3a. tabinote旅行記 トルコ・女一人旅 Vol.01


3a. tabinote旅行記 トルコ・女一人旅 Vol.01

Profile
英賀ナオコ

英賀ナオコ

日芸写真学科在学中。メキシコ育ちの転勤族。
カメラは主にNikon、FE2、35mmフィルムカメラ。好きなタイプは、ほっといても1人で生きていけそうな人。

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はじめに

tabinoteハマです。今回から5回に渡り、友人の英賀ナオコさんのトルコ・女一人旅を連載します。
現在大学で写真を学んでいる彼女の、素晴らしい写真と文才をお楽しみ頂ければと思います。
無料で読めるメールマガジンでは毎回コラムを2本掲載していきますが、サイトの方にも新規に2本づつ掲載していきますので(リンクはコラム下にあります)、どちらもご覧頂ければと思います!


動機から出国まで

動機から出国まで
きっかけは友人が言った言葉だった。
「シルクロードを横断したいな」
私はその言葉が忘れられず、オスマン帝国時代世界を制覇したトルコという国に興味を持った。

ヨーロッパ、アジアとイスラムが混然としている国。この国をどうすれば知れるのかを考え、出た答えが「人からこの国を見よう」ということだった。
だが、トルコ付近の国々は戦争中。果たして行けるのだろうか、と不安になる日々。
学校の助手さんの「行きたいと思った時が行く時なんだ」という言葉を信じて航空券を買う。
だが、本当に不安で仕方がなかった。今回の旅はツアーではない。トルコの人達から国を知るために個人でホテルやらなにからまでやらなければいけない。
不安なあまりYahoo知恵袋や発言小町で「トルコ イスタンブール 女一人旅」と検索するが、まとはずれな答えばかり。「トルコでは女一人旅は危険なので~~と友人が言ってました」お前の話じゃないのかよ!?と画面上に突っ込む日々。

そんなこんなを過ごしているうちにとうとうトルコへ飛び立つ日がやってきた。
成田空港への道すがら「なんで、国境付近で戦争してる国に行くんだよ」とウジウジ思う私。
二人の私が脳内で言い争っていた。

「大丈夫よ!あなたなら無事に生きて帰れるわ!!」
「戦争なんかしてる国だぜ?お前なんて殺害されるに決まってる」

あーもう帰りたい。帰ってジャニーズ見たい!まだ飛行機にも乗っていないのにこの有様。ふと電車のテレビを見るとアニメをやっていた。

「旅をしている人間は旅をしていない人間よりも遥かに多くのことを知ることができる」

こんな感じの言葉だった。私はその言葉に後押しされ、よっし!やったろうか!!という気持ちになった。本当に単純な私だった。

成田空港でWi-Fiを受け取る。Wi-Fiを借りるにあたり、たびのてスタッフの姉さんにいろいろと相談させてもらい、持っていくことに。

こうして、私はトルコ(まずドバイ)に向かって旅立った。


トランジット、ドバイ編

今回は初めてエミレーツ航空でトルコへ向かう。エミレーツ航空はドバイでトランジットをしなければいけない。
もちろん初めてのトランジット。トランジットをできるか不安になっている私に神様は微笑んでくれた。ドバイまでの飛行機で隣の座席が日本人女性、しかも彼女もドバイでトランジットだったのだ!この時ばかり、神様に感謝した。
彼女は某法人の理事長だという。私が写真をやっているというと、来年にケニアに行くのだけど、一緒にどうかな?と言われた。考えます、と冷静に言うが心の中はトランジットの安心感で一杯だった。

機内で「陽だまりの彼女」を見て「ジュン。。。泣」と涙したり、寝たり、機内食を食べたりして、とうとうドバイに到着。飛行機からバスに乗り換えターミナルへ目指す。そして、無事にトランスファーできた。日本人女性のおかげで簡単にできた。そこで彼女とお別れし、ドバイ空港を回ることに。

ひ、広い。。。思った以上の広さだ。なんてこった、ドバイ、舐めてたぜ。と、一人でトボトボとドバイ空港にある金金なジュエリーショップや金金なランプを見て回る。
今回はトランジットに5時間あるし、暇で仕方ない。トボトボ見て回るが、あまりの広さに疲れる私。「トイレにでも行くか」とトイレに向かう。トイレのドアを開けるとなんか不思議な空間が広がっていた。頭を布で隠している女性と子供ばかり。しかも靴を脱ぐようだ。「すげーな、ドバイのトイレってこうなってるんだー」とボーとしている私にそそがれる視線。これは、なんか違うぞ。。。ささっと部屋から出てドアの文字を見ると「コーラン」と書いてあった。ここは、イスラム教信者の祈りの場所だったのだ。スッゲー!コーランの部屋に入っちゃったよ!と反省せずに興奮する私は本当にゆとり世代。

そんな感じで3時間。
飛行機のゲートの案内掲示板にエミレーツ便は画面にうつってない。どういうこと?更に1時間。とうとう画面にうつった。案内表示に頼りにドキドキしながら歩く。なんか電車があらわれた。こ、これ?これに乗るの?カタコトの英語で、このゲートには電車に乗るの?と聞くとやたら爽やかな男性が「そうだよ、レディ」という。あ、レディか。マダムじゃなくてよかった。とか、アホみたいなことを思いながら電車に乗る。5分もかからず、駅に着いた。最初に驚いたのが大きな滝!!こんなに水使うとかさすが石油大国!!って感じぐらい大きな滝。滝の横をエスカレーターで登るとゲートの案内表示発見。それを見て、行ってみて、ちゃんとゲートに到着した。
ここで搭乗まであと1時間あった。目の前に座っていた男の子の3人に話しかけお喋り。だが、なかなか搭乗しない。どうしたのかな?と言ってると日本人の女の子が「なんか4時間後に搭乗開始らしいです」と教えてくれた。マジか!飯は!?と思ったが、ご心配無用。エミレーツ航空は5時間以上トランジットする客に無料で食事を提供してくれるのです!
早速、食事券を発行してもらうためにカウンターでチケットを見せて、無料食事券をゲット!
ご飯食べたり、ジュースを飲んだり、お喋りしたりし、4時間経過。ようやくトルコ、イスタンブール行きの飛行機に搭乗して離陸。
合計して9時間のトランジットだった。

だが、ここで私は不安が残ってた。ホテルまで送迎バスを手配していたのだが、4時間の延長で果たして待っているのか?待っていなかった場合はどうするか?
そんなこんな思いながら、いざイスタンブールへ!!


続きはこちら→とうとうトルコ、イスタンブールへ、そして最初の難関が