tabinoteメールマガジン 2014/03/25号 Vol.020 無料版

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」 下川裕治
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 バリ島とジャカルタで音楽三昧 その1
3b. 世界一周ノート 青木大地
4. 世界あの街この街:マラケシュ
5. 旅の本屋 のまど イベント情報:4/3(木)櫻井雅之さん スライド&トークショー、4/24(木)下川裕治さん スライド&トークショー
6. ハマ姉の!行きたくて行きたくて震える ~YOU、たび行っちゃいなよ~
7. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

JAL、米ジェットブルーとのコードシェアを拡大

JALは、3月30日より米国東海岸を中心にネットワークを持つLCC、ジェットブルーエアウェイズとのコードシェアを拡大することで合意したと発表。ワンワールドメンバーのアメリカンエアラインに加えてジェットブルーのネットワークが加わることによって、ニューヨーク(JFK)、ボストン(ローガン)、サンフランシスコ空港からの米国国内便ネットワークがさらに便利になる。
JetBlue

行方不明のマレーシア航空機はインド洋に墜落

マレーシアのナジブ・ラザク首相は会見で、行方不明になっているクアラルンプール発北京行きマレーシア航空370便がインド洋の南部に墜落したと発表した。これは、衛星写真やレーダーなどで推測したもので期待は見つかっていない。同便には226人の乗客と13名の乗員が搭乗していた。

大韓航空、チケット代のコンビニ支払いに対応

大韓航空は予約した航空券代金の支払いをコンビニや銀行で行えるよう対応したと発表した。対象となるチケットは出発5日前までの予約かつ日本出発便。対応するコンビニは、ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブン、サークルK、サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、スリーエフ、セイコーマート。対応銀行は、三井住友銀行、みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、千葉銀行、ペイジーマークがあるATM、ネットバンクほか、全国1200以上の金融機関だ。
http://www.koreanair.com/local/jp/ld/jpn/au/pr/jpn_au_pr_20140318.jsp

タイガーエアがエアバスA320neoを大量発注

シンガポールのLCC、タイガーエアはすでに注文済みのエアバスA320型機とA321型機をすべてキャンセルし、より燃費の良い最新型A320neoを最大50機発注する覚書を締結したと発表した。タイガーエアはすべての機材をエアバスA320シリーズで揃えている。

ジェットスター・ジャパン、搭乗者数400万人突破

ジェットスター・ジャパンは2011年9月の就航から90週目にあたる3月24日に搭乗者数が累計400万人に達したと発表。国内での認知度がたかまりリピーターも増えているとしている。現在、ジェットスター・ジャパンは、国内10都市、14路線に就航、国内最大級のLCCの位置を確立している。

スカイマーク、東京-福岡線の全便をA330に

スカイマークは、2014年10月ごろより、東京/羽田-福岡線の全便に新規導入したエアバスA330型を投入すると発表した。まずは5月31日に1日3往復からスタート、その後段階的に増やしていき、10月には全便がA330になるという。話題のミニスカ制服を見たい人はチェックだ。

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

僕はもう老人ということ?

 空港での駐機時間の短さは、LCCの特徴でもある。乗客が全員、降りる前から、客室乗務員は機内清掃をはじめるLCCもある。乗客の搭乗もできるだけ効率化をはかり、短時間で離陸できる工夫をしている。
 30分──。これはLCCがめざす駐機時間である。この時間しか、空港に駐機しないことで、より効率的な機材の運用をめざしているのだ。


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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第19回 吉田友和

な ナイトマーケット

 日が落ち始めると、そわそわとした落ち着かない気持ちになってくる。アジアを旅していると、夜の訪れが待ち遠しい。日中は暑すぎるのだ。積極的に日陰を辿るような街歩きから一転、ネオンに誘われゆるゆる徘徊する時間に変わる。
 これは現地の人たちも同様なようで、日没を境に街の活気が様変わりすることも珍しくない。暑さがやわらいでからが本番という、彼らのライフスタイルを目の当たりにする度に、北国からやってきた旅人は羨ましさが募る。


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3a. tabinote旅行記 バリ島とジャカルタで音楽三昧

tabinote読者の皆さんはじめまして。会社員をするかたわらライターをしたりロックバンドでギターを弾いたりしている大久保潤という者です。1月の終わりに、tabinoteに旅程を相談してインドネシア旅行に行ってきたので、その時のことを書こうと思います。
行ったのはバリ島のウブドとサヌール、それからジャカルタ。基本的には新婚旅行みたいなもんだし、ぼくたちはアジア旅行初心者だったので、普通にレゴンダンスとかケチャとかを鑑賞したりビーチでカクテル片手に本を読んだりって感じのごく普通のリゾート旅行です。

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さて、サヌールというと基本的には中高年向きのビーチリゾートという感じの場所で、実際見てるとどこへ行っても白人の老夫婦ばかりという感じ。ネットで調べてもサヌールのナイトライフについては「刺激に乏しい」みたいなことしか書かれていませんでした。
そんななか一応毎晩ライブバンドが出演するというお店があって、「Sanur’s Most Colorful Place」とか自称しているので、ホテルから近いこともあり行ってみました。「Casablanca」というお店です。
中ではおそらく地元の若いバンドが演奏中。いわゆる箱バンなのでもちろん演奏するのはカバー曲ばっかなんだけど、選曲がThe CureだとかU2だとかちょっとニューウェーブより。ヴォーカリストは思いき入り髪を立て、対称的にギタリストは長い髪を横から垂らしてちょっと耽美的なムード。このギターがなかなかいい感じのニューウェーブギターを弾くんですよ。下山淳みたいな(というとちょっと大げさですが)。

