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tabinoteメールマガジン 2016/07/12号 Vol.075

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 御柱祭のついでに長野の私鉄に乗ってきた ~立案編 その1~
3b. tabinote社員旅行 in ソウル ~1日目
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

ティーウェイ航空、成田から初の大邸定期便に就航。福岡も

韓国のLCC、ティーウェイ航空は、9月1日より東京/成田(週7便)・福岡(週11便)~大邸線に就航する。いずれも機材はボーイング737-800。成田空港から大邸への定期便はこれが初めて。また就航を記念し、成田・福岡~大邸往復3000円(諸経費別)からのセールが行われている。

香港エクスプレス、鹿児島線に就航

香港のLCC、香港エクスプレスは7月11日、鹿児島~香港線(週4便)の運航を開始した。同路線はすでに香港航空が週5便で運行しており、香港エクスプレスの就航で週9往復となる。積極的に日本の地方空港への直行便を就航している香港エクスプレス、今回の鹿児島に加え、関西、羽田、成田、福岡、中部、広島、石垣、高松と合計9路線を運行する。

デルタ航空機、まちがえて近くの空軍基地にランディング

米デルタ航空は7月7日、ミネアポリス発ラピッドシティ行きDL2845便がサウスダコタ州のエルスワース空軍基地に着陸したと発表した。エルスワース空軍基地はラピッドシティから20km離れた地点にあり、同機は着陸後調整を行った上改めてラピッドシティに着陸、大幅に遅延した。

アジア17カ国で使えるレンタルWiFiルーター登場

テレコムスクエアは7月7日、アジア17カ国で利用できるレンタルWiFiルーターサービス「アジア周遊Wi-Ho!」の提供を開始した。利用可能な地域はインド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、タジキスタン、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、モルディブ、ラオス。価格は1日980円と従来より大幅に抑えられている。ただし24時間以内でデータ量が350MBを超えると通信速度が256kbps以下に制限されるのに注意。
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アジア周遊Wi-Ho!(テレコムスクエア)

ピーチとジェットスター、中国本土に進出か?

中国民用航空局(CAAC)は、ピーチの東京・大阪~上海線、ジェットスタージャパンの東京・大阪~上海・広州線の経営許可申請を許可したと発表した。現在ピーチは東京/羽田~台北・ソウル線と、大阪/関西~台北・香港・ソウル・釜山・高雄の国際線7路線を、ジェットスタージャパンは東京/成田・大阪/羽田~台北、香港、マニラの国際線6路線を運行している。

Vエア、広島、鹿児島に就航

台湾トランスアジア航空傘下のLCC、Vエアは近く広島と鹿児島に就航する意向であることがわかった。現在Vエアは、茨城、東京/羽田、名古屋/中部、大阪/関西、福岡、沖縄/那覇と台北/桃園を結ぶ6路線を運行している。

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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第60回 吉田友和

