3a. tabinote旅行記 生頼範義展を見に宮崎へ
tabinote田口です。みなさん生頼範義(おうらいよしのり)というイラストレーターをご存知でしょうか?「スター・ウォーズ」、「グーニーズ」などの映画ポスターから、小松左京や平井和正といった数多くのSF小説の表紙、「信長の野望」といったゲームパッケージまで、名前を知らなくてもその特徴的なイラストを見れば「ああ、この人か」と思う人も多いでしょう。
宇宙空間を緑色で描くなど、その独特の色使いに中学時代心を奪われたものです。
その生頼範義の展示が地元宮崎の美術館で行われることを知り、いてもたってもいられなくなり友人と2人で行ってきました。
東京から宮崎まではソラシドエア、ANA、JAL Expressなどが直行便を運行していますが、この時期どれも往復2万円以上です。
ところがジェットスターの鹿児島便は往復8580円と半額以下、鹿児島から宮崎までは車で1時間半ほど、レンタカー代を含めてもこちらの方が安いと判断し、ジェットスターを利用することにしました。
午後13:25、成田空港からジェットスターのエアバスA320に搭乗します。
鹿児島までは2時間ちょっとのフライト。居眠りしてたら一瞬で着いちゃいました。
レンタカーの事務所へは空港からシャトルバスで向かいます。
手続きが終わったらすぐに宮崎へ、
鹿児島空港から宮崎市内までは九州自動車道と宮崎自動車道を使って1時間半。思った以上に近いです。
6時前にはホテルに到着、チェックインします。
今回使ったホテルはビジネス宮崎ロイヤルホテル
1泊7700円でした。
荷物を置いたら夕食です。適当に市中心部までプラプラ歩きます。
美味しい地鶏と日本酒を味わった後、締めのうどんです。
宮崎のうどんはまったく腰のない柔らかうどんです。僕はさぬきうどんよりずっと好き。素うどん170円という安さもすばらしいです。
21時を過ぎていましたが、会場の宮崎アートセンターまで来てしまいました。
ポスターの前で記念写真。ベガ(幻魔大戦)の前でめちゃめちゃアガっています。
はやる気持ちを無理やり抑えつけホテルに戻って寝ることにします。
翌日、9時頃起床。散歩がてらJR宮崎駅まで歩きます。
ちょっと変わった建物ですね。
市の中心部は駅から徒歩で10分くらい。
いよいよ入館します。
入るとすぐに生頼範義が表紙を手がけた文庫本のピラミッドです。なんとこの部屋は撮影可能なので、館員さんに頼んで撮ってもらいました。
僕が中学時代アホのようにはまっていた幻魔大戦を始めとする平井和正の小説、表紙はすべて生頼先生です。
当然スター・ウォーズのポスターもあります。
次の部屋からは原画なので当然撮影は禁止。でも柵などはなくすぐ近くで見ることができます。
圧倒的な絵の力にクラクラしながらゆっくりゆっくり鑑賞しました。ああ、来てよかった。
下書きの段階からすでにすごい!!
というわけで、場内を3周まわりおそらく3時間くらいはいたように思います。
友達に教えてもらった宮崎名物「チキン南蛮」の老舗「おぐら」です。
期待通りの味。おいしゅうございました。
というわけで1泊2日のショートトリップ。LCCを使ってお安く済ますことができました。
いっしょにいったとみさわ昭仁さんのレポートはこちら。