tabinoteメールマガジン 2015/09/08号 Vol.054

Contents

1. 旅行業界最新ニュース
2b. 連載:「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和
3a. tabinote旅行記
3b. 世界一周ノート
4. 世界あの街この街
5. 旅の本屋 のまど イベント情報
6. 編集後記


1. 旅行業界最新ニュース

スクート、全路線を新鋭機材B787で運行する世界最初の航空会社に

シンガポール拠点のLCCスクート(Scoot)は、9/3から全定期路線を新鋭機787(ドリームライナー)で運行することになった。
現在スクートの日本発着路線は「成田-台北/シンガポール」「関空-高雄/ドンムアン(バンコク)/シンガポール」の中距離線であり、搭乗時間も比較的長め。WiFi、座席電源、動画配信などのアミューズメント機能や快適環境機能(揺れ吸収・軽減、気圧負荷低減、快適湿度・・・)によって、より満足度の高いフライト体験を実現したいきたいとしている。また、燃費がよいことからコスト削減効果も大きく、さらなる低価格販売にむすびつけていきたいとのこと。

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トランスアエロ航空、買収される

成田にも定期路線のあるロシアの航空会社トランスアエロ航空が、同じくロシアのアエロフロートに買収されることが発表された。すでに政府も承認済み。買収額はなんと1ルーブル(約2円)。ルーブル安や乗客減からくる収益減により多額の負債が重荷になった模様。負債はすべてアエロフロートが負担する。

成田空港のトイレが日本トイレ大賞を受賞

成田空港は、第二ターミナルとサテライトを結ぶ連絡通路内に設置したギャラリー型トイレ「GALLERY TOTO」が、内閣官房の「日本トイレ大賞」で国土交通大臣賞を受賞したと発表した。TOTOとのコラボレーションで日本のトイレ文化や技術力を世界に発信、乗り継ぎや出発時など、利用客が日本のトイレの良さを体感できるという。

http://www.toto.co.jp/gallerytoto/

福岡空港が混雑空港指定へ

国土交通省は2016年3月末より福岡空港を、1日または一定時間当たりの離着陸回数を制限する必要がある空港である混雑空港に指定することを発表した。成田、羽田、伊丹、関西に続く5空港目の指定となる。混雑空港に指定されると発着枠を航空会社間で調整することで発着回数を制限し、運航の安全確保と円滑な空港運営を目指すことになる。

ピーチ、那覇〜ソウル便を就航

ピーチ・アビエーション9月4日、那覇〜ソウル(仁川)便の運行を開始した。那覇空港はピーチの第二のハブ空港となっており、これで国際3路線、国内2路線となる。

MM905 13:05 那覇 〜 15:15 ソウル
MM906 15:55 ソウル 〜 18:05 那覇

定時運行率トップのエアラインは?

国土交通省航空局は日本国内線を運航する11社を対象にした「航空輸送サービスに係る情報公開」の最新版を公開。定時運航率は95.57%のJALがトップ、次いで95.42%のスターフライヤーとなった。ワーストは80.13%のピーチ・アビエーション。以下、ジェットスター・ジャパン(82.64%)、バニラエア(86.22%)となった。また、遅延率でもトップがJAL、ワーストがピーチ・アビエーション。欠航率ではトップがスカイマーク、ワーストが春秋航空日本となった

http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku04_hh_000115.html

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2b.「旅のしりとりエッセイ」 吉田友和

Profile
プロフィール

吉田友和(よしだともかず)

1976年千葉県生まれ。出版社勤務を経て、2002年、初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行を敢行。旅の過程を一冊にまとめた『世界一周デート』で、2005年に旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱。国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。その他、『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)、『LCCで行く! アジア新自由旅行』(幻冬舎)、『めざせプチ秘境!』(角川書店)、『3日もあれば海外旅行』(光文社)など著書多数。
旅行作家★吉田友和 Official Web

