2015-03-20 18.38.40

tabinoteメールマガジン 2016/02/09号 Vol.065

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記 ミャンマー
3b. tabinote旅行記 台北
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

JAL、ANA燃油サーチャージを6年ぶりに廃止

原油価格下落を受け、JALとANAは2016年4月1日から5月31日発券分の燃油サーチャージを、2009年9月発券分以来6年6カ月ぶりに廃止する方向。海外ではすでに2月から徴収していない航空会社も多い。
なお、同社のマイルによる特典航空券の利用時には燃油サーチャージが加算されるため、完全に無料で飛行機に乗れるチャンスだ。

香港ドラゴン航空、キャセイドラゴン航空に社名を変更

キャセイパシフィック航空傘下の香港ドラゴン航空は、2016年下期を目処に社名をキャセイドラゴン航空に変更することを発表した。あわせてシンボルマークや機材の塗装を親会社のキャセイパシフィック航空にあわせたものに変更し、ブランド力を強化していく狙い。

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日米航空当局間協議が延期へ

国土交通省は、2月9日と10日に東京で開催する予定であった日米間の航空当局間協議を延期すると発表した。アメリカ側政府から調整に時間を要するため延期したいとの申し入れがあったのが理由とされている。同協議では羽田空港の昼間発着枠の割当が大きく注目されている。

ビックカメラなんばに空港型免税店が来春オープン

新関西国際空港会社はロッテ免税店と共同で大阪市内のビックカメラなんば店に外国人向け空港型免税店をオープンさせる。店舗では街中にもかかわらず、空港出国後の免税店と同様に関税、消費税、たばこ税、酒税などが免税になる。利用にはパスポートと帰国用の航空券が必要。開業は2017年春の予定。

ピーチ、羽田~ソウル線に就航

ピーチ・アビエーションは2月6日、東京(羽田)~ソウル(仁川)線の運航を開始した。機材はエアバスA320型。羽田空港の深夜発着枠を利用したもので、羽田発は深夜2時、羽田着は深夜1時となる。これでピーチのソウル路線は関西、那覇に加えて3路線目となった。

スケジュール
2:00 羽田 → 4:35 ソウル(MM1009)
22:50 ソウル → 1:00(+1)羽田(MM1008)

機内で客室乗務員が殴り合いの喧嘩、途中降機騒ぎ

1月22日、飛行中のロサンゼルス発ミネアポリス行きデルタ航空DL2598便機内で客室乗務員が「態度が悪い」との理由で殴り合いのケンカ。収集がつかなくなり途中のソルトレイクシティ空港に着陸し、3人を降機させ別の乗務員と交代した。これにより便は1時間以上遅れ、乗客にはバウチャーの配布やマイレージの加算などが行われた。

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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第55回 吉田友和

し 春節

 沖縄に来ている。今回は旅行ではなく、短期で部屋を借り、一時的に移り住んでいる。元々旅先として沖縄は日本国内でもとくにお気に入りで、頻繁に訪れていたのだが、生活者として向き合ってみると、まだまだ新たな発見もたくさんあって毎日飽きない。
 たとえば那覇で暮らしていて感じるのは、外国人がやたらと多いなあということ。とくに目立つのは中華系の人たちだ。台湾やら香港やら。大陸本土から来たと思しき中国人も目にする。国際通りを歩いていると、そういった中華系の観光客ばかりで、あとは修学旅行生ぐらいしか見かけない。日本人のツアー客などは明らかに少数派といった感じだ。
 訪日客の激増化現象は、東京や大阪といった都市部だけでなく地方都市にも及んでいる。沖縄も例外ではないのだろう。いや、むしろ影響が顕著な地域の一つと言えるかもしれない。那覇空港にはLCC専用ターミナルがあり、国際線も飛んでいる。たとえば台北から那覇までは、わずか一時間のフライトである。僕もつい先日、那覇から台湾へ行ってきたのだが、本当にあっという間だった。台湾の人たちにとってみれば、沖縄は東京や大坂などよりも遥かに手軽に行ける日本なのだ。
 かつて国際通りのランドマーク的存在だったオーパは、いつの間にかドン・キホーテに変わっている。土産物屋には琉球グラスやちんすこうに混じってガンプラが売られており、看板には中国語の漢字が躍る。目を輝かせて爆買いをする彼らを尻目に、あえて外国人観光客が来なさそうな、よりローカルな路地を散策するのが我が日課となっている。
 訪日客を相手に商売をしている人たちにとっては千載一遇の商機である一方で、日本人の国内旅行者が割を食っている現実もある。この前、友人が那覇へ遊びに来ることになり、ホテルを予約しようとしたら、空室が全然なくて驚いた。本当にびっくりするぐらい空いていない。空きがある宿でも、相場を無視したような金額で泊まる気になれなかった。
「まだ一ヶ月以上も先なのに……」
 おかしいなあと訝り、理由を調べてみたら腑に落ちた。その時期がちょうど春節の期間とバッティングしていたのだ。中華圏の大型連休であるこの時期は、いつも以上に旅行者が増える。需要と供給のバランスが崩れ、普段は数千円で泊まれるビジネスホテルですら数万円に跳ね上がってしまうわけだ。
 春節の時期に中華圏の国々を旅するのは、覚悟が必要だった。どこへ行っても混んでいるし、行き先によっては飛行機や列車の座席を確保するのも至難の業となるからだ。僕自身は楽観的なタイプなので、華々しいお祭りムードが味わえるからと、あえてこの時期を狙って中華圏を旅したりもしたのだが……。
 遂には中華圏ではない我が日本国内を旅するにも、春節を意識せざるを得ない状況になってしまった。この時期に国内旅行をするのならば、中華系の旅行者がまだあまり来なさそうな場所を狙う方が賢明かもしれない。といっても、そういう場所もどんどん減っている。「中国人に会わない日本旅行」などというテーマのガイドブックがあったなら、少なからず売れそうな気もするなあ。
 個人的には、中華系の観光客に関してとやかく言うつもりはない。僕も旅行者として彼らの母国を何度も旅させてもらっているからだ。たぶん色々と迷惑もかけているだろうし、お互いさまだと割り切っている。けれど、世の中には快く思っていない人もいるようだ。
「うちは中国人はお断りしています」
 以前に取材をした某ホテルのマネージャーさんがそんなことを言っていた。当初は国籍に分け隔てなく受け入れていたのだが、あまりにもクレームが多かったため、ほぼ日本人限定に方針を変えたのだという。中国人といっても色んな人たちがいるわけだし、一概には語れないのだけれど、ホテル側としては状況に鑑みたうえでの苦肉の策なのだろう。
 台北から乗った那覇行きのフライトは満席だった。早くも春節がらみの訪日ラッシュが始まっているのだろう。つい先ほども、那覇市内でランチをしに入ったラーメン屋さんでずいぶん待たされた。店の外に行列ができており、入口で名前を書くのだが、見ると外国人と思しき名前ばかりでむむむと戸惑った。
 海外旅行だけでなく、国内旅行も積極的にするという旅人にとっては、なんだか複雑な時代になってきた。日本的な和の風情を求めて旅をしたら、中国へやってきたような錯覚に陥ったりする。円安だからと、海外旅行ではなく国内旅行を選択したらむしろ割高だった、なんて事態も普通に起こり得る。
 無論、悪いことばかりではない。訪日客を当て込んで新設されたLCC路線で、逆に海外へ行ってみたり。日本人には知られていないが、外国人に人気の日本の観光地を巡ってみる、なんてのもおもしろいだろう。旅を取り巻く環境が変化したとしても、自分なりに上手く工夫しつつ楽しみたいところだ。

