tabinoteメールマガジン 2016/06/14号 Vol.073

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

羽田空港国際線ターミナルにドンキが開店

ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」は6月24日、羽田空港国際線ターミナル内に新店舗「ソラドンキ 羽田空港店」を開店すると発表した。売り場面積は約32坪と広くはないが、菓子、医薬品などインバウンド(訪日)旅客に人気のある商品や、トラベルグッズを販売するという。

ジェットブルー、キューバ3都市への直行便就航を発表

昨年7月の米キューバ国交回復を受け、両国間の民間航空会社定期便が次々に発表されているが、米LCCジェットブルーは、首都ハバナに続き、フロリダのフォートローダーデールからキューバの3都市(サンタクララ、カマグエイ、オルギン)への路線を今秋就航させる計画を発表した。米運輸省の正式な認可を待って正式発表されると見られる。
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タイガーエアー台湾、岡山・函館に就航

台湾のLCC、タイガーエアー台湾は7月14日岡山、8月12日に函館へ、それぞれ台北(桃園)行きの定期便を就航させる。岡山便は週3往復(月、木、日)、函館便は週5往復(月、火、水、金、日)を運航。これでタイガーエアー台湾の日本就航便は9都市に計11路線となる。

ダブリン空港、ストリートビューで滑走路を公開

アイルランドのダブリン国際空港は、同空港の滑走路、駐機場などの制限エリアを世界で初めてGoogleが提供するストリートビューに公開した。空港内に全方位カメラを搭載した「ストリートビューカー」を走行させて滑走路を含む広大な施設を撮影、ユーザーは安全上の理由から空港関係者しか入れない場所を含め自由に空港内を走り回ることができる。
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Googleストリートビュー

FDA11号機の色は?あれ?

所持機材全てに異なる塗色を施していることで知られるFDA(フジドリームエアラインズ)が、同社11機目となるエンブラエル175型機を受領したと発表。気になる色は4号機と同じグリーン。これは、4号機の運用を定期便から外し、チャーター便や予備機に使用するためという。
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「JTB 小さな時刻表」の表紙に私立恵比寿中学の廣田あいかさん登場

JTBパブリッシングは6月20日、タモリ倶楽部の電車特集でもおなじみ、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の廣田あいかさんを表紙にしたる「JTB 小さな時刻表」夏号を発売する。誌面では「大好きなばあばの家がある」というローカル線、飯田線の完乗に挑戦している。また、東京神保町の書泉グランデで同誌を購入すると、6月22日に同所で行われる記念トークショー「“ぁぃぁぃ”が語る鉄道“あい”」に参加できる抽選券を入手できる。
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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第59回 吉田友和

ら ラルー

 今年もビールの美味しい季節がやってきた。これを書いているいまは夕方の4時過ぎなのだが、これぐらいの時間帯になるともうソワソワして仕事が手につかなくなる。今晩もキリッと冷えた一杯をグビッとしたい。
 年に一回、長編の新作旅行記を書き下ろして刊行するのが恒例化している。自分としては冷たいビールに加え、これまたこの時期ならではのお約束と言える。かれこれもう5年目になるのだが、今年のテーマは「ベトナム縦断」だ。ハノイからスタートして、フエ、ホイアン、ニャチャン、ダラット、ホーチミンと南下していった。距離にするとだいたい1800キロぐらい。10年以上前にも一度、僕はベトナムを縦断している。当時より道やバスのクオリティはグッと良くなっているのだが、それでもやはり陸路の旅はそれなりに時間がかかる。道中は珍エピソードもたっぷりで、それらを一冊にまとめたというわけだ。
 ベトナムへは比較的よく訪れているが、いつもはハノイやホーチミンを単純往復するだけである。陸路縦断というじっくり型の旅だからこそ、普段の短期旅行では気がつかないような発見も色々あった。たとえば、地域ごとに飲まれているビールの銘柄が結構違う、というのはそのひとつだ。移動続きの旅の中で、毎晩のように違う街で夕食を取ったが、毎晩のように違う種類のビールで乾杯した。ご当地ビールが幅を効かせているのだ。
 ベトナムのビールといえば、「333」と書いて「バーバーバー」と読む銘柄が恐らく最も有名だろう。日本でベトナム料理屋へ行くと、大概は333が出てくる。ところが、現地を旅していると333を飲む機会はそれほど多くない。店によっては置いていないことも普通にある。代わりに出てくるのがローカルブランドのビールというわけだ。
 ベトナムのビールは、その地の地名を冠したものが多い。「ビア・ハノイ」や「サイゴン・ビア」など、そのものズバリといった感じのネーミングで愛着が湧く。フエで飲んだのは「フダ」というビールだった。フエ、そしてフダ。同じではないが、これまた微妙に似ている。フエではフダ以外に「フェスティバ」という銘柄も見かけたが、名前的にはフダの方が覚えやすくていい。
 個人的に最も印象に残っているのは、「ラルー」というビールだ。中部の大都市ダナンを代表する銘柄なのだが、僕は今回初めて飲んだ。ラベルのデザインがどこかで見たような絵柄で、初めて目にしたときにはハッとなった。青地に虎が描かれている。せっかくなので写真も掲載しておくが、アジア好きならば一目瞭然だろう。そう、シンガポールのタイガービールに似ているのだ。
 1800キロを縦断する今回の旅で、ハイライトとなったのはホイアンだった。かつて日本人街があった古い街並みが残り、世界遺産にも登録されている。ダナンからは目と鼻の先の距離に位置するため、旅行者からしてみれば、ダナンとホイアンはほとんど同一のエリアと言えるのだが、ホイアンでもビールというとラルー一色という感じだった。街のあちこちで、特徴的な虎マークのロゴを見かけた。ホイアンでは南国らしい強い陽射しが照りつけ、とにかく暑かったから、このロゴを目にしただけでもうソワソワしてしまった。
 名前に地名を冠していない点は、ほかのベトナムの地ビールと一味違う。なぜ「ビア・ダナン」ではなく、「ラルー」なのか。調べてみると、どうやらフランス人のラルーさんが作ったからなのだと分かった。地名ではなく、人名が由来なのだ。もしかしたらベトナム語で「虎」を意味するのかしら……などと密かに想像していたのだが、まったくの見当違いであった。ベトナム語どころか、フランス語ではないか。
 ラルーのラベルには、「1909」と西暦を表す数字が表示されている。100年以上もの長い歴史を持つビールらしい。ところが東京に在住する知人のベトナム人にこの「ラルー」について訊いてみたら、なんと知らないという。彼はハノイの出身である。同じ国でも、地域が違うと飲むビールも異なるようだ。
 東南アジアの国々はどこもビールが美味しいが、ベトナムほど種類が多様な国は珍しい。いままでノーマークだったが、実はご当地ビール大国と知り改めて興味が募った。というわけで、書いているうちにますますソワソワしてきたので、今回はこのへんで。

