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tabinoteメールマガジン 2016/03/22号 Vol.068

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2a. 連載:「タビノート」下川裕治
3a. tabinote旅行記 ソウル
3a-2. tabinote旅行記 ルアンパバーン
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

ブリュッセル空港で2回の爆発、同時多発テロか

3月22日午前8時前(現地時間)、ベルギーのブリュッセル空港建物内で2回の爆発があり、少なくとも13人が死亡し35人が負傷した。さらに1時間後市内の地下鉄駅でも爆発があり、地下鉄は全面的に運航停止、駅も封鎖された。ブリュッセルでは4日前の18日、パリ連続襲撃事件の容疑者が逮捕されたばかり、ベルギー政府は最高レベルの厳戒態勢を敷いている。

フライドバイのB737がロシアで墜落

3月19日、UAEのドバイに本拠地を置くLCC、フライドバイのドバイ発ロストフナドヌー(ロシア)行きB737がロシア南部で着陸に失敗して墜落、乗客55人、乗員7人、あわせて62人全員が死亡した。

ANA、システム障害で国内線90便以上が欠航

3月22日午前8時20分頃、ANAの国内線予約システム「エイブル」に障害が発生。11時半ごろに空港の搭乗手続きなどは順次復旧するも、共同運航便のADO、SFJ、SNA、IBX便を含め120便以上の欠航が決定しているほか、出発遅れなども多数発生、乗客16000人以上が影響を受けている。

キャセイパシフィック、年内に全てB747が退役へ

キャセイパシフィック航空は、現在3機保有しているボーイングB747-400を当初の計画から1年早め年内に退役させると発表した。後継として計46機を発注しているエアバスのA350 XWBは同社向け初号機を5月に受領する予定。ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイングB747シリーズは世界中で退役が進んでいる。すでに日本ではJAL、ANAとも全機退役しており、目にする機会もどんどん少なくなってきている。

スターフライヤー、就航10周年

スターフライヤーが3月16日に就航10周年を迎え、北九州空港などで記念品が乗客に配られた。また、同社にとって初となる制服のリニューアルも発表された。現在スターフライヤーはエアバスA320型機を9機保有、羽田~北九州線、関西線、福岡線、山口宇部線、中部~福岡線の5路線を運航している。
http://www.starflyer.jp/starflyer/news/2015/news_20160316.pdf

ジェットスター・ジャパン、成田~マニラ線運行開始

3月15日、ジェットスター・ジャパンが成田~マニラ線の運航を開始した。同路線の日本のLCCによる就航ははじめて、当初は週3便で運航、4月下旬よりデイリー運航の予定。

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2a. 連載:「タビノート」 下川裕治

月に何回か飛行機に乗る。最近はLCCの割合が増えている。そんな体験をメールマガジンの形でお届けする。

Profile
shimokawa

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

1954年、長野県松本市生まれ。旅行作家。新聞社勤務を経てフリーランスに。『12万円で世界を歩く』(朝日文庫)でデビュー。アジアと沖縄、旅に関する著書、編著多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』(双葉社)で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。近著に『沖縄にとろける』『バンコク迷走』(ともに双葉文庫)、『沖縄通い婚』(編著・徳間文庫)、『香田証生さんはなぜ殺されたか』(新潮社)、『5万4千円でアジア大横断』(新潮文庫)、『週末アジアに行ってきます』(講談社文庫)、『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)がある。