しりとりで旅する 第50回 吉田友和

と 豆乳

 またしても台湾へ行ってきた。この一年でかれこれ五度目の訪問になる。すっかりマイブーム到来という感じなのだが、繰り返し訪れていると、なんとなくお決まりのコースができてくる。
 たとえば台湾での朝食は、豆乳と決めている。現地の言葉だと「豆漿」と書いて、「ドウジャン」と発音する。豆乳といってもホットやアイス、甘いのやしょっぱいのなど種類は豊富で、店ごとに味付けが異なるから奥は深い。揚げパンや焼きパンなどと一緒に一杯の豆乳を味わうのは、我が台湾旅行における幸福な時間のひとつだ。
 台北で常宿にしている中山路のホテルでは、無料の朝食も付いてくるのだが、大して美味しくもないので食べることはない。コーヒーを一杯だけ飲んで、散歩がてら外の食堂を目指すのがよくあるパターンだ。
 店はその日の気分で都度選ぶ。今回は阜杭豆漿へ行ってみることにした。日本のガイドブックでも必ず紹介されている有名店だ。いつも行列ができているので覚悟はしていたのだが、今回は列の長さが尋常ではなかった。最後尾はビルの二階にある店から階段を降りて、建物の外をぐるりと囲んだ遥か先である。
 朝っぱらからよくもまあ、と唖然とさせられる。台湾の人たちの美味しいものに対する執着心には本当に舌を巻く。並ぶのは大の苦手だ。列を目にした瞬間、僕はあきらめて踵を返したのだった。
 仕方ないので、近くにある別の店へ向かった。食べられるメニューはほとんど同じなのに、こちらは可哀想になるほど空いていた。とりあえず冷たい豆乳と焼餅を注文。さらには蒸籠からもうもうと上がる湯気につられ、朝から小籠包も追加した。確かに阜杭豆漿と比べると味のレベルには妥協が感じられる。でもまあ、お腹がいっぱいになったことだし、ひとまずホッと一息、ついたまでは良かった。
 お会計を済ませ、店を出て、最寄り駅からMRTに乗り込んだときのことだ。ふっとある疑問が脳裏をよぎったのだ。
「あれ、ずいぶん安かったような……」
 食堂のおばちゃんに言われた金額は、確か三十五元だった。台湾ではどこかの国のようにボッタクリに遭うことはまずないから、とくに疑いは抱かない。僕は言われるがまま三十五元を支払ったのだが、冷静に考えたら三十五元は安すぎるような気がしてきた。
 カメラの液晶モニターで写真を確認してみる。たまたま店内の写真を撮っていたのだ。壁に書かれたメニューに金額の数字が書かれていた。それによると豆乳が二十元、焼餅が十五元、小籠包が七十元だと分かった。本当なら計百五元になるはずで、なるほど小籠包のぶんがまるまる抜けていたようだ。恐らく後から追加注文したせいで、おばちゃんが計上し忘れたのだろう。ボッタクリどころか、逆に食い逃げした形ではないか。
 七十元は三百円弱である。大した金額ではないとはいえ、さすがに罪悪感に駆られた。お金を払いに引き返そうかとも思ったが、この日はこれから新幹線に乗って別の街へ移動しなければならなかった。モヤモヤした気持ちのまま、僕は台北を後にしたのだった。
 そんなエピソードが、まさかその日一日の行動への伏線になるとは思わなかった。良からぬことをすると、その報いが必ず返ってくる。因果応報とはこのことだ。
 台中で新幹線を降りた後、在来線に乗り換え、清水という駅で下車した。そこから路線バスに乗り込み、さらに移動する。台北からの日帰り旅行としては結構な大移動なのだが、どうしても見てみたい場所があった。高美湿地である。「台湾のウユニ塩湖」などと噂される、昨今注目を集める絶景スポットだ。
 ところが目的地に近づくにつれ、空はどんよりとした厚い雲に覆われ始めた。バスを降りた瞬間には雨がぱらつき出し、いよいよ湿地に辿り着くと、そのタイミングを狙い澄ましたかのようにザーザー降りに変わった。自然の景勝地で雨に降られたら、仕方ないとはいえやはり色々と台無しである。徒労感に包まれながら、来た道を引き返したのだった。
 話はこれで終わらない。帰りの道中がもっと悲惨だったのだ。清水駅を通る路線はローカル線で、一時間に一本ぐらいしか電車がない。あらかじめ時刻表をチェックして、少し早めに駅へ戻ったら、なんと電車の到着が大幅に遅れるという。夕暮れどきの駅舎で雨宿りをしながら電車を待っていると、蚊に刺されまくるというオチも付いた。
 予定より一時間も遅れてやってきた在来線で台中市内へ戻り、新幹線に乗り換えようとしたら、恐ろしく混雑していて、グリーン車しか席が残っていなかった。台湾の新幹線は日本と比べると運賃は割安なものの、グリーン車なんて無駄な出費だ。この日はそのまま夜の便で、日本へ帰国しなければならなかった。強行軍のため、ほかに選択肢がなく、あきらめて乗るしかないのだった。
 桃園駅で新幹線を降り、桃園空港でチェックインをした。本当は帰る前に台北市内でディナーを楽しむつもりだったが、電車が遅れたせいでそれもあきらめざるを得なくなった。かくなるうえは、空港内にある度小月で担仔麺でも食べようかとレストラン街へ立ち寄ると、ラストオーダーを締め切ったばかりだと言われ、ガックリ項垂れた。
 なんだか、すべてが空回り。朝ご飯を食べた豆乳屋さんで、(結果的に、だけど)食い逃げした罰が当たったのかもしれないなあ、などと自戒の念に駆られながら、よろよろと帰国便に搭乗したのだった。

【新刊情報】
筆者の新刊『週末5万円からの東南アジア』(大和書房)が8月23日に発売になりました。タイやベトナム、シンガポールといった週末海外の定番から、フィリピンの棚田やマンダレーといったこだわりの旅先まで、短期&低予算で東南アジアを楽しみ尽くす最新旅行記です。

※豆乳→次回は「う」がつく旅の話です!

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3a. tabinote旅行記 12泊14日イタリア周遊旅行記(北イタリア編第2部)

Profile
yukoyamashita

やましたゆうこ

ごくふつーの社会人。旅行の非日常感が好き。
美味しい食事とお酒、それと猫とカワウソが好きです。

前号から引き続き、tabinote読者のやましたゆうこさんによるイタリア周遊旅行記を掲載します。
内容は2015年6月の体験にもとづいています。


水の都、改め、迷路の街「ヴェネツィア」

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ヴェネツィアには、旧市街地である本島エリア内をS字を描くように湾曲しながら流れる大きな運河「カナル・グランデ」があります。
さらに、その間に沢山の小さな運河が流れているので、移動手段は主に船。さすが、「水の都」と言われていますね!
もちろん、陸路もあるのですが、狭い土地にぎっしりと建物が建っているため、
似たような通りが続いたり、小さな橋をいくつも渡ったりするうちに、自分のいる場所がわからなくなったりします…(*o*)

あまりにもわかりにくいため、どうやら、ヴェネツィアの地元っ子すらも、道を覚えていない方も多いそうです…(^^;
10年前にヴェネツィアに来たときは、今のように携帯で現在地を表示させながらの地図をみることができなかったので、
地元のイタリア人に道を尋ねたのですが、教えてもらった通りに歩いても、ホテルにたどり着けず、
とあるマンションの前に居たカップルに道を尋ねれば、同時に男女が背を向けあってホテルの方向を指し示す始末…(笑)
その時に知ったのですが、イタリア人は、こちらの質問の答えを知らなくても、”教えてあげる”という文化があるらしく、
道を知らなくても、「あっちだよ」と教えてくれるのだそう。(もちろんイタリア人全員がそういうわけではないと思いますが…)
誤った情報に翻弄された私たちは、より一層迷子になって歩き回ったのでした(T^T)
いやぁ…イタリア人は、テキト親切ですね~!(涙)
それ以来、イタリア人に何かを尋ねるときは10人くらいに聞いて、過半数を超える回答を信じるようにしています。
皆様も迷子になった際はお気を付けください…。

今回の旅行では、Googleマップを大活用したため、”ほとんど”迷子にならず(結局最新技術を使っても迷子になりました(笑))
大運河「カナル・グランデ」を通り、サンマルコ広場へ向かい、ヴェネツィア観光を楽しみました♪
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街頭もヴェネツィアンガラスでできています。
淡い色合いがとっても可愛らしいですね♪

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鐘楼に上るとこんな景色が見れます!暑い日に観光したので、海風が涼しくてとっても気持ちよかったです♪
逆に、寒い日は…辛そうですが(笑)

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安いツアーだったからか、過密スケジュールの中、サンマルコ寺院内を駆け足で巡って、すっかりヘトヘトな私…。
次の予定まで、というレベルの、ほんの少しの自由時間があったのですが、
ほかのツアー参加者は、ツアーでまわれなかったところへ観光に行く中、私は真直ぐ休憩のためカフェに入りました(笑)
冷たくて美味しいプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)で乾いたのどを潤しながら、キラキラと光る海を眺め、日陰で潮風にあたる。
このひと時のために頑張ったのかな、と思えるくらい、最高に気持ちよかったです!!!

