tabinoteメールマガジン 2016/03/8号 Vol.067

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記
3b. 世界一周ノート
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

米航空会社のキューバ定期便、就航申請続々

アメリカとキューバーの国交回復を受け、両国間の定期便が開設される予定だが、米国の航空会社6社(アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、アラスカ航空、サウスウェスト航空、ジェットブルー)は米国運輸省(DOT)に希望する航路の申請を行っている。認可を受けた航空会社は米国とハバナ間で1日合計20往復、幅な以外の9都市に合計10往復運行できる。DOTは夏をめどに路線を決定し、年内の運行開始を目指す。

東京湾沿岸で濃霧、74便以上が欠航

3月8日、東京湾沿岸や関東の太平洋側で濃霧が発生。羽田発着便を中心に74便以上の欠航と遅延が発生。1万人以上に影響が出た。9日には濃霧は晴れ通常通り運航。

ANA、3機目のスターウォーズジェットの運航を28日より開始

ANAは映画『スターウォーズ』に登場するキャラクター「BB-8」をイメージした特別塗装機「BB-8 ANA JET(機材はB777-300ER)」の運航を3月28日より開始すると発表した。就航する航路は、初日の3月28日が大阪(伊丹)~羽田便(NH22)を皮切りに、羽田と成田を出発する米国便路線がメイン。
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エアバス、シンガポール航空にA350初号機を引き渡し

エアバスは3月2日、同社の最新鋭機A350XWBをシンガポール航空に引き渡したと発表。A350の引き渡しは世界で5社目、アジアではベトナム航空に続き2社目となる。当初はクアラルンプール、ジャカルタなど近距離路線に投入、5月からアムステルダム、デュッセルドルフなど長距離路線にも使用するという。
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LAX国際線ターミナルのカウンターをひとつに集約

航空会社連合スターアライアンスは、ロサンゼルス国際航空のトムブラッドリー国際ターミナル(TBIT)で、科名航空会社10社のチェックインカウンターをターミナル北側の「C」に統一した。ただし加盟航空会社のうちユナイテッド航空(T7、8)、エアカナダ、アビアンカ航空(T2)、コパ航空(T6)は別のターミナルからの発着となる。

KLM、関空にB787-9を投入

KLMオランダ航空は3月3日、同社の最新機体B787-900を関西国際空港便に投入、週7往復のうち3往復が同機による運行となる。同社のB787の日本便への投入ははじめて。成田便は従来通りB777での運行となる。
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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第56回 吉田友和

つ 通貨

 台北の桃園国際空港から市内へ出るのに、バスに乗ろうとしたときのことだ。この路線は國光客運を利用することが多い。窓口に並び、運賃の125台湾ドルを支払おうとしたら、スタッフの女性が怪訝な顔を浮かべた。
「ディファレント」
 そう言って、僕が渡した100台湾ドル紙幣を突き返してくる。はて? と首を傾げながらそれを確認してハッとなった。お札の色こそ同じ赤系統ながら、描かれている絵柄は毛沢東の肖像画だった。そう、100台湾ドル札だと思って差し出したその紙幣は、100人民元札だったのだ。台湾ではなく、中国の通貨だったというオチである。なるほど、それは確かにディファレントであるなあ。
 なんでそんなことになったのか。心当たりはあるようでなかったりする。あちこち旅しているうちに、各国の通貨がごちゃまぜになってしまっているのだ。
 ほかにもそういえば、この前ウィンドブレーカーのポケットから見慣れないデザインの紙幣がでてきた。パッと見ただけではどこの国の通貨なのかわからなかったが、書かれている文字などをじっくり観察するとキルギスのお札だと判明した。キルギスか……訪れたのはもう何年も前だが、そのときポケットに入れたままになっていたらしい。
 近頃はますますズボラになってきたなあと自覚している。以前は普段使いのものとは別に、旅行専用の財布を用意していた。財布の中で日本円と旅先の通貨が混在すると、支払いの度に混乱するからだ。それに財布の中には保険証やら免許証やら、ついでに言えば各種ポイントカードやらも入っている。それらは外国では明らかに出番がないので、わざわざ持っていっても無駄にかさばってしまう。
 海外旅行の際にはクレジットカードなどを旅行専用財布へ移し替え、普段使いの財布は日本の自宅に置いていくようにするとスマートなのだが――。
 いちいち入れ替えるのも面倒になってしまった。普段使いの財布のままで海外へ行って、旅先の通貨が余るとそのまま、ということが増えている。その結果、冒頭で書いたような珍事件が発生してしまったわけだ。
 でも、よくよく考えたら100台湾ドルよりも100人民元の方が高価である。ざっくり計算して五倍ぐらい。もらった方が得をするわけだから、国や相手によっては、黙ってシレッと受け取る人もいるだろうなあ。
 外国を旅していると、あの手この手でお金を巻き上げようとする輩に遭遇するものだが、そうではなく、自ら率先してぼられにいくようなパターンも案外多い。僕だけだろうか。
 たとえば、真っ先に思い出すのがバリ島でのエピソードだ。タクシーの支払いの際にやらかしてしまった。正確な金額は忘れたが、2万ルピアのところを間違って20万ルピアも支払ってしまった、みたいな失敗である。
 インドネシアの通貨はやたらと桁が多く、慣れていないと間違えやすい。そのときは夜で暗かったのと、お酒を飲んで酔っ払っていたせいもありウッカリしていた。クルマを降りてしばらくしてから気がついたが、もはや後の祭りである。運転手は当然わかっていたはずだが……まあ、バリ島は超が付くほどの観光地だから仕方ないか。というより、悪いのはあくまでも自分なのだけれど。
 世界の国々の中には、通貨の桁が唖然とするほど多いところが結構あって、旅行者泣かせだったりする。僕がこれまでに訪れた国の中で最も多かったのは、アフリカのジンバブエだ。経済が破綻し、10億ジンバブエドル札や100兆ジンバブエドル札といった、あり得ない桁数の紙幣が流通する同国の「ハイパーインフレ」は、一時期日本でも話題になった。
 実際にジンバブエを旅していると、突っ込みどころが満載だった。100米ドルも両替しようものなら、数百枚の単位でジンバブエドルが札束になって帰ってきた。財布には入らないので、買い物へ出かけるときは山盛りの札束をスーパーのビニール袋に入れて持ち歩いていた。ジョークのようだが、同国の経済状況からすると笑えない話だったりもする(ジンバブエドルは現在は廃止されている)。
 まあ、ジンバブエは極端な例ではある。ほかにもアジアなら、ベトナムの通貨ドンなども桁が多い。1米ドルがだいたい2万~2万2000ドンぐらい。ベトナムへは最近よく行くのだが、到着して最初にATMでお金を下ろすときにはいつも緊張する。いち、じゅう、ひゃく、せん、まん……とゼロを慎重に数えつつ金額を入力するのも恒例である。
 実はいまちょうどベトナムの長編旅行記を書いている。その本の中で値段交渉をした話などがしばしば出てくるのだが、メモを見ると30万とか100万とか、そういう感じでやはりとても桁数が多くて、記憶を辿っているだけでももう頭が混乱してくるのだった。