る ルートビア

 パプアニューギニアへ来ている。秘境のイメージが強い同国だが、成田から直行便が出ており案外近いなあという感想だ。ただ、今回は首都ポートモレスビーから国内線に乗り継ぎ、ニューブリテン島という離島へ飛んだ。さらには空港から1時間以上陸路で移動してようやく辿り着いた、キンベという街に滞在している。さすがにここまで来ると、ずいぶん遠いところまでやってきたなあという手応えを覚える。
 初めて訪れる国は発見が多くて飽きない。今日は朝からダウンタウンのマーケットを散策し、その後プランテーションを見学しつつ、ホットリバーに浸かってきた。40度ぐらいの高温の水が流れる川があって、さながら天然の温泉のようになっている。火山島なのだ。
 そこまで行く道はとにかく悪路で、久々にクルマに乗っているだけで疲れた。お昼過ぎに宿に戻ってきて、ランチを食べたら眠気に襲われた。気温は高く、湿度もたっぷりだが、コテージのまわりに生い茂る南国の植物が目に優しく、海風が心地良い。誘われるまま惰眠を貪り、目を覚ましてヨロヨロと起きてきて、いまコレを書いている。
 隣の席では、オージーのカップルがビール片手に談笑していて、ほんの少し羨ましい。最近はずっとそうだが、今回も一人旅だ。立地的に近距離のせいか、パプアニューギニアでは旅行者といえばオージーが大多数を占めるようだ。一方で、日本人旅行者も意外といることに驚かされる。キンベは知る人ぞ知るダイビングのメッカだそうで、多くは海を目的とした旅行者たちだ。よくもまあこんな辺鄙なところまで……と感心させられるのだが、お互い様だろうなあ。
 いま泊まっている宿にも日本人がいて、食事などでしばしばご一緒させていただいている。こういう辺境の地で出会う日本人の旅人は、いい意味でどこか突き抜けたようなタイプが多い。たとえば、「どちらからいらしてるんですか?」などという当たり障りのない、お決まりの質問をぶつけただけでもう、型破りな答えが返ってきてオヤッとなったりする。
「家は福岡なんだけど、いまは沖縄に仮住まいしているんです」
 見たところ、僕より一回り以上は年上と思しき男性はそう答えた。
「おおっ! 沖縄、ですか!」
 と、僕はつい前のめりで反応してしまう。旅好きには沖縄好きが少なくないが、移住までしてしまうからにはきっとよほどのフリークに違いない。まさかこんなところまで来て沖縄の人に出会うとは……。
 この連載でも書いたが、僕も今年の冬はしばらく沖縄に滞在していたのだ。那覇に2ヶ月、宮古島に1ヶ月。束の間ではあるものの、一家全員でのプチ移住だったから、いつもの沖縄旅行とはまったく違った密度の濃い日々を送ることになった。これまでの人生を振り返ってみても、1年半をかけて世界一周したとき以来のインパクトの大きな体験だった。
「沖縄は意外と天気が悪いんですよね。とくに冬は晴れの日がホント少なくて……」
「そうそう、風が強くてびっくりですわ」
 沖縄トークに花を咲かせるうちに、懐かしい気持ちに駆られてしまった。居酒屋で聞いた三線の音色が頭の中でリフレインし、真っ青な海の映像が再生される。いまいる宿のテラスからは目前に大海原が広がっているのだが、私見では沖縄の海の方が綺麗ではないかと思える。さらにはナントカカントカしましょうね、という沖縄方言(します、の意)や、ほとんど毎日のように食卓に上がったハンダマという沖縄野菜のことなどなど、次々と沖縄の思い出が蘇ってくる。
「ああ、ルートビアが飲みたいなあ」
 沖縄について考え出すと、遂にはそんな欲求に駆られてしまうのもいつものことだ。沖縄滞在中、僕は隙を見つけてはA&Wへ通っていた。米国発のファストフードチェーン店だが、他県ではまったく見かけないし、個人的には沖縄ローカルのファストフードという認識でいたりもする。沖縄の人たちは「エンダー」と略すのだとも聞いた。
 ともあれ、そのA&Wの名物と言える炭酸飲料が「ルートビア」である。ビアとあるが、ビールではなくソフトドリンクなのでアルコールは入っていない。賛否両論別れがちな飲み物であり、人によっては薬品のような味がして苦手という声もよく耳にするが、僕はこれが大好物なのである。
 沖縄ではコンビニやスーパーでも缶に入ったルートビアが売られている。けれど、缶よりも、A&Wの実店舗へ行って味わう方がやはりずっと美味い。缶ビールと、店で飲む生ビールの違いのようなものである。ソフトドリンクなのに、店ではビールジョッキのような大ぶりなグラスで出てくる。暑さにへこたれそうになったときに、これをグビグビッとすると途端に生き返った心地になる。
 何より嬉しいのが、A&Wではルートビアは飲み放題となっていることだ。グビグビ飲んで空になったグラスをカウンターへ持っていくと、継ぎ足してくれる。幹線道路に面した店舗だとドライブインを併設していたりもするが、クルマで通りかかった場合でもなるべく入店して飲むようにしている。ドライブインだとお代わりができないからだ。その日の気分によってはアイスクリームが乗ったルートビア・フロートを頼んだりもする。これまた至高の味わいである。フロートの場合でも、もちろんお代わりは可能だ、念のため。
 書いているうちに、飲みたい欲求が抑えられなくなってきたが、なにせパプアニューギニアである。ルートビアなんてあるわけもなく、とりあえずいまバーカウンターでコーラを頼んでそれで我慢することにしたのだった。
 この連載は今回でいったん休止することになった。「しりとり」という決まり事だけを設けて、あとは好き勝手に書いてきた。もしかしたら、そのうち気まぐれで再開するかもしれないので、最後はとりあえず「あ」に戻しておきましょうね。ではまた!

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【新刊情報】
筆者の新刊『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(幻冬舎文庫)が6月10日に発売になりました。

ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン

※吉田友和さんの連載「旅のしりとりエッセイ」は今号をもって終了とさせていただきます。
吉田さんの次回原稿をお楽しみに。(編集部)

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3a. 御柱祭のついでに長野の私鉄に乗ってきた ~立案編 その1~

今号よりハードコア音鉄(おとてつ)車内走行音派の黒田基介氏による、長野県私鉄走行音録音紀行レポートの短期連載がはじまります。ご期待ください。
(注:本事例は2016年4月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。また、一部図版がサイズの関係で判読しづらい場合があります。後日PC用サイトにアップされるバックナンバーには原寸の図版を掲載する予定です。メルマガ版では雰囲気だけでもお楽しみください)

Profile
黒田基介

黒田基介

黒田基介(くろだ・もとすけ)
1975年東京都世田谷区生まれ。音鉄車内走行音派。

音鉄車内走行音派の黒田と申します。鉄道の走行音を録音する事を趣味としています。長野県北部のローカル線の旅をしてきました。

旅は高田馬場の飲み屋から始まった

高田馬場の飲み屋で、長野県へ帰る友人の送別会をしていた。
「御柱祭の準備をするために、東京を引き払って諏訪へ帰るんです」
「御柱祭ってあれかあ、人が死ぬやつ」
「六年に一度のお祭りなんです。来ませんか」
来ませんか・・・諏訪・・・長野県・・・。そういえば何かの折に長野県で見た、コルゲートが美しい銀色の車両を思い出した。あれはどこだったっけなあ。乗ってみたいな。鉄道趣味の旅は、もう始まっている。

おおまかな骨組みを確認する

鉄道趣味の旅の半分はプランニングと言っても過言ではない。実際、自宅に居ながら時刻表を眺めて旅行の予定を想像するだけで楽しむ人もいるくらいだ。さて自分の旅の現時点で判明している情報を整理する。
おおまかな骨組みを確認する01
基本的には土日を利用して諏訪周辺の良さそうな電車に乗ってこよう。という計画だ。

まずは目的の路線を決めなければ

長野県の私鉄を検索しつつ「コルゲートが美しい銀色の車両」を探してみる。いわゆる「おたく」として、私の致命的な欠陥は記憶力が異常に低いということだ。鉄道趣味を標榜していながら、長野県の私鉄が全くわからない。時刻表を買って路線図を見つつ、wikiで調べなくてはならない。
まずは目的の路線を決めなければ01
長野県の主な私鉄は以下の図のようになっている。
路線図
(出典:「JR時刻表2016/3」交通新聞社 から黒田編集)

