カテゴリー別アーカイブ: 2017/06/20号 Vol.088

1. 旅行業界最新ニュース  2017/6/20号 Vol.088


1. 旅行業界最新ニュース

スクートとタイガーエアーが合併

シンガポール航空傘下のLCC、スクートとタイガーエアは7月25日より合併することが発表された。合併後も両者の運行スケジュールに変更はないがブランド・、ウェブサイトと共にすべてスクートに統合される。また、タイガーエアの機材は来年中頃を目処にスクート塗装に切り替えられるという。

アシアナ航空、関空にA350就航

アシアナ航空は6月15日より、関空~ソウル(仁川)線の運行機材を従来のA330-300型機から最新鋭機のA350-900に変更した。これにより提供座席が従来の290席から331席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー247席)に増えた。関空にA350型機を就航させた航空会社はベトナム航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空に続いてアシアナ航空が4社目となる。

キャセイドラゴン航空、羽田~香港便が運休

キャセイパシフィック航空は2017年冬ダイヤを発表。傘下のキャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空)の羽田~香港便を運休し、羽田~香港便はキャセイパシフィック航空運航便の1日2往復のみとなる。また、成田~香港便に関しては台北(桃園)経由便を1往復増便し1日6往復となる。

燃油サーチャージ、軒並み値下げ

燃油原価の下落を受け、JAL、ANAを始めとする航空会社の多くが8月、9月発券分の燃油サーチャージを値下げすると発表した。例を挙げるとJAL、ANA共に北米・欧州・中東・オセアニアが7000円(以下片道)から3500円に、タイ、シンガポール、マレーシアが3000円から1500円に、中国・台湾・香港が1000円から500円に、韓国線が300円から200円となる。

ピーチ、4期連続増収増益

ANA傘下のLCC、ピーチアヴィエーションは2017年3月期決算を発表、純利益が前期比80.1%増の49億4400万円で、2013年度より4期連続で黒字を達成した。また、有償ベースの平均搭乗率は85.4%、有償旅客数は約513万人。機材数は18機で就航率は99.2%となっている。今後もインバウンドの好調を受け国際線を強化していく考えだ。

ジェットスター・パシフィックが関空~ハノイ・ダナン線就航

ベトナムのジェットスター・パシフィック航空は、9月初旬より関空~ハノイ、関空~ダナンの両路線に就航すると発表した。機材はエアバスA320型機、同社が日本に乗り入れるのはこれがはじめて、同時に関空とベトナムを結ぶ初のLCCとなる。

tabinoteメールマガジン 2017/06/20号 Vol.088

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2. タビノート/下川裕治
3a. バルカン半島訪問記3 -ティラナ~コトル-
3b. 世界の街を走ってみる~その3 パリ
4. 旅の本屋 のまど イベント情報
5. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

スクートとタイガーエアーが合併

シンガポール航空傘下のLCC、スクートとタイガーエアは7月25日より合併することが発表された。合併後も両者の運行スケジュールに変更はないがブランド・、ウェブサイトと共にすべてスクートに統合される。また、タイガーエアの機材は来年中頃を目処にスクート塗装に切り替えられるという。

アシアナ航空、関空にA350就航

アシアナ航空は6月15日より、関空~ソウル(仁川)線の運行機材を従来のA330-300型機から最新鋭機のA350-900に変更した。これにより提供座席が従来の290席から331席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー247席)に増えた。関空にA350型機を就航させた航空会社はベトナム航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空に続いてアシアナ航空が4社目となる。

キャセイドラゴン航空、羽田~香港便が運休

キャセイパシフィック航空は2017年冬ダイヤを発表。傘下のキャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空)の羽田~香港便を運休し、羽田~香港便はキャセイパシフィック航空運航便の1日2往復のみとなる。また、成田~香港便に関しては台北(桃園)経由便を1往復増便し1日6往復となる。

燃油サーチャージ、軒並み値下げ

燃油原価の下落を受け、JAL、ANAを始めとする航空会社の多くが8月、9月発券分の燃油サーチャージを値下げすると発表した。例を挙げるとJAL、ANA共に北米・欧州・中東・オセアニアが7000円(以下片道)から3500円に、タイ、シンガポール、マレーシアが3000円から1500円に、中国・台湾・香港が1000円から500円に、韓国線が300円から200円となる。

ピーチ、4期連続増収増益

ANA傘下のLCC、ピーチアヴィエーションは2017年3月期決算を発表、純利益が前期比80.1%増の49億4400万円で、2013年度より4期連続で黒字を達成した。また、有償ベースの平均搭乗率は85.4%、有償旅客数は約513万人。機材数は18機で就航率は99.2%となっている。今後もインバウンドの好調を受け国際線を強化していく考えだ。

ジェットスター・パシフィックが関空~ハノイ・ダナン線就航

ベトナムのジェットスター・パシフィック航空は、9月初旬より関空~ハノイ、関空~ダナンの両路線に就航すると発表した。機材はエアバスA320型機、同社が日本に乗り入れるのはこれがはじめて、同時に関空とベトナムを結ぶ初のLCCとなる。

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

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下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

キャセイパシフィック航空の安定感

月に1回のペースでバンコクを往復している。利用する航空会社はさまざまだ。LCCグループ、直行便グループ、経由便グループに大別できるだろうか。その都度、安い航空会社を選ぶことが基本だ。
 6月はキャセイパシフィック航空を使った。安かったからだ。
 経由便にも何社かがあるが、キャセイパシフィックに使うとわかると、やはりほッとする。飛行機に乗るというストレスがぐっと減る気がする。
 経由便には、キャセイパシフィック航空のほかに、台湾のチャイナエアライン、ベトナム航空、中国東方航空、香港の香港航空などがある。そのなかでは、キャセイパシフィック航空に圧倒的な安定感がある。それは直行便のタイ国際航空や日系2社をもしのぐ気がする。
 便数が多いという面が大きいのだろうが、なにかのトラブルが起きても、どこか慌てない気風があるように思う。それが経験なのかもしれないが
 チャイナエアラインは、ヨーロッパからの便にバンコクから乗ることがある。遅れが起きると、スタッフは動揺する。足どりが落ち着かない。キャセイパシフィック航空はインドからの便を利用することもある。やはり遅れなどのトラブルはあるのだが、スタッフはどんと構えている。慌てないのだ。
 バンコクの空港で体験することだから、スタッフの多くはタイ人である。香港のスタッフではない。それなのに彼らは動揺しない。
 今回もチェックインをすませ、搭乗待合室にいた乗客が体調を壊し、搭乗をとりやめることになった。この処理はなかなか大変だと思う。手続きの問題もあるが、預けた荷物をとり出さなくてはならない。出発直前だったから当然、遅れにつながる。
 しかしスタッフたちは慌てない。案内放送も落ち着いている。30分ほど遅れて離陸したが、その遅れは、香港の空港の乗り継ぎで簡単に吸収してしまった。
 最近のアジアの大空港はどこも混み合っている。バンコク、香港、台北、ソウル、羽田、成田、上海、北京……。出発時に遅れることが多い。「空港混雑のため」という機内放送を聞くことは多い。とくに上海と北京は恒常的に遅れる。
 各社とも苦労しているのだろうが、そういう環境のなかで、キャセイパシフィックの落ち着きは心強い。特別なことをしている風でもないのだが、なにかがうまく機能しているのだろう。そのあたりは、ひとりの乗客にも伝わってくる。

