tabinoteメールマガジン 2015/02/10号 Vol.041 無料版

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」 下川裕治
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
2c. 連載:「柳下毅一郎のアウト・オブ・ディス・ワールド」 柳下毅一郎
3a. 特別レポート!LCC利用でもOK!!Priority Passでラウンジを使おう
3b. 世界一周ノート 第24回:カトマンズ~ポカラ
4. 世界あの街この街:西安
5. 旅の本屋 のまど イベント情報:2月19日光瀬憲子さん、2月27日鈴木さちこさん、3月5日下川裕治さん
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

ピーチ、成田便を次々就航

ピーチ・アビエーションは、成田~札幌・福岡線の就航を発表、3月29日から運行を始める。札幌線は1日1往復、福岡線は2往復。2013年3月就航の成田~関空線をあわせ、成田に3路線が就航することになった。関空、那覇に加え成田を第3の拠点とする意向だ。

JAL、ANA共に国際線燃油サーチャージを4月より値下げ

原油安の影響を鑑み、JAL、ANA共に4月1日発券分より国際線の燃油サーチャージを値下げする。
(カッコ内は旧価格/片道)

JAL
韓国・極東ロシア 500円(1,000円)
中国・台湾・香港 2,500円(3,500円)
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム  3,000円(4,000円)
タイ・シンガポール・マレーシア 4,500円(6,500円)
インドネシア・インド・ハワイ 6,000円(8,500円)
北米・欧州・中東・オセアニア 10,500円(14,000円)

ANA
韓国 500円(1,000円)
中国・台湾・香港 2,500円(3,500円)
グアム・フィリピン・ベトナム・サイパン 3,000円(4,000円)
タイ・シンガポール・ミャンマー 4,500円(6,500円)
インドネシア・インド・ハワイ 6,000円(8,500円)
北米・欧州・中東・オセアニア 10,500円(14,000円)

タイ・エアアジアX、札幌~バンコク線就航

タイ・エアアジアXは、5月1日より札幌/千歳~バンコク/ドンムアン線を就航させることを発表。片道9990円からとなる発売開始記念運賃も発表した。
一方、今夏にも名古屋/中部を拠点に就航を予定していたエアアジア・ジャパンだが、国土交通省との調整が難航し、年末まで遅れる見込みであることが発表された。

ダイヤ
バンコク/ドンムアン 23:10 ~札幌/千歳 7:50(+1)
札幌/千歳 08:55 ~ バンコク/ドンムアン 14:10

チェジュ航空、関西~釜山線就航

韓国のLCC、チェジュ航空は4月3日より関空~釜山線を就航させることを発表した。関西午前11時出発便と午後19時出発便の1日2往復となる。

ダイヤ
関西 11:00 ~ 釜山 12:25
関西 19:15 ~ 釜山 20:40
釜山 08:40 ~ 関西 09:55
釜山 17:00 ~ 関西 18:15

元CA、パイロットに母乳を飲ませる

マレーシアの光明日報によると、マレーシアにある航空会社(ぼかしてあります)の元客室乗務員が、機内のトイレで搾乳した母乳を、夫であるパイロットに届け飲ませるという行為をFacebookに投稿したという。彼女は母乳育児推進運動グループに参加しており、運動の一環であったようだが、当然非難が殺到。Facebookの写真は削除されたが、Twitterなどで拡散され続けているという。

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写真:光明日報

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

便利な空港のしわ寄せはLCC?

ソウルの仁川国際空港の評価が高い。空港ランキングで、毎年、1位を獲得しているそうだ。
 僕も頻繁にこの空港を使う。アジアとの行き来の航空券を探していくと、ソウルの仁川国際空港乗り継ぎになることが多いのだ。
 空港の評価にはさまざまな視点があるのだろうが、この空港をハブにしている大韓航空とアシアナ航空の路線づくりのうまさも一因のような気がする。乗り継ぎを前提にした空港ということになるからだ。


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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第39回 吉田友和

も モーターバイク

 オートバイのことを英語ではMotorbike、もしくはMotorcycleと呼ぶ。これら二つはどんな違いがあるのか。気になって調べてみると、Motorbikeはアメリカ英語で、Motorcycleはイギリス英語なのだという。Motorbikeはいわゆるスクーターのような小型のものを指すこともあるらしい。いずれにしろ、大きな違いはないようだ。
 僕は旅先でよくバイクを借りる。「Motorbike for rent」などという看板を掲げる店はどこへ行っても見つかる。足があれば、好きなときに好きなところへ行けるようになる。レンタカーほど大げさではなく、一人旅でも気軽に利用できるのもいい。


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2c.「柳下毅一郎のアウト・オブ・ディス・ワールド」 柳下毅一郎

Profile
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柳下毅一郎(やなした・きいちろう)

1963年大阪府生まれ。英米文学翻訳家・映画評論家。多摩美術大学講師。訳書にR・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、アラン・ムーア/J・H・ウィリアムズIII『プロメテア 1』(小学館集英社プロダクション)など。著書に『新世紀読書大全』(洋泉社)、『皆殺し映画通信』(カンゼン)など。編書に『女優林由美香』(洋泉社)など。