この図を見ているだけで松本電鉄、上田電鉄、長野電鉄は必ず乗るとして、いくつもプランが思い浮かぶ。
・長野県に行くのに太平洋側から攻める飯田線もしくは身延線プラン
・いっそ御殿場からバスで甲府というのはどうか
・海の無い県へ行くのに日本海に出てしまうとかえちごトキめき鉄道
・なんか中途半端な位置にある北越急行
・東側からアクセスの飯山線は案外普通すぎるか
・吾妻線からバスで長野電鉄を逆コースで長野へ
・小海線とか軽井沢経由もありきたりか

夢ばかりみてはいられない。現実的に目標を決めなければならない。目標が決まらなければ旅には出られない。音鉄には、ふらっと旅へなどという言葉はない。観光スポットを探すように、どんな車両があるのか探さなければならない。車両を選ばなければどの路線に乗るかも決めることが出来ない。wikiで調べてリストを作る。
まずは目的の路線を決めなければ03
さて、この中から車両選びだ。理屈抜きの個人的な嗜好として、国鉄車両と1975年以前製造の私鉄車両を最優先としたい。多少補足すると、JR以前の国鉄車両の無骨さが好きであること。また、移動機械として異例に長寿命である鉄道車両には、私の生年1975年に走っていたものもいくつか残っている。目をつぶって音だけ聞けば、その当時の雰囲気を味わうことができるのが楽しい。なので1975年以前の車両は必ず乗りたい。

その観点で上表オレンジの車両を候補とした。というわけで、予定に組み込むべき路線は。
・松本電鉄 上高地線
・上田電鉄 別所線
・しなの鉄道 しなの鉄道線/北しなの線
・長野電鉄 長野線 < 例の銀の車両!
・富士急行
・JR篠ノ井線
鉄の間では定番の飯田線、身延線や小海線には私の乗りたい車両がないのは意外。

これらを、土日に詰め込める。訳がない。いや、単純に一筆書きのようになぞればあるいは可能かもしれないが、問題がある。私が「乗る」という場合、その列車の始発駅から終着駅まで乗らなければならないからだ。なぜならば、私の趣味が鉄道の録音であるからだ。もし、一部分だけ録音するとしよう。それは、その路線の代表的な一部分でなければならないが、そのような区間は無い。全てが特徴的で代表的なのだ。更に言えば、片道だけでいいのか。という問題になる。即ち往復してこそその路線、その列車に乗ったことになる。というわけで、一つの路線に乗りたい車種が複数ある場合、車種の数だけ往復しなければならない。いやいや、上表を見る限りオレンジの車両はだいたい各路線に一つずつしか無いではないか、その縛りがあっても全部乗るのは可能だ。と言われよう。では、考えてもらいたい。録音するにあたり失敗する要素はいくらでもある。もし一往復しか予定に入れていなかった場合。少しの失敗が命取りになる。大げさに聞こえるかもしれないが。現地までの往復の時間とお金を考えると、一度の機会にできるだけ往復しておきたい。別の日にもう一度そこへ行くくらいなら、また他の土地の鉄道に乗りたいものだ。だがしかし、富士急行は静岡県の鉄道であることだし、東京からのアクセスも比較的良いので今回は外すことにする。

「入り」と「出」を決める

東京から現地への、また現地から東京へのアクセスは最初に確定しなければならない。それによって現地での行動時間が決まるからだ。しかしそう簡単ではない。てきとうに選んだ特急がてきとうなJR車両だった場合、旅のテンションはガタ落ちである。旅の始まりと終わりは国鉄車両であるべきだ。長野へのアクセスは新宿から中央本線なので、そこで使用されている車両を調べる。
(例によって国鉄車両はオレンジ色)
「入り」と「出」を決める01
なかなかテンションの上がるラインナップだが、よく見ると「あずさ」一択だ。しかも、あずさはJR車両と国鉄車両が混ざっている。どの時間の列車が国鉄車両か調べなければならない。こういう場合、鉄道会社に直接聞くことは避けたい。鉄道趣味の人間として鉄道会社には迷惑をかけるわけにはいかない。幸いにして臨時列車の使用車両は公開されている。「鉄道ダイヤ情報」を買いにゆく。
「入り」と「出」を決める02
「入り」と「出」を決める02-2
結局移動当日のあずさの183・189系の運用はなかった。そうなると、この時点で「スーパーあずさ」E351系を自動的に選択することになる。しかし国鉄車両無しの「入り」は悲しすぎる。ではどうするか。再び時刻表を見る。
「入り」と「出」を決める02B
(出典:「JR時刻表 2016/3」)
平日限定で「おはようライナー」というのがある。平日限定ということは現在の日程では乗れない。けれど、乗るしかない。水曜日も休むことにして木曜日の朝に「おはようライナー」に乗る・・・というわけで変則的ながら「おはようライナー」乗車をもって、国鉄車両での「入り」とする。「始発終着」の縛りで「スーパーあずさ」は一度松本まで行ってから戻る。当然長野>上諏訪は「始発終着」である。

「入り」と「出」を決める03-1
「出」であるが、利用可能な(国鉄)車両は「入り」と同じ列車リストの中から選ばなければいけないので、ほぼ自動的に「はまかいじ」に決まる。松本>横浜という東京を外した発着が魅力でもある。しかも18:41横浜なら、軽く根岸線を攻めることも可能だ。
「入り」と「出」を決める03-2