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※春節→次回は「つ」がつく旅の話です!

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3a. ミャンマー・ヤンゴン旅行記 ~あの歌のふるさとを訪ねて~ その1

今回から2回に渡り、ミュージシャン村上巨樹さんのミャンマー旅行記を連載します。
(注:本事例は2015年12月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
村上巨樹

村上巨樹

1982年岩手県生まれ。ギター奏者/作曲家。te_ri/デストリオ/石割桜などのバンドで活動。放浪芸や職業芸の研究も行っている。自主レーベル「CADISC」主宰。


 2年前、たまたまツイッターのタイムラインで目にしたミャンマーの楽団のライブ動画。あまりにも独特なサウンドに衝撃を受け、一瞬で虜となった。

 ハマったら早いもので、国内のあちこちで音源や資料を探し歩いた。高田馬場のミャンマー雑貨屋に行ったが、在庫はほぼビデオCD(動画ファイルが入ったCD-R)のみ。国会図書館に行っても、民族音楽の資料は大量にあっても、こう言った歌謡曲のものはほぼ皆無(2ページくらいしか無かった)。「こうなったら現地に行くしかない」と思い立ち、ミャンマーの旧首都・ヤンゴンへと向かった。あの音楽が生まれた場所はどういう地なのか、肌で確かめたくて。

1日目(1月18日)


 東京の友人宅を朝7時に出発し、一路成田空港へ。と思ったら外はまさかの大雪。乗る予定だった電車は急遽運休。仕方がないので押上まで向かい、そこから京成線へ乗り換え。

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成田は雨模様。
 成田空港に到着し、無事チェックイン。今回はキャセイパシフィック航空&香港ドラゴン航空を使い、成田〜香港〜ヤンゴンと言うルート。10時35分、離陸。
 15時、香港国際空港に到着。ここで6時間50分もトランジット。これを利用し香港市内に行ってみる。目的は、僕のCDを扱ってくれているレコード店「White Noise Records」への挨拶。入国審査をすんなりパスし、電車に乗って一路香港市内へ。

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White Noise Recordsの店内。
 突然の訪問にもかかわらず、店主は温かく迎えてくれた。そして空港にとんぼ帰り。観光一切無し。21時50分の便でヤンゴンへと向かう。

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 23時45分、ヤンゴン国際空港到着。入国審査官にツーリストビザとパスポートを渡し、すんなり入国。両替所で米ドルからミャンマーの通貨「チャット」に両替(ヤンゴン市内では日本円はほとんど両替できない)。宿に頼んであったタクシーに乗り込み、一路宿へ。チェックインを済ませたらそのまま就寝。

2日目(1月19日)


 宿の朝食を食べながら「探す場所、どうやってアテつけるかな」と考える。現状の行く候補は、ガイドブックに載っていた市場のみ。部屋に戻ると、棚の隅にイエローページを発見。

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 これだ!!すぐさま「music」と「record」の項をチェック。全てのお店をメモり、宿を出発。しらみつぶしに回ってみる算段。ヤンゴンのダウンタウンは碁盤の目のようになっており、西から東へ向かって「何番通り」、北から南に向かって「Upper Block」「Middle Block」「Lower Block」と名前が付いている。各店の住所には「何番通りの何ブロック」かが書いてあるので大変わかりやすい。
 とは言え、店を巡っても何も見つからない。そもそも閉まっていたり、業種が異なっていたり(音楽プロダクションとかDVD専門店とか)。仕方なしに、ガイドブックに載っていた市場へと向かう。