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【新刊情報】
筆者の新刊『思い立ったが絶景』(朝日新書)が3月11日に発売になります。絶景を目的とした旅について客観的に分析し、カラー写真を交えながらエッセイにまとめました。

※通貨→次回は「か」がつく旅の話です!

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3a. 韓国・ソウル旅行記 ~ポンチャックディスコを探して~ その1

13回の渡韓を誇る旅の達人、官能小説家大泉りかさんによるソウル旅行記、前編です。
(注:本事例は2016年2月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
大泉りか

大泉りか

大泉りか(おおいずみ・りか)
1977年、東京都練馬区生まれ。官能小説家、コラムニスト。スポーツ新聞や女性向けウェブサイトなどに連載多数。近著に『性感ヨガレッスン 柔肌美女に囲まれて』『誘惑カフェ 叔母・人妻・女子高生たちと蜜色バイト』(リアルドリーム文庫)、『サディスティック88』(小学館ガガガ文庫)のほかに、男性向けモテハウツー『もっとモテたいあなたに 女はこんな男に惚れる』(イーストプレス・文庫ぎんが堂)などの実用書も手がけている。
大泉りか公式ブログ http://blog.livedoor.jp/ame_rika/

最も手軽に行ける海外といえば、なんといっても、お隣の国、韓国。羽田からソウルまでは約二時間半。食べ物もお酒も美味しいし、買い物だってたくさん出来る。夜遊びだって……と言いたいところですが、若者の集う最先端のクラブは 、昭和生まれのアラフォーには正直ちょっとつらい。なので、毎回、屋台でチヂミをツマミに朝までソジュ(焼酎)を飲んだくれるのが定番です。

しかし、渡韓も通算13回目となればいい加減、なにか新しい刺激も欲しいところ。女四人での旅行となる今回、もっと夜を楽しんで過ごす方法はないのか。そう思っていた矢先、以前、済州や仁川で乗った遊覧船の中で観たポンチャックパーティーのことを思い出しました。

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こちらは、仁川国際空港のある永宗島と月尾島の間の海域を周遊する遊覧船。16000ウォン(約1500円)※2016年2月現在

通常、遊覧船といえば、景色を楽しむものだと思うのですが、済州や仁川の遊覧船はちょっと違います。船内では、出航する前から歌謡曲とテクノを混ぜたような、ポンチャックと呼ばれる韓国の大衆音楽が大音量でかかり、中高年の観光客たちが、踊り狂っているのです。

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済州の遊覧船の中の様子。ペアルックスで決めた韓国のアジュンマ(オバサン)たちが楽しそうに盛り上がってます。

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こっちは仁川の遊覧船。カーテンをすべて閉め切り、外の風景など、皆さま、まるで興味がない。

ポン・ジュノ監督作品の映画『母なる証明』にも、主人公の母が中年女性たちとともに、観光バスの中で踊り狂うシーンもあるように、韓国の中高年者はとにかくポンチャックで踊るのが大好き(ちなみに韓国人の友人に聞いたところ、観光バスの中で踊るのは危険だということで、現在では法律で禁止されているそうです)。

これだけポンチャックで踊る文化が根付いているのならば、船やバスの中だけではなく街中にもポンチャックで踊れる店があるはず! というわけで、今回の旅の目的のひとつは、「ポンチャックの流れる中高年向けナイトクラブを探す」ということになりました。

そうと決まったら、さっそくリサーチを。事前に韓国に住む友人(20代女子)にポンチャックナイトクラブがどこにあるのか知らないかを尋ねてみたところ、「ナイトクラブの早い時間には流れていそうだけど、具体的にどこって言われるとわからない。だって興味ないし」と心許ない返事が。まぁ、「今度、日本に行くんだけど、歌声喫茶ってどこにあるの?」と尋ねられてるのと同じことだと考えれば当然ですよね。

