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tabinoteメールマガジン 2016/01/12号 Vol.063

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記
3b. 世界一周ノート
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

ANA、B787で10万フライト達成

ボーイングは、同社の最新鋭機B787機のローンチカスタマーであるANAによる商業運航が10万フライトを達成したと発表。同社の本拠地近くのシアトル・タコマ空港で記念式典が行われた。当初は2008年の商業運航を予定していたが、開発遅延やトラブルにより予定は遅れ、初商業運航は2011年10月26日。そこから4年少しでの達成となった。
2016111 ANA 100,000th 787 Flight
ボーイングの該当記事

ANAがベトナム航空に出資、秋にはコードシェア

ANAとベトナム航空は1月12日、資本関係を含む提携を結ぶことを発表した。ANAはベトナム政府から発行済株式の8.8%を約130億円で取得、ANAはスターアライアンス、ベトナム航空はスカイチームと異なるアライアンスに所属しているが、両社は秋にもコードシェア(共同運行)を開始する見込み。ANAが海外の航空会社に出資するのは今回が初めてとなる。これにともない、現在JALと運行しているコードシェアは解消される見込み。

インドネシアの航空会社は乗らないほうがいい?

エアラインレイティングス(AirlineRatings)は、同社が発表している航空会社の安全性評価(7段階)をアップデートした。これによると、最低評価となる1つ星のエアライン10社のうち8社がインドネシアの航空会社となった(残り2社はネパール)。

http://www.airlineratings.com/index.php

エールフランスのジャンボが消える

エールフランス航空は1月14日、ボーイングB747を退役させる。同社が最初にB747を導入した1970年から46年、のべ53機を運用してきた。「ジャンボジェット」と呼ばれ一時は国際線の花型だったB747も世界的に退役が進んでおり、日本では2014年3月のANAを最後に旅客路線から姿を消している。
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エールフランス航空の該当記事

JALの定時到着率は世界一

米フライトスタッツ(FlightStats)社は、2015年の年間定時到着率(遅延15分未満で到着した便の割合)ランキングを発表。89.44%のJALが5回目となる世界1位を獲得した。アジア・パシフィック主要航空会社部門、アライアンス(ワンワールド)部門でも1位を獲得しており3冠達成となった。なおANAは88.88%で世界3位。

http://www.flightstats.com/company/media/on-time-performance-awards/

バニラエア、春にも関空就航へ。

成田空港を拠点にするANA傘下のLCCバニラエアは関西国際空港就航を発表。早ければ3月27日から始まる春ダイヤより台北線を就航させる見込み。現在成田~台北線を1日4往復運行しており、旺盛な台湾からの訪日受容に対応する目論見。

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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第54回 吉田友和

か 書き直し

 新年早々、パソコンの調子が悪い。使っていると、なぜか突然プッツリと電源が落ちるのだ。ACアダプタを繋いだ状態だと大丈夫なので、バッテリー絡みのトラブルを疑っている。とりあえずは電源のあるカフェを探すなどして使っているが、モバイルノートなのにバッテリー駆動ができないのは辛い。
 本当に何の前触れもなくいきなり落ちるから、ムキーッとなる。原稿の書き途中で落ちてデータが消えたら最悪なので、文章を入力しながら頻繁に「Ctrl+S」(ファイル保存のショートカットキーですな)を押すようにしていたのだが——それでもダメだった。
 実はこの原稿、書くのは二度目である。最初に書いたものは消えてしまった。いや正確に言えば、たぶん保存自体はされているのだが、ファイルが壊れてしまった。正直、泣きそうである。あまりにも悔しいので、まずは顛末を書かせてください、すみません。
 さっきまでいたカフェには電源がなく、仕方なくバッテリーでPCを駆動していた。最初のうちは調子が良く、原稿がほぼ書き上がり、あとは推敲するだけだった。
「今日はなんとか持ちこたえたかな」
 と油断したのも束の間だった。突如として画面がブラックアウトした。いつもの症状だ。
「まあでも保存はしてるから」
 と電源を再度投入し、ファイルを開いたらアレッとなった。なんと真っ白。文字データがすべて空白に置き換わっているようだ。対処法はないものかと、ネットで調べたりもしたが、無駄な抵抗だった。原稿はもう戻って来ない。書いた原稿が完全に消えてしまったのは初めての経験だ。あぁ、意気消沈。
 ノマドワーキングもいいことばかりではないのかもしれない。少なくとも、事務所などで据え置きのマシンで仕事をしていたら起こりえないトラブルだ。ともあれ、仕方がないので再度書き直すことにして、いまに至っている。以上、ここまでの経緯説明でした。
 もう一度同じ事を書く気になれないので、少し話を変えてみるかな。というより、まずはこのパソコンを早急にどうにかしなければならない。あきらめて、新しく買うか。というより、それしか手はないだろう。修理に出すとしても、そのあいだの代替機は必要だし。無駄な出費は痛いが、原稿が消えるマシンを使い続けるよりはマシだ。
 それで、久々にパソコンを物色してみたのだけれど、いやはや驚いた。ずいぶんお安くなっているのね。小型軽量でモバイルに特化したノートといえば割高なイメージがあったのだが、そうでもないらしい。近頃はタブレットが主流となり、旧来のノート(クラムシェル型とかいうのかな)はあまり話題に上らないから、いまさら気がついたのだった。
 調べてみると、1キロを切る軽さで、(カタログスペック上は)10時間以上もバッテリーが持つ製品でも、3万円前後で売られていることが分かった。レビューを見ると、実際のサイズ感はMacBook Airと同等、みたいなことが書かれている。もちろん、CPUなどのスペックはそこそこなのだけれど、MBAや現在使っているVAIO Proとの価格差を考えれば不満はない。こんな値段で利益が出るのか、心配になるほど安い。
 具体的な製品名を記すのは控えるが、主に台湾メーカーの製品である。このジャンルでコスパを追求するなら、いまは台湾メーカーの独壇場になってしまうようだ。
 そういえば、一昔前に流行ったネットブックも火付け役は台湾メーカーだったなあ。あれも当時旅先でよく見かけた。小さくて持ち運びしやすいガジェットは、旅好きの琴線に触れる。ただネットブックは安さを追求するあまり、性能面での妥協が目立った。最近の格安モバイルノートは、ネットブックとは比べものにならないほどまともなようだ。
 台湾の話になったついでに書くと、依然として台湾旅行が根強い人気らしい。JATA(日本旅行業協会)によると、この年末年始の海外旅行で、行き先ランキングの一位が台湾だったそうだ。昨年の二位から、遂にはハワイを抜いてのランクアップ。円安や不穏な世界情勢など、海外旅行自体に強い逆風が吹く中で、その躍進ぶりが光る。
 台湾はいわゆる安近短(安くて、近くて、短い)の要素を満たす旅先であることに加え、治安の良さも特筆すべきレベルである。よく言われるように親日的なので、日本人としては居心地はすこぶるいい。僕自身もすっかりハマってしまい、昨年は五回も訪問した。台湾だけで一冊、本を書いたりもした。すっかりリピーターという感じなのだが、今年も1月から早々に台湾へ渡航予定である。
 暮れにLCCのセールをチェックしていたら、台湾路線があまりにも安かったので衝動的にポチってしまったのだ。往復で1万円もしなかった。ここ数年でLCCの台湾路線が爆発的に増加したことも、リピーター化を後押ししている。気軽に行けるのは本当にありがたい。
「だって、安かったから……」
 とくに目的はないのだけれど、なんとなくフライトの予約を入れてしまう。行ったら行ったで楽しいし、美味しいものにもありつけるから、どんどんその魅力の虜になっていく。
 もちろん、安さければなんでもいいわけではない。どことは言わない(言えない)が、どんなに安くても行く気になれないデスティネーションもある。きっかけは値段だったとしても、あくまでも台湾だからこそ何度でも訪れたいと思えるのだろう。
 これは前述した格安パソコンの話とも似ているかもしれない。ただ単に高いか安いかではなく、内容を見極めたうえで価格メリットが感じられるかどうかが重要だ。やはり、意識すべきはコストパフォーマンスなのだ。
 偶然というか、必然というか、今回のお題は「か」であった。ならば、タイトルは「書き直し」とするしかないだろうなあ。当初の原稿では別のテーマだったのだけれど……。というわけで、今年もよろしくお願いします。