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【新刊情報】
本文でも紹介した筆者の新刊『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(幻冬舎文庫)が6月10日に発売になりました。

ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン

※ラルー→次回は「る」がつく旅の話です!

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3a. パナマ旅行記 ~カーニバルで踊り狂え!~ その1

世界20カ国以上を訪れた享楽旅の達人、官能小説家大泉りかさんによるパナマ旅行記、前編です。
(注:本事例は2016年2月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
大泉りか

大泉りか

大泉りか(おおいずみ・りか)
1977年、東京都練馬区生まれ。官能小説家、コラムニスト。スポーツ新聞や女性向けウェブサイトなどに連載多数。近著に『性感ヨガレッスン 柔肌美女に囲まれて』『誘惑カフェ 叔母・人妻・女子高生たちと蜜色バイト』(リアルドリーム文庫)、『サディスティック88』(小学館ガガガ文庫)のほかに、男性向けモテハウツー『もっとモテたいあなたに 女はこんな男に惚れる』(イーストプレス・文庫ぎんが堂)などの実用書も手がけている。
大泉りか公式ブログ http://blog.livedoor.jp/ame_rika/

官能小説家の大泉りかです。旅行が好きで訪れた国は20か国以上。旅行って、官能とは関係とはまったく関係がない趣味……と一見思われますが、実は大ありだと自分では思ってます。共通点は“享楽”。ようするに人生にキモチよさを求めているわけです。なので、旅で苦労したりつらい思いをするのはまっぴらごめん。とにかく美味いメシを食って酒を飲んで踊って笑いたい! というわけで、今年の二月頭に、一週間ほど休みを取ることになり、「さて今度は、どこに行こうか」と悩んだ結果、今年はパナマに行くことになりました。だってちょうどカーニバルの時期だったんだもの!

そんな理由で、『帽子』と『運河』くらいしか知識がないまま (いまなら文書という知識もプラスされていますが)、パナマへと向かうことになったのです。

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今回は諸事情(ユニバーサルスタジオハリウッドに行きたいという同行者のリクエスト)により、ロス経由となりました。エアチケットはそれぞれ往復でデルタ航空で成田→ロス(DL284便)が82530円、コパエアーに乗り換えて、ロス→パナマシティ(CM303便)が57790円。長いフライトを終えてようやくパナマに到着。

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午前中に到着したのですが、やや雲が多めでどんよりとした雰囲気です。「治安が最悪」という情報を事前に耳にしていたので、ちょっとビビりモードでホテルにインした後、ご飯を食べに。

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水産市場のそばで新鮮な魚介が楽しめると聞いていたので、行ってみました。すると、日の丸があったので、何かと思ったら、これ、日本のODAで作られたのだとか。

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中に入ってみました。まぁ普通に水産市場ですね。けっこう、賑わっています。

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裏手のほうに回ると、オープンエア―な感じのレストランが並んでいます。どこもそれほどメニューに代わり映えしない感じだったので、そのうちの一軒に入りました。

