はじまり

なんとなくダラダラ始めたこともあり起点が定かでないのですが、tabinoteは2013年6月に有限責任事業組合を設立しましたので16年5末でめでたく3周年。それを記念して近場のソウルに社員旅行(厳密には組合員旅行)を計画しました。
tabinoteワタベのピーチポイントが余っていたので渡航先は必然的にピーチの就航地であるソウルか台北となりましたが、最近は皆台北づいていたので目的地はあっさりソウルに決定。ピーチポイント+バーゲン+Airbnb利用の激安旅行です。
社員旅行とはいっても各自目的はバラバラ、しかもtabinoteハマは仕事の都合などから出発日を一日ずらすことになり、tabinote田口も出発日を間違え仕事をかかえて現れるなど、早くもまとまりのない旅となる予感。
かくして、ハマを除く3名が出発日の6/3深夜、羽田に集まりました。

以降はメンバーそれぞれの体験を記します。

6/3:到着〜午前

tabinoteワタベである。
フライトは午前2時発4時半着というLCCの見本のようにツラいスケジュール。
離陸が30分ほど遅れ、結局現地着は5時。
眠くてたまらないので、最小限のウォンを入手して速攻豪華リムジンバスに乗車し、市街のプレジデントホテルへ向かう。
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両替にはLINE Payというしくみをつかった。現在韓国ウォンのみへの対応、かつ一日一回しか換金できないが、スマホから簡単操作でレートもよい。さすが韓国企業のサービスという感じである。
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なぜプレジデントホテルに向かったかというと、そこがツアーの発着地だったからである。この日3名はDMZツアーへ行く予定をたてていたのである。

DMZとは、南北の軍事境界線上に設定された非武装地帯(DeMilitarized Zone)のこと。現地ではメジャーな観光となっていて、ホテルやゲストハウスにもツアーのパンフレットがおいてある。DMZには南北の協議が行われる板門店や、北朝鮮から韓国への秘密トンネル(南侵トンネル)などさまざまなツアーがある。今回は早朝強行軍ということもあり、シンプルに板門店をめぐって早めに帰るツアーとした。
このツアーが今回の社員旅行のハイライトであったが、期待以上の面白さであった。

プレジデントホテル着、周辺は官庁街で早朝は閉まっている店も多く、仕方なく入った店で重めの食事をとる。
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事前に北のミサイル実験が行われるなど、ツアー開催があやぶまれたが、とくに何事もなく受付をすまし、ツアーバスに乗って出発した。
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基本韓国人はDMZツアーへの参加が難しく、中国人は北の方から見学することになるとのこと。ということで、ツアーバスの中は日本人と中国人以外の外国人ばかりであった。
日本語ガイドと英語のガイドがおり、DMZの概要、注意事項、歴史などをよどみなくユーモア混じりで達者に話す。

バスは市街を北に向かい、漢江を超えイムジン川を左にのぞみつつ、ほどなく最初のエントリーポイント、Camp Bonifas(キャンプボニパス)に到着した。途中に謎の遊園地があったが、後ほどそこで昼食を食べることになっているとはこの時思わなかったのである。
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Camp Bonifasは板門店を警備する国連軍の詰所であり、パスポートチェックや注意事項の再確認、ビデオ上映、ここで死んでも文句は言いません的な誓約書の記入などが行われる。
なぜか隣におみやげ屋が…。
基本、これ以降は決まった場所でしか写真撮影ができない。

ツアーバスを降り、国連軍のバスに乗り換え。選りすぐりのイケメン兵士が険しい顔で同乗する。
ところどころでDMZ内の民間村や事件のスポットなどを通りつつバスは進む。写真禁止で停車もしないので、あれよあれよという間に板門店についてしまった。
先に見学していたツアー客が退出するのを待って、いよいよ入場。

国境線。正面の水色の建物の間にあるコンクリのラインが南北国境、向こうの白い建物が北朝鮮。
緊張感が漂う。
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突然写真撮影が許可され、皆バシャバシャ撮りまくる。
あと一分!との声でさらにバシャバシャ。

続いて水色の建物、軍事停戦委員会本会議場へ。
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この建物は北と南にまたがって建てられている。日本人が最も手軽に北朝鮮に行ける方法は、この建物の北側に立ち入ることである。
テコンドーのポーズで微動だにしない憲兵たち。

さっそく北側に入る3名。北進完了!
またまた突然写真撮影が許可され、皆兵士と並んで撮りまくる。
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そしてすぐに撮影時間は終了し、建物外へ。

この後は北朝鮮兵士による米兵殺傷事件現場(通称斧事件)や、捕虜交換の現場「帰らざる橋」などをやはり車窓から見物。Camp Bonifasへ戻る。

いかめしい兵士の顔もゆるむ。下車しおみやげタイム。
宣誓書も戻ってきた。
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tabinote田口だ。
若いころはキツいスケジュールでも「飛行機で寝ればいいや」、「バスで寝ればいいや」とほぼ徹夜で出発してもなんとかなってきたのだが、ここ数年は遺憾ながら老化のせいか「眠いのに寝れない」という現象に悩まされている。今回も羽田空港2時出発ソウルに5時到着という地獄スケジュールだったのだが案の定寝れず。ふらふらの状態でソウル市内に放り出される。

とりあえず腹が減ったので食堂を探す。オレは海外でも吉野家やマクドナルドに入る男だ。食に関してはほとんど関心がない。よって目についた大衆食堂に即決したのだが同行者2人は不満らしく他を探しに行くという。構わず入店し、店頭の写真から魚の干物定食を所望。

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想像通りの味で満足。

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さらに韓国特有のおかわり自由の小鉢がたくさんついてきてお得である。
食い終わった頃に結局見つけられなかったらしく2人も入店。暇なのでぼんやり休息を取る。

そのあと天安門ツアー。まあ内容はワタベと同様なので割愛

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Googleマップで北との境界に近づいていくのはワクワクしたな。

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笑ってはいけないDMZ24時

なんだかんだ久々にゾクゾクする気分を味わえた。ここは本当にお薦めだ。
あとガイドのお姉さんに一瞬恋をした。


tabinoteこだまです。

羽田の国際線ターミナルに来るのは開港日に記念Suica買いにきた以来で利用ははじめてなのです。他のメンバーほど旅慣れていないので、羽田空港へ一番乗り。
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深夜便は近隣諸国行きのLCCが主のようです。おい搭乗便の出発は25分遅れかよ…。
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ラウンジで田口、ワタベと合流。
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そして目覚めればもう仁川国際空港。
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空港内のデジタルサイネージがやたら綺麗。LGの有機ELパネルなのかな?さすが液晶パネル推しの国。
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ワタベと同じくLINE PayのATM出金サービスで両替。レートは空港の両替所と公認両替所の間くらい?
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事前にLINE Payの利用登録が必要だし、1日1回1000000ウォンまでという利用制限はあるけれど、至る所にある新韓銀行のATM(日本語表示にも対応)が利用できるのはいざというとき便利ですね。
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ともかく眠いので、到着ロビー出てすぐのバス停から高級リムジンバスに乗りソウル市内へ向かいます。
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さすが16000ウォンだけあって快適〜。
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さてDMZツアーの集合まで時間があるのでワタベと朝メシ探索。
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歩き回ったあげく、最終的にほぼ食べ終わってる田口と同じ席に座ることになったのが若干悔しかったけれど、いただいたカルグクスはよく言えば徹夜明けのカラダに優しい味でした(そのあと滅茶苦茶キムチ入れた)。
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いざDMZツアーへ!
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詳細はワタベに任せますが、バスではガイドの目の前の席だったので、なんとなく寝ちゃうのも悪い気がして、英語・日本語の二回に渡ってしっかり解説を聞いたので、とても勉強になりました。こちらは英語でのガイドを担当していたお姉さん(田口が惚れた方ではない)。
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あ、あと緊迫した空気の中イケメン兵士がバスに乗り込んだとき、ガイドのお姉さん二人が「わぉ♡」と顔を見合わせていたことはナイショです。そんなイケメン兵士に「パスポートと顔が違うのでは?」と指摘されたワタベ。笑ってはいけない。

しかしあれだけ北朝鮮を刺激してはいけないと細かい服装規定にびびらされていたのに、この派手なオジサンを見たときには「全員OUT〜」、心の中でケツシバかれた次第である。それでも笑ってはいけない。
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iPhoneで撮った写真の撮影場所が「北朝鮮」となっているあたりが感慨深いです。

帰国してから映画「JSA」を観て「おーあそこか!」と感動したものですが、実際には別の場所に再現されたセットで撮影されたそうです(あたりまえか)。
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6/3:午後

tabinoteワタベである。
DMZツアーの後、ランチ&休憩で例の遊園地へ。プルコギであった。
緊張感から開放され、とりあえずビールを飲む。
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復路はガイドもフレンドリー、我々の弾丸日程に感心される。
そして、午後3時にプレジデントホテル着。

ソウル駅に移動し、ツーリスト用の無料SIMを入手、本日泊まるAirbnb宿へ向かう。
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/HD/event/2016/04/260201/main_jpn.html
このEGSIM、マニュアルにも「カード挿入後4〜5回再起動せよ」と書いてあるほどネットワークをつかむのに時間がかかる。
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バスルームはトイレにシャワーが付いているというだけという謎仕様、疲労もあり、宿のま隣にあるサウナへ行くことに。
韓国のサウナは風呂、サウナ、食事、仮眠がついた健康ランド的なエンタメスポットで、ホテルに泊まらずここに滞在する観光客も多いという。そしてこのシロアムサウナ、ソウル最大級という評価もあるほどのすばらしい施設。風呂とサウナと食事ですっかり弛緩してしまった。