仕方なく独力でリサーチを重ねたところ、ポンチャックの第一人者でもあるイ・パクサが清凉里駅のシデコリアというナイトクラブで過去ライブを行っていたことを発見。このシデコリアは、きっとポンチャックの流れるナイトクラブに違いない!というわけで、“清凉里駅のシデコリア”という情報のみで、韓国へと向かうこととなりました。

ソウル到着初日。今回のホテルは梨泰院(イテウォン)です。米軍基地の近くに栄えた街なので、シャレたカフェやヒップなクラブなどがあることで有名ですが、意外と隠れてポンチャックナイトクラブがあったりしないものか。こういう時にはやっぱり地元の人に尋ねるのが一番だということで、裏路地にある食堂に入って聞いてみることに。

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若者向けのコジャレた店の多い梨泰院ですが、一本裏手に入れば安いローカル食堂もあります。

店員はすべてアジュンマ、客はアジョシ(オジサン)ばかりで、まさにポンチャック世代ど真ん中。しかし、「この辺りにポンチャックの流れるナイトクラブはないですか?」と尋ねても「この辺にはないね。っていうか、もうそんな店はないんじゃない? 地方だったら残ってるかもしれないけど」とのつれない返事。がっくりとうなだれるわたしたちを慰めようと思ったのか、店にあったラジカセでポンチャックをかけてくれました。優しい。

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マッコリと豚キムチをいただきました。胡麻がアクセントになっていて、美味しかったです。

このまま、『シデコリア』を探しに清凉里駅まで向かうという手もありましたが、実はこの日、我々が乗ったのは、羽田発 6:20のコリアンエアー720便。前日、徹夜な上に飛行機の中から呑み続けていたので、この辺りで撃沈。捜索は翌日に持ち越すことにして、近所にあるチムジルバンでホテルのチェックイン時間まで仮眠を取る事にしました。

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イテウォンランドは、東大門などに比べてれば、地元の人が多く来るので、価格帯は安いです。メモを取っていないのでうろ覚えですが、たしか入浴料が6、7000ウォン。垢すりは20000ウォンくらいだったと思います。

睡眠を取って酒を抜いたところで、初日の晩御飯はやっぱり焼肉しかない。というわけで、ソウルに来る度にほぼ定番となっている馬場洞(マジャンドン)畜産物市場にある焼肉横丁で食べることに。

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馬場洞畜産物市場は、東大門からタクシーで10分から15分程度。アーケードの商店街のほとんどの店が精肉店です。

ピンク色の照明に照らされた肉塊にファイティングスピッツをかきたてられます。出来ることならお土産に持って帰りたい!!!

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奥が座敷になっていて、あがって食べられるお店も。ついつい入りたくなってしまいますが、目的地はもっと先にあります。

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引きずり出したての臓物がそこらにあるので、ナイーブな人が注意が必要。写真はセンマイと白センマイとレバー。

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アーケードを抜けたところにようやく発見。こちらが目的地の馬場洞の焼肉横丁です。たくさん店が並んでいますが、どこに入っても、メニューも味も値段もそう変わらない。外から見て混んでいる入れば間違いはありません。

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馬場洞の名物はレバ刺しとセンマイ刺し。しかもお通しなんで、無料なんです。さらにはお替りもし放題。フリーレバー!フリーセンマイ!

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写真の肉は盛り合わせ600グラムで60000ウォン。キムチや味噌チゲ、ご飯などはレバ、センマイ刺しと同じく無料でついてきます。

隣の席に座っていた韓国人男性がワイルドにも、肉を焼かずにそのまま食べていたので思わず盗み見していたら「このまま食ってみろ」とばかりにトングで掴んだ生肉(焼く用のヤツです)を渡され、仕方なく生で食べました。それくらい新鮮ってことです。世の中は熟成肉ブームですが、捌きたてのフレッシュな肉もまた違った味わいで美味ですね。

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明日、無事にポンチャックのナイトクラブは見つかるのでしょうか。後編に続く。

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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。2014年11月帰国。

Profile
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青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社→帰国→セカシュー。

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3b. 世界一周ノート 第45回:世界の安宿

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(バリの安宿)

低予算の旅行者は安宿を転々として旅を紡いでいくのだけれど、やっぱりこれもよく聞かれることが多い。どんな宿に泊まるの?幾らくらいなの?と。
金額的にざっくりと相場をまとめると・・・

アジア各国_200円~1000円
ヨーロッパ各国_900円~2500円
アフリカ各国_900円~3800円
アメリカ_2500円~4000円
南米各国_350円~2800円
僕が自腹で泊まったところだと、ざっとこんな感じだった。

やっぱりアジアは安く、衛生面さえ無視すれば2$で泊まれるところもあった。基本的に僕は街に着くと何件か安宿で値段を聞いて、一番安いところに泊まっていた。時には1時間以上安い場所を求めて彷徨うこともあった。最安は共同部屋、風呂トイレ共同、セキュリティー度外視というのが基本で、他に蚊だったりネズミだったり悪臭だったり水シャワーだったりのオプションがついている。
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(ベトナム・フエ)

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(マニラ)