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Soberanaというパナマのビール。1バルボア(126円程度※2016年2月)。隣のコップに入ったものはセビーチェというパナマ料理で、魚介のマリネです。かなり酸っぱい。3バルボアくらいだったと思います。ちなみに、このパナマのバルボア(B/.)という通貨は、米ドルの紙幣をそのまま使っていて、1バルボアが1ドル。なのでアメリカからの入国の場合、両替しなくていいので、すごく便利でした。

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そうこうしている間に晴れてきました。目の前は海で、左手に見えるのは、パナマシティの新市街。実はパナマって、パナマ運河の通行料で潤っているらしく、新市街は高層ビルが立ち並んで、ものすごい栄えています。

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カーニバルを楽しむ前に、ちょっと街中を見てみようということで、コロニアル様式の建物が並んだ旧市街、カスコ・ビエホへ。カスコとは「住宅地」、ビエホとは「古い」という意味らしく、ここ、世界遺産の登録されているそうなんですが、閑散としているというか、あんまり観光地っぽくない。

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というのも、治安が今でもあまりよくないらしく、いたるところに警察が立っているし、脇道は封鎖されています。

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建物の半分くらいは廃墟。綺麗に塗り直されている建物もありますが、今にも崩れそうなものも散見されます。これは修復中ですかね。

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たまにサービス精神のある家もある。

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建物の中はどうなってるのかな、と覗いてたらランドリーでした。

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旧市街からは新市街が一望できます。治安が悪いといっても昼間は歩いてて危険な雰囲気はありませんでした。

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こちらは旧市街の外れ。ここらになると治安があまりよろしくないそうで、徒歩では歩かないほうがいいみたいです。ちょうどこの時乗っていたタクシーの運転手に「俺はここら出身の地元っコだから大丈夫、安心しな!」みたいなことを言われました。

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だいぶローカルな雰囲気。

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建物が可愛くてテンションがあがります。

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そういえば、パナマのタクシーにはメーターがありません。なので、事前に交渉してから乗ることが必須です。向こうから見て、明らかに観光客だとわかるとぼったくってくるので、毎回、タクシーに乗るのが、非常に面倒でした。ちなみに市内だと5バルボアから10バルボアくらいで移動できます。体感としては、日本と同じかちょっと安いくらいですかね。

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ようやくカーニバルの行われているバルボア通りへ。会場に入るのに、男女別の列に並んで、荷物やIDをチェックされます。持っていたボールペンを取り上げられてしまいました。

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どんどんと奥に進んでいくと賑わってきました。

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屋台が出てます。ビールがだいたい1バルボアくらい。

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屋台の食べ物はホットドッグ、ハンバーガー、チキン、牛の串焼きなど。

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ふと気が付けば道は濡れているし、道行く人々の手には水の入ったボトルが。そう、カーニバル昼の部は、水掛け祭りなんです。

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しばらくすると野外ディスコが見えてきました。泡に塗れつつ、水掛けをしながら、ステージのDJのプレイにあわせて踊りくるっています。

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一番盛り上がる時間帯はすでに終わっていたっぽいのですがそれでもこの盛り上がり。

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みなさんノリがよくて仲間に入れてくれました。ありがとう。

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夜になると、花火があがりレーザーが焚かれ、通りすべてがディスコ状態になりました。

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こちらはモヒートの屋台。

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ステージでは、ラテンバンドのライブが。女性が身に着けているのはポジュラという民族衣装。

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ひたすら踊り狂って、パナマの一晩目の夜が更けていきました。

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第67回 シカゴ


シカゴ (トリップアドバイザー提供)

アメリカ合衆国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

そびえ立つ摩天楼、分厚いピザやステーキ、野球観戦、ジャズ、ブルース、ロックンロール…、シカゴはまさにアメリカのイメージを凝縮したような街。日本からの来訪者は展示会などの商用や野球観戦が多いが、魅力あふれる全米有数の観光地である。

ジョン・ハンコック・センター から The Field Museum   Google マップ
(画像:Google)


シカゴ観光の表の顔といえば、なんといっても摩天楼。
かつてシアーズ・タワーとして世界最高の高さを誇った現ウイリス・タワー、ジョン・ハンコック・センター、トランプ・タワーなどなど300m、400m級の超高層ビルがずらり。19世紀後半の大火事による市街の消失が再開発・高層化のきっかけとなり、現在のような景観がかたちづくられた。

いくつかの高層ビルは展望台を公開しており、360度の景観やガラス張りの床など趣向を凝らしている。晴天の日は文字通りのパノラマビューが楽しめ、夜景も美しい。

360 Chicago Observation Deck (トリップアドバイザー提供)


Willis Tower – Skydeck Chicago (トリップアドバイザー提供)


Marina City (トリップアドバイザー提供)

特徴的な市街の様子を堪能するならなんといってもリバークルーズが便利。シカゴ川やミシガン湖から岸のビル群を眺めるツアーはシカゴ観光の定番。フォトジェニックな夜景も堪能できる。

Wendella Sightseeing Boats (トリップアドバイザー提供)