たそがれ色のオデッセイ BY 下川裕治

ロストバッゲージを自衛するLCC効果

 ロストバッゲージというトラブルがある。預けた荷物が、目的地の空港に届かないことをいう。そんなトラブルには遭ったことがない、という人は多いかもしれない。しかし僕は2年に1回はロストバッゲージの憂き目に遭っている。
 1年に40回以上は飛行機に乗る。つまり80回乗って1回の割合になる。これが多いのか、少ないのか……。
 ロストバッゲージというと、預けた荷物が紛失してしまうと思う人もいるかもしれない。しかしなくなることはまずない。その便に積み忘れたたり、ほかの便に乗せてしまったことが原因のトラブル。飛行機というより、空港のミスの可能性が高い。次の便に乗せられることが多く、早ければ翌日には届く。まあ、場合によっては1週間近くかかることもあるが。
 日本に帰国したときは自宅に届けられる。海外では、泊まっているホテルに届けてくれる。
 しかし荷物がないとかなり困る。気候が違う場合は着るものがない。ビーチリゾートに行った場合、水着がなかったりする。洗面道具がないと、化粧もできない。ビジネスマンが書類を入れてしまい、困った話も聞く。
 どうしたらロストバッゲージを防ぐことができるのか。妙案はない。飛行機会社の選択といっても、原因は空港にあることが多いから、最終的な選択肢ではない。日本航空や全日空に乗ってもロストバッゲージはある。乗り継ぎ時間が短い便を避けるという案もあるが、それで完全に防ぐことができるわけではない。
 最終的には自衛しかないというのが、僕が辿り着いた結論だ。預ける荷物には大切なものを入れないこと。荷物が届かない場合を想定して……ということになるが、そこにも限界がある。根本的な解決策は荷物を預けないということになる。
 その発想はLCCに通じる。LCCは預ける荷物が有料という場合が多い。勢い、荷物を減らして機内持ち込みにする傾向が強くなってくる。ひょっとしたら使うかもしれないようなものはできるだけ省く。最近はほとんどのものが現地でそろう。同じ機能のものでも軽くて小さなものを選び、衣類もできるだけ減らす心構えということになるだろうか。
 既存の航空会社に乗るとき、せっかく無料で荷物を預けることができるのだから……と思ってしまうが、LCCの感覚で乗ったほうがトラブルが少ないことは事実だ。
 最近、僕は既存航空会社でも、荷物を預けないことが多い。僕のなかでのLCC効果ということだろうか。

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北京空港。ここ数年のロストバッゲージ回数がいちばん多いのは中国国際航空。北京空港を利用した場合だけで、ここ5年ほどで3回

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3a. 韓国・ソウル旅行記 ~ポンチャックディスコを探して~ その2

13回の渡韓を誇る旅の達人、官能小説家大泉りかさんによるソウル旅行記、後編です。
(注:本事例は2016年2月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
大泉りか

大泉りか

大泉りか(おおいずみ・りか)
1977年、東京都練馬区生まれ。官能小説家、コラムニスト。スポーツ新聞や女性向けウェブサイトなどに連載多数。近著に『性感ヨガレッスン 柔肌美女に囲まれて』『誘惑カフェ 叔母・人妻・女子高生たちと蜜色バイト』(リアルドリーム文庫)、『サディスティック88』(小学館ガガガ文庫)のほかに、男性向けモテハウツー『もっとモテたいあなたに 女はこんな男に惚れる』(イーストプレス・文庫ぎんが堂)などの実用書も手がけている。
大泉りか公式ブログ http://blog.livedoor.jp/ame_rika/

 ソウル二日目は南大門で、二日酔いにぴったりのサンゲタンとビールやマッコリにぴったりと合うタットリタンの朝食からスタートです。

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丸鶏の中にもち米や漢方が入ったサンゲタン。トロトロです。

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鶏肉とジャガイモの甘辛い炒め鍋、タットリタン。

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ワイルドすぎる厨房。

 まだ街中リサーチが諦めきれていない我々は、新設洞にあるソウル風物市場へと向かうことに。中高年者メインの市場なので、ポンチャックナイトクラブの情報を持っている人がいるはず!!!

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ソウル風物市場は、以前は東大門運動場の駐車場の一角にあった東大門風物市場が、2008年4月末に移転したもの。特徴としては中古のリサイクル品や骨董品が数多く売られてること。

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大量のカーナビ類。売れるんでしょうか。広いスペースに所狭しと古着、古本、ビデオ、レコード、骨董品などの店が並んでいます。ちなみにわたしは地獄の黙示録の韓国語版ポスターを10000ウォンでゲットしました。

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また、二階は古いレコードが飾られているスペースがあったり、50年代から70年代の昔の制服が展示されていて、無料で試着して撮影することも出来ます。韓国映画でよく見る、『教練服』と呼ばれる白地に黒で柄の入ったものも着ることも出来ました。

 ポンチャックのCDを売っている店も数軒あったので、友人が「こういうのがかかっているディスコはあるか」と尋ねましたが、やはり「知らない」という返事が……。やはり清涼里(チョンニャンニ)に実際に行って探すしかないようです。

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様々なギミックが搭載されているらしき三輪バイク。おそらく非売品。