ちなみにここで飲んだプロセッコが美味しすぎて、この後の旅程でエノテカ巡りしてしまいました(笑)
日本では同社からランク違いの別種ならどうやら販売されているようですが、ここで飲んだワインは残念ながら販売されていませんでした。
インターネットと物流の発展で、世界中のものがその場所に行かなくても手に入るようになってきていますが、
まだまだ現地でしか買えないものがあるのだなと思うと、旅行の価値があがったような気がして、ちょっとだけ嬉しくなりました♪

ヴェネツィアでの食事は、魚介のフリッターや、イカ墨のパスタ、舌平目のムニエルなどをいただきました。
イカ墨のパスタというと、日本では、オリーブオイルベースで、ニンニクや塩で味付けしていますが、イタリアではなんとトマトベースのほうがメジャーなのだそう!
トマトベースのイカ墨パスタはとても美味しかったです♪

傾き具合の凄さは、実際にのぼってみないとわからない「ピサの斜塔」

ヴェネツィアからフィレンツェへ移動し、トスカーナ州へ足を踏み入れます。
フィレンツェから車で30分程度の近さの有名どころといえば、「ピサ」です。
定番の「ピサの斜塔」は本当に有名なところなので、写真で見たことある!という方も多いかと思います。
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斜めになっているのを重々承知の上、ピサの斜塔にのぼります。
らせん階段を上っていると、途中、下っているような感覚になるのに階段を上っている…!という不思議な経験ができます。
そして、この塔の、いつか倒れてしまうその時が、私の体重のせいで、今、倒れてしまうのではないか!?という危機感に、ものすごくドキドキしました(笑)

もともとは鐘楼だったピサの斜塔。のぼった最上階には釣鐘があるのですが、その釣鐘をみると、水平ラインからどれくらい傾いているのかがよくわかります。
のぼったことがないという方は、ぜひ一度体験してみてください!本当に、驚くほど傾いています。

メディチ家の街「フィレンツェ」

いたるところにメディチ家の紋章がついている街、「フィレンツェ」へ参りました。
「ドゥオモ」や「ジョットの鐘楼」等の有名どころをまわりつつ、大好きな「ウフィツィ美術館」を観光しました♪
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「ウフィツィ美術館」にある作品は、美術の教科書で見たことのある絵画ばかりでとても楽しいです!
特に、「ヴィーナスの誕生」と「春」の2作品のあるボッティチェッリの作品が飾られているお部屋は、見どころ満載で鼻息荒くなりますっ!

他にも、有名どころといえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」も展示されています。
絵画迄10センチ程度という近さでまじまじと見ると、筆の跡や微妙な色使いに、ため息が出るほど緻密で素晴らしい絵画であることがわかります。
この繊細さは、美術や倫理などの教科書に載っていた写真からでは、わかりません。

しっかり観光したら、食事も楽しみます♪
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ランチには、フィレンツェ名物「Tボーンステーキ」をいただきました!
このときはツアーでのランチだったので、量を日本人向きに調整して出てきましたが、
フィレンツェで本物のTボーンステーキといえば、800g以上のものを指すようです。
…大きすぎます。そんなに沢山の量を食べられないので、
あまりツアーでの食事が好きではない私も、今回ばかりはツアーで良かったかなと思いました(笑)

ディナーは、「Trattoria Armando」でいただきました♪
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いただいたのは、とてもシンプルだけど、イタリアのパスタの王道!という感じで美味しかったトマトのスパゲッティと、
これがモツ…!?と疑うほど、口に入れた瞬間溶けるほど柔らかくて旨味たっぷりの、フィレンツェ名物トリッパ(牛モツのトマト煮込み)。
写真は、そのトリッパで、これがとっても美味しかったです♪
ホルモンが苦手な方も、これなら食べられるかもしれませんね!

おなかを軽く満たした後は、エノテカ「Le volpi e l’uva」で恒例の飲んだくれ、です(笑)
このお店は、フィレンツェの学校に通っていた方に教えていただいたお勧めのエノテカで、
ワインはグラスで頼めるので、トスカーナ産のワインをたくさん飲み比べることができます。

おつまみにいただいていた、チーズやハムの盛り合わせも、
どのチーズとハムにするかをショーケースをみながら選べたり、食べきれない程多く盛り付けてくれて、とっても大満足でした(o^^o)
また、モンテプルチアーノと書いてあるけれども、トスカーナ産じゃないワインをうっかり間違えて頼んでしまったら、
店員さんが優しくトスカーナ産のはこちらだけどいいのかな?と教えてくれたので、
無事、トスカーナ産のモンテプルチアーノのワインをいただけました!
日本人の店員さんもいたので、ちょっと疲れてて英語もイタリア語も話すの面倒だという方でも、気軽に立ち寄るのでお勧めです♪


