3a. tabinote旅行記 春節中の台北で魂の洗濯をしてきた

今回は、tabinote読者、ペンネーム:ジャスミンさんの投稿です。
内容は2016年2月時点の情報、および5月現時点での情報にもとづいています。

Profile
jasmine

ジャスミン

197*年、試される大地の獄中で出生
ビデオ安売王を皮切りにコンパイル、ウィンキーソフトなど入った会社が軒並み消滅する会社クラッシャー。
最近は朝ヨガと自家製スムージーにHamaってます。

そうだ、台湾行こう

試される大地から上京してはや20年、大東京ですりこぎ棒のように摩耗し気付けばアラフォー・・・・
旅行でも行かないとどうにかなってしまう・・・・
いいじゃないか・・・・!三流で・・・・!熱い三流なら、上等よ・・・・!
一生迷ってろ・・・・!そして失い続けるんだ・・・・貴重な機会(チャンス)をっ!

日々に疲れ、そんな思いが飽和点に達した2015年11月
だが悲しき社畜の身…行くにしてもアジア弾丸かつ極力休みは取らない、そう決めていた・・・・

少し先だが2月の祝日を利用し1日休みを取れば、3泊4日の旅程を組めると判断
日程優先でtabinote…ではなく「某最安値比較/検索サイト」で探してみたところ、信じられない金額が浮上

台北 4日間(ホテル・朝食バイキング込み) 20800円

うそ・・・だろ?この安さは・・・もう騙されない・・・
今日日当たり前なのか・・・?バカがっ!そんな甘い話がっ・・・・!
近場の温泉行くより安い・・・空港使用料が+4000円かかったところで安い・・・
無謀な時間の発着でもないし、ホテルもほぼ中心街だ・・・
ククク・・・・閑散期のキャンペーン程美味しいものはない・・・・人のスキをつけ・・・・!

これを幸い、旦那(以下「連れ」と呼ぶ)に話すと乗ってきた為、今回は2人旅にした


11月から2月まで、とにかく気持ちだけは保つ事に専念しながらタコ部屋での日々を過ごした
(途中で高熱を出すも休まず乗り切ったが、連れに風邪が移ったまま渡航と相成った)

そして渡航当日

成田からの夜便だった為、何食わぬ顔で午後から半休をもらい、東京駅から「東京シャトル」で成田へ

予約してから知ったのだが「春節」期とバッティングしていた為(←調べろや)、チェックインカウンターが異常に並んでいた
日本に来ていた台湾からの観光客が行商なみに大荷物を抱えて並ぶ姿に愕然
干しイカやチョコレートをそんなに食べるかね…など横目にみつつ大渋滞をやり過ごす
当然出発は遅れたが、搭乗したトランスアジアはレガシー・キャリアなので機内食が出た

豚肉の煮込みみたいな。美味し
トランスアジアの機内食

春節なので福チョコをもらった
春節チョコ

現地に着いたのが夜中の1時近く。そしてホテルに着いたのが夜中3時…
もはや口をきくのもダルい状況だったが、当方アル中の為、飲酒をしないと眠れない
ホテルの近くにあったコンビニで、茶葉蛋(お茶で煮込まれた卵。コンビニおでんのように煮込まれているものをセルフで買う。美味し)とビールを買い込み、むさぼって就寝

2日目10:00

もともと体調が悪いまま参加していた連れは完全にグロッキー状態である
バイキングの朝食を食べたあと、寝に行った連れを放置し近所を散歩してみる

ホテルの近くに市場があったので行ってみた

ほぼ開いてない市場の中で、とある一角に威圧感が
占いの館

完全に日本人をどうにかしようとしてるうさんくささ
占い内容

ああなるほど
某有名人

市場と逆の方向にしばらく歩くと「行天宮」というお寺があるようなので行ってみた。
三国志で有名な「関羽」が商業の神という事で奉られており、熱心にお祈りを捧げる人々に混じって、さまざまな感情を関羽神にぶつけてみるなど
参拝の様子

お寺の近くの地下道に占いストリートがあったので通ってみたが、浅草駅の地下道よりすさんでいたので素通りする(写真なし)