2016/04/07の予定

おおまかな予定が決まったので一日ずつ予定を埋めてゆく。
この日は最初の「おはようライナー」と、最後に上諏訪の友人宅へ到達しなければならない。上諏訪集合時間は未定ながら、まあ友人の実家へ訪問すると考えて、常識的な時間を設定する。
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まずは、8:01長野着の後だ。地方路線は各社のホームページに時刻表が出ているので最新のものを見て予定を立てる。全国版の時刻表だと細かいところがわからないのだ。ホームページの時刻表を見ると、長野電鉄はどうやら2つの区間に分かれている。
長野-信州中野-湯田中
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(出典:長野電鉄)
長野電鉄で乗りたい車種は3500系と8500系の二車種。ちなみに3500系は思い出の「銀の電車」だ。wikiで調べると「信州中野<>湯田中」は3500系だけしか走行できないらしい。つまり「長野<>湯田中」は3500系。「長野<>信州中野」は8500系、と予想する。二車種を乗るためには「長野<>湯田中」「長野<>信州中野」の二往復しなくてはならない。時刻表上「須坂<>湯田中」というダイヤも存在して気になるが、おそらく時間が足りないので乗らないでおくことにする。

さて、「おはようライナー」が8:10に長野駅着。時刻表を見ると8:29信州中野行きが最も早いのでこれに乗ることにする。9:18に信州中野に到着して、長野に戻る列車は時刻表によると何本かある。
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(出典:長野電鉄)
到着後すぐにあるのは9:19に発車する。しかしこれは乗り換え時間が短すぎる。録音は列車が停止してドアが開いてから到着アナウンスが終わるまで続けなければならない。列車が乗り込む前には行き先が表示された先頭車両と、乗り込む車両の車両番号が見える側面の写真。乗り込む車両の内部の写真を撮影しなければならない。これを1分でこなすのは不可能だ。
次の列車は9:45。これは湯田中発の列車で「始発終着」ルールに反する。というわけで9:18に信州中野に到着して、使える次の列車は10:40発の列車となる。効率が悪いが仕方がない。乗り換え時間、「始発終着」ルールを適用してその後の予定を同様に立案してゆく。
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上諏訪に向かう時間を考えると結果この日は長野電鉄しか乗ることができない。しなの鉄道は別の日に回すこととする。上諏訪入り時間が判明してからもう少し余裕ができるかもしれないが、今のところこの予定でゆく。

2016/04/08の予定

この日は御柱祭が終わってから長野へ行かなければならない。翌日めいっぱい長野の電車にのるためだ。御柱祭の情報は全くわからない。調べると17時には終わるらしいが、結構遅れることもあるようだ。何より諏訪の友人がほとんどネットをやらないので連絡が取れないのだ。というわけでギリギリ何時まで上諏訪にいられるか調べなければならない。まずは長野に到着する終電を調べる。
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この終電から逆算して決めてゆく。次は松本までの移動だ。
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(出典:「JR時刻表 2016/3」)
上諏訪から松本に22:48までに到着するルートは三つ。
20:40甲府発松本行 「始発終着」ルール的には採用できない。
21:48塩尻発松本行 OK。
20:18茅野発長野行 茅野は上諏訪から上り方面の一駅隣である。
よさそうではあるが、少し時間が早い。御柱祭が終わっていないかもしれない。
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というわけでこういう予定で。ただの移動だし、本数少ないけどいたしかたあるまい。

2016/04/09の予定

前日の移動のおかげでこの日は一日長野にいる。やっと一日電車にだけ乗っていられる!
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長野で始まり長野で終わる素敵な予定表だ。前々日に長野電鉄は終わっているはずなので、残るは「しなの鉄道北しなの線」「しなの鉄道しなの鉄道線」「上田電鉄別府線」。これを04/09と、04/10の松本に行く前に乗らなければならない。作戦としては2案。
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A案だと4/10に上田電鉄をやってから松本へ向かわなければならない。上田電鉄で乗りたい車種は3種類だ。少し時間がかかりすぎるかもしれない。逆にB案には利点がある。大抵の地方私鉄には「一日フリーきっぷ」がある。何往復もする場合が多いので、立案時に「一日フリーきっぷ」があるかどうか調べておくのだが、しなの鉄道のHPには「一日フリーきっぷ」の存在が確認できない。かわりに上田電鉄のHPには、上田電鉄のフリーきっぷと「上田電鉄+上田軽井沢間」のフリーきっぷが掲載されている。つまり「上田電鉄としなの鉄道線」をペアにしておいた方が金額的に有利だ。というわけでまずはB案で立案してみる。乗り換え時間が長すぎたりした場合にはA案も検討する。

さて、二つの路線があるのでどういう順番で乗るべきなのかという問題なんだが。基本の戦略は遠いところからやるということだ。行動中に何かトラブルが起きた場合に、近い路線の方がリカバリーがやり易いからだ。どちらか迷う場合は、遠い方から予定を立てて乗り継ぎの時間がかかりすぎる場合に、逆のパターンを立案をすることにしている。というわけで、「しなの鉄道しなの鉄道線」で軽井沢へ先に行ってから「上田電鉄別所線」をやる方向で予定を立ててゆく。

いつもの手順どおり各社ホームページから時刻表をダウンロードすると、上田電鉄のダイヤを調査中に意外なものを発見した。「運用表」だ。
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(出典:上田電鉄)
通常、鉄道会社がどのダイヤにどの車種を使用するのかわかりやすい形で公表することはない。乗りたい車種がある場合、は以下の手順を踏む。
・路線を走っている車種と保有数を調べて何本に一本の割合かアタリをつける
・その路線を監視している人のHPを見つけて車種毎の運用予測を調べる
・何本分か時間に余裕をもって予定を立ててホームで待つ
路線を監視している人がいるのはかなり稀なケースだ。そして、時間に余裕をもつことにより旅程の効率が落ちるし、そもそも運が悪いと来ない、来たとしても時間によってその後の旅程を現場で変更しなければならない。つまり、3車種に乗る予定の上田電鉄で「運用表」が公開されているのはかなりラッキーだ。