Twitter

柳下毅一郎のアウト・オブ・ディス・ワールド 第3回

注:以下の記述はすべてフィクションであり、現実の出来事とは一切関係ありません。
 もちろんそんなことばかりしていたわけじゃない。judgeの本分を忘れずに、決めるときには決めないと。Cannabis Cupのパンフレットにはコンテスト参加店26店のマップがあり、それを片手にバーホップできる。参加店でJudgeパスを見せると、たいていはJudge向けのお勧め銘柄一パックを10ユーロくらいで売ってくれる。とりあえず前年優勝から押さえるか……とGreenhouseへ。Greenhouseは種屋でもあるので、いわばcannabis cupは自社製品の見本市、当然採算度外視で強力なのが来る。市内にはいくつも店舗があるのだが、参加店舗は一店だけ。HaarlemerstraatにあるGreenhouse Unitedだ。ちなみにこのHaalemerstraatは中央駅からほど近いが、ヘッドショップとコーヒーショップが並ぶラリパッパ通りとして有名である。


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3a. 特別レポート!LCC利用でもOK!!Priority Passで航空会社ラウンジを使おう

 
tabinote田口です。みなさんは空港に設置されているラウンジを利用したことはありますか?
「いつも利用しているよ!」という方はこの記事は読まなくても構いません。
「知ってるけどわたしには縁がない」「は?なにそれ?」というあなた、ちょっと読んでみてもらえますか?


ラウンジってなに

ラウンジ(エアポートラウンジ)とは、航空会社またはクレジットカード運営会社が運営する空港内にある待合所です。
場所によって設備は異なりますが、座り心地の良いソファー、マッサージチェア、軽食(きちんとした食事が出るところもあり)、シャワー、無料無線LAN、パソコン、コピー機やプリンターなどのビジネスツール、などが用意されています。
一般的にクレジットカード会社ラウンジは保安検査場前に、航空会社ラウンジは保安検査場の内側(搭乗口近く)にあります。

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サンフランシスコ国際空港ラウンジ

ラウンジが使えるとこんなに便利

空港での待ち時間って結構長くなることが多いですよね。
特にLCCを使った乗り継ぎなどは空港で8時間待とかもザラです。
元気があれば市内観光など行ってもいいのですが、長いフライトの後はやっぱりゆっくりしたいものです。
それに4時間とか中途半端な時間も多く微妙ですよね。
しかし空港内で時間を潰すのは結構つらいものです。うまくいい椅子が確保できればいいのですが、混雑時はそれもままなりません。
そんなときにラウンジがあれば、ゆったりコーヒーやビールを楽しみながらふかふかのソファーでぼんやりできるのです。
また、ほぼ確実に無線LANが使えるのも嬉しいですね。最近は一般エリアで無料無線LANを提供している空港も多いですが、いちいち登録しなければならなかったり、時間制限があったりといまいち使い勝手が悪いです。
乗り継ぎ便でなくとも搭乗時間ギリギリに空港に駆け込むのではなく、早めについてラウンジでリラックスしておけば、辛いフライトも多少は楽になります。

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こんな経験ないですか?つらいですよね……。

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香港国際空港ラウンジ

ラウンジを使うためには

さて、こんなすばらしい空港ラウンジですが、残念ながら使うには条件があります。
乗り継ぎなどで使うのは基本的に航空会社が運営するラウンジなのですが、そもそもラウンジは各航空会社が上級会員向けに作った施設です。
つまり、利用するには各航空会社(または所属するアライアンス)のゴールドメンバーである必要があるのです。
また、上級会員でなくともビジネスクラス以上の航空券があれば入場できます。

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光り輝く「Cクラス(ビジネス)」チケット。「Lounge Invitation」と記載がありますね。

この時点で多くの方は「あ、自分には関係ないな」と思ったのではないでしょうか。
もちろん僕も思いました
そう。Priority Passを知るまでは。

年間1万円でラウンジを使い放題

ところが、です。このすばらしい空港ラウンジを年間10000円で使う方法があるのです!
もったいぶらずにお教えします。
それは「Priority Pass」です!!

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これがPriority Passだ!

このパスさえあれば、世界120カ国以上、400都市にある700ヶ所を超えるラウンジを無制限に利用できるのです。
通常このパスの利用料金は年間399ドル(47400円)になります。

あれ?10000円って書いてなかった?

はい、ここからが本番です。
通常は年間399ドル必要なPriority Passですが、このパスが無料でついてくるクレジットカードがあるのです。
以下がそのリストとなります。

・楽天プレミアムカード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
・JCBプラチナ法人カード
・SBIプラチナカード
・JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
・JAL・JCBカード プラチナ
・シティ プラチナカード
・三井住友VISAプラチナカード

カードの名前を見ただけでおわかりと思いますが、いわゆる「プラチナカード」です。これは「ゴールドカード」のさらに上級会員向けカードです。当然審査基準(年収・ローン残高・持ち家の有無など)は厳しくなりますし、年会費もお高くなります。
「そんなの一般人には無理」とお思いでしょうが、リスト最上段にご注目ください。
はい、「楽天プレミアムカード」です。

年会費はたったの10000円。そのうえほぼ常時やっているキャンペーンに参加すれば入会特典として楽天ポイントが10000ポイント付与されます。つまり実質初年度無料ということですね。
さらに重要なポイントは、このカードだけ他のカードと比べて審査条件が緩いところにあります。
もちろん断言はできませんが、他のカード会社の審査を落ちた人でも楽天カードだけは取得できたという事例は多いようです。

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ロサンゼルス国際空港ラウンジ

メリットとデメリットを考慮し判断しよう

とは言え、「ラウンジなんて年に何度も使わないよ」という方もいるでしょう。
ですが、楽天プレミアムカードにはPriority Pass以外にも多くのメリットがあります。
特に日常的に楽天市場で買い物をしている人には、頻繁に行われている楽天ポイント増加キャンペーンが魅力です。
どちらにせよ海外旅行にはクレジットカードは必須、ポイント還元率も1%あり単純にクレジットカードとしてもかなり条件のいいカードだと思います。
ただし、デメリットもあります。ここでは両者を公平な立場で記載しますので、最後はトータルで判断してください。