そして、酔っぱらった帰り道、歩き疲れた私は、日本にいるときのように、入浴剤入りの湯船で疲れを癒したい欲が高まり、
急遽薬局へ入り、英語で「バスミルクをください」と店員に尋ねました。
ですが!!!「バスミルク」…通じません。というか、英語が全く通じません…(汗)
イタリアでは英語は、あまり通じません。
ホテルやバスの運転手等であれば英語が通じますが、地元っ子が行くようなところは、英語が通じないことのほうが多いようです。
今回立ち寄った薬局も、英語が本当に通じなくて、bathもmilkも伝わっていない反応…。
最初は発音が悪いのかと、中学レベルの英語能力の私が、できる限り良い発音になるように頑張ったのですが、
薬局の店員から「Google翻訳」が表示されたPC前に連れて行かれました。ここでもGoogle様の恩恵を受けるとは!(笑)
これなら通じる!と思い、「I want to buy bath milk.」と打つと…
「bath milk」部分が「bagno latte(バーニョ ラッテ)」と表示されているではないですか!
トイレのことを「バーニョ」、「カフェ ラッテ」がエスプレッソにミルクを入れたもの、というレベルの旅行用イタリア語として単語は知っていたはずなのに、
お風呂が「バーニョ」で、ミルクが「ラッテ」と、全く頭の中でつながっていませんでした(>_<) 店員さん2人と私たちが、互いに目を併せて「バーニョ ラッテ!」と叫び、みんなで爆笑。 そうそう、私が欲しいのは「バーニョ ラッテ」なのよ~~~!と、意気投合し、感動して、ハグするくらい、楽しかったです。 イタリアの地元っ子は、英語が話せなくても、一生懸命コミュニケーションとってくれるので、本当に優しくて、大好きです! 戦利品の「バーニョ ラッテ」はコチラ(笑) 08_04
入浴剤でヨーグルトの香り、というチョイスは、日本では見かけないので、とても新鮮でした。

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次回:ついに南イタリアへ!
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次回はついに最終回。
ついに、南イタリアは「ローマ」「ヴァチカン市国」「ナポリ」、さらにはあまり知られていない「ランペドゥーザ島」へ足を踏み入れます!
ローマでは、地元イタリア人に教えてもらった、パンフレットに載っていないイタリア人だらけだった美味しいレストランをご紹介予定です♪
お楽しみに!

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3b. 世界一周ノート 青木大地

仕事をやめ、2013年10月から1年間の予定で世界一周の旅に出ました。

Profile
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青木大地(あおき・だいち)

1986年生まれ。日本大学 芸術学部 卒業。
卒業後、大手レンタルビデオメーカーに勤務。店舗、営業を経て世界旅行のため退社。
念願のフリーライターとしてとりあえず1年は過ごせそうです。
同名義のFacebookもよければ見てください。

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3b. 世界一周ノート 第37回:ニューヨーク-その1

南アフリカで強盗に遭った僕は、旅を辞めてしまおうか真剣に悩んだ。確かに大陸を巡り、もう思う存分世界を旅したと行っても過言ではない、そんな状況にあった。そして僕はそんな自負を言い訳にして、帰国を何度も思い描いた。
そんな時、何度も跳ね返される疑問があった。 もう思う存分世界を旅した。本当に?
結局、僕は日本に居る両親に頼み込んでパスポート再発行のための戸籍謄本を取り寄せ、旅を続けることにした。もう予算的にも破産しか残っていない、無謀な旅になるとわかっていても、何故か続けることに意味があると僕はこの時信じていた。信じるしかなかった。それくらい、人は絶望すると前を向きたがるのかもしれなかった。

翌日、僕はパスポートを再発行して、その日の夜の便でニューヨークに向かうことにした。チケットは両親に代理で手配してもらった。ニューヨークには頼れる人がいた。もしかしたら仕事を紹介してもらえるかもしれない、そんな考えもあった。小さすぎるアメリカンドリームを信じて、僕はヨハネスブルグを後にした。空港から見た夕焼けは、世界一治安の悪い都市をマイペースに照らしていた。
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NYへの便はドバイ経由で、ドバイでは12時間のトランジットがあった。トランジット先のアブダビ国際空港からはドバイの都市まで無料のシャトルバスが出ていて、僕は暇なのでそれを利用して市内観光に出かけることにした。襲われた翌々日に観光を開始する自分を呪った。旅行を続ける以上、僕に残された選択肢は寝るか観光するかくらいのものだった。どんよりとした心境で眺めるドバイは、本当につまらなかった。石油によって発展した、歴史のない砂漠に現れた疑似都市はお金のない僕にとって地獄のようだった。
憧れのブルジュ・ハリファも何となく写真を撮って、後は何もする気が起きなかった。帰りの空港へのバスの待ち時間で出稼ぎに来ているインド人と話したことが、何故か鮮明に思い出せるくらい、これといった収穫のない場所だった。
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空港に戻り、いよいよ僕はNYへの飛行機に乗った。NYではお金を稼ぎ、トラヴィスに借りた500ドルを返すという使命があった。
JFKを出ると、夏の曇り空が広がっていた。NYで待っていたのは、日本から久しぶりに会いにきてくれた恋人だった。彼女は、僕を見てまず泣いた。そしてこの時ほど、生きてて良かったと感じた瞬間はなかった。僕は彼女と地下鉄に乗って、マンハッタンにあるホテルに向かった。と言っても、そこはシェアハウスだか日本人宿だかわからないマンションの一室で、彼女をこの貧乏旅に巻き込んでしまったことが辛かった。それでもマディソンスクエアガーデンの向かいのクドナルドで値段を気にせず注文し、スタバのグランデを注文し、ダンキンドーナツで豪遊すると、一文無しの心地はせず、何もかもが手に入るような錯覚を覚えた。
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僕はここから一週間、汚い格好をしながらNYの街を観光した。レンタカーを借り、ワシントンDCに住んでいるトラヴィスの家に遊びにも行った。泊めてくれ、観光にも連れ出してくれた。お金も返した。フィラデルフィアではロッキーのポーズを、ペンシルベニアではインテリをきどって落水荘を、ナイアガラの滝ではちょっぴりカナダ入国を。ファストフードばかりで彼女にはすまないことをしたけれど、僕は幸せだった。
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さて、彼女がいよいよ帰国して、僕は仕事を探さなければいけなかった。オーストラリア以来の仕事、そしてNYにはワーホリ制度がないため、完全な不法就労先を見つけなければならなかった。便りはNY在住の大学時代の先輩、ただ一人だった。移民の街、NYで僕はどうやって生活していくのだろうか?彼女が去った後はまたいつもの空しさに襲われて、僕はサウスブルックリンにある先輩の家を訪ねた。

