カテゴリー別アーカイブ: 2014/10/07号 Vol.032

Contents 2014/10/07号 Vol.032

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」 下川裕治
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 香港エクスプレスで行く中国! 東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールに行ってみた 3(最終回)
3b. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!国内線輪行記
4. 世界あの街この街:ウィーン
5. 旅の本屋 のまど イベント情報:10月9日(木)エッセイスト一青妙さん・スライド&トークショー、10月23日(木)たかのてるこさん・スライド&トークショー
6. 編集後記

tabinoteメールマガジン 2014/10/07号 Vol.032 無料版

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」 下川裕治
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 香港エクスプレスで行く中国! 東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールに行ってみた 3(最終回)
3b. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!国内線輪行記
4. 世界あの街この街:ウィーン
5. 旅の本屋 のまど イベント情報:10月9日(木)エッセイスト一青妙さん・スライド&トークショー、10月23日(木)たかのてるこさん・スライド&トークショー
6. 編集後記

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1. 旅行業界最新ニュース

スクート、B787に切り替え。日本路線の拡充とバンコク線就航を発表

台北経由で成田とシンガポールを結ぶスクートは、最新鋭機ボーイング787への切り替えと日本路線の拡充を発表した。
787は20機発注しており、2015年以降順次切り替えていくとのこと。これによりプレミアムLCCとしてのサービス品質をさらに強化していくねらい。
日本路線は関空や名古屋をスタディしているとのコメント。
また、スクートとタイのノックエアの合弁、ノックスクートは2015年第一四半期に成田-バンコク(ドンムアン)線の就航を予定しているとのこと。こちらの機材は777-200。価格はレガシーキャリアの半額を目指したいとしている。
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台風18号の影響で500便超が欠航

10月6日早朝に静岡県浜松市近辺に上陸した台風18号の影響で、6日の始発から正午にかけての羽田空港発着便を中心に各航空会社あわせて500便以上が欠航した。

スカイマーク、エアバスとの交渉は決裂していないとコメント

スカイマークがエアバスにA380購入契約に関する違約金を求められている件について、朝日新聞が「違約金を200億円規模で大筋合意」と報道したが、スカイマークは「10月中の合意を目指して交渉継続中、現時点で決定した事実はない」とそれを否定するコメントを発表した。

北陸新幹線の運賃が発表。飛行機より割安に

JR東日本とJR西日本は2015年3月に開業する北陸新幹線の運賃を発表。東京~金沢間は14,120円(通常期の大人普通車指定席)、東京~富山間は12,730円と、飛行機を利用するよりも安く設定されている。
なお、所要時間は東京~金沢間が最速2時間28分、東京~富山間は最速2時間8分。

タイ国際航空、成田線などにB787導入。中部線は増便

タイ国際航空は、日本発着路線の冬ダイヤを発表、バンコク発着の成田線、福岡線、中部線でボーイングの新鋭機B787-8を導入する。羽田線ではすでに運行中。
また、現在週10往復の中部線は、2015年より週14往復のダブルデイリー運航となる。

エアアジア、ドバイに就航か?

マレーシアのLCCエアアジアがドバイへの就航を検討していると、ドバイのニュースメディア「Gulf News」が報じた。すでに政府と交渉中で早ければ2015年にも就航する可能性があるとのことだ。就航する空港はドバイ国際空港ではなく、アール・マクトゥーム国際空港らしい。

ティーウェイ航空、那覇線を就航

ソウル/仁川から福岡・佐賀・大分・新千歳に定期便を運航するティーウェイ航空は、12月25日より沖縄/那覇線に毎日就航すると発表した。また、就航を記念し10月2日より片道2,000円の特別運賃も発売する。
http://www.twayairlines.jp/

羽田空港の年間乗降客数が世界4位に

国際空港評議会(ACI)は、世界の空港の乗客数などに関する年次報告書を発表。羽田空港の年間乗降客数が6890万6509人で、世界4位だったことがわかった。ちなみに世界トップはアメリカ・ジョージア州のアトランタ国際空港で約9440万人、2位は中国の北京国際空港で約8370万人、3位はロンドンのヒースロー国際空港で約7240万人となっている。

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

エアアジアは中国人狙いのLCC?

  9月の末、カンボジアのプノンペンからバンコクまでエアアジアに乗った。直前の予約だったせいか、いつもよりだいぶ高く、片道1万円を超えた。
 待合室には大陸から来た中国人が多かった。アンコールワット観光とバンコク──そんなツアー客のようだった。


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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第30回 吉田友和

る ルフトハンザ

 欲張りな性格なので、ヨーロッパへ行くときはスケジュールを詰め込みがちだ。短い滞在期間であっても可能な限り多くの国々を巡るような、周遊型の旅行が多い。アジアと比べると日本から遠いし、物価が高い。とくに最近は円安傾向が加速しており、対ユーロが馬鹿馬鹿しいレートになっている。せっかくだから……となるのも仕方ないのだ。欲張りというより、単なる貧乏性なのかもしれない。


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3a. tabinote旅行記 香港エクスプレスで行く中国! 東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールに行ってみた 3(最終回)

あらすじ:香港から東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールこと「華南モール」に向かった私。その見事な廃墟っぷりとすさんだ街の様子を堪能し、モールに隣接したホテルに泊まった。
前々回(その1:計画&到着編)
前回(その2:潜入編)


華南モールの夜:街歩き

ホテルで一息ついた私は、夕飯を食べに再びモールへ。
通りに面した百貨店の奥に、レストランだけが入った一棟のビルがあった。
このビルの入居率はまあまあで、1/3程度しか空き店舗になっていない。全体からするとだいぶマシな方。
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中に入ると、どのお店もそこそこの値段を取る。地元の人にとっては、ここで食べるのは贅沢の部類なんだろう。その割にはモールで売っている商品は結構しょぼいんだが。
ステーキ屋に入ると、なぜか全く同じ小鉢のグラタンが2つ来た。
中華風ステーキでとりあえず腹を満たし、店を出て散策を続ける。
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陽が落ちて警備員も消えた廃墟付近。野犬やネズミがうろうろして危険な雰囲気が漂う。
あちこちに生ゴミが捨てられており、ネズミがゴミ袋にむらがる。世紀末感が半端ない。
ここから1分も歩けば楽しげな遊園地が拡がっているのに…(人は居ないけど)。
ゲームの「女神転生」を彷彿とさせる、と言えば伝わる人には伝わるだろうか…。

野良犬。
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だんだん暗くなってきた。
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真っ暗。
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写真では人っ子一人いないように見えるが、実際はイベント広場にはそこそこ人がおり時折歓声も聞こえてくるので、それほど危険な感じではない。
暗がりの犬やネズミにちょっとビビるけど。
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重い足を引きずり、最奥にある未踏の地、エジプトをイメージしたという堂々たる5つ星のナイルホテル(尼羅河国際大酒店)へ。
マカオにでもありそうな、中華バブルとしかいいようのないバカでかいホテル。スフィンクスっぽい建造物と巨大な噴水が来訪者を威圧する。
その前には超大型ディスコがあり、リムジンやハマーといった大型車がずらりと並んでいる….。
ディスコのネオンは煌々と輝き、香水の匂いが空調口から吹き出している。完全に中国の金持ち仕様。
ハンガーを10個1元で売ってたSPARとこのゴージャスなホテルとがなぜ一箇所にあるのか…。
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実はこのホテル、値崩れしててそれほど高くないらしいが、それでも造りは十分豪華だった。


再びSPARの前に来ると、なんとモール外の大通りにそって夜市が拡がってた。

露店が少なくとも通りの両側に200軒以上、なかなかの規模。
売られているのは生鮮品や雑貨など、他愛もないものばかりだったが、こちらの方が活気があって面白かった。
そうそう、こういうのが見たかったんですよ…。

今日一日でだいぶ歩いた。
夜市の通り沿いにあった按摩の看板に惹かれて、マッサージ屋へ。
韓流スターみたいなピンピンに立った髪型の兄ちゃんがバカ力で揉んでくれた。
最初に脚を洗うお湯が激熱で軽くやけどをする。摂氏50度以上あったな…。
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足が軽くなり歩いていると、酔っ払いが派手に騒いでいる現場に遭遇。
1台のタクシーに7~8人乗ろうとして追い出された模様。
走り去るタクシーに酔っ払い達が全力でビール瓶を投げる!叫ぶ!
さらに屋台の店主が加勢!運転手激怒!

野次馬が集まってきた。
治安が悪いと書いてあったし、そろそろ宿に戻りたい。
夜道を一歩歩く度に茂みがざわつくので、ホームレスでもいるのかと思ったらネズミだった。猫くらいの大きさで、あちこちで集会を開いている。
夜が深くなるにつれどんどんネズミが増えていく。開高健の「パニック」かよ。
帰り際もあちこちから酔客の怒号が….。

いやー、なんかいろいろ大変そう。
やたらと長く感じられた錦江之星までの道のり、ネズミアタックを避けながら進み、ホテルに戻るとベッドに倒れ込んだ。


華南モールの朝:脱出

朝、いきなり携帯が通じない。
香港で買ったThreeのSIMが圏外になっている。どうやらチャージ金額が切れてローミングできなくなった模様。とりあえずホテルではWiFiでしのげるが、ネットができないといろいろ支障があるな…。Threeのサイトからクレジットカードでチャージできないかと試みるが、即時決済されるくせにチャージされるのは2~3営業日後、というクソ仕様。

携帯はあきらめ、午前9時にホテルをチェックアウト。
とりあえずモール内の東莞城市候機楼に香港行きのバスチケットを買いに行く。こんなことなら昨日のうちに朝のバスチケットを買っておけばよかった…。
13時のチケットをゲット。往路は100元だったのに復路の空港行きは180元のものしかないという。なぜと聞いてもこれしかないの一点張り。あきらめて180元を払う。

時刻表。
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お役立ちTipsとしては、東莞城市候機楼は荷物預けとして使える。
華南モールにはコインロッカーや荷物預かりの類いは一切無いため、ホテルをとっていないとでかい荷物をもって歩くことになる。そんな場合は東莞城市候機楼に行けば確実に無料で荷物を預かってくれる。私の場合は入り口近くにある広州白雲空港のサービスセンター的な場所に預けた。

さて、バスが出る13時まで時間をつぶすところが無い。モール内の食堂街には9時オープンという店もあったが、9時半になっても一向に開かない(ありがち)。陽が照ってきて暑いのに身を隠すところがない。
こんなだだっ広いモールでネットも本も無しにあと4時間もすごすと思うと頭がおかしくなりそう!