◎メリット
・Priority Passで700ヶ所を超えるラウンジを無制限に利用できる。
・Priority Passで使えるラウンジ以外に、国内28空港でクレジットカード会社ラウンジを利用できる。
・年会費10000円(キャンペーンに加入すれば初年度無料)
・入会審査が通りやすい
・利用100円ごとに楽天スーパーポイントを1ポイント付与。(楽天市場で購入した場合のポイントとは別に付きます)
・還元率1%。上記と重なりますが、現在のクレジットカードは還元率0.5%が主流です。
・最大5000万円の海外・国内旅行付帯保険がついてくる。
・手荷物空港宅配サービスチケットが年2枚もらえる。

△デメリット
・Priority Passで利用できるラウンジがない航空会社もある。(利用できるラウンジは専用スマホアプリをDLすることで確認できます)
・深夜は閉まっているラウンジがほとんど
・カード所持者しかラウンジには入室できない(別途料金を払えば入室できるところもある)
・年会費10000円が必要(無料のカードも多い)

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クアラルンプール国際空港LCCターミナル(KLIA2)ラウンジ
(エアアジアを頻繁に利用する方はこのラウンジが本当に重宝します。乗り継ぎ時間長いですし)

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ワーストエアポートランキングの常連であるネパールのトリブバン国際空港。遅延が頻発するのにロクな休憩場所もありませんが、なんとここにもPriority Passで入れるVIPラウンジがありました。いつ来るともしれない飛行機を待って空港に待機する難民たちを横目に飲むタダビールは最高でした。

tabinoteからのお願い(アフィリエイト)

以上、完全にtabinote田口の主観でお送りしました。
楽天プレミアムカードに入会してすでに5年はたっていますが、年会費のぶんは回収してお釣りがくるくらいはメリットを享受しています。
この記事はいわゆる「パブ記事(企業から対価をもらって広告目的で書く記事)」ではありませんが、もしこの記事で興味をもって楽天プレミアムカードに入会しようかなというかたがいらっしゃれば、下記リンクから申し込んでいただければ、tabinoteにわずかですが広告費が入ります。貴重な運営費用になりますので是非に!(もちろん強制ではありません)





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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。

Profile
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青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社。
念願のフリーライターとしてとりあえず1年は過ごせそうです。
同名義のFacebookもよければ見てください。

Facebook

第24回:カトマンズ~ポカラ

ダージリンからトイトレイン、乗り合いジープと乗り継いで、僕はチェンナイ空港でとったアライバルビザの30日間ギリギリでネパールへとインドから出国した。
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ネパールに入ると、カトマンズ行きのバスの客引きと両替商がすぐに集まってきた。レートの良い両替商はバス停のすぐ近くに居て、その人たちを信用して僕はポカラ行きの安いバスのチケットも買った。とにかく夜行バスはファーストクラスだと聞いていた。モモというネパール餃子(ネパール滞在中はこれが主食だった。ポカラではバッファロー肉を使ったモモがよくある)を食べながらバスを待って、ついに1時間遅れでやって来たボロバスの後方座席はパイナップルでいっぱいだった。
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それでもインドとは違う殺伐としていない感じがそこにはあった。
そして湖畔の町ポカラはもっとのんびりしていて、まさに沈没地としての鏡のようだった。ホテルのルーフトップから湖を眺める、それだけで何日も無為に過ごせる、そんな場所だった。
ここで出会った沈没さんは、世界一周のつもりがポカラに来てストップし、抜け出せず、最終的にはホテルのボランティアスタッフへと昇華する荒技を繰り出していた。
やはり観光地としての魅力的な場所と旅人としての魅力的な場所には大きな差異があって、ポカラは後者にあたる。見所はないけれど、ただ過ごすには申し分ない、世界有数の沈没地がポカラだった。
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ポカラでの沈没に後ろ髪を引かれながらも、僕はブッダが生誕したルンビニへと立寄った。
ルンビニでは口コミで食事が美味しいと言われる韓国寺に宿泊した。朝夕2食付きで、ロビーではwi-fiも使えた。ただ、ルンビニエリアは停電が頻発し夜は必然的に早く寝ることになってお寺暮らしが捗った。
各国の寺院が並ぶ園内は丹下健三が設計をしたらしい。ただ、無駄に広い敷地と工事中ばかりのお寺たち、そして手入れが行き届かなくて生い茂る草木などを見ると、丹下健三がイメージしていたものとはだいぶ違った感じになっているんだろうなと、少し不憫になった。
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何となくブッダの面影を追いたくなって、インドではガヤ、そしてルンビニと訪れた僕は悟りとは程遠い煩悩まみれの状態でカトマンズへと抜けた。
カトマンズではヒマラヤ連峰へのトレッキングの準備期間を過ごす人やドラッグ系パッカーが散見された。街には安価な偽物アウトドアグッズショップが並び、客引きがしつこく声をかけてきた。
ポカラのペンギンゲストハウス・カトマンズのチェリーゲストハウスの日本人宿はその手のパッカーの溜まり場として名高く、僕が少し覗いたチェリーでは、屋上で温かい会合が開かれていた。リーダー格の男の鋭い目と、それに従事するかのようなこじらせまくりの女の子の姿が印象的だった。
知らない人が買ったのを見せてもらったのだけれど、ハシシは写真のサイズで500円だった。これが相場なのかは不明だけれど、それなりに消化するには時間がかかりそうだった。
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ネパールは、登山[自分への挑戦]とドラッグ[自分を堕とす作業]という旅行者が織りなす二面性を持っていた。真逆の志を持った人たちが各々の目的のために混沌を形成していた。
それでもネパールのモモは美味しいし、朝のチャイは誰にでも平等に甘かった。
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カトマンズの小さな国際空港からトルコへ。いよいよ僕のアジアが終わってしまった。
整っていないことへのストレスはもう味わうことがなくなると思うと、嬉しいようでやっぱり寂しかった。旅の難易度も急激に下がることが目に見えていた。
急に目的意識というか、修行感のようなものが失われてしまった気がしていたけれど、ただひとまず一区切り、僕はヨーロッパへと向かうことにした。