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キャセイパシフィック航空に派手さはない。香港の気風だろうか

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3a. バルカン半島訪問記3 -ティラナ~コトル-

Profile
darklogosmall

評論同人誌サークル「暗黒通信団」の雑文書き。
貧乏ノマド独身。英語は苦手。好きな地域は中東の砂漠。元コミケスタッフ。コテコテの理系。自称高等遊民。
詳しくは http://ankokudan.org/d/d.htm?member-j.html

 
シさんによるバルカン半島旅行記の第3弾です。
第1弾第2弾


■アルバニアという国はギリシャの左上にある。面白いのは自国を「アルバニア」とは呼ばず「Shqiperise」と呼んでいる点だ。
読み方が分からないけど郵便局にもそう書いてある。
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まぁ日本だって「Japan」と「Nippon」っていうぜんぜん違う読み方があるし、自国民はむしろ「Nippon」って呼んでるわけだから、そんなものなのだ。
イスラム教信者が多い国だが信仰はいいかげんで、バーに行けばお酒もどんどん出てくる。「地球の歩き方」に載ってる首都ティラナのバー(Sky Club Cafe)はお勧めだ。ソフトドリンク一杯で回転展望台から時間無制限の夜景を楽しめる。フリーwifiつき。周囲がカップルばかりで孤独感が深まる以外は最高だ。
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日本ではなかなか見られない不思議なオブジェを眺めつつ、明日のバス移動に少々アンニュイな感じだった。というのは、ネットの旅行記を見る限り、ティラナからモンテネグロ共和国へ抜ける方法が悲惨らしいのだ。「アルバニア モンテネグロ バス」で検索すると「超面倒」とか書かれていて、シュコダルという湖畔の街で降りて乗り換えたり、国境越え区間はタクシーだとか、ついたら真夜中だとか、泣きそうになりながら行くものだという。うわぁ面倒なフレンズですね。

この手の情報はバックパッカー宿のスタッフに聞くのがよいということで聞いてみると意外にもコトル(Kotor)行きの直通バスがあるらしい。本当なら楽勝だ。スーパーに買い出しに行き、現地人に大人気のピザを食べて鋭気を養う。道を歩いていると見知らぬ人から「へい兄ちゃん、一緒に飲んでいかないかい」みたいに声をかけられる。なかなかのノリだ。

■さて、その翌日。朝一番にノートパソコンでネットを見た瞬間に「Windows Update」にやられた。これをくらうとACにつないでおかないとバッテリ消耗するのだ。旅先でやられると本当に困る。勘弁してくれデビルゲイツ。宿を出るべき時刻になっても終わらず「電源を消さないでください」とか書いてあるので、怖いが残りはバッテリで処理するしかない。とりあえず宿を出てティラナの目抜き通りであるZoguI通りをダッシュで北上。コトル行きの直通バスを扱う旅行社は二軒あるらしいが、今回はOzumi tourを利用した。運賃25ユーロでチケットが買えたから、本当にコトルまで行けるのだろうと信じる。8時半出発で8時20分にマイクロバスが迎えにくるという。40分時間が空いたので両替してチキンバーガーを食ってみる。ちなみにこのチキンは本気だった。分厚いチキンをちゃんとグリルで10分焼いてバーガーにしている。Fast foodとはいえないが、これはこれで素晴らしい。
予定時刻になっても迎えが来ないので旅行会社に文句を言いに行こうとしたら、ビルの中から係員がすっ飛んできて、一緒に待ってくれた。係員は携帯電話であれこれ悪態をついていたが、結局迎えは来ないで、バスそのものがやってきた。荷物は別料金で2ユーロ。運行会社ははOld city tour社という。あとで調べたら堂々とWebに案内が出ている。
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さてこの国境越え超便利バスであるが、宣伝不足で乗客は5人しかない。これじゃ廃止になってしまうぞ? 道中は例の湖畔都市シュコダルとかモンテネグロの首都やブドヴァやティヴァト空港のすぐ下を通ったりして、なかなかスリルがあった。至近距離を飛行機がゴウゴウいいながら飛んでいくので「かっくいー」といってカメラを出すが、バスの車内からじゃブレて写真が撮れない。乗客は常連ばかりらしく、全く動じていないから、写真が撮れないなら、自分もさも動じてないふうにツンとしておく。
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予定より少し早く14時過ぎに無事コトル着。アドリア海の湾の奥にある世界遺産の街だ。バス停は旧市街から徒歩10分未満なのだが、タクシー屋が「タクシータクシー」と連呼していて、宿の客引きもいる。おお、初めての観光地。
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■アドリア海東側には有名な観光都市が二つある。このコトルとドブロブニクという。どちらも世界遺産だが、個人的にはコトルがかなりお勧めなので、細かく書いておこう。
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この街の見所は旧市街とその背後の山にに作られた城壁である。午後も早いので、とりあえず宿に荷物をおいてからすぐに城壁攻略だ。イージーコースとハードコースがあるが当然ハードコースを狙う。上を見上げればげんなりするが、上から下を見れば道が整備されていることが分かる。総じてさほど歩きにくくはない。途中、降りてくる外人女性とたくさんすれ違うのだが、どの個体もまったく汗をかいていないのが不思議だ。何か特殊な技でもあるのだろうか。それとも人外の何かか。山の上から見下ろすコトル旧市街は、入場料3ユーロ(モンテネグロの貨幣はユーロだ)くらいの価値は十分ある。冷たい風が心地よい。
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城壁を堪能してから麓におりて、今度は旧市街を見て回る。教会がいくつかあるのだが、聖トリファン(トリプン)大聖堂は大きいし必見だ。トリファンさんという偉い聖人をまつったカトリック教会である。教会というと結婚式をやるような白く明るいイメージがあるが、本来の教会は薄暗くて怖いイコンが睨んでて、旧世界の壁がむき出しになっていて、歩くとギシギシいうような、ダンジョンじみた建造物である。
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この教会も再建したとはいえ、一階は概ねそんな感じだ。なお二階には謎の銀製の腕とか脚とか彫刻とか金細工や赤い布や色々なものが展示してある。
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外に出れば夜だ。振り返れば山はオレンジにライトアップされてまるで魔の山みたいになってるし、城壁に彫られた動物はキメラとしか言いようがない。
どこまでもファンタジーじみた街である。
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最後にコトルの食事情を書いておこう。旧市街には「RESTORAN」という(中学生の間違った英語みたいな)綴りの飲食店がたくさんあるが、概して観光地価格で高い。どうするかというと実は川を渡って旧市街を北に出る。そこには現地人御用達の大きなスーパーがあるのだ。適当にトマトとか色々買い込めば夕食くらいは安く調達できる。その情報はどうやって得るかというと……Googlemap検索である。身も蓋もない。13