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※書き直し→次回は「し」がつく旅の話です!

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3a. tabinote旅行記 アメリカ旅行記その2 ~NY、Airbnb

(注:本事例は2015年9月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
英賀ナオコ

英賀ナオコ

日芸写真学科在学中。メキシコ育ちの転勤族。
カメラは主にNikon、FE2、35mmフィルムカメラ。好きなタイプは、ほっといても1人で生きていけそうな人。

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グランド・セントラル駅から街歩き

ワシントンからニューヨークに移動しました。

グランド・セントラル駅/Grand Central Station
『グランド・セントラル駅/Grand Central Station』
 83E 42nd Street,New York City, NY 10017

まず訪れたのが、こちらのグランドセントラル駅。マンハッタンを代表とする歴史的建造物です。
この駅の広大なプラットフォームは全て地下にあり、44面67線もあるマンハッタン三大ターミナルの最大のものだそう。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

建物は古典主義風のボザール様式の建築物で、地下鉄への改札口や天井もとても美しい造りになっています。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

地下にはフードコートがあり、今ニューヨーカーたちに最も熱いオススメグルメが一様に集められている場所でもあります。

今回、アメリカで大人気のハンバーガー店『シェイク・シャック/Shake Shack』に行ってみました。
シェイク・シャック/Shake Shack
ニューヨーカーは並ばない!と、聞いていましたがこちらは結構並びました。10分程度ではありますが。
注文も並んでいる時にメニューを渡されるのでカウンターで悩む必要もなく、シンプルに注文ができ、英語初心者でも安心。
ハンバーガーはコンパクト。だけどチーズが濃厚なのでお腹いっぱいになりました。やや胸焼け気味に。

グランド・セントラル駅から街歩きをしていると、
ニューヨーク公共図書館地図
『ニューヨーク公共図書館』
 476 5th Ave New York, NY 10018, New York City,
 NY 10018
に到着。

図書館ではちょうど『Public eye』というニューヨークの歴史にちなんだ古写真展が開催されていました。
ニューヨーク公共図書館

場内には有名な写真や写真家の歴史。日本の明治期の写真も。
ニューヨーク公共図書館

ここから歩いてセントラルパークを目指します。
セントラルパーク

セントラルパークの周りにはたくさんの馬車がいることも有名。
噴水の側にいる花嫁さんの姿を見ながらセントラルパークの中へ。
セントラルパーク
『セントラルパーク/Central Park』
 Manhattan Borough, New York City.NY 10020

公園の中は、のんびりしたご様子。歩き疲れたし、私たちもここでのんびりしたい!
けど、心に一抹の不安が・・・。本日泊まるはずの宿のホストから連絡が一向に来ないのです。
今回ニューヨークでAirbnbサービスをはじめて利用することにし、すでに宿も予約済み。
「また日にち近くなったら連絡するね!」と言われ、待ってたけど・・・。

Airbnbを利用してみた

さて、ニューヨーク旅の最大トラブル。Airbnbのお話。

円安ドル高の煽りをうけたニューヨーク旅行は宿泊代の高さに驚愕するところから始まりました。
中級クラスのホテル(日本でいうビジネスホテル級)で一泊の値段は200ドルほど。上を見れば一泊5000ドルを超える。
ユースホステルなどもあるが、ドミトリーが苦手な私はどうしても個室で過ごしたい。
だけど、一泊2万円とか払えない。
そんなわけで私たち(今回一人旅ではなく同行者がいました)が使ったのがAirbnb
さっそくサイトで部屋探し。

『ニューヨーク』で検索するとズラーッとお部屋の写真が並ぶ。その数1000件以上。

今回、私たちが宿を選ぶにあたり重視したのが、この3つ。
『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
ちょうど『JJ House』という部屋がこの条件に合うので予約をすることに。

Airbnbでは、部屋の詳細を教えてくれる。今回は次の通り。

『JJ House』
 個室、ベッドルーム1、ベッド数1、収容上限3人、値段 7766円、追加人数 無料

2人でこの値段は安いし、女性が気になるシャワー・トイレも写真を見るかぎりは大丈夫そう。料金は予約段階でAirbnbがゲストからクレジットで回収し、チェックイン24時間後にホストに送金される。
これで安心だわぁ、と思っていたのだがそんな上手くはいかない。