宿に戻り夕食へ。宿近くの海鮮屋に行く。
各自どんぶり的なものと刺身を注文。刺身は盛り合わせ的なものを期待したが、ヒラメだけがひたすら漢らしく盛られてきた。
満腹である。
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tabinote田口だ

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昼食はプルコギ的なもの。特にうまくもまずくもない
あとで聞いたのだが北朝鮮には平壌冷麺という名物料理がありたいへん美味らしい。このレストランにあったかどうかは失念したが食してみたくはあった。まあ別にいいが。

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無料のコスプレ撮影コーナーがあったので当然撮影。
tabinoteスタッフ唯一の顔出しOKオレの出番である。

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ソウル駅近くの激安ゲストハウス。
路地に入ると小便の匂いがした。

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最年長のオレは個室をあてがわれた。翌日ハマに強奪されるのだが……。

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そしてサウナである。東アジアの最大の楽しみはサウナと言っても過言ではない。
実は韓国サウナははじめてなのだが率直に言って最高だった。
とにかくサウナの種類が多い。チムジルバンと呼ばれる男女共用のスチームサウナみたいなものもよかった。
通常東アジアのサウナは風俗施設も兼ねていることが多いが、ここは健全そのもの。男女共有スペースも多く、家族連れもたくさんいた。

そのあとメンバーとヒラメの刺身などを喰らいあとは寝るだけ。


tabinoteこだまです。

臨津閣(イムジンガク)で昼食のプルコギ、そして食後に売店でビールを。軽いビールが好みなので、CassもHiteもどんとこい。
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イムジンガクは民間人が最も北朝鮮に近づける場所で、以前はイムジン川に架かるこの自由の橋を渡って民間人統制区域に入っていたそうです(橋の向こうがすぐ北朝鮮というわけではない)。
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ソウル市内まで再び1時間のバス移動。帰りにツアーのお土産に7000ウォンチャージ付きのT-moneyカードをもらう。そもそも買うつもりだったのでこれは嬉しい〜。デザインは微妙だけど…。
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宿最寄りのソウル駅へ向かいツーリスト向けのSimを貰います。
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とはいえ今回はメインの通信手段としてiVideoのレンタルWiFiルーターを借りました。ここ、しょっちゅう割引キャンペーンやってて知る限り最安です。元々台湾の会社なので台湾での利用もお得でした。

宿の部屋は簡素だけど寝るだけなのでよし!
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ワンコがいてセキュリティは万全です。
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なによりここの宿の評価ポイントはすぐ隣にあるサウナ。
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部屋の宿泊費と入浴料合わせてもまだ一般的なホテルより安いんじゃないでしょうか。家族連れなども多く、女性だけでも安心して利用できると思います。
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夕食は遠出せず、宿近くの店に適当に。今のところごはんハズレ無し。キムチにもすっかり慣れたよ!
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tabinoteハマDAYONE。
ただしい社畜であるわたくし、朝から何食わぬ顔で会社へ出勤。
引いてきたカートを無理くりロッカーに突っ込み丸一日通常営業。
昼休み、予約していたWi-Fiを新宿のiVideoまで取りにいく。
余談だが、アジア旅行に行くなら相対的に見て今一番安いのはiVideoではないかと思う。
定時の19時まで働いた後、無理に入れたカートを引っ張り出そうと格闘しているところを目撃されるも黙って品川へ。

羽田からピーチで深夜2時便の為、時間つぶしをいろいろ考えた結果、品川の映画館であまり疲れない邦画を鑑賞。
映画終了後の23時半、うかつにポケットに入れていた携帯がどこを探してもない…。
メールで送られてきていたエアチケットをもちろんプリントアウトしていなかった為、あっさり「終わったな…」と諦観の境地に達した瞬間、
映画館スタッフの「あ、ありましたァ〜!」
の一言で我に返る。
そっか、やっぱり行くしかないか…。

6/4:午前

tabinoteワタベである。
田口、児玉と共にソウル駅でサンドイッチの朝食。毒々しいドーナツ屋に目が釘付けである。
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今日は山に行くことにした。メンバーを誘ったが誰も来ないという。なぜ…。

ソウル市街を歩くと坂が多いことにきづく。また、地図にあるとおり、やたらと丘陵が多い。ソウルタワーも小山の上である。
そんなソウル市の北には、北漢山(プカンサン)という標高836mの山がある。一帯は国立公園化されており、市民のハイキングスポットとしてにぎわっているという。
登山者のブログなどを見て、このように西から東に抜ける全長8kmほどのルートを選択。
ソウルの北漢山  山行記録

メトロの3号線旧把撥駅(Gupabal)から704番のバスに乗る。
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北漢山入口(Bukhansanseong Entrance)というバス停でハイカーがたくさん下車したので、後をおって降りる。

公園入り口にはアウトドアショップがたくさん。登山者も多く、皆頭からつま先までアウトドアブランドでバリバリにきめている。韓国では相当登山がさかんなようだ。
遠くにむき出しの岩肌が見える。なかなかの迫力。
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11時34分、水と携帯食のナッツを買って登山道へ。
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登山道は迷うことなく、とてもよく整備されている。ただ、かなり岩がちで硬い。雨の日は滑るかもしれない。
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tabinote田口だ。
本日は仕事デー。ライターという職業柄ノートPCとWi-Fi環境と電源さえあればどこでも仕事はできる。
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今回は探すまでもなく、宿の向かいのカフェに環境設置。ダラダラと仕事を行う。

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雑なWi-Fiパスワード。

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昼は少し歩いたレストランで日式カレーを発見したのでそこで。美味。


tabinoteハマDAYONE。
という事で、羽田を遅れて出発した飛行機は朝方5時に到着。
入国審査がやたら混んでいたこともあり、コーヒーを飲んでぼんやりしていたら6時になろうとしていた。
宿泊予定のゲストハウスは手違いがあり、私が今行ったところで部屋がない事がわかっていた為、このまま1日遊び倒す事を決意。
はっきり覚えてないのだが韓国は5回以上は来ており、おおよそ土地勘はあり今回行きたい場所は明確にあった。
リムジンバスに乗り小一時間で東大門へ移動する。

東大門に向かった理由は、靴とかばんの問屋が土曜の13時まで開いていると聞いていたからだ。
靴とかばんの問屋といえばTEAM204が有名なのだが、ちょうど土曜の朝6時までしかやっていない為、今回はこのDongdaemun Market(南平和市場/かばんの問屋)に行こうと決めていた。
韓国用のマイマップ(適当)

南平和市場の裏側はこのような靴の問屋街があるのだが、なんとか靴なんとかセンター級の品々が並んでいたので早々に退却。
子供靴の陳列棚

南平和市場に戻り、業者顔で交渉(業者と一般は価格が違う)に当たろうとした矢先、前回の訪韓の時のあまりと5000円ばかり換金したものしか手元にない事に気づく。
問屋では現金払いでしか買わせてくれないのだ。
この時点で朝の7時台であり、街の換金所が開店するのは早くて9時〜10時である。
仕方がないので、東大門の適当な食堂で参鶏湯を頼んで時間をつぶす。

9時になり、ほぼ閉まった店のあちこちを放浪すると街はずれの換金所がまさに開けようとしていたので、15,000円ばかり換金し、南平和市場へ戻る。
そこから12時近くになるまで、女の買い物欲が炸裂した。【戦利品:バッグ2個】


tabinoteこだまです。

本日は各自自由行動。ソウル駅で解散後、明洞・南大門方面へ。すげー人が並んでるなと思ったら、人気のトースト屋ISAACでした。朝メシ食べた後じゃなかったら挑戦したのに。
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換金レートが良いと評判の中国大使館前両替所に立ち寄る。
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そして南大門へ。こどもたちに頼まれた短パンを探す。
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以前ヨメが韓国土産で買ってきた短パンが気に入ったらしく、スマホのビデオ通話で現物を確認してもらい購入。CRAYON?クレパス?セラふくは売ってなかったぞ。
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6/4:午後

tabinoteワタベである。
午後0時23分、最初のピークである元曉峰(ウォニョボン・ピーク、Wonyobong Peak、標高505m)に登頂。
山頂はとがっている。体感3畳ほどでせまい。
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パノラマ写真を撮ってみた。
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速攻降りて、最高峰の836mの白雲台(ベグンデ、Baegundae)を目指す。

元曉峰から歩くことさらに1時間ほど。かなりの急坂をえっちら登る。
プチ渋滞を抜け、13時40分頃にようやく白雲台へ。標高1000m未満の山とは思えない迫力と高度感。
おそらく天気がよければ、あるいは夜明け夜更け時なら超絶景である。
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こりゃ渋滞する筈だわ、というほど山頂がせまい。下から見ても尖っているはずである。
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眼前にはクライマー達。ここはなんでも東洋のヨセミテと呼ばれているらしい。
蘇州は東洋のベニスと呼ばれているが、本当にそう思っている人は誰もいないのである。ここもヨセミテと比べては気の毒である。そういう借り物の異名なんかなくても素晴らしい場所だったのである。
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下りはトレッキングポールを握りしめた登山者たちで混んでおり、意外に時間がかかる。
水は澄み切っており、生意気にリスなんかもいるのである。いい山であった。
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14時50分に下山。
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そのまま歩いて最寄りの地下鉄水踰駅(Suyu;メトロ4号線)へ。
周辺の適当な店で食事。ダッカルビという辛い味付けのチキン。うまい。
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腹ごなしに周辺の路地を散歩。ソウル駅至近という繁華街のはずなのにローカル感あふれる景色。昭和の日本のようであり、かといって台湾のような南国感はない独特の風景に心なごむ。