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3b. 世界の街を走ってみる~その3 パリ

tabinoteワタベです。
不定期連載として、世界のいろんな観光都市でのランニング体験を紹介します。
第3回はロンドンポートランドに引き続きフランスのパリです。


カタール航空でパリに降り立ったのは2016年の10月の半ば。
この渡航は全般的に日程もつまっており、バタバタしていました。怒濤の勢いで用事を済ませ、走りながら街を巡ってみようと思い至れたのは帰国前日。曇りや雨の多かったこの滞在の中で、天気もまずまず保ってくれそうな予報でした。
ちなみにこの滞在中、ちらっと市場に寄って撮った写真は先般刊行された「世界の美しい市場」にも使われています。

さて、正直フランスにもパリにもあまりランニングのイメージはありませんでした。山岳レースや自転車は盛んな印象でしたが、ロードランニングでフランス系の名選手ってのはにわかに思い浮かびません。あまり走る人なんていないのでは、と思っていました。
ところが、パリはそんな印象を覆すガチ・ランニング都市だったのです。


やはりランニングコースといえば川沿いが王道。
私が宿を取っていたのはパリ右岸と呼ばれる東側11区。ここからセーヌ川沿いをエッフェル塔あたりまで行って戻るコースをざっと計画しました。

毎度毎度悩むお金問題。クレカ一枚とユーロ札を何枚かビニール袋でくるみ、ポケットにつっこみます。
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セーヌ川を目指す前に行ってみたいところがありました。
宿からも程近いバタクラン劇場、パリ同時多発テロの現場です。
2015年11月13日、ロックバンドのイーグルス・オブ・デス・メタルの公演中にテロリストが乱入し自動小銃を乱射。89名が亡くなり、一連のテロでも最大の被害現場となりました。
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私が訪れたのはまた一周忌前で、閉鎖されていました。その後、16年に11月にスティングのライブで復活したそうです。

この周辺は、カフェやカンボジア料理店、ベトナム料理屋などの移民レストランが並ぶこなれた雰囲気のエリアでした。


さて、セーヌ川へ向かうため、バスティーユ方面に向かいます。
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平日の昼でしたが、ちらほら走っている人も見かけるように。
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セーヌ川へ出ました。
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川沿いにはいかにも歴史ある、石畳の歩行者路が整備されています。
この石畳が、とにかく粗くてデコボコ。お世辞にも走りやすいとはいえません。そんなコースでも結構走っている人がいます。
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シテ島に到達。腕時計のタイマーを止めて少し見物します。
そびえ立つノートルダム大聖堂。
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ふもとには小鳥市が出ていましたが、少し散漫な印象。
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こちらはパリで一番のステンドグラスと呼ばれるサントシャペル教会。長蛇の列ができていました(写真は別の機会に行った時のもの)。
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さすがにこのあたりはパリでもきっての観光スポット。どこもかしこも旅行者だらけです。


黙々と川沿いを進むと石畳の道も拓けてきて、沢山ランナーを見かけるようになりました。
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自分を棚に上げて、平日の昼間からこの人たち何してるんだろう、という疑問がわき上がってきます。
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走る人やけに多くないすか…。
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そして、どのランナーも速い!
健康のためとかフィットネスとか、そういうゆるい感じはありません。女性でも足場の悪い石畳の道を5分/kmくらいのペースで走っています。マジかよ!と思いました。
別に競争ではないのでいいのですが、どんどん抜かれる私。

急にペースアップしたので、いつの間にかエッフェル塔のあたりまで来ました。
塔のふもとは謎のお土産屋だらけ。やりすごしてエッフェル塔の展望スポット、シャイヨ宮に向かいます。
シャイヨ宮は結構ガラガラ。ウェディングドレス姿の中国系カップルが1組、バシャバシャ写真を撮っていました。
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エッフェル塔の麓に伸びるシャンドゥマルス公園に入り、きびすを返して宿の方向に向かいます。ここからも結構長い。

既に秋の気配漂うパリ。木漏れ日に落ち葉が映える落ち着いた雰囲気の公園ですが、ランナーがザクザク葉っぱを踏んで駆けていきます。
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190センチくらいのレスラーみたいなおっさんが猛スピードで私を抜いていきます。
なんだこのガチ度の高さ?
私のこれまでの旅先ランニング経験の中でも、もっとも平均スピードの速い都市です。

こちらはアンヴァリッド廃兵院。見物時間ゼロ。
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商店街を抜けます。
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このあたりにマルシェが出ていました。買い物しても持って帰れないので…、写真だけで。
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カルチェ・ラタンのコンビニで一息つきます。東京の御茶ノ水は日本のカルチェ・ラタンと呼ばれているそうですが、確かに御茶ノ水同様、坂が多い。
ここまで来ると午後の仕事が始まったのか、ランナーも見かけなくなりました。

ソルボンヌ大学。
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ガラス張りのモダンな建物と聞いていたアラブ世界研究所。結構薄汚れていました。
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ここからリヨンを経てベルシーへ。
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ベルシー・ヴィラージュという複合商業施設ができたそうで、どうせならそこまで行ってみようかなと。
途中のスタジアム付近、酔っ払いの嬌声がひびき微妙な治安感でしたが、生身で走っていれば問題ありません。
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ベルシー・ヴィラージュは路面型の高級ショッピングモールでした。ワイン倉の跡をリノベーションした施設らしく、皆昼からガッツリとワインを楽しんでいます。
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私はジュースを飲んで、だらだら宿に戻ります。


今回の道のりはこんな感じでした。
Garmin Connect_R

思いがけず熱いランナーの多い都市だったパリ。
今回は行きませんでしたが、北の方とかちょっと猥雑なエリアもランニングならいろいろ探検できそうです。次回訪れる機会があれば試してみたいと思います。

パリには旅行者も利用できるVelibというコミュニティサイクルがあるので、それを使って移動してみるのもオススメです。

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4. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 6月23日 広瀬洋一さん×今野栄治さん×川田正和さん 対談トークイベント
 7月13日 旅行作家 吉田友和さん スライド&トークショー
 7月21日 松鳥むうさん×鈴木さや香さん 対談トークイベント

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プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」発売記念
◆広瀬洋一さん×今野栄治さん×川田正和さん  対談トークイベント◆
「本屋に聴きたい!~西荻窪に小さな本屋さんが多い理由」

 
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の発売を記念してイベントを行います。
本イベントのテーマは「本屋と街」です。
西荻窪にも多くの本屋があり本書でも多くのページを割いていますが、この街には本屋以外にもカフェやアンティーク、雑貨などたくさんの魅力的な小さいお店があります。
なぜ西荻窪にはそういったお店がたくさんあり続けていられるのか。
気になったことはありませんか?