次回からはヨーロッパ突入編、トルコって素晴らしいを記します。


世界一周ノート
とりあえずの予定コース:上海→杭州→南寧→ハノイ→ホーチミン→シェムリアプ→チェンマイ→ルアンパバーン→バンコク→パンガン島→ペナン島→マラッカ→スマトラ島→ジャワ島→マニラ→シンガポール→ジョホールバル→シドニー→チェンナイ→ムンバイ→アグラ→デリー→バラナシ→ブッダガヤ→コルカタ→ダージリン→ポカラ→ルンビニ→ガヤ→カトマンズ・・・。以降ネパール、トルコ、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、南米と巡る予定

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第39回 西安


西安 (トリップアドバイザー提供)

中華人民共和国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

かつて長安と呼ばれた千年の歴史を持つ古都。現在でも西域の要衝として発展が続いている。
西安は紀元前・周の時代から唐に至るおよそ2,000年の間、歴代王朝の都として栄えた歴史をもつ。秦の始皇帝や漢の武帝、唐の玄宗などゆかりの人物も多く、歴史史跡には事欠かない。
シルクロードの起点(ゴール)としても知られ、玄奘三蔵(三蔵法師)もここからインドへ旅だった。古来より東西の旅人や事物が交ってきた、まさに旅人の聖地。
兵馬俑と始皇陵があまりに有名だが街歩きも奥深い。また、郊外には自然を楽しめるスポットも多い。

西安鐘楼 から 狭西暦史博物館   Google マップ
(地図:A-鐘楼、B-回坊風情街・清真寺、C-興慶宮公園、D-大雁塔、E-陜西歴史博物館)

西安の中心部は中国でも唯一現存するという明代に建てられた城壁に囲まれている。
ゲームに出てくるような城塞都市にテンションも上がる。
城壁の内部、街の中心にあるのは高さ36mの鐘楼。鐘楼から東西南北に道が延びており、城壁と交わる地点にそれぞれ壮麗な城門がある。
高さ36mと中国でも屈指の大きさを誇る鐘楼のふもとは2000年前から変わらぬ賑やかなエリア。城壁は高さ12m、幅12~18m、四方の14Kmという圧巻のスケールで、城壁の上は車3台が並走できる広さ。歩くこともできるが一周するならレンタサイクルやリキシャーがラク。

西安の城壁 (トリップアドバイザー提供)

鼓楼の西北は、中国最大のモスク・清真寺を中心に中国のムスリム(回族)街となっている。いつも屋台から肉を焼く煙が上がる熱気あふれるエリア。羊の串焼き、イスラム風のまんじゅう、スイーツ、西域風の果物などエキゾチックな屋台がならび、活気に満ちている。


回坊風情街 (トリップアドバイザー提供)

城壁を出て東方面にあるのが興慶宮公園。特に何と言うことはない公園だが、太極拳をする老人や家族連れが集まる地元のほっこりスポット。ここには阿倍仲麻呂の記念碑が建てられている。大理石に金の文字が掘られたなかなか立派な碑で、仲麻呂の望郷詩と李白による詩(仲麻呂を詠ったもの)が刻まれている。

興慶宮公園 (トリップアドバイザー提供)

城壁を出て南東、大慈恩寺の境内に堂々とそびえるのは7層64mにもおよぶ大雁塔。
西遊記の三蔵法師こと玄奘三蔵が天竺から持ち帰った経典を保存するために建てられたもので、塔の前には巨大な玄奘像もある。一帯は玄奘の博物館や植物園などがある観光エリアで、夜はライトアップされる。

大雁塔北广場 (トリップアドバイザー提供)

その大雁塔観光エリアに隣接するのが陜西歴史博物館。中国でも故宮博物館に次ぐスケールと格式を誇るミュージアムで、見学ルートは1.5kmにもおよぶ。西安に都が置かれた間はもちろん、先史時代から新中国成立までの歴史文物を豊富に所蔵しており、中国4000年の歴史という言葉が伊達ではないと思わせる怒濤の展示。歴史に詳しくない人でも楽しめる。

陝西省歴史博物館 (トリップアドバイザー提供)


市の北東約40km、西安観光の最大の目玉が兵馬俑。
1974年に村民が偶然掘り当てたという経緯はあまりにも有名。現在では発掘が進み総面積は約2万m2におよんでいる。
写真やテレビでお馴染みだが、実物を見た人は誰しも強烈な印象を受けるらしく、数ある世界遺産の中でも非常に評価は高い。
埋葬されていた兵士の像は身長175cmとほぼ実物大。一体ずつ服装や装備、表情まで異なるという信じられない凝りようで、それが数百・数千と並ぶ様は圧巻。