ニューヨーク行きの前日、部屋を貸してくれるホストから連絡が途絶えたのだ。
翌日、一抹の不安を覚えながらニューヨークに来たものの、ホストはメールどころか電話も返してこない。
これは・・・大変なことになっているんじゃ・・・。
1度、宿を見に行こう!と、セントラルパークからタクシーに乗り宿へ向かった。

タクシーはニューヨークの華やかな街を離れ、アップタウン最北へ。
ワシントンハイツ地区の地図

古い石の町のドアや窓には鉄格子がはめられ、まだ夕方なのに人数も少ない。いかにも治安が悪そう。
私たちがタクシーを降りたのは、ワシントンハイツ地区。
ドミニカ系の人々が暮らす、治安が悪いと言われている街だった(最近は改善傾向にある模様)。

そう、私たちは一番重要なことに気がついていなかったのだ。

『滞在先の治安状況について』

これが一番重要なのにさ!バカだ!安さに目がくらんだ!

『JJ House』は古い集合アパート内の一室にあるらしいが、アパートのフロント玄関には鍵がかかって入ることができない。
もちろんホストに何度も電話をするが一向に出る気配もない。

鍵のかかったドアからフロントの中が見え、猫がいることに気づく。
三毛猫
「三毛猫は縁起がいいと言われているから大丈夫や!」
そんなことを言った瞬間、ゴミを捨てにきた住人が、フロントの鍵を開けてくれ、ようやく中に入ることができた。


指定された『JJ House』のドアのチャイムを鳴らすと出迎えてくれたのは2人の青年だった。
「Who are you?」と、驚いた顔をされるがこっちが聞きたい。
「君たち誰?」
「僕たちはJJの友達なんだ。けど、君たちが今日泊まるなんて彼には聞いてなくて・・・。ルームメイキングもしてないんだ。JJがいつ帰ってくるか聞いてみるね。」

とりあえず部屋に入ってみるが、リビングの隅には大量の酒の瓶が転がっている有様。
ノルウェー人だという青年がJJに電話をし、イギリス人だという青年がこちらの機嫌を伺うように恐る恐ると話しかけてくる。
「ニューヨークはどう?」
「まぁまぁ。」
私たちの間には会話もなく。青年2人はそっとテレビをアニメチャンネルに変更した。たぶん日本人だからという彼らなりの気遣い。
そんなんいらねぇ!JJを出せや!


夜中、JJは酒の匂いを漂わせながらアパートに帰ってきた。
おそらくこのJJは、自分の部屋をAirbnbで安い値段で貸し出し生計を立てている人間なのだろう。

私たちは青年2人に言われた一室に鍵をかけて閉じこもり、
「お前が遊びに行っているせいで!俺たちがベッドメーキングをしたんだぞ!」
という青年2人とJJのケンカを聞きながら、昨晩の客の温もりが残るシーツの上で夜を明かした。

『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
これ以上に大切なのが、
『部屋を貸し出すホストの信頼性』 『滞在先の治安状況について』
なのだと何度も思い、翌日さっさと『JJ House』を後にした。

Airbnbは新しいシステムで、まだまだ不十分さが残るもの。
きちんと自分で治安状況の確認や宿のホストとのやりとりをし、考えた上でのご利用を薦めたい。

ワシントンハイツ地区

JJ House のあるワシントンハイツ地区はグルメの街でも有名。
宿近くにあったお店のご飯がアメリカに来て一番美味しかった!
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宿は最低だったが、ご飯が最高だったので良しとする!

ニューヨーク滞在2日目

ニューヨーク二日目はフラットアイアン地区に行きました。
奥に見える三角の細長い建物が、
フラット・アイ・アン・ビルディング
『フラット・アイ・アン・ビルディング/Flatiron Building』
 175 fifth Ave., At 23rd St., New York City, NY 10010

現在、ニューヨークのビルの中で最も古い歴史を持つと言われている建物だそうです。
フラットアイアン地区
このフラットアイアン地区は落ち着いた街並みで可愛らしいブディックがたくさんありました!
お友達にお土産を、という方はここでお買い物を楽しむのがオススメです。

私はこちらのポストカードを購入!
ポストカード


お店選びに疲れたら、フライト・アイ・アン・ビルディングのそばにある公園で一休み。
マディソン・スクエア・パーク
『マディソン・スクエア・パーク/Madison Square Park』
 Madison Ave New York, NY 10010  5番街とマディソン・アベニューの間。

地元の人々が集う公園は、セントラルパークとはまた違う時間が流れています。ここでは、地元の方々がランチタイムを楽しそうに過ごしていました。美しい花々と小さなリスたちも住んでいる公園。一息つくのに良い場所です。

一息ついたところで、今回の旅の目的でもある本屋へ。
ニューヨークの街

ニューヨークの街


ストランドブック周辺
『ストランドブック/Strand Book Store』
 828 Broadway, Manhattan NY 10003
多くの芸術書籍を扱っているニューヨークで人気の本屋さん。写真集の充実度なども素晴らしい限り。
また店員さんの知識量も頼もしい限りで、探したい写真集があったのですが全て彼らに頼みました。

写真集
左上から

  • ヴィヴィアン・マイヤー
  • ホルスト
  • ソールライター

いずれもアマゾンで購入可能。ただし、こちらのストランドブックでは本のSALEもしており、安い値段で貴重な本を手に入れることができます。本が好き!本屋が好き!!という方は、ぜひストランドブックへ。


また近くには、 ニューヨーク大学の本屋さんが。
ニューヨーク大学ブックストア地図
『ニューヨーク大学ブックストア/NYU Book Store』
 726 Broadway New York, NY 10003

ニューヨーク大学ブックストア
ダウンタウンにあるニューヨーク大学は街全体が敷地内。こちらの本屋もニューヨーク大学内にあります。
学生のために充実した書籍が並び、様々なジャンルの本が棚に並べられています。
ニューヨーク大学のTシャツなどバッグなども売っているのでお土産にぜひ。

旅には、人との出会いもかかせません。今回訪れたストランドブックにて、私はとある老紳士と出会いました。
たくさんの本の山から、どの写真集を買おうか迷っている私に彼は声をかけてきたのです。