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 ボージョーアウンサンマーケットはダウンタウンの北側にある市場。布屋や貴金属店、土産屋などが軒を連ねる。そんな中でCD屋を発見。店員の女性に「ミャンマーの昔の歌謡曲ってある?」と聞くと、幾つか見繕ってくれた。親切に視聴もさせてくれて、結果数枚購入。「レコードって見たことある?」と聞いてみたが(今回、北島三郎のレコードを持参し「これがレコード。これを探している」と指差し会話をした)、店員の誰もが「見たことない」と言ってた。
 次に行った店ではなんと楽譜があったので、しばらく立ち読み。説明文はビルマ語で読めないが、五線譜は共通している。良さげなものを数冊購入。レジで会計していると、店のおっちゃんが「どこから来たんだ?」と話しかけてきた。「日本から。レコードやカセットを探しに来たんだけど、レコードって見たことある?」するとおっちゃん「レコード?それならあそこの通りで売ってるぞ」マジで!?一気に胸が熱くなる。おっちゃんが店の丁稚に「おい、この日本人を案内してやれ」と言うと、丁稚が「付いてきな」と先導する。着いた先で店主に「レコード…ある?」と尋ねると、奥からごっそりとレコードが登場。しかもSP盤。遂に鉱脈にたどり着いた。手に汗握る瞬間。
 どの盤もかなり汚れていて、状態は決して良くない。それでも、約半世紀前のこの地の空気を真空パックしたレコード。買うしかない。結果、予算の許す限り購入。

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宿に帰ってから撮った写真。
 昼食を食べた後は、引き続きイエローページのメモを手掛かりに、ダウンタウンを歩く。すると数件目でカセットテープ屋を発見。

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 店主のおばちゃんに、日本からプリントアウトしてきたミャンマー人歌手の写真を見せ「この人のカセットテープ探してる」と伝えると、幾つか見繕ってくれた。その後で「うちにあるのはこれくらい。他の人のカセットは今無いけど、ちょっと待ってくれるなら近所の店から持ってこれるよ」とおばちゃん。「オッケー、待つ待つ」と伝えると、しばらくの間おばちゃんと世間話。少しずつ打ち解けて、おばちゃんもウェルカムになってきた。かわいい孫の写真も見せてくれたし。
 1時間後、待ってたカセットが到着。会計を済ませ、おばちゃんに「また来るね」と挨拶。すると「あんた、Facebookはやってるかい?」と聞かれた。イエスと答えると「じゃああんたのアカウント教えてよ。フレンド申請したいからさ」。え!おばちゃん(62歳)Facebookやってんの!?凄いな。
 気付いたらもう夕方。宿に帰る途中、ダウンタウンの中央に位置するスーレー・パヤーへ。せっかくなので参拝する。

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 宿に戻り、一旦休憩。1月のヤンゴンは日本で言うと初夏ぐらいの暑さ。日差しも強くただただ暑い。水分補給とシャワーは必須。
 休憩後、宿を出るととっぷり日暮れ。懐中電灯を照らしながら(ヤンゴンは側溝が多い)再びダウンタン中心部へと向かう。目的は、ミャンマーの伝統芸能の人形劇を見るため。

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 料金は10000チャット(約1000円)。開演冒頭、人形劇の歴史やこの劇団の活動実績、人形の基本的な操り方などを説明。それが終わるといよいよ開演。

 上演中は撮影OK。予想以上にアクロバティックで驚く。伴奏の楽団がカラオケだったのが残念。てっきり生演奏が聞けるかなと思っていたので。ライブは明日に持ち越しだな。終演後は人形&人形使いの皆さんと記念写真。そして宿に戻って就寝。

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3a. tabinote旅行記 ジェットスターで行く!台北26時間超弾丸ツアー(その2)

 

「家族旅行の下見だからさ」

ジェットスターの台湾就航記念セール、片道990円で台北への弾丸ツアーをキメてきた。(前編からの続き)

8:30

さすがに平日の朝である。いよいよ交通量が増え、歩道を歩く人も多くなってきた。

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出勤途中の道すがらサンドイッチ屋に立ち寄る姿も(美味しそう)。

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台北駅近くのステーションに自転車を返す。クレジットカードで借りた場合はスタンドに戻すだけだ(悠遊カードならそのあとにタッチして精算)。休憩含めた2時間で走った距離は4km弱。

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地下のMRT駅に向かう。

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そして悠遊カードを購入。

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券売機でも買えるのだが、インフォメーションで購入と同時にNT$200チャージしてもらった。日本国内でもお馴染みのこの手のカードは非常に便利なので、滞在期間の長短にかかわらず必ず入手したい。

MRTの駅は非常に綺麗である。トイレも清潔だ。混み合っていても空いていても、きちんとホームドア横の線に従って並んでいる。混雑した車内でも博愛座と書かれた日本で言うところの優先席は大抵空けてあるし、席の譲り合いは都内よりも多く見かけたように思う。MRT車内は飲食禁止だけれども、マナーの良さはそういうルールだけから来ているものでは無いのだろうなと、「博愛」と「優先」の言葉の違いから受ける印象についてぼんやり考えているうちに淡水である。

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9:30

台北駅から北に約40分、多くの人がこの淡水信義線(赤いので心の中では丸ノ内線と呼んでいた)の終点まで乗っていた。大学があるからだろうか、学生っぽい人が多く見られた。

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ひとまずコンビニでビールを買い、水辺を散歩する。釣りをする人がちらほら。のどかだ。実はこのあたり夕暮れ時が素晴らしいらしい。

商店街ぶらり。しかしお土産屋さんなどはまだ準備中、気になる捜奇博物館は開館前…。

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買い物袋もったおばさんの後をつけて路地に入っていったら、市場のような商店街に出た。

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カバン、靴、金物屋、魚屋、八百屋に総菜、狭い通路の両脇にたくさんの店が立ち並ぶ。これは楽しい!