お昼になりやっと連れが動けるようになったので、建物として興味があった「松山文創園区」へ。さすが日本びいきの国…アニメの展示が大賑わいだった
松山文創園区
松山文創園区

町中はたまに春節を感じる程度。しまっている店も多かったけど観光的には問題なし
春節中のSOGO

有名な「阿宗麺線」のだしの味がきいたアッツアツのそうめんはプラのれんげで食べるにはなかなかのハードルであった。美味し
阿宗麺線

そして春節ならではの観光地「龍山寺」。寺の門に電光掲示板が埋め込まれていてSO COOL。赤い服着てる人多し
龍山寺

欲にまみれた張りぼてがあった印象。参拝客が大混雑の中、歌のような念仏を唱えながらぐるぐる廻っていたのが興味深い
龍山寺

やっとありつけた小籠包を、持ち込んだビールと共に流し込む。ほんとにどこでも酒持ち込んでいいんだねえ…
小籠包

マッサージ(600台湾ドルだから2000円弱くらい?)
マッサージ

最初の台湾なんでもうちょい頑張ろうかと、有名な「寧夏夜市」へ。ハマグリの酒蒸しで一杯
夜中のおやつにエッグタルトを購入して終了
寧夏夜市

3日目

早く起きられれば新幹線で台中まで移動し、「彩虹眷村」「宮原眼科」など行ってこようと思っていたのだが、「小麦粉の神様」やら「一針一線」というお店が素敵という情報を入手していた為、朝食を食べた後、MRTに乗り東門へ。小麦粉の神様こと葱餅はシンプルなものを買ってみたがトッピング付きの方が良かったかもしれぬ。だが美味し
小麦粉の神様

連れと合流しバスで九份へ。九份へはバスで1時間強

着いたら唖然…まさかの車も人も大渋滞
春節で観光地はこんなに混み合うのか…と絶句しながら、人がぎっしりで前に進めない道を芋洗い状態で進む
九份

あまりの人に酔い、途中の茶店で休憩
えぐい入り口(写真少し小さくしました)に期待した店は普通の小籠包屋であった。すでに目的を果たしたような気持ちでだらける
九份の食堂
九份の食堂

来ました湯婆婆の屋敷。完全なる日本人対応。そしてくだんの映画を観ていない為、なるほど納得以外の言葉を持たない我々
湯婆婆の屋敷

まあ観光地なんてこんなもんすかね…と歩いていると、ひっそりとたたずむお茶屋さんが
水心月茶坊というところだった

とにかく景観が最高。空と海と山、そして猫。それをただ優雅に眺めながらお茶をすする…
日本では今、皆が仕事に追われているというのにここは桃源郷かな…
水心月茶坊
水心月茶坊
水心月茶坊

あまりの非日常感に、日が暮れるまでただぼーっとそこに佇みながら、来し方行く末を考えていた、かもしれない

当然帰りも行列に並んだりしながら3時間近くはかかった。
それでも、日が暮れれば町並みは美しかったし、とにかく魂の洗濯としか言い様のない時間を過ごせた事で、何かを得る事が出来たように思う
九份の夕暮れ

台北駅の地下街が洋服雑貨が立ち並んでいるとの事だったので行ってみた。韓国っぽいな〜という印象(疲れて写真ない)

もう疲れてご飯はともかくホテルに帰りたい我々は、とりあえずホテルそばの食堂へ。あてずっぽうで粉もんを注文し、買ってきたビールで流し込んで1日が終わった
食堂
粉もんの夕食

4日目

最終日。昼にピックアップが来るので、午前中から近くの市場で朝食をたべたりスーパーでお土産を買うなどのんびり過ごすなど
戦利品
台湾のお土産

そして、日常へ

あの桃源郷での魂の洗濯から3ヶ月。
忙しい東京で削られながら、私はまた次の旅行の為に頑張っている。
次はどこへ弾丸に行こうかな、とtabinoteのメルマガを読みながら・・・・(冒頭に一部カイジが憑依し、乱文大変失礼致しました)