 しかし、清涼里は女性にとっては少し歩きにくい街です。というのも、駅前から歩いて3分もしない辺りから風俗街が広がっている上に、それがいわゆる飾り窓スタイル。ピンク色のライトに照らされたショーウィンドーに並ぶ女性たちの前を通るのは、同じ女として非常に気まずい。しかし我々の持っている手がかりは“清涼里のシネコリア”しかありません。しかし、街中で情報を得られなかったからには、とにもかくにも清涼里まで行ってみることに。

 というわけで電車で清涼里へと向かいました。幸いなことにも到着したのが夕方の16時くらいだったせいか、まだ女のコたちが出勤する前のちょんの間街を通り抜け、コンビニでトイレを借りてコーヒ―を買い、たまたま目の前にいた20代後半くらいの男性二人組に「Do you know night club シネコリア?」とあまり期待せずに尋ねてみました。すると、なんと、予想外にも返ってきたのは「そこを曲がって左手にあるよ」という言葉。マジか!!!
まさかこんなに簡単に見つかるとは思っていなかったために若干、拍子抜けしながら言われた通りに向かってみると、発見しました。

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しかもまだ16時くらいだというのに、次々にシニアの方々が入っていきます。

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ハングルが読めないのでなんとも言えないのですが、ポンチャックの歌手の方々の公演ポスターでしょうか。ちなみに入場料は1000ウォン(約90円※2016年2月現在)。お安いですね。

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入口で1000ウォン払って入ろうとしたところ、受付のお兄さんに「君たち、間違ってますよ、ここはクラブじゃない」と注意されました。「ポンチャックを聞きに来た」というと怪訝な顔をされました。アラフォーといえども、周りと比べればかなり若輩者感がハンパない。

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フロアはかなり広く、スタンディングスペースだけでも、200人くらいは入りそうです。右手にには4人掛けるのソファ席が20卓ほど。座った場合は三千円(ビール二本と乾きものがついてくるシステム)かかるそうです。ちなみにシステムを説明しに来た黒服にも「君たち、間違ってますよ、ここはクラブじゃない」と注意を受けたので「ポンチャックを聞きに来た」と再度言うと、再び怪訝な顔をされました。

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船内のポンチャックパーティーと違い、この店はソシアルダンスの色合いが濃く、基本的に男女がペアになって踊っています。

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そのうちライブスタート。曲と曲のつなぎ目がなく、ノンストップで続くのがポンチャックの特徴です。

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ソファに座ったお尻に根が生えているようなわたしたちに見かねたのか、優しい殿方がダンスに誘ってくれました。なぜか脳天に手を置かれ、それを中心にしてくるくると回れと指導されました。

 というわけで、たっぷり1時間半ほど踊って飲んで楽しませていただきました。フロアは始終、大盛り上がり。ソファに座らなければたった1000ウォンで楽しめるってすごいですよね。羨ましいです。こういう遊技場が日本にもあれば、年を取るのも怖くないのに!

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場所はコチラです。駅から歩いて5分もしない距離にあります。

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グーグルのストリートビューで確認したところ、2009年はJULIANAというディスコだったようです。

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3a-2. tabinote旅行記 ラオス・ルアンパバーン ~アジアのようなそうでないような~

tabinote田口です。1年の1/3程度をタイのチェンマイで過ごしているのですが、今回はビザ延長を兼ねてチェンマイからラオスの古都ルアンパバーンに小旅行してきたので軽くレポートします。
(注:本事例は2016年1月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

チェンマイからルアンパバーンまではラオスのフラッグキャリア「ラオス国営航空」で直行便が出ています。

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機材はATR 72-500。定員70人ほどのターボプロップ機です。

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1時間程度のフライトにもかかわらず軽食が出ました。

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ルアンパバーン国際空港に到着。入国審査もスムーズに終えタクシーでホテルに向かいます。

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宿泊先はメコンサンセットビューホテル。名前の通りメコン川に面した好立地のホテルです。

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1泊5000円程度。もちろんもっと安い宿も高い宿もあります。

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さっそく有名観光地「プーシーの丘」に登ってみます。

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カーン川とメコン川が合流する地点にあるルアンパバーンの街、高台に登ると地形がよくわかります。

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328段あるという階段をひたすら登ります。無言です。

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山の途中には祠や仏像がたくさん配置されています。

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頂上は撮影の名所ということで、日没の瞬間を狙う素人カメラマンがうじゃうじゃ、もちろん速攻で逃げ出しました。

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丘を降りるとナイトマーケットの準備中。もう飲むしかやることはありません。

