800万円で2期連続黒字を達成した。2018年前半を目処にエアバスA320型機を2機追加導入し、23機体制となって成田-宮崎線に就航するほか、成田~長崎線も検討するという。また、中部国際空港の拠点化も進め、2018年までには28機体制で国際線も増強するという。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/8/22号 Vol.90


1. 旅行業界最新ニュース

カタール、ビザ免除へ

カタール(国)は、日本を含む80カ国の国民に対しビザ免除での入国を許可することを発表した。滞在期間はフランス、ドイツ、スペインなど33カ国が180日、日本、アメリカ、香港など47カ国が30日間となっている。これによりこれまでは入国審査時にQR100(約3000円)のトランジットビザが必要だったドーハ空港からのカタール入国が無料となる。

ルフトハンザ機内で男児誕生

7月26日、ボゴタ発フランクフルト行きのルフトハンザ航空LH543便でブルガリア人女性が男児を出産した。離陸後陣痛が始まった女性は、乗り合わせた3人の医師と客室乗務員の助けで、北大西洋高度39,000フィート上空で無事出産。男児は医師の1人と同じ「ニコライ」と名付けられたという。ルフトハンザ航空の機内での出産は、1965年以降11人目。

セントレア、新ターミナルの工事を公告

8月10日、中部国際空港(セントレア)は新旅客ターミナルビル工事の公告を開始した。今年3月に発表した新ターミナルビルの計画によると、連絡通路を含めて延べ面積は約45,000平方メートル、主にLCCの利用を想定しておりスポット数は合計10スポットとなる予定。工事完了は2019年7月を予定している。

シンガポール・チャンギ空港に和食専門フードコート

全日空商事は、シンガポール・チャンギ空港に日本食フードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」を11月上旬に開業すると発表した。場所はターミナル2の搭乗口前ロビーエリアとなり、席数は約290席。ラーメンや丼ものなど6店舗を予定しており、帰国前に一足早く和食を楽しむことができるようになる。

エア・ベルリンが破産申請。運行は継続

ベルリンとデュッセルドルフを拠点に多数のヨーロッパ路線を運行するドイツ第二2位の航空会社エア・ベルリンが8月15日に破産申請を行った。エティハド航空による財政支援が打ち切りになったことによるもので、今後はルフトハンザグループとドイツ連邦政府の支援で経営再建を目指すという。

ジェットスター、那覇~シンガポール線に就航

ジェットスター・アジア航空は、11月より那覇~シンガポール線に週3便就航することを発表した。使用機材はエアバスA320、価格は片道12000円から。那覇からの東南アジア路線はピーチ・アビエーションのバンコク便に続き2路線目となる。

ダイヤ
2:20 シンガポール → 8:30 那覇(3K791)運航日:月金日
9:30 那覇 → 13:40 シンガポール(3K792)運航日:月金日

1. 旅行業界最新ニュース  2017/7/25号 Vol.089


1. 旅行業界最新ニュース

スクート、関空~ホノルル線に就航

7月25日にタイガーエアと合併したスクートは、シンガポール~関空~ホノルル便の年内就航を新たに発表した。現在スクートはシンガポール~バンコク~関空、シンガポール~台北~関空線をそれぞれ週3便運行しているが、あらたにシンガポール直行便も加わることになる。

JALがベトジェットエアと提携

JALはベトナムのLCCベトジェットエアと提携し共同運行を行うと発表した。JALは以前ベトナムのフラッグキャリア、ベトナム航空と提携していたが、2016年に出資を行ったANAに奪われている。ベトジェットエアはベトナム航空とサービス水準が異なるLCCであるが、JALは近年ジェットブルーやジェットスター・ジャパンなどLCCとの関係を深めている。

ニュージーランド航空が羽田就航

ニュージーランド航空は7月21日、羽田~オークランド線に週3便就航した。機材はボーイング787-9だがニュージーランドが夏になる12月8日からは座席数の多いボーイング777-200ERに変更する。将来的にはデイリー就航を目指すという。