次回、NYで働く!を記します。あと、恋人が会いにきてリア充旅と勘違いされると思いますが、一言。何もしてません。思い当たる節もあったりなかったりで、一応、最低限人としてクリーンな自分が証明されるまで、そういうことはなしでした。追記、帰国して諸々クリーンが証明されました。


世界一周ノート
上海→杭州→南寧→ハノイ→ホーチミン→シェムリアプ→チェンマイ→ルアンパバーン→バンコク→パンガン島→ペナン島→マラッカ→スマトラ島→ジャワ島→マニラ→シンガポール→ジョホールバル→シドニー→チェンナイ→ムンバイ→アグラ→デリー→バラナシ→ブッダガヤ→コルカタ→ダージリン→ポカラ→ルンビニ→ガヤ→カトマンズ→ポカラ→イスタンブール→カッパドキア→パムッカレ→ボドラム→ギアテネ→メテオラ→ソフィア→ブタペスト→ザコパネ→クラクフ→サラエヴォ→ザグレブ→ヴェネチア→ローマ→ミラノ→バルセロナ→タンジェ→フェズ→マラケシュ→カサブランカ→カイロ→ギザ→アジスアベベ→ヨハネスブルグ→ケープタウン→ドバイ→ニューヨーク・・・

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4. 世界あの街この街

このコーナーでは旅行先として人気の様々な都市を詳しく紹介していきます。

第50回 リスボン


Sunset Destination Hostel, Lisbon (トリップアドバイザー提供)

ポルトガル共和国・国旗

(画像:Wikipedia)

見どころと特徴

入り江を背景に広がる歴史的建築とモダンな建物がおりなす街並みは美しい。世界遺産級の教会や修道院が建ち並ぶ旧市街を散策してもいいし、ミュージアムに飾られた日本の南蛮屏風から歴史に思いを馳せるのもいい。一日の終わりには地中海に沈む夕日を眺めながらポルトガルワインを。

ポルトガルは輝かしい歴史にいろどられた史跡群や食事の魅力、物価の安さ、なによりも独特のリラックスした雰囲気などが知られるようになり、近年日本からの観光客も急増中。欧州でもミラノやブリュッセルとならぶ屈指の観光都市となっている。
リスボンはポルトガルの首都。どこか懐かしいイメージがあるかもしれないが、300万人もの人口が集中し、中心部の人口密度は東京都やロンドンをもしのぐという大都市である。
Baixa---Chiado--ポルトガル-


リスボンの街歩きは、上り坂できついが入り江沿いからスタートしたい。
地下鉄のテレイロ・ド・パソ駅(Terreiro do Paco)かカイル・ド・ソドレ駅(Cais do Sodre)から北、ロッソ駅(Rosso)方面に向かうとバイシャ(Baixa)通りへ。
通りの周辺はクラシックな街並みとショーウインドウが連なるリスボン一の繁華街。カフェやレストラン、ギフトショップなど地元民や旅人でにぎわう。


Cidade Baixa (トリップアドバイザー提供)

人の多さと坂道、日射しなど歩いているうちに疲労がたまってくることも。
サンタ・ジュスタ(Santa Justa)のリフトという展望エレベーターがあるので、そこから街を一望したらカフェで休もう。

Santa Justa Elevator (トリップアドバイザー提供)

バイシャ通りから北に向かうとリベルダーテ(Liberdade)通りを抜けて巨大なロータリーをもつポンバル侯爵広場へ出る。あたりはホテルやオフィスの集まるビジネス街になっている。ロータリーの更に北はエドゥアルド(Eduardo)VII世公園というよく整備された庭園がある。

バイシャ通りのすぐ西側はバイロ・アルト(Bairro Alto)。
こちらも賑やかなエリアだがどことなく落ち着いた雰囲気で、クラシックな街並みが楽しい。夜はこのエリアの老舗カフェやバーを目当てに人が集まってくる。

Bairro Alto (トリップアドバイザー提供)

史跡も多く残されており、サン・ロケ(Sao Roque)教会は天正遣欧少年使節が滞在した場所。
このエリアで散策した後は、ケーブルカーでサン・ペードロ・デ・アルカンタラ()展望台に上ってみよう。Tripadvisorでも高評価をほこる名所で、クラシックな街並みと海や緑が生み出す絶景をたんのうできる。

Igreja de Sao Roque (トリップアドバイザー提供)


Miradouro Sao Pedro de Alcantara (トリップアドバイザー提供)

一方、バイシャ通りから東に向かうと古びた街並みの続くアルファマ(Alfama)エリアに出る。
細い通りと入り組んだ坂道や石段、赤茶けた屋根の続く通りは絵はがきのよう。勾配がきついのでのんびりめぐりたい。丘の上にそびえ立つ、絵本から飛び出てきたようなサン・ジョルジェ城(Castle of S. Jorge)はリスボン名所の1つ。
城から東に向かうと火曜日と土曜日には有名な泥棒市が催される。アンティークや雑貨などがそろう蚤の市で、見て歩くだけでも楽しい。

Alfama (トリップアドバイザー提供)


Castelo de Sao Jorge (トリップアドバイザー提供)

アルファマから坂を下りて入り江沿いへ。
城壁のような概観とバラ窓が有名なカテドラル、6月には祝祭が開かれる聖アントニオ教会、通称「くちばしの家」と呼ばれる尖った石の邸宅など名物建築が続く。

Se de Lisboa (トリップアドバイザー提供)

入り江沿いを西へ歩くとリベイラ(Ribeira)市場がある。古くからの生鮮市場を改装した施設で、ローカルフードがそろう。鮮魚売場や巨大なフードコートにテンションが上がる。

Mercado da Ribeira (トリップアドバイザー提供)

更に西、国立古美術館(MNAA)はポルトガルで最も格の高いミュージアム。かつての海洋大国時代を彷彿とさせるような数々の美術品が収蔵されている。ボッシュやデューラーなどの著名作品に並んで目玉となっているのが日本美術で、壮麗な狩野派の南蛮屏風や蒔絵の漆器などが所蔵されている。

Museu Nacional de Arte Antiga (トリップアドバイザー提供)

再び東側、中心部に向かって戻ると夕陽の時間。
街を見渡せるバーにでも入って赤く染まる空を見ながらのんびり過ごしたい。

Lisbon Tram and Funicular Network (トリップアドバイザー提供)


