3a. tabinote旅行記 12泊14日イタリア周遊旅行記(南イタリア編)


3a. tabinote旅行記 12泊14日イタリア周遊旅行記(南イタリア編)

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yukoyamashita

やましたゆうこ

ごくふつーの社会人。旅行の非日常感が好き。
美味しい食事とお酒、それと猫とカワウソが好きです。

前号から引き続き、tabinote読者のやましたゆうこさんによるイタリア周遊旅行記を掲載します。
内容は2015年6月の体験にもとづいています。


カトリックの総本山「ヴァチカン市国」

ヴァチカン市国入りしてすぐに、ヴァチカン美術館へ参りました。
イタリア来訪の度に訪れてはいるものの、毎回新鮮な気持ちで観光してしまうほど、広くて見どころが多いのがこの美術館です。

定番の、システィーナ礼拝堂で「最後の審判」、サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロ作の「ピエタ」や、
ラスボス感たっぷりのベルニーニ作「聖ペトロの司教座」を見ることができました。
09_02_ヴァチカンのラスボス

そして、私が訪れた時は、なんと!直前までローマ法教皇が挨拶していたようでした(*o*)
09_03_ヴァチカン_さっきまで教皇がいた場所

また、一通り観光後、これからプーチン大統領が訪れる、ということだったようで、セキュリティが大慌てで周辺警備を強化していました。
要人の来訪は、セキュリティのためスケジュールが公表されていないのですが、
たまたま自分の観光する日に、要人の来訪スケジュールとぶつかると、行動が制限されたりするので、
もし事前にわかることができるのであれば、避けたいところですね(>_<) プーチン大統領の来訪準備のため、周辺地域はとても忙しそうではありましたが、 私はとてもタイミングが良かったようで、問題なく観光できました。運が良かったです♪

見どころ満載すぎる「ローマ」

ローマは、観光どころがとても多く、本当に文字通り、”見どころ満載”でした!
凱旋門、コロッセオ、真実の口、パンテオン、トレヴィの泉(2015年6月はまだ修復工事中で、水を抜かれた状態でした)、
ローマの休日でおなじみのスペイン広場、…等々を見て回りました。

普段は観光客で混雑しているスペイン広場も、早朝に立ち寄ると誰もおらず、写真撮影に最適でした!
10_04_誰もいないスペイン広場

一通りの有名どころの観光を済ませた後は、恒例の美味しい食べ物とお酒に舌鼓です♪
ローマは観光名所のため、観光向けのレストランが多く、
ランチに立ち寄ったお店でも、日本語メニューが置いてあったり、と、かなり観光客への対応が行き届いているようでした。

観光対策がしっかりしている反面、安くて、かつ、地元っ子が太鼓判を押すほどの美味しいお店は、どうやら少ないようです。
確かに10年前の貧乏旅行でも、安く済ませようとしたのもあって、あまり美味しいごはんにありついた覚えがありません…。

幸い私はトリノ在住のイタリア人の友人に、ローマの食事処を探している、と相談したところ、
ローマ名物アマトリチャーナが絶品の、「Osteria de Memmo」というお店を教えていただき、予約までしてもらっちゃいました(o^^o)

このお店は、地味な通りからさらに外れた小道に入ったところに位置するため、観光客ではあまり見つけられなさそうでした。
お客さんも、地元のファミリーといった感じの層で一杯で、雰囲気がとても素敵で綺麗なお店でした!
店員さんもとってもサービス良くて、注文後、日本でいう”お通し”として小さ目の「アランチーニ」をいただいちゃいました♪
「アランチーニ」とは、日本でいうところのライスコロッケのようなものです。
ここでいただいた「アランチーニ」は、サクサクの衣の中に、チーズリゾットのようなものが入っていました。
すごく美味しくて、すぐにワインを注文してしまうほどでした(笑)

前菜は、「Prosciutto e melone」。生ハムメロンですね♪
10_05_生ハムメロン
生ハムが多くてメロンが見えません~(笑)
赤身の生ハムを使っているので、肉感しっかりで食べごたえがあるのですが、
メロンのジューシー&ほどよい甘さと酸味が、生ハムととても合って、すぐに食べ終わってしまうほど美味しかったです♪

お次は名物「Spaghetti all’Amatriciana DOC」。イタリア人に絶品とお勧めされていたアマトリチャーナです。
10_06_アマトリチャーナ
イタリアでは、日本のように、1皿注文して2人で分け合うという文化がない(高級店だとマナー違反とされることもあるようです…)ので、
注文時に「半分ずつにわけてください」とお願いするのが良いようです。
ちなみに私は、観光用に勉強したイタリア語で「dividiamo da noi(ディヴィディアーモ ダ ノイ)」と伝えてみました!
頑張って勉強したので、ウェイターのお兄さんにもちゃんと伝わった上に、「良いイタリア語だね!」という反応をしてもらえて、とても嬉しかったです(笑)
ちなみにお味は…とっっっっっても美味しかったです!
トマトが濃厚なうえに、グアンチャーレ(豚ホホ肉の塩漬け)とペコリーノチーズで旨味がたっぷり!
1人1皿でも問題なく食べられてしまいそうな程でした♪

そしてメイン料理は「Saltimbocca alla romana」。ローマ風サルティンボッカです。
10_07_サルティンボッカ

「ローマ風サルティンボッカ」とは、子牛の薄切り肉に、プロシュートとセージを巻いて、マサラ酒・白ワイン・バターで仕上げたお料理です。
このお店の「ローマ風サルティンボッカ」は巻くのではなく、重ねて仕上げていましたが、
そのおかげでプロシュートが少しカリカリ目になって、食感が良かったです♪
口に入れた瞬間は、マサラ酒やバターの味わいが広がるのですが、
噛むとセージの香りがフワッっと鼻に抜け、そしてプロシュートでカリッっとした食感ですが、
中の子牛がとっても柔らかくて、ジューシーな肉汁がじゅわっ!と出てきて本当に美味しかったです!!!
少な目でおなかの満たされ具合的にはちょうどよかったのですが、もっと食べたかったくらいでした。
当然、ワインもすすみました(笑)

食後、会計をお願いすると、「サービスだよ」とデザートにイチゴをいただいてしまいました!
本当にサービスが良くて、このお店好きになっちゃいました~(人´∀`*)
これからローマへ訪れる方は、是非!「Osteria de Memmo」へ♪お勧めです!