10:00

ひとしきり歩き回ったところで魯肉飯の文字に惹かれた。

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数少ない知っている単語の一つだ。店に入り「るーろーはん」と口にしてみる。なにやらスープも勧められたので頷く。合わせてNT$80。安いなぁ。

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そしてうまい!

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見てると持ち帰りを買いに来るお客さんも多い。

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駅の方へ戻りつつ、淡水名物と聞いていた超ロングなソフトクリームに挑戦してみた。

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もちろんサイズは大で。

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外見はソフトクリームっぽいが実際はある程度固さのあるシャーベット状のアイスなので折れにくく、食べているうちにどんどん溶けていくのでコーンにビニール袋を被せて渡される。完食したものの、正直一人で大は厳しかった…。

11:00

電車で移動中は路線図のピン音表記を見ながらアナウンスを聞いて読み方を確認していた。北投=beitou=べいとう、といった具合に。淡水から台北市内に戻る途中、温泉で有名なその北投に寄り道した。温泉街は北投駅で乗り換えて一駅隣の新北投駅が最寄りである。

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北投駅のホームで電車を待っていると老夫婦に中国語でなにやら話しかけられた。「しんべいとう」だけ聞き取れたのできっと新北投に行くのはこっからでいいのか?という感じだったのだろう。とりあえず頷いておいた。

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電車に乗って5分もしないうちに新北投に到着。

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北投公園沿いに少し歩くと、旅館・ホテルが立ち並ぶ。少し贅沢してこのあたりに宿泊するのもありじゃないだろうか。北投公園内の温泉博物館は、残念ながら月曜休館日だった。

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その隣の台北市立図書館北投分館は2012年「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」にも選ばれている木造建造物である、が、こちらも休館日…。

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12:00

気を取り直して折角なので温泉に入ろう。「瀧乃湯」は明治の終わり頃からあるといわれる古い公衆浴場で、昭和天皇も皇太子時代に入浴したという。この向かいの河原は北投石が発見された場所でもある。

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入浴料はNT$100。脱衣所は無く、浴場の脇で足下に気をつけて服を濡らさぬよううまいこと脱がねばならない。脱いだ服や荷物は棚に押し込み、まずは浴槽のお湯を一浴びする。これがまた熱いって!おっちゃんたちよく入ってられるわな。湯船に出たり入ったり、汗ダラダラである。洗い場には水の出るホースしか無く、桶で汲んだ湯船のお湯をそれで調整して頭からかぶる。汗がやたら酸っぱいと思ったらそれは汗じゃ無くて風呂のお湯だった。かなり酸性度が強い。常連とおぼしきおじさんたちが、持参した水筒のお茶で水分補給していたのが台湾っぽい。

さっぱりしたところで駅に戻る途中のスーパーWelcomeでビールを買って一休み。最高だ…。

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第59回 セブ


セブ島 (トリップアドバイザー提供)

フィリピン共和国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

スペイン統治の痕跡が残る風光明媚なリゾートで、美しいビーチ、うっそうとしたジャングルと神秘的な滝などの大自然の他、歴史的建造物やホテルステイ、バザールなど見所の多い島。

セブは南北225kmのセブ島本島と周囲のマクタン島、バンタヤン島、カモテス諸島などの島々からなる。
今回は代表的なリゾートエリアであり街歩きも楽しめるマクタン島およびセブ島中部のセブシティを中心に紹介する。
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(画像:Google)


マクタン島は国際空港のあるリゾートの中心。リゾートホテルやツアー会社が建ち並ぶ。ここにホテルをとっていればマクタン島から出ずにセブステイが終わってしまうということもあるだろう。

島の北西側、セブ島と橋でつながるふもとにあるのがマクタンの中心地区ラプラプ・タウン。北側のマリーナ・モールと南西側のガイサノ・マクタンという2つのショッピングモールおよびモールを結ぶナショナルハイウェイ沿いには手ごろなホテルや屋台などが集まり、きどらない街歩きを楽しめるエリア。
空港を挟んで南側にはガイサノ・グランドモール・マクタンという巨大施設もある。

Islands Stay Hotels Mactan (トリップアドバイザー提供)


Gaisano Grand Mall Mactan (トリップアドバイザー提供)

賑やかなラプラプシティを離れ、島の北東方面にあるマゼラン記念碑のある公園へ。ここには大航海時代の英雄マゼランの碑と、フィリピンの英雄ラプラプ王の像がある。ラプラプ王は1521年、この地で侵略者であるマゼラン軍を打ち破ったという。
チープな雑貨やアクセサリーの店が集まりお土産探しに最適。

Lapu Lapu Statue (トリップアドバイザー提供)


Magellan Shrine (トリップアドバイザー提供)

また、近くのフィッシュマーケットでは魚介を量り売りしておりその場で調理してくれる。

Manna STK Food House (トリップアドバイザー提供)

さて、いよいよ島東側のビーチエリア。青い海が拡がり、遠くには離島や岩礁を臨むまさにセブ島の表の顔。海岸沿いにはリゾートホテルが建ち並ぶ。

Shangri-La’s Mactan Resort and Spa (トリップアドバイザー提供)

ツアー会社が様々なビーチアクティビティや離島ツアーを組んでいる。
フェリーによるアイランドホッピングやダイビング、パラグライダーなどの大がかりなものから子供も安心なシュノーケリングまでいろいろ相談してみよう。

Jokai Marine International (トリップアドバイザー提供)


Nalusuan Island Marine Sanctuary (トリップアドバイザー提供)

最近いわゆる絶景本などで日本でも有名なのがボホール島のチョコレートヒル。マクタンから2時間程度で到着する。石灰岩からなる無数の丘が並ぶ奇景は一見の価値あり。

Chocolate Hills (トリップアドバイザー提供)