ヨーロッパでは安宿サイトをよく利用した。HostelworldやBooking.comあたりが多かった。各サイトの口コミはかなり信憑性があって、騒音やサービスに関する情報は入念にチェックし、コスパの良いところを選ぶのが間違いない選択だという結論に達した。ヨーロッパでは共同部屋は基本だけれど、共有キッチンがある所が多いので自炊がはかどってたすかった。

アフリカはほとんどヨーロッパと変わらない印象だった。観光客の少ないエリアでは少し値段が高く、治安との兼ね合いもあるためヨハネスブルグでは3800円のホテルに泊まる屈辱も味わった。

アメリカでは日本人経営の変な共同部屋が穴場かもしれない。ルームメイト募集サイトなんかで1泊から泊まれ、ホテルではない非合法感溢れる一室で快適に過ごすことができる。意外にも立地がよく、NYならマンハッタンでこの手の部屋を見つけることができる。観光客からロングステイの謎のビザ切れ留学生まで、日本人と交流できるのも面白かった。

南米はピンキリで、僻地に行くと掘り出し物の安宿に恵まれることもあった。人気のウユニでも1泊400円の安宿があったりと、選ばなければ安い場所はある。南米全体では日本人宿が最安という傾向があって、僕はよくお世話になった。


幾つか印象的だった宿を記すと・・・
・カンボジア シェムリアップ「クロマヤマト」
ここは日本人宿でレストランも併設。とにかく安く、2$の共同部屋があった。しかも会計がざるなので何泊したかは自己申告性。ただ衛生面が心配で、謎のベッドバグ襲われ、まだ傷跡が残っている。
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・タイ バンコク「Sitdhi」
1ヶ月沈没した良宿。150バーツでシングルに泊まれ、Wifiも完備。寺裏エリアに位置し、日本人も少なめ。中毒者・瘋癲からゲイまで多種多様な客と触れ合える素敵な場所。部屋に甘いものを置いておくと大量の蟻が発生するのが難点。
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・ブルガリア ソフィア「10coins hostel」
口コミ評価も高い宿。安い、清潔、宿の親父が世話焼きで親切。洗濯機も無料で1回貸してくれる。近くにある中華料理が秀逸で、ソフィアという何もない街で長居を決意させてくれるある意味で罠的な場所。
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・ボリビア コパカバーナ「Hostal Frorencia」
チチカカ湖を臨むロケーション抜群の安宿。値段も350円と格安。Wifiはないけれど、オーナーも親切で客はほとんどいない。天守閣みたいな屋上にある部屋でのんびりと過ごすと、1日が終わっていく。徒歩5分の市場での食事がおすすめ。
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コパカバーナ眺め_R

安宿を渡り歩く生活は非常にストレスが溜まり、慣れてくると出会いとかもどうでもよくなる。そんな中で時々当たりの安宿が見つかる。きっと旅人はそんなことを繰り返しているのだと思う。

次回は世界の悪宿を記します。

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第61回 ミラノ


Milan Cathedral (©4Corners, トリップアドバイザー提供)

イタリア共和国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

北イタリアの中心都市で、経済の中心である一方ファッションやグルメでも名高い。美しい街並みの散策、史跡やアート鑑賞、ショッピングにサッカー観戦と多様な楽しみ方に対応する懐の深い街。

ミランの地図を開けばわかるとおり、街の中心は大聖堂ドゥオーモ。ドゥオーモをいくつかの環状路が取り囲み、ドゥオーモから放射状に道が延びている。道は意外にいりくんでいるのでスマホの地図を参照すると便利だ。
Duomo di Milano to Navigli   Google Maps
(画像:Google)


ミラノの見どころはドゥオーモを中心に点在している。そして、最大の見どころがミラノ大聖堂ことドゥオーモそのものである。
100本以上の尖塔がそびえ立つゴシック様式の聖堂はイタリア建築最大の傑作。14世紀に着工され、完成は19世紀の前半と世紀を超えて建てられた。繊細かつ壮大な外見も見事なステンドグラスの内部も隙なくすばらしい。
屋上にはテラスがあり、市街を見下ろすことができる。


Milan Cathedral (Duomo) (トリップアドバイザー提供)

ドゥオーモに隣接するアーケード街は「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」。現在のイタリア共和国の前身となったイタリア王国の初代国王にちなんで名づけられた。
19世紀後半に完成したショッピングアーケードで、ガラスのアーチや天井画、床のモザイク模様など美術品のように美しい。夜はアーチがライトアップされ一層華やかになる。入居する店は高級レストランやラグジュアリーブランドばかりだが、懐具合にかかわらず行ってソンはない。


Galleria Vittorio Emanuele II (トリップアドバイザー提供)

近くにはミラノの老舗百貨店「リナシェンテ」がある。他の店ではなかなか手に入らないような特別なアイテムや限定品もあり、おみやげさがしに大変便利。最上階のカフェからはドゥオーモを間近に眺めることができる。

La Rinascente (トリップアドバイザー提供)

サン・マウリツィオ教会はミラノ中心部に位置する一見地味な教会。内部はノアの箱船やキリストの磔刑などキリスト教の名場面を描いたフレスコ画で埋め尽くされており、扉を開けた瞬間誰もが息をのむという。

Chiesa di San Maurizio al Monastero Maggiore (トリップアドバイザー提供)

ブレラ絵画館はフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが開館したという由緒ある美術館。ルーベンス、ラファエロ、カラヴァッジョなどの名作がおしげもなく公開されている。中でもマンテーニャの「死せるキリスト」は独特の迫力で評価が高い。

Pinacoteca di Brera (トリップアドバイザー提供)

