3a. tabinote旅行記 アメリカ旅行記その2 ~NY、Airbnb

(注:本事例は2015年9月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
英賀ナオコ

英賀ナオコ

日芸写真学科在学中。メキシコ育ちの転勤族。
カメラは主にNikon、FE2、35mmフィルムカメラ。好きなタイプは、ほっといても1人で生きていけそうな人。

tumbler →Untitle

グランド・セントラル駅から街歩き

ワシントンからニューヨークに移動しました。

グランド・セントラル駅/Grand Central Station
『グランド・セントラル駅/Grand Central Station』
 83E 42nd Street,New York City, NY 10017

まず訪れたのが、こちらのグランドセントラル駅。マンハッタンを代表とする歴史的建造物です。
この駅の広大なプラットフォームは全て地下にあり、44面67線もあるマンハッタン三大ターミナルの最大のものだそう。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

建物は古典主義風のボザール様式の建築物で、地下鉄への改札口や天井もとても美しい造りになっています。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

地下にはフードコートがあり、今ニューヨーカーたちに最も熱いオススメグルメが一様に集められている場所でもあります。

今回、アメリカで大人気のハンバーガー店『シェイク・シャック/Shake Shack』に行ってみました。
シェイク・シャック/Shake Shack
ニューヨーカーは並ばない!と、聞いていましたがこちらは結構並びました。10分程度ではありますが。
注文も並んでいる時にメニューを渡されるのでカウンターで悩む必要もなく、シンプルに注文ができ、英語初心者でも安心。
ハンバーガーはコンパクト。だけどチーズが濃厚なのでお腹いっぱいになりました。やや胸焼け気味に。

グランド・セントラル駅から街歩きをしていると、
ニューヨーク公共図書館地図
『ニューヨーク公共図書館』
 476 5th Ave New York, NY 10018, New York City,
 NY 10018
に到着。

図書館ではちょうど『Public eye』というニューヨークの歴史にちなんだ古写真展が開催されていました。
ニューヨーク公共図書館

場内には有名な写真や写真家の歴史。日本の明治期の写真も。
ニューヨーク公共図書館

ここから歩いてセントラルパークを目指します。
セントラルパーク

セントラルパークの周りにはたくさんの馬車がいることも有名。
噴水の側にいる花嫁さんの姿を見ながらセントラルパークの中へ。
セントラルパーク
『セントラルパーク/Central Park』
 Manhattan Borough, New York City.NY 10020

公園の中は、のんびりしたご様子。歩き疲れたし、私たちもここでのんびりしたい!
けど、心に一抹の不安が・・・。本日泊まるはずの宿のホストから連絡が一向に来ないのです。
今回ニューヨークでAirbnbサービスをはじめて利用することにし、すでに宿も予約済み。
「また日にち近くなったら連絡するね!」と言われ、待ってたけど・・・。

Airbnbを利用してみた

さて、ニューヨーク旅の最大トラブル。Airbnbのお話。

円安ドル高の煽りをうけたニューヨーク旅行は宿泊代の高さに驚愕するところから始まりました。
中級クラスのホテル(日本でいうビジネスホテル級)で一泊の値段は200ドルほど。上を見れば一泊5000ドルを超える。
ユースホステルなどもあるが、ドミトリーが苦手な私はどうしても個室で過ごしたい。
だけど、一泊2万円とか払えない。
そんなわけで私たち(今回一人旅ではなく同行者がいました)が使ったのがAirbnb
さっそくサイトで部屋探し。

『ニューヨーク』で検索するとズラーッとお部屋の写真が並ぶ。その数1000件以上。

今回、私たちが宿を選ぶにあたり重視したのが、この3つ。
『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
ちょうど『JJ House』という部屋がこの条件に合うので予約をすることに。