ジョン・ハンコック・センターの向かいに位置するシカゴ・ウォータータワーは大火事を経て生き残った数少ない建物。シカゴ復興のシンボルとなり、歴史の浅いアメリカにおいて貴重な歴史的建築となった。現在はショッピングモールが併設されている。

Water Tower Place (トリップアドバイザー提供)


摩天楼と並ぶシカゴの目玉はミュージアム。
シカゴ美術館(シカゴ・アート・インスティテュート)は1893年のシカゴ万博時に建てられたもので、全米でも有数の権威とコレクションをほこる。収蔵範囲はアメリカ・欧州のみならずアジアやメキシコなど広範囲におよぶ。中でもゴッホの自画像やモネの「睡蓮」、膨大な浮世絵コレクションなどは必見。


Art Institute of Chicago (トリップアドバイザー提供)

シカゴには同じく万博をきっかけとして建てられた2つの博物館があり、いずれも劣らぬ人気スポットとなっている。
その1つがフィールド博物館。恐竜のコレクションやエジプト墳墓、古代アメリカ展示など歴史と自然をとりあげた展示が見もので、子連れ旅行にもおすすめ。

The Field Museum (トリップアドバイザー提供)

もう1つは科学産業博物館。こちらは鉄道や飛行機、宇宙船など科学技術や産業史に焦点をあてている。こちらも子連れ旅行におすすめだが、実物展示の迫力に大人の方がむしろテンション上がってしまうかも。

Museum of Science and Industry (トリップアドバイザー提供)

フィールド博物館に隣接する格調高いエントランスが印象的な建物はシェッド水族館。世界でも最大級の規模と入場者数をほこり、水族館好きの日本人にも評価が高い。アマゾン川やカリブ海などの美しい海をそのままに再現した常設展示に圧倒される。


Shedd Aquarium (トリップアドバイザー提供)

シカゴは巨大建築だけではなく、水と緑のおりなす自然豊かな街でもある。
特にミシガン湖沿いには広大な公園が整備されており、北のリンカーンパークからミレニアムパーク、グラントパークと続いている。
散策やランニングなどはもちろん、動物園や植物園、アート鑑賞、スケート場など様々なアクティビティもあり、旅行者にとっても楽しめる憩いの場となっている。

Lincoln Park (トリップアドバイザー提供)


Grant Park (トリップアドバイザー提供)


光あるところ影あり。シカゴは巨大建築や美しい公園だけの都市ではない。
猥雑なダウンタウンの街歩きは魅力にあふれており、パブやストリートフードなどの宿り木も豊富にある。
シカゴはジャズやブルースの本場としてあまりに有名。一方ジャンルレスのロックやダンス・ミュージックなど最先端の表現も数多く産み出されている。その手のジャンルや夜遊びが好きな人なら滞在時間がいくらあっても足りないだろう。

The Map Room (トリップアドバイザー提供)


Joyce Walks Chicago (トリップアドバイザー提供)


Chicago Opera Theater (トリップアドバイザー提供)


そしてシカゴといえばシカゴ・カブス、シカゴ・ホワイトソックスといったメジャーリーグ球団のお膝元でもある。

カブスの本拠地は全米で最も美しい球場とも呼ばれるリグリーフィールド。野球ファンならここでホットドック片手に観戦するのがシカゴ観光のハイライトとなるだろう。

Wrigley Field (トリップアドバイザー提供)

一方ホワイトソックスの本拠地はセルラー・フィールド。
花火やホットドッグの安売りなどイベントも多く、ホームチームが勝った日は多いにもりあがる。市の南にあり周辺の治安はよくないが、メトロの駅にも近いため試合のある日ならそれほど気にする必要はないだろう。

ユナイテッドセンターはプロバスケットボールNBA・シカゴブルズやアイスホッケー・ブラックホークスの本拠地。
正面に建つマイケル・ジョーダンの銅像は観光名所化しており、試合のある日はおおいに盛り上がる。周辺には何もなく西側の治安はよくないのでタクシーを利用するといいだろう。

Wrigley Field (トリップアドバイザー提供)



RPM Steak

シカゴの名物フードといえば、ステーキ!ピザ!ホットドッグ!と、やはりなんともアメリカン。

シカゴは全米でも有数のステーキ都市。赤身がしっとりとした香り高い最高級プライム・ビーフは間違いのないおいしさ。
シカゴのステーキハウスは重厚で歴史を感じる雰囲気、滞在中に一度くらいは行ってみたい。

シカゴの特徴的なピザはディープ・ディッシュといい、フライパンや型に生地を流し込み具材を中に入れたスタイル。どちらかというとパイやキッシュに近い。
厚さ5センチはあろうかというボリュームは圧巻で、1人ならギブアップすること必至。

ホットドッグも日本人の想像を超えるもの。ピクルスや野菜をはさみ、ケチャップの代わりにマスタードをつかう具沢山で硬派な味わい。ストリートフードからレストランまで様々な場所で提供されているシカゴ市民のソウルフード。