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買い物欲に火が付いた女は、その足で新羅免税店へ向かう事にした。
何度も訪韓している女性達にはすでに常識であろうが、韓国の免税店はタクシー代サポートサービスや中心街との送迎バスを頻繁に走らせるなど、足回りが非常に便利なのである。
プリントアウトしておいた「タクシー代サポート」の紙をタクシーの運転手に見せ、向かってもらう。ちなみに、お金が戻ってくるのではなく、片道5000ウォン以下でも5000ウォン分の新羅免税店でのみ使える金券が付与されるというだけなのだが。
とはいえ、バラまき土産などの安い化粧品などにも使えるので、まあ行ったら何かしら買いますわな…【戦利品:TONYMORYのバナナの形をしたリップクリーム5個】

性的なおみやげを買っただけでは欲が満たされない女は、新羅免税店から明洞行きの送迎バスに乗った(もちろん無料)。
バス終点はロッテ免税店の本店前である。本当によく出来てるなァ…。
ここで私は狙っていた、MARC JACOBSの革トート(日本未発売色)を30%引きでゲットしアドレナリン大爆発。
うちわが入るか否か、それが問題なんスよ…(ヲタク目線)【戦利品:MARC JACOBSの革トート】

ここで一旦我に返り、先に来ているメンバー達と交流を取ったが、それぞれ山に行ったり(ワタベ)街に出ていたり(コダマ)寝ていたり(田口)していた(協調性ZERO)
明洞でいつも行くA-LAND(雑貨/服屋)などをひやかしたあと【戦利品:靴下2足と名刺入れ】、ひとまずタクシーを拾ってゲストハウスへ。
宿の隣にあるというシロアムサウナで下ろしてもらったが、探せど探せど宿が見つからない…
宿のそばのカフェでノマド中の田口(仕事が片付かない人)を呼び出し、田口がさっきまで寝ていた部屋へ案内してもらう(部屋がない)。
手違いで人数分の部屋が用意出来ていないので、英語が堪能なワタベが戻り次第交渉してもらう事にする。
やたらにサウナが寝やすいと勧められるが、えーと一応女ですよね、まあいいですけど。
ゲストハウス


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東大門に移動する。お昼時は出前のおばちゃんをよく見かけた。
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そういえばおなかすいたなーなんて思ってると、Twitterでコングクス(豆乳の冷麺)をおすすめされたので向かってみる。どうやらハマが近くにいるっぽいが、しばらく泳がす。
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たまたま通りかかった徳寿宮(トクスグン)の大漢門(テハンムン)前ではちょうど交代式が行われていた。
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腹ごなしに龍山の電子商街をぶらぶら。古き良き秋葉原のようなニオイがした。
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6/4:夜

tabinoteワタベである。
スピード登山で汗だく。部屋のカギをもっているこだまと待ち合わせてサウナへ直行。
外で焼肉でも食いたいところであったが、ここで一日遅れのハマと合流となった。結局サウナの食堂でサムゲタンをきめる。
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人間が考えるキャラクターの中にはどうしても偶然似てしまうものがでてくるんだなと思った次第である。
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宿に戻り爆睡。


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夕方には仕事もなんとか終了。サウナへ直行。
ここでようやく4人が対面となる。
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サウナの食堂では袋ラーメンを鍋にて供してくれる。これ日本でもやってほしい。


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部屋に荷物を置きビールを飲んでぼんやりしたら急速に眠くなってきてしまったので、ひとまずサウナに行く事にする。
部屋のカギを田口に返してサウナへ行き、風呂とアカスリを終えたところでそれぞれがサウナに来るとの連絡を受ける。
中のチムジルバンは男女共に入れるサウナなので、そこで落ち合う話をつけ、ビールを飲みながら待つ事に。
山から下りてきたワタベは今から焼き肉にいきたいと豪語するも、冷麺とビールをちんたら飲んでいた自分はすでに限界が近い。
みんなでだらだらチムジルバンを利用していたらあまりの気持ちよさに爆睡していた。
宿に戻ってワタベに交渉してもらい、1人部屋を確保。あとの3人は2人部屋に雑魚寝であった(にっこり)


tabinoteこだまです。

ワタベも山から戻ってくるというので、一旦宿へ戻りサウナに向かう。ひとっ風呂浴びた後に、なんとなく気になっていたサウナ内の床屋に入ってみた。なんて言って切ってもらおうかしらなんて考えつつ全裸で待機すること15分。呼ばれて椅子に座るや有無を言わさず切り始め、程良く整えられた(ただし全裸)。

ようやくメンバー全員揃って乾杯!宿に戻ってシングルベッド2つに男3人が仲良く川の字となったのでありました…。

6/5:午前

tabinoteワタベである。
朝、ソウル駅のコインロッカーに荷物を預ける。
この日は戦争記念館に行くことにした。メンバーを誘ったが誰も来ないという。なぜ…。

この記念館、10万平方メートルという超弩級のスケールで、朝鮮戦争時の実物兵器を大々的に展示しているらしい。
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メトロ三角地駅から歩くと巨大なモニュメントが現れる。
これは朝鮮戦争時に兄弟が南北に分かれ、戦場で再会したという逸話にもとづくらしい。
なんと入場無料、最高である。
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入り口を入ると巨大な吹き抜け。旧ソ連から鹵獲したT34戦車やミグ15など朝鮮戦争の兵器が展示されている。
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これは金日成のリムジン。
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地下に降りると古朝鮮時代。亀甲船がお出迎えである。
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実物展示と並んで映像表現に力を入れており、あちこちに巨大なモニターやスクリーンが置かれている。雄々しい音楽とナレーション、映画並みのクオリティで撮影された歴史劇がそこかしこで流れる。CGもバリバリである。
秀吉の出兵、文禄・慶長の役も展示されている。
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1階から上は時代がとんで朝鮮戦争以降となる。
ちなみにこの施設には日本軍のことやゲリラ活動、独立運動についての展示はあまりない。植民地時代に朝鮮半島では戦争が起こっていないためである。
したがって「日本人いたたまれない感」は余りないが、油断していると独島の展示があったりして気が抜けないのである。
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さて、朝鮮戦争の展示はこの施設のハイライト。
1950年の北朝鮮侵略、逆転の仁川上陸作戦、戦線膠着と停戦までが時系列で並べられている。とにかく膨大な展示である。
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彼女連れの兵士やボーイスカウト/ガールスカウト、小学生たちも多く来ている。
そして白人も多い。国連軍の代表としてアメリカはじめ各国の兵士が半島でたくさん死んでいるのである。この施設もほぼ1フロアを丸々使ってそれらの国への謝意を示している。
中国人観光客も多いが、…しかし当時敵国側であった彼らはどんな気持で見ているのか?
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DMZ(非武装地帯)でもこの施設でも感じたのは、一見のどかな韓国という国の裏側にある北朝鮮という国の存在感である。子供にも、共産主義と戦って戦って戦って、ようやくこの国ができあがったんだぜということを執拗に教えている感じである。アメリカでどこに行っても退役者軍人の施設があるのと同じ感じである。

これはDMZで起きた北朝鮮兵士による米兵殺傷事件(斧事件)のジオラマ。
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最後は現在進行形の、北の挑発一覧と核実験の展示で終了。
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最上階の併設カフェでも入ろうかと思ったところで児玉、ハマから昼の誘いである。
急いで施設の外にでると、そこは兵器の宝石箱であった。足早に写真を撮りまくる。
圧巻の展示を堪能し満足。この施設100億円くらいかかったんじゃないの?とにかく歴史&ミリタリー好きならたまらない場所である。
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駅までの道すがら、米軍のTHAADミサイル配備に反対する集団のデモがあった。本当いろいろ大変ですねと思った次第である。
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tabinote田口だ。
仕事も片付いたので当然カジノに行くのである。
ソウル市内のカジノはウォーカーヒルとセブンラック(ヒルトン、カンナム)の3か所。
どこも訪問済み、ウォーカーヒルが一番好き(=勝った経験あり)なのだが、少し遠いところもあり至近距離にあるヒルトンに行くことにし、荷物をまとめてタクシー。
カジノのクロークで荷物を預け、カジノ内へ。
諸般の事情で今回は軍資金が甚だ心もとない。日本円7万円をキャッシャーにて韓国ウォンに。78万₩くらいだっけな。いつもながらいきなり大金持ちになったかと錯覚する。
とはいえ日曜ということもあり朝から混雑しており、なかなか安いレート(ミニマム10000₩)のブラックジャックテーブルが空かない。とは言えあせって高いテーブルや慣れないバカラテーブルに行っても勝てるわけがないので、周囲を観察しながら待つ。


tabinoteハマDAYONE。
起きたらすでに田口はカジノへ出勤していた。
ワタベの戦争博物館は丁重にお断りし、コダマくんと観光に行こうという話になり、宿を出ようとしたらチェックアウトが斜め上で爆笑する
KEY BOX