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続いて「次は本日のスペシャルゲスト!」とか言われて出てきたのが白人3人のおっさんバンド。クリームの「クロスロード」から始まって「プリティ・ウーマン」に「ブラック・マジック・ウーマン」と親爺ロック祭り。お客さんからはやんやの喝采なんだけどとにかくドラムが下手くそで……サンタナなのに全然ラテンじゃなくドタバタしたフィルを入れてきたりするもんで思わず「プッ」て噴き出してたら、さっきのバンドのギター君と目があってお互いにニヤニヤ笑ってしまいました。

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で、休憩になったところでギター君と少し話しました。バンドはPorte Bandという名前で、やはりオリジナルもたくさんあるのだそう。あとで調べたら実はバリ島にとどまらず活躍しているようでした。フィリピンのフェスに出たりしてるのね。

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とはいえ箱バン的な活動もしっかりやってるようで、YouTubeを見るとカバー曲の映像が色々上がってますね。

サヌールのナイトスポットとしてほかに有名なのは「Jazz Bar & Grill」というところ。トップ40バンドが出てるような日も多いようだけど、一応ジャズをやっているということになっている日に行ってきました。店に入ると客はぼくらだけ。これは帰りづらいぞ……

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バンドは女性歌手にピアノトリオという編成。嫌な予感がしたけど案の定全然ジャズじゃなく、「Lovin You」とか歌っちゃう感じのバラード歌手でした。まあ下手ではないけどぬるいなー……と思っていると何やら日本語の歌を歌い始めます。が、全然知らない曲だぞ、何これ? 
聞き取れた歌詞をもとにググってみたところ、五輪真弓の「心の友」という曲でした。休憩時間に歌手の人がこっちに来たのでこの曲はインドネシアでは有名なのかと聞いたところ、誰でも知ってる有名な曲だそう。日本ではシングルにもなってない曲なんだけどたまたま日本でこれを聞いたラジオ曲の人が持ち帰ってかけたところ大ヒット。スマトラ沖地震の際にはインドネシア向けにリアレンジされたCDがリリースされて地元の方たちの心の支えになったのだそうです。

と、それなりに文化的に興味深い経験はしたものの、基本的にはやはりサヌールのナイトライフはたしかに観光ガイドサイトにも書いてあったように「Less Excitement」なのだなという印象。まあのんびりしに来るところだからそれはそれでいいでしょう。

インドネシア バリ島 ギャニャール Ubud  ウブド から インドネシア ジャカルタ   Google マップ
(A:ウブド、B:サヌール、C:ジャカルタ)

(第2回に続く)

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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。

Profile
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青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社。
念願のフリーライターとしてとりあえず1年は過ごせそうです。
同名義のFacebookもよければ見てください。

Facebook

第11回:トバ湖

(編集部注:第8回バンコク第9回シドニーの間をつなぐ、シドニー移動前のエピソードです)

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海賊で有名なマラッカ海峡を渡るフェリーに乗って、僕はスマトラ島へと入った。ビザはアライバルで何の記入もなしに、お金だけ支払って終わってしまった。

スマトラ島の情報は乏しく、僕は何の計画も持たずにやって来てしまった。ただ、80年代のヒッピー黄金期を支えた世界最大のカルデラ湖、トバ湖に向かうということだけを決めていた。
降船早々、アメリカ人が船内で財布をすられたことに気付き、評判通りのインドネシアに直面した。
僕は怪しい客引きにつかまり、トバ湖へ向かうバスの手配に奔走した。大晦日ということもあり、バス会社は限られていて、トバ湖へのフェリー乗り場へと向かう夜行バスを何とか1便見つけることができた。
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バスは2時間遅れて出発し、今まで味わったことのない悪路を進んだ。
車内では車酔いで嘔吐した女性の吐瀉物の臭いと、際限なく湧き出る煙草の煙が僕を包み、人生史上最悪の年越しになった。
途中で寄ったサービスエリアでは隣り合わせたインドネシア人家族に夕食を無理矢理奢らされたりもした。
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目覚めるとバスは終点に着いたようだった。寝ぼけ眼をこすると、そこはトバ湖ではなく、メダンという都市だった。他のバスよりも500円も高いチケットを買って、挙げ句騙されていた。バスはメダンまでのもので、トバ湖には行かないと言われてしまった。
途方に暮れていると、さっきの家族が近寄ってきて、トバ湖までのバス乗り場まで連れていってくれた。夕飯のお礼だろうか。
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とにかく、僕は最低の気持ちで新年を迎え、インドネシアに対する不安でいっぱいになりながら1月1日の夕方、遂にトバ湖に辿り着いた。
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けれど、トバ湖は最高だった。
美しい景色はもちろん、ゆったりとした時間の流れる廃れたリゾートは今もヒッピー全盛の面影を残し、雑に整った観光施設の居心地は悪くなく、何より人間の絶対数が少なかった。
島には居ついた年老いたヒッピーや教会、そしてそこかしこにあるマジックマッシュルームの看板が異様な空気を生んで、幸せな「暇」が存在していた。
僕はここで何もせず1週間を過ごした。宿は食事も頼め、1泊350円のコテージで、宿泊場所は湖の中にある巨大な島、サモシール島だった。
サモシール島はバイクを借りれば1日で回ることができ、温泉や景勝地を巡ればそれで終わりといった感じだった。