「君は写真集が好きなの?」
「もちろん!大好きです!日本で写真の大学に通っているんです。」

彼は大きくうなずくと私の腕の中にある写真集を眺め、素晴らしいと一言言い、
「私は、ニューヨーク大学で写真を教えているんだよ。まさかこんなところで、日本から来た写真を学ぶ学生に出会えるなんてね。」
ゆっくりと丁寧な英語で、彼は私に語りかけ、「君とは、また会えるね。」と微笑みました。

旅をする、というのは自分が生きれる場所がきっと他にもあるんじゃないのか?と、他の居場所を探すための行動のようにも思います。
このニューヨーク大学の先生との出会いは、日本だけじゃない!生きていく居場所はここにもあるよ!と教えてくれた出来事でした。


旅のおわり
旅のおわりはあっという間。
今回の旅も、多くの人々に出会い、アメリカという国の見方が変わった旅となりました。
けど、アメリカは広い。まだまだ行きたいところは沢山あります。

お読みいただきありがとうございました。
またお会いできることを心より願っております^^

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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。

Profile
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青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社→帰国→セカシュー。

Facebook

3b. 世界一周ノート 第42回:南米 その5~帰国【最終回】

ブエノスアイレスでは日本人宿に泊まり、帰国までの数日を過ごした。
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ヨーロッパ調の街並は美しく、旧劇場を書店として改築した建物でお茶をしたり、フラメンコを観にいったりして過ごした。そして夜は決まって、スーパーで買った格安の牛肉ステーキと赤ワインだった。
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泊まった日本人宿はなかなかパンチが効いていて、1ヶ月くらいの宿代を踏み倒して逃げた男のパスポートのコピーを貼り出していたり、その記事(恐らくオーナーが事件を大事にしたために取材が来たと思われる)が貼ってあったりした。宿泊客も個性的で、フラメンコ留学と称して毎晩酒場(クラブのような場所でフラメンコを踊り明かす社交場)に出かける女性や、日本での危険ドラッグ生活に嫌気がさして南米旅行をする男性など・・・。

その男性からはアマゾンで儀式をしながら楽しめるドラッグ三昧の話を聞いた。また、僕の隣のベッドにやって来た宿泊客は、旅の前に働いていたお店のお客さんだった。
ありきたりだけれども、僕が思っている以上に世界には知らないことがたくさんあって、僕がおもっている以上に世界は狭い。


帰国の日、僕は空港までを市営バスで向かうことにした。直通バスで30分で済むところを、2時間かけで移動することにした。お金にも余裕はあったけれどなんとなくそうした。
思えば膨大な時間の無駄だった僕の旅は、最後まで一貫できたようだった。
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帰国の便はスムーズに、トルコ乗り換えを経て成田へと着いた。出国手続きも、強盗によるパスポート番号の変更があった割には何事もなくいった。そして成田から自宅までの時間も呆気なく過ぎた。
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約1年1ヶ月、僕の旅はこうして終わった。
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後記
2年以上の長い連載、本当にありがとうございました。脱サラ→世界旅行を実際にしてみたリアルな1年が綴れたと思います。また機会があれば旅行記など投稿させていただきます。帰国後の僕ですが、NYで出会った人からの紹介で社会人として日本でまた働き始めています。流行のセカシューです。多くの刺激で満たされた旅人たちが社会復帰できるのか、実験してみます。


世界一周ノート2
東京→茨城→上海→杭州→南寧→ハノイ→ホーチミン→シェムリアプ→チェンマイ→ルアンパバーン→バンコク→パンガン島→ペナン島→マラッカ→スマトラ島→ジャワ島→マニラ→シンガポール→ジョホールバル→シドニー→チェンナイ→ムンバイ→アグラ→デリー→バラナシ→ブッダガヤ→コルカタ→ダージリン→ポカラ→ルンビニ→ガヤ→カトマンズ→ポカラ→イスタンブール→カッパドキア→パムッカレ→ボドラム→ギアテネ→メテオラ→ソフィア→ブタペスト→ザコパネ→クラクフ→サラエヴォ→ザグレブ→ヴェネチア→ローマ→ミラノ→バルセロナ→タンジェ→フェズ→マラケシュ→カサブランカ→カイロ→ギザ→アジスアベベ→ヨハネスブルグ→ケープタウン→ドバイ→ニューヨーク→リマ→ナスカ→マチュピチュ→ウユニ→ラパス→コパカバーナ→サンタクルス→アスンシオン→イグアス→ブエノスアイレス→東京!

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4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第58回 釜山


釜山 (画像:トリップアドバイザー)

大韓民国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

日本から最も近い外国の都市(の1つ)であり、時差もなく言葉の通じる度合いも高いことから日本と同じような感覚でくつろげる。
古くから栄えてきた港町であるが、近年では観光都市としての輝きを増している。
繁華街でのショッピングやホテルステイ、カジノや夜景といった都市の魅力に加え、史跡、ビーチなど自然と歴史を感じられる見どころも多い。中でも海産市場は旅行者の大きな楽しみとなっている。最近では日本のフェリークルーズの寄港地ともなっている。

釜山2
(画像:Google)


釜山の中心は釜山駅から南に向かった南浦洞(ナムポドン)一帯。
百貨店やショッピングモール、巨大な市場などが集まり、港町釜山のイメージを凝縮したようなエリア。
地下鉄一号線に沿った目抜き通り・光復路沿いに各種の見どころがならんでいる。

光復路通り(Gwangbokro Culture and Fashion street) (画像:トリップアドバイザー)

ロッテ百貨店を抜けて歩くと山側に釜山タワー、海側にチャガルチ市場が見える。

龍頭山公園 / 釜山タワー(Yongdusan Park) (画像:トリップアドバイザー)

チャガルチ市場は釜山の築地、2006年にビルが一新され観光客も一層入りやすくなった。港町ならではの新鮮な海産品と市場の喧噪にテンションがあがる。おいしそうな魚を見てもどうせ旅行者、鮮魚をホテルでさばくわけにもいかないし・・・、という心配はご無用。市場で買った魚はビル2階で調理してもらうことができる。また、お土産に適した各種乾物もそろっている。


チャガルチ市場(Jagalchi Market) (画像:トリップアドバイザー)

