4. 世界あの街この街: ヘルシンキ


4.世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第54回 ヘルシンキ


Hakaniemi Market (トリップアドバイザー提供)

フィンランド共和国・国旗

(画像:Wikipedia)


見どころと特徴

北欧デザインやモダン建築などの人気が高まるにしたがい、アクセスが容易なこともあって日本からの観光客は急増中。美しい街並みの散策、雑貨のショッピング、カフェ巡りなどが人気。隣国のエストニア・タリンへの小旅行やオーロラ鑑賞など、ヘルシンキを拠点にしたアクティビティも数多い。

ヘルシンキは各種の暮らしやすい街ランキングや旅行ランキングで上位常連となっている。市内移動もしやすく、街並みはどこを切り取っても絵になる。ヘルシンキ中央駅が街の中心で、周囲にはミュージアムやホテルが集まっている。駅から西側は教会やミュージアム、南側は大聖堂やマーケットなどの名所がひろがる。南西の港をはさんだ向こう側にはヘルシンキのシンボル、ウスペンスキー大聖堂が鎮座している。
Helsingin päärautatieasema to Hakaniemi  Helsinki  Finland   Google Maps
(画像:Google)

ヘルシンキ中央駅は長距離列車・市内交通が交差する街の要。緑の屋根と時計塔が名物。空港からのバスもこちらに停まる。開業1860年と歴史ある駅だが、内部は近代的で案内もわかりやすい。

The Railway Station (Rautatieasema) (トリップアドバイザー提供)

駅を出るとトラムの走る広い通り。赤レンガの古い建物やガラス張りのモダンな建物、ユニークな建物が通りを囲んでいる。

Kamppi Chapel of Silence (トリップアドバイザー提供)

駅から西へむかうとヘルシンキ現代美術館、通称キアズマ(Kiasma)がある。ほっこりイベントから過激な展示まで様々な企画が催されている。ミュージアムショップやカフェも評判が高い。


Museum of Contemporary Art Kiasma (Nykytaiteen Museo) (トリップアドバイザー提供)

さらに通り沿い、北西にむかうと国立博物館。石造りで格式のある建物で、高い尖塔が目印。
石器時代からスウェーデン統治、ロシア統治を経て現在までの歴史が展示されている。キリスト教伝来前のフィンランド神話を描いたフレスコ画が名物。

National Museum of Finland (Suomen Kansallismuseo) (トリップアドバイザー提供)

テンペリアウキオ教会は通称「石の教会」。第二次大戦以前に建造がはじまり、戦後1969年になってようやく完成した。岩を掘りぬき自然光をとりいれる設計がユニークで、景観と反響効果のすばらしさからコンサートの舞台としても使われる。

Rock Church (Temppeliaukio Kirkko) (トリップアドバイザー提供)

駅から東側にむかうとヘルシンキ最大の目抜き通りであるエスプラナード通りへ。石畳に緑が映え、瀟洒なショップが建ちならぶ。マリメッコやイッタラ、ムーミンモチーフの雑貨などがショーウインドウをかざる。

The Esplanadi Park (トリップアドバイザー提供)

エスプラナード通り沿いのヘルシンキ大聖堂および元老院広場はヘルシンキのヘソとも呼べる地点。広大な石畳の広場を見下ろす純白の大聖堂、広場を囲むクラシカルな建物はなんとも趣のある雰囲気。

Helsinki Cathedral (トリップアドバイザー提供)

Senate Square (Senaatintori) (トリップアドバイザー提供)

港沿いに向かうと海や船を背景にカラフルなテントがならぶマーケット広場。真っ赤なベリーやキノコなどの農産物から雑貨屋まで、様々なお店が集まり旅行者のテンションも上がる。屋台も多く出ており、朝食や小腹を満たすのにもいい。食べ歩いてもいいし座る場所も豊富にあるが、食べ物をねらうカモメに注意しよう。大聖堂の階段に座って元老院広場を見下ろしながら食べるのもおすすめ。

Kauppatori (Helsinki Market Square) (トリップアドバイザー提供)

マーケット広場の近くには老舗の食品店、オールドマーケットホールがある。高級百貨店のような趣ある建物の中には生鮮品からデリ、カフェまで様々な店舗が集まっており、ランチにもお土産選びにもよい。

Old Market Hall (トリップアドバイザー提供)