マクタン島はギターでも有名。多くのギター工房があり、クラシックギターやウクレレなど品質の割に手ごろとの評判。

Alegre Guitar Factory (トリップアドバイザー提供)


さて、マクタン島からセブ島へ移動。
港沿いのサンペドロ要塞から活気ある市場カルボン・マーケット、北に向かってコロン通り~オスメニャ通り沿いがセブ島でもっともにぎやかなセブシティの中心部だ。

サンペドロ要塞はスペイン統治時代の要塞。16世紀に木製の砦が建造され、18世紀初めには現在も残るサンゴ石の重厚な建物へと強化された。かつて海賊から島を守るために築かれた砦はその後日本軍占領下に捕虜収容所として使われ、さらに現在では観光地化し結婚式の会場として人気となるなど、激動の歴史そのままに鎮座している。
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(写真:tabinote)

サント·ニーニョ教会はアジアのカトリック大国・フィリピンでも最古の教会。セブ島のみならずフィリピン全土から敬虔な信者が訪れる聖地となっている。サント·ニーニョとは聖なる少年の意味で、キリストを指す。1月の第3日曜日には「シロヌグ」という盛大な祭りが催され、その規模はフィリピン一という声も。マゼランが建てたという十字架(マゼラン・クロス)と天井画をおさめた八角形のお堂もすぐ隣。

Basilica del Santo Nino (トリップアドバイザー提供)

スクボ博物館はかつて刑務所として利用されていた建物を改装した歴史博物館。スペイン統治の時代から日本占領下まで充実の展示内容。


Museo Sugbo (トリップアドバイザー提供)


フィリピンは知る人ぞ知るモール大国。
「アジアはやっぱクーラー効いたモールでダラつくのが一番だよな!」派のあなたならまず行くべきはセブシティに近いアヤラ・センター・セブ。日本最大のイオンレイクタウン(約24万m2)を上回る約27万m2の巨大モールだ。きれいめのお土産探しもはかどるし、フードコートは日本食レストランが充実しており現地邦人や留学生の姿もよく見かける。
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アヤラ・センター・セブ(写真:tabinote)

シューマート(SM)・シティ・セブは大小700以上のショップが入居している。こちらも約27万m2の規模をほこり、外資ブランドから地元民御用達のお手頃品まで何でもそろう。

SM City Cebu (トリップアドバイザー提供)

SM・シティ・セブから南西に6kmほど。セブ島のモール王ことSMシーサイドシティ・セブは15年11月にオープンしたばかり。こちらはイオンレイクタウンの2倍ちかい約43万m2、世界でもトップ10に入るというとてつもない規模で、1500店以上が入居できるといいう(現時点ではまだ350店ほど)。アジアの高級モールにおなじみなアイススケート場や巨大ボーリング場などアミューズメント方向もぬかりない。

SM Seaside City Cebu (トリップアドバイザー提供)

もちろん昔ながらの素朴で活気あふれる市場もある。港沿いのカルボン・マーケットは観光地からも近く行きやすい。地元民でごったがえす独特の雰囲気と臭気に圧倒される。

Carbon Market (トリップアドバイザー提供)

魚介の乾物が名物のタボーン・パブリック・マーケットもおすすめだ。

Taboan Public Market (トリップアドバイザー提供)

コロン通りから北、市政府庁舎やアーチビショップ・レイス通り方面はホテルやバーが集まるツーリストエリア&高級住宅街。夕方になったらタクシーをひろって高台の道教寺院から展望台のトップスへ向かえば、セブの夜景を堪能できる。

Taoist Temple (トリップアドバイザー提供)


Tops Lookout (トリップアドバイザー提供)

セブ刑務所は今も現役で使われている収容矯正施設(もともとはスクボ博物館の場所にあった)。なぜここが観光スポットとなっているのか、その理由はこちらの動画を観ていただこう。
この刑務所では囚人の更正とエクササイズを目的としてダンスを取り入れており、その取り組みは2007年にマイケルジャクソンのスリラーを踊る映像がYouTubeにアップロードされたことで一躍有名となった。毎月第4土曜日が一般公開日となっている。もし滞在期間に重なっていれば、囚人達が完璧なユニゾンで踊る光景を観に行ってみよう。

(画像:Wapster “Philippino Prisoners Thriller Video”, from flicker )


セブ島南部はマクタンやセブシティに比べ素朴で落ち着いた雰囲気。
欧米人ダイバーの多いモオルボオール、スペイン調の古い街並みが残るカーカー、エメラルドの水をたたえるカワサン滝など素通りするにはもったいない魅力あるエリアだ。

Kawasan Falls (トリップアドバイザー提供)

セブ島北部は日本人観光客もまばらだが開発されつくしていない素朴さが魅力。離島目当てに長期滞在する欧米人が多く、自然も美しく保たれている。

Kalanggaman Islet (トリップアドバイザー提供)

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Lantaw Native Restaurant (トリップアドバイザー提供)

フィリピンの食は激動の歴史を反映したユニークなもの。東南アジアの味覚がおおむね(タイ+中華+インド)÷3的なものであるのに対し、フィリピンはスペインの影響が強く辛さも控えめ。砂糖の甘みや魚醤のコク、タマリンドの酸味などを生かした味付けが特徴的。米を主食とし、豚肉料理が多い。

セブの場合はリゾート地ということもあり各国の料理が楽しめる他、シーフードの店や洗練されたモダンフィリピン料理店、伝統舞踊ショーなど高級店も多い。

アメリカの影響を感じさせるのがファーストフード。今やアジアにも進出するジョリビーはフィリピンが本場。ハンバーガーからパスタまで豊富なメニューで、フィリピン人のソウルフードとなっている。