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1週間は意外と長く、最初は何も感じなかったマジックマッシュルームに、僕は次第に興味を持つようになっていった。
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そんな時、エストニア人に誘われて試す機会がやってきた。僕は恐る恐る牛糞から生成されるその乾燥したキノコを口に入れた。エストニア人は60個くらい食べた。
けれど、何故か何も起こらなかった。
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翌日、僕は好奇心の生殺しのような状態に耐えられないで、ここまで来たらと自らマジックマッシュルームを購入した。コーラ付きで800円、オムレツにして食べることになった。
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オムレツを食べて、ハンモックに揺られること30分、僕は自分を完全に失った。

次回はマジックマッシュルームの感想、ブキティンギへの移動、ジャワ島への48時間バス移動について記します。


世界一周ノート
とりあえずの予定コース:上海→杭州→南寧→ベトナム→ハノイ→ホーチミン→カンボジア→チェンマイ→ラオス→バンコク→パンガン島→ペナン島→マラッカ→メダン→トバ湖・・・シンガポール→シドニー…、以降インド、トルコ、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、南米と巡る予定

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第19回 マラケシュ

Marrakech Photos
This photo of Marrakech is courtesy of TripAdvisor

モロッコ王国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

イスラムのエキゾチックで美しい街並みやスパ、ショッピングなどの魅力が広まり、ヨーロッパから手軽に行けるリゾートとして近年日本からの旅行者も急増している。タジン鍋をはじめとして、色鮮やかで奥深いモロッコ料理にハマる旅行者も多い。世界遺産の市街地散策の他、砂漠のツアーや熱気球、4,000m級のアトラス山脈超えなど自然を体感するアクティビティも人気がある。
北アフリカの観光地、エジプトやアルジェリアが政変などで観光客を減らす中、注目度は拡大中。

カサブランカの空港から鉄道で向かった場合、マラケシュの駅があるのは新市街(ゲリーズ;Gueliz)。いくつかの広場を中心に大通りが放射状に延びる意外に現代的な街並み。駅も近代的で美しい。
新市街には現代的なカフェや値札の付いたスーパーもあるので、旧市街の喧噪に疲れたらここに宿を取るという手もある。
Station Marrakeshの写真
Station Marrakesh (トリップアドバイザー提供)

駅から南東方面に徒歩20~30分でメディナ(Medina)と呼ばれる旧市街に出る。
駅から大通り(ハッサン2世通り;Ave. Hassan II)を東に向かい、放射状の交差点が11月16日広場(Pl. du 16 Novembre)。モハメド5世通り(Ave. Mohammed V)を南東に向かうと、旧市街の城壁が現れる。
バスで向かう場合には11月16日広場のマクドナルドからバスが出ている(1番;クトゥビア行)。
モロッコ   Google マップ
(地図:左側赤枠が駅、右手青枠が旧市街)

マラケシュはゲームやマンガなどファンタジー世界でおなじみの城壁都市。旧市街を取り囲むその壁は意外なほど高い。
マラケシュの写真
マラケシュ (トリップアドバイザー提供)

門をくぐると赤茶けた街並み、民族衣装、路上を行き交う物売りが現れ、モロッコに来たと実感する。
旧市街はまるごと世界遺産となっており、モスクや宮殿などいくつかの見事な史跡もある。
しかし、モロッコの楽しみは街歩き。狭く入り組んだ路地を歩き、市場(スーク)を眺めて歩けば一日二日すぐに過ぎてしまう。
地図を見るとわかる通り、わかりやすい目抜き通りは限られており、非常に迷いやすい。どうしても迷いたくなければGoogleマップ必須だが、できれば時間に余裕をもって迷い歩き自体を楽しむくらいの余裕が欲しい。
ランドマークは高さ77mの尖塔(ミナレット)を誇るクトゥビア。迷ったらクトゥビアを目印に。
Marrakech Photos
This photo of Marrakech is courtesy of TripAdvisor

メディナの中心にある巨大な市場がジャマ・エル・フナ広場。
古くは11世紀から各国の商人・旅人が交易し、公開処刑場でもあったという巨大な市場で、モロッコ最大の見どころと言っても過言ではない。
特に夕方以降の盛り上がりは素晴らしく、ありとあらゆる物売り、大道芸、屋台が建ち並び賑わう様は壮観の一言。
ジャマ・エル・フナ広場の写真
ジャマ・エル・フナ広場 (トリップアドバイザー提供)

住人や旅行者の会話、物売りのかけ声、大道芸の音楽が渾然一体となる中で、無数の屋台から煙や肉を焼く臭いが立ち上る。祭りの夜店のクライマックスを数十倍にもしたようなスケールとエネルギーに圧倒される。
ジャマ・エル・フナ広場の写真
ジャマ・エル・フナ広場 (トリップアドバイザー提供)