うろついているうちに映画館があることに気づく。そうか、映画観て時間つぶせばいいじゃん。

というわけで薄暗いエスカレーターを登り…、シネコンへ。
まさか映画を観ることになるとは…。
いちばん早い上映が10時40分の「英雄之戦」。
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70元。日本円で1,000円ちょい。中国は割とシネコンの料金が高い。
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もちろん…、いないよね。
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1人で映画を観たことはあるが、こんな広い劇場では初めて。

内容は、抗日映画だった。
時代は日中戦争の初期、ドラゴンと呼ばれる屈強な兵士(高倉健みたいに笑わない)とアメリカ帰りのちゃらいボクサーが互いのプライドをかけてフリー・ファイトで闘うという話。戦う場所もルールも現代の総合格闘技みたいで、リングはUFCっぽく六角形、ラウンドガールまでいる。
さて、激闘が終わり場面はいきなり戦場へ。パイロットとなったボクサーは弾を撃ちながら零戦に体当たりしCGバリバリで豪快に散華!ドラゴンは超人のような戦いっぷりで日本鬼子を素手でなぎ倒す!アディダスのシャツを着ている老人がいるなどいろいろめちゃくちゃだったが…勢いはあった。
帰ってから調べたところ、観客評価は10点満点中4点(「開始5分でもう後悔した」などの辛辣なレビューばかり)。それでも暇つぶしができてよかった。
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(画像tabinote)

映画を見終えると12:15分。
いよいよ出発だ。


映画館を出てみると、昼なのでだいぶ人通りがあった。
ようやく開いたモール内の食堂で食事をとり、再度東莞城市候機楼へ。

案内板も何も無いので、出発時間が来てもどのバスがそれなのかよくわからない。一応アナウンスはしているらしいが早口でさっぱり聞き取れない。中国人も迷って係員に聞いてたくらいなので、やはり案内が不親切なんだと思う。
出発時間が近づき、CTSという香港から来たバスが表に停まっていたのでたぶんこれだろうと見当をつけて乗車。

13時の便はガラガラ、というかまたもや私1人。ドライバーはさっきの映画に出てきたドラゴンの100倍不機嫌そうな仏頂面で、何を聞いても一言二言しか答えない(しかも超早口でまったくわからん)。
これが香港行きじゃなかったらどうしよう…と一抹の不安を抱えつつ、なるようになれと思いシートを限界まで倒して寝体制に入った。

寝入る間もなく、深センの国境へ。
ここでリムジンバスに乗り換えることになっていた。私は空港リムジンバスのようなものを想像していたのだが、来たのはなんと乗用車のトヨタ・アルファード。ああ、それで往路よりバスのチケットが高かったのか…。
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アルファードは恐ろしいスピードでぶっとばし、無事に香港国際空港へ。濃いドンガン滞在を終えて、真っ先に向かったのは空港2階の「すいかレストラン」ことチェーン店の「翠華餐廳」。やっと安心できる場所に帰ってきた。
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滞在を終えて

これまでは現地での私の迷いっぷりをそのままお伝えしようとあえて地図は記さなかった。
ここで、帰国後にGoogleマップで改めて確認してみたのが下の図。
華南mall---Google-マップ
(画像:Google)

赤で囲ったあたりが商業施設の集積、と称していい部分。
基本人通りがあるのは天和百貨とSPAR、レストラン街をつなぐ青い囲みのあたり。それ以外は閑散としている。
画面中に「廃墟」と書いたのは完全な廃墟だが、それ以外の場所は空きテナントが多いながら建物はなんとか稼働しているというレベル。問題無いのはSPARの低層階と天和百貨、レストラン街くらい。
大通り(万江路)に面したあたりだけキレイにしとけばいいだろ!くらいの感じ。

スケール比較のために、イオン越谷レイクタウンと同宿尺のマップを並べてみた。
平面面積はレイクタウンの圧勝。私がレイクタウンほどの規模に感じなかったのもそのせいだろう。一方で、レイクタウンが低層3階建てなのに対し華南モールは高層建築も多く、その違いが売り場面積の差になっていたようだ。
比較
(画像:Google)

華南モールはとても巨大だったが、中身は地方都市の地元モールだった。
日本でも、地方に行くと微妙なテナントばかり入っているモールがある。ユニクロや無印が入っていれば大当たり、ぐらいの感じで、下手するとメインテナントが100円ショップだったりとか、地元の微妙なスーパーだったりとか…。
華南モールもそんな感じだった。私がこれまで中国やアジアで見てきたモールは、なんだかんだ言ってグローバルブランドも入る都会のモールだったんだなとあらためて実感した。

レストラン街やホテル、遊園地など買い物しなくても楽しんでね的な滞在型のコンセプトを出しているのはいいと思うが、それらの価格がすべて高い(ホテルは腐っても5つ星、遊園地は一日券が150元くらい)。
一方でテナントはしょぼいので、いったい誰を相手にしようとしているのか今ひとつわからない。
高級ブランドを入居させようとしても難しいのかもしれない。そもそもドンガンは広州や深センに近いので、そこまで行ければ本物が手に入ってしまう。
適当な規模で地元向けに特化すればそこそこ成り立ったのかもしれないけど、そうするとごく普通のモールにしかならないんだよな…。

さて、昼の空き店舗も壮観だったが、夜の雰囲気はなかなかのものだった。
特に照明が落ちてからのモール探索は3Dダンジョンゲームのようで、他の旅先ではなかなか味わえない体験ができた。
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(画像:Google)

でも、一度行けば十分かな…。

(終わり)

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3b. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!国内線輪行記

今号は特別企画でもう1本、tabinote児玉によるジェットスターでの輪行記です。


10日間の夏休み、恒例の帰省。今回は飛行機での輪行に挑戦してみようと思う。
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ジェットスターのサイトを熟読し、まずは自転車とおおよその装備を抱えて体重計に乗ってみる。荷物の重量は13.6kgだったが念のため受託手荷物は20kgとしておいた。予約時に申し込んでおけば、空港で追加するよりも安いし、15kgとの差額も100円程度だ。

ただ気になるのは自転車のパッキングである。例えばヤマト便で送る場合はきちんとダンボールで梱包するか、しっかりしたケースでないと受け付けてくれないと聞いたが、ブログなどでジェットスターでの輪行の実績を調べたところ、そこまで気を遣わなくても大丈夫らしいとの情報を見かけたので、手持ちの薄手の輪行バッグを使うことにした。

搭乗当日、自転車とともに京成快速で成田空港へ向かう。
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8時30分の便に乗るにはギリギリの時間、自転車を担いで空港内を小走りにチェックインカウンターへと急ぐ。こんなピラピラした輪行袋で大丈夫だろうか?との不安をよそに「はい自転車ですね。タイヤの空気抜いてますか?」と訊かれただけですんなり受け付け完了。
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そして搭乗、1時間半のフライトの後、大分空港着。
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ターンテーブルにときおり流れてくる寿司を数えて待っていると、空港職員の方が丁寧に手持ちで運んできてくれた。こういった対応は好感が持てるし、安心して自転車を預けられる。
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さて空港からの移動手段だが、以前は空港からホバークラフトが運行していて、輪行するにはもってこいだったのだが、残念ながら2009年に廃止。現在利用できる公共交通機関は高速バスのみであるが、輪行は可能か気になるところである。今回は迎えに来てくれた妹の車で帰ることにした。

今回の夏休み期間中はずっと天気が悪く、あまり自転車に乗る機会がなかったのだが、辛うじて1日遠出することが出来た。大分市内より、久大線に沿って、湯布院・日田方面に行けるところまで行ってみることに。

朝6時に「道の駅 さがのせき」を出発。雲は多いものの一応晴れている。
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1時間ほど大分市内を走り、国道210号線へ。
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湯布院・日田方面へは緩やかな登りが続く。片側一車線は狭く、かつ幹線道路なので大型車の通行も多い。車道と歩道を行ったりきたり。あとでGPSのログを見ると標高上がる毎にキレイに気温が下がっていた。
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出発から4時間、湯布院に入る直前から雨が降り始める。
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走っては雨宿りの繰り返しで、湯布院インター前の「道の駅 ゆふいん」でお昼休憩。冷えた体にとり天うどんが沁みる。
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ここから水分峠、意を決して登る。走るトラックから水を浴びせられながらも何とか登頂。これで天気が良ければさぞ爽快なのだろうが、それでも頂上の看板を見たときの達成感はたまらない。あとはひたすら下りである。
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1時間ほど雨の中を走り、大分県民には天気予報でおなじみの八鹿酒造を過ぎてまもなく、ひとつの目標としていた豊後森機関庫に到着した。
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これは壮観である。玖珠町役場に申請すれば、内部の見学もできるとのこと。
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しかし雨脚は弱まらず、今回は豊後森駅で久大線に乗って引き返すことにした。
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ちなみに豊後森駅の駅舎は、ななつ星運行に合わせて、水戸岡鋭治デザインに改修されており小洒落ていた。
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大分方面に向かう途中、由布院駅で30分ほど乗り換え待ち。
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ななつ星が停車していたので、そばまで駆け寄りしばし外から眺める。
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ゆふいんの森が到着すると多くの観光客が乗り降りしていった。
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帰路は各駅停車で輪行して戻る。
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同じ道を自転車で引き返すのはどこか悔しいのと、鉄道でもこれだけ時間がかかる場所に来たのだという満足感を得るためである。そして平日夕方のラッシュに紛れて暗くなる前には実家に帰り着いた。全行程約100km、雨で無ければもう50km、太宰府までは行けたと思いたい。

休みの終盤の週末にかけては台風12号・11号が立て続けに接近し、帰る前日の便は全て欠航となった。そういえばジェットスターでは、2014年7月22日から「あんしんPlus/Max」という、6時間以上の遅延もしくは欠航した場合の見舞金制度が始まっていたのだが、それ以前に予約をしたので対象外だったし、そもそもPlusでもMaxでも無かった。まさにこんなときの「あんしんPlus/Max」であると実感。結局、前日のメールの予定通り1時間40分遅れでの運航だった。

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帰りの成田からは快適にスカイライナーで帰宅。
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地方の空港では、そこから先の移動手段などに若干の不安はまだあるものの、自分の中では飛行機での輪行に対する障壁は確実に下がった。

そういえば松山空港では最近サイクルステーションが設置されているとのこと。次は着いてすぐその足でしまなみ海道に向かうなんてこともやって見たい、かも?

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第31回 ウィーン

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(Josef Muellek; Fotolia)

オーストリア共和国・国旗

(Wikipedia)


見どころと特徴

芸術と音楽の都ウィーン。神聖ローマ帝国の首都として650年に渡り欧州に君臨してきた歴史的都市。美しい世界遺産の街並みはどこを切り取っても絵になる。ミュージアムやギャラリー、劇場などどれも世界第一級の建築ばかりだが、何気ない街の商店やアパートなどの街並みも素晴らしい。カフェでまったり過ごすのも贅沢。

ウィーン市自体は横浜市程度の広さがあり、23区からなっている。
そのうち観光名所はリングと呼ばれる環状路の内側(第1区;インネレシュタット[Innere Stadt)]に集中している。リングの広さはおおむね300ヘクタールで、東京ディスニーリゾート3つ分程度。
ウィーン Google マップ
(Google;地図:A-シュテファン大聖堂、B-グラーベン、C-ケルントナー通り、D-王宮(ホーフブルグ)、E-美術史美術館、F-ウィーン国立歌劇場、G-ナッシュマルクト)

街歩きの起点となるのはランドマークのシュテファン大聖堂。聖堂の前は広場となっており、行き交う人や観光馬車などでいつも賑わっている。
Stephansdom
Stephansdom (トリップアドバイザー提供)

大聖堂前広場からはウィーンの目抜き通り、グラーベン通りとケルントナー通りが伸びている。
グラーベン通りは広く短い通りで、王宮(ホーフブルグ)へと伸びるコールマルクトに続いている。ラグジュアリーブランドや高級レストランが軒を連ねる。夏はオープンカフェが建ち並びまったり過ごすにもよい。冬はクリスマスの飾り付けが見事。高級洋菓子店の「デメル」もこの通り。
Graben and Kohlmarkt
Graben and Kohlmarkt (トリップアドバイザー提供)

王宮の壮麗な規模と調度は見もの。
歴代の王族が過ごした各部屋も豪華だが、ミヒャエル門の鉄細工や円蓋は静謐な美しさにあふれている。
Imperial Palace
Imperial Palace (トリップアドバイザー提供)