Giordano’s

他にシカゴの楽しみといえるのはビール。最近では個性豊かなクラフトビールの人気が高く、醸造所直営のパブは昼からにぎわっている。スポーツバーや球場でもピザやホットドッグと一緒に味わいたい。

いかにもアメリカという豪快な食が名物なのは確かだが、一方で洗練された大都市としての顔を持つシカゴ。ミシュランの星付きなど先進的な高級店が多いことでも知られている。

Alinea

一号店ファン、本店ファンなら見逃せないのがマクドナルドの1号店。残念ながら1号店そのものは現存していないが、当時の店舗にインスパイアされたという巨大店がダウンタウンで観光地化している。

Rock N’ Roll Mc Donald’s


日本からの行き方

(空路)
日本からシカゴまではJAL、ANA、アメリカン、ユナイテッド航空が成田から毎日直行便を飛ばしている。値段的にも時間的にも直行便がダンゼン有利。フライト時間は11時間半程度。
JALは毎日11時頃発、同日9時頃着。アメリカン航空とのコードシェア。
ANAの場合、毎日11時頃発(同日9時頃着)、17時頃発(同日14時頃着)の1日2便。ユナイテッドとのコードシェア。
アメリカンおよびユナイテッドは毎日17~18時頃発で同日16時頃着。
運賃は各社おおむね横並びで10万円程度、JALがやや高め。

乗り継ぎ便はアシアナやエアカナダなど無数にあるものの、時間と手間がかかる割に直行便とほとんど変わらないので検討余地は小さい。
デルタ航空(スカイチーム)のフリークエントフライヤーならばデルタのデトロイト直行便を利用するのがよい。

(パッケージツアー)
直行便を利用した成田発5日間のツアーが12万円~(2名1室の場合)。ホテル代が高いシカゴでツアーのお得度は高く、一考の余地あり。

(陸路)
ダウンタウンのユニオン駅に長距離鉄道アムトラックが乗り入れている。
グレイハウンドの場合は地下鉄Clinton駅近くにステーションがある。現地到着時間が遅い場合には注意しよう。

(空港)
シカゴの玄関はオヘア国際空港(ORD)。市街地から北西に30km弱。
アメリカでも最大級の空港で、ターミナル1~3に加えて国際線専用のターミナル5がある。
日本からの便はすべてターミナル5へ到着するが、出発時はANAとユナイテッドなどスターアライアンス勢がターミナル1、デルタ航空などスカイチーム勢がターミナル2、JALとアメリカン航空などワンワールド勢がターミナル3を利用する。

空港からはCTA(後述)やメトラ(後述)で市街へ。
いずれも所要1時間・5ドル程度。
タクシーはダウンタウンまで50ドル程度、乗り合いタクシーもあり、片道24ドル/人。

シカゴのもう1つの空港はミッドウェイ空港(MDW)。市街の南西16km程度の場所にあり、サウスウエスト航空が主に利用している。
オヘア国際空港とミッドウェイ国際空港の連絡バスは片道16ドル(Coach USAなど)、所要1時間程度。




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地理と気候

シカゴはイリノイ州の州都。五大湖のミシガン湖に面する。巨大な北米大陸のほぼ中央にあることから想像がつくように大陸性の気候で、夏は暑く冬は昼でも氷点下というなかなか厳しい環境。
天候が安定する5月~10月頃がベストシーズン。
日本との時差はマイナス15時間、日本の正午が前日の21時。サマータイム中(3月第2日曜日~11月第1日曜日)はマイナス14時間、日本の正午が前日の22時。

イリノイ州 シカゴ   Google マップ
(画像:Google)


言語と通貨

英語が基本。
ヨーロッパ系が半数弱、アフリカ系が3割となっており、アフリカ系の比率が高いことが特徴。アジア系は5%程度。
通貨は米国ドル。1ドル=106円程度(16年6月時点)。

物価は大都市だけあって高めだが、ニューヨークやロサンゼルスに比べてやや安い目。消費税率は10.25%と高め。

クレジットカードは必須で、ホテルからスーパーまでカードがないと生活が成り立たない。現金の両替は最小限でOK。ドルの調達は日本でしておくのが鉄則。

チップの習慣がある。タクシーは1~2割程度(最低1ドル)、ホテルのベルボーイやベッドメイクには1ドル程度、ルームサービスやレストランは代金の1~2割。サービス料が含まれていれば不要。

クレカの場合、チップは伝票のチップ欄に任意の額を書き込んで会計してもらう。チップのみ現金をテーブルに置いてきてもよい。


(画像:Wikipedia提供)




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ビザと治安

神経質になりすぎる必要はないものの、そもそも日本とは犯罪件数が段違いのアメリカ。中でもシカゴの一部地域はお世辞にも治安が良いとはいえず、常時警戒レベルをあげておく必要がある。
ガイドにもさんざん書かれているが、ダウンタウンおよび北部は比較的安全で、南部・西部は治安がよくない。具体的には、ユナイテッドセンターから西、チャイナタウンから南は発砲など荒っぽい事件が多発しており、用がなければ立ち入らない方がよいエリア。
ダウンタウンは銃を利用した凶悪犯罪こそ少ないものの、観光客ねらいのスリや置き引き、ひったくりなどは多発している。人通りの多いエリアや駅周辺では身辺に注意すること。