スフォルツェスコ城は15世紀に建てられた宮殿で、砦のような巨大なスケール。内部にはミケランジェロをおさめた博物館や美術館が併設されているが、あまりに広大なのですべて見るには数日必要だという。

Castello Sforzesco (トリップアドバイザー提供)

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は完成に170年を要したというカトリック聖堂。隣接するドメニコ会修道院の食堂にはダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」が展示されている。絵画の見学時間は15分と限られており、事前予約が必須。飛行機のチケットを取ったら忘れずに予約しておこう。

Santa Maria delle Grazie (トリップアドバイザー提供)

街歩きをのんびり楽しみたい層に人気なのが南のナヴィリ地区だ。古い街並みに運河や船着き場が残り、中心部のにぎやかさとはうってかわって落ち着いたエリア。観光客だけではなく地元民の散策エリアでもあり、カフェやショップも個性派ぞろい。

Santa Maria delle Grazie (トリップアドバイザー提供)

本田圭佑選手の所属するACミランやインテルの本拠地であるサン・シーロスタジアム(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)は市街から6kmと近い。ガイドツアーもあるがもしシーズン中ならぜひチケットをおさえたいところ。

Stadio Giuseppe Meazza (San Siro) (トリップアドバイザー提供)


ミラノから南に30kmほど、パヴィア修道院は世界でも屈指の壮麗な修道院とされ、郊外観光の目玉。様々な彫刻がほどこされつつ完璧なバランスを保つファサードに圧倒され、フレスコ画や彫像で飾られた内部に度肝を抜かれる。
「青き聖堂」の別名とおり青い天井も美しい。
修道院として現役の施設であり、今でも多くの修道士が500年前からの伝統を守って暮らしている。


Certosa di Pavia (トリップアドバイザー提供)

ミラノからの郊外観光ではコモ湖も人気がある。ミラノから北に80kmあまりだが十分日帰りも可能。スイスとの国境近く、アルプスを背景に望む風光明媚なリゾートで、王族やムービースターの別荘が建ち並んでいる。

Como (トリップアドバイザー提供)

チンクエ・テッレはミラノの南200kmほどの場所にある海沿いの村落群。ミラノからの日帰りも可能。切り立った入り江を利用した要塞都市として建設され、交通手段は船のみという中で独特な文化がのこされてきた。絵本のようにあざやかな伝統家屋、絶景トレッキング、岩がちの土地で唯一の農産物である絶品ワインなど魅力あふれるエリアだ。

Cinque Terre (トリップアドバイザー提供)



Osteria Al Portone (トリップアドバイザー提供)

ミラノはイタリア北部料理の伝統をうけつぐ一方、国際都市として流行や他国の料理をいち早くとりいれてきた。
アルプスに近い風土を反映して肉や乳製品など重厚な料理が特徴で、ミラノの代名詞ともなっているカツレツ、仔牛の煮込みオッソブーコ、生ハム、硬質なチーズなどが名高い。また、主食もリゾット(特にサフランのものが有名)やポレンタが好まれる。

ミラノには食前酒(アペリティフ)を頼むとバールのカウンターに並んだつまみを好きなだけとっていいという夢のようなおつまみブッフェのしくみがあり、アペリティーボ(Aperitivo)と呼ばれる。酒とつまみでゆっくりと腹を満たし、メインディッシュへの期待を盛り上げていくのがミラノ流だ。


Ilia (トリップアドバイザー提供)

日本からの行き方

(空路)
ミラノへの直行便は現在アリタリアの成田便のみ。所要12時間程度。
16年3月現在では燃油の値下がりやテロなどによって欧州便は非常に手ごろとなっており、アリタリアのサイトで直接予約しても8万円台、代理店や予約サイトなら6万円台もある。

欧州の人気都市だけあって乗り継ぎ便の選択肢も非常に広く、欧州の他都市経由、アジア経由、中東経由などきりがないほど。アジアや中東とそれほど値段が変わらなければ、比較的時間の目処がたちやすい欧州乗り継ぎがおすすめ。

(陸路)
日本から陸路入りするとしたらローマから鉄道やバスで入る場合が多い。
高速鉄道の場合所要3時間、片道5千円程度。LCCでもほぼ同額程度だが、快適に移動したしたい場合には鉄道の方がいいだろう。所要時間もトータルではほとんど変わらない。
バスも複数あり、ローマから3000円程度と安いが、所要も9時間と長め。
この他国際バスEurolinesがミラノと欧州各都市とを結んでいる。

(パッケージツアー)
シーズンにもよるが、4泊5日(機内泊)の往復経由便の場合、サーチャージ込み7万台から(ただし現地滞在時間は1日半~2日程度)。アリタリアの直行便ツアーなら5日間で11万円程度~。

(空港)
ミラノの空港は3つあり、日本からの国際線が発着する最大の空港がミラノ・マルペンサ空港(Milano-Malpens;MXP)。
他には欧州線中心のミラノ・リナーテ空港(Milano-Linate;LIN)、ベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港(Bergamo-Orio al Serio;BGY)がある。

マルペンサ空港はミラノ市街から北西に約50km。ターミナルは2つあるが、新しいターミナル1がメイン。ターミナル2はEasy Jetが使っている。空港から市街までは鉄道かバスが便利で安い。鉄道は24時間運行しており、ミラノ中央駅まで所要50分、料金は12ユーロ、往復券が18ユーロ。バスの場合は所要50分、料金は10ユーロ。空港タクシーの料金は決まっており、市街まで定額90ユーロ。白タクに注意。

