3a. tabinote旅行記 トルコ・女一人旅 Vol.05


3a. tabinote旅行記 トルコ・女一人旅 Vol.05

Profile
英賀ナオコ

英賀ナオコ

日芸写真学科在学中。メキシコ育ちの転勤族。
カメラは主にNikon、FE2、35mmフィルムカメラ。好きなタイプは、ほっといても1人で生きていけそうな人。

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はじめに

5回に渡って連載している英賀ナオコさんのトルコ・女一人旅、最終回になります。
現在大学で写真を学んでいる彼女の、素晴らしい写真と文才をお楽しみ頂ければと思います。
無料で読めるメールマガジンでは毎回コラムを2本掲載していますが、サイトの方にも新規に2本掲載していきますので(リンクはコラム下にあります)、どちらもご覧頂ければと思います!


新市街

新市街
新市街はガラタ橋を渡った場所にある。ガラタ橋はとりあえず魚臭い。お前ら仕事は?と思うほど釣りをしているおじさん達ばっかり。
その姿を見ながら橋を渡り、新市街にやってきた。

新市街はヨーロッパのような街並みで、とてもオシャレな感じだった。

とりあえず迷った末にタクスィム広場に向かうイスティクラール通りに出た。
ここは歩行者天国になっており、路面電車が中央を行ったり来たりして走っている。
イスティクラール通りはやたらとヨーロッパ系の人が多い。
店も高級ブティックが多くて、とても手に入れる値段ではない。

帰りにデモが起こっていた。最近、トルコは頻繁にデモが起こるという。写真を撮ろうと思ったが勇気がでなくて撮れなかった。私は怖いほど熱気のあるものが撮れないことを知った。

後日、またタクスィム広場に行こうとしたのだが、デモをしていて行けなかった。

この国は今、戦争をしている国なんだ。。。

そのことに気付かされた出来事だった。


日本へ帰国

日本へ帰国
イスタンブールを離れる当日。昼にロカンタに行き、最後のご飯を食べる。

「今日、日本に帰るの」
「そうなの?また帰っておいで」

とロカンタの店員さん一人一人と握手を交わしてホテルに戻った。
まだ、空港までのシャトルバスの来る時刻ではない。ロビーで待っていると、気持ちいい日差しにいつの間にか眠気がやってきて、「ナオコ!起きて!バス来たよ!!」との声に飛び起きた。ホテルのロビーで爆睡していたのだ。
なんかどんどん図太くなっていく自分に恥ずかしくなった。

いつもお世話になったホテルのお兄さんにお別れを言う。
「ナオコ、いつでも帰っておいで。待ってるよ」「うん!また来るね!」と握手を交わした。

バスに乗って空港まで1時間。
離陸時刻5時間前に空港に到着し、カフェでスマホで友達とLINEをしているとあっという間にゲートに移動する時間になった。

搭乗券を受け取るさいに後ろの外国人が割り込もうとするが「絶対、させるか!」と睨みながら突破を阻止した。

そして、なにもなく搭乗し、イスタンブールを後にした。

だが、ここからが大変だった。ドバイはいろんな国の経由地だ。様々な国籍の人が乗っている。

離陸してから間も無く、外国人の体もビックだが声もビックなおばさん三人がおしゃべりを始めた。時刻は深夜12時。みんなが寝ているのをお構いなしに、おしゃべりを続けるおばさん達にイライラしながら、ドバイに到着。

成田への飛行機離陸時刻は14:55。ドバイ到着時刻、14:15。

これは、ヤバイ!!!!

バスでターミナルに着いた時刻は14:30だった。
そこからは全速力で走る。脳内で、これが乗れなかったら、アタイ、イスタンブールに帰ってグランドバザールで働こう!と決意して猛ダッシュで走る。

あった!あのゲートだ!!

職員が日本語で「成田行きはこちらです!早く!!」と急かすから、力いっぱいに走って、飛行機に乗車!!その時の時刻、14:50!!

本当にギリギリ!本当にギリギリだった!!

席について最初に言った言葉は

「アイ ウォント ウォーター」

本当に乗れてよかった。本当によかった。私、頑張った。
そのまま私は10時間あるフライト中、ずっと寝ていた。

最後にドタバタがあった、トルコ・イスタンブールの旅だった。


続きはこちら→向かい合うキリストモスクとイスラムモスクの理由、イスラムの国