港の向こう側に見える赤レンガと緑屋根の建物がヘルシンキ名物のウスペンスキー大聖堂。
19世紀に完成したロシア正教の教会で、内部の壮麗な装飾がすばらしい。


Uspenskin Cathedral (Uspenskin Katedraali) (トリップアドバイザー提供)

街の南、トラムKolmikulma駅付近はデザイン・ディストリクトと呼ばれている。ミュージアムに加えてインテリアショップ、テキスタイルショップ、雑貨店やギャラリーが集まっておりフィンランドのデザインを概観できる。

Design District (トリップアドバイザー提供)


駅の北東、ハカニエミ(Hakaniemi)は創業100年にもなるヘルシンキの台所。農産品や魚介など旬の幸や生花、テイクアウトのデリをもとめて大勢の人でにぎわう。オープンエアのテーブルで名物のピロシキやスープを味わいたい。

ハカニエミからほど近く、カッリオ地区(Kallio)はエネルギーあふれるリベラルなエリア。もともとは労働者中心のすさんだエリアだったが、再開発によって学生やアーティスト、LBGTなどが集まる流行のエリアに変身をとげた。雑多で少し怪しげな雰囲気が魅力的。

Hakaniemi Market (トリップアドバイザー提供)

市街の北西、シベリウス公園は市民の憩いの場。
深い緑と海のコントラストが美しく、パイプオルガンをイメージしたというモニュメントとあわせてヘルシンキ屈指の写真撮影スポットとなっている。

Sibelius Park & Monument (トリップアドバイザー提供)

スオメンリンナ要塞はヘルシンキ郊外でもっとも人気のある観光スポット。
五稜郭をほうふつとさせる星型の要塞で、ロシアに対するヘルシンキの最終防衛拠点として建造されたが、後にはロシアに接収され逆にフィンランド攻略拠点となるなど数奇な運命をたどった。
現在ではカフェやミュージアムが点在するなごみスポットであるが、往時の大砲や塹壕も残されている。現在でもフィンランド海軍の基地がおかれている。


Fortress of Suomenlinna (トリップアドバイザー提供)


ヘルシンキはマリメッコのお膝元であり、街中にマリメッコショップがある。ただし品揃えの限られた小さなショップも多い。
圧巻のストックをほこるのはエスプラナード通りのフラッグストア、そして郊外のヘルットニエミ(Herttoniemi)にあるファクトリー・アウトレット。アウトレットはマリメッコ本社に隣接していることもあり、なんと一般に開放されている社員食堂がある。もちろん食堂のクロスも什器もマリメッコ仕様。


Marimekko (トリップアドバイザー提供)

フィンランドを代表する陶器アラビア。こちらのファクトリーショップも人気の観光地となっている。巨大な煙突が目印の工場は現役稼働中で、工場見学も催されている。併設ミュージアムでは歴代の代表作やヴィンテージ物を展示している。ショップで買いすぎてもその場で国際発送ができるので安心。

Arabia Factory Shop (トリップアドバイザー提供)


フィンランドで人気のアクティビティといえば、秋~冬に夜空を染めるオーロラ鑑賞。北部のロヴァニエミやサーリセルカはオーロラの名所として知られ、ヘルシンキからのアクセスも比較的容易。


Rovaniemi (トリップアドバイザー提供)


特別編:エストニア・タリン
エストニア共和国・国旗

(画像:Wikipedia)

ヘルシンキから最も近い外国はエストニア。
首都のタリンはフィンランド湾をはさんでヘルシンキから約85km、フェリーに乗って2時間ほどで着いてしまう。

エストニアはIT先進国として知られ、タリンも近代的なビルが建ち並ぶエリアがある一方、旧市街は中世の街並みが美しく保存されている。ヘルシンキから日帰りも可能だが、物価も安く食のレベルも高いタリンは魅力的な街。ぜひ宿を取って滞在したい。


Tallinn (トリップアドバイザー提供)



Tapahtuma Elamykset (トリップアドバイザー提供)

フィンランドは豊かな自然に恵まれているが、寒冷な気候の影響もありもともと食材のバリエーションはあまり多くなかった。伝統的な食材としてはトナカイやベリー類、ニシン、キノコ、夏に旬を迎えるザリガニなど。ロシアやドイツの影響がつよく、黒パンやライ麦パン、じゃがいも、ミートボールや乳製品の多用が特徴的。ロシアもドイツも美食のイメージはあまりなく、さらに食材が限定的なフィンランド料理の評価はこれまであまり高くなかったといえる。