秦始皇兵馬俑博物館 (トリップアドバイザー提供)

秦始皇帝陵は兵馬俑の西1.5km、兵馬俑と一体となって風景区として指定されている。
東西南北およそ350m、高さ約40mと、小山とでも言うべきスケール。

秦始皇帝陵 (トリップアドバイザー提供)

市街から北東に30km、華清池は唐の玄宗と楊貴妃が過ごした温泉地跡。お土産屋では楊貴妃にちなんだグッズや化粧品が売られている。
日中戦争当時に張学良が蒋介石を拉致した西安事変の現場としても知られ、当時の弾痕やガラスの割れた跡がそのまま残されている。

華清池 (トリップアドバイザー提供)

西安は自然を満喫できるスポットも多い。
華清池の南には標高1300mの驪山があり、ちょっとした山登りを楽しめる。そんなかったることやってらんねぇよ、という方にはロープウェーもあるのでご安心を。
山頂からは華清池を一望にできる。

驪山国家森林公園 (トリップアドバイザー提供)

翠華山は西安市街から南に約30km離れた場所に位置する、秦嶺山脈に連なる国立公園。歴代の皇帝が参拝し、詩仏・王維にも詠まれるなど古来より風光明媚な景勝地として親しまれてきた。山塊が地震などによって崩れた独特の奇観が有名で、「中国の地質地形博物館」と呼ばれる。紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

(画像:Agent China)

しかし、なんといっても西安の自然スポットと言えば華山。
西安から120kmとやや距離があるが、列車でも現地ツアーバスでも手軽に行くことができる。
古来より中国でも格別の格式を誇る道教の聖地として知られている険峻な山で、標高は2000m以上。まさに「ナイフリッジ」としか言い様がないような切り立った尾根道や断崖絶壁にちょこんと作られたショボイ足場をたどっていくのはスリル満点。かつて登山道や足場のない時代にこの山を駆けた修行者達のすごさが思い浮かぶ。


華山 (トリップアドバイザー提供)

珍スポ好きには西安から西120kmの法門寺。
法門寺は1800年の歴史を誇る由緒正しき名刹で珍スポと呼ぶのは憚られるのだが…、2009年に完成した仏舎利塔(合十舎利塔)のインパクトが大きくマニアの注目を浴びてしまった。
合十舎利塔は高さ150mで黄金に輝き、塔の前は巨大な参道に金ぴかの仏像が並ぶテーマパークのような光景となっている。

法門寺 (トリップアドバイザー提供)



大秦面庄 (トリップアドバイザー提供)

西安の食は、中国中西部の地理的な影響を受けており、四川料理や雲南料理につながる辛めの味付けが多い。
食材としては回族料理(イスラム食)の影響を受け、羊や牛を多用する。主食は小麦粉で、饅頭や餃子、麺が中心。また、シルクロード伝来のクミンを使用するもの特徴的、
串焼きや手軽なまんじゅうなどストリートフードも豊富だが、宮廷料理の伝統を受けついだ洗練された料理もある。
名物料理は刀削麺やビャンビャン麺といった幅広の麺、羊肉をたっぷり包んだクレープ状の肉包み(肉挟摸)、羊と春雨を煮込んだ羊肉泡摸、ラム肉のクミン焼き、甘辛い牛肉を乗せた麺、火鍋など。

西安飯庄 (トリップアドバイザー提供)

なお、ビァンビァン麺の「ビァン」は以下のように表記する。

(Wikipedia)

中華に飽きても心配ない。世界的な観光地であり、和食から欧米料理、インド料理まで何でもそろう。


日本からの行き方

(空路)
中国東方航空の直行便が成田、関西、名古屋から就航している(それぞれ上海か青島を経由)。価格もおおむね中国東方が最安となることが多い。安い時期で4万円程度。
他には大韓航空、中国国際航空の経由便などがあるが、中国東方より安くなることはほとんどない。

茨城から上海までLCCの春秋航空を利用した場合最も安い時期で2万円を切る。上海-西安を鉄道で移動すればかなり安くなるが、日程には余裕が必要。

(陸路)
北京から西安まで、高速鉄道なら早くて5時間程度、通常の列車なら13時間程度。
高速鉄道の硬座(二等席)で500元、軟座(一等席)で800元程度。通常列車の硬臥(二等寝台)で250元、軟臥(一等寝台)で400元。高速鉄道は飛行機と同じかそれ以上に高いので、よく検討してから利用したい。通常列車は旅情もあり、北京から夜行便に乗れば翌朝西安に到着する。

上海からは通常の列車ならやはり14時間程度。現在高速鉄道を建設中で、開通すれば5時間程度となる予定。

(パッケージツアー)
ツアーの種類は多く、主要な観光地を効率良く回ることができる。シーズンにもよるが3泊4日で燃油込み5万円程度から。高齢者の利用を見込んでか、ガイドがガッツリ同行する豪華ツアーが多いのも特徴。

(空港)
西安の空港は西安咸陽国際空港(XIY)。西安の北西、咸陽市に位置し、西安市街までおよそ50キロ。
すべての国際線と一部の国内線は第2ターミナルに発着する。
第3ターミナルは中国東方航空、中国南方航空、上海航空など。
第1ターミナルは現在利用されていない。

市街地までの足はリムジンバスかタクシー。
リムジンバスは西安市街や咸陽行きの線がある(15年1月時点で10路線)。
西安市街の場合は運賃26元。行き先によるが所要50~60分程度。