王宮から出たらケルントナー通りへ。大聖堂と国立歌劇場をつなぐ繁華街エリアで、グラーベン通りやコールマルクトよりも親しみやすい。レストランやカフェでの休憩、お土産探しなどで何度も訪れるエリア。
Kaerntnerstrasse
Kaerntnerstrasse (トリップアドバイザー提供)

ケルントナー通りの南端はウィーン国立歌劇場(国立オペラ座)。パリやミラノと並ぶ世界最高の格式を誇り、まさに音楽の都ウィーンの象徴。マーラーやカラヤンといった巨匠が歴代総監督に名を連ね、日本の小澤征爾が2010年まで音楽監督を務めたことでも知られる。
State Opera House
State Opera House (トリップアドバイザー提供)

国立歌劇場の南は庶民の台所ナッシュマルクト。ここはケルントナー通りやコールマルクトとは違って生鮮食品や屋台がならぶ気軽なスポット。旅の楽しみは市場巡り、といった方なら外せない。お土産探しにも最適。
Naschmarkt
Naschmarkt (トリップアドバイザー提供)

様々なミュージアムが集まるウィーンでも最高峰が美術史美術館。ハプスブルク家が400年間に代々秘蔵してきた美術コレクションを惜しげもなく公開している。50もの展示室を擁するその規模はヨーロッパでも最大級とされ、ブリューゲルやルーベンス、ラファエロといった教科書レベルの有名な絵画を多数収蔵している。広すぎてゆっくり歩いていたら見きれないので、日程に限りがあればポイントをおさえてくれるガイドツアーを活用したい。
Kunsthistorisches Museum
Kunsthistorisches Museum (トリップアドバイザー提供)


さて、ミュージアム天国のウィーンにおける個性派を3つほどご紹介。

ヨーロッパ、特に東欧諸国には必ずある軍事関連ミュージアム。当然ウィーンにも存在する。
第一次世界大戦の発火点となり、第二次世界大戦でもナチスに蹂躙されたオーストリアの歴史は戦争なしに語れない。
ウィーン軍事史博物館は当時の世相を伝える資料や屋外の実物戦車など気合いの入った展示で一見の価値あり。
第一次大戦の引き金をひいたサラエボ事件については、暗殺された皇太子が乗っていたクルマや血痕の残る洋服など詳細な展示がされている。第二次大戦時代も、ナチスのSS制服など隣国ドイツでは滅多に見られないハーケンクロイツがバンバン展示されていたりして刺激的。
Museum of Military History
Museum of Military History (トリップアドバイザー提供)

来訪者の評価が非常に高いのは応用美術博物館MAK。
モダンな建物内には工芸品や家具などが整然と展示され、デザインや建築に関わる人ならたまらない。意外なところではクリムトの作品があったりもする。ミュージアムショップもセンスのよいおみやげがそろうと人気。
Museum of Applied Arts
Museum of Applied Arts (トリップアドバイザー提供)

変わり種と呼ぶには語弊があるが、レオポルト美術館は美術史美術館の隣にある個性的なミュージアム。エゴン・シーレやクリムトの作品を多く所蔵している。
Leopold Museum
Leopold Museum (トリップアドバイザー提供)

ミュージアム巡りで脳と眼が疲れたら再び街へ。
市庁舎はいつも多くの人々で賑わう市民の憩いの場。建物前の広場ではオーストリア各州の物産店やフィルムコンサート、屋台村など常に何かのイベントが催されている。クリスマスマーケットは欧州でも有数の規模で、世界中から観光客が訪れる。
Rathausplatz
Rathausplatz (トリップアドバイザー提供)

環状路リングの外で立ち寄るべきはシェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家の威光を偲ばせる壮麗な建物で、ベルサイユ宮殿にも匹敵する規模と格式を誇る(部屋数はなんと1,441!)。
楽聖モーツァルトが若干6歳の時、マリア・テレジアの前でピアノを演奏した「鏡の間」や、同じくマリア・テレジアの東洋趣味が反映された「青の中国広間」などが有名。
Schoenbrunn Palace Christmas Market
Schoenbrunn Palace Christmas Market (トリップアドバイザー提供)


郊外観光では、ウィーンの森を越えた南西にある温泉保養地バーデンを訪れてみたい。
マルクス・アウレリウスも浸かったという由緒ある名湯で、ベートーベンが好んで通ったことでも有名。プールやカジノといった施設もある。
バーデン
バーデン (トリップアドバイザー提供)

オーストリア第2の都市グラーツは、歴史地区の見事な景観や日本から輸入された大阪屏風の展示など壮麗な造りが印象的なエッゲンベルグ城など見どころが多い。
現代美術館クントハウスのユニークな建物も必見。
Kunsthaus Graz
Kunsthaus Graz (トリップアドバイザー提供)


【最低価格保証】オーストリアのオプショナルツアー予約なら VELTRA


OPUS Restaurant
OPUS Restaurant (トリップアドバイザー提供)

オーストリアの郷土料理は隣国ドイツやチェコと似ており、肉の煮込み、サワークリームなど乳製品を使った料理、衣を付けて揚げたカツレツやフライ類、川魚料理などが特徴。
帝都ウィーンの食文化は、欧州各国の料理人や調理法をひきつけてきた歴史から洗練されており、牛肉の煮込みや子牛のフライが代表的。高級レストランでは鴨やオマールといった食材も味わえる。

酒好きならウィーンは天国。良質なワインや自家製のビールがそろい、値段も質の良いものが驚くほど安い。
お酒が苦手なら薫り高いコーヒーやデザートめぐりがおすすめ。ウィーンのコーヒーと伝統菓子は世界的に有名で、チョコレートが濃厚なザッハートルテは日本でもお馴染み。

高級店ばかりで高いんじゃないの?とご懸念の方もご安心を。
バーでの飲み食いは酒代が手ごろな分日本よりも安く済む場合もあり、街には高品質なデリやトルコ人のケバブスタンドなどがそろう。総菜とワインを買ってホテルの部屋でつまむだけでも十分に楽しい。

Steirereck
Steirereck (トリップアドバイザー提供)


日本からの行き方

(空路)
成田からウィーンへの直行便はオーストリア航空が毎日2便(土曜のみ1便)運航しており、価格も時期によっては10万程度と安め。ANAとのコードシェアとなっている。
経由便の場合はアエロフロート・ロシアや中東系、アリタリア航空等が比較的安い。
欧州はLCCや鉄道路線も充実しているので、ミュンヘンやプラハなどを経由してのんびりむかうのもおすすめ。

(陸路)
オーストリアは四方を陸に囲まれた内陸国であり、ドイツ、スイス、イタリアといった西欧諸国とスロヴェニア、ハンガリー、スロヴァキア、チェコといった東欧諸国をつないでいる。空路同様陸路でのアクセスも良好。
中でもアクセスの良い都市はプラハやブダペスト。プラハからは鉄道で4時間半、ブダペストからは2時間半程度で到着する。
チェックインや空港移動の時間などを考えると、隣国からの移動なら飛行機よりも早い場合も。
ユーレイルパスを使えば複数の国をまたいで乗り放題となる。チェコとオーストリアの2カ国パスは10日間1等車で371ユーロ。また、Eurolines社の国際高速バスも利用できる。

(パッケージツアー)
カタールやエミレーツなどの中東系で行く5泊6日ツアーが燃油込みで最安12~16万円程度。オーストリア航空直行便の場合でも13万円程度。
プラハやブダペストなど周辺都市との周遊付プランも多く、16万円くらいから。
航空チケット代とそれほど変わらないことも多く、短期滞在ならパックツアーのお得度は高い。

(空港)
ウィーン国際空港(VIE)は、市街地から南東に約20km。
歴史的に東西を結ぶハブ空港として栄え、ヨーロッパと東欧、ロシア、中東方面とを結んでいる。
ターミナルは1、1A、2の3つに加えてオーストリア航空などスターアライアンス加盟各社およびカタール・エミレーツの使うターミナル3(スターアライアンス・ターミナル)がある。
ターミナル1はエアベルリンやKLMオランダ、フィンエアーなど主に欧州便が使用。1AはイージージェットやノルウェイジアンなどのLCCが多い。成田からのオーストリア航空便はターミナル3を使用する。

空港からは、鉄道なら急行シティー・エアポート・トレイン(CAT)か、近郊電車(S-Barn)で。
CATはウィーンミッテ駅まで所要わずか16分と速くて快適だが、片道11ユーロと高い。S-Barnはミッテ駅まで所要24分、料金は市内料金の倍(4.4ユーロ)。
リムジンバスは3路線あり、所要20~45分。片道8ユーロ。
タクシーの場合は所要約30分、40~45ユーロ程度(+チップ)。市内から空港に向かう場合は、空港から空車で市内に戻る回送料が加算される場合がある(10ユーロ程度)。


地理と気候

日本との時差はマイナス8時間。日本の正午が午前4時。
3月最終日曜午前2時~10月最終日曜午前3時まではサマータイムが導入されており、時差は7時間。日本の正午が午前5時。

冬の寒さが厳しいため一般には春から秋にかけてが過ごしやすく、5月~9月ごろがベストシーズンとされるが、四季毎に楽しみがある。
春は気温がおだやかで過ごしやすい。夏は夏山シーズンで郊外観光に向くがオペラはオフシーズン。秋はオペラの開幕シーズンとなる。この時期、郊外の紅葉を楽しみにする観光客も多い。冬は街のライトアップやクリスマス、オペラなど街の賑わいを楽しむのに最適。


(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はドイツ語(オーストリアドイツ語)だが、英語の通用度は高い。
オーストリア人は通常義務教育段階から英語を習っているので、不自由なく英語を話すことができる。

通貨はユーロ(EUR)。1ユーロ=137.7円(14年10月時点)。およそ150円と覚えておけば使いすぎることはない。

(Wikipedia)

物価は高めで、ユーロ諸国の中でも最も高いと言われている。さらにインフレも激しい。
外食や宿泊費など観光に関する費用は日本よりも高め。
一方で食料品や生活必需品は日本よりも安めで、特にお酒はかなり安く感じるはず。
ミネラルウォーター500mlが1.5~2ユーロ、ビール1缶0.6~1ユーロ、外食が15ユーロ~(高級レストランならお50ユーロ~)。地下鉄2ユーロ、タクシー初乗り3.8ユーロ。

商品価格には10~20%の消費税(VAT:Value Added Tax)が上乗せされている。旅行者向けの還付制度がある。
免税店で一回に75ユーロ以上購入し、書類を発行してもらう(要パスポート)。帰国時に空港の免税カウンターに書類・パスポート・購入商品を提示し手続きを取る。13%分が還元される。

銀行・両替所ともに、高額な手数料を取ることで有名。どちらかといえば銀行のレートの方がまだ有利。
両替はATMによる国際キャッシングを利用するか、なるべくクレジットカードを使った方が良い。

チップの習慣が根強い。ポーターやルームサービスに1ユーロ。高級レストランで代金の5~10%程度。テーブル会計の際に切りのいい金額に切り上げて支払ってもよい。サービス料が加算されていれば不要。公衆トイレが有料制の場合、0.2~0.5ユーロ程度。

欧州にありがちなことだが、日曜・祝日は閉まる店舗が多い。


治安とビザ

治安は良好な方であるが、観光地特有のスリ、ひったくりなどは多い。
空港、ホテル、美術館などでの置き引きやスリに注意。駅ではひったくりなど荒っぽい被害も報告されている。
最近はニセ警察官による詐欺が報告されている。麻薬の取り締まりを偽ってパスポートごと貴重品を奪ったり、現金だけを抜き取ったりする手口。警官が近づいてきたら話は警察署や大使館で応じると告げ貴重品を渡さないこと。