「運用表」によると上田電鉄では、4運用。そのうち朝と夕方のみの運用が1つずつ。つまり、朝夕の上田電鉄に挟んで「しなの鉄道線」を攻めるのが効率が良いようだ。「しなの鉄道しなの鉄道線」を先にやると決めたばかりだが、「上田電鉄別所線」で挟んで「しなの鉄道しなの鉄道線」をやるというプランを立てる。(ちなみに実際には、朝から「しなの鉄道線」で軽井沢へ行く予定を一度立てている。その後の「上田電鉄」の調査の段階で上記が判明している。)
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ラッキーなことに、19:54には長野に戻ってこれる。北しなの線もやってしまえそうだ。少し余裕があるので、04/07の長野電鉄の複雑な運用によって2車種+2行先をこなせなかった場合のことを考え、19:54に長野に到着した後の予定を二案立てておく。
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016/04/10の予定

最終日は、最後に「はまかいじ」に乗れればよい。が、15:21発なのでちょっと時間が早い。
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ここまでで「松本電鉄上高地線」と「しなの電鉄北しなの線」以外の路線は消化できていると仮定して、帰りの「はまかいじ」に向けて予定を逆算してゆく。
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松本電鉄は1車種+1行先だが余裕があるので2往復としておいたとしても、松本は12:00には到着していればよい。
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(出典:ジョルダン)
随分余裕がある(実際は現地で携帯で調べている)。「しなの鉄道北しなの線」、「長野電鉄長野線」を念のためやってもいいが、今一度周辺の路線図を確認する。直江津、糸魚川経由というの、魅力的に見えないだろうか。北しなの線を片道乗れるのも良い。ざっと予定を立ててみる。
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松本乗り換えに間に合うばかりか、乗換時間も全て30分以内という高効率である。こういうお誂えのような予定が立つと気持ちが良い。特に乗り換え時間がかかりすぎることが多い地方路線ではなかなかお目にかかることができない。途中の乗換時間が4分9分3分2分というスリリングな展開だ。長野に来て日本海を見て帰る。この予定で行ことに決めた。

旅程全体

以上のように立案した旅程は以下のとおりだ。
乗車予定列車数:40
録音予定列車数:32
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※次号に続く

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3b. tabinote社員旅行 in ソウル ~1日目

はじまり

なんとなくダラダラ始めたこともあり起点が定かでないのですが、tabinoteは2013年6月に有限責任事業組合を設立しましたので16年5末でめでたく3周年。それを記念して近場のソウルに社員旅行(厳密には組合員旅行)を計画しました。
tabinoteワタベのピーチポイントが余っていたので渡航先は必然的にピーチの就航地であるソウルか台北となりましたが、最近は皆台北づいていたので目的地はあっさりソウルに決定。ピーチポイント+バーゲン+Airbnb利用の激安旅行です。
社員旅行とはいっても各自目的はバラバラ、しかもtabinoteハマは仕事の都合などから出発日を一日ずらすことになり、tabinote田口も出発日を間違え仕事をかかえて現れるなど、早くもまとまりのない旅となる予感。
かくして、ハマを除く3名が出発日の6/3深夜、羽田に集まりました。

以降はメンバーそれぞれの体験を記します。

6/3:到着〜午前

tabinoteワタベである。
フライトは午前2時発4時半着というLCCの見本のようにツラいスケジュール。
離陸が30分ほど遅れ、結局現地着は5時。
眠くてたまらないので、最小限のウォンを入手して速攻豪華リムジンバスに乗車し、市街のプレジデントホテルへ向かう。
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両替にはLINE Payというしくみをつかった。現在韓国ウォンのみへの対応、かつ一日一回しか換金できないが、スマホから簡単操作でレートもよい。さすが韓国企業のサービスという感じである。
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なぜプレジデントホテルに向かったかというと、そこがツアーの発着地だったからである。この日3名はDMZツアーへ行く予定をたてていたのである。

DMZとは、南北の軍事境界線上に設定された非武装地帯(DeMilitarized Zone)のこと。現地ではメジャーな観光となっていて、ホテルやゲストハウスにもツアーのパンフレットがおいてある。DMZには南北の協議が行われる板門店や、北朝鮮から韓国への秘密トンネル(南侵トンネル)などさまざまなツアーがある。今回は早朝強行軍ということもあり、シンプルに板門店をめぐって早めに帰るツアーとした。
このツアーが今回の社員旅行のハイライトであったが、期待以上の面白さであった。

プレジデントホテル着、周辺は官庁街で早朝は閉まっている店も多く、仕方なく入った店で重めの食事をとる。
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事前に北のミサイル実験が行われるなど、ツアー開催があやぶまれたが、とくに何事もなく受付をすまし、ツアーバスに乗って出発した。
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基本韓国人はDMZツアーへの参加が難しく、中国人は北の方から見学することになるとのこと。ということで、ツアーバスの中は日本人と中国人以外の外国人ばかりであった。
日本語ガイドと英語のガイドがおり、DMZの概要、注意事項、歴史などをよどみなくユーモア混じりで達者に話す。

バスは市街を北に向かい、漢江を超えイムジン川を左にのぞみつつ、ほどなく最初のエントリーポイント、Camp Bonifas(キャンプボニパス)に到着した。途中に謎の遊園地があったが、後ほどそこで昼食を食べることになっているとはこの時思わなかったのである。
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Camp Bonifasは板門店を警備する国連軍の詰所であり、パスポートチェックや注意事項の再確認、ビデオ上映、ここで死んでも文句は言いません的な誓約書の記入などが行われる。
なぜか隣におみやげ屋が…。
基本、これ以降は決まった場所でしか写真撮影ができない。