フナ広場から北はスーク街となっており、世界最大の市場ともいわれる。
皮革、布、貴金属、調理道具、絨毯などの市がならび、地元の人も購入に来るが観光客をねらった呼び込みも多い。土産物などを買う場合には、しつこいアラブ式の価格交渉が必要になる。彼らの言う「ラストプライス」は信じてはいけない。余裕をもって気長に交渉するのが手。
Marrakech Photos
This photo of Marrakech is courtesy of TripAdvisor

広場とスークの外部には、観光スポットや史跡が点在する。
スーク街を北に抜けると、雑踏と喧噪から一転して静謐な神学校の史跡、凝りに凝った見事な彫刻で有名なアリー・ブン・ユースフ・マドラサが現れる。
アリー・ブン・ユースフ・マドラサ (神学校)の写真
アリー・ブン・ユースフ・マドラサ (神学校) (トリップアドバイザー提供)

アリー・ブン・ユースフ・マドラサの周辺には、マラケシュ博物館、伝統工芸館などの観光スポットが集まっている。市場巡りに疲れたら休憩するにもいい。
マラケシュ博物館の写真
マラケシュ博物館 (トリップアドバイザー提供)

さらに北東に向かうと、革なめし職人の作業場がある。大量の皮原料をなめす一大地区で、円形の水槽や染料に混じって職人達が働いている。
Photos of Tanneries, Marrakech
This photo of Tanneries is courtesy of TripAdvisor

一方、ジャマ・エル・フナ広場の南は安宿街となっている。
安宿街を超えると国王も宿泊するというバイア宮殿。繊細なモザイク装飾は気が遠くなるようなスケール。宮殿には工芸博物館が隣接している。
バイア宮殿の写真
バイア宮殿 (トリップアドバイザー提供)

さらに南、アグノウ門を超えると王宮、王家の墳墓といった史跡がある。
The south door, the most beautiful - Picture of Marrakech, Marrakech-Tensift-El Haouz Region
This photo of Marrakech is courtesy of TripAdvisor

旧市街の喧噪にも史跡にも疲れたら、新市街の癒やしスポット、メナラ庭園へ。
12世紀に造られた巨大庭園で、碧い空に冠雪のアトラス山脈、オリーブの緑が鮮やか。
Photos of Menara Gardens and Pavilion, Marrakech
This photo of Menara Gardens and Pavilion is courtesy of TripAdvisor

マラケシュ近郊では、アトラス山脈を巡るツアーやデザート・サファリの人気が高い。宿で車をチャーターしたり、現地の旅行会社でツアーに参加するのが一般的。
アトラス山脈の最高峰はトゥブカル山、4,167mの標高を誇るが夏場であれば難易度は低いという。
そこまで行かなくとも、麓の村々や名滝ファティマなど見どころは多い。
High Atlas Mountainsの写真
High Atlas Mountains (トリップアドバイザー提供)

アトラス山脈を越えると砂漠の世界。オアシス都市ワルザザート、カスバ街道にも日程に余裕があればぜひ訪れたい。
ワルザザートの写真
ワルザザート (トリップアドバイザー提供)

もちろん、カサブランカやフェズといった北側の都市にも見どころは多い。
マラケシュの迷路を体験していれば馴染めるはず。
フェス旧市街の写真
フェズ旧市街 (トリップアドバイザー提供)

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マラケシュのスーク (市場)の写真
マラケシュのスーク (市場) (トリップアドバイザー提供)

マラケシュは観光地だけあり、高級レストランから屋台までバリエーションは豊富。
中東と欧州の文化が混じり合った多様な食文化は伝統とヘルシーさが評価され、日本食より一足先にユネスコの無形文化遺産(地中海料理)にも認定された。
モロッコ料理は野菜や豆を豊富に使い、スパイスも控えめで得優しい味のものが多い。日本でもメジャーなクスクス、タジン鍋やケバブ、モロッコスープのハリーラなどが代表的。

高級レストランや星付きホテルのレストランでは予約が必要な場合もある。柔らかい羊の煮込みやメロンのスープなど、見た目も美しい洗練されたモロッコ料理を楽しめる。価格は500ディルハム程度になることも。
ケバブの気軽な屋台なら一食50ディルハム程度でお腹いっぱいになる。1人用の小さなタジン鍋を炭火にかけて並べるタジン専門店、ハリーラの屋台など路上で食べるのも楽しい。

フランス統治の名残もありパンのレベルは高く、本場仕込みのクロワッサンから粉のワイルドな風味が味わえるクレープなど、バリエーションも豊富。カフェも街中に無数にあり、エスプレッソからモロッコ名物のミント・ティーまでそろう。

アルコールはホテル内のバーなど限られた場所で提供される。
また、スーパーにワインやビールが打っているのでホテルの部屋で飲むこともできる。


日本からの行き方

(空路)
モロッコ行きの直行便は無く、欧州や中東を経由することとなる。価格と搭乗時間のバランスが良いのは中東系や欧州系。
エディハドやブリティッシュ・エアウェイズがそれぞれアブダビ、ロンドン、などを経由してマラケシュまで13万円程度。所要20~40時間。20時間程度の便は17万円程度となる。

直接マラケシュに向かうよりも、カサブランカから入国した方が安い。このルートであればエディハド、カタール航空が10万円を切る他、トルコ航空も安い。所要20時間程度のフライトでも10万円程度。
カサブランカからマラケシュまでは後述の鉄道・バスで移動する。