チャガルチ市場からすぐ北にはBIFF広場と国際市場。
BIFF広場は数々の映画館が集まるエリアで、有名スターのハンドプリントが埋め込まれた通りは雰囲気たっぷり。
この一帯は屋台街としても知られており、湯気や煙が若者や旅行者をさそう。

BIFF広場(BIFF Square) (画像:トリップアドバイザー)

国際市場は釜山のアメ横ともいうべき巨大総合市場。日本敗戦時のヤミ市や朝鮮戦争後の放出品市が起源とされ、今では釜山を代表する観光地となっている。細い路地にあふれかえらんばかりに商品がならび、衣類や雑貨、家電、さらに生鮮品や食堂までなんでもそろう。ビビンバ碗や柄の長い韓国スプーンなどアジアンチックなキッチン用品はお土産にもおすすめ。

国際市場(Gukje Market) (画像:トリップアドバイザー)

変わりダネは南浦洞からバスで20分程の甘川洞(カムチョンドン)文化村。もともとこの一帯は細い路地と小さな家屋がひしめきあう朝鮮戦争の難民村だった。後に住み着いた画家や写真家などによりギャラリーがつくられ家屋があざやかにペイントされた結果、今では「釜山のマチュピチュ」と異名をとるアートスポットとなった。今なお暮らしている住人もいるとか。

甘川文化村(Gamcheon Culture Village) (画像:トリップアドバイザー)

西面(ソミョン)は釜山の一大繁華街。ロッテ百貨店を中心とした一帯に外資系ショップやホテル、屋台や地下街、ネオン通りがひしめきあっている。銀座・上野的な南浦洞に比べるとこちらは新宿・渋谷といったところ。ショッピングは市場からブランドショップまでそろい、食べ物も屋台から高級レストランまで幅広い。特に夜の飲み歩きが好きな人なら離れられないエリア。

ソミョン 地下商街(Semyun Underground Shopping Center) (画像:トリップアドバイザー)


ソミョン モクジャゴルモク 食べ横丁(Semyun Meokjagolmok Food Alley) (画像:トリップアドバイザー)


海雲台(ヘウンデ)は韓国でも屈指のビーチリゾート。美しいビーチに高級ホテル、温泉に盛り場とリゾートの要素がてんこもり。

海雲台ビーチ(Haeundae Beach) (画像:トリップアドバイザー)

海雲台よりも市街に近い広安里ビーチは地元民に人気のビーチ。カフェや夜景、秋の花火大会など若者ウケする要素満載。刺身の店が集まっていることでも知られている。


広安里海水浴場(Gwangalli Beach) (画像:トリップアドバイザー)

新羅の時代から秀吉の朝鮮出兵、江戸の朝鮮通信使まで、日本人にもなじみ深い韓国史を紹介しているのは釜山博物館。朝鮮戦争関連のプロパガンダポスターなどその手の文化が好きな人にはたまらない展示もある。


釜山博物館(Busan Museum) (画像:トリップアドバイザー)

海のイメージが強い釜山で、北の高台にあるのが東莱(トンネ)地区。金剛公園を起点としたハイキングや温泉街として人気がある。

金剛公園(Geumgang Park) (画像:トリップアドバイザー)

梵魚寺は色あざやかながら格式を感じる名刹で、創建は新羅時代にさかのぼるという(当時の寺院は文禄・慶長の役で失われた、現在の建物は18世紀に再建されたもの)。藤の群落が咲き乱れる5月や紅葉の秋には見事な景観が味わえる。


梵魚寺(Beomeosa Temple) (画像:トリップアドバイザー)


釜山からの手ごろな郊外観光といえば慶州。
新羅の中心として栄えた古都で、「石窟庵と仏国寺」「慶州歴史地域」「良洞村」と3点の世界遺産を有する韓国屈指の観光スポット。特に慶州歴史地域は石塔や磨崖仏などアジアの古文明を感じさせる史跡が迫力たっぷり。

慶州 (画像:トリップアドバイザー)


特別編:釜山カジノガイド

釜山には2箇所のカジノがあり、いずれもカジュアルで入りやすい。

7ラックカジノ
7ラックカジノは西面のロッテホテル2階に位置する。韓国のカジノは外国人専用のため入り口でパスポートチェックがある。メンバーズカードを作るだけで10000ウォンのクーポンがもらえるので、運試しに一度だけやってみるのもいいだろう。テーブルゲームは一通り揃っているが規模が小さいので、休日などは座れるテーブルを探すのに苦労することも多い。スロットマシンなどで短時間遊ぶ程度にしておいたほうがいいかもしれない。
また、客層は日本海を渡ってやってきたであろう同胞が7割以上、少々ガラの悪い方も目立つ。


セブンラックカジノ 釜山ロッテ店(Seven Luck Casino Busan Lotte Branch) (画像:トリップアドバイザー)

パラダイスカジノ
パラダイスカジノは海雲台ビーチのパラダイスホテル内にある。市内中心部からはバスか電車で向かうことになる。有名なソウルのウォーカーヒルカジノと同系列だが、規模は恐ろしく小さい。以前は日本人が多かったが最近は中国人も増えているようだ。はっきり言ってショボいのでカジノ目的での訪問はオススメしないが、7ラックカジノよりは空いているので、落ち着いてゲームを楽しみたい場合はこちらを選ぶのもいいだろう。


パラダイスカジノ釜山(Paradise Casino Busan) (画像:トリップアドバイザー)

デグカジノ
正直言って釜山はカジノを楽しむのに適した街とは言えない。だがあきらめないでほしい。釜山から少し足を伸ばすだけで、意外な穴場が存在する。
それがデグカジノだ。
デグカジノは釜山から電車で1時間ほどで行ける大邱(デグ)市にある高級ホテル「ホテルインターブルゴ」内に用意された外国人専用カジノだ。さすがにソウルほどではないがそこそこ広く、なにより(tabinoteスタッフが訪れた際は)死ぬほどすいている。ただし市街地からは少し離れており移動にはタクシーが必要、腰を据えて本気でバクチを打ちたい人にはおすすめだ。




Paradise Hotel Busan(トリップアドバイザー提供)

