1. 旅行業界最新ニュース
期待の国産ジェット機MRJがお披露目
三菱重工業と三菱航空機は、次世代国産ジェット機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)を初公開するロールアウト式典を行った。同機は2015年4~6月に初飛行を予定、初号機の納入先はANAに決定している。
画像:三菱航空機
エチオピア航空、日本就航決定も延期
国土交通省は、エチオピアのアディスアベバを拠点とするエチオピア航空の日本就航申請を許可したことを発表。これを受け、10月26日よりアディスアベバ~香港~成田線を週7便、アディスアベバ~バンコク~羽田線を週7便開設する予定であったが、西アフリカでエボラ出血熱への感染が広がっている影響から来春に延期することを発表した。
ANA、エチオピア航空とコードシェア
ANAは、エチオピア航空とコードシェア提携することで合意、エチオピア航空の国際線7路線にANAの便名を、ANAの2路線にエチオピア航空の便名を付与する。これにより、日本~アフリカのANAコードシェアネットワークは計6社10通りに拡大、日本からアフリカ6地点への乗り継ぎが可能となる。
JAL、アメリカン航空と米~ブラジル路線でコードシェア拡大
JALは、アメリカン航空が運営するロサンゼルス~サンパウロ路線でコードシェアを実施、従来のニューヨーク、ダラス経由とあわせ、米3都市を経由してブラジルに乗り継げるようになった。
エア・ドゥ、初の国際線運行
エア・ドゥは11月20日、24日に同社初の国際チャーター便となる札幌~台北(桃園)便をB737-700で運航する。チケットはJTB北海道と日本旅行北海道のパッケージツアーとして購入する。
羽田空港、C滑走路を延伸。深夜に大型機も発着可能に
羽田空港は12月11日から現在3000メートルで供用しているC滑走路を360メートル延伸し3360メートルとする。これによりA380などの長距離路線用大型機も、騒音のため利用が制限される早朝深夜の時間帯に発着できるようになる。
ANA、羽田~香港路線を増便
ANAは、現在1日1往復運行している羽田~香港線を深夜に1往復増便し、1日最大2往復にする。成田便を合わせると、ANAの東京~香港線は1日最大4往復となる。
ダイヤ
NH1249 羽田(01:25)> 香港(05:25)
NH1250 香港(01:05)> 羽田(05:55)
世界最悪の空港はどこ?
空港で快適に寝ることを主眼においたユニークなサイト「Sleeping In Airports」は、読者の投票による「最悪の空港」ランキングの2014年度版を発表。1位に輝いたのはパキスタンのイスラマバード国際空港。不潔さ、治安の悪さ、混雑度、悪徳ドライバーや詐欺師の多さなどすべての点で高評価を集め、「中央刑務所のようだ」と賛辞をもらっている。なお、2016年には新空港のオープンが予定されている。