Airbnbでは、部屋の詳細を教えてくれる。今回は次の通り。

『JJ House』
 個室、ベッドルーム1、ベッド数1、収容上限3人、値段 7766円、追加人数 無料

2人でこの値段は安いし、女性が気になるシャワー・トイレも写真を見るかぎりは大丈夫そう。料金は予約段階でAirbnbがゲストからクレジットで回収し、チェックイン24時間後にホストに送金される。
これで安心だわぁ、と思っていたのだがそんな上手くはいかない。

ニューヨーク行きの前日、部屋を貸してくれるホストから連絡が途絶えたのだ。
翌日、一抹の不安を覚えながらニューヨークに来たものの、ホストはメールどころか電話も返してこない。
これは・・・大変なことになっているんじゃ・・・。
1度、宿を見に行こう!と、セントラルパークからタクシーに乗り宿へ向かった。

タクシーはニューヨークの華やかな街を離れ、アップタウン最北へ。
ワシントンハイツ地区の地図

古い石の町のドアや窓には鉄格子がはめられ、まだ夕方なのに人数も少ない。いかにも治安が悪そう。
私たちがタクシーを降りたのは、ワシントンハイツ地区。
ドミニカ系の人々が暮らす、治安が悪いと言われている街だった(最近は改善傾向にある模様)。

そう、私たちは一番重要なことに気がついていなかったのだ。

『滞在先の治安状況について』

これが一番重要なのにさ!バカだ!安さに目がくらんだ!

『JJ House』は古い集合アパート内の一室にあるらしいが、アパートのフロント玄関には鍵がかかって入ることができない。
もちろんホストに何度も電話をするが一向に出る気配もない。

鍵のかかったドアからフロントの中が見え、猫がいることに気づく。
三毛猫
「三毛猫は縁起がいいと言われているから大丈夫や!」
そんなことを言った瞬間、ゴミを捨てにきた住人が、フロントの鍵を開けてくれ、ようやく中に入ることができた。


指定された『JJ House』のドアのチャイムを鳴らすと出迎えてくれたのは2人の青年だった。
「Who are you?」と、驚いた顔をされるがこっちが聞きたい。
「君たち誰?」
「僕たちはJJの友達なんだ。けど、君たちが今日泊まるなんて彼には聞いてなくて・・・。ルームメイキングもしてないんだ。JJがいつ帰ってくるか聞いてみるね。」

とりあえず部屋に入ってみるが、リビングの隅には大量の酒の瓶が転がっている有様。
ノルウェー人だという青年がJJに電話をし、イギリス人だという青年がこちらの機嫌を伺うように恐る恐ると話しかけてくる。
「ニューヨークはどう?」
「まぁまぁ。」
私たちの間には会話もなく。青年2人はそっとテレビをアニメチャンネルに変更した。たぶん日本人だからという彼らなりの気遣い。
そんなんいらねぇ!JJを出せや!


夜中、JJは酒の匂いを漂わせながらアパートに帰ってきた。
おそらくこのJJは、自分の部屋をAirbnbで安い値段で貸し出し生計を立てている人間なのだろう。

私たちは青年2人に言われた一室に鍵をかけて閉じこもり、
「お前が遊びに行っているせいで!俺たちがベッドメーキングをしたんだぞ!」
という青年2人とJJのケンカを聞きながら、昨晩の客の温もりが残るシーツの上で夜を明かした。

『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
これ以上に大切なのが、
『部屋を貸し出すホストの信頼性』 『滞在先の治安状況について』
なのだと何度も思い、翌日さっさと『JJ House』を後にした。

Airbnbは新しいシステムで、まだまだ不十分さが残るもの。
きちんと自分で治安状況の確認や宿のホストとのやりとりをし、考えた上でのご利用を薦めたい。

ワシントンハイツ地区

JJ House のあるワシントンハイツ地区はグルメの街でも有名。
宿近くにあったお店のご飯がアメリカに来て一番美味しかった!
aga03_02-03
宿は最低だったが、ご飯が最高だったので良しとする!