シェンゲン協定加盟国のため、6ヶ月以内の滞在はビザ不要。


市内交通

(タクシー)
世界的な観光都市だが、ぼったくりなど悪質なタクシーはほとんどいないので安心して利用できる。
流しのタクシーはほとんどなく、タクシー乗り場(黄色の看板)から乗車するかホテル・レストランなどで呼び出してもらう。

料金はやや複雑。初乗り料金は3.8ユーロ(859m)、以降は4kmまで、1kmにつき1.42ユーロ。4km以上は1mにつき1.08ユーロ(実際には186mごとに加算)。待ち時間も加算され、夜間休日は別体系料金。
呼び出してもらった場合は2ユーロ追加。
チップは乗車料金の1割ほど。

(地下鉄・市電・バス・郊外電車)
地下鉄(U-Bahn;Uバーン)はU1、U2、U3、U4、U6の5系統。表示はドイツ語だが、各線毎に色分けされておりわかりやすい。始発は午前5時前後、終電は深夜12時頃まで。

市電(Strassenbahn;シュトラーセンバーン)はワンマン運転の路面電車。35系統があり、市内を網羅している。
バスは郊外(市電の終点から先)に向かうのに便利。リンク内では1A、2A、3Aというミニバスが平日のみ運行。
近郊電車(S-Barn)はオーストリア連邦鉄道が運営。バーデンに向かう線はバーデン線と呼ばれる。

(ウィーン交通局)

料金はゾーン制で、同一ゾーン内均一料金。ゾーンを越えると加算される。地下鉄・市電・バス・郊外電車は共通の料金体系になっている。ウィーン市内は1つのゾーン(Zone100)のため均一料金。
券売機でチケットを購入した後、改札はないので刻印機で(市電は車内で)チケットを打刻しそのままホームに向かう。車両のドアは自分で開閉する。検察にひっかかった場合、打刻を忘れていると103ユーロの罰金となるので忘れないようにしたい。

前売り乗車券は1時間以内乗り換え自由な1時間券が2.2ユーロ、車内だと2.3ユーロ。
24時間フリーパスは7.6ユーロ、48時間パスは13.3ユーロ、72時間パスは16.5ユーロ。このほか、回数券や一週間パスなど多くの種類がある。

ウィーンカードはUバーン・Sバーン・市バスが48時間または72時間乗り放題で、ミュージアムや観光名所、ショッピング、レストランで割引などの特典がある。48時間有効のカードが18.9ユーロ、72時間有効のカードが21.9ユーロ。

なお、リンクを周遊する黄色の観光用市電(ヴィエナ・リンクトラム)は公共交通機関ではなく、料金は別体系。


ホテル

Hotel Sacher Wien
Hotel Sacher Wien (トリップアドバイザー提供)
ウィーンは世界的な観光都市であり、オーストリア=ハンガリー帝国の首都にふさわしい格式のあるホテルが整っている。また、国連本部の施設が集積するなど国際会議や展示会なども多く催されるため、必然的にレートは高め。
3つ星ホテルで1万円~1万5千円、5つ星なら3万円以上、ディスカウントが適用されて2万円台が見つかるかも、といったところ。
ホステル(オーストリアではガストホフ、ペンションなどの呼称)でも、個室なら5千円以上となる。ドミトリーでようやく2千~3千円。

もちろん歴史ある地区に立つ素晴らしい建築も多いので、ホテルステイを目的に高めのところで贅沢、というのもおすすめ。

夏休み、年末年始やクリスマス、復活祭などは特に予約が取りにくいので、早めの手配を。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
オーストリアの大手携帯会社は、最大手のA1 Telekom Austria、イギリス・香港でお馴染みHutchison 3(drei)、ドイツのT-Mobile。
かつてはYesss!ブランドでプリペイドサービスを提供していたフランス系のOrangeは2012年に3に買収され、Yesss!はA1 Telekom Austriaに移管された。

プリペイドSIMの購入は簡単で、市中の通信キャリアカウンター、携帯ショップや家電店で購入できる。

A1 Telekom AustriaのB.free Internetプランの場合、10ユーロで3G、30日間有効。20ユーロで同じく3G、12ヶ月間有効。電波状況も良好との評価。

3(drei)の場合、1G・最大4MBit/sのプランが月額6ユーロ、容量無制限・最大10MBit/sのプランが18ユーロ。

T-mobileの場合、1.5GのMEGAKLAXが月額15ユーロ、2GのSMARTKLAXが月額20ユーロ。

Yesss!の場合、月額14.90ユーロで1.5G。

価格だけを見れば3が最も安い。A1 Telekom Austriaは日本語の情報が多く、12か月有効なプランもあるので再訪の予定があれば都合がいい。

(WiFi)
多くのカフェ、バー、観光案内所、公共施設などでWiFiを提供しており、場所探しに困ることはない。ウィーン国際空港では全域にわたってWiFiが通じる。
他の多くの国と同様、マクドナルド、スターバックス、バーガーキングに行けば無料WiFiを利用することができる。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
10月9日(木)エッセイスト一青妙さん スライド&トークショー
10月23日(木)たかのてるこさん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「わたしの台南 ~ほんとうの台湾に出会う旅」発売記念
◆エッセイスト 一青妙さん  スライド&トークショー◆
「魅惑の古都、台南の楽しみ方」

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新刊『わたしの台南~「ほんとうの台湾」に出会う旅』(新潮社)の発売を記念して、著者で女優の一青妙さんをお招きして、台湾の古都・台南の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。ここ数年、アジアの旅行先の中で断トツの人気を誇る台湾。これまでは台北や高雄に行く人が多かったのですが、最近、台南に注目が集まっています。本作は、幼少期を台湾で育った一青妙さんが、地元のソウルフードから流行のスイーツまで美食の街・台南を食べ歩き、人情深くて人懐こい地元の人々に触れ、その歴史と文化を訪ねた台南のガイド&エッセイ本になっています。
著作の『私の箱子(シャンズ)』『ママ、ごはんまだ?』が台湾で中国語版が出版され、最近は日台の架け橋となるような文化交流活動にも力を入れるなど、台湾との繋がりが深い一青妙さんですので、普通のガイドブックでは知りえない台南の貴重な情報や体験談が聞けるはずです。一青妙さんのファンの方はもちろん、台南に興味がある方や台湾が大好きな方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


一青妙(ひととたえ)

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1970年、台湾屈指の名家「顔家」の長男だった父と日本人の母の間に生まれ、幼少期は台湾で育ち、11歳から日本で暮らし始める。歯科医と女優、そしてエッセイストとして活躍中。最近は日台の架け橋となるような文化交流活動にも力を入れている。著作に『私の箱子(シャンズ)』『ママ、ごはんまだ?』(ともに講談社)がある。両作とも台湾で中国語版が出版され、『私の箱子』は「2013年開巻好書奨」を受賞するなど大きな話題を呼んだ。

◆一青妙さん公式ブログ
http://ameblo.jp/hitototae/


【開催日時】  10月9日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:新潮社


新刊「ど・スピリチュアル日本旅」発売記念
◆たかのてるこさん  スライド&トークショー◆
「行き当たりバッタリで行く!日本旅の魅力」

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新刊『ど・スピリチュアル日本旅』(幻冬舎)の発売を記念して、著者のたかのてるこさんをお招きし、日本を旅する魅力について、スライドを眺めながらたっぷり語っていただきます。これまで、ガンジス河で泳ぎ、サハラ砂漠を駆け巡り、ダライ・ラマに恋して、キューバでラテンのアミーゴを作り、ジプシー(ロマ民族)の家にホームスティする等、海外の旅ばかりしてきたたかのさん。
今回、行き当たりバッタリで触れ合ったのは、日本各地の超ディープな面白い人たち。
高野山の宿坊で美坊主たちとプチ修行したり、北海道・二風谷のアイヌのシャーマンの家で儀式に参加したり、沖縄の離島で「海人(ウミンチュ)の宿」で魚突きしたりと、愛しきニッポンの愛すべき人たちと交流する中で、日本旅の魅力にハマッてしまった出会いが綴られ、驚きと爆笑の連続!! 本には載せられなかった旅のこぼれ話や、旅の秘蔵写真、抱腹絶倒のエピソードトークを生で聞けるチャンスですよ。たかのさんのファンの方はもちろん、日本各地の文化や風習などに興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、サイン握手会(なんとハグ付き(笑))も行います。


たかのてるこ

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1971年大阪府生まれ。「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、60ヵ国を駆ける旅人。
15万部超のベストセラーとなった代表作『ガンジス河でバタフライ』(幻冬舎文庫)は、旅立つ老若男女の”旅のバイブル”となり、主演・長澤まさみ×脚本・宮藤官九郎で、スペシャルドラマ化もされ話題に。(のちにDVD化)。
著書は他に、イスラムの摩訶不思議なイベント、ラマダーンの体当たり体験記『モロッコで断食』、憧れのダライ・ラマに出会うまでの道中、神秘的なチベット体験を綴った『ダライ・ラマに恋して』を始め、『サハラ砂漠の王子さま』『キューバでアミーゴ!』『ジプシーにようこそ! 旅バカOL、会社卒業を決めた旅』(以上、幻冬舎文庫)『淀川でバタフライ』(講談社文庫)など、多数。

◆たかのてるこさん公式HP
http://takanoteruko.com/


【開催日時】  10月23日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:幻冬舎

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6. 編集後記

tabinote田口です。アメリカからタイのチェンマイに戻ってきました。この時期のタイは雨季から乾季への端境期。朝晩は結構涼しく過ごしやすいです。

というわけでtabinoteメールマガジンVol.32です。
下川さんの連載はエアアジアと中国人の関係について、とても正鵠を射た分析だと思います。マカオでギラギラ、、とてもよくわかります。
吉田さんはルフトハンザ航空について。確かに優等生過ぎて特に書くことないんですよね(笑)。あ、国内線でB777やB747を使ってるのは日本だけというのは、言われてみればそうなんですよね。中国もそうかもしれませんが。

「世界あの街この街」はウィーン(ヴィエナ)。勝手に物価が高いんじゃないかと敬遠してたんですが、酒場なんかは楽しめそうですね。

そして旅行記はワタベの東莞ハードコアモール探訪の最終回。まったくもって中国は奇妙な国です。理不尽なこと、腹の立つことも多いのですが、しばらくするとまた行きたくなるんですよね。

さらに今号はもう1本tabinoteのバックエンドを一人で支える児玉の輪行レポートが登場。
飛行機での輪行、ましてLCCでの体験記は意外に情報が不足しているので、参考になったのではないでしょうか。

「世界一周ノート」の青木さん、今号もお休みですが、元気でやっているようなのでご心配なく。

さて、実は今号はなんとメルマガ有料化一周年なのです!
一年間有料購読を継続している方には旅程検索無料クーポンをさしあげる予定です(※)。
無料版をご覧の方も、この機会に有料版をご検討いただければ幸いです。無料版よりさらにおもしろいですよ!