タクシーは緑(1.8リッター未満車)、大型の黒(1.8以上)で料金が異なる。初乗り2kmで緑色車6元、黒色車9元。以降1キロごとに緑1.5元、黒2.4元。実際には乗車ごとにプラス1元の燃油が加算され、さらに夜間加算、停車中加算、8キロ以上の場合の戻り空車補償が加わるなど、なかなか複雑な体系。
行き先によるが市街まで緑車でおおむね80~100元、黒で100~150元程度。所要時間は40~60分程度。


地理と気候

西安は陜西省の省都。中国の中央部、西北地区に位置し、かつて長安と呼ばれた中原の古都。沿岸部と内陸部を結ぶ中国西部の要衝でもある。

日本との時差はマイナス1時間。中国はすべての都市が北京時間に合わせてあり、地域時間はない。
四季が明確で日本の気候に近いが、季節毎のメリハリが大きく夏は35度近くの酷暑となり冬は氷点下。やはりベストシーズンは春か秋。春は花が咲き乱れ、秋は紅葉が美しい。
10月1日の国慶節付近はホテルや観光地も混み合う。


(画像:Google提供)

言語と通貨

公用語は中国語(普通話)。
一般的には英語の通用度は低いが、外国人が多い店、レストラン、ホテルなどは英語が通じることも多い。日本人ツーリストが多そうなお土産屋では日本語が通じたり、レストランにも日本語メニューがあったりする。

タクシーは中国語オンリーと考えて良い。中国語(簡体字表記)の地図か、筆談ができるようにペンと紙をもっていればOK。日本の漢字と現地の漢字は異なるため地名が日本語表記の地図は通じない場合も。

通貨は人民元(RMB)。1人民元=18.9円(15年2月時点)。概ね1人民元=20円と見ておけば良い。14年夏前まではおおむね1人民元=15円であったが、かなり値上がりしている。

物価はピンキリだが、西安は北京や上海に比べてかなり安い。
例えばタクシー北京が初乗り3kmで13元(3km;2kmで8元強相当)に対して西安は初乗り2kmで6元。だいたい2/3程度となっている。
食事、交通機関、宿は安め。意外にかさむのは史跡の入場料や見学料で、兵馬俑なら大人120元、大雁塔が大人50元など積み重なっていくと結構な費用となる。

両替はATMによる国際キャッシングか、日本か空港内の銀行など到着地で少額を両替し、レートの良い市内の銀行で必要な分を都度両替するのがお勧め。
現地のATMは故障やカードを受け付けないなどのトラブルも多いので、日本円・人民元問わず多少の現金を携行していった方がよい。
外国人が行くような店ではクレジットカードも通じる。
チップ文化は無い。

(Wikipedia提供)


ビザと治安

中国を代表する大都市かつ観光地であるが、治安は良い方でありあまりトラブル情報は報告されていない。
ただし、あくまで外国としては安全ということであり、繁華街、観光地、夜間や裏通りなどには注意が必要。
現地ツアー会社の中には、チケット代をぼったくったり土産物屋をえんえん巡るようなところもあるので、よく評判をチェックしておきたい。

観光目的の場合、15日以内の滞在はビザ免除。16日以上の滞在では観光ビザの申請を。


市内交通

(地下鉄)
2011年に開業した真新しい地下鉄。
市を東西に貫く1号線と、南北に貫く2号線が開業している。2018年までに6号線までの開業が計画されている。
運賃は行き先によって2元~4元。プリペイド式の「長安通」というカードがあり(SUICAや香港のオクトパスカードと同じFeliCa方式)、これを使うと割引となる。カード代は50元(うち18元がカード代、32元がチャージ分)。「長安通」は地下鉄の他バスや商店でも使うことができる。

(タクシー)
街中を普通に流しのタクシー(緑色のサンタナやシトロエン)が走っており、料金が安いので地元の人もちゅうちょせず使う。
初乗りは2kmで6元。以降1kmごとに1.5元。プラス乗車ごとに燃油代1元・さらに夜間加算、停車中加算、8キロ以上の場合の戻り空車補償がある。
メーターなのでぼったくりはない(とされている)。

公共の乗り物ではないが、三輪車やバイタクもある。価格は交渉制だが、交渉力か語学に自信があれば使ってみてもいいかもしれない。

(バス)
バスは縦横無尽に市内を結んでおり、使いこなせれば便利。
エアコン無しのワンマンバスは1元、エアコンバスは2元が相場。「長安通」も使え、割引となる。
バスはおおむね混み合い、運転も荒い。

市バスとは別に主要な観光地を巡る観光バスがある。
観光1号線から9号線まであり、料金は定額のものと従量制にわかれる。

(鉄道)
中国は列車大国で、全土を鉄道が結んでいる。
市街の中心に位置するのは西安駅。西安駅から北に13kmほど行くと中国でも最大規模を誇る西安北駅がある。西安北駅は地下鉄2号線ともつながっている。
Xi'an_North_Railway_Station
(画像:Wikipedia)

(レンタサイクル・バイク)
街をのんびり散策するのに便利。公共のレンタサイクルがあり、6:30から21時まで貸し出している。1時間以内は無料、1~2時間で1元、2~3時間で2元。3時間以上は1時間につき3元。24時間以上は30元となっている。


ホテル

中国を代表する大都市かつ観光都市でもあり、宿の選択肢は多い。ホテル代もおおむね安め。外資系の5つ星ホテルでも1.5万円程度。3つ星ホテルで5千円程度。
日本のビジネスホテルに近い形態のシングル中心のホテル(経済型酒店)も豊富で、ツインが3千円程度。