焼肉、クッパ、チヂミなど日本でもおなじみの味覚からディープな屋台まで、釜山旅行の楽しみの1つは食事。洗練された一皿から素朴な食堂までそろっている。

韓国料理といえばやはり焼肉。釜山も例外ではない。釜山近郊には良質な肉牛の産地があり、鉄板の上でステーキのようにブ厚い肉を焼く独特のプルゴギが有名。

港町でありシーフードも自慢。アンコウ、牡蠣、タチウオ、イカ、タコ、ワタリガニなど季節毎に新鮮な魚介が手に入る。滋養抜群のヌタウナギやエイなど、日本ではあまりお目にかかれない素材も市場に並んでいる。海鮮のダシがとけこんだ海鮮鍋やワタリガニの漬け物ケジャン、あわびのお粥などいずれも箸が止まらないおいしさ。また、フグ料理店も多く値段も日本よりはるかに安い。

また、釜山には北朝鮮から逃れてきた人々が持ち込んだ食文化が伝わっており、豚骨を煮込んだ濃厚なスープ、デジクッパッはその代表格。また、小麦粉でつくる冷麺も北由来の釜山名物となっている。


コルモクケジャン(トリップアドバイザー提供)


日本からの行き方

(空路)
釜山便は非常に豊富。成田、関空、名古屋、福岡など日本各地から便が出ており、ほとんど国内線並みに多い。

成田の場合はJALと大韓航空が毎日2便、エアー釜山(アシアナとのコードシェア)が毎日1便運行している。所要2時間半。また、チャーター便でエアー釜山が羽田から飛ぶこともある。
関空からは更に多く、エアプサン(アシアナコードシェア)が1日3便、チェジュ航空と大韓航空(JALコードシェア)、ジンエアー(日曜は1便)が1日2便、さらにピーチとイースタージェットが1日1便。名古屋からは大韓航空が1日1便。福岡からは大韓航空、エアプサン、チェジュなどあわせて7便が運行している。
この他、札幌からの大韓航空、エアプサン便や沖縄からのチェジュ、アシアナ、ジンエアー便もある。

また、関空からはティーウェイ航空の大邱便もあり、大邱から釜山までは高速鉄道KTXならわずか所要45分と近い。

価格はLCCのプロモーションなどによって大きく変わるものの、大韓航空の東京便で往復3万円台が相場。東京からならおおむねエアー釜山が最安となる。
関空の場合はやはりLCCが安く、エアー釜山、ジンエアー、イースター、ピーチが2万円台。
後述する通りパッケージツアーがかなり安いので、2名以上ならまよわずツアーから探した方がいいだろう。

もちろんソウルや大邱から向かってもOK。

(パッケージツアー)
釜山行きのパッケージツアーは安さを遡及しやすいため各社の目玉商材になることが多く、成田発で燃油込み3日間のツアーが2万円を切ることも珍しくない。予算的にはほとんど国内旅行の感覚。
福岡発のツアーなら1万円を切るものもあるなど、日帰りバス旅行並みのリーズナブルさ。

(海路)
日本からフェリーで旅行できる唯一の海外都市と言っても過言ではない釜山(実際には中国航路などもあるものの、日に数便が行き交う釜山便の存在感にはかなわない)。
現在釜山までの便が発着する日本の都市は大阪、福岡、下関、対馬。
福岡からは高速ジェット船が運航しており、所要わずか3時間。料金は通常往復1.3万円だが、宿泊を組み込んだツアーキャンペーンをひんぱんに実施しており、驚くような値段で行けることもある。

クルーズ船で行くツアーもある。クルーズといえば豪華で高額なイメージが強いが、実は海外では一泊換算で一万円程度とホテルより安いような格安ツアーも存在している。世界最大のクルーズグループ、プリンセス社が世界標準価格をひっさげ日本に参入したことでぐっと身近になった。プリンセス社の場合、日本各地に寄港するツアーであっても外国船の日本クルーズを禁止するカボタージュ規制を回避するために釜山やサハリンを寄港先に組み込んでいる(ただし寄港先ではほぼ日帰り)。外国船なので日本領海外ならカジノが合法というのもうれしい。

(陸路)
ソウルから陸路で入る場合、高速鉄道KTXや長距離バスがある。
鉄道の場合便数も多く所要時間も短いKTXが一般的だが、在来線を走るマウル号やムグンファ号も利用できる。

長距離バスは仁川国際空港やソウル市内の他、大邱や慶州など主要都市を結んでいる。

(空港)
釜山の空港は金海国際空港(PUS)。
市街からも近く、ターミナルは機能的で乗り継ぎもスムーズとの評判。プライオリティ・パスが使用可能なラウンジが国際線ターミナルに2箇所ある(国内線の方にも2箇所)。
日本発着便以外の国際線としては、中国、フィリピン、タイ、マレーシアなどへの便がある。

市街までの移動手段も豊富で、リムジンバス、軽軌道(ライトレール)、タクシーなど。
リムジンバスは市街まで35~40分程度。西面/釜山駅方面と海雲台行きがある。また、リムジンバスとは別に東大邱や慶州行きの市外バスもあるので乗り場や行き先をよく確認しよう。日本語のアナウンスもあり安心。
また、亀浦駅などに向かう市バスも運行している。アナウンスや表示は韓国語のみ。

無人運行の軽軌道が空港に直結しており、沙上(ササン)駅で釜山地下鉄につながっている。空港から西面駅まで向かった場合は沙上駅での乗り換え含め所要30分程度。

タクシーは原則メーターだがいい加減なドライバーも報告されている。客待ちは避けて空港のカウンターで手配するか、模範タクシー(後述)を使うとよい。西面まで一般タクシーで13000ウォン程度。




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地理と気候

朝鮮半島の南端に位置し、福岡や下関までわずか200kmと日本から最も近い海外の都市(の1つ)。北緯35度で、京都や愛知とほぼ同じ緯度。

日本との時差はなく、四季があり気候も日本と似ている。
首都ソウルは冬の厳しい寒さで知られるが、釜山は一年を通じて比較的おだやか。
特に避けた方がよい季節というのはないが、一般的には春・秋が天候もおちついている。夏はビーチリゾートがにぎわうが雨も多め。

Busan   Google Maps
(画像:Google)


言語と通貨

公用語は韓国語だが、日本人観光客が多い店、レストラン、ホテルなど観光客が行く先は日本語がわかる人がいることが多い。飲食店もたいてい日本語メニューがある。
タクシーは韓国語だが、コールタクシー(後述)では通訳システムをそなえてあることもある。また、模範タクシー(後述)はほぼ日本語OK。