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米でできたラオスの地酒「ラオラオ」。アルコール度数は軽く50度を越える凶暴なもの。もちろん撃沈。

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翌朝は二日酔いで午前中は使い物にならず。妻は名物の早朝托鉢行列を見に行ったようです。

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正午をすぎてなんとか動けるようになり街を散歩。
フランス統治時代の名残のコロニアル風建築が今も多く残り、アジアなのかヨーロッパなのかよくわからない町並み。居心地がいいのかヨーロッパ人と思われる観光客が多かった。

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街全体はとても小さいが、路地が多く散歩のしがいがある。

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腹が減ったので適当な食堂へ。

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カオピヤックと呼ばれる麺料理。さっぱりしてうまかったな。

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パン屋兼カフェ。家具の作りも重厚で自分がどこにいるのかわからなくなる。コーヒーもケーキもおいしかった。

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市内の交通機関はこれ。価格はもちろん交渉で。

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夕方、メコン川クルーズに参加。

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モヒート込みで一人50000キップ(約680円)

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ほろ酔いで眺めるメコン川の夕日はすばらしかったね。

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夕食はちょっと高級な店でラオス料理プレート。一人900000キップ(12000円強)。味は、、よくわかんなかったな。

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最終日はがんばって朝市へ。

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朝市の、

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色とりどりの色彩、

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見ているだけで

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楽しいと

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思いませんか?

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僕は思います。

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そしてここはやっぱりアジアだなあと

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強く思いました。

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最後の食事はカオソーイ。チェンマイの名物カオソーイはココナツとカレーの味なんですがこちらのカオソーイはトマト味の担々麺といった感じ。トゥアナオという乾燥納豆状のものが使われているようです。

とにかくとても小さな街なので2泊3日でちょうどいい感じでした。

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4.世界あの街この街 第62回 特別編~アメリカSIM事情

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(画像:publicdomainpictures.net)

今回から数回にわたり、「世界あの街この街」でも特にご好評な海外SIM情報を特集します。
なお、SIMって何?SIMフリーって何?状態の方は吉田友和さんのコラムをご参照下さい。
まずはアメリカ編から。


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(画像:Wikipedia)

旅行者が多い割にはアメリカのプリペイドSIM事情はやや複雑だ。CDMA方式(日本ではauのみが使用)の大手事業者があり、かつてはSIMロックも一般的だったため海外で売られているSIMフリースマートフォンを持ち込んで利用することが難しかった。現在は各種の規制緩和や4Gネットワークの普及によって状況はやや改善されているものの、いぜんとして自分のSIMフリースマートフォンが各社のSIMで利用可能かどうかの確認は必須だ。ダメなようなら日本からWiFiルーターを借りていこう。
また、アメリカの場合SIMと通信契約は独立しており、通信契約とSIM代は別途となる。以下の費用にはSIM代を含まない

なお、アメリカに限らずSIMの料金プランは日進月歩。あくまで以下の情報は本メルマガ配信時点のものなのでご参考程度に。


代表的なキャリアとプラン

4大キャリアとされるのがT-Mobile、AT&T、Verizon、Sprint。

T-Mobile

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(画像:T-mobile)

GSM方式であったことからプリペイドにも積極的で、日本でも一般的に入手可能なSIMフリー端末を持ち込んで利用できる。ドイツ系公社が民営化、その後米国の携帯会社を買収して北米に進出した。
プランは月間50ドルでデータ2ギガ+通話SMS無制限。より手ごろな「Pay As You Go」プランの場合は、月3ドルで30分の音声通話か30回のSMSが利用でき、データ通信は1日5ドルで500MBまたは1週間10ドルで1GBを別途追加する。短期滞在なら「Pay As You Go」で1ギガ買うのが安上がり。
https://prepaid-phones.t-mobile.com/

AT&T

T-Mobile同様にGSM方式。
プランは月間45ドルでデータ2ギガ+通話SMS無制限、60ドルでデータ5ギガ。
https://www.att.com/shop/wireless/gophone-plans.html