バックパッカーが多く立ち寄る街でもあり、ゲストハウスも多い。
ドミトリーが1,000円未満、個室でも1,500円~2,000円程度。
一般に国慶節(10月1日)、春節(旧正月)の季節は混み合い価格も上昇する。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
路上の携帯会社のカウンター、家電量販店、売店、コンビニ等でSIMが購入できる。
中国の場合は特にプリペイドという概念がなく(全てがプリペイド)、SIMにチャージされた金額が月々引き落とされていく仕組み。残金が足りなければ使えなくなるだけというシンプルさ。
なお、LTEはTD-LTEという独自方式なのでSIMをそのまま挿しても使えないことが多い。現地でWiFiルーターを借りればLTEの恩恵を受け取れる。

大手の事業者はChina Unicom(中国聯通)、China Telecom(中国電信)、China Mobile(中国移動)。
China Unicomの3GはW-CDMA(ドコモやソフトバンク方式)、China TelecomはCDMA2000(au方式)。China Mobileの3GはTD-SCDMAという中国独自方式となっている。持ち込むスマートフォンの対応規格を確認しておくこと。
中国の場合は、アクティベートやリチャージの度にSMSでのやりとりがあり、中国語のメッセージを解釈する必要があるためSIMの利用はややハードルが高い。携帯会社のカウンターで設定してもらうことをおすすめする。ゲストハウスのスタッフに頼むという方法もある。

China Unicomの場合、通話可能なSIMが7.99ドル(英語版ショッピングサイトは米建て価格表示)。月額20元で30元分のチャージおよび100Mのデータ、500Mの夜間専用データ通信が含まれる。12.99ドルのブランは月額25元、50元分のチャージおよび300Mのデータ、1ギガの夜間専用データ通信。39.99ドルのデータ通信専用プランは180日有効で3ギガ。

China Telecomの場合は、通話やショートメール、データ通信の組み合わせで価格が決まるプランなど様々。データは1Mあたり0.05元(1Gで50元)など。

China Mobileの場合は、国内通話50分、500Mのプランが月58元。同500分、1Gで138元、データ通信専用150Mが20元、同100元で3Gなど。LTE対応が主流でキャンペーンも多い模様だが、上述の通り中国独自形式なので注意。

中国国内からYouTubeやFacebook・TwitterなどのSNSに接続する場合には閲覧規制がかかる。GmailなどGoogleの各種サービスも制限されている。日本の携帯を海外パケット放題でそのまま使うか、近隣国(香港など)でSIMを買い国際ローミングすれば接続制限を回避できる。VPN(Virtual Private Network)で回避する方法もあるが、うまくいかないこともある。

などなど…中国でのSIM入手や使いこなしは上記の通り結構面倒なので、携帯会社の海外定額を利用するか、日本からWiFiルーターを借りて行くのも手。日本でWiFiルーターを借りた場合は1日あたり600円と比較的安め。

(Wifi)
カフェやレストランで無料WiFiが開放されている。各国同様、スターバックスでも使える。
なお、空港の無料WiFiは中国の電話番号がないと接続できない。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 2月19日(木)光瀬憲子さん スライド&トークイベント
 2月27日(金)鈴木さちこさん スライド&トークイベント
 3月5日(木)下川裕治さん スライド&トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「台湾縦断!人情食堂と美景の旅」発売記念
◆光瀬憲子さん  スライド&トークショー◆
「台湾の知られざる美食と絶景の楽しみ方」

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新刊『台湾縦断!人情食堂と美景の旅』(双葉文庫)の発売を記念して、著者で翻訳家の光瀬憲子さんをお招きして、台湾の知られざる美食と絶景の楽しみ方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『台湾一周!安旨食堂の旅』では、鉄道で台湾を気ままに一周して台湾各地の激安で美味しい大衆グルメの魅力を紹介していた光瀬さん。本作では、日本からのアクセスのいい台北、高雄を起点に、鉄道や高速バス、船などを駆使して懐かしさが残る下町や田舎の山村、日本人にまだ知られてない南国リゾートや秘境の離島へのショートトリップの楽しみ方をオススメしています。
台北で就職し、台湾人男性と結婚して7年間台湾に暮らしていた光瀬さんならではの独自の台湾の旅の味わい方が聞けるはずです。光瀬さんファンの方はもちろん、台湾が大好きな方や台湾旅行に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


光瀬憲子(みつせのりこ)

1972年、神奈川県横浜市生まれ。英中日翻訳家、通訳者、台湾取材コーディネーター。
米国ウエスタン・ワシントン大学卒業後、台北の英字新聞社チャイナニュース勤務。台湾人と結婚し、台北で7年、上海で2年暮らす。2004年に離婚、帰国。台湾とは無縁の生活を送っていたが、2007年に再訪し、魅力を再認識。以後、通訳や取材コーディネートの仕事で、台湾と日本を往復している。著書に「ビジネス指さし会話帳 台湾華語」、「スピリチュアル紀行 台湾」、「台湾一周!安旨食堂の旅」など。