3a. tabinote旅行記 春節中の台北で魂の洗濯をしてきた


3a. tabinote旅行記 春節中の台北で魂の洗濯をしてきた

今回は、tabinote読者、ペンネーム:ジャスミンさんの投稿です。
内容は2016年2月時点の情報、および5月現時点での情報にもとづいています。

Profile
jasmine

ジャスミン

197*年、試される大地の獄中で出生
ビデオ安売王を皮切りにコンパイル、ウィンキーソフトなど入った会社が軒並み消滅する会社クラッシャー。
最近は朝ヨガと自家製スムージーにHamaってます。

そうだ、台湾行こう

試される大地から上京してはや20年、大東京ですりこぎ棒のように摩耗し気付けばアラフォー・・・・
旅行でも行かないとどうにかなってしまう・・・・
いいじゃないか・・・・!三流で・・・・!熱い三流なら、上等よ・・・・!
一生迷ってろ・・・・!そして失い続けるんだ・・・・貴重な機会(チャンス)をっ!

日々に疲れ、そんな思いが飽和点に達した2015年11月
だが悲しき社畜の身…行くにしてもアジア弾丸かつ極力休みは取らない、そう決めていた・・・・

少し先だが2月の祝日を利用し1日休みを取れば、3泊4日の旅程を組めると判断
日程優先でtabinote…ではなく「某最安値比較/検索サイト」で探してみたところ、信じられない金額が浮上

台北 4日間(ホテル・朝食バイキング込み) 20800円

うそ・・・だろ?この安さは・・・もう騙されない・・・
今日日当たり前なのか・・・?バカがっ!そんな甘い話がっ・・・・!
近場の温泉行くより安い・・・空港使用料が+4000円かかったところで安い・・・
無謀な時間の発着でもないし、ホテルもほぼ中心街だ・・・
ククク・・・・閑散期のキャンペーン程美味しいものはない・・・・人のスキをつけ・・・・!

これを幸い、旦那(以下「連れ」と呼ぶ)に話すと乗ってきた為、今回は2人旅にした


11月から2月まで、とにかく気持ちだけは保つ事に専念しながらタコ部屋での日々を過ごした
(途中で高熱を出すも休まず乗り切ったが、連れに風邪が移ったまま渡航と相成った)

そして渡航当日

成田からの夜便だった為、何食わぬ顔で午後から半休をもらい、東京駅から「東京シャトル」で成田へ

予約してから知ったのだが「春節」期とバッティングしていた為(←調べろや)、チェックインカウンターが異常に並んでいた
日本に来ていた台湾からの観光客が行商なみに大荷物を抱えて並ぶ姿に愕然
干しイカやチョコレートをそんなに食べるかね…など横目にみつつ大渋滞をやり過ごす
当然出発は遅れたが、搭乗したトランスアジアはレガシー・キャリアなので機内食が出た

豚肉の煮込みみたいな。美味し
トランスアジアの機内食

春節なので福チョコをもらった
春節チョコ

現地に着いたのが夜中の1時近く。そしてホテルに着いたのが夜中3時…
もはや口をきくのもダルい状況だったが、当方アル中の為、飲酒をしないと眠れない
ホテルの近くにあったコンビニで、茶葉蛋(お茶で煮込まれた卵。コンビニおでんのように煮込まれているものをセルフで買う。美味し)とビールを買い込み、むさぼって就寝

2日目10:00

もともと体調が悪いまま参加していた連れは完全にグロッキー状態である
バイキングの朝食を食べたあと、寝に行った連れを放置し近所を散歩してみる

ホテルの近くに市場があったので行ってみた

ほぼ開いてない市場の中で、とある一角に威圧感が
占いの館

完全に日本人をどうにかしようとしてるうさんくささ
占い内容

ああなるほど
某有名人

市場と逆の方向にしばらく歩くと「行天宮」というお寺があるようなので行ってみた。
三国志で有名な「関羽」が商業の神という事で奉られており、熱心にお祈りを捧げる人々に混じって、さまざまな感情を関羽神にぶつけてみるなど
参拝の様子