観光目的の場合、90日以内の滞在はビザ免除。商用や第三国を経由しての入国などではビザが必要。
ビザ免除のためにはESTA(電子渡航認証システム)による事前申請が必要。ESTAは2年間有効で渡航72時間前までに申請が推奨されている。ESTAを取得していないと入国できないため早めの準備がお勧め。


市内交通

(高架鉄道・メトロ・バス)
シカゴ交通局(CTA)が高架鉄道(Elevated Train;通称L)とメトロ(Subway)を運営しており、市街地はもちろん空港移動から郊外まで網羅している。
現在Lとメトロを合わせて8路線。

料金は現金の場合2.25ドル。2時間以内2回までOKな乗り換え料金(Transfer)が0.25ドル。
SuicaやPasmoにあたる非接触式のプリペイドカード、Ventra Cardがあり(カード代5ドル)、こちらを利用すると一回2ドル。10ドルのワンデイパス、20ドルの3デイパスなどもあり、Ventra Cardにチャージしてデイパスとして使うこともできる。また、Ventra Cardにはモバイルアプリもあるので、手元でチケット購入が完結して便利だ。

バスもCTAの運営。140もの路線があり、一部の線は24時間運行。バス利用はハードルが高いと思うなかれ、Googleマップのルート案内を使えば、目的地までどの番号のバスに乗ればいいかもナビしてくれる。
料金は片道2ドル、車内で運賃箱に払う場合は2.25ドル。
Lおよびメトロとバスの乗り換えは0.25ドル(2時間以内2回までOK)。

(メトラ)
メトラはイリノイ州の公共鉄道。
シカゴ・ユニオン駅をはじめとした4つの主要ターミナル駅と郊外を結んでおり、11路線・240駅のネットワークを誇る。
料金はゾーン制で、3.5ドル~。土・日曜は8ドルのウィークエンドパスがあり乗り放題。
Ventraアプリも使うことができる。

(タクシー)
よほどの思想的な理由がない限りUberがおすすめ。一般のタクシーよりも安く、カード払い・チップなしの明朗会計。台数も多いのですぐに手配可能。

流しのタクシーも走っており、メーター制で安心して利用できる。最初の1/9マイルまでは3.25ドル、その後1/9マイルごとに0.2ドルずつ加算。乗車2人目は1ドルの割増料金、その後1人につき0.5ドル加算。この他に燃油やチップ(料金の1~2割)がかかる。

(レンタサイクル)
Divvy   Your bike sharing system in Chicago
(画像:divvybikes.com/)

シカゴにはDIVVYという公共自転車システムがある。年間パスの場合(9.95ドル/月)、30分以内の利用は無料。以降30分は1.5ドル/30分(つまり30~60分利用で1.5ドル)、以降30分は3ドル/30分(つまり60~90分利用で4.5ドル)、それ以降は6ドル/30分とどんどん高くなっていく。
24時間パスが同じく9.95ドル。こちらも30分以内の利用は無料。以降30分は2ドル/30分(つまり30~60分利用で2ドル)、以降30分は4ドル/30分(つまり60~90分利用で6ドル)、それ以降は8ドル/30分とやはり加算されていく。
30分以内にステーションに返してまた借りるか、1時間以内の利用にとどめておいた方がリーズナブルに済むだろう。

個人の自転車貸しサービス、Spinlisterもおすすめ。シカゴの登録者は多く、貸し自転車屋よりも低い予算で高機能なロードバイクやハイブリッドを借りることができる。
(Spinlisterについてはこちらの記事をご参考)

(レンタカー)
やはりアメリカでの移動はレンタカーが便利。
なお、25歳未満は借りることができないか、割増料金が必要となる場合が殆ど。

ダウンタウンでは一方通行が多いので注意。また、シカゴでは市の財源確保という名目もあり、監視カメラを利用した交通違反の摘発がさかん。特に右折時の一時停止違反には十分注意したい。


ホテルとシーズン

Van Gogh s Bedroom   借りられるアパート   シカゴ
ファン・ゴッホの寝室 (画像:Airbnb)

アメリカの大都市はホテル代が高めであるが、もちろんシカゴも例外ではない。ダウンタウンの相場はもともと高いが、さらに展示会なども多いため高止まりしがち。
3つ星のホテルでも2万円、4つ星ランクで3万円といったところが相場だが、繁忙期ではこの値段でもそれほど選択肢は多くない。

市街にこだわらず、郊外や隣の市まで視野にいれればかなりリーズナブルとなる。たとえばシカゴの北、ノースウェスタン大学のあるエバンストン(Evanston)ならダウンタウンまでわずか1時間程度で治安もよい。