風向きが変わったのは近年デンマークやスウェーデンを中心にニューノルディック料理のムーブメントが登場してから。
伝統的な素材をアレンジした斬新な料理はフィンランドにも影響をあたえ、洗練されたレストランが次々に登場。EU加盟以降はさまざまな食材が店頭にならぶようになり、食のレベルは急速に高まっている。

気軽な軽食としてはエビやサーモンのサンドイッチ、ピロシキ、タパスやピザなどが人気。市場に行けば様々なストリートフードを味わえる。

フィンランドはアイスクリームの一人当たり消費量が世界トップクラス。濃厚な乳に名産のベリーをあわせたアイスクリームはぜひ味わってみたい。

アルコールはやはりビールが主役。甘くコクのある銘柄が多い。ウォッカやロンケロ(Lonkero)というジンをグレープフルーツで割った缶チューハイ的な飲み物も人気がある。


Restaurant Sarkanlinna (トリップアドバイザー提供)


日本からの行き方

(空路)
成田からフィンエアーおよびJALの直行便がある。いずれも毎日就航で、往路は成田を昼に出て同日の午後着、復路は現地を夕方に出て翌午前着。所要10時間と短く、料金も10万を切るなど手ごろ。多くの場合は直行便がおすすめとなる。
フィンエアーは関空便、セントレア便もある。2016年には福岡便も就航の予定。

乗り継ぎ便ではアエロフロートのモスクワ経由便、中国国際航空の北京経由便、トルコ航空のイスタンブール経由便などが安い。
一部の格安チケットサイトでは、成田からセントレアに行き、フィンエアーのセントレア便に乗り継ぐという裏技的なプランがかなりの安値で出ることがある。

(陸路・海路)
ヘルシンキの場合、陸路はロシア経由になるため一般的ではない。
エストニア、スウェーデン、ドイツとのフェリー路線がある。
メジャーなのはやはりエストニアのタリンやスウェーデンのストックホルム航路。

(パッケージツアー)
ヘルシンキの高いホテル代を考えるとパッケージツアーは検討価値あり。

所要時間の短さからフィンエアーのプランが多く、5日間で9万円程度から(2名参加の1名価格)。
乗り継ぎのより安価なツアーとしてはトルコ航空などで6日間7万円台~というツアーもある。ただし現地滞在は実質3日程度。
フィンエアーと同じく直行便をもつJAL便のツアーはやや高めで、15万円程度から。
ロヴァニエミを周遊するツアーも人気が高く、6日間で12万円~。

(空港)
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)は市街から北に15kmほど。
Skytrax社の2015年度エアポートランキングでは18位となっている。
ターミナルは2つあり、ターミナル1はジャーマンウイングスのベルリン便やスカンジナビア航空のコペンハーゲン便などの中短距離線が多く、ターミナル2はフィンエアーやJAL便などの長距離便が中心となっている。

空港からの足としては、ヘルシンキ中央駅までを結ぶ鉄道(Ring Rail Line)が2015年7月に開通したばかり。現在はバスで駅まで移動する必要があるが、年末にはターミナルへの直接乗り入れ工事が完成する見込み。シングルチケットの場合片道5ユーロ。
バスの場合、フィンエアーシティバス(片道6.2ユーロ)か615番のバス(同5ユーロ)を利用。
いずれの手段でも中央駅まで30分程度。
タクシーの場合、定額タクシーが60ユーロ以上。Uberなら40ユーロ程度。


地理と気候

スカンジナビア半島のふもと、ヨーロッパ大陸の北端に属する(一般にフィンランドはスカンジナビア半島に含まれない)。東はロシア、北にノルウェー、西にスウェーデンと接する。
ヘルシンキはフィンランドの南端に位置し、西のボスニア湾を越えるとストックホルム、南のフィンランド湾を超えるとエストニアのタリンがある。

全土が北緯60度以北に位置するが、暖流の影響で緯度からイメージするほど寒くはない。
ベストシーズンはやはり夏で、5月~8月の間。昼でも20度前後で大変過ごしやすく、5月~7月は白夜で活動時間も長い。高緯度で日射しが強いので対策を。
一方で冬は氷点下やマイナス10度もあたりまえの世界。寒さだけでなく日照も短い(昼の長さはわずか7~8時間)ため、かなり薄暗いイメージ。一方でクリスマスやオーロラ鑑賞など冬ならではの楽しみも多いので、あえてオフシーズンをねらうという手もある。
降水量は年間を通して少ない。