また、ヨーロッパの各都市からマラケシュやカサブランカまでの空路も豊富。パリからマラケシュまではイージージェットなどで所要3時間、1.5万円程度で往復できる。

日程に余裕があれば、スペインもしくは欧州行の安いチケットを取り、フェリーで向かうという手段もある。例えばトルコ航空を利用した場合、イスタンブールに数泊滞在、バルセロナやマドリードなどスペインの魅力的な都市を巡り、フェリーでモロッコのタンジェへ向かうというルートも可能。

(海路)
スペインとモロッコを隔てる地中海のジブラルダル海峡はわずか15km。
もっともメジャーな航路はスペインの南端アルへシラス(Algeciras)を出るフェリーで、モロッコ側のタンジェ(Tanger Med)まで30ユーロ程度、2時間半。スペインのバルセロナやバレンシアからの航路もある。
復路はフェリーがよく遅れるため、オープンチケットも購入できる。

また、パリからマラケシュやカサブランカに向かう国際バスがある。運航はヨーロッパで多くの長距離バスを走らせているユーロライン社。パリのガリエーニ(Gallieni)マラケシュまでの場合所要41時間で往復200ユーロ程度から。また、モロッコ国営バスCTMもスペインやフランス各地からバスを出している。

(陸路)
モロッコに陸路から入国する場合、やはり北アフリカ有数の観光地であったアルジェリアからのルートがあったものの、同国の政変以来状況は不安定。依然として外務省からもアルジェリアは「渡航延期」もしくは「渡航の是非を検討」が推奨されている状態で、陸路での入国は困難な状態。

モロッコ国内の移動、カサブランカやタンジェからマラケシュまでは鉄道もしくはバスを使う。

鉄道の場合カサブランカからは3時間、タンジェからは11時間。タンジェからの夜行列車はあまり安全では無いため昼間の移動を推奨。チケットは窓口で直接購入する。カサブランカからマラケシュまで1等車で200ディルハム程度。時間は正確で時刻表通り運行する。

バスの場合は国営バスCTM、民営バスの双方があり、民営はよくバスターミナルで客引きをしている。タンジェからマラケシュまで10時間・220ディルハム程度、カサブランカからは3時間半・85ディルハム。

  • モロッコ国鉄(フランス語)
    右上で「Gare départ」に発駅、「Gare d’arrivée」着駅を入力し、日付を選んで検索することで時刻表が表示される。マラケシュはMARRAKECH、カサブランカのムハンマド5世国際空港はAEROPORT MED V、カサブランカ駅はCASA VOYAGEURS、タンジェはTANGERを選択する。

  • CTM

(パッケージツアー)
トルコ航空、カタール航空での5泊6日プラン(機中2泊)で12万円程度。フェズやカサブランカに滞在するプランが多い。1人参加なら17万以上。

(空港)
モロッコ最大の空港はカサブランカのムハンマド5世国際空港(Aeroport international Mohammed V;CMN)。市街地からは30kmほど離れている。銀行、両替、免税店など一通りの施設は揃っている。
空港からカサブランカ市街まではタクシーで250~300ディルハム程度。
空港からマラケシュまでは鉄道が通じており、ターミナル1の1階が駅につながっている。発車後20~30分してロアジス(L’ oasis)駅に到着するのでそこでマラケシュ行きに乗り換えとなる。

マラケシュ・メナラ空港(Marrakech Menara Airport;RAK)は市街地から6km。短距離のプチタクシーは普通車・メーター制で市街地まで100ディルハム程度。グランタクシーはメルセデスで交渉制。
空港と市街を結ぶ循環バスが20ディルハム。


地理と気候

日本との時差はマイナス9時間。日本の正午が午前3時。サマータイムはマイナス8時間となり、日本の正午が午前4時。
サマータイムの時期は毎年変わるので以下を参照。

アフリカとはいえ、北部はそれほど暑くなく、昼夜の寒暖差は大きい。真夏は最高気温が40度に達することもあるが、湿気が低く過ごしやすい。
最高気温が30度を超えない10月~5月頃が過ごしやすく、国土が緑で染まる春(3月~5月)がベストシーズン。
なお、2014年のラマダン(断食月)は6月28日~7月28日まで。この間食事ができる場所は限られる。


(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はアラビア語。フランス語も広く通用する。タンジェなど北部ではスペイン語も。
英語はあまり通じない。都市部や若者には通じることもあるというレベル。ただし物売りは簡単な英語(単語連呼レベル)で売り込んでくることも。
公共物や店の看板、WEBサイトなどはアラビア語もしくはフランス語のみの場合がほとんど。
タクシードライバーは殆どの場合英語は通じない。

通貨はモロッコディルハム(MAD)。1モロッコディルハム=12.6円(14年3月時点)。およそ13円と覚えておけばよい。

物価は全般に安い。特に食事と交通費は日本の1/2~1/4という感覚。ただし、モロッコは西アジアや中東同様に交渉で値段が決まる場合が多く、リーズナブルな旅ができるかどうかは交渉次第。
相場としては、タクシー初乗り6ディルハム。ミネラルウォーター7ディルハム、食事は20~50ディルハム(サンドイッチなら10ディルハム程度)、高級レストランなら100~300ディルハム。
ホテルは観光地らしくピンキリであるが、清潔でお湯の使える中級ホテルがシングル200~400ディルハム程度。
イスラム教国の中ではアルコールの縛りはゆるやかな方であるが、やはりホテルなど限られた場所でしか提供されず、値段も高め(1本20ディルハム程度)。