ソウル駅に荷物を置き(ロッカーが面白かった)、駅のフードコートでキンパ(海苔巻き)を食べた後、コダマくんと景福宮へ。恥ずかしながら、韓国ではいつも買い物/サウナ/食事くらいしかしたことがなく観光らしい事を1つくらいしてみようと思ったのだ。
まあ…とにかく広大で煌びやかであった。
ついた瞬間から「こりゃさわりしか観れねえわ」という事になり、入り口で猛暑の中微動だに出来ないイケメンの横でふざける写真(雑コラ)を撮って終了。
雑コラ


tabinoteこだまです。

今日もいい天気。ハマと観光らしいことしようぜーとガイドブックを開いて適当に選んだ先は景福宮。
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広い敷地をぱーっと歩き回って写真撮ってまわった。そしてこれは我々の2ショット(嘘)。
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6/5:午後

tabinoteワタベである。
東大門駅で降り、呼び出されたタッカンマリ屋に入る。
最高である。
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今回のソウル滞在で一度も焼肉を食べていないことに気づき、なんとか夜は焼肉…と考えるが、満腹である。
夜のことは夜に考えるとして、再び個別行動である。


tabinote田口だ。
30分ほどして、ようやくブラックジャック(BJ)テーブルに空きが1席できたのですかさず着席
BJテーブルは通常5~7人が定員となっている。本来であれば3人くらい(理想は1人)のテーブルでゆったり打ちたいものであるが、ソウルでそれはほぼ不可能なためしょうがない。ゲームをやりたいという気持ちの方が勝る。
場内は中国人4割、日本人4割、残り2割という感じか。
韓国のカジノは韓国人は入場不可なのだが、なぜか韓国語を流暢に話す人が多い。どのようなカラクリになっているかはわからない。
持ち金全部をチップに交換し、ミニマムベット(10000₩≒900円)で様子をうかがう。

率直に言って調子が悪い、じわりじわりと持ち金が減っていく。
BJに限らずテーブルゲームのほとんどは勝率が決まっている。もちろん長時間やれば必ず負けるようになっている。
なのでギャンブラーが勝つための方法はただひとつ。掛け金を上下させ、多く賭けたときに勝ち、少なく賭けたときに負けることである。
もちろんそんなにうまくはいかないし、そもそも軍資金が心もとないため掛け金アップも満足にできない。
夕方には7万円が3万円くらいに目減りしていた。


tabinoteハマDAYONE。
昨日ちょっとだけひやかした、東大門に出来たばかりの現代シティアウトレットでどうしても気になるサンダルがあったのでコダマくんを連れて東大門へ。
なんとなくの印象としては、上の階は概ね高くて用がないっすね…
地下1階に少しローカルファストファッション店があって、女の欲が軽めにヒートアップした【戦利品:サンダル、ブラウス】

この後、以前食べてめちゃくちゃ気に入ったタッカンマリがどうしても食べたかったので、入り組んだ通りの有名店にワタベくんを呼び出してみる。
店があった場所に行ってみると、全然違う場所から店のオモニが「コッチだよ!コッチだよ!」と飛び出してきた。
わぁ…いろいろ笑えない…
火災の為移転の看板

タッカンマリは最&高でした。ほんと韓国料理の中で一番好きかもしんないわコレ
タッカンマリ最高


tabinoteハマDAYONE。
昼食のあとは一人で明洞〜南大門へ行き、女の買い物が小爆発した【戦利品:Tシャツ、ワンピース、おみやげ等】
余談だが韓国旅行ではいつも必ず服を買いあさるので、着替えを下着靴下以外まったく持ってきておらず、ここでやっと買ったTシャツに着替えた。
寝る時含めてまる3日同じ服だったYONE


tabinoteこだまです。

昼メシは、ハマと絶対行こうぜーと決めていた東大門のタッカンマリ屋。
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ワタベも合流して、昼間っからビールキメた。これほんと最高!
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解散してそのまま午後はずっと東大門を散策。自分の服を見たり、東大門デザインプラザ(ザハ・ハディッドの作品!)を見て回る。
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tabinoteワタベである。
昼食のあとはとある場所に向かったのであるが、この後のtabinote旅行記のネタにしたいのでその話は書けないのである。
あえていえば、また山に行っていたのである。ただし山登りではないのである。観光客が絶対行かない山である。
詳しくは次号以降で載せたいのでお楽しみにとしか言えないのであるが、ヒントを言えばカンナム地区のこの山である。
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6/5:夜〜帰国

tabinote田口だ。

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とりあえず心落ち着かせるため、カジノのただ飯を食らう。
帰りの飛行機に乗るためにはあと3時間で出なければならない。
プラスは無理としてもなんとか一矢報いたいものだ。
だが、相変わらず流れは訪れず、一時は残り2万円(-5万円)まで落ち込む。
自慢ではないが過去にはこの20倍くらい負けたこともある。だがやはり負けは嫌だ、とにかく悪い波を最低ベットで凌ぎ切っていい波を待つ。BJとはペイシャンスのゲームとはよく言ったものである。
そしてタイムリミット1時間前にようやく波が訪れる。ベットアップを連発しかなり盛り返す。
本日最大の見せ場は、10万₩ベットしておれの手「10」、ディーラー「6」。当然ダブルダウンし「10」を引きオレ「20」。ガッツポーズである。ディーラーが「21」を作り上げない限り20万₩が帰ってくる。
ディーラーの2枚目は「10」。ほぼ勝ったも同然、13枚のカードのうち「4」を引いたらドロー、「5」を引いたら負け、「1,2,3,6,7,8,9,10,J,Q,K」を引いたら勝ちである

ディーラー最後の1枚は???

はい、「5」でした、、、、。

というわけで最後まで運を引き寄せず最終的に2万円の負け。まあ許容範囲内である。
気持ちを切り替えシャトルバスで空港へ。


山から戻ったtabinoteワタベである。
コインロッカーから荷物を出す。ソウル駅周辺には店がとぼしいので、急いで焼肉屋がありそうなところへ。
タクシーで南大門市場に行く。
この日は閉まっている店舗が多かったが、一軒の焼き肉屋が営業していた。
昼のダッカンマリでやや満腹気味だったので、慎重に注文する。
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クソ最高である。焼肉と言うよりも一口大のステーキが次から次へと口に運ばれていく感じである。これがホントのいきなりステーキ!である。
猛スピードで食べ、勘定をすませ、高速鉄道で空港に向かったのである。


tabinoteハマDAYONE。
南大門駅からソウル駅に戻りワタベ&コダマと合流。
コインロッカーから荷物を出した後、どうしても焼き肉を食べたい2人に押し切られ南大門へ(また戻るのかという)。
高級そうな焼き肉屋で、ステーキ然とした焼き肉をわんこそば級の早さで食らう。超うまし。
すぐにソウル駅に戻り、高速鉄道で空港へ。
前日に購入したマークのバッグもここで引き取り、私の物欲まみれの旅行が終わった(かに思えたが、羽田着が夜中2時だった為、そのまま平和島温泉へ向かい翌朝の10時までガン寝。4日目の服を着込んで帰宅した)

戦利品↓
戦利品


tabinoteこだまです。

最後に焼肉食おうと適当に入った焼き肉屋がまあうまいのなんの。さすがいいお値段する韓牛。薦められるサイドメニューをすべて断り、肉を、肉だけを全力で喰った。
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ふたたびソウル駅に戻り、空港まではAREXで移動。東京でいえば京成スカイライナー的なポジションだろうか。乗り心地よし。
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のんびりするまもなく復路のフライトへ。終電後の羽田空港からはリムジンバス深夜便で帰宅した。
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最後に

tabinoteワタベである。
もともとソウルには特に関心はなかったのである。ソウル旅行といえば韓流スターやKポップ、ショッピングにエステなどおっさんにはわけのわからない女子旅っぽい話ばかりで、日本に近すぎるという印象もあり、あまり旅先として考えたことがなかったのである。
そこで、今回は冒険とスリルの味わえる「漢の旅」をコンセプトに目的を決めてみたのである。結果としては、すばらしい体験ができたのではないかと思うのである。特に、DMZツアーは今後いつまでも行けるとは限らない。ぜひ皆さんにもチャレンジしてほしいものである。


tabinote田口である。
訪韓はたぶん5回め。正直カジノ以外に魅力を感じていなかったが、今回DMZ観光は興奮したし、サウナ(チムジルバン)の素晴らしさに目覚めたので、トランジットなど機会があればまた行ってみたいと思ったしたぶん行くであろう。


tabinoteハマDAYONE。
まあいつも通りの女子旅(?)が終わった。K-POPにまるで興味がない為、もう少し行ける場所がないものかなあという点だけが残念。
以前、嵐カフェを紹介したけれど、ああいうJに精通してる人や場所があれば目の色変わるんだけどねェ…


tabinoteこだまです。
ここ最近、LCC利用の格安弾丸ツアーにすっかりハマっておりまして、今回もそのノリで楽しんできましたが、0泊弾丸に比べたら高々2泊3日でもすごく長く感じるんですよね(笑)。

tabinote社員旅行 in ソウル(元原稿3日分)