タイムテーブル
7月21日から10月29日まで
14:50 オークランド > 23:00 羽田(NZ91)運航日:水金日
01:00 羽田 > 14:40 オークランド(NZ92)運航日:月木土

10月29日から18年3月24日まで
23:05 オークランド > 05:55(+1) 羽田(NZ91)運航日:水金日
22:05 羽田 > 12:40(+1) オークランド(NZ92)運航日:月木土

エールフランス、新航空会社「Joon」を発表

エールフランス航空は、新航空会社「Joon」の発足を発表、ウェブサイトが公開された。就航都市はまだ発表されていないが、今秋から中距離路線の就航をスタートし、中短距離18路線、アジアを含む長距離10路線を段階的に就航させていくという。機材はエアバスA320、A340、A350を使用する予定。
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図版:Joon

LINEで外貨両替が可能に

LINEの運営するモバイル決済サービス「LINE Pay」は7月24日より、LINE Payの専用画面から外貨両替の申込みと購入ができるサービス「LINE Pay外貨両替」を開始した。外貨の購入はLINE Payの残高もしくはPay-easyによる金融機関口座より行ない、SBJ銀行の羽田空港、福岡空港、博多港の4つの窓口か日本郵便での宅配で受け取ることができる。対応通貨は韓国ウォン、米ドル、中国元、ユーロの4種類。韓国ウォンは100,000ウォン、米ドルは100ドル、中国元は100元、ユーロは100ユーロが最低利用金額となる。
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図版:LINE Pay

デルタ航空、A350を初受領。成田線に投入

デルタ航空はエアバスの最新鋭機A350-900を受領、初号機は10月30日より成田~デトロイト線に就航する。デルタ航空はA350-900を25機発注しており、年内にそのうち5機を受領する予定。ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」は、スライド式ドアのある個室型となっている。また、デルタ初のプレミアムエコノミークラス「デルタ・プレミアム」の設定もある。
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図版:デルタ航空

1. 旅行業界最新ニュース  2017/6/20号 Vol.088


1. 旅行業界最新ニュース

スクートとタイガーエアーが合併

シンガポール航空傘下のLCC、スクートとタイガーエアは7月25日より合併することが発表された。合併後も両者の運行スケジュールに変更はないがブランド・、ウェブサイトと共にすべてスクートに統合される。また、タイガーエアの機材は来年中頃を目処にスクート塗装に切り替えられるという。

アシアナ航空、関空にA350就航

アシアナ航空は6月15日より、関空~ソウル(仁川)線の運行機材を従来のA330-300型機から最新鋭機のA350-900に変更した。これにより提供座席が従来の290席から331席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー247席)に増えた。関空にA350型機を就航させた航空会社はベトナム航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空に続いてアシアナ航空が4社目となる。

キャセイドラゴン航空、羽田~香港便が運休

キャセイパシフィック航空は2017年冬ダイヤを発表。傘下のキャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空)の羽田~香港便を運休し、羽田~香港便はキャセイパシフィック航空運航便の1日2往復のみとなる。また、成田~香港便に関しては台北(桃園)経由便を1往復増便し1日6往復となる。

燃油サーチャージ、軒並み値下げ

燃油原価の下落を受け、JAL、ANAを始めとする航空会社の多くが8月、9月発券分の燃油サーチャージを値下げすると発表した。例を挙げるとJAL、ANA共に北米・欧州・中東・オセアニアが7000円(以下片道)から3500円に、タイ、シンガポール、マレーシアが3000円から1500円に、中国・台湾・香港が1000円から500円に、韓国線が300円から200円となる。

ピーチ、4期連続増収増益

ANA傘下のLCC、ピーチアヴィエーションは2017年3月期決算を発表、純利益が前期比80.1%増の49億4400万円で、2013年度より4期連続で黒字を達成した。また、有償ベースの平均搭乗率は85.4%、有償旅客数は約513万人。機材数は18機で就航率は99.2%となっている。今後もインバウンドの好調を受け国際線を強化していく考えだ。