ニューヨーク滞在2日目

ニューヨーク二日目はフラットアイアン地区に行きました。
奥に見える三角の細長い建物が、
フラット・アイ・アン・ビルディング
『フラット・アイ・アン・ビルディング/Flatiron Building』
 175 fifth Ave., At 23rd St., New York City, NY 10010

現在、ニューヨークのビルの中で最も古い歴史を持つと言われている建物だそうです。
フラットアイアン地区
このフラットアイアン地区は落ち着いた街並みで可愛らしいブディックがたくさんありました!
お友達にお土産を、という方はここでお買い物を楽しむのがオススメです。

私はこちらのポストカードを購入!
ポストカード


お店選びに疲れたら、フライト・アイ・アン・ビルディングのそばにある公園で一休み。
マディソン・スクエア・パーク
『マディソン・スクエア・パーク/Madison Square Park』
 Madison Ave New York, NY 10010  5番街とマディソン・アベニューの間。

地元の人々が集う公園は、セントラルパークとはまた違う時間が流れています。ここでは、地元の方々がランチタイムを楽しそうに過ごしていました。美しい花々と小さなリスたちも住んでいる公園。一息つくのに良い場所です。

一息ついたところで、今回の旅の目的でもある本屋へ。
ニューヨークの街

ニューヨークの街


ストランドブック周辺
『ストランドブック/Strand Book Store』
 828 Broadway, Manhattan NY 10003
多くの芸術書籍を扱っているニューヨークで人気の本屋さん。写真集の充実度なども素晴らしい限り。
また店員さんの知識量も頼もしい限りで、探したい写真集があったのですが全て彼らに頼みました。

写真集
左上から

  • ヴィヴィアン・マイヤー
  • ホルスト
  • ソールライター

いずれもアマゾンで購入可能。ただし、こちらのストランドブックでは本のSALEもしており、安い値段で貴重な本を手に入れることができます。本が好き!本屋が好き!!という方は、ぜひストランドブックへ。


また近くには、 ニューヨーク大学の本屋さんが。
ニューヨーク大学ブックストア地図
『ニューヨーク大学ブックストア/NYU Book Store』
 726 Broadway New York, NY 10003

ニューヨーク大学ブックストア
ダウンタウンにあるニューヨーク大学は街全体が敷地内。こちらの本屋もニューヨーク大学内にあります。
学生のために充実した書籍が並び、様々なジャンルの本が棚に並べられています。
ニューヨーク大学のTシャツなどバッグなども売っているのでお土産にぜひ。

旅には、人との出会いもかかせません。今回訪れたストランドブックにて、私はとある老紳士と出会いました。
たくさんの本の山から、どの写真集を買おうか迷っている私に彼は声をかけてきたのです。

「君は写真集が好きなの?」
「もちろん!大好きです!日本で写真の大学に通っているんです。」

彼は大きくうなずくと私の腕の中にある写真集を眺め、素晴らしいと一言言い、
「私は、ニューヨーク大学で写真を教えているんだよ。まさかこんなところで、日本から来た写真を学ぶ学生に出会えるなんてね。」
ゆっくりと丁寧な英語で、彼は私に語りかけ、「君とは、また会えるね。」と微笑みました。

旅をする、というのは自分が生きれる場所がきっと他にもあるんじゃないのか?と、他の居場所を探すための行動のようにも思います。
このニューヨーク大学の先生との出会いは、日本だけじゃない!生きていく居場所はここにもあるよ!と教えてくれた出来事でした。


旅のおわり
旅のおわりはあっという間。
今回の旅も、多くの人々に出会い、アメリカという国の見方が変わった旅となりました。
けど、アメリカは広い。まだまだ行きたいところは沢山あります。

お読みいただきありがとうございました。
またお会いできることを心より願っております^^

3a. tabinote旅行記 アメリカ旅行記その2 ~NY、Airbnb


3a. tabinote旅行記 アメリカ旅行記その2 ~NY、Airbnb

(注:本事例は2015年9月時点の予約可能なプランおよび費用にもとづいています。)