ツアーバスを降り、国連軍のバスに乗り換え。選りすぐりのイケメン兵士が険しい顔で同乗する。
ところどころでDMZ内の民間村や事件のスポットなどを通りつつバスは進む。写真禁止で停車もしないので、あれよあれよという間に板門店についてしまった。
先に見学していたツアー客が退出するのを待って、いよいよ入場。

国境線。正面の水色の建物の間にあるコンクリのラインが南北国境、向こうの白い建物が北朝鮮。
緊張感が漂う。
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突然写真撮影が許可され、皆バシャバシャ撮りまくる。
あと一分!との声でさらにバシャバシャ。

続いて水色の建物、軍事停戦委員会本会議場へ。
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この建物は北と南にまたがって建てられている。日本人が最も手軽に北朝鮮に行ける方法は、この建物の北側に立ち入ることである。
テコンドーのポーズで微動だにしない憲兵たち。

さっそく北側に入る3名。北進完了!
またまた突然写真撮影が許可され、皆兵士と並んで撮りまくる。
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そしてすぐに撮影時間は終了し、建物外へ。

この後は北朝鮮兵士による米兵殺傷事件現場(通称斧事件)や、捕虜交換の現場「帰らざる橋」などをやはり車窓から見物。Camp Bonifasへ戻る。

いかめしい兵士の顔もゆるむ。下車しおみやげタイム。
宣誓書も戻ってきた。
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tabinote田口だ。
若いころはキツいスケジュールでも「飛行機で寝ればいいや」、「バスで寝ればいいや」とほぼ徹夜で出発してもなんとかなってきたのだが、ここ数年は遺憾ながら老化のせいか「眠いのに寝れない」という現象に悩まされている。今回も羽田空港2時出発ソウルに5時到着という地獄スケジュールだったのだが案の定寝れず。ふらふらの状態でソウル市内に放り出される。

とりあえず腹が減ったので食堂を探す。オレは海外でも吉野家やマクドナルドに入る男だ。食に関してはほとんど関心がない。よって目についた大衆食堂に即決したのだが同行者2人は不満らしく他を探しに行くという。構わず入店し、店頭の写真から魚の干物定食を所望。

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想像通りの味で満足。

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さらに韓国特有のおかわり自由の小鉢がたくさんついてきてお得である。
食い終わった頃に結局見つけられなかったらしく2人も入店。暇なのでぼんやり休息を取る。

そのあと板門店ツアー。まあ内容はワタベと同様なので割愛

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Googleマップで北との境界に近づいていくのはワクワクしたな。

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笑ってはいけないDMZ24時

なんだかんだ久々にゾクゾクする気分を味わえた。ここは本当にお薦めだ。
あとガイドのお姉さんに一瞬恋をした。


tabinoteこだまです。

羽田の国際線ターミナルに来るのは開港日に記念Suica買いにきた以来で利用ははじめてなのです。他のメンバーほど旅慣れていないので、羽田空港へ一番乗り。
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深夜便は近隣諸国行きのLCCが主のようです。おい搭乗便の出発は25分遅れかよ…。
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ラウンジで田口、ワタベと合流。
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そして目覚めればもう仁川国際空港。
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空港内のデジタルサイネージがやたら綺麗。LGの有機ELパネルなのかな?さすが液晶パネル推しの国。
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ワタベと同じくLINE PayのATM出金サービスで両替。レートは空港の両替所と公認両替所の間くらい?
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事前にLINE Payの利用登録が必要だし、1日1回1000000ウォンまでという利用制限はあるけれど、至る所にある新韓銀行のATM(日本語表示にも対応)が利用できるのはいざというとき便利ですね。
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ともかく眠いので、到着ロビー出てすぐのバス停から高級リムジンバスに乗りソウル市内へ向かいます。
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さすが16000ウォンだけあって快適〜。
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さてDMZツアーの集合まで時間があるのでワタベと朝メシ探索。
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歩き回ったあげく、最終的にほぼ食べ終わってる田口と同じ席に座ることになったのが若干悔しかったけれど、いただいたカルグクスはよく言えば徹夜明けのカラダに優しい味でした(そのあと滅茶苦茶キムチ入れた)。
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いざDMZツアーへ!
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詳細はワタベに任せますが、バスではガイドの目の前の席だったので、なんとなく寝ちゃうのも悪い気がして、英語・日本語の二回に渡ってしっかり解説を聞いたので、とても勉強になりました。こちらは英語でのガイドを担当していたお姉さん(田口が惚れた方ではない)。
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あ、あと緊迫した空気の中イケメン兵士がバスに乗り込んだとき、ガイドのお姉さん二人が「わぉ♡」と顔を見合わせていたことはナイショです。そんなイケメン兵士に「パスポートと顔が違うのでは?」と指摘されたワタベ。笑ってはいけない。

しかしあれだけ北朝鮮を刺激してはいけないと細かい服装規定にびびらされていたのに、この派手なオジサンを見たときには「全員OUT〜」、心の中でケツシバかれた次第である。それでも笑ってはいけない。
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iPhoneで撮った写真の撮影場所が「北朝鮮」となっているあたりが感慨深いです。