クルマの運転に支障がなければいわゆるモーターホテル(モーテル)がリーズナブルだが、アメリカ初心者にはややハードルが高い。

Airbnbも重要な選択肢。ホテルの半額程度の予算で便利な場所に沢山の快適そうな物件を探すことができる。もちろん不安になるような激安物件も…。人気物件はすぐ埋まるので、レビュー内容とキャンセルポリシーに気をつけつつ早めに予約を。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
かつては高い、買いにくいなどあまりプリペイドSIMが入手しやすいとはいえなかった。
近年は多くのMVNO業者(プリペイド携帯会社)による競争が進んでおり、利用者にとって状況は改善されている。契約者数最大手でカバレッジも広いVerizonもiPhone6など一部の最新機に限り自分が日本で使っている端末を持ち込んでプリペイド契約できるようになった。
各社おおむね月額40ドル~で通話無制限+2G程度というプランが多い。

アメリカの携帯周波数はVerizonやSprintがCDMA方式だったこともありやや特殊。手持ちの携帯との対応よく調べてから購入したい。最新のiPhoneやNEXUSのグローバルモデルなら使える可能性が高い。いっそ現地でSIMフリーのスマホを買ってしまうという手もある。

まずは4大キャリアの概要。
T-MobileはGSM方式であったことからプリペイドにも積極的。
短期滞在なら「Pay As You Go」プランがおすすめ。月3ドルで30分の音声通話か30回のSMSが利用でき、データ通信は1日5ドルで500MBまたは1週間10ドルで1GBを別途追加する。

AT&TもT-Mobile同様にGSM方式。プランは月間45ドルでデータ2ギガ+通話SMS無制限、60ドルでデータ5ギガなど。

VerizonはiPhone6や6プラス、NEXUS6など一部の端末に対してプリペイド契約ができるようになった。プランは月間45ドルでデータ2ギガ+通話SMS無制限、60ドルで5ギガなど。カバレッジの広さが魅力。

Sprintは現在自社で購入・契約した以外の端末を持ち込んでプリペイド契約できない模様。
なお、ソフトバンクのiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4を使っている場合、「アメリカ放題」プランにてSprintネットワークを利用できる。980円/日で通話もデータ通信も無制限。2014年9月からキャンペーンが続いており、申し込み不要で利用できる。

続いてMVNO。
Ready SIMはT-Mobile回線のMVNO。設定不要の使い切り(実際には簡易な設定を要する、期間延長(Top Up)も可能)がウリ。データ専用プランが1ギガ25ドル、2ギガ40ドル。通話がついたプランは利用日数により分かれており、7日間のデータ+通話SMS無制限プランが25ドル、14日間で35ドルなど。各国に配送してくれる他、日本でも通販で購入できるため現地に行ってすぐに利用できる。

HanacellはT-Mobile回線の日本人向けMVNO。
プランは月間29ドルでデータ1ギガ(超過後は速度制限)+通話0.27円/分、月49ドルでデータ1ギガ(同)+通話SMS無制限など。本来は在米邦人向けのサービスだが、日本語でのサポートがあり契約&解約も無料など旅行者にも検討価値は高い。

他にも、StraightTalk、Net10、H2OなどのMVNO会社がある。

面倒なことが嫌いな方はWiFiルーターを借りていくか海外の数カ国で使えるSIMを買っていくのも手。ルーターレンタル代は一週間で4000円~。



(WiFi)
WiFiの接続に不自由することはない。
マクドナルドやスターバックスなどのチェーンはもちろんのこと、個店のバーやレストランなどでもWiFiが提供されている。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 6月24日(金)吉田友和さん スライド&トークショー
 7月1日(金)カルロス矢吹さん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン」発売記念
◆旅行作家 吉田友和さん  スライド&トークショー◆
「ベトナム南北1800キロ縦断旅の魅力」

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新刊『ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン』(幻冬舎文庫)の発売を記念して、旅行作家の吉田友和さんをお招きして南北に長いベトナム縦断旅の魅力についてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。この時期、毎年恒例となっている吉田さんの旅行記シリーズの最新刊の舞台はベトナム。新刊では、少数民族の市場を訪れたり、フエやホイアンでは世界遺産やランタン祭りを見学したり、ビーチやワインの産地で高原野菜に舌鼓を打つなど、北はハノイから南のホーチミン、さらにはサパなど北部の山岳地帯を陸路でぐるっと縦断した旅の記録が綴られています。今回のイベントでは、ベトナムで実際に痛い目にも遭ったエピソードや最新の観光情報など吉田さんならではの貴重なベトナム話が聞けるはずです。吉田さんのファンの方はもちろん、ベトナム料理やベトナム文化に興味のある方はぜひご参加くださいませ!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

吉田友和(よしだともかず)

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1976年千葉県生まれ。旅行作家・編集者。初海外にして新婚旅行の模様を綴った『世界一周デート』(幻冬舎)や、『自分を探さない旅』(平凡社)など旅の著書多数。国内外を精力的に旅してまわり、エッセイを発表している。近著に『10日もあれば世界一周』(光文社)、『週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包』(幻冬舎)、など。