Profile
英賀ナオコ

英賀ナオコ

日芸写真学科在学中。メキシコ育ちの転勤族。
カメラは主にNikon、FE2、35mmフィルムカメラ。好きなタイプは、ほっといても1人で生きていけそうな人。

tumbler →Untitle

グランド・セントラル駅から街歩き

ワシントンからニューヨークに移動しました。

グランド・セントラル駅/Grand Central Station
『グランド・セントラル駅/Grand Central Station』
 83E 42nd Street,New York City, NY 10017

まず訪れたのが、こちらのグランドセントラル駅。マンハッタンを代表とする歴史的建造物です。
この駅の広大なプラットフォームは全て地下にあり、44面67線もあるマンハッタン三大ターミナルの最大のものだそう。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

建物は古典主義風のボザール様式の建築物で、地下鉄への改札口や天井もとても美しい造りになっています。
グランド・セントラル駅/Grand Central Station

地下にはフードコートがあり、今ニューヨーカーたちに最も熱いオススメグルメが一様に集められている場所でもあります。

今回、アメリカで大人気のハンバーガー店『シェイク・シャック/Shake Shack』に行ってみました。
シェイク・シャック/Shake Shack
ニューヨーカーは並ばない!と、聞いていましたがこちらは結構並びました。10分程度ではありますが。
注文も並んでいる時にメニューを渡されるのでカウンターで悩む必要もなく、シンプルに注文ができ、英語初心者でも安心。
ハンバーガーはコンパクト。だけどチーズが濃厚なのでお腹いっぱいになりました。やや胸焼け気味に。

グランド・セントラル駅から街歩きをしていると、
ニューヨーク公共図書館地図
『ニューヨーク公共図書館』
 476 5th Ave New York, NY 10018, New York City,
 NY 10018
に到着。

図書館ではちょうど『Public eye』というニューヨークの歴史にちなんだ古写真展が開催されていました。
ニューヨーク公共図書館

場内には有名な写真や写真家の歴史。日本の明治期の写真も。
ニューヨーク公共図書館

ここから歩いてセントラルパークを目指します。
セントラルパーク

セントラルパークの周りにはたくさんの馬車がいることも有名。
噴水の側にいる花嫁さんの姿を見ながらセントラルパークの中へ。
セントラルパーク
『セントラルパーク/Central Park』
 Manhattan Borough, New York City.NY 10020

公園の中は、のんびりしたご様子。歩き疲れたし、私たちもここでのんびりしたい!
けど、心に一抹の不安が・・・。本日泊まるはずの宿のホストから連絡が一向に来ないのです。
今回ニューヨークでAirbnbサービスをはじめて利用することにし、すでに宿も予約済み。
「また日にち近くなったら連絡するね!」と言われ、待ってたけど・・・。

Airbnbを利用してみた

さて、ニューヨーク旅の最大トラブル。Airbnbのお話。

円安ドル高の煽りをうけたニューヨーク旅行は宿泊代の高さに驚愕するところから始まりました。
中級クラスのホテル(日本でいうビジネスホテル級)で一泊の値段は200ドルほど。上を見れば一泊5000ドルを超える。
ユースホステルなどもあるが、ドミトリーが苦手な私はどうしても個室で過ごしたい。
だけど、一泊2万円とか払えない。
そんなわけで私たち(今回一人旅ではなく同行者がいました)が使ったのがAirbnb
さっそくサイトで部屋探し。

『ニューヨーク』で検索するとズラーッとお部屋の写真が並ぶ。その数1000件以上。

今回、私たちが宿を選ぶにあたり重視したのが、この3つ。
『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
ちょうど『JJ House』という部屋がこの条件に合うので予約をすることに。