今回のイベントでは西荻窪という街の歴史、今ある本屋とかつてあった本屋、どんなお店が多いのかなどを西荻窪で長く本屋を営んでいる方々に聴くことで、西荻窪という街の魅力の一端を明らかにしていきます。

お呼びするのは3店の本屋さんです。

1店目は会場でもある旅の本屋のまどの店主・川田正和さんです。
以前は吉祥寺で働いていたという川田さんには、なぜ西荻窪という街を選んだのか? 西荻窪には旅好きが多いのか?など、旅の本屋という立ち位置から西荻窪について語っていただきます。

2店目は44年もの間、西荻窪の街を新刊書店として見守り続ける今野書店の代表取締役・今野英治さんです。
西荻窪にはいまでこそ今野書店さんしか新刊書店がありませんが、ほんの2年ほど前には他にも沢山の新刊書店がありました。それらがどんなお店だったのか? など西荻窪の新刊書店の歴史をお聴きできればと思っています。

3店目は古書音羽館の店主・広瀬洋一さんです。広瀬さんによると西荻窪に小さな店が生まれ続けるのは街の文化が多層的だからなのだそうです。現在といままでにどんな文化が西荻窪にはある(あった)のでしょうか?そんなお話を伺います。

それぞれの立場から語る西荻窪という街と本屋の話。
司会進行は『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の著者でもあるBOOKSHOP LOVERの和氣正幸が担当いたします。
聴く事で西荻窪本屋めぐりをより深く楽しむことが出来るようになるでしょう。

西荻窪の魅力の秘密を知りにきませんか?
当日ご参加いただける方には、『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(税込み1,728円)をお渡しいたします。

西荻窪散歩のお供にご利用ください。
どうぞよろしくお願いいたします!!

● 川田正和(かわたまさかず) 旅の本屋のまど店主
● 今野栄治(こんのえいじ) 今野書店代表取締役
● 広瀬洋一(ひろせよういち) 古書音羽館店主
● 聞き手:BOOKSHOP LOVER 和氣正幸


【開催日時】 6月23日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  2000円(新刊『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』付き)
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】
 下記のサイトから予約をお願いします。
 http://bookshop-lover-02.peatix.com/view
 もしくは、当店でも受付可能です。
 TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 BOOKSHOP LOVER
 http://bookshop-lover-02.peatix.com/view

 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp

主催:G.B.
 協力:BOOKSHOP LOVER


新刊「沖縄プチ移住のススメ」発売記念
◆旅行作家 吉田友和さん  スライド&トークショー◆
「ちょこっと沖縄に移住してみよう!」

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新刊『沖縄プチ移住のススメ』(知恵の森文庫)の発売を記念して、旅行作家の吉田友和さんをお招きして沖縄にプチ移住するためのノウハウについてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。前作「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン」では、北はハノイから南のホーチミン、さらにはサパなど北部の山岳地帯を陸路でぐるっと縦断していた吉田さんが今作で注目したのは「プチ移住」。妻の育児休暇中、一家で沖縄に旅の延長線上としての「プチ移住」を体験し、ゆるくて温かいウチナーンチュとのふれあい、沖縄特有のB級グルメと時節の風習、適度に便利で快適な生活を通して感じた「ちょこっと暮らし」の面白さについて綴った1冊になっています。
今回のイベントでは、実際に沖縄に短期間住んでみて感じた様々なエピソードやプチ移住するために必要なノウハウについて、吉田さんならではの貴重な体験談が聞けるはずです。吉田さんのファンの方はもちろん、プチ移住に興味のある方や沖縄が大好きな方は、ぜひご参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

吉田友和(よしだともかず)

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1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周を敢行。2005年に旅行作家としてデビュー後、国内外を旅しながら執筆活動を行う。『3日もあれば海外旅行』『10日もあれば世界一周』(ともに光文社新書)、『週末5万円からの東南アジア』(大和書房)、『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(幻冬舎文庫)など著書多数。

◆旅行作家★吉田友和 Official Web
http://www.tomotrip.net/


【開催日時】 7月13日(木)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1000円   ※当日、会場にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
主催:旅の本屋のまど 
 協力:光文社


新刊「日本てくてくゲストハウスめぐり」&「あちこち島ごはん」発売記念
◆松鳥むうさん×鈴木さや香さん  対談トークイベント◆
「日本のゲストハウスを巡ってみよう! ~おいしい島ごはんもね~ 」

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新刊『日本てくてくゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)&『あちこち島ごはん』(芳文社)の2冊同時発売を記念して、イラストエッセイストの松鳥むうさんとライターの鈴木さや香さんのお二人をお招きして、日本全国の魅力的なゲストハウスと島ごはんの楽しみ方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。これまでに『ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島』『島旅ひとりっぷ』など日本の島旅のイラストエッセイ本を数多く出版して、日本全国のゲストハウスを泊まり歩いている松鳥さんの4年ぶりとなる新刊はなんと2冊同時に発売。『日本てくてくゲストハウスめぐり』では、国内のゲストハウスを100軒以上訪れた中から最も印象に残った宿6軒のエピソードと、おすすめ宿をイラストルポで50軒を紹介。また『あちこち島ごはん』では、北海道・礼文島から、沖縄県・波照間島まで、日本全国の島々にしかない美味しいごはんや独自の文化を紹介しています。そこで、今回のイベントでは、雑誌「散歩の達人」に「ゲストハウスに泊まろう!」を連載し、全国各地のゲストハウスを取材して現地のカルチャーや移住模様に詳しい鈴木さんを聞き手役にお迎えし、本に書けなかったゲストハウスの裏話や美味しい島ごはんのエピソードについてむうさんからいろいろ聞き出していただきます。ゲストハウスや島旅事情に詳しいお二人だけに、レアで貴重なお話が聞けるはずです。松鳥むうさんや鈴木さんのファンの方はもちろん、島好きの方やゲストハウスに興味のある方はぜひご参加くださいませ!!
(当日、会場にて新刊を2冊とも購入された方には、素敵なプレゼントあり!)

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

松鳥むう(まつとりむう)

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イラストエッセイスト。今までに訪れた島は、国内83島。泊まった国内のゲストハウスは100軒以上。その地域の人の日常のくらしに、ちょこっとお邪魔させてもらえる旅が好き。毎日、どんなものを食べて、どんな日常で、どんな気もちですごしておられるのかというコトがとても気になる。著書に『島旅ひとりっぷ』(小学館)、『ちょこ旅 京都』『ちょこ旅 沖縄+離島』『ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島』『ちょこ旅 瀬戸内』(以上、アスペクト)、2017年7月に『日本てくてく ゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)、『あちこち島ごはん』(芳文社)発売。

◆松鳥むうHP
http://www.muu-m.com

鈴木さや香(すずきさやか)

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ライター・編集者。1983年生まれ、東京都北区赤羽育ち。旅行雑誌・書籍の編集を経てフリーに。月刊『散歩の達人』(交通新聞社)で「ゲストハウスに泊まろう!」を連載し、ゲストハウスを通じて現地のカルチャーや移住模様について取材。他にも旅・街歩き記事を中心に執筆。最近のテーマはバックパッカー人間観察と旅先における日本人のモテインフレ。また、最近行った島は沖縄の久高島。


【開催日時】 7月21日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
主催:旅の本屋のまど 
 協力:ダイヤモンド・ビッグ社、芳文社

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5. 編集後記

tabinote田口です。
5月よりチェンマイで暮らしていますが、こちらは一足先にいちばん暑い時期を抜けて雨季に入っております。
雨季といっても日本の梅雨のように一日中雨というわけではなく、一日に数回盛大なスコールに見舞われるといった感じで、それ以外は比較的涼しくすごしやすい気候です。

さて、今月のtabinoteメルマガはいかがでしたでしょうか?