リナーテ空港は市街から東に7kmと近い。アリタリアの国際線・国内線に加えてエールフランスのパリ便、ルフトハンザのフランクフルト便、ブリティッシュエアウェイズのヒースロー便など国際線も多い。市街までは地下鉄、バスが利用できる。タクシーはやはり定額で40ユーロ。

ベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港は厳密にはミラノ市ではなく、ベルガモ市(Bergamo)に位置する。ベルガモ出身の画家ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(デレク・ジャーマンの映画でも有名)にちなんで、別名イル・カラヴァッジオ空港と称される。主にLCCのライアンエアーが利用している。
ミラノ市街まではバスが便利。所要50分、4ユーロ。鉄道の場合はベルガモ駅からミラノ中央駅まで所要50分~75分、4.8ユーロ~。




tabinoteメンバーも愛用!空港滞在時間が長くなりがちな節約旅行でこそ、ラウンジのありがたさが身にしみます。海外旅行には必携の「プライオリティ・パス」
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地理と気候

イタリアといえば輝く海と太陽!というのは地中海側の南部。ミラノは北部に位置し大陸性気候で四季がある。すぐ北はスイスとアルプス山脈であり、冬は東京と同じくらいに冷え込む。夏は近年の東京よりやや涼しく、湿度も日本よりマシで過ごしやすい。

ベストシーズンは過ごしやすい春(4月~6月)か秋(9月・10月)だが、上述通り夏も過ごしやすく、冬もバーゲンやクリスマスマーケットなど季節ごとの楽しみがある。毎年12/7はミラノの守護聖人・聖アンブロージョの祭と定められている。

日本との時差は8時間で、日本の正午が現地の午前4時。
サマータイム中(3月の最終日曜日AM2:00~10月の最終日曜AM3:00)は時差7時間となる。

ミラノ   Google マップ
(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はイタリア語が基本。
外国人の行くようなホテルやレストランでは英語が通じることもあり、メニューにはイタリア語と英語が併記されていることもあるが、あまり英語は通じないと思って良い。
通貨はユーロ。1ユーロ=125円程度(16年2月時点)。

イタリアの物価はヨーロッパの中では比較的安い方だが、ミラノは大都市だけあって高く、なんでも東京と同じくらいに感じるかも。
タクシーは平日昼間の初乗り3ユーロ程度。
外食は高めで、カジュアルなトラットリアで1人当たり20ユーロ程度。デリカテッセンなら総菜を買い込みワインを追加しても10ユーロ程度ですむ。エスプレッソは1ユーロ。ホテルは3つ星ホテルが70ユーロ程度から。

両替は最低限のユーロを日本で両替していけば十分。
ホテル、レストランではサービス料が追加されているのでチップは不要。タクシーは料金の1割程度またはお釣り、ポーターは1ユーロ程度が相場。
ホテルやレストランをはじめ、多くの場所でクレジットカードが使える。現金が必要であれば都度現地からATMで引き出すのが効率的。




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ビザと治安

観光目的の場合、90日以内の滞在はビザ免除。

ざんねんながら治安はあまりよくない。観光都市だけあって窃盗の被害は多め。特にスリと置き引きが多く、地元イタリア人でも少なからず被害にあっている。ホテルでの窃盗もグレードに関係なく発生している。
特に観光客の集まるドゥーモ広場、ガレリア、中央駅や繁華街、メトロ車内でのスリ被害が多い。空港でも注意が必要だ。ロマ・ジプシー風のグループ(特に子供)には気をつけること。
バイクをつかったひったくりや強盗など荒っぽい犯罪も報告されている。


市内交通

ミラノの公共交通は地下鉄、トラム、バスなど。すべてミラノ交通局(ATM:Azienda Trasporti Milanesi)の運営。

(地下鉄、トラム、バス)
地下鉄はメトロポリターナと言う。M1、M2、M3、M5の4線が運行中。
市内交通のUrban Ticketの場合、1回券が1.5ユーロ、24時間券が4.5ユーロ、48時間券が8.25ユーロなど。一週間有効のWeekly Travel Cardは11.3ユーロ。

地下鉄、トラム、バスのチケットは共通で90分以内の乗り継ぎが可能だが、地下鉄は改札を出ると無効になる。

(タクシー)
TAXI(タッシーと読む)は白色または黄色で屋根にTAXIのサイン表示がしてある。流しのタクシーは少なく、タクシー乗り場やホテル前などでひろう。

平日(土含む)昼間の初乗り3.2ユーロ、日祝5.2ユーロ、夜間21時から翌6時まで6.2ユーロ。
チップ込みでメーターより少し多めに(1割が目安)払う。
ドライバーには英語は通じないと思った方が良い。現地語で表記された地図やメモ、ショップカードを見せた方が確実。
空港や中央駅、繁華街などには声がけをしてくる白タクがおり、トラブルも報告されている。Uberなら安心だ。

  • ATM:ミラノ交通局(ジャーニープランナーなど)
  • Uber:ミラノ

(レンタサイクル)
ミラノは自転車メーカー・ビアンキやコルナゴのお膝元、風情ある市街散策には自転車がよく似合う。

公共のシェアバイク、BikeMiが利用できる。一週間有効のパスが6ユーロ、あとは利用するたびに従量課金。

スポーツサイクルが借りたければ個人の自転車貸しサービス、Spinlisterもおすすめ。どうせならビアンキを借りてしまおう。ただし石畳が多いので、細いタイヤのロードバイクに乗る際は十分注意しよう。