◆光瀬憲子さん所属会社「キーワード」
http://www.k-word.co.jp/


【開催日時】  2月19日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:双葉社


新刊「路面電車すごろく散歩」発売記念
◆鈴木さちこさん  スライド&トークショー◆
「『路面電車で女子ひとり旅』の楽しみ方」

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新刊『路面電車すごろく散歩』(木楽舎)の発売を記念して、イラストレーターの鈴木さちこさんをお迎えして、路面電車を使った女子ひとり旅の楽しみ方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。全国の路面電車21路線をぜ~んぶお散歩したイラストレーターの鈴木さちこさん。ANA機内誌『翼の王国』の人気連載をまとめた本作は、可愛い車体のイラストやおすすめの車窓風景、車内で地元の人から聞いたグルメスポットまで、ゆったりマイペースな旅をしたい人向けの一冊になっていて、路面電車のうんちくも満載です。トークの後半では、「路線図がすごろくのように見える」というアイデアから出発した当連載にちなんで、『翼の王国』編集者との“すごろくトーク”で取材裏話もたっぷり聞くことができます!
自分の故郷に路面電車があった方、路面電車好きの方はぜひご参加ください。もちろん男性の参加も大歓迎ですよ!(鈴木さんが見つけたローカルなお菓子付き!)

※トーク終了後、サイン会も行います。
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鈴木さちこ(すずきさちこ)

1975年東京生まれ。イラストレーター、ライター、プランナー。多摩美術大学卒業後、東北新社入社。CMプランナーを経て現在フリー。ホクト「きのこ組」、キッコーマン「うちのごはん隊」のキャラクターなどを手がける。著書に「日本全国ゆるゆる神社の旅」(サンクチュアリー出版)、「電車の顔」(成美堂出版)、「住むぞ都!」(東京書籍)などがある。趣味は食べること(鰻が大好物)、地図・路線図を見ること。好きなものは、猫、電車、ラジオ、ピアノの音。

◆鈴木さちこさん公式HP
http://www.sachikosuzuki.com/


【開催日時】  2月27日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  500円 (鈴木さんおすすめローカルなお菓子付)
       ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:木楽舎


新刊「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」発売記念
◆下川裕治さん  スライド&トークショー◆
「週末香港&マカオの旅の楽しみ方」

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新刊『週末香港・マカオでちょっとエキゾチック』(朝日文庫)の発売を記念して、旅行作家の下川裕治さんをお招きして、ふらっと行く週末香港&マカオの旅の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『週末沖縄でちょっとゆるり』では、アジアが潜む沖縄そば、脊髄反射のようにカチャーシーを踊る人々、マイペースなおばぁ、突っ込みどころ満載の看板など、なんだか東南アジアのようにゆるい週末の沖縄旅行の楽しみ方を紹介していた下川さん。本作では、重慶大厦(チョンキン・マンション)や大衆食堂といった庶民的な異空間が残り、路上を占拠した学生たちが涙を流した香港と、中国の富を巧みにとり込みカジノ景気に沸くマカオの対照的なふたつの街に注目し、週末の香港&マカオ旅行の楽しみ方をオススメしています。90年代にそれぞれイギリス、ポルトガルから返還され、中国と独特なバランスを保ちながら時代のうねりに翻弄され続ける香港とマカオの今を取材した下川さん独自の旅の情報が聞けるはずです。下川ファンの方はもちろん、香港&マカオが大好きな方や週末旅に興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


下川裕治(しもかわゆうじ)

shimokawa
1954年長野県松本市生まれ。旅行作家。『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、主にアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に、『鈍行列車のアジア旅』『「生き場」を探す日本人』『世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ』『週末アジアでちょっと幸せ』『「行きづらい日本人」を捨てる』 等。

◆下川裕治さんブログ「たそがれ色のオデッセイ」
http://odyssey.namjai.cc/


【開催日時】  3月5日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:朝日新聞出版

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6. 編集後記

tabinote田口です。3月にマニラに行くことに決めました。はじめての渡航なのですが、ちょっと調べただけで「ボッタクリ」「犯罪」「危険」とネガティブワードばかり出てきて行く前から凹んでいます。でもきっと行ったら行ったで楽しいと思うのでそれほど心配はしてないのですが……。
tabinoteメールマガジン、Vol.41をお届けします。

下川さん連載は仁川国際空港の乗り継ぎについて。僕も好きな空港のひとつですがLCCの搭乗口はほんと遠すぎますよね。あせってダッシュしたこと数回。
吉田さんはレンタルバイクの話。僕も東南アジアでは大活用してます。行動範囲が格段に広がってほんとに楽しいのでおすすめですよ。
そして柳下毅一郎さんの連載は堂々の最終回。アムスには2度行ったことがあるのですが、いつかこのイベントにも行ってみたいものです。今回はこれで完結ですがそのうちまた寄稿してくれるはず。期待しております!!
青木さんの世界一周ノートはとうとうインド脱出。「温かい会合」には爆笑しました。僕もいつかは沈没を……。
tabinote田口によるPriority Passのご紹介。これ、宣伝とかではなく本当にお勧めですよ!
世界あの街この街は、中国の西安。いつか華山に行ってみたいと思いました。
旅の本屋のまどのトークイベントは光瀬憲子さんの台湾美食と絶景、鈴木さちこさんの路面電車、そして下川さんの香港・マカオです。

さて次回は2月24日(火)の発行予定です。
これまでとはまた違う傾向の新連載が始まるかもね。


tabinoteが旅程調査を担当した「一度行ってみたい 世界の絶景」(洋泉社ムック)。もうご覧いただけましたでしょうか?美しい写真と旅の達人インタビュー、実用的な行き方ガイドで構成された情報量満載の一冊です。ぜひ店頭で手にとってみて下さいね。

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一度は行ってみたい世界の絶景(洋泉社)

★特設ページ★


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従い行っていただきますようお願いいたします。

次回は2月24日(火)の発行予定です。

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