フィンランドと日本の時差はマイナス7時間。日本の正午が午前5時。サマータイムは3月最終日曜~10月最終日曜で、この間の時差はマイナス6時間。

Google Maps
(画像:Google提供)


言語と通貨

公用語はフィンランド語と、スウェーデン語。多くのフィンランド人は英語が話せるものの、街の看板やサインはフィンランド語表記も多い。
通貨はユーロ。1ユーロ=134.1円(15年10月時点)。およそ130~140円と覚えておけばよい。

物価の高さは悩みどころ。何をするにもおおむね東京以上というサイフに厳しい街。
値札は24%の消費税がのった税込み表示となっているので更に割高に感じるかも。

一泊1万円以下でホテルを探すのは難しく、2万円台もザラ。タクシーは初乗りで千円程度。
外食も値がはる。ランチの目安だが、カフェで1500円くらい、レストランなら3千円程度。ディナーでは手ごろな店でも5千円程度。テイクアウトのピザやファーストフードならなんとか千円以内でおさまる。ただし、チップの習慣はないため総額は他の西欧の国と同程度ですむかもしれない。

欧州は物価が高い国でも酒だけは安いことが多いが、フィンランドは例外。ビールも酒税が乗っているため日本以上に高い。スーパーで買えるのはアルコール4.7度までの酒(レベル3以下)のみで、より度数の高いものはAlkoという専門店で購入することになる。
また、公衆トイレは有料が多い(1ユーロ~)。

物価についてはネガティブな話ばかりであるが、救いは水。
ヘルシンキは日本と同じく水道水をそのまま飲める街で、軟水なので日本人のお腹にも優しい。店頭で水を買う場合は1ユーロ程度。

高い消費税は手厚い福祉を実現するために必要とされているが旅行者には関係のない話。一応、1店舗につき1日40ユーロ以上の買い物をした場合には10%~16%分の税が還付される制度がある。ただしホテルや食事は対象外となってしまう。

ユーロはできるだけ日本国内で両替していくのが鉄則。
ただしクレジットカードの通用度が高いので、フィンランドだけを観光するならば現金はそれほど必要ない。現地でユーロを使い切ってしまったら現地でクレジットカードからキャッシングするのがよい。

チップの習慣はほとんどなく、何か特別な用事を頼んだときのみで十分。


治安とビザ

フィンランドは安全なイメージがつよいが、スリや置き引きなどの軽犯罪はそれなりに多い。混雑した場所ではスリグループに注意。特に夏の観光シーズンは被害事例も多くなる。
被害が多く報告されているのはショッピングセンターやホテル、市場、観光名所。
なお、ヘルシンキ市内にいわゆる歓楽街はない(バーやクラブは豊富)。

夜中のヘルシンキ中央駅近辺やカッリオ地区の一部など、人通りの少ない場所や風体のあやしい若者がたむろっている場合もある。市内一部地域ではロシア系のマフィアグループが活動しているとされ、麻薬も蔓延している。ただし旅行者がまきこまれる心配はほとんどない模様。

3ヵ月以内の観光滞在はビザ不要。


市内交通

(メトロ・バス・鉄道・フェリー)
ヘルシンキの公共交通機関は大変充実しており、市街がコンパクトであることもあいまって、クルマやタクシーを使わなくてもなんとかなってしまう。公共交通機関にはトラム、バス、メトロ、近郊電車、そしてフェリーがある。

料金は交通機関にかかわらず共通で、ヘルシンキ市内の場合シングルチケット2.5ユーロ(車内で買うと3ユーロ)、携帯のSMSに配信するチケットが2.4ユーロなど。他にも2時間有効のチケット、夜間チケット、トラム専用チケット、12時間有効のSuomenlinnaフェリーチケットなどがある。60分以内で何度でも乗り降りできる(トラム→バスという移動も可)。
ヘルシンキをまたいでヴァンターなどに向かう場合はRegional2ゾーン、3ゾーンなどまたぐ市の数に応じたチケットを購入しなければならない。ヘルシンキ広域首都圏(ヘルシンキ市とヴァンター、エスポー、カウニアイネン)内のどこでも使える共通シングルチケットは5ユーロ。