Verizon

契約数最大手だが、プリペイドプランはCDMAかつ自社で購入した端末しか契約ができないなどの点から日本人旅行者にとって一般的ではなかった。現在ではiPhone6や6プラス、NEXUS6など一部の端末に対して*プリペイド契約ができるようになっている。
プランはAT&Tと同じく、月間45ドルでデータ2ギガ+通話SMS無制限、60ドルで5ギガなど。
Verizonの魅力はなんといってもカバレッジの広さで、対応端末を持っていたり地方に行ったりするなら検討価値は高い。
*必ず同社サイトにて自分の持っている端末が対応するかどうか確認すること。
http://www.verizonwireless.com/prepaid/
*(参考)https://www.verizonwireless.com/support/prepaid-bring-your-own-device-program-faqs/

Sprint

ご存じソフトバンクグループ。Sprint社経由で購入・契約した以外の端末を持ち込んでプリペイド契約できない模様。
なお、ソフトバンクのiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4を使っている場合、「アメリカ放題」プランにてSprintネットワークを利用できる。980円/日で通話もデータ通信も無制限。2014年9月からキャンペーンが続いており、申し込み不要で利用できる。
https://prepaid.sprint.com/
アメリカ放題


MVNO(仮想移動体通信事業者)

MVNOは自前の回線をもたず、他のキャリアから回線を卸売してもらいサービスを提供する通信会社。
SIMフリースマホの普及にともない日本でも一般的になってきた。
おおむね、回線を保有するキャリアよりも安いプランを提供していることが多い。

無数のMVNOがあるが、Ready SIM(T-Mobile回線)、StraightTalk(AT&T回線)、Net10(各社回線)、H2O(AT&T回線)、Simple Mobile(T-Mobile回線)などが代表的。

Ready SIM

USA Prepaid SIM Cards for Short Term Wireless Service   Ready SIM
(画像:Ready SIM)

設定不要の使い切り*がうりで、アメリカでも随一と言ってもいい旅行者向けのSIM。
プランは2系統あり、データ専用プランが1ギガ25ドル、2ギガ40ドル。通話がついたプランは利用日数により分かれており、7日間のデータ+通話SMS無制限プランが25ドル、14日間で35ドルなど。各国に配送してくれる他、日本でも通販で購入できるため現地に行ってすぐに利用できる。
*実際には簡易な設定を要する。また、期間延長(Top Up)も可能
http://www.readysim.com/

StraightTalk

Walmartで販売している。プランは月間45ドルでデータ5ギガ*+通話SMS無制限など。
*5ギガ超過後は速度制限
https://www.straighttalk.com/wps/portal/home

Net10

BestBuyやWalmartで販売している。プランは月間40ドルでデータ1.5ギガ*+通話SMS無制限、月間50ドルでデータ5ギガ*など。
*容量超過後は速度制限
http://www.net10wireless.com/

H2O

プランは月間30ドルでデータ500メガ+通話SMS無制限、月間40ドルでデータ1ギガ*+通話SMS無制限など。
*容量超過後は速度制限
https://www.h2owirelessnow.com/mainControl.php?page=planMonth

Simple Mobile

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(画像:tabinote)

プランは月間40ドルでデータ4ギガ*+通話SMS無制限など。データ単価が安めなのでヘビーユーザーにおすすめだ。
*容量超過後は速度制限
https://www.simplemobile.com/

HanaCell

アメリカ携帯電話プラン 米国在住日本人向け格安携帯電話サービス・ハナセル
(画像:HanaCell)

英系Mobellの運営による日本人向けのMVNOで、T-Mobile回線を採用している。
プランは月間29ドルでデータ1ギガ*+通話0.27円/分、月49ドルでデータ1ギガ*+通話SMS無制限など。
本来は在米邦人向けのサービスだが、日本語でのサポートがあり契約・解約手数料無料。旅行者にも検討価値は高いのではないだろうか。
*1ギガ超過後は速度制限
https://www.hanacell.com/jp/tariff/


レンタルWiFiルーター

めんどうなことが嫌いな方やSIMフリー端末がない方はレンタルWiFiルーターが便利。
以下の価格はいずれも「価格.com©」経由でレンタルした場合。VerizonまたはT-Mobile回線が多い。
クレジットカード会社などがキャンペーンをやっているのでより安いルートでレンタルできる場合もある。

グローバルWiFi

7日間レンタルした場合、750M/3日間のLTEプランが4340円。500M/日のLTEプランが8190円。
なお、ハワイ行きで5日間レンタルなら750M/3日間のLTEプランが3100円。500M/日のLTEプランが5950円。