ピッツァが最高!!!「ナポリ」

ツアー最終日のローマ終日自由行動では、ナポリへピッツァを食べに行きました!
ピザではなく、ピッツァ、です(笑)

ローマのピッツァは、サクサクのクリスピー生地なのに対し、
11_01_ローマのピッツァ

ナポリのピッツァは、モチモチの生地!
ソースのついていない生地だけのところも、信じられないくらい美味しくて最高でした!
ナポリで食べに行ったピッツァのお店は、次の2店舗です。

L’Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ ピッツェリア ダ・ミケーレ)
実は、「ダ・ミケーレ」は日本にも出店しています。(日本のホームページはこちら; http://damichele.jp/ )
恵比寿に店舗があるのですが、私はこの旅行前からここのピッツァが大好きで足しげく通っていたので、
ついにナポリ本店まで訪れてしまいました…!
注文したのは、定番中の定番。マルゲリータです♪
11_02_ダミケーレ

モッツァレラがとろけてバジルと生地の焼けたにおいに、食べる前から美味しい!と言ってしまうほどで(笑)
うっかり撮影を忘れて食べてしまうところでした!あぶないあぶない…。

Pizzeria Di Matteo(ピッツェリア ディ・マッテオ)
こちらは日本には出店していないのですが、ナポリで超有名なピッツァ屋さんです。
注文したのは、水牛のモッツァレラをたっぷり使ったマルゲリータ(Bufalina D.O.C)です。
11_03_ディマッテオ

自分で今この写真を見て、おなかがすいてきてしまいました(笑)
ここのマルゲリータ、最高でした。本当に。

なんと、イタリアでのピッツェリア(ピザ屋さん)は、日本でいう吉野家的な存在の、ファストフードのお店です。
そのため、こんなに美味しいのに、お値段もとーっても安いのです。
例えば「ディ・マッテオ」。
ちょっと格上のマルゲリータ1つが、4.5ユーロ。500mlの冷えたペットボトルのお水が1つで1ユーロ。
合計たったの5.5ユーロです!!!
1ユーロ140円で換算しても、合計770円…。2人で1,000円もかかりません(*o*)安すぎますね!

知られざる「ランペドゥーザ島」

ツアーを離脱し、ヨーロッパに住む方々のバケーションエリアのうちのひとつ、「ランペドゥーザ島」にやってきました。
11_04_ランペドゥーザのベイエリア

チュニジア寄りの島なので、どことなく、アフリカの雰囲気が混ざる街並みです。

とても小さな島なので、レンタルバイクで小一時間程で1周回れました。
西側~北側が崖のようになっており景観良く、東側~南側はビーチエリアがいくつかあります。

イタリア本島でも、ちょくちょく英語が通じないシーンはありましたが、
このランペドゥーザ島では、空港とホテルの人くらいしか英語が通じず、
観光用のにわかイタリア語知識では、かなり苦労しました(笑)

どれくらい通じないかというと…
海の家の人と会話しているときに、英語で「また明日来るね」と伝えたのですが、「tomorrow」(明日)が通じないのです(笑)
にわかイタリア語の知識的には、「明日」の意味の「domani(ドマーニ)」くらいは知っていたので、
「Domani!」と言い換えた瞬間、海の家の人が笑いながら「Si!Si!」(わかったわかった!)と言って通じたので良かったです(o^^o)

ところが、良い人もいれば、悪い人もいます。
イタリア語ができないせいで、レンタルボートではぼったくりに近い値段で交渉されたりしました…つдT)悲しいです。
ただ単に、ビーチでゆっくりするだけだったら、英語だけでもなんとかなりそうですが、
ボート等いろいろなアクティビティを楽しみたい方は、少しだけイタリア語を勉強したほうがよさそうですね!

この島はとても海の透明度が高く、タイミング良ければ、船が浮いているように見える写真が撮れるようですが、
私が行った日は波が高く、その写真は撮れませんでした…。

ですが、そんな透明度が高くないという時でも、「ラビットビーチ」に行ってみるとこの写真の透明度なのです!
12_02_ラビットビーチ

遠浅というわけでもないのに、ずいぶん離れたところまで足元が見えるほど、透明度が高く、とても綺麗でした。
ハワイやグアムも良いですが、こういったヨーロッパのリゾート地を訪れるのもいいですね!

スケジュール詰めて沢山観光しないと旅行を満喫した気持ちにならない~!という、貧乏旅行癖がある私が、
ビーチでゆっくり過ごす旅行スタイルを、このランペドゥーザ島で初めて体験し、すっかりハマりました。
直前までの忙しいスケジュールでの旅行も、このゆっくりした時間でとても癒されてから、日本へ帰国することができました♪
ゆっくりする旅行も、良いものですね~(o^^o)♪

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最後に。
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今回で、4回にわたる12泊14日イタリア周遊旅行記は終わりです。
駆け足でまとめた旅行記ではありますが、誰かの旅行にお役にたてたら光栄です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!