甘味の代表格は日本でもお馴染みとなったハロハロ。
飲料はコーヒーが主流。アルコールは「サン・ミゲル」に代表されるビールやココナツの蒸留酒などがある。

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Jollibee(写真:tabinote)


日本からの行き方

(空路)
セブ島への直行便が成田、関空、名古屋から出ている。

成田の場合はLCCのセブパシフィックが火木土日の週4便で正午発夕方着、フィリピン航空が毎日2便で午後発夜着および夜発深夜着。復路はセブパシフィックが早朝発正午着、フィリピン航空が朝発午後着、および午後発夜着。
関空の場合はフィリピン航空が毎日1便、往路午後発夕方着、復路朝発午後着。
名古屋の場合はやはりフィリピン航空が週3便、往路午後発夜着、復路朝発午後着。

価格はやはりセブパシフィックが安く、往復3万円~程度。オンシーズンは4万円台~。キャンペーンを頻発するのもうれしい。フィリピン航空だと5万円台後半から。

乗り継ぎではアシアナ航空の仁川経由便、同じくチェジュ航空の仁川経由便、セブパフィシックのマニラ経由便、エバー航空の台北経由便などが安くてねらい目。他にもエアアジアのクアラルンプール便、エアプサン、キャセイ便など非常に選択肢は多い。

(パッケージツアー)
4泊のツアーが1月~4月のオンシーズンで4万台、オフシーズンで3万台といったところ。
LCCのセブパシフィックを使うものが安いが、フィリピン航空、キャセイ便、韓国系など空路の多さを反映して便も多様。

(空港)
セブ島の玄関口は、マクタン・セブ国際空港(Mactan-Cebu International Airport;CEB)。
セブ島中央部西側のマクタン島にある。セブ島本島のセブシティから15kmほど。
コンパクトな空港だがフィリピン第2の空港として混み合っており、Priority Passの使えるラウンジも1つある。
出国時には空港税(750ペソ)を現金で払わなければならないのでペソを使い切らないように注意しよう。

空港からマクタン島のラプラプシティまでタクシーで20分程度、セブシティまで約50分の距離。空港の到着フロアにクーポンタクシーの受付があり、ラプラプシティまで400ペソ、セブシティまで475ペソ。メータータクシーがいればもう少し安く交渉できる。




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地理と気候

フィリピンは大小7000超もの島々からなる群島国家。
セブ島はフィリピン中部のビサヤ諸島に属し、南北225kmと細長い。セブ島は周囲にはマクタン島、バンタヤン島、カモテス諸島などの島々を従えており、全体をセブ州と称する。

典型的な熱帯性気候で、年間を通じて昼の気温は30度近くとなり暑い。
季節は乾季と雨季に分かれ、1月から5月が乾季、6~12月が雨季とされている。
ベストシーズンはやはり乾季の2月~4月だが、雨季でも一日中降るわけではなくスコールが降る程度で晴れ間が見える時間も多い。7月~12月くらいまでは台風シーズン。

日本との時差はマイナス1時間。日本の正午がフィリピンの11時。

セブ島   Google マップ
(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はタガログ語、英語。
アジアでも最も英語が通じる国の1つであり、言葉の心配は殆ど無い。識字率もほぼ100%。
日本語で親しげに話しかけてくる相手は信用しないこと。

通貨はフィリピンペソ(PHP)。
センタボという補助通貨があるが(100centavos=1peso)、ほとんど使われていない。
1ペソ=2.48円(16年1月時点)。おおむね3円弱と覚えておけばよい。

日本円を現地で両替するのが最も有利。
空港はレートが悪いのでタクシー代など最低限だけ両替し、市中の両替屋を利用するのがよい。
現地での再両替レートは良くないので都度両替すること。再両替の際に両替時にもらったレシートの提示を求められることがある。
両替はごまかしが横行しているので受け取ったあとよく確認すること。

現地には豊富にATMがあり、HBSCやシティバンクなど外資系銀行の支店も多いが、手数料は200ペソ~と若干高め。なぜか日本のカードを受け付けなかったり、故障していたりする場合もあるので頼りすぎは危険。なるべく現金から両替した方がよい。一回1万ペソ程度の引き出し限度額が設定されている。

外食、街で購入する食品や日用品の物価はおおむね日本の1/3~1/5程度と考えればよい。
外食はローカルの食堂で50ペソ~、モール内の比較的きれいなレストランなら500ペソ~。
ミネラルウォーター20ペソ、ビールが30ペソ、マッサージ1時間300ペソ、タクシー初乗り40ペソ。

クレジットカードはホテル、レストラン、ショッピングモールなどで利用できる。

もともとチップの習慣はなく、何か特別なお願いをした時以外は必要ない(その時も20~100ペソで十分)。レストランやホテルではサービス料が別途計上されていることが多い。


(画像:Wikipedia)




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ビザと治安

30日間以内の観光滞在ならビザ不要。入国時にツーリストビザとしてスタンプが押されるしくみ。

治安はフィリピン旅行の最大の難点であるが、セブは観光地として治安対策にも力が入れられており、(フィリピンのその他エリアに比べれば)かなり安全な方とされる。しかし、他のアジア諸国よりも一段警戒レベルを上げていくことが必要。ビーチでかわいそうな物乞いの子供にチップを上げていると別の子がこっそりとカバンに手を伸ばしていた…、なんてことも日常茶飯事。

人出の多いショッピングモールや市場、空港、レストラン、ホテルロビーでの置き引き、公共交通機関(バス、ジプニーなど)でのスリ、ホテル居室での窃盗などが報告されている。地元の市場やダウンタウンも要注意だ。アラヤ・センターからもほど近くのLorega通りはかつてスラムとして知られていた。尻ポケットにサイフやスマホを入れないこと(窃盗団にロックオンされる)。

