2a. 連載:「タビノート」 下川裕治  2015/3/10号 Vol.043 無料版


2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

LCCと中堅航空会社

 このところ、何回かソウルを往復している。もちろん、安い航空券を探すのだが、そこにLCCが引っかかってこない。先月往復したときは大韓航空だった。そしてその次はアシアナ航空。安い航空券を探していくと、そうなってしまうのだ。
 一時期、東京とソウルを結ぶ便は、LCCが席巻していた。韓国系のイースター航空やチェジュ航空。とくにチェジュ航空にはずいぶんお世話になった。片道7000円ほどのときもあった。
 日系ではエアアジアを引き継いだバニラエア。これにも何回か乗った。
 しかし最近のLCCの日韓路線には、どうも高い。とくに成田―ソウル線はその傾向が強い。往復で4万円台の金額が平気で並ぶのだ。それに比べると、大韓航空とアシアナ航空がかなり安い運賃を打ち出している。往復で2万円台というのは、それほど珍しくない。


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