高額商品には消費税がかかる他、高級ホテルはサービス税が上乗せされている。

両替は万国共通でATMによる国際キャッシングが有利。小さい街にもATMが普及している。
カサブランカのムハンマド5世国際空港およびマラケシュ・メナラ空港のそれぞれに銀行および両替所がある。市内にも両替商は多い。空港と市内および銀行と両替商間のレート差もそれほど無い。
日本円も問題無く両替出来る。高級ホテルではユーロ払いになっていることも。
両替時のレシートは必ず保管しておくこと。ディルハムは国外に持ち出すことはできないため、再両替にレシートが必要となる。再両替のレートは悪いので使い切り推奨。ATMでも両替商でも一気に大金を両替せずこまめに行った方がよい。

クレジットカードが通じる場面は多い。VISAかマスター推奨。5%の手数料を別途加算される場合がある。
大きな銀行ならクレジットカードでキャッシングすることもできる(キャッシュ・アドバンス)。

チップの習慣は根強い。ポーターには5~10ディルハム程度。高級レストランでは料金の1割程度(会計にサービス料が含まれていれば不要)。


(Wikipedia提供)


ビザと治安

アフリカの中では凶悪犯罪が少ない方ではあるが、観光地特有のひったくり、スリ、悪徳ガイドなどの被害は多く、物売りのしつこさや値段交渉を巡るトラブルも多い。
典型的な悪徳ガイドの手口は、「私はガイドではない」「お金は要らない」「日本語(英語)を勉強したい」などの言葉でこちらの警戒心を解き、土産物屋に連れて行くというもの。
子供も油断できない。ガイドを買って出た少女にお礼を言ってチップでもと財布を開けると、「お金はいらないのでここで弟のミルクを買って欲しい」と言われて入った食料品店はどれも法外な値段…、もちろん、その少女の親にマージンが払われる仕組みとなっている。

セクハラ被害も多い。男女交際があまりオープンでない国情から、外国人女性が欲求の対象として狙われやすい。特に、おとなしくお金持ちと見なされている日本人女性は格好のカモ。強引なつきまといや痴漢行為から情熱的・紳士的な接近まで手口は多様なので十分注意すること。
また、屋外・公共の場での飲酒は法律で禁止されている。

また、夜間や早朝の1人歩き、フーリガンなど風防の危険なグループに近づくのは避けること。ひったくりだけではなく、強盗や暴行事件も発生している。
広場、米国関連施設などの付近では小規模なデモが発生する場合がある。デモ隊や抗議とみられる群衆にも近づかないこと。

90日以内の観光目的滞在はビザ不要。
空路でモロッコに入りヨーロッパ経由でタンジェから出国する場合、出国審査で「空路でモロッコに入った場合空路でないと出国できない規定だ」と言われ足止めされる事例や、警官に金品を要求される被害が報告されている。そのような規定もなく金品を払う必要も一切無いので、被害にあった場合には在モロッコ大使館に連絡を(+212-0537-63-17-82 ~ 84)。


市内交通

(タクシー)
マラケシュの市内交通の主役。
短距離のプチタクシー(Petit Taxi)と、長距離・乗り合いのグランタクシー(Grand Taxi)がある。
プチタクシーはベージュの車体でメーター制。運転手を含め4人乗りで、同じ方向であれば乗客が乗っていても相乗りできる(メーターをチェックしておくこと)。初乗り1.4ディルハム、最低料金が6ディルハム、21時以降は50%増しとなる。
ドライバーがメーターを倒さない場合には、交渉するか降りる。ただし観光地のドライバーは強気で混雑のためつかまらないことも多く、すこしくらい高くても乗ってしまった方が得な場合も(仮に倍の料金でも日本円で数百円)…。

グランタクシーは7人乗り(乗客は6名)の乗合専門タクシーで、もっぱら長距離用。メルセデスが多い。
専用の乗り場でタクシーが待機しており、定員に達したら出発する。料金は割り勘となる。狭く不潔な場合もあるので、2人分を払い2席を占有すれば快適にすごせる。もちろん1台チャーターすることも可能。

Travel cheaply in Petite Taxis everywhere in Marrakech - マラケシュ、マラケシュ ル ガリアの写真
マラケシュ ル ガリア (トリップアドバイザー提供)

(バス)
バスの場合は国営バスCTM、民営バスの双方があり、民営はよくバスターミナルで客引きをしている。タンジェからマラケシュまで10時間・220ディルハム程度、カサブランカからは3時間半・85ディルハム。


ホテルとシーズン

世界有数の観光都市だけあり、宿の選択肢は多い。バックパッカー向けの安宿からアフリカ大陸でも有数の超高級ホテルまでそろっている。
ホテルの性質は新市街と旧市街で大きく分かれる。新市街は高級ホテル中心で、旧市街は安宿が多い。