航空業界ニュースはLCCの話題が目立ちましたね。関空~ダナンなど魅力的な路線の就航がうれしい限りです。
下川さんの連載はキャセイパシフィックの話題。確かにキャセイは安定感があり僕も好きなキャリアのひとつです。香港国際空港のトランジットは長時間でもまったく苦にならないですしね。
tabinote名物ちょっとおかしい旅行記は今月も2本ご用意。
しさんのバルカン半島紀行はモンテネグロへの入国、そしてコトルという街の紹介です。世界遺産に指定されてはいてもいまだ観光ズレしていない昔ながらのヨーロッパな感じが写真と文章から伝わってきます。今回はあまりひどい目にあっていないのが少し不満ですが、、(笑)。
tabinoteワタベのランナー紀行はなんとパリ。わざわざパリまで行って苦しい思いをして走るだけとか自分にはまったく理解できないのですが、写真を見るだけなら汗もかかないので楽しいですね。がんばっていただきたい。

旅の本屋のまどは今回も魅力的なイベントが3本。お時間ある方は覗いてみては?

さて、tabinote執筆・エクスナレッジ刊の「世界の美しい市場」、いよいよ発売となりました!
欧米のスタイリッシュな市場、匂い立ちそうなアジアの熱気あふれる市場、南米の色彩豊かな市場などなど、一度は訪れてみたい世界の市場を美麗な写真と共にご紹介しています。もちろんtabinoteだけにガイド情報もバッチリ。妄想旅行に、旅先選びの参考に、ぜひご活用下さい。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載をアップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第89号は2017年7月25日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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2. 連載:「タビノート」 下川裕治  2017/06/20号 Vol.088


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

キャセイパシフィック航空の安定感

月に1回のペースでバンコクを往復している。利用する航空会社はさまざまだ。LCCグループ、直行便グループ、経由便グループに大別できるだろうか。その都度、安い航空会社を選ぶことが基本だ。
 6月はキャセイパシフィック航空を使った。安かったからだ。
 経由便にも何社かがあるが、キャセイパシフィックに使うとわかると、やはりほッとする。飛行機に乗るというストレスがぐっと減る気がする。
 経由便には、キャセイパシフィック航空のほかに、台湾のチャイナエアライン、ベトナム航空、中国東方航空、香港の香港航空などがある。そのなかでは、キャセイパシフィック航空に圧倒的な安定感がある。それは直行便のタイ国際航空や日系2社をもしのぐ気がする。
 便数が多いという面が大きいのだろうが、なにかのトラブルが起きても、どこか慌てない気風があるように思う。それが経験なのかもしれないが
 チャイナエアラインは、ヨーロッパからの便にバンコクから乗ることがある。遅れが起きると、スタッフは動揺する。足どりが落ち着かない。キャセイパシフィック航空はインドからの便を利用することもある。やはり遅れなどのトラブルはあるのだが、スタッフはどんと構えている。慌てないのだ。
 バンコクの空港で体験することだから、スタッフの多くはタイ人である。香港のスタッフではない。それなのに彼らは動揺しない。
 今回もチェックインをすませ、搭乗待合室にいた乗客が体調を壊し、搭乗をとりやめることになった。この処理はなかなか大変だと思う。手続きの問題もあるが、預けた荷物をとり出さなくてはならない。出発直前だったから当然、遅れにつながる。
 しかしスタッフたちは慌てない。案内放送も落ち着いている。30分ほど遅れて離陸したが、その遅れは、香港の空港の乗り継ぎで簡単に吸収してしまった。
 最近のアジアの大空港はどこも混み合っている。バンコク、香港、台北、ソウル、羽田、成田、上海、北京……。出発時に遅れることが多い。「空港混雑のため」という機内放送を聞くことは多い。とくに上海と北京は恒常的に遅れる。
 各社とも苦労しているのだろうが、そういう環境のなかで、キャセイパシフィックの落ち着きは心強い。特別なことをしている風でもないのだが、なにかがうまく機能しているのだろう。そのあたりは、ひとりの乗客にも伝わってくる。

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キャセイパシフィック航空に派手さはない。香港の気風だろうか

3a. バルカン半島訪問記3 -ティラナ~コトル-


3a. バルカン半島訪問記3 -ティラナ~コトル-

Profile
darklogosmall

評論同人誌サークル「暗黒通信団」の雑文書き。
貧乏ノマド独身。英語は苦手。好きな地域は中東の砂漠。元コミケスタッフ。コテコテの理系。自称高等遊民。
詳しくは http://ankokudan.org/d/d.htm?member-j.html

 
シさんによるバルカン半島旅行記の第3弾です。
第1弾第2弾


■アルバニアという国はギリシャの左上にある。面白いのは自国を「アルバニア」とは呼ばず「Shqiperise」と呼んでいる点だ。
読み方が分からないけど郵便局にもそう書いてある。
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まぁ日本だって「Japan」と「Nippon」っていうぜんぜん違う読み方があるし、自国民はむしろ「Nippon」って呼んでるわけだから、そんなものなのだ。
イスラム教信者が多い国だが信仰はいいかげんで、バーに行けばお酒もどんどん出てくる。「地球の歩き方」に載ってる首都ティラナのバー(Sky Club Cafe)はお勧めだ。ソフトドリンク一杯で回転展望台から時間無制限の夜景を楽しめる。フリーwifiつき。周囲がカップルばかりで孤独感が深まる以外は最高だ。
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日本ではなかなか見られない不思議なオブジェを眺めつつ、明日のバス移動に少々アンニュイな感じだった。というのは、ネットの旅行記を見る限り、ティラナからモンテネグロ共和国へ抜ける方法が悲惨らしいのだ。「アルバニア モンテネグロ バス」で検索すると「超面倒」とか書かれていて、シュコダルという湖畔の街で降りて乗り換えたり、国境越え区間はタクシーだとか、ついたら真夜中だとか、泣きそうになりながら行くものだという。うわぁ面倒なフレンズですね。