通貨はウォン。1ウォン=0.104円(15年12月時点)。概ね1ウォン=1/10円と見ておけば良い。
おおむね物価は日本より安め。タクシー、地下鉄など交通機関は日本よりも数割安い。食事は現地食なら安いが、ファーストフードなどは日本と変わらないところもあり割高感があるかも。

両替は日本か空港内の銀行など到着地で少額を両替し、レートの良い市中の両替所で必要な分を都度両替するのがお勧め。ネットで評判がよいのは「ヨンジン両替」。
クレジットカードでのATMキャッシングが手軽だが、海外カードが使えない機械も多いので注意。

クレジットカードの使える度合いは日本よりも高く、ホテルやデパートはもちろんタクシーでも利用可能。
チップ文化は無い。


(画像:Wikipedia)




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ビザと治安

治安は良好だが、時にスリや置き引き被害が報告されている。また、繁華街でのぼったくり、客引きトラブルも発生している。
夜タクシーに乗る際にはコールタクシーを呼ぶかホテルなどで模範タクシーをつかまえた方がよい。

年に数回、反日感情が高まる時期がある。三一節(3月1日;1919年の独立運動記念日)や光復節(8月15日;韓国の独立記念日)などの時期は注意。

90日以内の観光・商用・親族訪問などの滞在はビザ免除。


    市内交通

    (地下鉄)

    釜山地下鉄(トリップアドバイザー提供)

    地下鉄は1~4号線まであり、空港からの足ともなっている金海方面の軽軌道もある。
    料金は2区分で、1区間(10km以内)が1300ウォン、2区間(10km以上)が1500ウォン。
    プリペイド式の交通カードの場合100ウォン割引となる。
    また、一日券は4500ウォン、7日券が20000ウォン。1日券は乗り放題だが7日券は20回までの制限がある。

    バス
    市バスは表記もアナウンスも韓国語なのでハードルが高いが、市内を網羅しており使いこなせれば便利。こちらも交通カード(ハナロカード)が利用できる。

    (タクシー)
    運転手のスキルによって一般タクシー、コールタクシー(ブランドタクシー)、模範タクシーと分かれている。

    一般タクシーはいわゆる普通のタクシー。初乗り3000ウォン。深夜2割増し。
    運転はおおむね荒く、相乗りや乗車拒否は当たり前。ときにぼったくりなども報告されており、それほど評判はよくない。

    コールタクシーはオレンジ入りの帯が入った灯台コール、青い帯の釜山コールがある。事故歴やサービス内容などをチェックされたドライバーが運転しているので、できれば一般タクシーよりもこちらの利用がおすすめ。電話で呼び出す方式だが、一般タクシーと同じように利用できる。料金も一般タクシーと同じ。

    模範タクシーは黒塗りで、事故歴やサービス内容などのチェックに加え通訳ができる場合もある。空港や高級ホテルで見かけ流しは少ない。値段もやや高く、初乗り5000ウォン。ただし深夜料金はない。

    なお、Uberは白タクの違法営業扱いとなり普及していない。
    また、Limo Taxi、カカオトークを使うカカオタクシーなどスマートフォンから配車できるアプリも登場しているが、韓国語能力が必要。

    レンタサイクル
    海沿いを自転車で走るのも楽しい。
    観光都市を標榜する釜山には無料の貸し自転車システムがある。
    また、ゲストハウスなどが用意している場合もある。


    ホテルとシーズン


    Paradise Hotel Busan (トリップアドバイザー提供)

    15年末時点でのホテル相場はウォン安の影響もありリーズナブル。
    5つ星の高級ホテル、リゾートホテルは2万円以上するが、中心部にある外資系ブランド4つ星ホテルなら1万円未満のものも。日本にもある「ビジネスホテル」という業態が多いのも1人旅派にはうれしい。例えば東横インなど日本と同じような価格で利用できる。

    ホステル、ゲストハウスが多いのも特徴で、競争がはげしいためかデザインホテルのように新しい物件が個室で2000円台とお得感は高い。

    ビーチ沿いのホテルは夏がハイシーズンで部屋もすぐに埋まってしまう。また、9月後半の秋夕連休や日本の連休前後も予約がとりにくいことがある。


    ネット・通信環境

    (携帯・モバイル)
    かつては外国人のプリペイドSIM購入にハードルがあったものの、現在では状況が一変。市中のコンビニなどでも手軽に購入できる。

    日本語での情報が多いのはEG SIM。金海国際空港の到着ゲートやコンビニ「GS25」などで扱っている。オンラインで事前購入もでき現地ですぐ受け取れるので便利。
    1ギガデータプランのナノSIMがオンライン価格で29900ウォン。実際には20000ウォンがチャージされており、1ギガの場合は16500ウォンがデータ通信分として差し引かれる(つまり残高3500ウォン)。500Mの場合は11000ウォンが差し引かれる(同9000ウォン)。

    韓国最大のネットワークをほこるKtのSIMもセブンイレブンなどで購入できる。音声通話も可能なプリペイドLTEの「M LTE BASIC」プランの場合20.48ウォン/MB。500M使った場合およそ1万ウォン。

    また、amazonでEG SIMやチャイナユニコムのデータ通信カードなども見つかるので、事前に用意していくのもいい。チャイナユニコムの場合データ5ギガ(ただし3G)・有効期間7日間で3500円程度。

    日本からWiFiルーターを借りていくか、海外の数カ国で使えるSIMを買っておくという手もある。



    (WiFi)
    韓国はWiFi大国。釜山ではビーチや観光地、公共機関などで公衆無線LANが提供されている。また、多くのショッピングセンター、レストラン、カフェなどでWiFiが利用できる。

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    5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
     1月22日 カベルナリア吉田さん スライド&トークショー
     2月4日  下川裕治さん スライド&トークショー

    Profile
    プロフィール

    旅の本屋 のまど

    東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
    所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
    営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
    HP:http://www.nomad-books.co.jp/