モロッコのホテルには、リヤドと呼ばれる伝統的な家屋を改修したいわゆるB&B的なタイプがある。たいていは旧市街の込み入った路地沿いにあり、タクシーも場所を知らないか、そもそも前まで車が行けないことがほとんど。建物は改装済みとはいえ古く、日当たりも悪く水回りも整っていないことが多い。
しかし、数世紀前の建築が美しくリノベーションされたリヤドは魅力的で、内装や家具、料理などにオーナーのセンスが光る人気の施設も多い。たっぷりの工夫が凝らされた朝食や宿泊者同士のコミュニケーションも魅力で、親切な宿の場合オーナーが現地の過ごし方やツアーの相談などにのってくれることも。できれば評判のいい宿に3泊くらいしてのんびり過ごしたい。
欧州が観光シーズンとなる夏や、ラマダン明けにはやや混み合う傾向。安宿は慢性的に混んでいるので予約を推奨。人気のリヤドはすぐに埋まってしまう。

3つ星レベルの、清潔でお湯の使えるホテルが250~400ディルハム(3000~6000円)程度。エアコン付きで設備も充実した4つ星クラスは1万円程度見ておいた方が良い。高級ホテルではユーロ建てが多く、100~200ユーロ(1.5万円~2万円)程度。ドミトリーやユースホステルであれば1,000円を下回るものもある。
リヤドは規模や改装の度合いなどにより幅があり、2,000円程度から1万円を超えるものまで。

モロッコの場合お湯は貴重で、よほど高いホテルでなければ日本人が満足するような湯量は望めない。お湯付きにはこだわらずハマムで汗を流すのがリーズナブル。街中のハマムであれば一回10ディルハム程度から。ホテルのスパは500ディルハム以上するので注意。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
マラケシュは非常に迷いやすいので、手元のスマートフォンでGoogleマップを閲覧できれば心強い。現地でプリペイドSIMを購入するのが予算的にはベストだが、自信がなければ日本からWiFiルーターを借りるか、ローミングサービスの利用も検討を。

現地でSIMを買う場合、モロッコの大手携帯会社はMaroc Telecom、Medi、Wana Corporate(inwi)。うちMaroc Telecomが最大手。
カサブランカのムハンマド5世国際空港ではターミナルを出てすぐMaroc Telecomのカウンターがある他、市内各地に携帯ショップがある。外国人がプリペイドSIMを購入するにはパスポートが必要。設定は購入時に店員に依頼するのが無難(空港のショップは英語が通じる)。

各社プリペイドSIMの価格は20~50ディルハム程度。

(WiFi)
多くの場所でWiFiが通じており、Wifiマークを貼った外国人向けのカフェも多い。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:4/3(木)櫻井雅之さん スライド&トークショー、4/24(木)下川裕治さん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/

新刊「亀時間~鎌倉の宿から生まれるつながりの環」発売記念
◆ゲストハウス「亀時間」オーナー櫻井雅之さん  スライド&トークショー◆
「旅から始める仕事のカタチ ~ ゲストハウスの楽しさと可能性」

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新刊『亀時間~鎌倉の宿から生まれるつながりの環』(スペースシャワーブックス)の発売を記念して、著者でゲストハウス「亀時間」オーナーの櫻井雅之さんをお招きし、鎌倉のゲストハウス「亀時間」の立上げから現在までについてスライドを眺めながらトークをしていただきます。いま、全国的にゲストハウスと呼ばれる宿泊施設が静かなブームとなっています。安いだけでなく、そこでゲスト同士の出会いや宿スタッフとの交流があることが人気の理由。櫻井さん自身も3年間世界一周を目指して旅していた旅人で、一人旅で得た経験を活かせる仕事はゲストハウスだと気付き脱サラを決意します。新刊では、アジア横断・アフリカ縦断をした旅のこと、鎌倉で2011年に誕生したゲストハウス亀時間の立ち上げの経緯や運営方法が紹介されています。今回のイベントでは、持続可能な社会づくりを目指す市民活動「トランジションタウン」への参加から仲間を見つけてゲストハウスを立ち上げた手法、運営のやり方を通じて、コミュニティビジネスとコミュニティ再生の可能性を探ります。本には書けなかった3年間の世界一周旅のことやゲストハウス立ち上げの貴重なエピソードが生で聞けるチャンスです。櫻井さんがアフリカ・ジンバブエで出会った楽器ムビラの生演奏も聞けますよ。旅好きはもちろん、ゲストハウス開業やコミュニティビジネスについて興味のある方はぜひご参加くださいませ!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


櫻井雅之(さくらいまさゆき)

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ネパールでのボランティア教師、レコード会社勤務を経て、2000年に世界一周を目指して旅に出る。南アフリカ・ケープタウンで菜食カフェの共同経営に参加。
その後、ジンバブエで8カ月のムビラ修行し、ルケン・パシパミレ氏、ガリカイ家を中心に交流、伝統奏法を習う。帰国後、音楽活動とムビラの教室を開始。
2009年「トランジション葉山」に加入、持続可能な社会づくりを考えながら、同年末鎌倉でゲストハウスを運営する構想を思いつく。紆余曲折の末、2011年4月にゲストハウス「亀時間」を開業。

◆ゲストハウス「亀時間」HP
http://kamejikan.com


【開催日時】  4月3日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)