中心部からテージョ川沿い、西に6kmほど離れた場所にあるのは世界遺産ともなっている歴史地区ベレン(Belem)。
ポルトガルの大航海時代の史跡が数多く残るスポットで、リスボン観光のハイライトともいえる。
建造に1世紀以上を要したというジェロニモス(Jeronimos)修道院や大西洋をにらみつけるベレンの塔など見どころは多い。カフェやレストランも多いので、まったりと時間をとって歩きたい。

Mosteiro dos Jeronimos (トリップアドバイザー提供)


La torre di Belem, Lisbon (トリップアドバイザー提供)




da Prata 52 (トリップアドバイザー提供)

ポルトガル料理は山海の恵みを生かした素朴な味わいで、西洋料理の伝統を受け継ぎつつハーブを多用するところにユニークさがある。
よく使われる食材としては、オリーブオイル、トマト、パプリカ、タマネギ、ニンニク、ジャガイモ、山羊のチーズなど。サフランやコリアンダー、イタリアンパセリなどもひんぱんに食卓にのぼる。また米の多食も特徴的で、リゾットや炊き込みごはんなど日本人にもなじみやすい。
名物料理は、干し鱈を使った炒め物やコロッケ、シーフードのリゾット、ブイヤベースのようなスープや煮物、ウサギや子羊のロースト、各種のシチューなど。どれも深く優しい味わい。

ポルトガルはワインの名産地。重厚な赤ワインが多めの印象があるが、実際にはシーフードにあうフレッシュなものや発泡性までバラエティに富んでいる。夕陽を見ながらキンキンに冷えた白ワインでシーフードにかぶりつけば最高の気分。有名なマデイラワインもぜひ本場で味わってみたい。

ポルトガルのスイーツはマカオでもおなじみのエッグタルト。他にも各種のタルト類やプリンなど濃厚なカスタードを使ったものが多い。


Wine Bar do Castelo (トリップアドバイザー提供)


Casa Pasteis de Belem (トリップアドバイザー提供)


日本からの行き方

(空路)
15年9月現在ポルトガル行きの直行便はない。
中東系のエミレーツ、エディハドといったあたりが最安で、時期によっては8万円台となる。一方で所要時間は30時間に達することも。
所要時間短めのルートとしては、エールフランスのパリ乗り継ぎ、トルコ航空のイスタンブール乗り継ぎ、ANAのフランクフルト便など。その場合でも10万円台でおさまることが多い。

マイレージや値崩れしやすいロンドン/パリなどへの格安チケットでいったんヨーロッパにさえ入ってしまえば、イージージェットやブエリングといったLCCで安く行ける。
周辺国もめぐるならスペインやイタリアなどを発着地にするオープンジョーの活用もおすすめ。

(パッケージツアー)
中東系エアラインやトルコ航空を使った比較的安めのツアーが多い。5日間で9万円程度。2人旅なら航空券代とさほど変わらないこともあり、検討価値は高い。

(陸路)
高速バスや鉄道で近隣国から向かうことができる。
鉄道の場合はスペインから。イルン駅もしくはマドリッドから夜行列車でむかう。
バスはやはり隣国スペインとの路線が多いが、フランスやドイツとの直通ラインもある。

(空港)
リスボンの空港はポルテラ空港(LIS:Aeroporto da Portela)。ポルトガリア航空のハブ空港となっている。
市街海岸沿いから10km程度とアクセスもよく、設備も充実していることから評価は高い。

ポルトガル航空やエールフランス、ブエリングの乗り入れるターミナル1と主にイージージェットが利用するターミナル2に分かれる。

空港からはメトロ、空港バス、タクシーなどの手段がある。空港が近いのでどの手段でも費用は高くない(メトロならわずか1.4ユーロ)。所要も20分程度。




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地理と気候

欧州の西端に位置するポルトガルの中でも更に最西端、大西洋に面している。
街は大西洋から入り江となるテージョ(Tejo)川の河口付近を起点に北へと拡がっている。
地中海性気候で、年間を通じて温暖。冬には雨が多く、夏は日射しが強い。

ベストシーズンは5月~9月。空は晴れわたり絶好の観光日和がつづく。
毎年6月13日は聖アントニオ祭が催され、街は屋台やパレードで活気づく。
7~8月はハイシーズンでホテルが高めとなるので、オフシーズン(11~3月頃)をねらう手も。

日本との時差は9時間。日本の正午が午前3時。
サマータイム(3月最終日曜~10月最終日曜)期間は時差8時間。


(画像:Google)


言語と通貨

ポルトガル語が基本。周辺国に比べて移民の存在感は高くない。
通貨はユーロ。1ドル=136円程度(15年9月時点)。

西ヨーロッパの中では最も物価水準が低い国の1つで、ランチが5~6ユーロ、ディナーでも10ユーロ、スーパーで水やビールが1ユーロ未満、ワインが2ユーロとどれもうれしくなるような安さ。ホテル代はピンキリだが3つ星ホテルで50ユーロ~、タクシー初乗りが3ユーロと、アジアの大都市に滞在するよりも安く済むかもしれない。

クレジットカードの通用度はそれなりに高く、多額の現金を持ち歩かないという意味からも積極的な利用を推奨。ユーロの両替は日本で行うのが鉄則。
6~23%の付加価値税がかかるが、免税店であれば1日1店あたり61.35ユーロ以上の買い物で旅行者への払戻制度がある(14%まで)。

チップの習慣があるものの、小銭程度で十分。タクシーは1割程度かおつりの切り上げ、ホテルのベルボーイやベッドメイクには1ユーロ程度、レストランは代金の5%~1割程度。サービス料が含まれていれば不要。


(画像:Wikipedia)


ビザと治安

欧州の中でも比較的安全な方とされるが、観光国であり旅行者をねらった置き引き、スリなどの犯罪は多い。
路面電車でのスリ、アルファマやべレン地区などの観光地では単独またはグループ犯でのスリ被害が報告されている。また、エドゥアルドVII世公園、カイス・ド・ソドレ駅周辺は娼婦や麻薬の売人、チンピラが集まるエリアであり、夜間の一人歩きは勧められない。