帰国してから映画「JSA」を観て「おーあそこか!」と感動したものですが、実際には別の場所に再現されたセットで撮影されたそうです(あたりまえか)。
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6/3:午後

tabinoteワタベである。
DMZツアーの後、ランチ&休憩で例の遊園地へ。プルコギであった。
緊張感から開放され、とりあえずビールを飲む。
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復路はガイドもフレンドリー、我々の弾丸日程に感心される。
そして、午後3時にプレジデントホテル着。

ソウル駅に移動し、ツーリスト用の無料SIMを入手、本日泊まるAirbnb宿へ向かう。
このEGSIM、マニュアルにも「カード挿入後4〜5回再起動せよ」と書いてあるほどネットワークをつかむのに時間がかかる。
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バスルームはトイレにシャワーが付いているというだけという謎仕様、疲労もあり、宿のま隣にあるサウナへ行くことに。
韓国のサウナは風呂、サウナ、食事、仮眠がついた健康ランド的なエンタメスポットで、ホテルに泊まらずここに滞在する観光客も多いという。そしてこのシロアムサウナ、ソウル最大級という評価もあるほどのすばらしい施設。風呂とサウナと食事ですっかり弛緩してしまった。

宿に戻り夕食へ。宿近くの海鮮屋に行く。
各自どんぶり的なものと刺身を注文。刺身は盛り合わせ的なものを期待したが、ヒラメだけがひたすら漢らしく盛られてきた。
満腹である。
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tabinote田口だ

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昼食はプルコギ的なもの。特にうまくもまずくもない
あとで聞いたのだが北朝鮮には平壌冷麺という名物料理がありたいへん美味らしい。このレストランにあったかどうかは失念したが食してみたくはあった。まあ別にいいが。

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無料のコスプレ撮影コーナーがあったので当然撮影。
tabinoteスタッフ唯一の顔出しOKオレの出番である。

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ソウル駅近くの激安ゲストハウス。
路地に入ると小便の匂いがした。

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最年長のオレは個室をあてがわれた。翌日ハマに強奪されるのだが……。

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そしてサウナである。東アジアの最大の楽しみはサウナと言っても過言ではない。
実は韓国サウナははじめてなのだが率直に言って最高だった。
とにかくサウナの種類が多い。チムジルバンと呼ばれる男女共用のスチームサウナみたいなものもよかった。
通常東アジアのサウナは風俗施設も兼ねていることが多いが、ここは健全そのもの。男女共有スペースも多く、家族連れもたくさんいた。

そのあとメンバーとヒラメの刺身などを喰らいあとは寝るだけ。


tabinoteこだまです。

臨津閣(イムジンガク)で昼食のプルコギ、そして食後に売店でビールを。軽いビールが好みなので、CassもHiteもどんとこい。
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イムジンガクは民間人が最も北朝鮮に近づける場所で、以前はイムジン川に架かるこの自由の橋を渡って民間人統制区域に入っていたそうです(橋の向こうがすぐ北朝鮮というわけではない)。
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ソウル市内まで再び1時間のバス移動。帰りにツアーのお土産に7000ウォンチャージ付きのT-moneyカードをもらう。そもそも買うつもりだったのでこれは嬉しい〜。デザインは微妙だけど…。
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宿最寄りのソウル駅へ向かいツーリスト向けのSimを貰います。
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とはいえ今回はメインの通信手段としてiVideoのレンタルWiFiルーターを借りました。ここ、しょっちゅう割引キャンペーンやってて知る限り最安です。元々台湾の会社なので台湾での利用もお得でした。

宿の部屋は簡素だけど寝るだけなのでよし!
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ワンコがいてセキュリティは万全です。
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なによりここの宿の評価ポイントはすぐ隣にあるサウナ。
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部屋の宿泊費と入浴料合わせてもまだ一般的なホテルより安いんじゃないでしょうか。家族連れなども多く、女性だけでも安心して利用できると思います。
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夕食は遠出せず、宿近くの店に適当に。今のところごはんハズレ無し。キムチにもすっかり慣れたよ!
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tabinoteハマDAYONE。
ただしい社畜であるわたくし、朝から何食わぬ顔で会社へ出勤。
引いてきたカートを無理くりロッカーに突っ込み丸一日通常営業。
昼休み、予約していたWi-Fiを新宿のiVideoまで取りにいく。
余談だが、アジア旅行に行くなら相対的に見て今一番安いのはiVideoではないかと思う。
定時の19時まで働いた後、無理に入れたカートを引っ張り出そうと格闘しているところを目撃されるも黙って品川へ。

羽田からピーチで深夜2時便の為、時間つぶしをいろいろ考えた結果、品川の映画館であまり疲れない邦画を鑑賞。
映画終了後の23時半、うかつにポケットに入れていた携帯がどこを探してもない…。
メールで送られてきていたエアチケットをもちろんプリントアウトしていなかった為、あっさり「終わったな…」と諦観の境地に達した瞬間、
映画館スタッフの「あ、ありましたァ〜!」
の一言で我に返る。
そっか、やっぱり行くしかないか…。

(2日目に続く)

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 7月22日前編(金)&29日後編(金)下川裕治さん スライド&トークショー
 8月5日(金) サラーム海上さん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」発売記念
◆下川裕治さん  スライド&トークショー◆
「ユーラシア大陸縦断鉄道旅の魅力 ~ シンガポールからロシアまで」