Airbnbでは、部屋の詳細を教えてくれる。今回は次の通り。

『JJ House』
 個室、ベッドルーム1、ベッド数1、収容上限3人、値段 7766円、追加人数 無料

2人でこの値段は安いし、女性が気になるシャワー・トイレも写真を見るかぎりは大丈夫そう。料金は予約段階でAirbnbがゲストからクレジットで回収し、チェックイン24時間後にホストに送金される。
これで安心だわぁ、と思っていたのだがそんな上手くはいかない。

ニューヨーク行きの前日、部屋を貸してくれるホストから連絡が途絶えたのだ。
翌日、一抹の不安を覚えながらニューヨークに来たものの、ホストはメールどころか電話も返してこない。
これは・・・大変なことになっているんじゃ・・・。
1度、宿を見に行こう!と、セントラルパークからタクシーに乗り宿へ向かった。

タクシーはニューヨークの華やかな街を離れ、アップタウン最北へ。
ワシントンハイツ地区の地図

古い石の町のドアや窓には鉄格子がはめられ、まだ夕方なのに人数も少ない。いかにも治安が悪そう。
私たちがタクシーを降りたのは、ワシントンハイツ地区。
ドミニカ系の人々が暮らす、治安が悪いと言われている街だった(最近は改善傾向にある模様)。

そう、私たちは一番重要なことに気がついていなかったのだ。

『滞在先の治安状況について』

これが一番重要なのにさ!バカだ!安さに目がくらんだ!

『JJ House』は古い集合アパート内の一室にあるらしいが、アパートのフロント玄関には鍵がかかって入ることができない。
もちろんホストに何度も電話をするが一向に出る気配もない。

鍵のかかったドアからフロントの中が見え、猫がいることに気づく。
三毛猫
「三毛猫は縁起がいいと言われているから大丈夫や!」
そんなことを言った瞬間、ゴミを捨てにきた住人が、フロントの鍵を開けてくれ、ようやく中に入ることができた。


指定された『JJ House』のドアのチャイムを鳴らすと出迎えてくれたのは2人の青年だった。
「Who are you?」と、驚いた顔をされるがこっちが聞きたい。
「君たち誰?」
「僕たちはJJの友達なんだ。けど、君たちが今日泊まるなんて彼には聞いてなくて・・・。ルームメイキングもしてないんだ。JJがいつ帰ってくるか聞いてみるね。」

とりあえず部屋に入ってみるが、リビングの隅には大量の酒の瓶が転がっている有様。
ノルウェー人だという青年がJJに電話をし、イギリス人だという青年がこちらの機嫌を伺うように恐る恐ると話しかけてくる。
「ニューヨークはどう?」
「まぁまぁ。」
私たちの間には会話もなく。青年2人はそっとテレビをアニメチャンネルに変更した。たぶん日本人だからという彼らなりの気遣い。
そんなんいらねぇ!JJを出せや!


夜中、JJは酒の匂いを漂わせながらアパートに帰ってきた。
おそらくこのJJは、自分の部屋をAirbnbで安い値段で貸し出し生計を立てている人間なのだろう。

私たちは青年2人に言われた一室に鍵をかけて閉じこもり、
「お前が遊びに行っているせいで!俺たちがベッドメーキングをしたんだぞ!」
という青年2人とJJのケンカを聞きながら、昨晩の客の温もりが残るシーツの上で夜を明かした。

『宿代1万円以内』 『シャワー・トイレ有り』 『個室』
これ以上に大切なのが、
『部屋を貸し出すホストの信頼性』 『滞在先の治安状況について』
なのだと何度も思い、翌日さっさと『JJ House』を後にした。

Airbnbは新しいシステムで、まだまだ不十分さが残るもの。
きちんと自分で治安状況の確認や宿のホストとのやりとりをし、考えた上でのご利用を薦めたい。

ワシントンハイツ地区

JJ House のあるワシントンハイツ地区はグルメの街でも有名。
宿近くにあったお店のご飯がアメリカに来て一番美味しかった!
aga03_02-03
宿は最低だったが、ご飯が最高だったので良しとする!