ジェットスター・パシフィックが関空~ハノイ・ダナン線就航

ベトナムのジェットスター・パシフィック航空は、9月初旬より関空~ハノイ、関空~ダナンの両路線に就航すると発表した。機材はエアバスA320型機、同社が日本に乗り入れるのはこれがはじめて、同時に関空とベトナムを結ぶ初のLCCとなる。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/4/25号 Vol.086


1. 旅行業界最新ニュース

ピーチ、ビットコインでの決済サービスを導入へ

ピーチ・アヴィエーションとビットポイントジャパンは、インターネット上の仮想通貨であるビットコインを利用した決済サービスを年内に導入すると発表。手数料は従来のクレジットカード決済などより割安になる見込み。ビットコインによる決済は日本の航空会社ではじめてとなる。

ユナイテッド航空、日本路線のB747が終了

ユナイテッド航空は、ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイングB747型機の日本路線への投入を6月で、米国含む全路線でも10月で終了、退役とすることを発表した。B747は世界的にも退役が進んでおり、日本では2014年を最後に旅客路線では全機が退役、最近もKLMオランダ航空、キャセイパシフィック航空などが日本路線への投入を終了しており、もはや見かけるのがレアな機体となっている。

デルタ航空、LAXで大規模なターミナル変更作業を終了

デルタ航空は、ロサンゼルス国際空港(LAX)での発着ターミナルを第5、第6ターミナルから第2、第3ターミナルに変更する作業を終了させた。「LAX ON THE MOVE」と名付けられたこの作業は、デルタ航空の他にもエアカナダ、ジェットブルーなど21の航空会社が移動する大規模なものとなった。
LAX ON THE MOVE

ピーチ、札幌発着3路線を9月からスタート

ピーチ・アヴィエーションは、9月24日より、札幌(新千歳)~仙台、福岡、台北(桃園)の3路線を開設すると発表した。ピーチがすでに発表した2018年度の新千歳空港の拠点化や、北海道路線の拡充に先立ち、ネットワークを強化するもの。これにより、新千歳空港発着路線は、大阪/関西線をあわせた4路線に拡大する。

ボーイングB737MAXが日本初飛来

ボーイングの小型旅客機B737シリーズの最新機種となるB737MAXがはじめて日本に飛来した。この機体はボーイングが初めて航空会社へ引き渡すことになったマレーシアのLCCマリンド・エアのもので、クアラルンプールへ向かう途中の寄港となった。
20170523

1. 旅行業界最新ニュース  2017/5/23号 Vol.087


1. 旅行業界最新ニュース

ピーチ、ビットコインでの決済サービスを導入へ

ピーチ・アヴィエーションとビットポイントジャパンは、インターネット上の仮想通貨であるビットコインを利用した決済サービスを年内に導入すると発表。手数料は従来のクレジットカード決済などより割安になる見込み。ビットコインによる決済は日本の航空会社ではじめてとなる。

ユナイテッド航空、日本路線のB747が終了

ユナイテッド航空は、ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイングB747型機の日本路線への投入を6月で、米国含む全路線でも10月で終了、退役とすることを発表した。B747は世界的にも退役が進んでおり、日本では2014年を最後に旅客路線では全機が退役、最近もKLMオランダ航空、キャセイパシフィック航空などが日本路線への投入を終了しており、もはや見かけるのがレアな機体となっている。

デルタ航空、LAXで大規模なターミナル変更作業を終了

デルタ航空は、ロサンゼルス国際空港(LAX)での発着ターミナルを第5、第6ターミナルから第2、第3ターミナルに変更する作業を終了させた。「LAX ON THE MOVE」と名付けられたこの作業は、デルタ航空の他にもエアカナダ、ジェットブルーなど21の航空会社が移動する大規模なものとなった。
LAX ON THE MOVE

ピーチ、札幌発着3路線を9月からスタート

ピーチ・アヴィエーションは、9月24日より、札幌(新千歳)~仙台、福岡、台北(桃園)の3路線を開設すると発表した。ピーチがすでに発表した2018年度の新千歳空港の拠点化や、北海道路線の拡充に先立ち、ネットワークを強化するもの。これにより、新千歳空港発着路線は、大阪/関西線をあわせた4路線に拡大する。

ボーイングB737MAXが日本初飛来

ボーイングの小型旅客機B737シリーズの最新機種となるB737MAXがはじめて日本に飛来した。この機体はボーイングが初めて航空会社へ引き渡すことになったマレーシアのLCCマリンド・エアのもので、クアラルンプールへ向かう途中の寄港となった。
20170523

tabinote執筆の市場ガイドが刊行!