お寺の近くの地下道に占いストリートがあったので通ってみたが、浅草駅の地下道よりすさんでいたので素通りする(写真なし)

お昼になりやっと連れが動けるようになったので、建物として興味があった「松山文創園区」へ。さすが日本びいきの国…アニメの展示が大賑わいだった
松山文創園区
松山文創園区

町中はたまに春節を感じる程度。しまっている店も多かったけど観光的には問題なし
春節中のSOGO

有名な「阿宗麺線」のだしの味がきいたアッツアツのそうめんはプラのれんげで食べるにはなかなかのハードルであった。美味し
阿宗麺線

そして春節ならではの観光地「龍山寺」。寺の門に電光掲示板が埋め込まれていてSO COOL。赤い服着てる人多し
龍山寺

欲にまみれた張りぼてがあった印象。参拝客が大混雑の中、歌のような念仏を唱えながらぐるぐる廻っていたのが興味深い
龍山寺

やっとありつけた小籠包を、持ち込んだビールと共に流し込む。ほんとにどこでも酒持ち込んでいいんだねえ…
小籠包

マッサージ(600台湾ドルだから2000円弱くらい?)
マッサージ

最初の台湾なんでもうちょい頑張ろうかと、有名な「寧夏夜市」へ。ハマグリの酒蒸しで一杯
夜中のおやつにエッグタルトを購入して終了
寧夏夜市

3日目

早く起きられれば新幹線で台中まで移動し、「彩虹眷村」「宮原眼科」など行ってこようと思っていたのだが、「小麦粉の神様」やら「一針一線」というお店が素敵という情報を入手していた為、朝食を食べた後、MRTに乗り東門へ。小麦粉の神様こと葱餅はシンプルなものを買ってみたがトッピング付きの方が良かったかもしれぬ。だが美味し
小麦粉の神様

連れと合流しバスで九份へ。九份へはバスで1時間強

着いたら唖然…まさかの車も人も大渋滞
春節で観光地はこんなに混み合うのか…と絶句しながら、人がぎっしりで前に進めない道を芋洗い状態で進む
九份

あまりの人に酔い、途中の茶店で休憩
えぐい入り口(写真少し小さくしました)に期待した店は普通の小籠包屋であった。すでに目的を果たしたような気持ちでだらける
九份の食堂
九份の食堂

来ました湯婆婆の屋敷。完全なる日本人対応。そしてくだんの映画を観ていない為、なるほど納得以外の言葉を持たない我々
湯婆婆の屋敷

まあ観光地なんてこんなもんすかね…と歩いていると、ひっそりとたたずむお茶屋さんが
水心月茶坊というところだった

とにかく景観が最高。空と海と山、そして猫。それをただ優雅に眺めながらお茶をすする…
日本では今、皆が仕事に追われているというのにここは桃源郷かな…
水心月茶坊
水心月茶坊
水心月茶坊

あまりの非日常感に、日が暮れるまでただぼーっとそこに佇みながら、来し方行く末を考えていた、かもしれない

当然帰りも行列に並んだりしながら3時間近くはかかった。
それでも、日が暮れれば町並みは美しかったし、とにかく魂の洗濯としか言い様のない時間を過ごせた事で、何かを得る事が出来たように思う
九份の夕暮れ

台北駅の地下街が洋服雑貨が立ち並んでいるとの事だったので行ってみた。韓国っぽいな〜という印象(疲れて写真ない)

もう疲れてご飯はともかくホテルに帰りたい我々は、とりあえずホテルそばの食堂へ。あてずっぽうで粉もんを注文し、買ってきたビールで流し込んで1日が終わった
食堂
粉もんの夕食

4日目

最終日。昼にピックアップが来るので、午前中から近くの市場で朝食をたべたりスーパーでお土産を買うなどのんびり過ごすなど
戦利品
台湾のお土産

そして、日常へ

あの桃源郷での魂の洗濯から3ヶ月。
忙しい東京で削られながら、私はまた次の旅行の為に頑張っている。
次はどこへ弾丸に行こうかな、とtabinoteのメルマガを読みながら・・・・(冒頭に一部カイジが憑依し、乱文大変失礼致しました)