この手の情報はバックパッカー宿のスタッフに聞くのがよいということで聞いてみると意外にもコトル(Kotor)行きの直通バスがあるらしい。本当なら楽勝だ。スーパーに買い出しに行き、現地人に大人気のピザを食べて鋭気を養う。道を歩いていると見知らぬ人から「へい兄ちゃん、一緒に飲んでいかないかい」みたいに声をかけられる。なかなかのノリだ。

■さて、その翌日。朝一番にノートパソコンでネットを見た瞬間に「Windows Update」にやられた。これをくらうとACにつないでおかないとバッテリ消耗するのだ。旅先でやられると本当に困る。勘弁してくれデビルゲイツ。宿を出るべき時刻になっても終わらず「電源を消さないでください」とか書いてあるので、怖いが残りはバッテリで処理するしかない。とりあえず宿を出てティラナの目抜き通りであるZoguI通りをダッシュで北上。コトル行きの直通バスを扱う旅行社は二軒あるらしいが、今回はOzumi tourを利用した。運賃25ユーロでチケットが買えたから、本当にコトルまで行けるのだろうと信じる。8時半出発で8時20分にマイクロバスが迎えにくるという。40分時間が空いたので両替してチキンバーガーを食ってみる。ちなみにこのチキンは本気だった。分厚いチキンをちゃんとグリルで10分焼いてバーガーにしている。Fast foodとはいえないが、これはこれで素晴らしい。
予定時刻になっても迎えが来ないので旅行会社に文句を言いに行こうとしたら、ビルの中から係員がすっ飛んできて、一緒に待ってくれた。係員は携帯電話であれこれ悪態をついていたが、結局迎えは来ないで、バスそのものがやってきた。荷物は別料金で2ユーロ。運行会社ははOld city tour社という。あとで調べたら堂々とWebに案内が出ている。
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さてこの国境越え超便利バスであるが、宣伝不足で乗客は5人しかない。これじゃ廃止になってしまうぞ? 道中は例の湖畔都市シュコダルとかモンテネグロの首都やブドヴァやティヴァト空港のすぐ下を通ったりして、なかなかスリルがあった。至近距離を飛行機がゴウゴウいいながら飛んでいくので「かっくいー」といってカメラを出すが、バスの車内からじゃブレて写真が撮れない。乗客は常連ばかりらしく、全く動じていないから、写真が撮れないなら、自分もさも動じてないふうにツンとしておく。
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予定より少し早く14時過ぎに無事コトル着。アドリア海の湾の奥にある世界遺産の街だ。バス停は旧市街から徒歩10分未満なのだが、タクシー屋が「タクシータクシー」と連呼していて、宿の客引きもいる。おお、初めての観光地。
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■アドリア海東側には有名な観光都市が二つある。このコトルとドブロブニクという。どちらも世界遺産だが、個人的にはコトルがかなりお勧めなので、細かく書いておこう。
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この街の見所は旧市街とその背後の山にに作られた城壁である。午後も早いので、とりあえず宿に荷物をおいてからすぐに城壁攻略だ。イージーコースとハードコースがあるが当然ハードコースを狙う。上を見上げればげんなりするが、上から下を見れば道が整備されていることが分かる。総じてさほど歩きにくくはない。途中、降りてくる外人女性とたくさんすれ違うのだが、どの個体もまったく汗をかいていないのが不思議だ。何か特殊な技でもあるのだろうか。それとも人外の何かか。山の上から見下ろすコトル旧市街は、入場料3ユーロ(モンテネグロの貨幣はユーロだ)くらいの価値は十分ある。冷たい風が心地よい。
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城壁を堪能してから麓におりて、今度は旧市街を見て回る。教会がいくつかあるのだが、聖トリファン(トリプン)大聖堂は大きいし必見だ。トリファンさんという偉い聖人をまつったカトリック教会である。教会というと結婚式をやるような白く明るいイメージがあるが、本来の教会は薄暗くて怖いイコンが睨んでて、旧世界の壁がむき出しになっていて、歩くとギシギシいうような、ダンジョンじみた建造物である。
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この教会も再建したとはいえ、一階は概ねそんな感じだ。なお二階には謎の銀製の腕とか脚とか彫刻とか金細工や赤い布や色々なものが展示してある。
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外に出れば夜だ。振り返れば山はオレンジにライトアップされてまるで魔の山みたいになってるし、城壁に彫られた動物はキメラとしか言いようがない。
どこまでもファンタジーじみた街である。
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最後にコトルの食事情を書いておこう。旧市街には「RESTORAN」という(中学生の間違った英語みたいな)綴りの飲食店がたくさんあるが、概して観光地価格で高い。どうするかというと実は川を渡って旧市街を北に出る。そこには現地人御用達の大きなスーパーがあるのだ。適当にトマトとか色々買い込めば夕食くらいは安く調達できる。その情報はどうやって得るかというと……Googlemap検索である。身も蓋もない。13

3b. 世界の街を走ってみる~その3 パリ


3b. 世界の街を走ってみる~その3 パリ

 
tabinoteワタベです。
不定期連載として、世界のいろんな観光都市でのランニング体験を紹介します。
第3回はロンドンポートランドに引き続きフランスのパリです。


カタール航空でパリに降り立ったのは2016年の10月の半ば。
この渡航は全般的に日程もつまっており、バタバタしていました。怒濤の勢いで用事を済ませ、走りながら街を巡ってみようと思い至れたのは帰国前日。曇りや雨の多かったこの滞在の中で、天気もまずまず保ってくれそうな予報でした。
ちなみにこの滞在中、ちらっと市場に寄って撮った写真は先般刊行された「世界の美しい市場」にも使われています。

さて、正直フランスにもパリにもあまりランニングのイメージはありませんでした。山岳レースや自転車は盛んな印象でしたが、ロードランニングでフランス系の名選手ってのはにわかに思い浮かびません。あまり走る人なんていないのでは、と思っていました。
ところが、パリはそんな印象を覆すガチ・ランニング都市だったのです。


やはりランニングコースといえば川沿いが王道。
私が宿を取っていたのはパリ右岸と呼ばれる東側11区。ここからセーヌ川沿いをエッフェル塔あたりまで行って戻るコースをざっと計画しました。

毎度毎度悩むお金問題。クレカ一枚とユーロ札を何枚かビニール袋でくるみ、ポケットにつっこみます。
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セーヌ川を目指す前に行ってみたいところがありました。
宿からも程近いバタクラン劇場、パリ同時多発テロの現場です。
2015年11月13日、ロックバンドのイーグルス・オブ・デス・メタルの公演中にテロリストが乱入し自動小銃を乱射。89名が亡くなり、一連のテロでも最大の被害現場となりました。
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私が訪れたのはまた一周忌前で、閉鎖されていました。その後、16年に11月にスティングのライブで復活したそうです。