はじまり

なんとなくダラダラ始めたこともあり起点が定かでないのですが、tabinoteは2013年6月に有限責任事業組合を設立しましたので16年5末でめでたく3周年。それを記念して近場のソウルに社員旅行(厳密には組合員旅行)を計画しました。
tabinoteワタベのピーチポイントが余っていたので渡航先は必然的にピーチの就航地であるソウルか台北となりましたが、最近は皆台北づいていたので目的地はあっさりソウルに決定。ピーチポイント+バーゲン+Airbnb利用の激安旅行です。
社員旅行とはいっても各自目的はバラバラ、しかもtabinoteハマは仕事の都合などから出発日を一日ずらすことになり、tabinote田口も出発日を間違え仕事をかかえて現れるなど、早くもまとまりのない旅となる予感。
かくして、ハマを除く3名が出発日の6/3深夜、羽田に集まりました。

以降はメンバーそれぞれの体験を記します。

6/3:到着〜午前

tabinoteワタベである。
フライトは午前2時発4時半着というLCCの見本のようにツラいスケジュール。
離陸が30分ほど遅れ、結局現地着は5時。
眠くてたまらないので、最小限のウォンを入手して速攻豪華リムジンバスに乗車し、市街のプレジデントホテルへ向かう。
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両替にはLINE Payというしくみをつかった。現在韓国ウォンのみへの対応、かつ一日一回しか換金できないが、スマホから簡単操作でレートもよい。さすが韓国企業のサービスという感じである。
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なぜプレジデントホテルに向かったかというと、そこがツアーの発着地だったからである。この日3名はDMZツアーへ行く予定をたてていたのである。

DMZとは、南北の軍事境界線上に設定された非武装地帯(DeMilitarized Zone)のこと。現地ではメジャーな観光となっていて、ホテルやゲストハウスにもツアーのパンフレットがおいてある。DMZには南北の協議が行われる板門店や、北朝鮮から韓国への秘密トンネル(南侵トンネル)などさまざまなツアーがある。今回は早朝強行軍ということもあり、シンプルに板門店をめぐって早めに帰るツアーとした。
このツアーが今回の社員旅行のハイライトであったが、期待以上の面白さであった。

プレジデントホテル着、周辺は官庁街で早朝は閉まっている店も多く、仕方なく入った店で重めの食事をとる。
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事前に北のミサイル実験が行われるなど、ツアー開催があやぶまれたが、とくに何事もなく受付をすまし、ツアーバスに乗って出発した。
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基本韓国人はDMZツアーへの参加が難しく、中国人は北の方から見学することになるとのこと。ということで、ツアーバスの中は日本人と中国人以外の外国人ばかりであった。
日本語ガイドと英語のガイドがおり、DMZの概要、注意事項、歴史などをよどみなくユーモア混じりで達者に話す。

バスは市街を北に向かい、漢江を超えイムジン川を左にのぞみつつ、ほどなく最初のエントリーポイント、Camp Bonifas(キャンプボニパス)に到着した。途中に謎の遊園地があったが、後ほどそこで昼食を食べることになっているとはこの時思わなかったのである。
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Camp Bonifasは板門店を警備する国連軍の詰所であり、パスポートチェックや注意事項の再確認、ビデオ上映、ここで死んでも文句は言いません的な誓約書の記入などが行われる。
なぜか隣におみやげ屋が…。
基本、これ以降は決まった場所でしか写真撮影ができない。

ツアーバスを降り、国連軍のバスに乗り換え。選りすぐりのイケメン兵士が険しい顔で同乗する。
ところどころでDMZ内の民間村や事件のスポットなどを通りつつバスは進む。写真禁止で停車もしないので、あれよあれよという間に板門店についてしまった。
先に見学していたツアー客が退出するのを待って、いよいよ入場。

国境線。正面の水色の建物の間にあるコンクリのラインが南北国境、向こうの白い建物が北朝鮮。
緊張感が漂う。
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突然写真撮影が許可され、皆バシャバシャ撮りまくる。
あと一分!との声でさらにバシャバシャ。

続いて水色の建物、軍事停戦委員会本会議場へ。
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この建物は北と南にまたがって建てられている。日本人が最も手軽に北朝鮮に行ける方法は、この建物の北側に立ち入ることである。
テコンドーのポーズで微動だにしない憲兵たち。

さっそく北側に入る3名。北進完了!
またまた突然写真撮影が許可され、皆兵士と並んで撮りまくる。
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そしてすぐに撮影時間は終了し、建物外へ。

この後は北朝鮮兵士による米兵殺傷事件現場(通称斧事件)や、捕虜交換の現場「帰らざる橋」などをやはり車窓から見物。Camp Bonifasへ戻る。

いかめしい兵士の顔もゆるむ。下車しおみやげタイム。
宣誓書も戻ってきた。
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tabinote田口だ。
若いころはキツいスケジュールでも「飛行機で寝ればいいや」、「バスで寝ればいいや」とほぼ徹夜で出発してもなんとかなってきたのだが、ここ数年は遺憾ながら老化のせいか「眠いのに寝れない」という現象に悩まされている。今回も羽田空港2時出発ソウルに5時到着という地獄スケジュールだったのだが案の定寝れず。ふらふらの状態でソウル市内に放り出される。

とりあえず腹が減ったので食堂を探す。オレは海外でも吉野家やマクドナルドに入る男だ。食に関してはほとんど関心がない。よって目についた大衆食堂に即決したのだが同行者2人は不満らしく他を探しに行くという。構わず入店し、店頭の写真から魚の干物定食を所望。

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想像通りの味で満足。

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さらに韓国特有のおかわり自由の小鉢がたくさんついてきてお得である。
食い終わった頃に結局見つけられなかったらしく2人も入店。暇なのでぼんやり休息を取る。

そのあと天安門ツアー。まあ内容はワタベと同様なので割愛

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Googleマップで北との境界に近づいていくのはワクワクしたな。

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笑ってはいけないDMZ24時

なんだかんだ久々にゾクゾクする気分を味わえた。ここは本当にお薦めだ。
あとガイドのお姉さんに一瞬恋をした。


tabinoteこだまです。

羽田の国際線ターミナルに来るのは開港日に記念Suica買いにきた以来で利用ははじめてなのです。他のメンバーほど旅慣れていないので、羽田空港へ一番乗り。
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深夜便は近隣諸国行きのLCCが主のようです。おい搭乗便の出発は25分遅れかよ…。
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ラウンジで田口、ワタベと合流。
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そして目覚めればもう仁川国際空港。
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空港内のデジタルサイネージがやたら綺麗。LGの有機ELパネルなのかな?さすが液晶パネル推しの国。
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ワタベと同じくLINE PayのATM出金サービスで両替。レートは空港の両替所と公認両替所の間くらい?
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事前にLINE Payの利用登録が必要だし、1日1回1000000ウォンまでという利用制限はあるけれど、至る所にある新韓銀行のATM(日本語表示にも対応)が利用できるのはいざというとき便利ですね。
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ともかく眠いので、到着ロビー出てすぐのバス停から高級リムジンバスに乗りソウル市内へ向かいます。
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さすが16000ウォンだけあって快適〜。
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さてDMZツアーの集合まで時間があるのでワタベと朝メシ探索。
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歩き回ったあげく、最終的にほぼ食べ終わってる田口と同じ席に座ることになったのが若干悔しかったけれど、いただいたカルグクスはよく言えば徹夜明けのカラダに優しい味でした(そのあと滅茶苦茶キムチ入れた)。
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いざDMZツアーへ!
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詳細はワタベに任せますが、バスではガイドの目の前の席だったので、なんとなく寝ちゃうのも悪い気がして、英語・日本語の二回に渡ってしっかり解説を聞いたので、とても勉強になりました。こちらは英語でのガイドを担当していたお姉さん(田口が惚れた方ではない)。
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あ、あと緊迫した空気の中イケメン兵士がバスに乗り込んだとき、ガイドのお姉さん二人が「わぉ♡」と顔を見合わせていたことはナイショです。そんなイケメン兵士に「パスポートと顔が違うのでは?」と指摘されたワタベ。笑ってはいけない。

しかしあれだけ北朝鮮を刺激してはいけないと細かい服装規定にびびらされていたのに、この派手なオジサンを見たときには「全員OUT〜」、心の中でケツシバかれた次第である。それでも笑ってはいけない。
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iPhoneで撮った写真の撮影場所が「北朝鮮」となっているあたりが感慨深いです。

帰国してから映画「JSA」を観て「おーあそこか!」と感動したものですが、実際には別の場所に再現されたセットで撮影されたそうです(あたりまえか)。
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6/3:午後

tabinoteワタベである。
DMZツアーの後、ランチ&休憩で例の遊園地へ。プルコギであった。
緊張感から開放され、とりあえずビールを飲む。
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復路はガイドもフレンドリー、我々の弾丸日程に感心される。
そして、午後3時にプレジデントホテル着。

ソウル駅に移動し、ツーリスト用の無料SIMを入手、本日泊まるAirbnb宿へ向かう。
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/HD/event/2016/04/260201/main_jpn.html
このEGSIM、マニュアルにも「カード挿入後4〜5回再起動せよ」と書いてあるほどネットワークをつかむのに時間がかかる。
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バスルームはトイレにシャワーが付いているというだけという謎仕様、疲労もあり、宿のま隣にあるサウナへ行くことに。
韓国のサウナは風呂、サウナ、食事、仮眠がついた健康ランド的なエンタメスポットで、ホテルに泊まらずここに滞在する観光客も多いという。そしてこのシロアムサウナ、ソウル最大級という評価もあるほどのすばらしい施設。風呂とサウナと食事ですっかり弛緩してしまった。