グローバルデータ

7日間レンタルした場合、1.5ギガ/3日間の3Gプランが5460円。同LTEプランが8050円。
ハワイ5日間なら1.5ギガ/3日間の3Gプランが3350円。

Wi-Ho(テレコムスクエア)

LTEプラン(データ容量表記なし*)が4466円。
ハワイ5日間なら同3190円。
*おそらく100M強/日で速度制限がかかるものと思われる


SIMの購入場所

空港はSIM代が高めという情報もある。詳しそうな店員がいる市中のキャリアショップ(場所は各社サイトを参考のこと)で購入するのがおすすめだ。
SIMの入手だけならばBest Buyなどの家電店やウォルマートなどのスーパーでも可能だが、Ready SIMなどの一部を除いて多くのSIMはアクティベートが必須。店員はそこまでやってくれないことがあるし、アクティベートには設定知識やSMSの受信が必要なことが多い。その意味でもキャリアショップなら安心だ(家電店、スーパーでは買う前に設定をお願いできるか聞いておこう)。

裏技として、個別の紹介は控えるが「アメリカの電話番号」をくれるアプリがある。そういったアプリをインストールしておけばWiFi経由でSMSの受信が可能なので、慣れた人ならスーパーなどで買ったSIMを自力でアクティベートできるだろう。

ハワイの場合はアラモアナセンター(Ala Moana Center)や、カハラモール(Kahala Mall)がおすすめ。AT&Tのショップや家電量販店が入居しており、旅行者なれしている。

なお、SIMを輸入している店やamazonなどで事前に購入していくという手もある。少し割高ではあるが、機内でSIMを挿しておけば空港着後すぐに使えてラクだ。



READY SIM データ通信+SMS(1GB、14日間) 3in1で全てのSIMサイズに対応


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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 3月25日 奥田実紀さん 紅茶&トークイベント
 4月8日 小林希さん スライド&トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/


新刊「紅茶をめぐる静岡さんぽ」発売記念
◆奥田実紀さん  紅茶&トークイベント◆
「世界をめぐる紅茶さんぽ ~ カナダから静岡まで」

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新刊『紅茶をめぐる静岡さんぽ』(マイルスタッフ)の発売を記念して、著者でライターの奥田実紀さんをゲストにお迎えして、世界や日本の紅茶の歴史や楽しみ方について紅茶とお菓子をいただきながらたっぷりと語っていただきます。『図説赤毛のアン』『スコットランドタータンチェック紀行』など、赤毛のアンやスコットランドに関する著作が多数あり、紅茶にも造詣が深い奥田さんが今回注目したのは国産の紅茶、「和紅茶」。ここ数年、緑茶の生産量とともに紅茶の生産者数も日本一のお茶処の静岡県を中心に「和紅茶」に注目が集まっています。本書では、静岡在住の奥田さんが、年々紅茶づくりのクオリティが高まる静岡県内を巡り、紅茶にこだわりのあるカフェやレストラン59軒が紹介されています。今回のイベントでは、国産紅茶のお話を中心に、カナダのプリンス・エドワード島に滞在経験のある奥田さんが旅先で感じた海外の紅茶事情や紅茶の歴史、おいしい紅茶の淹れ方など、とっておきの貴重な紅茶のお話が聞けるはずです。
奥田さんのファンの方はもちろん、紅茶が好きな方、紅茶の歴史や文化に興味のある方はぜひご参加下さいませ!当日は、紅茶とお菓子盛り合わせが付きますよ!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

奥田実紀(おくだみき)

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宮城県仙台市出身。都内でコピーライター、編集者を経て、フリーライターに。
結婚を機に、静岡県浜松市へ。雑誌や書籍、自費出版、広告など多方面に携わり、写真家・翻訳家としても活動。1992~93年、小説『赤毛のアン』の舞台となった、カナダのプリンス・エドワード島に、小さい頃からの夢を果たし滞在。その体験をもとに『図説赤毛のアン』(河出書房新社)『赤毛のアンA to Z』(東洋書林)など、関連書籍の出版や翻訳多数。ほか、『図説タータンチェックの歴史』(河出書房新社)『タータンチェックの文化史』(白水社)なども。紅茶にも造詣が深く、なかでも国産紅茶に関しては生産者への取材を精力的に続けている。また、紅茶、赤毛のアン、タータンチェックの講座も開催。

◆奥田実紀さんHP
http://www.geocities.jp/writermiki_okuda/


【開催日時】 3月25日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1500円(紅茶とお菓子盛り合わせ付き)
      ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:マイルスタッフ