ポルトガルは、許可制ではあるものの一般人の銃器所持が認められている国でもある。不用意に相手を挑発することは厳禁。

観光目的の場合、90日以内の滞在はビザ免除。


市内交通

市街は広いが、様々な公共交通機関が発達しており旅行者も安心して利用できる。

Lisbon Tram and Funicular Network (トリップアドバイザー提供)

(メトロ・バス・トラム)
メトロ(地下鉄)はリスボン市交通局、バスとトラム、ケーブルカーは公営のCarris(Companhia Carris de Ferro de Lisboa)による運営。

メトロは初乗り1.4ユーロ(Carris運営のバス、トラムも乗車可能)。バスの場合乗車して購入すると1.8ユーロ。双方に乗れる1日パスが6ユーロ。

プリペイド式のカードが便利。メトロの発行する「viva viagem」とCarris発行の「7 Colinas」はいずれも同じ機能のカード。カード代は0.5ユーロで、メトロ駅の自販機やCarris窓口などで買うことができる。6ユーロチャージすればメトロ・バス・トラム乗り放題の一日乗車券として使える。また、任意の金額をチャージしてプリペイドカードとして使うこともできる。一日乗車券としての使途とプリペイド利用は併用できないので注意(プリペイド残金があるうちに一日乗車券として使うことはできない)。

リスボアカードはメトロやバスに乗り放題で、ミュージアムの入場券も附帯するお得なパス。24時間有効で18.5ユーロとviva viagemよりも高めだが、短期滞在ではこちらがお得かもしれない。

(タクシー)
まれにメーターを使わなかったりわざと遠回りするようなタクシーも報告されているものの、おおむね安心して利用できる。クリーム色と、黒/緑の初音ミク風カラーがある。
流しのタクシーもそれなりに走っているがタクシーパーキングや観光地、ホテル前なら確実。
市内初乗り3.25ユーロ。以降1km毎に0.47ユーロ。深夜は割増しレート。
市内の移動ならだいたい10ユーロ程度でおさまる。
また、配車アプリのUberも利用できる。

(レンタサイクル・バイク)
美しい海岸線を眺めながらのサイクリングは最高。ただし坂がきついので、体力に自信のある人向き。市街には一部自転車専用レーンもある。
個人の自転車貸しサービス、Spinlisterもある。リスボンにはかなり多くの登録者がいる。
坂の多いリスボン、楽して移動したいならレンタルバイクもおすすめ。交通マナーはあまりよくないので乗るなら慎重に。


ホテルとシーズン


Palacete Chafariz D’El Rei (トリップアドバイザー提供)

ホテルの供給は十分で、レートも西欧の都市ではかなり安め。
3つ星ホテルが1万円程度、4つ星レベルでも1.5万円程度で宿泊できる。
ホステルならドミトリーで安いものなら千円台。個室でも2~3千円。
ポルトガルならではの宿としては、個人の邸宅を改装した物件や古城を改装したポサーダと呼ばれる豪華なホテルもある。

7~8月は欧州各地から観光客が訪れるハイシーズンで、レートも高めになる。

個人宅の部屋貸しサービスAirbnbの利用もお勧め。


ネット・通信環境

(携帯・モバイル)
ポルトガルの大手携帯会社は、Vodafone、TMN、NOS(旧Optimus)など。LTEも普及しているが、対応端末は限られる。
プリペイドSIMの購入は簡単で、空港や市中の通信キャリアカウンターで購入できる。

最大手TMNの場合、月間2ギガが12.99ユーロ、6ギガが20.49ユーロ。
Vodafoneの場合、月間1ギガが10.49ユーロ、2ギガが14.99ユーロ、5ギガが20.49ユーロとなっている。
NOSの場合、4週間1ギガで12.5ユーロ、8週間2ギガで25ユーロなど。

(WiFi)
WiFiの普及度合いは他のヨーロッパの都市に比べてやや遅れている。
スターバックスでは無料WiFiが提供されており、WiFiマークの貼ったカフェも増えつつあるものの、ネット接続には少し苦労するかもしれない。SIMフリーのスマホを持っていくかレンタルルーターの利用も検討したい。

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5. 旅の本屋 のまど イベント情報:
 9月10日 (木) 塩谷朋之さん スライド&トークイベント
 9月17日 (木) 吉田友和さん スライド&トークショー
 10月2日 (金) 下川裕治さん スライド&トークショー

Profile
プロフィール

旅の本屋 のまど

東京・西荻窪にある旅の本屋です。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしています。「旅」に関するイベントも定期的に開催中!
所在地:〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-10司ビル1F
営業時間:12:00 ~ 22:00 定休日:水曜日
HP:http://www.nomad-books.co.jp/

新刊「顔ハメ看板ハマり道」発売記念
◆顔ハメ看板ニスト 塩谷朋之さん  スライド&トークイベント◆
「日本全国、顔ハメ看板ハマリ旅」

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新刊『顔ハメ看板ハマり道』(自由国民社)の発売を記念して、顔ハメ看板ニストの塩谷朋之さんをお迎えして、全国各地の顔ハメ看板の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。「顔ハメ看板ニスト」として、日本全国、顔ハメ看板を求め北は北海道から南は沖縄まで、日本全国観光名所の顔ハメ看板を旅し、また各種展示会などで設置される顔ハメ看板を求め各種イベントに出没し、顔ハメ看板の写真を撮り集め続ける塩谷さん。新刊では、そんな塩谷さんが撮りためた2,000枚を超える「顔ハメ看板」の写真を、「ハマりのいい看板」「十板十色」「看板の裏側事情」「顔ハメ紀行」「看板作り手インタビュー」などに章立てて徹底的に紹介しています。ありとあらゆる看板デザインを紹介した本書は、日本の文化史としても役に立つのではないかといえるほど貴重な1冊です。今回のイベントでは、顔ハメ看板を撮影する際のエピソードなど塩谷さんならではの貴重で面白いお話が聞けるはずです。塩谷さんのファンの方はもちろん、全国各地の顔ハメ看板に興味のある方はぜひご参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


塩谷朋之(しおやともゆき)