このほど、tabinoteが執筆した「世界の美しい市場」(エクスナレッジ)が刊行された。なじみ深いアジアや欧米の市場から南米やアフリカのエキゾチックな市場まで、世界各地のフォトジェニックな市場を紹介している。ベッドサイドで気軽に眺める写真本を意図しているが、市場の地図や営業情報など旅の計画づくりに役立つ実用情報も充実している。

1. 旅行業界最新ニュース  2017/4/25号 Vol.086


1. 旅行業界最新ニュース

国内各空港のGW予想は?

国内各空港はそれぞれゴールデンウィークの稼働状況予想を発表。羽田空港は出入国合計で旅客数は前年同期比15.1%増の45万3400人。成田空港は旅客数が前年同期比7.2%増の79万1300人と発表した。また、関空は国際線を利用する旅客数が、52万1600万人になる見込みと発表した。

ドイツで世界初の電動VTOL機が試運転に成功

ドイツのリリウム社は、同社が開発中の100%電気動力で飛行するVTOL(垂直離着陸機)「リリウムジェット」が試験飛行に成功したと発表した。同社によるとリリウムジェットは従来の飛行機と同様に固定翼で揚力を得て空気噴射(ジェット)で推進するため、エネルギー消費がドローンのような回転翼機と比べて90%少ないにも関わらず航続は300km、巡行最高速度は300km/hに達するという。今後もテスト飛行を続け、将来的にはエア・タクシーやシェアリングサービスに提供する予定。
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https://lilium.com/

関空ターミナル間連絡バスにドイツ製新型連接バス導入

南海電鉄は13日、関西国際空港の第1ターミナルと第2ターミナルを結ぶ無料連絡バスに、2つの車両が繋がった連節バスを導入することを発表した。車両はドイツ、メルセデス・ベンツ製の底床型新型車両で、従来のバスと比べて約2倍にあたる100人程度の乗客を運べるようになる。また、日本の排ガス規制と同等の欧州排ガス規制「EUR06」をクリアする環境性能の高さも売りとなっている。
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http://www.nankaibus.jp/var/rev0/0001/5848/2017413102325.pdf

ソラシドエアとエア・ドゥが中期戦略発表

ソラシドエアとエア・ドゥが相次いで中期経営戦略を発表した。ソラシドエアは「地域と世界を繋ぐグローバルエアラインに進化する」をテーマに近い将来の国際線定期便の就航を目標に。エア・ドゥも国際線就航へ積極姿勢を示しており、LCCの台頭やインバウンド需要の増加などの環境変化に対応しようとする経営姿勢が伺える。

オーバーブッキングで乗客を引きずり出したユナイテッド航空に非難集中

4月9日に起きた、ユナイテッド航空3411便でオーバーブッキングにより搭乗拒否された乗客が保安官によって機外に引きずり出された事件は、映像がSNSによって拡散したこともあり非難が集中。翌日10日に発表されたオスカー・ムニョスCEOからのコメントに誠意が見られなかったため再炎上し、11日に再び謝罪の声明を出すという自体になった。

ターキッシュエアラインズ機内で女児出産

4月7日、ターキッシュ・エアラインズのコナクリ発ワガドゥグー行き機内で女児が誕生した。出産したナフィ・ディアビさんは妊娠28週目、飛行中に陣痛で苦しんでいるのを客室乗務員が発見し無事出産、ワガドゥグーに着陸後母子ともに病院へ搬送され健康状態に問題はないという。なお女児は「カディージュ」と名付けられた。