※今号以降随時、該当者の方に個別にお送りさせていただきます。

次回は10月21日(火)の発行予定です。


tabinoteが旅程調査を担当した「一度行ってみたい 世界の絶景」(洋泉社ムック)。もうご覧いただけましたでしょうか?美しい写真と旅の達人インタビュー、実用的な行き方ガイドで構成された情報量満載の一冊です。ぜひ店頭で手にとってみて下さいね。

166031
一度は行ってみたい世界の絶景(洋泉社)

★特設ページ★


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従い行っていただきますようお願いいたします。

次号は10月21日(火)発行の予定です。

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1. 旅行業界最新ニュース  2014/10/07号 Vol.032


1. 旅行業界最新ニュース

スクート、B787に切り替え。日本路線の拡充とバンコク線就航を発表

台北経由で成田とシンガポールを結ぶスクートは、最新鋭機ボーイング787への切り替えと日本路線の拡充を発表した。
787は20機発注しており、2015年以降順次切り替えていくとのこと。これによりプレミアムLCCとしてのサービス品質をさらに強化していくねらい。
日本路線は関空や名古屋をスタディしているとのコメント。
また、スクートとタイのノックエアの合弁、ノックスクートは2015年第一四半期に成田-バンコク(ドンムアン)線の就航を予定しているとのこと。こちらの機材は777-200。価格はレガシーキャリアの半額を目指したいとしている。
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台風18号の影響で500便超が欠航

10月6日早朝に静岡県浜松市近辺に上陸した台風18号の影響で、6日の始発から正午にかけての羽田空港発着便を中心に各航空会社あわせて500便以上が欠航した。

スカイマーク、エアバスとの交渉は決裂していないとコメント

スカイマークがエアバスにA380購入契約に関する違約金を求められている件について、朝日新聞が「違約金を200億円規模で大筋合意」と報道したが、スカイマークは「10月中の合意を目指して交渉継続中、現時点で決定した事実はない」とそれを否定するコメントを発表した。

北陸新幹線の運賃が発表。飛行機より割安に

JR東日本とJR西日本は2015年3月に開業する北陸新幹線の運賃を発表。東京~金沢間は14,120円(通常期の大人普通車指定席)、東京~富山間は12,730円と、飛行機を利用するよりも安く設定されている。
なお、所要時間は東京~金沢間が最速2時間28分、東京~富山間は最速2時間8分。

タイ国際航空、成田線などにB787導入。中部線は増便

タイ国際航空は、日本発着路線の冬ダイヤを発表、バンコク発着の成田線、福岡線、中部線でボーイングの新鋭機B787-8を導入する。羽田線ではすでに運行中。
また、現在週10往復の中部線は、2015年より週14往復のダブルデイリー運航となる。

エアアジア、ドバイに就航か?

マレーシアのLCCエアアジアがドバイへの就航を検討していると、ドバイのニュースメディア「Gulf News」が報じた。すでに政府と交渉中で早ければ2015年にも就航する可能性があるとのことだ。就航する空港はドバイ国際空港ではなく、アール・マクトゥーム国際空港らしい。

ティーウェイ航空、那覇線を就航

ソウル/仁川から福岡・佐賀・大分・新千歳に定期便を運航するティーウェイ航空は、12月25日より沖縄/那覇線に毎日就航すると発表した。また、就航を記念し10月2日より片道2,000円の特別運賃も発売する。
http://www.twayairlines.jp/

羽田空港の年間乗降客数が世界4位に

国際空港評議会(ACI)は、世界の空港の乗客数などに関する年次報告書を発表。羽田空港の年間乗降客数が6890万6509人で、世界4位だったことがわかった。ちなみに世界トップはアメリカ・ジョージア州のアトランタ国際空港で約9440万人、2位は中国の北京国際空港で約8370万人、3位はロンドンのヒースロー国際空港で約7240万人となっている。

2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2014/10/7号 Vol.032 無料版


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

エアアジアは中国人狙いのLCC?

  9月の末、カンボジアのプノンペンからバンコクまでエアアジアに乗った。直前の予約だったせいか、いつもよりだいぶ高く、片道1万円を超えた。
 待合室には大陸から来た中国人が多かった。アンコールワット観光とバンコク──そんなツアー客のようだった。


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2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和  2014/10/7号 Vol.032 無料版


2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第30回 吉田友和

る ルフトハンザ

 欲張りな性格なので、ヨーロッパへ行くときはスケジュールを詰め込みがちだ。短い滞在期間であっても可能な限り多くの国々を巡るような、周遊型の旅行が多い。アジアと比べると日本から遠いし、物価が高い。とくに最近は円安傾向が加速しており、対ユーロが馬鹿馬鹿しいレートになっている。せっかくだから……となるのも仕方ないのだ。欲張りというより、単なる貧乏性なのかもしれない。


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3b. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!国内線輪行記

今号は特別企画でもう1本、tabinote児玉によるジェットスターでの輪行記です。


10日間の夏休み、恒例の帰省。今回は飛行機での輪行に挑戦してみようと思う。
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ジェットスターのサイトを熟読し、まずは自転車とおおよその装備を抱えて体重計に乗ってみる。荷物の重量は13.6kgだったが念のため受託手荷物は20kgとしておいた。予約時に申し込んでおけば、空港で追加するよりも安いし、15kgとの差額も100円程度だ。

ただ気になるのは自転車のパッキングである。例えばヤマト便で送る場合はきちんとダンボールで梱包するか、しっかりしたケースでないと受け付けてくれないと聞いたが、ブログなどでジェットスターでの輪行の実績を調べたところ、そこまで気を遣わなくても大丈夫らしいとの情報を見かけたので、手持ちの薄手の輪行バッグを使うことにした。

搭乗当日、自転車とともに京成快速で成田空港へ向かう。
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8時30分の便に乗るにはギリギリの時間、自転車を担いで空港内を小走りにチェックインカウンターへと急ぐ。こんなピラピラした輪行袋で大丈夫だろうか?との不安をよそに「はい自転車ですね。タイヤの空気抜いてますか?」と訊かれただけですんなり受け付け完了。
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そして搭乗、1時間半のフライトの後、大分空港着。
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ターンテーブルにときおり流れてくる寿司を数えて待っていると、空港職員の方が丁寧に手持ちで運んできてくれた。こういった対応は好感が持てるし、安心して自転車を預けられる。
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さて空港からの移動手段だが、以前は空港からホバークラフトが運行していて、輪行するにはもってこいだったのだが、残念ながら2009年に廃止。現在利用できる公共交通機関は高速バスのみであるが、輪行は可能か気になるところである。今回は迎えに来てくれた妹の車で帰ることにした。

今回の夏休み期間中はずっと天気が悪く、あまり自転車に乗る機会がなかったのだが、辛うじて1日遠出することが出来た。大分市内より、久大線に沿って、湯布院・日田方面に行けるところまで行ってみることに。

朝6時に「道の駅 さがのせき」を出発。雲は多いものの一応晴れている。
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1時間ほど大分市内を走り、国道210号線へ。
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湯布院・日田方面へは緩やかな登りが続く。片側一車線は狭く、かつ幹線道路なので大型車の通行も多い。車道と歩道を行ったりきたり。あとでGPSのログを見ると標高上がる毎にキレイに気温が下がっていた。
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出発から4時間、湯布院に入る直前から雨が降り始める。
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走っては雨宿りの繰り返しで、湯布院インター前の「道の駅 ゆふいん」でお昼休憩。冷えた体にとり天うどんが沁みる。
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ここから水分峠、意を決して登る。走るトラックから水を浴びせられながらも何とか登頂。これで天気が良ければさぞ爽快なのだろうが、それでも頂上の看板を見たときの達成感はたまらない。あとはひたすら下りである。
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1時間ほど雨の中を走り、大分県民には天気予報でおなじみの八鹿酒造を過ぎてまもなく、ひとつの目標としていた豊後森機関庫に到着した。
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これは壮観である。玖珠町役場に申請すれば、内部の見学もできるとのこと。
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しかし雨脚は弱まらず、今回は豊後森駅で久大線に乗って引き返すことにした。
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ちなみに豊後森駅の駅舎は、ななつ星運行に合わせて、水戸岡鋭治デザインに改修されており小洒落ていた。
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大分方面に向かう途中、由布院駅で30分ほど乗り換え待ち。
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ななつ星が停車していたので、そばまで駆け寄りしばし外から眺める。
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ゆふいんの森が到着すると多くの観光客が乗り降りしていった。
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帰路は各駅停車で輪行して戻る。
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同じ道を自転車で引き返すのはどこか悔しいのと、鉄道でもこれだけ時間がかかる場所に来たのだという満足感を得るためである。そして平日夕方のラッシュに紛れて暗くなる前には実家に帰り着いた。全行程約100km、雨で無ければもう50km、太宰府までは行けたと思いたい。

休みの終盤の週末にかけては台風12号・11号が立て続けに接近し、帰る前日の便は全て欠航となった。そういえばジェットスターでは、2014年7月22日から「あんしんPlus/Max」という、6時間以上の遅延もしくは欠航した場合の見舞金制度が始まっていたのだが、それ以前に予約をしたので対象外だったし、そもそもPlusでもMaxでも無かった。まさにこんなときの「あんしんPlus/Max」であると実感。結局、前日のメールの予定通り1時間40分遅れでの運航だった。

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帰りの成田からは快適にスカイライナーで帰宅。
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地方の空港では、そこから先の移動手段などに若干の不安はまだあるものの、自分の中では飛行機での輪行に対する障壁は確実に下がった。

そういえば松山空港では最近サイクルステーションが設置されているとのこと。次は着いてすぐその足でしまなみ海道に向かうなんてこともやって見たい、かも?

3a. tabinote旅行記 香港エクスプレスで行く中国! 東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールに行ってみた 3(最終回)


3a. tabinote旅行記 香港エクスプレスで行く中国! 東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールに行ってみた 3(最終回)

あらすじ:香港から東莞(ドンガン)の巨大ゴーストモールこと「華南モール」に向かった私。その見事な廃墟っぷりとすさんだ街の様子を堪能し、モールに隣接したホテルに泊まった。
前々回(その1:計画&到着編)
前回(その2:潜入編)


華南モールの夜:街歩き

ホテルで一息ついた私は、夕飯を食べに再びモールへ。
通りに面した百貨店の奥に、レストランだけが入った一棟のビルがあった。
このビルの入居率はまあまあで、1/3程度しか空き店舗になっていない。全体からするとだいぶマシな方。
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中に入ると、どのお店もそこそこの値段を取る。地元の人にとっては、ここで食べるのは贅沢の部類なんだろう。その割にはモールで売っている商品は結構しょぼいんだが。
ステーキ屋に入ると、なぜか全く同じ小鉢のグラタンが2つ来た。
中華風ステーキでとりあえず腹を満たし、店を出て散策を続ける。
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陽が落ちて警備員も消えた廃墟付近。野犬やネズミがうろうろして危険な雰囲気が漂う。
あちこちに生ゴミが捨てられており、ネズミがゴミ袋にむらがる。世紀末感が半端ない。
ここから1分も歩けば楽しげな遊園地が拡がっているのに…(人は居ないけど)。
ゲームの「女神転生」を彷彿とさせる、と言えば伝わる人には伝わるだろうか…。

野良犬。
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だんだん暗くなってきた。
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真っ暗。
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写真では人っ子一人いないように見えるが、実際はイベント広場にはそこそこ人がおり時折歓声も聞こえてくるので、それほど危険な感じではない。
暗がりの犬やネズミにちょっとビビるけど。
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重い足を引きずり、最奥にある未踏の地、エジプトをイメージしたという堂々たる5つ星のナイルホテル(尼羅河国際大酒店)へ。
マカオにでもありそうな、中華バブルとしかいいようのないバカでかいホテル。スフィンクスっぽい建造物と巨大な噴水が来訪者を威圧する。
その前には超大型ディスコがあり、リムジンやハマーといった大型車がずらりと並んでいる….。
ディスコのネオンは煌々と輝き、香水の匂いが空調口から吹き出している。完全に中国の金持ち仕様。
ハンガーを10個1元で売ってたSPARとこのゴージャスなホテルとがなぜ一箇所にあるのか…。
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実はこのホテル、値崩れしててそれほど高くないらしいが、それでも造りは十分豪華だった。


再びSPARの前に来ると、なんとモール外の大通りにそって夜市が拡がってた。

露店が少なくとも通りの両側に200軒以上、なかなかの規模。
売られているのは生鮮品や雑貨など、他愛もないものばかりだったが、こちらの方が活気があって面白かった。
そうそう、こういうのが見たかったんですよ…。

今日一日でだいぶ歩いた。
夜市の通り沿いにあった按摩の看板に惹かれて、マッサージ屋へ。
韓流スターみたいなピンピンに立った髪型の兄ちゃんがバカ力で揉んでくれた。
最初に脚を洗うお湯が激熱で軽くやけどをする。摂氏50度以上あったな…。
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足が軽くなり歩いていると、酔っ払いが派手に騒いでいる現場に遭遇。
1台のタクシーに7~8人乗ろうとして追い出された模様。
走り去るタクシーに酔っ払い達が全力でビール瓶を投げる!叫ぶ!
さらに屋台の店主が加勢!運転手激怒!