宿に戻り夕食へ。宿近くの海鮮屋に行く。
各自どんぶり的なものと刺身を注文。刺身は盛り合わせ的なものを期待したが、ヒラメだけがひたすら漢らしく盛られてきた。
満腹である。
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tabinote田口だ

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昼食はプルコギ的なもの。特にうまくもまずくもない
あとで聞いたのだが北朝鮮には平壌冷麺という名物料理がありたいへん美味らしい。このレストランにあったかどうかは失念したが食してみたくはあった。まあ別にいいが。

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無料のコスプレ撮影コーナーがあったので当然撮影。
tabinoteスタッフ唯一の顔出しOKオレの出番である。

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ソウル駅近くの激安ゲストハウス。
路地に入ると小便の匂いがした。

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最年長のオレは個室をあてがわれた。翌日ハマに強奪されるのだが……。

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そしてサウナである。東アジアの最大の楽しみはサウナと言っても過言ではない。
実は韓国サウナははじめてなのだが率直に言って最高だった。
とにかくサウナの種類が多い。チムジルバンと呼ばれる男女共用のスチームサウナみたいなものもよかった。
通常東アジアのサウナは風俗施設も兼ねていることが多いが、ここは健全そのもの。男女共有スペースも多く、家族連れもたくさんいた。

そのあとメンバーとヒラメの刺身などを喰らいあとは寝るだけ。


tabinoteこだまです。

臨津閣(イムジンガク)で昼食のプルコギ、そして食後に売店でビールを。軽いビールが好みなので、CassもHiteもどんとこい。
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イムジンガクは民間人が最も北朝鮮に近づける場所で、以前はイムジン川に架かるこの自由の橋を渡って民間人統制区域に入っていたそうです(橋の向こうがすぐ北朝鮮というわけではない)。
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ソウル市内まで再び1時間のバス移動。帰りにツアーのお土産に7000ウォンチャージ付きのT-moneyカードをもらう。そもそも買うつもりだったのでこれは嬉しい〜。デザインは微妙だけど…。
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宿最寄りのソウル駅へ向かいツーリスト向けのSimを貰います。
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とはいえ今回はメインの通信手段としてiVideoのレンタルWiFiルーターを借りました。ここ、しょっちゅう割引キャンペーンやってて知る限り最安です。元々台湾の会社なので台湾での利用もお得でした。

宿の部屋は簡素だけど寝るだけなのでよし!
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ワンコがいてセキュリティは万全です。
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なによりここの宿の評価ポイントはすぐ隣にあるサウナ。
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部屋の宿泊費と入浴料合わせてもまだ一般的なホテルより安いんじゃないでしょうか。家族連れなども多く、女性だけでも安心して利用できると思います。
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夕食は遠出せず、宿近くの店に適当に。今のところごはんハズレ無し。キムチにもすっかり慣れたよ!
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tabinoteハマDAYONE。
ただしい社畜であるわたくし、朝から何食わぬ顔で会社へ出勤。
引いてきたカートを無理くりロッカーに突っ込み丸一日通常営業。
昼休み、予約していたWi-Fiを新宿のiVideoまで取りにいく。
余談だが、アジア旅行に行くなら相対的に見て今一番安いのはiVideoではないかと思う。
定時の19時まで働いた後、無理に入れたカートを引っ張り出そうと格闘しているところを目撃されるも黙って品川へ。

羽田からピーチで深夜2時便の為、時間つぶしをいろいろ考えた結果、品川の映画館であまり疲れない邦画を鑑賞。
映画終了後の23時半、うかつにポケットに入れていた携帯がどこを探してもない…。
メールで送られてきていたエアチケットをもちろんプリントアウトしていなかった為、あっさり「終わったな…」と諦観の境地に達した瞬間、
映画館スタッフの「あ、ありましたァ〜!」
の一言で我に返る。
そっか、やっぱり行くしかないか…。

6/4:午前

tabinoteワタベである。
田口、児玉と共にソウル駅でサンドイッチの朝食。毒々しいドーナツ屋に目が釘付けである。
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今日は山に行くことにした。メンバーを誘ったが誰も来ないという。なぜ…。

ソウル市街を歩くと坂が多いことにきづく。また、地図にあるとおり、やたらと丘陵が多い。ソウルタワーも小山の上である。
そんなソウル市の北には、北漢山(プカンサン)という標高836mの山がある。一帯は国立公園化されており、市民のハイキングスポットとしてにぎわっているという。
登山者のブログなどを見て、このように西から東に抜ける全長8kmほどのルートを選択。
ソウルの北漢山  山行記録

メトロの3号線旧把撥駅(Gupabal)から704番のバスに乗る。
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北漢山入口(Bukhansanseong Entrance)というバス停でハイカーがたくさん下車したので、後をおって降りる。

公園入り口にはアウトドアショップがたくさん。登山者も多く、皆頭からつま先までアウトドアブランドでバリバリにきめている。韓国では相当登山がさかんなようだ。
遠くにむき出しの岩肌が見える。なかなかの迫力。
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11時34分、水と携帯食のナッツを買って登山道へ。
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登山道は迷うことなく、とてもよく整備されている。ただ、かなり岩がちで硬い。雨の日は滑るかもしれない。
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tabinote田口だ。
本日は仕事デー。ライターという職業柄ノートPCとWi-Fi環境と電源さえあればどこでも仕事はできる。
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今回は探すまでもなく、宿の向かいのカフェに環境設置。ダラダラと仕事を行う。

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雑なWi-Fiパスワード。

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昼は少し歩いたレストランで日式カレーを発見したのでそこで。美味。


tabinoteハマDAYONE。
という事で、羽田を遅れて出発した飛行機は朝方5時に到着。
入国審査がやたら混んでいたこともあり、コーヒーを飲んでぼんやりしていたら6時になろうとしていた。
宿泊予定のゲストハウスは手違いがあり、私が今行ったところで部屋がない事がわかっていた為、このまま1日遊び倒す事を決意。
はっきり覚えてないのだが韓国は5回以上は来ており、おおよそ土地勘はあり今回行きたい場所は明確にあった。
リムジンバスに乗り小一時間で東大門へ移動する。

東大門に向かった理由は、靴とかばんの問屋が土曜の13時まで開いていると聞いていたからだ。
靴とかばんの問屋といえばTEAM204が有名なのだが、ちょうど土曜の朝6時までしかやっていない為、今回はこのDongdaemun Market(南平和市場/かばんの問屋)に行こうと決めていた。
韓国用のマイマップ(適当)

南平和市場の裏側はこのような靴の問屋街があるのだが、なんとか靴なんとかセンター級の品々が並んでいたので早々に退却。
子供靴の陳列棚

南平和市場に戻り、業者顔で交渉(業者と一般は価格が違う)に当たろうとした矢先、前回の訪韓の時のあまりと5000円ばかり換金したものしか手元にない事に気づく。
問屋では現金払いでしか買わせてくれないのだ。
この時点で朝の7時台であり、街の換金所が開店するのは早くて9時〜10時である。
仕方がないので、東大門の適当な食堂で参鶏湯を頼んで時間をつぶす。

9時になり、ほぼ閉まった店のあちこちを放浪すると街はずれの換金所がまさに開けようとしていたので、15,000円ばかり換金し、南平和市場へ戻る。
そこから12時近くになるまで、女の買い物欲が炸裂した。【戦利品:バッグ2個】


tabinoteこだまです。

本日は各自自由行動。ソウル駅で解散後、明洞・南大門方面へ。すげー人が並んでるなと思ったら、人気のトースト屋ISAACでした。朝メシ食べた後じゃなかったら挑戦したのに。
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換金レートが良いと評判の中国大使館前両替所に立ち寄る。
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そして南大門へ。こどもたちに頼まれた短パンを探す。
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以前ヨメが韓国土産で買ってきた短パンが気に入ったらしく、スマホのビデオ通話で現物を確認してもらい購入。CRAYON?クレパス?セラふくは売ってなかったぞ。
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6/4:午後

tabinoteワタベである。
午後0時23分、最初のピークである元曉峰(ウォニョボン・ピーク、Wonyobong Peak、標高505m)に登頂。
山頂はとがっている。体感3畳ほどでせまい。
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パノラマ写真を撮ってみた。
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速攻降りて、最高峰の836mの白雲台(ベグンデ、Baegundae)を目指す。

元曉峰から歩くことさらに1時間ほど。かなりの急坂をえっちら登る。
プチ渋滞を抜け、13時40分頃にようやく白雲台へ。標高1000m未満の山とは思えない迫力と高度感。
おそらく天気がよければ、あるいは夜明け夜更け時なら超絶景である。
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こりゃ渋滞する筈だわ、というほど山頂がせまい。下から見ても尖っているはずである。
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眼前にはクライマー達。ここはなんでも東洋のヨセミテと呼ばれているらしい。
蘇州は東洋のベニスと呼ばれているが、本当にそう思っている人は誰もいないのである。ここもヨセミテと比べては気の毒である。そういう借り物の異名なんかなくても素晴らしい場所だったのである。
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下りはトレッキングポールを握りしめた登山者たちで混んでおり、意外に時間がかかる。
水は澄み切っており、生意気にリスなんかもいるのである。いい山であった。
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14時50分に下山。
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そのまま歩いて最寄りの地下鉄水踰駅(Suyu;メトロ4号線)へ。
周辺の適当な店で食事。ダッカルビという辛い味付けのチキン。うまい。
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tabinote田口だ。