    新刊「絶海の孤島 増補改訂版」発売記念
    ◆カベルナリア吉田さん  スライド&トークショー◆
    「対馬と父島 ~ 2つの孤島で見えた“日本”」

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    新刊『絶海の孤島 増補改訂版』(イカロス出版)の発売を記念して、紀行ライターのカベルナリア吉田さんをお招きして、対馬と小笠原の父島の2つの孤島についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。2012年4月に出版した『絶海の孤島』が、3年半がかりで増刷改訂にこぎつけたカベルナリア吉田さん。新装版では新たに「対馬」を加え、また初版でクソミソに書いた父島(当時は世界遺産になったばかりで大騒ぎ!)を再訪し、全編書き直しています。片や「韓国に乗っ取られる」と噂が絶えない対馬、片や中国サンゴ密漁団に悩まされた父島。2つの「国境の島」を歩き感じたのは、東京でノホホンと暮らしていてはわからない「日本の今」。海の向こうの外敵の脅威に怯え、有事には国防の盾となる一方で、領海確保の道具に使われ、その生活は様々な不便を強いられ。孤島は日本の身勝手を映し出す鏡なのかもしれません。対馬はこのまま韓国になってしまうのか?
    世界遺産バブルが去った父島の現在は?特に対馬の旅はダイナミックで必聴!カベルナリア吉田さんのファンの方はもちろん、島好きの方や日本の孤島に興味のある方はぜひご参加ください!
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    ※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


    カベルナリア吉田(かべるなりあよしだ)

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    1965年北海道生まれ。紀行ライター。沖縄と島を中心に日本を歩き、紀行文を発表し続けている。近著は『沖縄戦546日を歩く』(彩流社)、ほか『石垣宮古ぐだぐだ散歩』
    (イカロス出版)、『沖縄の島へ全部行ってみたサー』(朝日文庫)、『沖縄・奄美の小さな島々』(中公新書ラクレ)、『沖縄バカ一代』(林檎プロモーション)、『沖縄ディープインパクト食堂』(アスペクト)など。175cm×85kg乙女座O型、趣味はバイオリンとレスリング、ついに50歳。

    ◆カベルナリア吉田さんHP
    http://www016.upp.so-net.ne.jp/cabecchi/


    【開催日時】 1月22日(金)  19:30 ~ (開場19:00)
    【参加費】   1000円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
    【会場】  旅の本屋のまど店内  
    【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
     お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
     e-mail :info@nomad-books.co.jp
     (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
      ※定員になり次第締め切らせていただきます。
    【お問い合わせ先】
     旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
     東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
     http://www.nomad-books.co.jp
     主催:旅の本屋のまど
     協力:イカロス出版


    新刊「週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分」発売記念
    ◆下川裕治さん  スライド&トークショー◆
    「週末シンガポール&マレーシアの旅の楽しみ方」

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    新刊『シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分』(朝日文庫)の発売を記念して、旅行作家の下川裕治さんをお招きして、ふらっと行く週末シンガポール&マレーシアの旅の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『週末ソウルでちょっとほっこり』では、ハングルの海を漂って注文のコツを覚え、韓国人の飲みっぷりにつきあって二日酔いになり、未知なるKポップの世界に一歩踏み込んで週末のソウル旅行の楽しみ方を紹介していた下川さん。本作では、物価の高いシンガポールの格安滞在術を探し、マレーシアの世界遺産の街でニョニャ料理を味わい、マレー人の小宇宙に浸るなど、週末のシンガポール&マレーシア旅行の楽しみ方をオススメしています。
    かつては一つの国で、それぞれ目覚ましく経済発展し、人気の旅行先になったシンガポールとマレーシアの今を取材した下川さん独自の旅の情報が聞けるはずです。
    下川ファンの方はもちろん、シンガポールやマレーシアが大好きな方や週末旅に興味のある方はぜひご参加ください!

    ※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


    下川裕治(しもかわゆうじ)

    shimokawa
    1954年長野県松本市生まれ。旅行作家。『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、主にアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に、『鈍行列車のアジア旅』『「生き場」を探す日本人』『世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ』『週末アジアでちょっと幸せ』『「行きづらい日本人」を捨てる』 等。

    ◆下川裕治さんブログ「たそがれ色のオデッセイ」
    http://odyssey.namjai.cc/


    【開催日時】  2月4日(木)   19:30 ~ (開場19:00)
    【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
    【会場】  旅の本屋のまど店内
    【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
     お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
     e-mail :info@nomad-books.co.jp
     (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
     ※定員になり次第締め切らせていただきます。
    【お問い合わせ先】
     旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
     東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
     http://www.nomad-books.co.jp
     主催:旅の本屋のまど 
     協力:朝日新聞出版

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    6. 編集後記

    tabinoteスタッフ田口です。読者の皆様あけましておめでとうございます。
    本年もtabinoteは旅に関する情報や記事を一切出し惜しみすることなく提供し続けていきたいと思っています。どうぞ今年もよろしくご愛読のほどお願い致します。
    さて、わたし田口は生まれて初めて日本以外で年を越す事になりました。
    チェンマイのカウントダウンイベントは花火があがりコムローイが乱舞する大変ににぎやかなものでした。

    2016-01-01 00.01.31

    それでは2016年最初のメルマガをお送りします。
    吉田さんの連載は我々文章を書く仕事をしている人間なら一度は経験のある恐怖の物語。
    tabinote旅行記、英賀さんのニューヨーク旅後編です。AirBnBはわたしも何度も利用しているのですが、こんないい加減なところには当たったことがありません。「なんとなく安心」と認識していましたが、こういうリスクもあるのですね。
    そして青木さんの世界一周ノートが堂々の最終回。ほんと旅の終わりはあっけないものですね。わたしも体が動くうちに世界一周を体験したいです。そして青木さんの次回連載(あるのかな?あるよね)も乞うご期待です。
    世界あの街この街は韓国の釜山。わたしも3年ほど前に行きましたが、いかにも港町な風情がソウルとは違った異国を感じさせてよかったです。日本からいちばん近い外国。再訪してみたい街のひとつです。
    旅の本屋のまどのイベント、注目はカベルナリア吉田さんの孤島話しですね。対馬と父島のディープな話し、聞いてみたいです。


    さて、tabinoteサイトに過去の有料メルマガ連載を全編アップしました。もちろん太っ腹なことに無料です。
    連載:下川裕治さん
    連載:吉田友和さん
    連載:柳下毅一郎さん
    連載:水谷さるころさん

    次回は1月26日(火)の発行予定です。


    発行:有限責任事業組合tabinote
    http://tabinote.jp

    ※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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