また、いかさま賭博、ぼったくりのツアーやぼったくりバー、ポン引き、美人局(つつもたせ)の被害も多い。ぼったくりの手口は、最初の言い値が安かったりタダだったりするものの、後からいろいろ乗っかって高額に、というパターン。
麻薬はもちろん御法度で重罪。麻薬タレコミ者への報奨金目当てでわざと外国人を陥れる事例も報告されている。

荒っぽい犯罪としては、銃器を使った路上強盗、睡眠薬強盗などがある。
常に身辺に気を配ると共に、夜一人で出歩かない、多額の金銭を持ち歩かないなど、トラブルを避ける工夫が必要。特に夜間に路上のATMを利用するのは危ない。

カトリック教徒が多いため、クリスマスは重要なイベント。12月はセブのオンシーズンだが、クリスマスに向けて手持ち資金を稼ぐため強盗が増えるという話がある。


市内交通

セブ島にはメトロ、軽軌道といった公共交通機関はなく、もっぱらタクシーが旅行者の足となる。

(タクシー)
メーター制で、空港に常駐している黄色い車体のものか市中を普通にながしている白い車体のもの。
タクシーは安くて徒歩よりも安全なので(特に夜間)、積極的に利用したい。
白いタクシーが初乗り40ペソ、イエロータクシーは初乗り70ペソ。
ドライバーはおつりを持っていないことが多いので小銭の用意を推奨。チップは端数を切り上げる位でよい。
夜間はメーター料金に加えて追加の費用を請求される場合がある。

安全性を重視するなら、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうのがよい。また、会社のタクシーやきれいな車体のクルマも比較的安心。乗車前に行き先をにこやかに伝え(フィリピン人はプライドが高いので高圧的な態度はタブー)、だいたいの価格を聞いておければなおよい。乗車前にナンバーをスマホのカメラでこれ見よがしに撮影するなどさりげない自己防衛も役立つかも。

最も安全なのはドライバーの評判やナンバーまでばっちりわかり値段交渉からも開放される配車アプリの利用。Uberならクレジットカードで決済まで終了する。

(ジプニー)
ジプニーはフィリピン名物の乗り合いバス。派手な塗装が特徴。
行き先別の車体番号を手がかりに乗る。難易度が高いのでアプリを使おう。
停留所は特になく、任意の場所で乗り降りするしくみ。乗るときは手を上げて停まったら乗車、降りるときはドライバーに告げるか天井を叩くなどして知らせる。運賃は7ペソ、後払い。運転手に手渡すか混み合っていれば伝言ゲーム式で渡す。
車内ではスマホや多量の現金などを取り出さない方がよい。

2015-03-21 11.07.21
ジプニー(写真:tabinote)

(レンタサイクル・バイク)
ゲストハウスやレストランなどで貸し出している。日本の免許および国際免許が必要。
道は悪く運転も荒く、保険もアバウトなことが多い。十分注意して利用を。


ホテル

経済的なホテルが一泊2千円程度、3つ星程度のホテルで5千円~、4つ星が1万円~、5つ星で2万円~という相場。
豪華なリゾートホテルは、プライベートビーチをそなえ郊外に建っていることが多い。ホテルの敷地内でなにもかもすむのは便利だが、街歩きがしたければ市街に近いホテルがいい。
街歩き、カジノ、ダイビングツアー、スパなど宿によって向き不向き・得意不得意があり、立地や評判を見ながら探すことになる。
ゲストハウスは個室が千円~2千円程度。

ちなみに、マニラの場合ホテル内での置き引き、部屋やセーフティボックスからの窃盗もめずらしくない。繁華街に近いなど治安の悪そうな場所のホテルは避けた方が無難。マカティ地区などビジネス街に近い方が安心できる。
安宿は評判をよく見て選ぶことを推奨。上掲通りホテルスタッフには少しチップをはずんでおくとよいかも。
ただし、治安のよい場所に建つ評判の良い高級ホテルが信頼できるとも限らない模様…。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
フィリピンの携帯事業者はSmart、Globe Telecom、Sun。
海外旅行者でも携帯ショップやコンビニで容易に購入でき、パスポートも不要。アクティベートには若干時間がかかる場合もあるので、購入ショップで設定してもらうのがよい。
東南アジアでは市中のショップだと英語が通じないという不安もあり空港で割高なSIMを買うはめになる国も多いが、フィリピンならどこで買っても店員は英語がわかるので安心。

Smartの場合は1日データ使い放題プラン(LTE)が50ペソ、7日間が299ペソ、30日間で995ペソ。
「Smart Bro」というデータ専用カードもあり、その中にはセブパシフィックと提携した旅行社用の「Cebu Pacific FUN DATA SIM」というものがある。有効期間15日で1.5ギガ

Globeの場合は1日無制限プランが35ペソ、3日間350Mプランが50ペソ、30日1.5ギガで299ペソなど。

Sunの場合は1日無制限プランが25ペソ、3日間が50ペソ、5日間で100ペソなど。

セブのWiFiは遅いことがあるので、現地のホテルやカフェで仕事もする可能性がある場合はSIMを調達しておいた方がよいかもしれない。日本からWiFiルーターを借りていくか、海外の数カ国で使えるSIMを買っておくという手もある。



(WiFi)
ホテル、カフェ、ショッピングモールなど多くの場所でWiFiステッカーを見かけ、接続場所には困らない。
ただし速度にはかなりバラツキがある模様。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 2月10日 飯塚敦さん  トーク&カレーイベント
 2月25日 島本美由紀さん スライド&トークイベント