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腹ごなしに周辺の路地を散歩。ソウル駅至近という繁華街のはずなのにローカル感あふれる景色。昭和の日本のようであり、かといって台湾のような南国感はない独特の風景に心なごむ。


tabinoteハマDAYONE。
買い物欲に火が付いた女は、その足で新羅免税店へ向かう事にした。
何度も訪韓している女性達にはすでに常識であろうが、韓国の免税店はタクシー代サポートサービスや中心街との送迎バスを頻繁に走らせるなど、足回りが非常に便利なのである。
プリントアウトしておいた「タクシー代サポート」の紙をタクシーの運転手に見せ、向かってもらう。ちなみに、お金が戻ってくるのではなく、片道5000ウォン以下でも5000ウォン分の新羅免税店でのみ使える金券が付与されるというだけなのだが。
とはいえ、バラまき土産などの安い化粧品などにも使えるので、まあ行ったら何かしら買いますわな…【戦利品:TONYMORYのバナナの形をしたリップクリーム5個】

性的なおみやげを買っただけでは欲が満たされない女は、新羅免税店から明洞行きの送迎バスに乗った(もちろん無料)。
バス終点はロッテ免税店の本店前である。本当によく出来てるなァ…。
ここで私は狙っていた、MARC JACOBSの革トート(日本未発売色)を30%引きでゲットしアドレナリン大爆発。
うちわが入るか否か、それが問題なんスよ…(ヲタク目線)【戦利品:MARC JACOBSの革トート】

ここで一旦我に返り、先に来ているメンバー達と交流を取ったが、それぞれ山に行ったり(ワタベ)街に出ていたり(コダマ)寝ていたり(田口)していた(協調性ZERO)
明洞でいつも行くA-LAND(雑貨/服屋)などをひやかしたあと【戦利品:靴下2足と名刺入れ】、ひとまずタクシーを拾ってゲストハウスへ。
宿の隣にあるというシロアムサウナで下ろしてもらったが、探せど探せど宿が見つからない…
宿のそばのカフェでノマド中の田口(仕事が片付かない人)を呼び出し、田口がさっきまで寝ていた部屋へ案内してもらう(部屋がない)。
手違いで人数分の部屋が用意出来ていないので、英語が堪能なワタベが戻り次第交渉してもらう事にする。
やたらにサウナが寝やすいと勧められるが、えーと一応女ですよね、まあいいですけど。
ゲストハウス


tabinoteこだまです。

東大門に移動する。お昼時は出前のおばちゃんをよく見かけた。
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そういえばおなかすいたなーなんて思ってると、Twitterでコングクス(豆乳の冷麺)をおすすめされたので向かってみる。どうやらハマが近くにいるっぽいが、しばらく泳がす。
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たまたま通りかかった徳寿宮(トクスグン)の大漢門(テハンムン)前ではちょうど交代式が行われていた。
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腹ごなしに龍山の電子商街をぶらぶら。古き良き秋葉原のようなニオイがした。
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6/4:夜

tabinoteワタベである。
スピード登山で汗だく。部屋のカギをもっているこだまと待ち合わせてサウナへ直行。
外で焼肉でも食いたいところであったが、ここで一日遅れのハマと合流となった。結局サウナの食堂でサムゲタンをきめる。
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人間が考えるキャラクターの中にはどうしても偶然似てしまうものがでてくるんだなと思った次第である。
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宿に戻り爆睡。


tabinote田口だ。
夕方には仕事もなんとか終了。サウナへ直行。
ここでようやく4人が対面となる。
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サウナの食堂では袋ラーメンを鍋にて供してくれる。これ日本でもやってほしい。


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部屋に荷物を置きビールを飲んでぼんやりしたら急速に眠くなってきてしまったので、ひとまずサウナに行く事にする。
部屋のカギを田口に返してサウナへ行き、風呂とアカスリを終えたところでそれぞれがサウナに来るとの連絡を受ける。
中のチムジルバンは男女共に入れるサウナなので、そこで落ち合う話をつけ、ビールを飲みながら待つ事に。
山から下りてきたワタベは今から焼き肉にいきたいと豪語するも、冷麺とビールをちんたら飲んでいた自分はすでに限界が近い。
みんなでだらだらチムジルバンを利用していたらあまりの気持ちよさに爆睡していた。
宿に戻ってワタベに交渉してもらい、1人部屋を確保。あとの3人は2人部屋に雑魚寝であった(にっこり)


tabinoteこだまです。

ワタベも山から戻ってくるというので、一旦宿へ戻りサウナに向かう。ひとっ風呂浴びた後に、なんとなく気になっていたサウナ内の床屋に入ってみた。なんて言って切ってもらおうかしらなんて考えつつ全裸で待機すること15分。呼ばれて椅子に座るや有無を言わさず切り始め、程良く整えられた(ただし全裸)。

ようやくメンバー全員揃って乾杯!宿に戻ってシングルベッド2つに男3人が仲良く川の字となったのでありました…。

6/5:午前

tabinoteワタベである。
朝、ソウル駅のコインロッカーに荷物を預ける。
この日は戦争記念館に行くことにした。メンバーを誘ったが誰も来ないという。なぜ…。

この記念館、10万平方メートルという超弩級のスケールで、朝鮮戦争時の実物兵器を大々的に展示しているらしい。
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メトロ三角地駅から歩くと巨大なモニュメントが現れる。
これは朝鮮戦争時に兄弟が南北に分かれ、戦場で再会したという逸話にもとづくらしい。
なんと入場無料、最高である。
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入り口を入ると巨大な吹き抜け。旧ソ連から鹵獲したT34戦車やミグ15など朝鮮戦争の兵器が展示されている。
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これは金日成のリムジン。
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地下に降りると古朝鮮時代。亀甲船がお出迎えである。
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実物展示と並んで映像表現に力を入れており、あちこちに巨大なモニターやスクリーンが置かれている。雄々しい音楽とナレーション、映画並みのクオリティで撮影された歴史劇がそこかしこで流れる。CGもバリバリである。
秀吉の出兵、文禄・慶長の役も展示されている。
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1階から上は時代がとんで朝鮮戦争以降となる。
ちなみにこの施設には日本軍のことやゲリラ活動、独立運動についての展示はあまりない。植民地時代に朝鮮半島では戦争が起こっていないためである。
したがって「日本人いたたまれない感」は余りないが、油断していると独島の展示があったりして気が抜けないのである。
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さて、朝鮮戦争の展示はこの施設のハイライト。
1950年の北朝鮮侵略、逆転の仁川上陸作戦、戦線膠着と停戦までが時系列で並べられている。とにかく膨大な展示である。
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彼女連れの兵士やボーイスカウト/ガールスカウト、小学生たちも多く来ている。
そして白人も多い。国連軍の代表としてアメリカはじめ各国の兵士が半島でたくさん死んでいるのである。この施設もほぼ1フロアを丸々使ってそれらの国への謝意を示している。
中国人観光客も多いが、…しかし当時敵国側であった彼らはどんな気持で見ているのか?
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DMZ(非武装地帯)でもこの施設でも感じたのは、一見のどかな韓国という国の裏側にある北朝鮮という国の存在感である。子供にも、共産主義と戦って戦って戦って、ようやくこの国ができあがったんだぜということを執拗に教えている感じである。アメリカでどこに行っても退役者軍人の施設があるのと同じ感じである。

これはDMZで起きた北朝鮮兵士による米兵殺傷事件(斧事件)のジオラマ。
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最後は現在進行形の、北の挑発一覧と核実験の展示で終了。
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最上階の併設カフェでも入ろうかと思ったところで児玉、ハマから昼の誘いである。
急いで施設の外にでると、そこは兵器の宝石箱であった。足早に写真を撮りまくる。
圧巻の展示を堪能し満足。この施設100億円くらいかかったんじゃないの?とにかく歴史&ミリタリー好きならたまらない場所である。
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駅までの道すがら、米軍のTHAADミサイル配備に反対する集団のデモがあった。本当いろいろ大変ですねと思った次第である。
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tabinote田口だ。
仕事も片付いたので当然カジノに行くのである。
ソウル市内のカジノはウォーカーヒルとセブンラック(ヒルトン、カンナム)の3か所。
どこも訪問済み、ウォーカーヒルが一番好き(=勝った経験あり)なのだが、少し遠いところもあり至近距離にあるヒルトンに行くことにし、荷物をまとめてタクシー。
カジノのクロークで荷物を預け、カジノ内へ。
諸般の事情で今回は軍資金が甚だ心もとない。日本円7万円をキャッシャーにて韓国ウォンに。78万₩くらいだっけな。いつもながらいきなり大金持ちになったかと錯覚する。
とはいえ日曜ということもあり朝から混雑しており、なかなか安いレート(ミニマム10000₩)のブラックジャックテーブルが空かない。とは言えあせって高いテーブルや慣れないバカラテーブルに行っても勝てるわけがないので、周囲を観察しながら待つ。


