3. tabinote旅行記 チェンナイ編


3. tabinote旅行記

はじめに

tabinoteスタッフの田口です。
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インドへの憧れ

旅行好きでインドに行ってみたいと思ったことのない人はあまりいないだろう。かくいう僕も椎名誠や妹尾河童の旅行記を読んでずいぶん憧れたもののなかなか機会がなく、今回おなじみエアアジアを使いようやく行くことができた。
「インドを訪れた人は、大好きになって何度も行きたくなるか、二度と行かないと思うかのどちらか」とよく言われるが、果たして僕はどちらになるのだろうか。

チェンナイ ―南インドの玄関口―

初インドの行き先は、有名な「コルカタ」、「デリー」、「ムンバイ」といった有名都市をあえて外し、「チェンナイ」という南インドの街にした。エアアジアが就航しているという以外に理由は特にないのだが、強いてあげれば「普通の都市が好き」だからかもしれない。もちろん国を代表する首都や観光地にも興味はあるが、例えば名古屋、チェンマイ(タイ)、台南(台湾)、ボストン(アメリカ)といった国内第3、第4の街は、その国のよそ行きでない普通の暮らしを見ることができるような気がするからだ。あと、南インドは悪名高い物乞いや偽ガイドなどが比較的少ないという情報もあった。というわけで、「南インドの玄関口でインド第4の都市」、「昔はマドラスと呼ばれていた」以外の知識をほとんどもたないまま、クアラルンプール発のチェンナイ行きに乗り込んだ。

まずはカレーを食うぞ

まったく土地勘のない街なので、どこが繁華街かもわからずホテル選びには苦労したが、Expediaのユーザー評価を参考にThe Accord Metropolitanというホテルに泊まることにした。
チェンナイ空港からのアクセスはあまりよくないので、はじめての国ということもあり普段は利用しないホテルの送迎サービスを利用することにした。

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40分ほどで到着したホテルは1泊6800円~とさほど高くはないにもかかわらず、部屋はきれいでWi-Fiも無料、レストランの食事もおいしく当たりだった。

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荷物を置いたらまずはカレーだ。ネットで当たりをつけたショッピングモールにオートリクシャー(三輪タクシー)で向かう。ちなみにリクシャーにメーターは付いているが使うドライバーは皆無(言っても使わない)、すべて事前交渉制となる。何度も利用したが相場もかなり適当(雨が降っているから50ルピー増し)だ。とは言え市内なら高くてもせいぜい300ルピー(450円)なので僕はそこまでしつこく値切りはしなかった。

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着いたのはSpencer Plazaという老舗モール。カプセル型のエレベーターがレトロでいいかんじだ。
モール内も香港ほどではないが、雑多な店舗が密集するかなりカオスな空間。

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すぐにフードコート発見。地元民いっぱいで期待できる。通常フードコートでは店舗に出向いて現金・もしくはクーポンで精算する形が多いが、ここは席に着くと、周囲の店の店員が次々にメニューを持ってくるのでその中から選ぶだけでいい。精算もテーブルでOKだ。

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いよいよ待望のカレーだが……。

正直口にあわず結構残してしまった。南インドではカレーよりもビリヤニ―やロティを選んだほうがいいかもしれない。
そういえば、インドでは絶対に左手を使わず右手だけでナンやご飯を食べると聞いていたけど、結構左手使っている人いた。南部はおおらかなのかな?

圧倒的だったカーパーレーシュワラ寺院

翌日は市内観光をすることにした。目的地はこれもネットで調べたシヴァ神を祀るヒンズー教のカーパーレーシュワラ寺院。

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リクシャーのドライバーが途中だからと、これも観光名所のサントメ聖堂の前を通ってくれた。

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かなり遠くからでも目立つ、40メートル近くある寺院のシンボル極彩色のゴープラム(塔門)

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4面に色とりどりのヒンドゥー教の神や聖人像が彫刻されていてまさに圧巻。双眼鏡がほしかった……。
境内は参拝客で溢れ、お供え物の花束を売る店が目立った。日本では親しみのないヒンズー教の信仰現場が見られてとても興味深かった。

しかし暑い、行ったのは最も気温が高くなるという6月で毎日40度近く湿度も高い、日中は汗びっしょりで本当につらかった。できれば1月など過ごしやすい季節に行った方がいいかもしれない。

電車に乗って街歩き

3日目は特に目的もなく街をブラブラすることにした。

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とりあえず近郊鉄道の駅に向かう。付近はかなりやさぐれた感じだ。

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電車の扉は開けっ放し。落ちないか心配だ。

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が、車内に入ってみるとわりと空いてる。どうやらみんな暑いから扉側に出て冷風を浴びていただけと判明。

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またもや適当な駅で降りて通りを歩いてみる。インドらしい街並みだ。

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カラフルなフルーツを並べた商店。観光客の姿はほとんど見えない。

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インド名物チャイ。日本でよくあるジンジャーやスパイスが入ったものではなく、煮詰めたミルクティーといった感じで甘くてとてもおいしい。暑いところを歩く疲れを癒してくれるので散策中3杯も飲んじゃった。

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やはり牛は神聖な動物。街中あちこちを我が物顔で歩いていた。

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カメラを構えると照れて逃げるんだけど隠すと寄ってくる。もう一度構えたら今度は笑顔で収まってくれた。

というわけでほとんど街歩きに費やした初インドだったが、予想以上に快適で不快なことはほとんどなかった。やはり勝因はある程度のランクのホテルに泊まったことだと思う。チェンナイ、そして南インド、もう一度行ってみたいと思わせる場所だった。