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顔ハメ看板ニスト。会社員として働く傍ら、顔ハメ看板を求める日々。
2015年8月初の著作となる『顔ハメ看板ハマり道』(自由国民社)発売。

◆塩谷朋之さんフェイスブック
 https://www.facebook.com/tomoyuki.shioya.7


【開催日時】  9月10日(木)   19:30 ~ (開場19:00)  
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:自由国民社


新刊「週末5万円からの東南アジア」発売記念
◆旅行作家 吉田友和さん スライド&トークショー◆
「週末、東南アジアへ旅に出よう」

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新刊『週末5万円からの東南アジア』(大和書房)の発売を記念して、旅行作家の吉田友和さんをお招きしてふらっと行く週末東南アジアの旅の魅力についてスライドを交えながらたっぷりと語っていただきます。週末海外のエキスパートで、「時間はないけれど、旅がしたい」というわがままな要求を満たすライフワークを十年以上も続けている吉田さん。新刊では、フィリピンの辺境まで棚田を見に行ったり、オフシーズンにプーケットでマラソン大会に参加したり、ジャカルタまで現地アイドルの追っかけに行ったりと、バンコク、プーケット、ハノイ、シンガポールのといった旅先の定番やフィリピンのバナウェ、ミャンマーのマンダレー、ジャカルタといったマイナーどころの計8都市の最新体験記が綴られています。今回のイベントでは、週末の限られた時間や予算の中で楽しい週末海外を実践してきた吉田さんならではの貴重なお話が聞けるはずです。
吉田さんのファンの方はもちろん、東南アジア旅行を計画している方や週末海外旅
に興味のある方やはぜひご参加くださいませ!

※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


吉田友和(よしだともかず)

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1976年千葉県生まれ。サラリーマン生活の中での海外旅行体験をつづった『仕事が忙しいあなたのための週末海外!』(情報センター出版局)をはじめ、『週末バンコク』(平凡社)など週末旅行に関する著書多数。世界各地で写真撮影も精力的に行う。
著書に『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』(講談社)、『自分を探さない旅』(平凡社)など。

◆旅行作家★吉田友和 Official Web
http://www.tomotrip.net/


【開催日時】 9月17日(木)  19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど
 協力:大和書房


新刊「週末ソウルでちょっとほっこり」発売記念
◆下川裕治さん  スライド&トークショー◆
「週末ソウルの旅の楽しみ方」

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新刊『週末ソウルでちょっとほっこり』(朝日文庫)の発売を記念して、旅行作家の下川裕治さんをお招きして、ふらっと行く週末ソウルの旅の魅力についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。前作『週末香港・マカオでちょっとエキゾチック』では、重慶大厦(チョンキン・マンション)や大衆食堂といった庶民的な異空間が残り、路上を占拠した学生たちが涙を流した香港と、中国の富を巧みにとり込みカジノ景気に沸くマカオの対照的なふたつの街に注目し、週末の香港&マカオ旅行の楽しみ方を紹介していた下川さん。本作では、ハングルの海を漂って注文のコツを覚え、韓国人の飲みっぷりにつきあって二日酔いになり、未知なるKポップの世界に一歩踏み込んで週末のソウル旅行の楽しみ方をオススメしています。解けない謎が山のようにあるソウルの昔と今、表と裏を温かく取材した下川さん独自のソウルの旅の味わい方が聞けるはずです。下川ファンの方はもちろん、韓国やソウルが大好きな方や週末旅に興味のある方はぜひご参加ください!
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※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。


下川裕治(しもかわゆうじ)

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1954年長野県松本市生まれ。旅行作家。『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、主にアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に、『鈍行列車のアジア旅』『「生き場」を探す日本人』『世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ』『週末アジアでちょっと幸せ』『「行きづらい日本人」を捨てる』 等。

◆下川裕治さんブログ「たそがれ色のオデッセイ」
http://odyssey.namjai.cc/


【開催日時】  10月2日(金)   19:30 ~ (開場19:00)
【参加費】   900円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
 主催:旅の本屋のまど 
 協力:朝日新聞出版

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6. 編集後記

tabinoteワタベです。先日は台北に行っておりました。台風シーズンでしたが現地はあまり支障なく動けてよかったです。
tabinote田口もつい先日バーニングマンからシャバに戻ったようです。

さて、tabinoteメールマガジンも54号目となります。
まずはスクートが全便ボーイング787化というニュース。実は台北行きの往路はスクートでした。まだ8月でしたので777でしたが、席も広いし十分快適でしたね。新鋭機でさらに快適な移動ができるとのことで期待できます。
ピーチの那覇ソウル便も気になります。那覇発の国際線は台湾、韓国、中国、香港があります。東京→沖縄→香港→東南アジアとか東京→沖縄→ソウル→福岡みたいな移動って面白いと思うんですよね。

連載は吉田さん。50回目の連載は奇しくも台湾話です。最近はシンプルに豆漿と油条だけを出してくれるような屋台は減っているようでさみしい気がします。

旅行記は小林さんのイタリア第3話。自然、史跡名所、ミュージアム、グルメとまさに王道ですね。わりとつらい旅の多いtabinoteスタッフには羨ましいかぎり…。

青木さんの世界一周ノート、地獄のヨハネスからいきなりブルックリン編へ。あれあれ?もしかしてとんだリア充だったのでは…。

「世界あの街」も50回目。今回は久々のヨーロッパ編で、とりあげた都市はポルトガルの首都、リスボンです。
「深夜特急」では沢木耕太郎氏が旅の終わりを決めることになる土地です。ユーラシア大陸の西の果て、サグレス岬でビールがのめれば最高ですね。

(画像:Wikipedia)

西荻のまどさんのイベント情報。なんと9月17日は吉田さん、10月2日は下川さんです。tabinote連載陣の連チャンイベント、メルマガ読者なら行くしかないですね。

では、次号もよろしくお願いします。
次回は9月22日(火)の発行予定です。


発行:有限責任事業組合tabinote
http://tabinote.jp

※本メルマガの連載原稿または寄稿、告知などの著作権は著者・情報発信元に帰属します。その他の著作権および全ての編集著作権はtabinoteに帰属します。記事の引用・転載は出典を明記いただくとともに、諸関連法規の定めに従っていただきますようお願いいたします。

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