新刊「泣きたくなる旅の日は、世界が美しい」発売記念
◆旅作家 小林希さん  スライド&トークイベント◆
「一人旅で感じた世界の美しさ」

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新刊『泣きたくなる旅の日は、世界が美しい』(幻冬舎)の発売を記念して、著者で旅作家の小林希さんをゲストにお迎えして、一人旅で感じた世界の美しさについてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。「恋する旅女、世界をゆく」でデビューし、「女ふたり、台湾に行ってきた。」、「世界の美しい街の美しいネコ」、「恋する旅女、美容大国タイ・バンコクにいく」など、これまでに旅に関する著作が多数ある小林さん。本書では、サムライ好きな切腹上等のキューバの葉巻おじさんや恋愛事情の厳しいチュニジアで恋するムスリム女子、亡き妻の保険金でフランスを旅する日本人男性など、小林さんが世界各地で出会った様々な人々との心に沁みる22のエピソードが写真とともに綴られています。今回のイベントでは、世界50ヵ国を女性一人で旅した小林さんならではの、貴重で面白い旅先でのお話が聞けるはずです。小林さんのファンの方はもちろん、海外一人旅や女子旅に興味のある方はぜひご参加ください!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

小林希(こばやしのぞみ)

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旅女。旅作家。1982年東京都出身。『恋する旅女、世界をゆく~29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎)でデビュー。現在も世界50ヵ国を旅しながら執筆活動を行う。著書に『女ふたり、台湾に行ってきた。』(共著、ダイヤモンド社)、『世界の美しい街の美しいネコ』(エクスナレッジ)、『恋する旅女、美容大国タイ・バンコクにいく』(幻冬舎)など。

◆小林希さん公式ブログ
http://ameblo.jp/aceofwands/


【開催日時】  4月8日(金)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:幻冬舎

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6. 編集後記

tabinote田口です。先週からまたチェンマイにいます。日本は花粉でたいへんですが、こちらも焼き畑からくる煙害がひどく、そのうえバカみたいに暑いので部屋に引きこもっています。
それではtabinoteメールマガジンをお届けします。

今週は墜落、システム障害、とどめに同時多発テロと、まるで「飛行機乗るな」と言わんばかりの事故が続きますが、そんなの関係ねーですね。
下川さんの連載はロストバゲッジについて。僕はラッキーな事に2回しか経験がないんですが、やっぱり荷物は預けないにこしたことはありません。身軽にいきたいですね。
なお、下川さん厳寒のシベリア鉄道乗車中の合間にこの原稿を送ってきてくださいました。そのタフさに頭が下がります。
今号は青木さんの「世界一周ノート」は休載です。その代わりに旅行記を2本掲載します。
官能小説家大泉りかさんのポンチャックディスコを探す旅。なお、ポンチャックをご存じない方はYouTubeで検索することをオススメします。より旅行記が味わい深くなります。
おまけとしてわたくし田口のルアンパバーン旅行記。きれいな街であることは確かですがぶっちゃけ3日で飽きますね。今度はヴィエンチャンに行きたい。

世界あの街この街は、番外編としてアメリカのSIM事情についてまとめてみましたので参考にしてください。
旅の本屋のまど、奥田実紀さんによる紅茶のイベントに加え新着ほやほやの小林希さんトークイベント情報を掲載しました。
 
 
さて、先日「世界ダークツーリズム」が洋泉社より刊行されました。

世界ダークツーリズム

ダークツーリズムとは戦災や災害跡地、虐殺現場や収容所、強制労働など死や悲劇の生じた現場をめぐる観光のこと。
角田光代さん、古市憲寿さん、森達也さん、蔵前仁一さんなど硬軟とりまぜた豪華な執筆陣で、写真も豊富。我らが下川裕治さんは南京、ハルビン、ハノイと3ヶ所寄稿されています。
この本にはなんと現地までの行き方ガイドがついています。リサーチはこの手の調査が大好物なtabinoteが担当しました。
発売を記念して、tabinoteでもいくつか「負の遺産」に関する旅行記を掲載しています。
tabinoteの「負の遺産」旅行記をFacebookのtabinoteページの投稿からシェアいただいた方には抽選で3名様に「世界ダークツーリズム」をプレゼントします。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載を全編アップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:吉田友和さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回は4月5日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
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