野次馬が集まってきた。
治安が悪いと書いてあったし、そろそろ宿に戻りたい。
夜道を一歩歩く度に茂みがざわつくので、ホームレスでもいるのかと思ったらネズミだった。猫くらいの大きさで、あちこちで集会を開いている。
夜が深くなるにつれどんどんネズミが増えていく。開高健の「パニック」かよ。
帰り際もあちこちから酔客の怒号が….。

いやー、なんかいろいろ大変そう。
やたらと長く感じられた錦江之星までの道のり、ネズミアタックを避けながら進み、ホテルに戻るとベッドに倒れ込んだ。


華南モールの朝:脱出

朝、いきなり携帯が通じない。
香港で買ったThreeのSIMが圏外になっている。どうやらチャージ金額が切れてローミングできなくなった模様。とりあえずホテルではWiFiでしのげるが、ネットができないといろいろ支障があるな…。Threeのサイトからクレジットカードでチャージできないかと試みるが、即時決済されるくせにチャージされるのは2~3営業日後、というクソ仕様。

携帯はあきらめ、午前9時にホテルをチェックアウト。
とりあえずモール内の東莞城市候機楼に香港行きのバスチケットを買いに行く。こんなことなら昨日のうちに朝のバスチケットを買っておけばよかった…。
13時のチケットをゲット。往路は100元だったのに復路の空港行きは180元のものしかないという。なぜと聞いてもこれしかないの一点張り。あきらめて180元を払う。

時刻表。
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お役立ちTipsとしては、東莞城市候機楼は荷物預けとして使える。
華南モールにはコインロッカーや荷物預かりの類いは一切無いため、ホテルをとっていないとでかい荷物をもって歩くことになる。そんな場合は東莞城市候機楼に行けば確実に無料で荷物を預かってくれる。私の場合は入り口近くにある広州白雲空港のサービスセンター的な場所に預けた。

さて、バスが出る13時まで時間をつぶすところが無い。モール内の食堂街には9時オープンという店もあったが、9時半になっても一向に開かない(ありがち)。陽が照ってきて暑いのに身を隠すところがない。
こんなだだっ広いモールでネットも本も無しにあと4時間もすごすと思うと頭がおかしくなりそう!

うろついているうちに映画館があることに気づく。そうか、映画観て時間つぶせばいいじゃん。

というわけで薄暗いエスカレーターを登り…、シネコンへ。
まさか映画を観ることになるとは…。
いちばん早い上映が10時40分の「英雄之戦」。
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70元。日本円で1,000円ちょい。中国は割とシネコンの料金が高い。
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もちろん…、いないよね。
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1人で映画を観たことはあるが、こんな広い劇場では初めて。

内容は、抗日映画だった。
時代は日中戦争の初期、ドラゴンと呼ばれる屈強な兵士(高倉健みたいに笑わない)とアメリカ帰りのちゃらいボクサーが互いのプライドをかけてフリー・ファイトで闘うという話。戦う場所もルールも現代の総合格闘技みたいで、リングはUFCっぽく六角形、ラウンドガールまでいる。
さて、激闘が終わり場面はいきなり戦場へ。パイロットとなったボクサーは弾を撃ちながら零戦に体当たりしCGバリバリで豪快に散華!ドラゴンは超人のような戦いっぷりで日本鬼子を素手でなぎ倒す!アディダスのシャツを着ている老人がいるなどいろいろめちゃくちゃだったが…勢いはあった。
帰ってから調べたところ、観客評価は10点満点中4点(「開始5分でもう後悔した」などの辛辣なレビューばかり)。それでも暇つぶしができてよかった。
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映画を見終えると12:15分。
いよいよ出発だ。


映画館を出てみると、昼なのでだいぶ人通りがあった。
ようやく開いたモール内の食堂で食事をとり、再度東莞城市候機楼へ。

案内板も何も無いので、出発時間が来てもどのバスがそれなのかよくわからない。一応アナウンスはしているらしいが早口でさっぱり聞き取れない。中国人も迷って係員に聞いてたくらいなので、やはり案内が不親切なんだと思う。
出発時間が近づき、CTSという香港から来たバスが表に停まっていたのでたぶんこれだろうと見当をつけて乗車。

13時の便はガラガラ、というかまたもや私1人。ドライバーはさっきの映画に出てきたドラゴンの100倍不機嫌そうな仏頂面で、何を聞いても一言二言しか答えない(しかも超早口でまったくわからん)。
これが香港行きじゃなかったらどうしよう…と一抹の不安を抱えつつ、なるようになれと思いシートを限界まで倒して寝体制に入った。

寝入る間もなく、深センの国境へ。
ここでリムジンバスに乗り換えることになっていた。私は空港リムジンバスのようなものを想像していたのだが、来たのはなんと乗用車のトヨタ・アルファード。ああ、それで往路よりバスのチケットが高かったのか…。
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アルファードは恐ろしいスピードでぶっとばし、無事に香港国際空港へ。濃いドンガン滞在を終えて、真っ先に向かったのは空港2階の「すいかレストラン」ことチェーン店の「翠華餐廳」。やっと安心できる場所に帰ってきた。
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滞在を終えて

これまでは現地での私の迷いっぷりをそのままお伝えしようとあえて地図は記さなかった。
ここで、帰国後にGoogleマップで改めて確認してみたのが下の図。
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(画像:Google)

赤で囲ったあたりが商業施設の集積、と称していい部分。
基本人通りがあるのは天和百貨とSPAR、レストラン街をつなぐ青い囲みのあたり。それ以外は閑散としている。
画面中に「廃墟」と書いたのは完全な廃墟だが、それ以外の場所は空きテナントが多いながら建物はなんとか稼働しているというレベル。問題無いのはSPARの低層階と天和百貨、レストラン街くらい。
大通り(万江路)に面したあたりだけキレイにしとけばいいだろ!くらいの感じ。

スケール比較のために、イオン越谷レイクタウンと同宿尺のマップを並べてみた。
平面面積はレイクタウンの圧勝。私がレイクタウンほどの規模に感じなかったのもそのせいだろう。一方で、レイクタウンが低層3階建てなのに対し華南モールは高層建築も多く、その違いが売り場面積の差になっていたようだ。
比較
(画像:Google)

華南モールはとても巨大だったが、中身は地方都市の地元モールだった。
日本でも、地方に行くと微妙なテナントばかり入っているモールがある。ユニクロや無印が入っていれば大当たり、ぐらいの感じで、下手するとメインテナントが100円ショップだったりとか、地元の微妙なスーパーだったりとか…。
華南モールもそんな感じだった。私がこれまで中国やアジアで見てきたモールは、なんだかんだ言ってグローバルブランドも入る都会のモールだったんだなとあらためて実感した。

レストラン街やホテル、遊園地など買い物しなくても楽しんでね的な滞在型のコンセプトを出しているのはいいと思うが、それらの価格がすべて高い(ホテルは腐っても5つ星、遊園地は一日券が150元くらい)。
一方でテナントはしょぼいので、いったい誰を相手にしようとしているのか今ひとつわからない。
高級ブランドを入居させようとしても難しいのかもしれない。そもそもドンガンは広州や深センに近いので、そこまで行ければ本物が手に入ってしまう。
適当な規模で地元向けに特化すればそこそこ成り立ったのかもしれないけど、そうするとごく普通のモールにしかならないんだよな…。

さて、昼の空き店舗も壮観だったが、夜の雰囲気はなかなかのものだった。
特に照明が落ちてからのモール探索は3Dダンジョンゲームのようで、他の旅先ではなかなか味わえない体験ができた。
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(画像:Google)

でも、一度行けば十分かな…。

(終わり)

4. 世界あの街この街: ウィーン


4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第31回 ウィーン

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(Josef Muellek; Fotolia)

オーストリア共和国・国旗

(Wikipedia)


見どころと特徴

芸術と音楽の都ウィーン。神聖ローマ帝国の首都として650年に渡り欧州に君臨してきた歴史的都市。美しい世界遺産の街並みはどこを切り取っても絵になる。ミュージアムやギャラリー、劇場などどれも世界第一級の建築ばかりだが、何気ない街の商店やアパートなどの街並みも素晴らしい。カフェでまったり過ごすのも贅沢。

ウィーン市自体は横浜市程度の広さがあり、23区からなっている。
そのうち観光名所はリングと呼ばれる環状路の内側(第1区;インネレシュタット[Innere Stadt)]に集中している。リングの広さはおおむね300ヘクタールで、東京ディスニーリゾート3つ分程度。
ウィーン Google マップ
(Google;地図:A-シュテファン大聖堂、B-グラーベン、C-ケルントナー通り、D-王宮(ホーフブルグ)、E-美術史美術館、F-ウィーン国立歌劇場、G-ナッシュマルクト)

街歩きの起点となるのはランドマークのシュテファン大聖堂。聖堂の前は広場となっており、行き交う人や観光馬車などでいつも賑わっている。
Stephansdom
Stephansdom (トリップアドバイザー提供)

大聖堂前広場からはウィーンの目抜き通り、グラーベン通りとケルントナー通りが伸びている。
グラーベン通りは広く短い通りで、王宮(ホーフブルグ)へと伸びるコールマルクトに続いている。ラグジュアリーブランドや高級レストランが軒を連ねる。夏はオープンカフェが建ち並びまったり過ごすにもよい。冬はクリスマスの飾り付けが見事。高級洋菓子店の「デメル」もこの通り。
Graben and Kohlmarkt
Graben and Kohlmarkt (トリップアドバイザー提供)

王宮の壮麗な規模と調度は見もの。
歴代の王族が過ごした各部屋も豪華だが、ミヒャエル門の鉄細工や円蓋は静謐な美しさにあふれている。
Imperial Palace
Imperial Palace (トリップアドバイザー提供)

王宮から出たらケルントナー通りへ。大聖堂と国立歌劇場をつなぐ繁華街エリアで、グラーベン通りやコールマルクトよりも親しみやすい。レストランやカフェでの休憩、お土産探しなどで何度も訪れるエリア。
Kaerntnerstrasse
Kaerntnerstrasse (トリップアドバイザー提供)

