1. 旅行業界最新ニュース
バルセロナ拠点の長距離LCC「LEVEL」に注目
エア・リンガス、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、ブエリング航空の4社を傘下に収めるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は、6月にバルセロナを拠点とする長距離LCCの新ブランド「LEVEL」の運行を開始すると発表した。当初はバルセロナとロサンゼルス、オークランド(いずれもアメリカ西海岸)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、プンタカナ(ドミニカ)を結ぶ4路線を運行。アメリカ便は99ユーロから、中南米便は149ユーロからと格安で大西洋路線を利用できることになる。
画像:LEVEL
インドネシア・エアアジアXが5月に日本就航
インドネシア・エアアジアXは、5月24日より成田~デンパサール線を週3便就航させると発表した。機材はエアバスA330-300、同社の日本就航、そしてインドネシアへのLCC便の就航も初となる。なお、現在就航記念セール開催中なので予約はお早めに。
中国のLCC西部航空が日本初就航
中国中央部の重慶・鄭州を拠点とする、海南航空系のLCC西武航空は、6月より大阪/関西~合肥~重慶線および札幌/千歳~鄭州~重慶線の開設を中国民用航空局(CAAC)に申請した。いずれの路線も1日1便、エアバスA320またはA321で運行される。
成田空港第3ターミナルが2年連続最優秀LCCターミナルに
イギリスの航空格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)が「World Airport Awards 2017」を発表。「World’s Best Low-Cost Terminal」では成田国際空港第3ターミナルが2年連続でトップに輝いた。また、「The world’s Top 10 Airports of 2017」では、東京国際空港(羽田)が前年の4位から2位にランクアップした。なおトップは5年連続でシンガポール・チャンギ国際航空が受賞している。
http://www.worldairportawards.com/Awards/best_lowcost_airports.html
キャセイパシフィック航空、8年ぶりの赤字
香港のキャセイパシフィック航空は2016年12月期通期決算を発表、純損益が5億7500万香港ドル(前年はは60億香港ドルの黒字)と8年ぶりの赤字決算となった。売上高も前年比9.4%減となっており、中国の航空会社やLCCとの競争激化が原因とされている。なお、株式を持ち合う中国国際航空(エアチャイナ)への身売りも噂されているが、それに関しては否定した。
ベトナム航空、3月26日より羽田線にA350を投入
ベトナム航空は3月26日より、東京/羽田~ハノイ線にエアバスの最新鋭機A350-900型機を投入する。同社がA350-900を投入するのは大阪/関西~ホーチミン線に続いて2路線目。なお、ベトナム航空の大阪/関西~ハノイ線はボーイングB787-9で運行しており、同社が日本に運行するワイドボディー機はすべてA350かB787となる。
https://www.vietnamairlines.com/vn/ja/about-us/press-room/news/2017/0117-JP-A350-operation-HND-HAN
画像:ベトナム航空