ホテル


ME Milan – Il Duca (トリップアドバイザー提供)

歴史を反映した重厚なホテルからデザインホテルまでそろっている。
ホテル代は欧州の他の大都市にくらべてやや手ごろ。3つ星クラスが1万円、4つ星で1.5万円~程度が目安。

安宿の場合、いわゆるホステルの個室が5000円程度。ドミトリーなら1000円台からある。
個人宅の部屋貸しサービスAirbnbの利用もお勧め。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
イタリアの大手キャリアは旧国営の最大手TIM、おなじみVodafone、香港系のThree、Windなど。各社ともにプラン変更やキャンペーンはひんぱんに内容が変わる。外国人でもプリペイドSIMを問題なく購入できる。

TIMの場合、4週間有効のInternet StartパッケージならLTE通信が2ギガ使えて10ユーロなど。
Threeの場合、30日有効のデータ専用Super Internet ExtraパッケージならLTEデータ通信が3ギガ使えて5ユーロなど。
Vodafoneの場合、4週間有効のFlexi Startパッケージなら400分の通話と1ギガのデータが使えて15ユーロなど。
Windの場合、4週間有効のALL INCLUSIVEパッケージの場合500分の通話と2ギガのデータが使えて12ユーロなど。



(WiFi)
多くのカフェでWiFiが提供されているが、他国のようなチェーン店は少ない。

ミラノでは公衆無線LANが提供されており、公式サイトによると1日300Mまで無料、超過した場合は1時間の高速接続の後に速度規制がなされるとなっているが、サイト上では1日1時間300Mまでという情報もある。登録にはSMSの受信が必要で、つながらないことが多いとされておりあまり期待できないかも…。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 3月11日 サラーム海上さん スライド&トークショー
 3月25日 奥田実紀さん 紅茶&トークイベント
 3月18日 日野行介さん×吉田千亜さん 対談トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/

新刊「イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅」発売記念
◆サラーム海上さん スライド&トークショー◆
「サラーム海上の中東料理を巡る旅」

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新刊『イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅』(双葉社)の発売を記念して、“よろずエキゾ風物ライター”のサラーム海上さんをお招きして中東料理の魅力についてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。前作『おいしい中東 オリエントグルメ旅』では、モロッコの民宿で教わるクスクス、エジプトの名物コシャリ、イエメンの屋台食堂、世界三大料理の地・トルコでの居酒屋放浪、イスラエルで出合った天才シェフを紹介していたサラームさん。続編にあたる新刊では、イスタンブルのメネメン、カッパドキアのマントゥ、ベイルートのタッブーレ、フェズのタジン、エルサレムのホモスなど、サラームさんが中東各地の旅で出会った絶品グルメや現地の達人たちに教わった家庭料理が、豊富な写真やレシピとともに紹介されています。最近は、出張メイハネが毎回大人気になるなど中東の音楽以上に中東の多彩な料理にも情熱を傾けているサラームさんの中東での取材旅行の貴重なエピソードが聞けるはずです。サラームさんのファンの方はもちろん、中東の料理や音楽・文化に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


サラーム海上(さらーむうながみ)

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1967年生まれ、群馬県高崎市出身。音楽評論家、DJ、講師、料理研究家。明治大学政経学部卒業。中東やインドを定期的に旅し、現地の音楽シーンや周辺カルチャーのフィールドワークをし続けている。著書に『おいしい中東 オリエントグルメ旅』『プラネット・インディアインド・エキゾ音楽紀行』『エキゾ音楽超特急 完全版』『21世紀中東音楽ジャーナル』、共著に『アラブ・ミュージック その深遠なる魅力に迫る』他。

◆サラーム海上HP「サラームの家」
http://www.chez-salam.com/


【開催日時】 3月11日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:双葉社


新刊「紅茶をめぐる静岡さんぽ」発売記念
◆奥田実紀さん  紅茶&トークイベント◆
「世界をめぐる紅茶さんぽ ~ カナダから静岡まで」

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新刊『紅茶をめぐる静岡さんぽ』(マイルスタッフ)の発売を記念して、著者でライターの奥田実紀さんをゲストにお迎えして、世界や日本の紅茶の歴史や楽しみ方について紅茶とお菓子をいただきながらたっぷりと語っていただきます。『図説赤毛のアン』『スコットランドタータンチェック紀行』など、赤毛のアンやスコットランドに関する著作が多数あり、紅茶にも造詣が深い奥田さんが今回注目したのは国産の紅茶、「和紅茶」。ここ数年、緑茶の生産量とともに紅茶の生産者数も日本一のお茶処の静岡県を中心に「和紅茶」に注目が集まっています。本書では、静岡在住の奥田さんが、年々紅茶づくりのクオリティが高まる静岡県内を巡り、紅茶にこだわりのあるカフェやレストラン59軒が紹介されています。今回のイベントでは、国産紅茶のお話を中心に、カナダのプリンス・エドワード島に滞在経験のある奥田さんが旅先で感じた海外の紅茶事情や紅茶の歴史、おいしい紅茶の淹れ方など、とっておきの貴重な紅茶のお話が聞けるはずです。
奥田さんのファンの方はもちろん、紅茶が好きな方、紅茶の歴史や文化に興味のある方はぜひご参加下さいませ!当日は、紅茶とお菓子盛り合わせが付きますよ!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