ケルントナー通りの南端はウィーン国立歌劇場(国立オペラ座)。パリやミラノと並ぶ世界最高の格式を誇り、まさに音楽の都ウィーンの象徴。マーラーやカラヤンといった巨匠が歴代総監督に名を連ね、日本の小澤征爾が2010年まで音楽監督を務めたことでも知られる。
State Opera House
State Opera House (トリップアドバイザー提供)

国立歌劇場の南は庶民の台所ナッシュマルクト。ここはケルントナー通りやコールマルクトとは違って生鮮食品や屋台がならぶ気軽なスポット。旅の楽しみは市場巡り、といった方なら外せない。お土産探しにも最適。
Naschmarkt
Naschmarkt (トリップアドバイザー提供)

様々なミュージアムが集まるウィーンでも最高峰が美術史美術館。ハプスブルク家が400年間に代々秘蔵してきた美術コレクションを惜しげもなく公開している。50もの展示室を擁するその規模はヨーロッパでも最大級とされ、ブリューゲルやルーベンス、ラファエロといった教科書レベルの有名な絵画を多数収蔵している。広すぎてゆっくり歩いていたら見きれないので、日程に限りがあればポイントをおさえてくれるガイドツアーを活用したい。
Kunsthistorisches Museum
Kunsthistorisches Museum (トリップアドバイザー提供)


さて、ミュージアム天国のウィーンにおける個性派を3つほどご紹介。

ヨーロッパ、特に東欧諸国には必ずある軍事関連ミュージアム。当然ウィーンにも存在する。
第一次世界大戦の発火点となり、第二次世界大戦でもナチスに蹂躙されたオーストリアの歴史は戦争なしに語れない。
ウィーン軍事史博物館は当時の世相を伝える資料や屋外の実物戦車など気合いの入った展示で一見の価値あり。
第一次大戦の引き金をひいたサラエボ事件については、暗殺された皇太子が乗っていたクルマや血痕の残る洋服など詳細な展示がされている。第二次大戦時代も、ナチスのSS制服など隣国ドイツでは滅多に見られないハーケンクロイツがバンバン展示されていたりして刺激的。
Museum of Military History
Museum of Military History (トリップアドバイザー提供)

来訪者の評価が非常に高いのは応用美術博物館MAK。
モダンな建物内には工芸品や家具などが整然と展示され、デザインや建築に関わる人ならたまらない。意外なところではクリムトの作品があったりもする。ミュージアムショップもセンスのよいおみやげがそろうと人気。
Museum of Applied Arts
Museum of Applied Arts (トリップアドバイザー提供)

変わり種と呼ぶには語弊があるが、レオポルト美術館は美術史美術館の隣にある個性的なミュージアム。エゴン・シーレやクリムトの作品を多く所蔵している。
Leopold Museum
Leopold Museum (トリップアドバイザー提供)

ミュージアム巡りで脳と眼が疲れたら再び街へ。
市庁舎はいつも多くの人々で賑わう市民の憩いの場。建物前の広場ではオーストリア各州の物産店やフィルムコンサート、屋台村など常に何かのイベントが催されている。クリスマスマーケットは欧州でも有数の規模で、世界中から観光客が訪れる。
Rathausplatz
Rathausplatz (トリップアドバイザー提供)

環状路リングの外で立ち寄るべきはシェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家の威光を偲ばせる壮麗な建物で、ベルサイユ宮殿にも匹敵する規模と格式を誇る(部屋数はなんと1,441!)。
楽聖モーツァルトが若干6歳の時、マリア・テレジアの前でピアノを演奏した「鏡の間」や、同じくマリア・テレジアの東洋趣味が反映された「青の中国広間」などが有名。
Schoenbrunn Palace Christmas Market
Schoenbrunn Palace Christmas Market (トリップアドバイザー提供)


郊外観光では、ウィーンの森を越えた南西にある温泉保養地バーデンを訪れてみたい。
マルクス・アウレリウスも浸かったという由緒ある名湯で、ベートーベンが好んで通ったことでも有名。プールやカジノといった施設もある。
バーデン
バーデン (トリップアドバイザー提供)

オーストリア第2の都市グラーツは、歴史地区の見事な景観や日本から輸入された大阪屏風の展示など壮麗な造りが印象的なエッゲンベルグ城など見どころが多い。
現代美術館クントハウスのユニークな建物も必見。
Kunsthaus Graz
Kunsthaus Graz (トリップアドバイザー提供)


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OPUS Restaurant
OPUS Restaurant (トリップアドバイザー提供)

オーストリアの郷土料理は隣国ドイツやチェコと似ており、肉の煮込み、サワークリームなど乳製品を使った料理、衣を付けて揚げたカツレツやフライ類、川魚料理などが特徴。
帝都ウィーンの食文化は、欧州各国の料理人や調理法をひきつけてきた歴史から洗練されており、牛肉の煮込みや子牛のフライが代表的。高級レストランでは鴨やオマールといった食材も味わえる。

酒好きならウィーンは天国。良質なワインや自家製のビールがそろい、値段も質の良いものが驚くほど安い。
お酒が苦手なら薫り高いコーヒーやデザートめぐりがおすすめ。ウィーンのコーヒーと伝統菓子は世界的に有名で、チョコレートが濃厚なザッハートルテは日本でもお馴染み。

高級店ばかりで高いんじゃないの?とご懸念の方もご安心を。
バーでの飲み食いは酒代が手ごろな分日本よりも安く済む場合もあり、街には高品質なデリやトルコ人のケバブスタンドなどがそろう。総菜とワインを買ってホテルの部屋でつまむだけでも十分に楽しい。

Steirereck
Steirereck (トリップアドバイザー提供)


日本からの行き方

(空路)
成田からウィーンへの直行便はオーストリア航空が毎日2便(土曜のみ1便)運航しており、価格も時期によっては10万程度と安め。ANAとのコードシェアとなっている。
経由便の場合はアエロフロート・ロシアや中東系、アリタリア航空等が比較的安い。
欧州はLCCや鉄道路線も充実しているので、ミュンヘンやプラハなどを経由してのんびりむかうのもおすすめ。

(陸路)
オーストリアは四方を陸に囲まれた内陸国であり、ドイツ、スイス、イタリアといった西欧諸国とスロヴェニア、ハンガリー、スロヴァキア、チェコといった東欧諸国をつないでいる。空路同様陸路でのアクセスも良好。
中でもアクセスの良い都市はプラハやブダペスト。プラハからは鉄道で4時間半、ブダペストからは2時間半程度で到着する。
チェックインや空港移動の時間などを考えると、隣国からの移動なら飛行機よりも早い場合も。
ユーレイルパスを使えば複数の国をまたいで乗り放題となる。チェコとオーストリアの2カ国パスは10日間1等車で371ユーロ。また、Eurolines社の国際高速バスも利用できる。

(パッケージツアー)
カタールやエミレーツなどの中東系で行く5泊6日ツアーが燃油込みで最安12~16万円程度。オーストリア航空直行便の場合でも13万円程度。
プラハやブダペストなど周辺都市との周遊付プランも多く、16万円くらいから。
航空チケット代とそれほど変わらないことも多く、短期滞在ならパックツアーのお得度は高い。

(空港)
ウィーン国際空港(VIE)は、市街地から南東に約20km。
歴史的に東西を結ぶハブ空港として栄え、ヨーロッパと東欧、ロシア、中東方面とを結んでいる。
ターミナルは1、1A、2の3つに加えてオーストリア航空などスターアライアンス加盟各社およびカタール・エミレーツの使うターミナル3(スターアライアンス・ターミナル)がある。
ターミナル1はエアベルリンやKLMオランダ、フィンエアーなど主に欧州便が使用。1AはイージージェットやノルウェイジアンなどのLCCが多い。成田からのオーストリア航空便はターミナル3を使用する。

空港からは、鉄道なら急行シティー・エアポート・トレイン(CAT)か、近郊電車(S-Barn)で。
CATはウィーンミッテ駅まで所要わずか16分と速くて快適だが、片道11ユーロと高い。S-Barnはミッテ駅まで所要24分、料金は市内料金の倍(4.4ユーロ)。
リムジンバスは3路線あり、所要20~45分。片道8ユーロ。
タクシーの場合は所要約30分、40~45ユーロ程度(+チップ)。市内から空港に向かう場合は、空港から空車で市内に戻る回送料が加算される場合がある(10ユーロ程度)。


地理と気候

日本との時差はマイナス8時間。日本の正午が午前4時。
3月最終日曜午前2時~10月最終日曜午前3時まではサマータイムが導入されており、時差は7時間。日本の正午が午前5時。

冬の寒さが厳しいため一般には春から秋にかけてが過ごしやすく、5月~9月ごろがベストシーズンとされるが、四季毎に楽しみがある。
春は気温がおだやかで過ごしやすい。夏は夏山シーズンで郊外観光に向くがオペラはオフシーズン。秋はオペラの開幕シーズンとなる。この時期、郊外の紅葉を楽しみにする観光客も多い。冬は街のライトアップやクリスマス、オペラなど街の賑わいを楽しむのに最適。


(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はドイツ語(オーストリアドイツ語)だが、英語の通用度は高い。
オーストリア人は通常義務教育段階から英語を習っているので、不自由なく英語を話すことができる。

通貨はユーロ(EUR)。1ユーロ=137.7円(14年10月時点)。およそ150円と覚えておけば使いすぎることはない。

(Wikipedia)

物価は高めで、ユーロ諸国の中でも最も高いと言われている。さらにインフレも激しい。
外食や宿泊費など観光に関する費用は日本よりも高め。
一方で食料品や生活必需品は日本よりも安めで、特にお酒はかなり安く感じるはず。
ミネラルウォーター500mlが1.5~2ユーロ、ビール1缶0.6~1ユーロ、外食が15ユーロ~(高級レストランならお50ユーロ~)。地下鉄2ユーロ、タクシー初乗り3.8ユーロ。

商品価格には10~20%の消費税(VAT:Value Added Tax)が上乗せされている。旅行者向けの還付制度がある。
免税店で一回に75ユーロ以上購入し、書類を発行してもらう(要パスポート)。帰国時に空港の免税カウンターに書類・パスポート・購入商品を提示し手続きを取る。13%分が還元される。

銀行・両替所ともに、高額な手数料を取ることで有名。どちらかといえば銀行のレートの方がまだ有利。
両替はATMによる国際キャッシングを利用するか、なるべくクレジットカードを使った方が良い。

チップの習慣が根強い。ポーターやルームサービスに1ユーロ。高級レストランで代金の5~10%程度。テーブル会計の際に切りのいい金額に切り上げて支払ってもよい。サービス料が加算されていれば不要。公衆トイレが有料制の場合、0.2~0.5ユーロ程度。

欧州にありがちなことだが、日曜・祝日は閉まる店舗が多い。


治安とビザ

治安は良好な方であるが、観光地特有のスリ、ひったくりなどは多い。
空港、ホテル、美術館などでの置き引きやスリに注意。駅ではひったくりなど荒っぽい被害も報告されている。
最近はニセ警察官による詐欺が報告されている。麻薬の取り締まりを偽ってパスポートごと貴重品を奪ったり、現金だけを抜き取ったりする手口。警官が近づいてきたら話は警察署や大使館で応じると告げ貴重品を渡さないこと。