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/

新刊「カレーの本」発売記念
◆飯塚敦(はぴい)さん  トーク&カレーイベント◆
「カレーを巡る冒険 ~ 世界から日本まで」

新刊『カレーの本』(笠倉出版)の発売を記念して、著者でビデオブロガーの飯塚敦(はぴい)さんをお招きして、世界各国や日本各地のカレーの様々な特色についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。食にこだわるライフスタイルブログ「カレーですよ。」に2200食超の実食カレー記事を掲載し、男性誌やweb等でカレー店探訪記事を連載。また、阿佐ヶ谷ロフトでトークライブ「印度百景」を東京カリー番長の水野仁輔氏らと共同主催するなど、様々なメディアで精力的にカレーの魅力について発信している飯塚さん。本書では、そんな飯塚さんが今まで食べ歩いてきたカレーのお店が多数掲載されている他、世界各国や日本各地のカレーの特色やレトルトカレーや缶詰カレー図鑑などありとあらゆるカレーの情報が紹介されています。これまでに日本各地や世界の3800皿を超えるカレーを食べつくし、カレーを熟知した飯塚さんだけに、一般の方が知らないマニアックなカレーの魅力についてのお話が聞けるはず。飯塚(はぴい)さんのファンの方はもちろん、カレーが大好きな方や世界や日本のカレー事情に興味のある方はぜひご参加くださいませ!
当日は本にも掲載されている巣鴨のネパール料理店「プルジャダイニング」の特製カレーも食べれますよ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


飯塚敦(いいづかあつし)

フードジャーナリスト・ビデオブロガー。食にこだわるライフスタイルブログ「カレーですよ。」に2200食超の実食カレー記事を掲載し、男性誌やweb等でカレー店探訪記事を連載。
また、阿佐ヶ谷ロフトでトークライブ「印度百景」を東京カリー番長の水野仁輔氏らと共同主催。食べ歩きオールスターズ「たべあるキング」所属。カレー担当。

◆飯塚敦オフィシャルブログ「カレーですよ。」
http://blogs.yahoo.co.jp/hapii3


【開催日時】  2月10日(水)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1500円(巣鴨「プルジャダイニング」特製カレー付き)
        ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:笠倉出版


新刊「旅するホイアン・ダナン案内+さくっとホーチミン」発売記念
◆料理研究家 島本美由紀さん スライド&トークイベント◆
「魅惑のベトナム旅の楽しみ方」

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新刊『旅するホイアン・ダナン案内+さくっとホーチミン』(パイインターナショナル)の発売を記念して、著者で料理研究家の島本美由紀さんをゲストにお迎えして、ベトナム旅行の魅力と楽しみ方ついてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。
「かわいいバンコク案内」、「かわいいチェンマイ案内」など、ご自身も旅好きで旅に関する著作も多数ある島本さんが今回注目したのはベトナム。 アジアの旅行先の中でも台湾とともに最近人気が急上昇中で、若い女性を中心にベトナム独特の世界遺産の街並みや美しいビーチリゾートに注目が集まっています。本書では、ノスタルジックでおしゃれな街、ホイアンのレストランやカフェ、雑貨店をはじめ、シーフードやリゾートを堪能できるダナン、さらにさくっと立ち寄れるホーチミンといった街の面白い観光スポットが多数紹介されています。今回のイベントでは、現地ベトナムで取材をしてきた旅好きな島本さんならではの貴重なベトナムのお話が聞けるはずです。島本さんのファンの方はもちろん、ベトナム料理や文化に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


島本美由紀(しまもとみゆき)

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世界50カ国、170回を超える海外旅行を経験。旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案。「旅する料理研究家」として旅のガイド本や女ひとり旅のエッセイなども手掛け、料理教室「アジアのおいしい台所」を主宰。また、その活動は料理だけにとどまらず、冷蔵庫とキッチンのスペシャリストとして調理の時短テクニックをはじめ、食品の長持ち保存や整理収納アドバイザーの資格も活かしたお片づけ方法を紹介するなど、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動。実用的なアイデアが好評を得て、テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活動中。著者本は30冊を超える。

◆島本美由紀さん公式HP
http://www.shimamotomiyuki.com/


【開催日時】  2月25日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:パイインターナショナル

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6. 編集後記

みなさんこんにちは、tabinoteスタッフ田口です。現在スタッフのワタベがベルリン>ヘルシンキを旅行しております。今後のレポートが楽しみです。
それではtabinoteメールマガジンVol.065をお送りします。
ニュースではJAL、ANAのサーチャージ廃止が嬉しいですね。円高傾向でもありますし、旅行者にとっては有利な状況です。
吉田さんの連載は激増する中国人旅行者の話題です。爆買やマナーの問題などネガティブ面が取り沙汰されますが、いい面もたくさんありますし、やっぱり春節の馬鹿騒ぎは楽しいですよ。ホテルは高いですが。
さて、今回は豪華2本立ての旅行記。初登場のミュージシャン村上巨樹氏のヤンゴン(ミャンマー)旅行記です。YouTubeで聞いた音楽を体験してみたいという理由で現地に旅立つ、なんて魅力的な旅なんでしょう。
スタッフ児玉による台北弾丸旅行の第二弾、いやあ、自分の旅行スタイルとまったく違いますがおもしろいです。
世界一周の連載を終えた青木さんの後日談シリーズ、今号はお休みです。
あの街この街はフィリピンのセブ。僕も一度行きましたがリゾートホテルも比較的安く泊まれますし、いいところだと思いますよ。あとジョリビー!!
旅の本屋のまどさん、飯塚敦さんのカレーイベントに行きたいです!!!!
それでは次号もよろしく!


tabinoteサイトでは過去の有料メルマガ連載を全編アップしており、無料でご覧いただけます
連載:下川裕治さん
連載:吉田友和さん
連載:柳下毅一郎さん
連載:水谷さるころさん

次回は2月9日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
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