ニューヨーク滞在2日目

ニューヨーク二日目はフラットアイアン地区に行きました。
奥に見える三角の細長い建物が、
フラット・アイ・アン・ビルディング
『フラット・アイ・アン・ビルディング/Flatiron Building』
 175 fifth Ave., At 23rd St., New York City, NY 10010

現在、ニューヨークのビルの中で最も古い歴史を持つと言われている建物だそうです。
フラットアイアン地区
このフラットアイアン地区は落ち着いた街並みで可愛らしいブディックがたくさんありました!
お友達にお土産を、という方はここでお買い物を楽しむのがオススメです。

私はこちらのポストカードを購入!
ポストカード


お店選びに疲れたら、フライト・アイ・アン・ビルディングのそばにある公園で一休み。
マディソン・スクエア・パーク
『マディソン・スクエア・パーク/Madison Square Park』
 Madison Ave New York, NY 10010  5番街とマディソン・アベニューの間。

地元の人々が集う公園は、セントラルパークとはまた違う時間が流れています。ここでは、地元の方々がランチタイムを楽しそうに過ごしていました。美しい花々と小さなリスたちも住んでいる公園。一息つくのに良い場所です。

一息ついたところで、今回の旅の目的でもある本屋へ。
ニューヨークの街

ニューヨークの街


ストランドブック周辺
『ストランドブック/Strand Book Store』
 828 Broadway, Manhattan NY 10003
多くの芸術書籍を扱っているニューヨークで人気の本屋さん。写真集の充実度なども素晴らしい限り。
また店員さんの知識量も頼もしい限りで、探したい写真集があったのですが全て彼らに頼みました。

写真集
左上から

  • ヴィヴィアン・マイヤー
  • ホルスト
  • ソールライター

いずれもアマゾンで購入可能。ただし、こちらのストランドブックでは本のSALEもしており、安い値段で貴重な本を手に入れることができます。本が好き!本屋が好き!!という方は、ぜひストランドブックへ。


また近くには、 ニューヨーク大学の本屋さんが。
ニューヨーク大学ブックストア地図
『ニューヨーク大学ブックストア/NYU Book Store』
 726 Broadway New York, NY 10003

ニューヨーク大学ブックストア
ダウンタウンにあるニューヨーク大学は街全体が敷地内。こちらの本屋もニューヨーク大学内にあります。
学生のために充実した書籍が並び、様々なジャンルの本が棚に並べられています。
ニューヨーク大学のTシャツなどバッグなども売っているのでお土産にぜひ。

旅には、人との出会いもかかせません。今回訪れたストランドブックにて、私はとある老紳士と出会いました。
たくさんの本の山から、どの写真集を買おうか迷っている私に彼は声をかけてきたのです。

「君は写真集が好きなの?」
「もちろん!大好きです!日本で写真の大学に通っているんです。」

彼は大きくうなずくと私の腕の中にある写真集を眺め、素晴らしいと一言言い、
「私は、ニューヨーク大学で写真を教えているんだよ。まさかこんなところで、日本から来た写真を学ぶ学生に出会えるなんてね。」
ゆっくりと丁寧な英語で、彼は私に語りかけ、「君とは、また会えるね。」と微笑みました。

旅をする、というのは自分が生きれる場所がきっと他にもあるんじゃないのか?と、他の居場所を探すための行動のようにも思います。
このニューヨーク大学の先生との出会いは、日本だけじゃない!生きていく居場所はここにもあるよ!と教えてくれた出来事でした。


旅のおわり
旅のおわりはあっという間。
今回の旅も、多くの人々に出会い、アメリカという国の見方が変わった旅となりました。
けど、アメリカは広い。まだまだ行きたいところは沢山あります。

お読みいただきありがとうございました。
またお会いできることを心より願っております^^