シェンゲン協定加盟国のため、6ヶ月以内の滞在はビザ不要。


市内交通

(タクシー)
世界的な観光都市だが、ぼったくりなど悪質なタクシーはほとんどいないので安心して利用できる。
流しのタクシーはほとんどなく、タクシー乗り場(黄色の看板)から乗車するかホテル・レストランなどで呼び出してもらう。

料金はやや複雑。初乗り料金は3.8ユーロ(859m)、以降は4kmまで、1kmにつき1.42ユーロ。4km以上は1mにつき1.08ユーロ(実際には186mごとに加算)。待ち時間も加算され、夜間休日は別体系料金。
呼び出してもらった場合は2ユーロ追加。
チップは乗車料金の1割ほど。

(地下鉄・市電・バス・郊外電車)
地下鉄(U-Bahn;Uバーン)はU1、U2、U3、U4、U6の5系統。表示はドイツ語だが、各線毎に色分けされておりわかりやすい。始発は午前5時前後、終電は深夜12時頃まで。

市電(Strassenbahn;シュトラーセンバーン)はワンマン運転の路面電車。35系統があり、市内を網羅している。
バスは郊外(市電の終点から先)に向かうのに便利。リンク内では1A、2A、3Aというミニバスが平日のみ運行。
近郊電車(S-Barn)はオーストリア連邦鉄道が運営。バーデンに向かう線はバーデン線と呼ばれる。

(ウィーン交通局)

料金はゾーン制で、同一ゾーン内均一料金。ゾーンを越えると加算される。地下鉄・市電・バス・郊外電車は共通の料金体系になっている。ウィーン市内は1つのゾーン(Zone100)のため均一料金。
券売機でチケットを購入した後、改札はないので刻印機で(市電は車内で)チケットを打刻しそのままホームに向かう。車両のドアは自分で開閉する。検察にひっかかった場合、打刻を忘れていると103ユーロの罰金となるので忘れないようにしたい。

前売り乗車券は1時間以内乗り換え自由な1時間券が2.2ユーロ、車内だと2.3ユーロ。
24時間フリーパスは7.6ユーロ、48時間パスは13.3ユーロ、72時間パスは16.5ユーロ。このほか、回数券や一週間パスなど多くの種類がある。

ウィーンカードはUバーン・Sバーン・市バスが48時間または72時間乗り放題で、ミュージアムや観光名所、ショッピング、レストランで割引などの特典がある。48時間有効のカードが18.9ユーロ、72時間有効のカードが21.9ユーロ。

なお、リンクを周遊する黄色の観光用市電(ヴィエナ・リンクトラム)は公共交通機関ではなく、料金は別体系。


ホテル

Hotel Sacher Wien
Hotel Sacher Wien (トリップアドバイザー提供)
ウィーンは世界的な観光都市であり、オーストリア=ハンガリー帝国の首都にふさわしい格式のあるホテルが整っている。また、国連本部の施設が集積するなど国際会議や展示会なども多く催されるため、必然的にレートは高め。
3つ星ホテルで1万円~1万5千円、5つ星なら3万円以上、ディスカウントが適用されて2万円台が見つかるかも、といったところ。
ホステル(オーストリアではガストホフ、ペンションなどの呼称)でも、個室なら5千円以上となる。ドミトリーでようやく2千~3千円。

もちろん歴史ある地区に立つ素晴らしい建築も多いので、ホテルステイを目的に高めのところで贅沢、というのもおすすめ。

夏休み、年末年始やクリスマス、復活祭などは特に予約が取りにくいので、早めの手配を。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
オーストリアの大手携帯会社は、最大手のA1 Telekom Austria、イギリス・香港でお馴染みHutchison 3(drei)、ドイツのT-Mobile。
かつてはYesss!ブランドでプリペイドサービスを提供していたフランス系のOrangeは2012年に3に買収され、Yesss!はA1 Telekom Austriaに移管された。

プリペイドSIMの購入は簡単で、市中の通信キャリアカウンター、携帯ショップや家電店で購入できる。

A1 Telekom AustriaのB.free Internetプランの場合、10ユーロで3G、30日間有効。20ユーロで同じく3G、12ヶ月間有効。電波状況も良好との評価。

3(drei)の場合、1G・最大4MBit/sのプランが月額6ユーロ、容量無制限・最大10MBit/sのプランが18ユーロ。

T-mobileの場合、1.5GのMEGAKLAXが月額15ユーロ、2GのSMARTKLAXが月額20ユーロ。

Yesss!の場合、月額14.90ユーロで1.5G。

価格だけを見れば3が最も安い。A1 Telekom Austriaは日本語の情報が多く、12か月有効なプランもあるので再訪の予定があれば都合がいい。

(WiFi)
多くのカフェ、バー、観光案内所、公共施設などでWiFiを提供しており、場所探しに困ることはない。ウィーン国際空港では全域にわたってWiFiが通じる。
他の多くの国と同様、マクドナルド、スターバックス、バーガーキングに行けば無料WiFiを利用することができる。

5. 旅の本屋 のまど:イベント情報  2014/10/07号 Vol.032


5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
10月9日(木)エッセイスト一青妙さん スライド&トークショー
10月23日(木)たかのてるこさん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「わたしの台南 ~ほんとうの台湾に出会う旅」発売記念
◆エッセイスト 一青妙さん  スライド&トークショー◆
「魅惑の古都、台南の楽しみ方」

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新刊『わたしの台南~「ほんとうの台湾」に出会う旅』(新潮社)の発売を記念して、著者で女優の一青妙さんをお招きして、台湾の古都・台南の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。ここ数年、アジアの旅行先の中で断トツの人気を誇る台湾。これまでは台北や高雄に行く人が多かったのですが、最近、台南に注目が集まっています。本作は、幼少期を台湾で育った一青妙さんが、地元のソウルフードから流行のスイーツまで美食の街・台南を食べ歩き、人情深くて人懐こい地元の人々に触れ、その歴史と文化を訪ねた台南のガイド&エッセイ本になっています。
著作の『私の箱子(シャンズ)』『ママ、ごはんまだ?』が台湾で中国語版が出版され、最近は日台の架け橋となるような文化交流活動にも力を入れるなど、台湾との繋がりが深い一青妙さんですので、普通のガイドブックでは知りえない台南の貴重な情報や体験談が聞けるはずです。一青妙さんのファンの方はもちろん、台南に興味がある方や台湾が大好きな方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


一青妙(ひととたえ)

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1970年、台湾屈指の名家「顔家」の長男だった父と日本人の母の間に生まれ、幼少期は台湾で育ち、11歳から日本で暮らし始める。歯科医と女優、そしてエッセイストとして活躍中。最近は日台の架け橋となるような文化交流活動にも力を入れている。著作に『私の箱子(シャンズ)』『ママ、ごはんまだ?』(ともに講談社)がある。両作とも台湾で中国語版が出版され、『私の箱子』は「2013年開巻好書奨」を受賞するなど大きな話題を呼んだ。

◆一青妙さん公式ブログ
http://ameblo.jp/hitototae/


【開催日時】  10月9日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:新潮社


新刊「ど・スピリチュアル日本旅」発売記念
◆たかのてるこさん  スライド&トークショー◆
「行き当たりバッタリで行く!日本旅の魅力」

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新刊『ど・スピリチュアル日本旅』(幻冬舎)の発売を記念して、著者のたかのてるこさんをお招きし、日本を旅する魅力について、スライドを眺めながらたっぷり語っていただきます。これまで、ガンジス河で泳ぎ、サハラ砂漠を駆け巡り、ダライ・ラマに恋して、キューバでラテンのアミーゴを作り、ジプシー(ロマ民族)の家にホームスティする等、海外の旅ばかりしてきたたかのさん。
今回、行き当たりバッタリで触れ合ったのは、日本各地の超ディープな面白い人たち。
高野山の宿坊で美坊主たちとプチ修行したり、北海道・二風谷のアイヌのシャーマンの家で儀式に参加したり、沖縄の離島で「海人(ウミンチュ)の宿」で魚突きしたりと、愛しきニッポンの愛すべき人たちと交流する中で、日本旅の魅力にハマッてしまった出会いが綴られ、驚きと爆笑の連続!! 本には載せられなかった旅のこぼれ話や、旅の秘蔵写真、抱腹絶倒のエピソードトークを生で聞けるチャンスですよ。たかのさんのファンの方はもちろん、日本各地の文化や風習などに興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、サイン握手会(なんとハグ付き(笑))も行います。


たかのてるこ

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1971年大阪府生まれ。「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、60ヵ国を駆ける旅人。
15万部超のベストセラーとなった代表作『ガンジス河でバタフライ』(幻冬舎文庫)は、旅立つ老若男女の”旅のバイブル”となり、主演・長澤まさみ×脚本・宮藤官九郎で、スペシャルドラマ化もされ話題に。(のちにDVD化)。
著書は他に、イスラムの摩訶不思議なイベント、ラマダーンの体当たり体験記『モロッコで断食』、憧れのダライ・ラマに出会うまでの道中、神秘的なチベット体験を綴った『ダライ・ラマに恋して』を始め、『サハラ砂漠の王子さま』『キューバでアミーゴ!』『ジプシーにようこそ! 旅バカOL、会社卒業を決めた旅』(以上、幻冬舎文庫)『淀川でバタフライ』(講談社文庫)など、多数。

◆たかのてるこさん公式HP
http://takanoteruko.com/


【開催日時】  10月23日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:幻冬舎

編集後記 2014/10/07号 Vol.032


6. 編集後記

tabinote田口です。アメリカからタイのチェンマイに戻ってきました。この時期のタイは雨季から乾季への端境期。朝晩は結構涼しく過ごしやすいです。

というわけでtabinoteメールマガジンVol.32です。
下川さんの連載はエアアジアと中国人の関係について、とても正鵠を射た分析だと思います。マカオでギラギラ、、とてもよくわかります。
吉田さんはルフトハンザ航空について。確かに優等生過ぎて特に書くことないんですよね(笑)。あ、国内線でB777やB747を使ってるのは日本だけというのは、言われてみればそうなんですよね。中国もそうかもしれませんが。

「世界あの街この街」はウィーン(ヴィエナ)。勝手に物価が高いんじゃないかと敬遠してたんですが、酒場なんかは楽しめそうですね。

そして旅行記はワタベの東莞ハードコアモール探訪の最終回。まったくもって中国は奇妙な国です。理不尽なこと、腹の立つことも多いのですが、しばらくするとまた行きたくなるんですよね。

さらに今号はもう1本tabinoteのバックエンドを一人で支える児玉の輪行レポートが登場。
飛行機での輪行、ましてLCCでの体験記は意外に情報が不足しているので、参考になったのではないでしょうか。

「世界一周ノート」の青木さん、今号もお休みですが、元気でやっているようなのでご心配なく。

さて、実は今号はなんとメルマガ有料化一周年なのです!
一年間有料購読を継続している方には旅程検索無料クーポンをさしあげる予定です(※)。
無料版をご覧の方も、この機会に有料版をご検討いただければ幸いです。無料版よりさらにおもしろいですよ!

※今号以降随時、該当者の方に個別にお送りさせていただきます。

次回は10月21日(火)の発行予定です。


tabinoteが旅程調査を担当した「一度行ってみたい 世界の絶景」(洋泉社ムック)。もうご覧いただけましたでしょうか?美しい写真と旅の達人インタビュー、実用的な行き方ガイドで構成された情報量満載の一冊です。ぜひ店頭で手にとってみて下さいね。

166031
一度は行ってみたい世界の絶景(洋泉社)

★特設ページ★


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従い行っていただきますようお願いいたします。

次号は10月21日(火)発行の予定です。