この周辺は、カフェやカンボジア料理店、ベトナム料理屋などの移民レストランが並ぶこなれた雰囲気のエリアでした。


さて、セーヌ川へ向かうため、バスティーユ方面に向かいます。
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平日の昼でしたが、ちらほら走っている人も見かけるように。
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セーヌ川へ出ました。
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川沿いにはいかにも歴史ある、石畳の歩行者路が整備されています。
この石畳が、とにかく粗くてデコボコ。お世辞にも走りやすいとはいえません。そんなコースでも結構走っている人がいます。
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シテ島に到達。腕時計のタイマーを止めて少し見物します。
そびえ立つノートルダム大聖堂。
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ふもとには小鳥市が出ていましたが、少し散漫な印象。
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こちらはパリで一番のステンドグラスと呼ばれるサントシャペル教会。長蛇の列ができていました(写真は別の機会に行った時のもの)。
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さすがにこのあたりはパリでもきっての観光スポット。どこもかしこも旅行者だらけです。


黙々と川沿いを進むと石畳の道も拓けてきて、沢山ランナーを見かけるようになりました。
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自分を棚に上げて、平日の昼間からこの人たち何してるんだろう、という疑問がわき上がってきます。
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走る人やけに多くないすか…。
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そして、どのランナーも速い!
健康のためとかフィットネスとか、そういうゆるい感じはありません。女性でも足場の悪い石畳の道を5分/kmくらいのペースで走っています。マジかよ!と思いました。
別に競争ではないのでいいのですが、どんどん抜かれる私。

急にペースアップしたので、いつの間にかエッフェル塔のあたりまで来ました。
塔のふもとは謎のお土産屋だらけ。やりすごしてエッフェル塔の展望スポット、シャイヨ宮に向かいます。
シャイヨ宮は結構ガラガラ。ウェディングドレス姿の中国系カップルが1組、バシャバシャ写真を撮っていました。
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エッフェル塔の麓に伸びるシャンドゥマルス公園に入り、きびすを返して宿の方向に向かいます。ここからも結構長い。

既に秋の気配漂うパリ。木漏れ日に落ち葉が映える落ち着いた雰囲気の公園ですが、ランナーがザクザク葉っぱを踏んで駆けていきます。
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190センチくらいのレスラーみたいなおっさんが猛スピードで私を抜いていきます。
なんだこのガチ度の高さ?
私のこれまでの旅先ランニング経験の中でも、もっとも平均スピードの速い都市です。

こちらはアンヴァリッド廃兵院。見物時間ゼロ。
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商店街を抜けます。
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このあたりにマルシェが出ていました。買い物しても持って帰れないので…、写真だけで。
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カルチェ・ラタンのコンビニで一息つきます。東京の御茶ノ水は日本のカルチェ・ラタンと呼ばれているそうですが、確かに御茶ノ水同様、坂が多い。
ここまで来ると午後の仕事が始まったのか、ランナーも見かけなくなりました。

ソルボンヌ大学。
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ガラス張りのモダンな建物と聞いていたアラブ世界研究所。結構薄汚れていました。
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ここからリヨンを経てベルシーへ。
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ベルシー・ヴィラージュという複合商業施設ができたそうで、どうせならそこまで行ってみようかなと。
途中のスタジアム付近、酔っ払いの嬌声がひびき微妙な治安感でしたが、生身で走っていれば問題ありません。
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ベルシー・ヴィラージュは路面型の高級ショッピングモールでした。ワイン倉の跡をリノベーションした施設らしく、皆昼からガッツリとワインを楽しんでいます。
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私はジュースを飲んで、だらだら宿に戻ります。


今回の道のりはこんな感じでした。
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思いがけず熱いランナーの多い都市だったパリ。
今回は行きませんでしたが、北の方とかちょっと猥雑なエリアもランニングならいろいろ探検できそうです。次回訪れる機会があれば試してみたいと思います。

パリには旅行者も利用できるVelibというコミュニティサイクルがあるので、それを使って移動してみるのもオススメです。

4. 旅の本屋 のまど:イベント情報


4. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 6月23日 広瀬洋一さん×今野栄治さん×川田正和さん 対談トークイベント
 7月13日 旅行作家 吉田友和さん スライド&トークショー
 7月21日 松鳥むうさん×鈴木さや香さん 対談トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」発売記念
◆広瀬洋一さん×今野栄治さん×川田正和さん  対談トークイベント◆
「本屋に聴きたい!~西荻窪に小さな本屋さんが多い理由」

 
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の発売を記念してイベントを行います。
本イベントのテーマは「本屋と街」です。
西荻窪にも多くの本屋があり本書でも多くのページを割いていますが、この街には本屋以外にもカフェやアンティーク、雑貨などたくさんの魅力的な小さいお店があります。
なぜ西荻窪にはそういったお店がたくさんあり続けていられるのか。
気になったことはありませんか?

今回のイベントでは西荻窪という街の歴史、今ある本屋とかつてあった本屋、どんなお店が多いのかなどを西荻窪で長く本屋を営んでいる方々に聴くことで、西荻窪という街の魅力の一端を明らかにしていきます。

お呼びするのは3店の本屋さんです。

1店目は会場でもある旅の本屋のまどの店主・川田正和さんです。
以前は吉祥寺で働いていたという川田さんには、なぜ西荻窪という街を選んだのか? 西荻窪には旅好きが多いのか?など、旅の本屋という立ち位置から西荻窪について語っていただきます。

2店目は44年もの間、西荻窪の街を新刊書店として見守り続ける今野書店の代表取締役・今野英治さんです。
西荻窪にはいまでこそ今野書店さんしか新刊書店がありませんが、ほんの2年ほど前には他にも沢山の新刊書店がありました。それらがどんなお店だったのか? など西荻窪の新刊書店の歴史をお聴きできればと思っています。

3店目は古書音羽館の店主・広瀬洋一さんです。広瀬さんによると西荻窪に小さな店が生まれ続けるのは街の文化が多層的だからなのだそうです。現在といままでにどんな文化が西荻窪にはある(あった)のでしょうか?そんなお話を伺います。

それぞれの立場から語る西荻窪という街と本屋の話。
司会進行は『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の著者でもあるBOOKSHOP LOVERの和氣正幸が担当いたします。
聴く事で西荻窪本屋めぐりをより深く楽しむことが出来るようになるでしょう。

西荻窪の魅力の秘密を知りにきませんか?
当日ご参加いただける方には、『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(税込み1,728円)をお渡しいたします。

西荻窪散歩のお供にご利用ください。
どうぞよろしくお願いいたします!!