  ※定員になり次第締め切らせていただきます。

【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:スペースシャワーブックス


新刊「週末ベトナムでちょっと一服」発売記念
◆下川裕治さん  スライド&トークショー◆
「週末ベトナムの旅の楽しみ方」

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新刊『週末ベトナムでちょっと一服』(朝日文庫)の発売を記念して、旅行作家の下川裕治さんをお招きして、ふらっと行く週末ベトナムの旅の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『週末台湾でちょっと一息』では、夜市のライスカレー、サイクリング、カジュマル、哀愁の北回帰線駅、自分で取り出すビールなど、ゆるくて深い週末の台湾旅行の楽しみ方を紹介していた下川さん。本作では、バイクの波を眺めながらの路上の屋台コーヒー、バゲットやムール貝、ビーフシチューから漂うフランスの香りといったおいしいベトナムをはじめ、ホーチミンとハノイという南北の微妙な関係や都市と地方の格差など、深くてゆるい週末のベトナム旅行の楽しみ方をオススメしています。ベトナム戦争の面影を追いかけながら経済発展するベトナムの今を描いた、下川さん独自のベトナムの旅の味わい方が聞けるはずです。
下川ファンの方はもちろん、ベトナムやホーチミン、ハノイが大好きな方や週末海外旅行に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


下川裕治(しもかわゆうじ)

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1954年長野県松本市生まれ。旅行作家。『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、主にアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に、『鈍行列車のアジア旅』『「生き場」を探す日本人』『世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ』『週末アジアでちょっと幸せ』『「行きづらい日本人」を捨てる』 等。

◆下川裕治さんブログ「たそがれ色のオデッセイ」
http://odyssey.namjai.cc/


【開催日時】  4月24日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。

【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:朝日新聞出版

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6. ハマ姉の!行きたくて行きたくて震える
~YOU、たび行っちゃいなよ〜

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ハマ姉

tabinoteサイトデザイン&制作担当。紅一点のアラフォー。J事務所と旅が好き。ハマ姉へのご意見・ご質問はこちら↓

こーいーしちゃったんだ/(^o^)\

常日頃から頭沸いてる系アラフォーのハマ姉ですが、昨日J事務所の舞台を観に行ってティーンにハートを貫かれ、自他共に心配な境地に達しています。
J事務所に落ちて8年ぶりの胸きゅん騒動なんですけど(震え)

そして例のごとく某知恵袋で検索けんさくぅ〜

私、○くん好きです!
10代です。

私の母親も○くんのファンです。
母親は30代です。

あ、うん。母親より上だよね。知ってるぅ(ゝ。∂)-☆

ここは「某知恵袋」を使って世間に質問を投げつける逆Q&Aコーナー・・
気を・・気を乱されてはならぬ・・質問を投げるのだ・・し・・つもんを(吐血)

旅行に持っていくマストアイテムを教えて下さい!

えーとタバコだそうです。禁煙して10年以上経ちますけどどうしようww
というか、この手の質問はすでに出尽くしたネタでしたなー。
ちなみに自分は単行本を2日で1冊換算でもっていきます。捨てて帰って、おもしろかったら帰宅後また買い直します。印税に貢献!

また先日、自転車で日本を旅する系女子に

四万十川源流まで野宿なしで自転車で行く手があるのかどうか教えてください(東京から行きます)

という質問を飲みの席で受けたのですが、オウム返しで知恵袋に投稿したら、あまりに漠然としすぎていたのかまったくレスなしですwwww
これ行く方法は当然あるでしょうけど脚力とか天候とかに左右されるから、自分でしかスケジューリング出来ない気がしますねー。
質問内容一回咀嚼してから投稿しないとあかんかったやつー。そういうやつー。

よし、以上です!
質問やご意見あればよろしくです!ないか?あってもいいよ!

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7. 編集後記

tabinoteワタベです。おかげ様でとうとう20号を刊行することができました。ご愛読ありがとうございます。
さて、今号下川さんの連載はご本人にしか書けない「ならでは」の内容。吉田さんはアジアの街歩きが好きな方なら誰もが共感するナイトマーケットについてです。
旅行記は先般tabinoteで旅程検索をご依頼いただいた大久保さんのインドネシア紀行です。そう、お忘れかもしれませんが、tabinoteの本業は旅程検索です。わずかな費用で旅費がグッとお安くなるかもしれませんよ!
さて、奇しくも青木さんの世界一周ノートもインドネシア。危険な香りが漂ってきました…。
Hama姉は相変わらずの知恵袋いじり。四万十の質問は回答が難しんじゃないかな…。
そして、「世界あの街…」は人気急上昇中のモロッコです。こちらも、奇しくもナイトマーケットで有名な街です。これでこのシリーズは世界5大陸すべての都市を取り上げたことになりました。次回からはアジアを重点的に増やしていきたいと思います。
皆さんも今号の大久保さん同様、ぜひ旅行記・体験談をお寄せ下さい。

今号の制作期間中は、香港での単独トレッキングと中国の巨大ゴースト・ショッピングモール潜入という2つの冒険をしてきました。いずれメルマガなどでご報告できると思います。

次号もよろしくお願いいたします。


tabinoteが旅程調査を担当した「一度行ってみたい 世界の絶景」(洋泉社ムック)。もうご覧いただけましたでしょうか?美しい写真と旅の達人インタビュー、実用的な行き方ガイドで構成された情報量満載の一冊です。ぜひ店頭で手にとってみて下さいね。

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一度は行ってみたい世界の絶景(洋泉社)

★特設ページ★


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従い行っていただきますようお願いいたします。

次号は4/8(火)発行の予定です。