奥田実紀(おくだみき)

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宮城県仙台市出身。都内でコピーライター、編集者を経て、フリーライターに。
結婚を機に、静岡県浜松市へ。雑誌や書籍、自費出版、広告など多方面に携わり、写真家・翻訳家としても活動。1992~93年、小説『赤毛のアン』の舞台となった、カナダのプリンス・エドワード島に、小さい頃からの夢を果たし滞在。その体験をもとに『図説赤毛のアン』(河出書房新社)『赤毛のアンA to Z』(東洋書林)など、関連書籍の出版や翻訳多数。ほか、『図説タータンチェックの歴史』(河出書房新社)『タータンチェックの文化史』(白水社)なども。紅茶にも造詣が深く、なかでも国産紅茶に関しては生産者への取材を精力的に続けている。また、紅茶、赤毛のアン、タータンチェックの講座も開催。

◆奥田実紀さんHP
http://www.geocities.jp/writermiki_okuda/


【開催日時】 3月25日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】  1500円(紅茶とお菓子盛り合わせ付き)
      ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:マイルスタッフ


新刊『原発棄民』、『ルポ・母子避難~消されゆく原発事故被害者』発売記念
◆日野行介さん×吉田千亜さん 対談トークイベント◆
「国に棄てられた被災者 ~ フクシマと福島の狭間で」

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東日本大震災による福島第一原発事故から5年がたちました。原発事故の影響で、家を奪われ、仕事を奪われ、故郷を奪われた被災者・避難者たちに対して、さまざまな支援を打ち切り、福島県への「帰還」を促す政策が着々と進められています。つまり名目上の「避難者」をなくすことで、原発の「被災者」そのものを「いなかったこと」にしようというものです。
今回は、毎日新聞記者として原発事故と被災者の取材を続けてきた日野行介さん、埼玉に自主避難する被災者の母親たちをサポートしその活動を伝える情報誌「ママレボ」の編集にも関わってきたジャーナリストの吉田千亜さんをお迎えし、「復興」の名のもとに見えなくされ、なかったことにされつつある原発事故被災者、5年目の今についてお話いただきます。

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。

日野行介(ひのこうすけ)

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1975年生まれ。東京都出身。九州大学法学部卒。毎日新聞特別報道グループ記者。99年毎日新聞社入社、福井支局敦賀駐在、大阪社会部、東京社会部などを経て現職。著書に「福島原発事故 県民健康管理調査の闇」、「福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞」(いずれも岩波新書)。近著に「原発棄民 フクシマ5年後の真実」(毎日新聞出版)。

◆毎日新聞社
http://www.mainichi.co.jp/saiyou/staff/staff.html?id=Hino

吉田千亜(よしだちあ)

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1977年生まれ埼玉県在住。出版社勤務を経てフリーライター。12年春から原発事故で埼玉に自主避難する母親たちの交流会を開催。被災者の母親たちの活動を伝える情報誌「ママレボ」の発行に携わる。近著に「ルポ・母子避難―消されゆく原発事故被害者」(岩波新書)


【開催日時】  3月18日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:毎日新聞社、岩波書店

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6. 編集後記

tabinote田口です。まず今回配信が大幅に遅れたことをお詫び申し上げます。
さて、今号もボリューム満点。
吉田さん連載は旅行者を悩ます通貨の問題。噂のジンバブエドル、すごいですねえ。
tabinote旅行記は大泉りかさんの韓国旅行記。といっても旅慣れたりかさん、普通の旅行ではありません。知る人ぞ知るアッパー音楽の極北「ポンチャックディスコ」を訪ねての旅です。前号の村上巨樹さんの旅行記といい、手前味噌ながらハイレベルな旅行記が続いております。お楽しみください。
世界一周旅行者インザダーク、青木さんからは世界の安宿についての寄稿です。いちおう個室が最低条件のワタクシにはかなり厳し目の宿だらけですが、どんな宿に泊まろうとそれは旅行者の自由。
世界あの街この街はイタリアの「ミラノ」。記事内にもありますが、いまヨーロッパ便は空前の安さ、行くなら今ですよ。
ところで世界あの街この街、連載も60回を超え、そろそろネタ切れとなっております。読みたい街がありましたらリクエストをいただければ、と。
ちなみにバックナンバーはこちらからご覧になれます。
旅の本屋 のまど、今月も注目イベントがたくさん、個人的にはサラーム海上さんの中東料理に興味津々です。

さて、先日「世界ダークツーリズム」が洋泉社より刊行されました。

世界ダークツーリズム

ダークツーリズムとは戦災や災害跡地、虐殺現場や収容所、強制労働など死や悲劇の生じた現場をめぐる観光のこと。
角田光代さん、古市憲寿さん、森達也さん、蔵前仁一さんなど硬軟とりまぜた豪華な執筆陣で、写真も豊富。我らが下川裕治さんは南京、ハルビン、ハノイと3ヶ所寄稿されています。
この本にはなんと現地までの行き方ガイドがついています。リサーチはこの手の調査が大好物なtabinoteが担当しました。
発売を記念して、tabinoteでもいくつか「負の遺産」に関する旅行記を掲載する予定です。
tabinoteの「負の遺産」旅行記をFacebookのtabinoteページの投稿からシェアいただいた方には抽選で3名様に「世界ダークツーリズム」をプレゼントします。


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載を全編アップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:吉田友和さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回は3月22日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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