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新刊『ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行』(中経の文庫)の発売を記念して、旅行作家の下川裕治さんをお招きして、ユーラシア大陸縦断の鉄道旅の魅力について前編、後編の2週に渡ってスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。東南アジアの「マイナー国境」をひたすら越える旅や超過酷なユーラシア大陸を横断する鉄道旅、格安エアラインで世界一周するなど、60歳を超えてなお、いまだにハードなバックパック旅行を続ける下川さんが今回挑戦したのは、シンガポールからロシア領ムルマンスクまで、ユーラシア大陸を縦断する鉄道旅。ミャンマーでは乱気流に呑まれた飛行機のように激しく揺れる列車に悩まされ、極寒のモンゴル草原では寒風吹きすさぶローカル駅に佇む物売りおばさんの売りあげに思いを馳せるなど、中国からロシアへ茶葉を運んだ交易路「最後のシルクロード」を辿りつつ、ユーラシアの果てを繋いだ過酷な鉄道旅になっています。7/22(金)の前編ではシンガポールからマレーシア、タイ、ミャンマー編を、7/29(金)の後編では中国、モンゴル、ロシア編のお話をしていただく予定です。下川ファンの方はもちろん、海外の鉄道旅が好きな方や国境フェチの方、バックパック旅行に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

下川裕治(しもかわゆうじ)

1954年長野県松本市生まれ。旅行作家。『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、主にアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に、『鈍行列車のアジア旅』『「生き場」を探す日本人』『世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ』『週末アジアでちょっと幸せ』『「行きづらい日本人」を捨てる』 等。

◆下川裕治さんブログ「たそがれ色のオデッセイ」
http://odyssey.namjai.cc/


【開催日時】  ・7月22日(金) 前編  19:30 ~ (開場19:00)
        ・7月29日(金) 後編  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   各900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
  ※参加希望日(2回とも、前編のみ、後編のみ)の明記をお願いします!
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:KADOKAWA


新刊「MEYHANE TABLE 家メイハネで中東料理パーティー」発売記念
◆サラーム海上さん スライド&トークショー◆
「サラーム海上の中東料理リサーチ最前線 2016年夏編」

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新刊『MEYHANE TABLE 家メイハネで中東料理パーティー』(LD&K)の発売を記念して、”よろずエキゾ風物ライター”のサラーム海上さんをお招きして中東料理の魅力についてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。前作『イスタンブルで朝食をオリエントグルメ旅』では、イスタンブルのメネメン、カッパドキアのマントゥ、ベイルートのタッブーレ、フェズのタジン、エルサレムのホモスなど、サラームさんが中東各地の旅で出会った絶品グルメや現地の達人たちに教わった家庭料理を紹介していたサラームさん。今回のイベントでは、新刊『MEYHANE TABLE 家メイハネで中東料理パーティー』の話を中心に、イベント直前まで取材に行っているモロッコ・ジャジューカ村の話や、ロンドンにおける中東料理シーンの最前線について、さらにはトルコ地中海の家庭料理の話などをたっぷりと語っていただきます。トルコやモロッコ、ロンドンにサラームさんが実際に足を運んで取材した2016年の最新の興味深い中東料理事情が聞けるはずです。
サラームさんのファンの方はもちろん、中東の料理や音楽・文化に興味のある方はぜひご参加ください!なお、当日はサラームさん特製「西瓜ミント白チーズのサラダ」が食べれますよ!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

サラーム海上(さらーむうながみ)

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1967年生まれ、群馬県高崎市出身。音楽評論家、DJ、講師、料理研究家。明治大学政経学部卒業。中東やインドを定期的に旅し、現地の音楽シーンや周辺カルチャーのフィールドワークをし続けている。著書に『おいしい中東 オリエントグルメ旅』『プラネット・インディアインド・エキゾ音楽紀行』『エキゾ音楽超特急 完全版』『21世紀中東音楽ジャーナル』、共著に『アラブ・ミュージック その深遠なる魅力に迫る』他。

◆サラーム海上HP「サラームの家」
http://www.chez-salam.com/


【開催日時】 8月5日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1,350円(サラームさん特製西瓜ミント白チーズのサラダ付)
                   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:LD&K

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6. 編集後記

tabinoteワタベです。メルマガも第75回目となりました。いつもご購読ありがとうございます。

さて、ニュースからガンガン行きますよ!
今号、個人的に最も響いたニュースはピーチとジェットスターの中国便ですね。ネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、やはり中国は観光地としてのふところが深い!国内旅行並の手軽な値段になってくれればなと思います。
吉田さんの連載、最終回のお題は「ルートビア」。やはり沖縄のイメージが強いですが、なんとなくバカンスというか、働く気にならなくなるのが不思議ですね。吉田さんありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。

旅行記は今号2本です。まず一本目は、初搭乗の鉄道ファン黒田さんによる乗り鉄&撮り鉄日記。旅行記はtabinoteメンバーによるソウル旅行記。行きも滞在地もバラバラという謎旅行でしたが、そういう方がうまいくいくんですよ…。
西荻のまどさんのイベントは、下川裕治さん2連発&サラーム海上さんという超豪華月間!これは自分のバックパックを質に入れてでも行かなければ….。
「あの街」は今号お休みです。


さて、先日「世界ダークツーリズム」が洋泉社より刊行されました。

世界ダークツーリズム

ダークツーリズムとは戦災や災害跡地、虐殺現場や収容所、強制労働など死や悲劇の生じた現場をめぐる観光のこと。
角田光代さん、古市憲寿さん、森達也さん、蔵前仁一さんなど硬軟とりまぜた豪華な執筆陣で、写真も豊富。我らが下川裕治さんは南京、ハルビン、ハノイと3ヶ所寄稿されています。
この本にはなんと現地までの行き方ガイドがついています。リサーチはこの手の調査が大好物なtabinoteが担当しました。
発売を記念して、tabinoteでもいくつか「負の遺産」に関する旅行記を掲載していますので、ぜひご覧下さい。
南京大虐殺記念館
キリングフィールド
サラエボ
ザクセンハウゼン強制収容所


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載を全編アップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:吉田友和さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第76号は7月26日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

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