◆旅行作家★吉田友和 Official Web
http://www.tomotrip.net/


【開催日時】 6月24日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1000円   ※当日、会場にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:幻冬舎


新刊「NEW LONDON  イーストロンドンガイドブック」発売記念
◆ライター カルロス矢吹さん  スライド&トークイベント◆
「注目の街 イーストロンドンの楽しみ方」

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新刊『NEW LONDON  イーストロンドンガイドブック』(DUブックス)の発売を記念して、著者でライターのカルロス矢吹さんをゲストにお迎えして、今、注目の街、イーストロンドンの楽しみ方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。「のんびりイビサ」、「アムステルダム~芸術の街を歩く」など、ご自身も旅好きで海外カルチャーに関する著作が多数あるカルロスさんが今回注目したのはイーストロンドン。本書では、ロンドンでいちばんエキサイティングでヒップに生まれ変わったイーストエリア、Shoreditch、Brick Lane、Bethnal Green、Dalston、Hackney Cetntral、Stoke Newingtonの6つの地域のカフェ、多国籍料理、ギャラリー、セレクトショップ、ミュージアム、雑貨、マーケットなど、最先端グルメやショッピング、お散歩スポットなど135軒が紹介されています。今回のイベントでは、現地ロンドンに足を運び、取材をしてきた旅好きなカルロスさんならではの貴重なロンドンのお話が聞けるはずです。カルロスさんのファンの方はもちろん、ロンドンのカルチャーや音楽に興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

カルロス矢吹(かるろすやぶき)

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1985年宮崎県生まれ。ライター、構成作家、(株)フードコマ代表。大学在学中より、グラストンベリーなど海外音楽フェスティバルでスタッフとして働き始める。以降、日本と海外を往復しながら、ライター業やラジオ・TVの構成を開始。コンサート運営、コンピレーション編集、美術展プロデュースなど、アーティストのサポートも行う。2012年より、日本ボクシングコミッション試合役員に就任。山中慎介や内山高志ら、日本人世界チャンピオンのタイトルマッチを数多く担当。

◆カルロス矢吹さん公式HP
http://foodcoma.jp

【開催日時】  7月1日(金)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:DUブックス

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6. 編集後記

tabinoteワタベです。
今週はジェットスター、バニラ、エアアジア、香港エクスプレスなどなど怒濤のバーゲンラッシュ!JALやANAも9月までのサーチャージ0円を発表しましたし、HISや楽天のバーゲンもあなどれません。ボーナス時期でもあり夏秋の旅行計画がはかどりますね。私の仕事にはボーナスありませんが…。

さて、tabinoteメルマガ73号をお届けします。
ニュースはソラドンキ、ジェットブルーのキューバ線、ダブリン空港のストビューなど。
ストビューすごい!ドローンからの空撮ストビューも時間の問題ですね。

吉田さんの連載はベトナムとビール。日本でも人気上昇中のベトナム中部の話もたっぷり書いていただきました。先日ベトナム縦断の新刊をだされたばかりで、6月24日に西荻ののまどでトークイベントがあります。
旅行記は前回ポンチャックに次いで2度目の登場、大泉りかさんのパナマ旅行記です。

近頃話題ながらなかなか読めない貴重なパナマ旅行記。軽快な語り口なのですが、どの写真もヤバそうな匂いがぷんぷん…。特に「旧市街の外れ」の写真はもういかにも危ない感じで、ほんとよくシャッター押せましたねという感じ。次号も楽しみです。

「世界あの街」は、SIM特集が一段落して久しぶりに普通のガイド記事です。今号ではシカゴを取り上げました。摩天楼に野球、ジャズにスティーヴ・アルビニ…と、まさにザ・アメリカといった感じの都市ですね。個人的には最も出場しやすいワールドメジャーレースと言われるシカゴマラソンに興味があります。

西荻のまどさんのイベントは上述通り6月24日の吉田友和さん、7月1日のカルロス矢吹さんです。今後は本誌でおなじみ超大物の登場が企画されているとか…。

今号の青木さん連載「世界一周ノート」は休載となります。


さて、先日「世界ダークツーリズム」が洋泉社より刊行されました。

世界ダークツーリズム

ダークツーリズムとは戦災や災害跡地、虐殺現場や収容所、強制労働など死や悲劇の生じた現場をめぐる観光のこと。
角田光代さん、古市憲寿さん、森達也さん、蔵前仁一さんなど硬軟とりまぜた豪華な執筆陣で、写真も豊富。我らが下川裕治さんは南京、ハルビン、ハノイと3ヶ所寄稿されています。
この本にはなんと現地までの行き方ガイドがついています。リサーチはこの手の調査が大好物なtabinoteが担当しました。
発売を記念して、tabinoteでもいくつか「負の遺産」に関する旅行記を掲載していますので、ぜひご覧下さい。
南京大虐殺記念館
キリングフィールド
サラエボ
ザクセンハウゼン強制収容所


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載を全編アップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:吉田友和さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回第74号は6月28日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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