旅行者にとって便利なのはデイチケット。1~7日の間で自由に有効期間を設定できる。1日有効で8ユーロ、3日間16ユーロ、1週間32ユーロなど。1日4回以上乗るなら迷わず1日チケットを選ぼう。

なお、乗車時はチケットリーダーでの検札を忘れずに。無賃乗車は80ユーロの罰金。

ヘルシンキカードはさまざまな特典がついたお得なカード。公共交通乗り放題にくわえ、主要なミュージアム(国立博物館、デザインミュージアムなど)や観光スポット(スオメンリンナ要塞など)の入場券、観光案内、レストランやツアー割引などの権利がついている。
24時間有効なヘルシンキ広域首都圏乗り放題カードが44ユーロ~、48時間で54ユーロ、72時間で64ユーロ。ヘルシンキ市内のみ有効なものは24時間で41ユーロと若干安くなっている。

(タクシー)
メーター制で安心して利用できる。流しのタクシーは一般的ではなく、ホテル前や観光スポットなどにあるタクシースタンドから乗るか、電話などで配車する。
初乗りが平日昼間で5.9ユーロ。以降1kmごとに1.55ユーロ(乗客2人までの場合、3人以上なら1.87ユーロ/km)。他にも夜間料金や空港チャージがある。

料金は高いが、チップ不要なのが救い。
スマホで配車、明朗会計で安心なUberもおすすめ。

(レンタサイクル)

This photo of Helsinki is courtesy of TripAdvisor

夏は昼も長く路面も良好なため、自転車を借りるのも楽しい。
ヘルシンキの自転車道は1200キロにもおよび、うち730キロが舗装されているという、自転車乗りにはうらやましい環境。
冬は滑りやすい路面に注意。

個人の自転車貸しサービス、Spinlisterもおすすめ。


ホテル


Scandic Paasi (トリップアドバイザー提供)

北欧の例に漏れず、ホテルのレートは高め。
3つ星クラスでも1万円以上、4つ星ランクなら1.5万円、5つ星で2万円オーバーといったところ。冬場の場合、北欧の夜は短く必然的にホテル滞在の時間も長くなる。少しくらい高くても立地といごこち重視で選びたい。
ホステル、ゲストハウスならだいぶ手ごろになるが、それでも個室が5~6千円台、ドミトリーでも3千円を下回るものはほとんどない。

個人宅の部屋貸しサービスAirbnbならホテルの半額以下で個室が探せるが、レビューや立地をよく見てからにしよう。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
フィンランドの大手通信事業者はSonera、Cubio、Elisa、GoMobileなど。
プリペイドはSaunalahti(Elisa回線)、Sonera、DNA、TeleFinland(Sonera回線)の3ブランドがメジャー。

Saunalahtiの場合、プリペイドMAXプラン(Saunalahti Prepaid, maks)の場合は0.99ユーロ/24時間。つまり1週間利用なら0.99×7日=6.93ユーロとなる(筈です…)。3G回線のデータ無制限プラン(Rajoitukseton 3G)が24.90ユーロ。LTEの場合(Rajoitukseton 4G)は29.9ユーロ。他にも回線速度で様々なプランがある。

Soneraの場合、「Easy Prepaid」という音声重視プランが9.9ユーロ、うち7ユーロ分がチャージされている。12ヶ月間有効だがネットは従量制(1.91ユーロ/24時間)。
ネットをガンガン使うのであれば「Prepaid nettikayttoon」(英訳では「Prepaid Internet use」)というデータ無制限プランがある。LTE回線にも対応し、24.9ユーロで一ヶ月有効。

DNAの場合、「DNA Smart Prepaid」が7.9ユーロ。いくつかのプラン(サブスクリプションレベル)があり、通常のPerustaso(Basic Level)の場合は0.69ユーロ/24時間、月間3ギガ。つまり1週間利用なら0.69×7日=4.83ユーロとなる(筈です…)。LTE回線も使える。ネットをガンガン使うのであればHuipputasoプランを選べば無制限となる(0.99ユーロ/24時間)。
「DNA Dataprepaid Tablet 4G」というプランもあり、10ギガで24.9ユーロ。

TeleFinlandの場合、5ユーロで1ギガ、10ユーロで5ギガなど。

(WiFi)
マックなどのファーストフードチェーンはもちろん、個店のカフェやレストランでもWiFiが提供されている。公的機関や公共交通機関でもWiFiマークが掲げてあり、接続に困ることはない