● 川田正和(かわたまさかず) 旅の本屋のまど店主
● 今野栄治(こんのえいじ) 今野書店代表取締役
● 広瀬洋一(ひろせよういち) 古書音羽館店主
● 聞き手:BOOKSHOP LOVER 和氣正幸


【開催日時】 6月23日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  2000円(新刊『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』付き)
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】
 下記のサイトから予約をお願いします。
 http://bookshop-lover-02.peatix.com/view
 もしくは、当店でも受付可能です。
 TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 BOOKSHOP LOVER
 http://bookshop-lover-02.peatix.com/view

 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp

主催:G.B.
 協力:BOOKSHOP LOVER


新刊「沖縄プチ移住のススメ」発売記念
◆旅行作家 吉田友和さん  スライド&トークショー◆
「ちょこっと沖縄に移住してみよう!」

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新刊『沖縄プチ移住のススメ』(知恵の森文庫)の発売を記念して、旅行作家の吉田友和さんをお招きして沖縄にプチ移住するためのノウハウについてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。前作「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン」では、北はハノイから南のホーチミン、さらにはサパなど北部の山岳地帯を陸路でぐるっと縦断していた吉田さんが今作で注目したのは「プチ移住」。妻の育児休暇中、一家で沖縄に旅の延長線上としての「プチ移住」を体験し、ゆるくて温かいウチナーンチュとのふれあい、沖縄特有のB級グルメと時節の風習、適度に便利で快適な生活を通して感じた「ちょこっと暮らし」の面白さについて綴った1冊になっています。
今回のイベントでは、実際に沖縄に短期間住んでみて感じた様々なエピソードやプチ移住するために必要なノウハウについて、吉田さんならではの貴重な体験談が聞けるはずです。吉田さんのファンの方はもちろん、プチ移住に興味のある方や沖縄が大好きな方は、ぜひご参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

吉田友和(よしだともかず)

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1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周を敢行。2005年に旅行作家としてデビュー後、国内外を旅しながら執筆活動を行う。『3日もあれば海外旅行』『10日もあれば世界一周』(ともに光文社新書)、『週末5万円からの東南アジア』(大和書房)、『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(幻冬舎文庫)など著書多数。

◆旅行作家★吉田友和 Official Web
http://www.tomotrip.net/


【開催日時】 7月13日(木)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1000円   ※当日、会場にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
主催:旅の本屋のまど 
 協力:光文社


新刊「日本てくてくゲストハウスめぐり」&「あちこち島ごはん」発売記念
◆松鳥むうさん×鈴木さや香さん  対談トークイベント◆
「日本のゲストハウスを巡ってみよう! ~おいしい島ごはんもね~ 」

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新刊『日本てくてくゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)&『あちこち島ごはん』(芳文社)の2冊同時発売を記念して、イラストエッセイストの松鳥むうさんとライターの鈴木さや香さんのお二人をお招きして、日本全国の魅力的なゲストハウスと島ごはんの楽しみ方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。これまでに『ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島』『島旅ひとりっぷ』など日本の島旅のイラストエッセイ本を数多く出版して、日本全国のゲストハウスを泊まり歩いている松鳥さんの4年ぶりとなる新刊はなんと2冊同時に発売。『日本てくてくゲストハウスめぐり』では、国内のゲストハウスを100軒以上訪れた中から最も印象に残った宿6軒のエピソードと、おすすめ宿をイラストルポで50軒を紹介。また『あちこち島ごはん』では、北海道・礼文島から、沖縄県・波照間島まで、日本全国の島々にしかない美味しいごはんや独自の文化を紹介しています。そこで、今回のイベントでは、雑誌「散歩の達人」に「ゲストハウスに泊まろう!」を連載し、全国各地のゲストハウスを取材して現地のカルチャーや移住模様に詳しい鈴木さんを聞き手役にお迎えし、本に書けなかったゲストハウスの裏話や美味しい島ごはんのエピソードについてむうさんからいろいろ聞き出していただきます。ゲストハウスや島旅事情に詳しいお二人だけに、レアで貴重なお話が聞けるはずです。松鳥むうさんや鈴木さんのファンの方はもちろん、島好きの方やゲストハウスに興味のある方はぜひご参加くださいませ!!
(当日、会場にて新刊を2冊とも購入された方には、素敵なプレゼントあり!)

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

松鳥むう(まつとりむう)

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イラストエッセイスト。今までに訪れた島は、国内83島。泊まった国内のゲストハウスは100軒以上。その地域の人の日常のくらしに、ちょこっとお邪魔させてもらえる旅が好き。毎日、どんなものを食べて、どんな日常で、どんな気もちですごしておられるのかというコトがとても気になる。著書に『島旅ひとりっぷ』(小学館)、『ちょこ旅 京都』『ちょこ旅 沖縄+離島』『ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島』『ちょこ旅 瀬戸内』(以上、アスペクト)、2017年7月に『日本てくてく ゲストハウスめぐり』(ダイヤモンド社)、『あちこち島ごはん』(芳文社)発売。

◆松鳥むうHP
http://www.muu-m.com

鈴木さや香(すずきさやか)

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ライター・編集者。1983年生まれ、東京都北区赤羽育ち。旅行雑誌・書籍の編集を経てフリーに。月刊『散歩の達人』(交通新聞社)で「ゲストハウスに泊まろう!」を連載し、ゲストハウスを通じて現地のカルチャーや移住模様について取材。他にも旅・街歩き記事を中心に執筆。最近のテーマはバックパッカー人間観察と旅先における日本人のモテインフレ。また、最近行った島は沖縄の久高島。


【開催日時】 7月21日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
主催:旅の本屋のまど 
 協力:ダイヤモンド・ビッグ社、芳文社

編集後記 2017/06/20号 Vol.088


5. 編集後記

tabinote田口です。
5月よりチェンマイで暮らしていますが、こちらは一足先にいちばん暑い時期を抜けて雨季に入っております。
雨季といっても日本の梅雨のように一日中雨というわけではなく、一日に数回盛大なスコールに見舞われるといった感じで、それ以外は比較的涼しくすごしやすい気候です。

さて、今月のtabinoteメルマガはいかがでしたでしょうか?

航空業界ニュースはLCCの話題が目立ちましたね。関空~ダナンなど魅力的な路線の就航がうれしい限りです。
下川さんの連載はキャセイパシフィックの話題。確かにキャセイは安定感があり僕も好きなキャリアのひとつです。香港国際空港のトランジットは長時間でもまったく苦にならないですしね。
tabinote名物ちょっとおかしい旅行記は今月も2本ご用意。
しさんのバルカン半島紀行はモンテネグロへの入国、そしてコトルという街の紹介です。世界遺産に指定されてはいてもいまだ観光ズレしていない昔ながらのヨーロッパな感じが写真と文章から伝わってきます。今回はあまりひどい目にあっていないのが少し不満ですが、、(笑)。
tabinoteワタベのランナー紀行はなんとパリ。わざわざパリまで行って苦しい思いをして走るだけとか自分にはまったく理解できないのですが、写真を見るだけなら汗もかかないので楽しいですね。がんばっていただきたい。

旅の本屋のまどは今回も魅力的なイベントが3本。お時間ある方は覗いてみては?

さて、tabinote執筆・エクスナレッジ刊の「世界の美しい市場」、いよいよ発売となりました!
欧米のスタイリッシュな市場、匂い立ちそうなアジアの熱気あふれる市場、南米の色彩豊かな市場などなど、一度は訪れてみたい世界の市場を美麗な写真と共にご紹介しています。もちろんtabinoteだけにガイド情報もバッチリ。妄想旅行に、旅先選びの参考に、ぜひご活用下さい。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載をアップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第89号は2017年7月25日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

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