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起きたらすでに田口はカジノへ出勤していた。
ワタベの戦争博物館は丁重にお断りし、コダマくんと観光に行こうという話になり、宿を出ようとしたらチェックアウトが斜め上で爆笑する
KEY BOX

ソウル駅に荷物を置き(ロッカーが面白かった)、駅のフードコートでキンパ(海苔巻き)を食べた後、コダマくんと景福宮へ。恥ずかしながら、韓国ではいつも買い物/サウナ/食事くらいしかしたことがなく観光らしい事を1つくらいしてみようと思ったのだ。
まあ…とにかく広大で煌びやかであった。
ついた瞬間から「こりゃさわりしか観れねえわ」という事になり、入り口で猛暑の中微動だに出来ないイケメンの横でふざける写真(雑コラ)を撮って終了。
雑コラ


tabinoteこだまです。

今日もいい天気。ハマと観光らしいことしようぜーとガイドブックを開いて適当に選んだ先は景福宮。
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広い敷地をぱーっと歩き回って写真撮ってまわった。そしてこれは我々の2ショット(嘘)。
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6/5:午後

tabinoteワタベである。
東大門駅で降り、呼び出されたタッカンマリ屋に入る。
最高である。
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今回のソウル滞在で一度も焼肉を食べていないことに気づき、なんとか夜は焼肉…と考えるが、満腹である。
夜のことは夜に考えるとして、再び個別行動である。


tabinote田口だ。
30分ほどして、ようやくブラックジャック(BJ)テーブルに空きが1席できたのですかさず着席
BJテーブルは通常5~7人が定員となっている。本来であれば3人くらい(理想は1人)のテーブルでゆったり打ちたいものであるが、ソウルでそれはほぼ不可能なためしょうがない。ゲームをやりたいという気持ちの方が勝る。
場内は中国人4割、日本人4割、残り2割という感じか。
韓国のカジノは韓国人は入場不可なのだが、なぜか韓国語を流暢に話す人が多い。どのようなカラクリになっているかはわからない。
持ち金全部をチップに交換し、ミニマムベット(10000₩≒900円)で様子をうかがう。

率直に言って調子が悪い、じわりじわりと持ち金が減っていく。
BJに限らずテーブルゲームのほとんどは勝率が決まっている。もちろん長時間やれば必ず負けるようになっている。
なのでギャンブラーが勝つための方法はただひとつ。掛け金を上下させ、多く賭けたときに勝ち、少なく賭けたときに負けることである。
もちろんそんなにうまくはいかないし、そもそも軍資金が心もとないため掛け金アップも満足にできない。
夕方には7万円が3万円くらいに目減りしていた。


tabinoteハマDAYONE。
昨日ちょっとだけひやかした、東大門に出来たばかりの現代シティアウトレットでどうしても気になるサンダルがあったのでコダマくんを連れて東大門へ。
なんとなくの印象としては、上の階は概ね高くて用がないっすね…
地下1階に少しローカルファストファッション店があって、女の欲が軽めにヒートアップした【戦利品:サンダル、ブラウス】

この後、以前食べてめちゃくちゃ気に入ったタッカンマリがどうしても食べたかったので、入り組んだ通りの有名店にワタベくんを呼び出してみる。
店があった場所に行ってみると、全然違う場所から店のオモニが「コッチだよ!コッチだよ!」と飛び出してきた。
わぁ…いろいろ笑えない…
火災の為移転の看板

タッカンマリは最&高でした。ほんと韓国料理の中で一番好きかもしんないわコレ
タッカンマリ最高


tabinoteハマDAYONE。
昼食のあとは一人で明洞〜南大門へ行き、女の買い物が小爆発した【戦利品:Tシャツ、ワンピース、おみやげ等】
余談だが韓国旅行ではいつも必ず服を買いあさるので、着替えを下着靴下以外まったく持ってきておらず、ここでやっと買ったTシャツに着替えた。
寝る時含めてまる3日同じ服だったYONE


tabinoteこだまです。

昼メシは、ハマと絶対行こうぜーと決めていた東大門のタッカンマリ屋。
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ワタベも合流して、昼間っからビールキメた。これほんと最高!
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解散してそのまま午後はずっと東大門を散策。自分の服を見たり、東大門デザインプラザ(ザハ・ハディッドの作品!)を見て回る。
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tabinoteワタベである。
昼食のあとはとある場所に向かったのであるが、この後のtabinote旅行記のネタにしたいのでその話は書けないのである。
あえていえば、また山に行っていたのである。ただし山登りではないのである。観光客が絶対行かない山である。
詳しくは次号以降で載せたいのでお楽しみにとしか言えないのであるが、ヒントを言えばカンナム地区のこの山である。
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6/5:夜〜帰国

tabinote田口だ。

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とりあえず心落ち着かせるため、カジノのただ飯を食らう。
帰りの飛行機に乗るためにはあと3時間で出なければならない。
プラスは無理としてもなんとか一矢報いたいものだ。
だが、相変わらず流れは訪れず、一時は残り2万円(-5万円)まで落ち込む。
自慢ではないが過去にはこの20倍くらい負けたこともある。だがやはり負けは嫌だ、とにかく悪い波を最低ベットで凌ぎ切っていい波を待つ。BJとはペイシャンスのゲームとはよく言ったものである。
そしてタイムリミット1時間前にようやく波が訪れる。ベットアップを連発しかなり盛り返す。
本日最大の見せ場は、10万₩ベットしておれの手「10」、ディーラー「6」。当然ダブルダウンし「10」を引きオレ「20」。ガッツポーズである。ディーラーが「21」を作り上げない限り20万₩が帰ってくる。
ディーラーの2枚目は「10」。ほぼ勝ったも同然、13枚のカードのうち「4」を引いたらドロー、「5」を引いたら負け、「1,2,3,6,7,8,9,10,J,Q,K」を引いたら勝ちである

ディーラー最後の1枚は???

はい、「5」でした、、、、。

というわけで最後まで運を引き寄せず最終的に2万円の負け。まあ許容範囲内である。
気持ちを切り替えシャトルバスで空港へ。


山から戻ったtabinoteワタベである。
コインロッカーから荷物を出す。ソウル駅周辺には店がとぼしいので、急いで焼肉屋がありそうなところへ。
タクシーで南大門市場に行く。
この日は閉まっている店舗が多かったが、一軒の焼き肉屋が営業していた。
昼のダッカンマリでやや満腹気味だったので、慎重に注文する。
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クソ最高である。焼肉と言うよりも一口大のステーキが次から次へと口に運ばれていく感じである。これがホントのいきなりステーキ!である。
猛スピードで食べ、勘定をすませ、高速鉄道で空港に向かったのである。


tabinoteハマDAYONE。
南大門駅からソウル駅に戻りワタベ&コダマと合流。
コインロッカーから荷物を出した後、どうしても焼き肉を食べたい2人に押し切られ南大門へ(また戻るのかという)。
高級そうな焼き肉屋で、ステーキ然とした焼き肉をわんこそば級の早さで食らう。超うまし。
すぐにソウル駅に戻り、高速鉄道で空港へ。
前日に購入したマークのバッグもここで引き取り、私の物欲まみれの旅行が終わった(かに思えたが、羽田着が夜中2時だった為、そのまま平和島温泉へ向かい翌朝の10時までガン寝。4日目の服を着込んで帰宅した)

戦利品↓
戦利品


tabinoteこだまです。

最後に焼肉食おうと適当に入った焼き肉屋がまあうまいのなんの。さすがいいお値段する韓牛。薦められるサイドメニューをすべて断り、肉を、肉だけを全力で喰った。
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ふたたびソウル駅に戻り、空港まではAREXで移動。東京でいえば京成スカイライナー的なポジションだろうか。乗り心地よし。
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のんびりするまもなく復路のフライトへ。終電後の羽田空港からはリムジンバス深夜便で帰宅した。
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最後に

tabinoteワタベである。
もともとソウルには特に関心はなかったのである。ソウル旅行といえば韓流スターやKポップ、ショッピングにエステなどおっさんにはわけのわからない女子旅っぽい話ばかりで、日本に近すぎるという印象もあり、あまり旅先として考えたことがなかったのである。
そこで、今回は冒険とスリルの味わえる「漢の旅」をコンセプトに目的を決めてみたのである。結果としては、すばらしい体験ができたのではないかと思うのである。特に、DMZツアーは今後いつまでも行けるとは限らない。ぜひ皆さんにもチャレンジしてほしいものである。


tabinote田口である。
訪韓はたぶん5回め。正直カジノ以外に魅力を感じていなかったが、今回DMZ観光は興奮したし、サウナ(チムジルバン)の素晴らしさに目覚めたので、トランジットなど機会があればまた行ってみたいと思ったしたぶん行くであろう。


tabinoteハマDAYONE。
まあいつも通りの女子旅(?)が終わった。K-POPにまるで興味がない為、もう少し行ける場所がないものかなあという点だけが残念。
以前、嵐カフェを紹介したけれど、ああいうJに精通してる人や場所があれば目の色変わるんだけどねェ…


tabinoteこだまです。
ここ最近、LCC利用の格安弾丸ツアーにすっかりハマっておりまして、今回もそのノリで楽しんできましたが、0泊弾丸に比べたら高々2泊3日でもすごく長く感じるんですよね(笑)。